JP6474266B2 - 吸気量制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に供給される吸気量を制御する吸気量制御装置に関する。
従来、このような吸気量制御装置は、スロットルボディの内部に貫通して設置される吸気通路と、スロットルボディに回転可能に設置されたスロットル軸と、スロットル軸に固定され、吸気通路を開閉するスロットルバルブとを備える。スロットルボディには、スロットルバルブのアイドル開度及びファストアイドル開度を設定するアイドル制御部が設けられる(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の吸気量制御装置におけるアイドル制御部は、スロットルボディに設けられたカムレバーと、これによって回動される中間リンクレバーと、スロットルバルブに連動して回動するアイドル規制腕部及びファストアイドル規制腕部とを備える。カムレバーは、モータにより駆動され、中間リンクレバーをアイドル開度及びファストアイドル開度に対応する回動位置に位置付ける。
中間リンクレバーには、アイドル調整スクリュー及びファストアイドル調整ねじが設けられる。アイドル調整スクリューは、アイドル規制腕部に当接してスロットルバルブをアイドル開度に維持し、かつアイドル開度を調整するために設けられる。ファストアイドル調整ねじは、ファストアイドル規制腕部に当接してスロットルバルブをファストアイドル開度に維持し、かつファストアイドル開度を調整するために設けられる。
内燃機関の常温始動時及び高温始動時には、中間リンクレバーが、アイドル開度に対応する回動位置に位置付けられる。これにより、中間リンクレバーのアイドル調整スクリューがアイドル規制腕部に当接する。したがって、スロットルバルブの開度が、アイドル調整スクリューにより調整されたアイドル開度に維持される。
一方、内燃機関の冷間始動時には、中間リンクレバーが、ファストアイドル開度に対応する回動位置に位置付けられる。これにより、中間リンクレバーのファストアイドル調整ねじが、ファストアイドル規制腕部に当接する。したがって、スロットルバルブの開度が、ファストアイドル調整ねじにより調整されたファストアイドル開度に維持される。
特許第4531008号公報
しかしながら、上記特許文献1の吸気量制御装置は、内燃機関の冷間始動時に、スロットルバルブの開度が、モータによってファストアイドル開度に設定され、その後、モータによってアイドル開度に戻されるように構成されている。このため、構成が複雑で、コストが高い。
本発明の目的は、かかる従来技術の課題に鑑み、簡単な操作で、スロットルバルブのアイドル開度をファストアイドル開度に設定すること及びその設定を解除することができる吸気量制御装置を提供することにある。
第1発明に係る制御装置は、
吸気通路が設けられたスロットルボディと、
前記スロットルボディに回転可能に設けられたスロットル軸と、
前記スロットル軸に固定され、前記吸気通路を開閉するスロットルバルブと、
前記スロットルバルブを前記吸気通路を閉じる方向に付勢するスプリングと、
前記スロットル軸に設けられ、アクセルグリップの一方向への操作により前記スロットルバルブの開方向に回され、該アクセルグリップの他方向への操作により該スロットルバルブの閉方向に回されるスロットルレバーと、
前記スロットルレバーと連動して移動する受け座と、
前記スロットルバルブのアイドル開度をファストアイドル開度に設定し及び該設定を解除するためのアイドル制御部とを備え、
前記アイドル制御部は、前記スロットルボディに固定された固定部と、該固定部に直線状に移動可能に支持された可動部とを有し、該可動部が前記ファストアイドル開度に対応する設定位置に移動したとき、前記受け座に当接した該可動部を所定の保持力で保持するように構成され、
前記所定の保持力は、前記アクセルグリップの他方向への操作によって前記スロットルレバーが閉方向に回されるのに連動して前記受け座が前記可動部を押すことにより、前記可動部の保持が解除可能な力であり、
前記アイドル制御部は、
前記設定位置を規定するとともに該設定位置における前記可動部の保持を行う保持部を備え、
前記固定部は、前記可動部を移動可能に支持する内周面を備え、
前記可動部は、前記内周面に対応する外周面を備え、
前記保持部は、
前記内周面に設けられた内周突起部と、
前記外周面に設けられた外周突起部とを備え、
前記可動部が前記設定位置に移動するとき、前記外周突起部が前記内周突起部を乗り越えて該設定位置において該内周突起部により前記スプリングの付勢力に抗して支持され、該可動部が逆方向に移動するとき、該外周突起部が該内周突起部を逆方向に乗り越えることにより、該設定位置における前記可動部の保持及びその解除を実現するものであり、
前記外周突起部による前記内周突起部の乗り越えが可能となるように、前記固定部は弾性変形し得るように構成され、前記内周突起部又は前記外周突起部は、前記可動部の移動方向に沿って傾斜した傾斜面を有することを特徴とする。
第1発明によれば、スロットルバルブのアイドル開度を暖機運転時の開度であるファストアイドル開度に設定するとき、アイドル制御部の可動部がファストアイドル開度に対応する設定位置まで移動される。このとき、可動部は、スロットルレバーに連動する受け座をスプリングの付勢力に抗して押すとともに、その設定位置に保持される。これにより、スロットルバルブのアイドル開度は、ファストアイドル開度に設定される。
この設定を解除して、スロットルバルブのアイドル開度を通常のアイドル開度に戻す場合には、アクセルグリップを他方向に操作することにより、スロットルレバーがスロットルバルブの閉方向に回されるので、スロットルレバーと連動する受け座が可動部を押す。このとき、可動部は、直線状に移動するものであるから、この可動部を直線的に押す力は、可動部の保持を解除するに十分な力となって可動部の保持を解除する。
可動部の保持が解除されると、スプリングの付勢力により、開方向に回されるスロットルレバーと連動する受け座と共に可動部が移動する。これにより、ファストアイドル開度の設定が解除され、スロットルバルブのアイドル開度は、通常のアイドル開度に復帰する。
このように、可動部は直線的に移動するので、ファストアイドル開度の設定及びその解除を、アイドル制御部及びアクセルグリップの操作により、モータの駆動力に頼ることなく容易に行うことができる。したがって、簡単な操作でファストアイドル開度への設定及びその解除を行うことができる吸気量制御装置を提供することができる。
また、ファストアイドル開度の設定に際し、ファストアイドル開度に対応した設定位置における可動部の保持は、固定部が弾性変形し、保持部の外周突起部が内周突起部を乗り越えて内周突起部により支持されることにより行われる。すなわち、保持部によりファストアイドル開度が維持される。また、ファストアイドル開度の解除は、外周突起部が内周突起部を逆方向に乗り越えて、保持部による可動部の保持が解除されることにより行われる。したがって、ファストアイドル開度の設定及びその解除を、簡単かつスムーズに行うことができる。
また、保持部は、可動部と固定部に内周突起部と外周突起部を設け、固定部を弾性変形
可能に形成するだけで、特別な部品を要することなく構成できるので、アイドル制御部の
コストを削減することができる。
第2発明に係る吸気量制御装置は、
吸気通路が設けられたスロットルボディと、
前記スロットルボディに回転可能に設けられたスロットル軸と、
前記スロットル軸に固定され、前記吸気通路を開閉するスロットルバルブと、
前記スロットルバルブを前記吸気通路を閉じる方向に付勢するスプリングと、
前記スロットル軸に設けられ、アクセルグリップの操作により前記スロットルバルブの開方向に回されるスロットルレバーと、
前記スロットルレバーと連動して回転する受け座と、
前記スロットルバルブのアイドル開度をファストアイドル開度に設定し及び該設定を解除するためのアイドル制御部とを備え、
前記アイドル制御部は、前記スロットルボディに固定された固定部と、該固定部に直線状に移動可能に支持された可動部とを有し、該可動部が前記ファストアイドル開度に対応する設定位置に移動したとき、前記受け座に当接した該可動部を所定の保持力で保持するように構成され、
前記所定の保持力は、前記可動部の操作により前記可動部の保持が解除可能な力であり、
前記アイドル制御部は、
前記設定位置を規定するとともに該設定位置における前記可動部の保持を行う保持部を備え、
前記固定部は、前記可動部を移動可能に支持する内周面を備え、
前記可動部は、前記内周面に対応する外周面を備え、
前記保持部は、
前記内周面に設けられた内周突起部と、
前記外周面に設けられた外周突起部とを備え、
前記可動部が前記設定位置に移動するとき、前記外周突起部が前記内周突起部を乗り越えて該設定位置において該内周突起部により前記スプリングの付勢力に抗して支持され、該可動部が逆方向に移動するとき、該外周突起部が該内周突起部を逆方向に乗り越えることにより、該設定位置における前記可動部の保持及びその解除を実現するものであり、
前記外周突起部による前記内周突起部の乗り越えが可能となるように、前記固定部は弾性変形し得るように構成され、前記内周突起部又は前記外周突起部は、前記可動部の移動方向に沿って傾斜した傾斜面を有することを特徴とする。
第2発明において、ファストアイドル開度への設定は、上記第1発明の場合と同様に、可動部をファイストアイドル開度に対応する設定位置まで移動させることにより、容易に行うことができる。
ファストアイドル開度から通常のアイドル開度に戻す場合には、可動部を逆方向に移動させる。このとき、可動部の移動方向が直線的であるため、可動部を移動させる力は、可動部の保持を解除するに十分な力となり、容易に可動部の保持を解除する。これにより、上記第1発明の場合と同様に、スロットルバルブのアイドル開度は、通常のアイドル開度に復帰する。
このように、可動部が直線的にスライドするので、ファストアイドル開度の設定及びその解除を、可動部を移動させることにより、モータの駆動力に頼ることなく容易に行うことができる。したがって、簡単な操作でファストアイドル開度への設定及びその解除を行うことができる吸気量制御装置を提供することができる。
第3発明に係る吸気量制御装置は、第1又は第2発明において、前記可動部は、前記受け座に当接する側の部材とその反対側の部材とで形成され、両部材の間を連結するねじ機構を備えたことを特徴とする。
これによれば、可動部の移動方向は直線状であり、可動部の受け座に当接する側の部材及びその反対側の部材が相互に別体で形成されるため、可動部の移動方向に沿って、可動部の受け座に当接する側の部材及びその反対側の部材相互間の距離の調整を可能とするねじ機構を簡単に設置して、ファストアイドル開度を調整するために用いることができる。
第4発明に係る吸気制御装置は、第1又は第2発明において、前記可動部は、前記受け座に当接する側の部材と、これとは別体の反対側の部材とにより、両部材間で遊びが生じるように構成され、前記可動部の外周突起部は、該可動部をスライドさせるための操作部の側の部材に設けられることを特徴とする。
これによれば、固定部が弾性変形して保持部により可動部が保持されるとき、アイドル制御部の各部の寸法ばらつきや組立てばらつきが、可動部の受け座に当接する側の部材と、その反対側の部材との間の遊びにより吸収される。したがって、ファストアイドル開度への設定及びその解除を、簡単かつスムーズに行うことができる。
発明に係る吸気制御装置は、第発明において、前記可動部の前記受け座に当接する側の部材とその反対側の部材との間を連結し、両部材間の距離を調整し、前記遊びを構成するねじ機構を備えたことを特徴とする。
これによれば、可動部の受け座に当接する側の部材とその反対側の部材との間の遊びとファストアイドル開度の調整機能との双方をねじ機構により実現することができる。したがって、アイドル制御部を簡単に構成することができる。
発明に係る吸気制御装置は、第3発明において、前記アイドル制御部の固定部は、前記スロットルボディと別体で形成されることを特徴とする。
これによれば、各スロットルボディの機種毎にアイドル制御部の固定部を用意することによって、アイドル制御部を機種毎に都合の良い場所に配置することができる。したがって、アイドル制御部の汎用性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る吸気制御装置を示す断面図である。 図1の吸気制御装置のアイドル制御部を示す断面図である。 図2のアイドル制御部の一部を示す断面図である。 図3のアイドル制御部の一部の別の状態を示す断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。図1に示すように、実施形態の吸気制御装置1は、エンジンに通じる吸気通路2が設けられたスロットルボディ3と、スロットルボディ3に回転可能に設けられたスロットル軸4と、スロットル軸4に固定され、吸気通路2を開閉するスロットルバルブ5とを備える。スロットルバルブ5は、スプリング6により、吸気通路2を閉じる方向である閉方向Cに付勢される。
スロットル軸4には、スロットルレバー7が設けられる。スプリング6は、一端がスロットルレバー7に固定され、他端がスロットルボディ3に固定されており、スロットルレバー7を介して、スロットルバルブ5を閉方向Cに付勢する。
スロットルレバー7は、アクセルグリップ8の一方向への操作により第1ワイヤ9を介してスロットルバルブ5が開く方向である開方向Oに回される。また、スロットルレバー7は、アクセルグリップ8の他方向への操作により第2ワイヤ10を介してスロットルバルブ5の閉方向Cに回される。
スロットルレバー7には、スロットルバルブ5と相互に連動して回転する受け座11が固定される。スロットルボディ3には、受け座11に当接してスロットルバルブ5のアイドル開度をファストアイドル開度に設定し及び該設定を解除するためのアイドル制御部12が設けられる。
アイドル制御部12は、スロットルボディ3に固定された固定部13と、固定部13により、第1位置P1と第2位置P2との間でスライドし得るように支持された可動部14とを備える。第1位置P1は、スロットルバルブ5の通常のアイドル開度に対応する位置であり、第2位置P2は、ファストアイドル開度に対応する設定位置である。アイドル制御部12は、可動部14が第2位置P2にスライドされたとき、可動部14を、所定の保持力Fで保持する。
固定部13は、先端側がスロットルボディ3に固定された部材13aと、部材13aの後端側に先端側が連結された部材13bと、部材13bの後端部を可動部14にかけて覆う部材13cとで構成され、スロットルボディ3と別体のものとして形成される。部材13bは、例えば弾性特性や摺動特性に優れたポリアセタールで構成される。部材13cは、ゴムで構成される。
可動部14は、可動部14をスライドさせるための操作部15と、可動部14が第2位置P2に位置するときに受け座11に当接する当接部16とを備える。可動部14のスライドの方向は、可動部14の操作部15と当接部16を結ぶ方向に沿って直線的である。固定部13の部材13aの先端と、そこから突出した可動部14の当接部16近傍に到る部分との間は、ベローズBにより覆われている。
上述の可動部14を保持する際の保持力Fは、アクセルグリップ8の他方向への操作により可動部14の保持が解除可能な程度の力である。すなわち、アクセルグリップ8が他方向へ操作されたとき、その操作力が、第2ワイヤ10、スロットルバルブ5、受け座11及び当接部16を介して可動部14に伝達される。そして、伝達された力により、保持力Fによる可動部14の保持が解除される。
図2に示すように、アイドル制御部12は、第2位置P2を規定するとともに保持力Fによる可動部14の保持を実現する保持部17を備える。固定部13は、可動部14をスライド可能に支持する内周面18を備える。可動部14は、内周面18に対応する外周面19を備える。
保持部17は、内周面18において周方向に沿って環状に設けられた内周突起部20と、外周面19において周方向に沿って環状に設けられ、内周突起部20と協働する外周突起部21とで構成される。外周突起部21は、可動部14が第2位置P2に向けてスライドされるとき、内周突起部20を乗り越える。そして、外周突起部21は、第2位置P2において、内周突起部20により、受け座11スプリング6の付勢力に抗して支持される。これにより、可動部14の保持力Fによる保持が実現される。
固定部13の後端部は、外周突起部21が内周突起部20を乗り越えるのを容易化するために、弾性変形し得るように構成される。すなわち、固定部13の内周突起部20を含む後端部には、前後方向に延びた4本のスリット13sが、周方向に等間隔で設けられる。
可動部14は、操作部15側の部材22及びこれとは別体の当接部16側の部材23により、両部材22、23の間で遊び(隙間、ガタ)が生じるように構成される。可動部14の外周突起部21は、操作部15側の部材22に設けられる。
部材22、23間の遊びは、部材22、23間を連結し、部材22、23間の距離の調整を可能とするねじ機構24により調整することができる。ねじ機構24は、操作部15側の部材22に設けられた雄ねじ25と、当接部16側の部材23に設けられた雌ねじ26とで構成される。
固定部13と可動部14の当接部16側の部材23との間には、固定部13に対して部材23を操作部15側に付勢するコイルばね27が設けられる。アイドル制御部12には、コイルばね27の付勢力に抗して可動部14を支持することにより、基準位置としての第1位置P1を規定する基準保持部28と、基準位置からの可動部14の第2位置P2までのスライド量Sを規定するスライド量規定部29とが設けられる。
基準保持部28は、固定部13の部材13bの内周面18に設けられた段差面30と、可動部14の保持部17側の部材22の外周面19に設けられた段差面31により構成される。スライド量規定部29は、固定部13の部材13aの内周面18に設けられた段差面32と、可動部14の当接部16側の部材23の外周面19に設けられた段差面33により構成される。
スロットルバルブ5のアイドル開度が通常のアイドル開度である場合には、基準保持部28の段差面30と31は、コイルばね27の付勢力により当接した状態にあり、これにより、可動部14は、第1位置P1に位置する。すなわち、固定部13に対する可動部14の基準位置が規定される。
スロットルバルブ5のアイドル開度がファストアイドル開度に設定される場合には、スライド量規定部29の段差面33が段差面32に当接するまで、コイルばね27の付勢力に抗して可動部14がスライドされ、第2位置P2に位置付けられる。すなわち、スライド量規定部29により、固定部13に対する可動部14のスライド量Sが規定される。
図3に示すように、可動部14の操作部15側の部材22の外周突起部21は、当接部16側に向かって径が減少する円錐台の側面で構成される環状の第1傾斜面34と、操作部15側に向かって径が減少する円錐台の側面で構成される環状の第2傾斜面35とを有する。可動部14のスライド方向Dに対して第1傾斜面34の成す鋭角α1は、スライド方向Dに対して第2傾斜面35が成す鋭角α2よりも小さい。なお、図3及び図4では、固定部13については、部材13bのみが示され、部材13cは図示されていない。
固定部13の部材13bの内周突起部20は、先端側(当接部16側)に向かって径が増大する円錐台の内面で構成される環状の第3傾斜面36と、後端側(操作部15側)に向かって径が増大する円錐台の内面で構成される環状の第4傾斜面37とを有する。ただし、内周突起部20は、スリット13sにより4つの部分に分離されている。
可動部14のスライド方向Dに対して第3傾斜面36の成す鋭角β1は、スライド方向Dに対して第4傾斜面37が成す鋭角β2よりも大きい。第3傾斜面36は、第2傾斜面35とほぼ同じ傾斜角度を有する(β1≒α2)。
この構成において、スロットルバルブ5の開度は、アクセルグリップ8を一方向又は他方向へ操作することにより制御される。スロットルレバー7は、スプリング6により、アクセルグリップ8の閉方向Cに付勢されているので、アクセルグリップ8が一方向に操作された場合には、この付勢力に抗して、第1ワイヤ9を介して開方向Oに回転される。これにより、スロットルバルブ5は、アクセルグリップ8の操作量に対応した開度で開かれる。
アクセルグリップ8が他方向へ操作された場合には、スプリング6の付勢力及び第2ワイヤ10によりスロットルレバー7が閉方向Cに回転され、スロットルバルブ5は、操作量に対応した量だけ閉じられる。その際、スロットルバルブ5の開度がアイドル開度に達した場合には、スロットルバルブ5のそれ以上の閉塞は阻止される。
このとき、アイドル制御部12の可動部14が、第1位置P1に位置しているとすれば、可動部14の当接部16は、スロットルレバー7の受け座11に当接しない。そして、スロットルレバー7は、図示していない部材により、スプリング6の付勢力に抗して、スロットルバルブ5の通常のアイドル開度に対応する回転位置に固定される。これにより、スロットルバルブ5の開度が通常の(暖気運転以外の場合の)アイドル開度に維持される。
図1では、このときの状態が示されている。このとき、図3に示すように、固定部13の内周突起部20は、可動部14の外周突起部21の第1傾斜面34側に位置している。この状態において、エンジンの暖気運転を行うためにスロットルバルブ5のアイドル開度をファストアイドル開度に設定する場合には、操作部15が押され、可動部14が第2位置P2までスライドされる。
この間に、可動部14の当接部16は、受け座11に当接し、さらにスプリング6の付勢力に抗して受け座11を押し、第2位置P2に対応する位置までスロットルレバー7を回転させる。これにより、スロットルバルブ5がファストアイドル開度まで開かれる。
この間、固定部13の内周突起部20が、可動部14の外周突起部21の第1傾斜面34上をスライドしてゆくにつれて、固定部13の部材13bの後端部が弾性変形し、外周突起部21が内周突起部20を乗り越えるのを許容する。外周突起部21が内周突起部20を乗り越えると、図4に示すように、内周突起部20の第3傾斜面36が外周突起部21の第2傾斜面35に当接する。また、これとともに、スライド量規定部29の段差面32と33とが当接する。
これにより、スロットルバルブ5の開度がファストアイドル開度に固定され、ファストアイドル開度の設定が達成される。このときの当接部16及び受け座11の状態が、図1及び図2において2点鎖線で示されている。
暖気運転が完了し、スロットルバルブ5のアイドル開度を通常のアイドル開度に戻す場合には、アクセルグリップ8が他方向に操作される。このとき、スプリング6の付勢力に第2ワイヤ10からの回転力が加わった力により、受け座11が当接部16を押すので、外周突起部21が内周突起部20を逆方向に乗り越える。
これにより、保持部17による可動部14の保持が解除され、可動部14が第1位置P1に向かってスライドするとともに、スロットルレバー7がスロットルバルブ5の閉方向Cに回転される。そして、通常のアイドル開度に対応する位置まで回転したとき、スロットルレバー7はそれ以上の回転が阻止される。
このとき、可動部14は、コイルばね27により、さらに第1位置P1までスライドされる。これにより、ファストアイドル開度の設定解除が達成され、スロットルバルブ5のアイドル開度が通常のアイドル開度に復帰する。
以上のように、本実施形態によれば、可動部14のスライドの方向は、可動部14の操作部15と当接部16を結ぶ方向に沿って直線的である。したがって、可動部14の操作部15を操作者が押すことにより、可動部14を容易に保持部17により保持させてファストアイドル開度への設定を容易に行うことができる。
また、アクセルグリップ8の他方向への操作により、この保持を解除するに十分な力が生じるので、その操作により、容易に可動部14の保持を解除して、通常のアイドル開度に戻すことができる。また、このように、操作部15とアクセルグリップ8の操作だけで、モータを使用することなく、ファストアイドル開度への設定とその解除を行うことができるので、アイドル制御部12のコストを削減することができる。
また、可動部14のスライドの方向は、可動部14の操作部15と当接部16を結ぶ方向に沿って直線的であるため、スライド方向に沿って、操作部15及び当接部16相互間の距離の調整を可能とするねじ機構24を簡単に設置し、ファストアイドル開度を調整するために用いることができる。
また、保持部17による可動部14の保持及びその解除は、固定部13が弾性的に変位し、外周突起部21が内周突起部20を乗り越えることにより行われるので、ファストアイドル開度の設定及びその解除を、簡単かつスムーズに行うことができる。
また、保持部17は、可動部14と固定部13に内周突起部20と外周突起部21を設け、固定部13を弾性変形可能に形成するだけで、特別な部品を要することなく構成することができる。したがって、アイドル制御部12のコストを削減することができる。
また、可動部14は、その操作部15側の部材22と当接部16側の部材23との間で遊びが生じるように構成されるので、この遊びにより、アイドル制御部12の各部寸法のばらつき、組立てばらつきが吸収される。したがって、ファストアイドル開度への設定及びその解除を、簡単かつスムーズに行うことができる。
また、ねじ機構24に遊びが存在するので(雄ねじ25と雌ねじ26の間の遊び)、各部材22、23間の遊びとファストアイドル開度の調整機能との双方をねじ機構24により実現することができる。
また、アイドル制御部12の固定部13は、スロットルボディ3と別体で形成されるので、スロットルボディ3の機種毎に固定部13を用意することによって、アイドル制御部12を機種毎に都合の良い場所に配置することができる。したがって、アイドル制御部12の汎用性を向上させることができる。
また、基準保持部28及びスライド量規定部29を設けたので、可動部14をコイルばね27の付勢力に抗して基準保持部28で支持することにより、通常のアイドル開度を簡易な構造により維持するとともに、ファストアイドル開度の設定に要する可動部14のスライド量Sを容易に規定することができる。
また、可動部14の外周突起部21の第1傾斜面34は、第2傾斜面35よりも小さい鋭角を有し、固定部13の内周突起部20の第3傾斜面36は、第4傾斜面37よりも大きい鋭角を有する。したがって、第2傾斜面35と第3傾斜面36とが当接することにより達成されるファストアイドル開度を確実に保持するとともに、ファストアイドル開度に設定する際、操作部15をスムーズに押して固定部13の変形を緩やかに促し、固定部13の寿命を延ばすことができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は実施形態に限定されない。例えば、スロットルバルブ5を閉方向に回転させるための第2ワイヤ10は無くてもよい。この場合、操作部15を引くことにより、スロットルバルブのアイドル開度を、ファストアイドル開度から通常のアイドル開度に容易に戻すことができる。
また、スロットルバルブ5のアイドル開度が通常のアイドル開度に設定されている場合においても、可動部14の当接部16が受け座11に当接するようにしてもよい。この場合、通常のアイドル開度も、当接部16と受け座11との当接により決定されるので、ねじ機構24により調整することができる。
1…吸気制御装置、2…吸気通路、3…スロットルボディ、4…スロットル軸、5…スロットルバルブ、6…スプリング、7…スロットルレバー、8…アクセルグリップ、9…第1ワイヤ、10…第2ワイヤ、11…受け座、12…アイドル制御部、13…固定部、14…可動部、15…操作部、16…当接部、17…保持部、18…内周面、19…外周面、20…内周突起部、21…外周突起部、22…操作部側の部材、23…当接部側の部材、24…ねじ機構。

Claims (6)

  1. 吸気通路が設けられたスロットルボディと、
    前記スロットルボディに回転可能に設けられたスロットル軸と、
    前記スロットル軸に固定され、前記吸気通路を開閉するスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブを前記吸気通路を閉じる方向に付勢するスプリングと、
    前記スロットル軸に設けられ、アクセルグリップの一方向への操作により前記スロットルバルブの開方向に回され、該アクセルグリップの他方向への操作により該スロットルバルブの閉方向に回されるスロットルレバーと、
    前記スロットルレバーと連動して移動する受け座と、
    前記スロットルバルブのアイドル開度をファストアイドル開度に設定し及び該設定を解除するためのアイドル制御部とを備え、
    前記アイドル制御部は、前記スロットルボディに固定された固定部と、該固定部に直線状に移動可能に支持された可動部とを有し、該可動部が前記ファストアイドル開度に対応する設定位置に移動したとき、前記受け座に当接した該可動部を所定の保持力で保持するように構成され、
    前記所定の保持力は、前記アクセルグリップの他方向への操作によって前記スロットルレバーが閉方向に回されるのに連動して前記受け座が前記可動部を押すことにより、前記可動部の保持が解除可能な力であり、
    前記アイドル制御部は、
    前記設定位置を規定するとともに該設定位置における前記可動部の保持を行う保持部を備え、
    前記固定部は、前記可動部を移動可能に支持する内周面を備え、
    前記可動部は、前記内周面に対応する外周面を備え、
    前記保持部は、
    前記内周面に設けられた内周突起部と、
    前記外周面に設けられた外周突起部とを備え、
    前記可動部が前記設定位置に移動するとき、前記外周突起部が前記内周突起部を乗り越えて該設定位置において該内周突起部により前記スプリングの付勢力に抗して支持され、該可動部が逆方向に移動するとき、該外周突起部が該内周突起部を逆方向に乗り越えることにより、該設定位置における前記可動部の保持及びその解除を実現するものであり、
    前記外周突起部による前記内周突起部の乗り越えが可能となるように、前記固定部は弾性変形し得るように構成され、前記内周突起部又は前記外周突起部は、前記可動部の移動方向に沿って傾斜した傾斜面を有することを特徴とする吸気制御装置。
  2. 吸気通路が設けられたスロットルボディと、
    前記スロットルボディに回転可能に設けられたスロットル軸と、
    前記スロットル軸に固定され、前記吸気通路を開閉するスロットルバルブと、
    前記スロットルバルブを前記吸気通路を閉じる方向に付勢するスプリングと、
    前記スロットル軸に設けられ、アクセルグリップの操作により前記スロットルバルブの開方向に回されるスロットルレバーと、
    前記スロットルレバーと連動して回転する受け座と、
    前記スロットルバルブのアイドル開度をファストアイドル開度に設定し及び該設定を解除するためのアイドル制御部とを備え、
    前記アイドル制御部は、前記スロットルボディに固定された固定部と、該固定部に直線状に移動可能に支持された可動部とを有し、該可動部が前記ファストアイドル開度に対応する設定位置に移動したとき、前記受け座に当接した該可動部を所定の保持力で保持するように構成され、
    前記所定の保持力は、前記可動部の操作により前記可動部の保持が解除可能な力であり、
    前記アイドル制御部は、
    前記設定位置を規定するとともに該設定位置における前記可動部の保持を行う保持部を備え、
    前記固定部は、前記可動部を移動可能に支持する内周面を備え、
    前記可動部は、前記内周面に対応する外周面を備え、
    前記保持部は、
    前記内周面に設けられた内周突起部と、
    前記外周面に設けられた外周突起部とを備え、
    前記可動部が前記設定位置に移動するとき、前記外周突起部が前記内周突起部を乗り越えて該設定位置において該内周突起部により前記スプリングの付勢力に抗して支持され、該可動部が逆方向に移動するとき、該外周突起部が該内周突起部を逆方向に乗り越えることにより、該設定位置における前記可動部の保持及びその解除を実現するものであり、
    前記外周突起部による前記内周突起部の乗り越えが可能となるように、前記固定部は弾性変形し得るように構成され、前記内周突起部又は前記外周突起部は、前記可動部の移動方向に沿って傾斜した傾斜面を有することを特徴とする吸気制御装置。
  3. 前記可動部は、前記受け座に当接する側の部材とその反対側の部材とで形成され、両部材の間を連結するねじ機構を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の吸気制御装置。
  4. 前記可動部は、前記可動部の前記受け座に当接する側の部材と、これとは別体の反対側の部材とにより、両部材間で遊びが生じるように構成され、
    前記可動部の外周突起部は、該可動部をスライドさせるための操作部の側の部材に設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の吸気制御装置。
  5. 前記可動部の前記受け座に当接する側の部材とその反対側の部材との間を連結し、両部材間の距離を調整し、前記遊びを構成するねじ機構を備えることを特徴とする請求項に記載の吸気制御装置。
  6. 前記アイドル制御部の固定部は、前記スロットルボディと別体で形成されることを特徴とする請求項3に記載の吸気制御装置。
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