JP7327689B2 - 車両のキャニスタ配置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のキャニスタ配置構造に関する。
内燃機関を駆動源とする車両には、燃料タンク内の燃料から蒸発する燃料蒸発ガスを吸着することで大気中への燃料蒸発ガスの放出を防止するキャニスタが設けられている。
また、法規により大気中への燃料蒸発ガスの放出が厳しく規制されている国向けの車両では、大容量のキャニスタを設けることが必要となる。
通常、キャニスタは車室前方の車両前部空間(エンジンルーム)に配置される場合が多いが、大容量のキャニスタは限られたスペースのエンジンルームに配置することが難しい。
そこで、比較的スペースを確保し易いリアフロアパンの下方にキャニスタを配置することが提案されている(特許文献1参照)。
日本国特開平8-58404号公報
しかしながら、リアフロアパンの下方にキャニスタを配置した場合、車両の後面衝突時に衝突荷重の入力により、キャニスタの周囲に配置された車両構成部材が変位してキャニスタと干渉してキャニスタを損傷させるおそれがあり、キャニスタの保護を図るために何らかの対策が求められている。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、車両の後面衝突時にリアフロアパンの下方に配置されたキャニスタの保護を図る上で有利な車両のキャニスタ配置構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、一対のサイドメンバを連結するリアクロスメンバと、前記一対のサイドメンバおよび前記リアクロスメンバで支持されたフロアパンと、燃料タンク内の燃料蒸発ガスを吸着するキャニスタと、前記フロアパンに取り付けられ、前記キャニスタを保持するキャニスタブラケットと、を備える車両のキャニスタ配置構造であって、前記キャニスタは、前記リアクロスメンバの直下に配置されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態によれば、キャニスタブラケットは、一対のサイドメンバおよびリアクロスメンバで支持されたフロアパンに取り付けられたキャニスタブラケットに保持されてリアクロスメンバの直下に配置されている。
したがって、キャニスタブラケットは、一対のリアサイドメンバのみならずリアクロスメンバで支持されたリアフロアパンの箇所の近傍に取り付けられ、言い換えると、強度、剛性の高いリアフロアパンの箇所に取り付けられているので、車両の後面衝突時に車両後方から衝突荷重が入力した場合、メインキャニスタの車両後方に配置された車両構成部材の車両前方への変位が抑制されるため、メインキャニスタの保護を図る上で有利となる。
実施形態の車両のキャニスタ配置構造が適用された車両の後部の平面図である。 実施形態の車両のキャニスタ配置構造が適用された車両の後部の下面図であり、メインキャニスタ、燃料タンク、サスペンションクロスメンバ、モータの位置関係を示す。 実施形態の車両のキャニスタ配置構造が適用された車両の後部の下面図であり、サスペンションクロスメンバを省略し、メインキャニスタ、サブキャニスタ、燃料タンクの位置関係を示す。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線断面図である。 メインキャニスタおよびメインキャニスタブラケットの分解斜視図である。 メインキャニスタの取り付け状態をリアフロアパンの上方から見た平面図である。 サブキャニスタの取り付け状態を下方から見た斜視図である。 サブキャニスタおよびサブキャニスタブラケットの分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
以下の図面において符号UPは車両上方を示し、符号FRは車両前方を示し、符号INは車幅方向内側を示し、符号OUTは車幅方向外側を示す。
なお、本実施形態では、本発明がエンジン(内燃機関)とモータとの双方を駆動源とするハイブリッド車あるいはプラグインハイブリッド車に適用された場合について説明するが、本発明は、エンジンのみを駆動源とする車両等にも無論適用可能である。
まず、車両の後部の構造について説明する。
図1、図2に示すように、車両10は、車体12、不図示のエンジン、不図示の前輪、後輪14、燃料タンク16、モータ18、インバータ20、トランスアクスル22、メインキャニスタ24、サブキャニスタ26を含む。
燃料タンク16、モータ18、インバータ20、トランスアクスル22、メインキャニスタ24、サブキャニスタ26は、車両10の後部に配置されている。
車体12の後部は、一対のリアサイドメンバ28と、複数のリアクロスメンバと、リアサスペンションクロスメンバ34と、リアフロアパン36とを含む。
一対のリアサイドメンバ28は、車両10の車幅方向に間隔をおいて車両前後方向に延在している。
図4に示すように、リアサイドメンバ28は、断面ハット形状を呈し、下方を向いたリアサイドメンバ下面部2802と、リアサイドメンバ下面部2802の車幅方向内側の端部から起立するリアサイドメンバ内面部2804と、リアサイドメンバ下面部2802の車幅方向外側の端部から起立するリアサイドメンバ外面部2806と、リアサイドメンバ内面部2804およびリアサイドメンバ外面部2806の上端から互いに離れる方向に突出する一対のリアサイドメンバフランジ部2808と、を備えている。
リアサイドメンバ28は、一対のリアサイドメンバフランジ部2808がリアフロアパン36の下面3602に重ね合わされて溶接により接合されている。
リアサイドメンバ28は、リアフロアパン36に接合されることで閉断面構造を呈しており、強度、剛性の高い部材となっている。
複数のリアクロスメンバは、車幅方向に延在し一対のリアサイドメンバ28を連結するものであり、図1、図3には、第1リアクロスメンバ30と、第1リアクロスメンバ30の車両後方で第1リアクロスメンバ30の最も近くに配置された第2リアクロスメンバ32との2つのリアクロスメンバが描かれている。
また、図4、図5に示すように、第1リアクロスメンバ30は、上下方向で対向しつつ車幅方向に延在する第1リアクロスメンバアッパ38および第1リアクロスメンバロア40を含む。
図5に示すように、第1リアクロスメンバアッパ38は、断面ハット形状を呈し、上方を向いた第1リアクロスメンバアッパ上面部3802と、第1リアクロスメンバアッパ上面部3802の車両前後方向の端部から下方に突出する第1リアクロスメンバアッパ前面部3804および第1リアクロスメンバアッパ後面部3806と、第1リアクロスメンバアッパ前面部3804および第1リアクロスメンバアッパ後面部3806の下端から互いに離れる方向に突出する一対の第1リアクロスメンバアッパフランジ部3808とを備えている。
一対の第1リアクロスメンバアッパフランジ部3808は、リアフロアパン36の上面3604に溶接により接合されている。
図4、図5に示すように、第1リアクロスメンバロア40は車幅方向に延在し、車幅方向の両端は一対のリアサイドメンバ28に連結されている。
図5に示すように、第1リアクロスメンバロア40は、断面ハット形状を呈し、下方を向いた第1リアクロスメンバロア下面部4002と、第1リアクロスメンバロア下面部4002の車両前後方向の端部から上方に突出する第1リアクロスメンバロア前面部4004および第1リアクロスメンバロア後面部4006と、第1リアクロスメンバロア前面部4004および第1リアクロスメンバロア後面部4006の下端から互いに離れる方向に突出する一対の第1リアクロスメンバロアフランジ部4008と、を備えている。
一対の第1リアクロスメンバロアフランジ部4008は、リアフロアパン36の下面3602に溶接により接合されている。
第2リアクロスメンバ32は、不図示ではあるが断面ハット形状を呈し、一対のフランジ部がリアフロアパン36の下面3602に溶接されて車幅方向に延在し、その車幅方向の両端は一対のリアサイドメンバ28に連結されている。
第1、第2リアクロスメンバ30、32は、ともにリアフロアパン36に接合されることで閉断面構造を呈しており、強度、剛性の高い部材となっている。
図1、図2に示すように、リアサスペンションクロスメンバ34は、後輪14のサスペンション装置(不図示)および後述するモータ18、インバータ20、トランスアクスル22が組み付けられる箇所であり、強度、剛性の高い部材である。リアサスペンションクロスメンバ34は、車幅方向に延在して一対のリアサイドメンバ28に連結されている。
図2に示すように、リアサスペンションクロスメンバ34は、前メンバ3402、後メンバ3404、一対の連結メンバ3406からなる矩形枠状の本体部34Aと、本体部34Aの車両前部で車幅方向の両側から車幅方向外側に突設された一対の前脚部34Bと、本体部34Aの車両後部で車幅方向の両側から車幅方向外側に突設された一対の後脚部34Cと、を含む。
本体部34Aの内側は開口部34Dとなっている。
前メンバ3402および後メンバ3404は、車幅方向に延在し、一対の連結メンバ3406は、車両前後方向に延在している。
一対の前脚部34Bと一対の後脚部34Cとはそれぞれリアサイドメンバ28に連結されている。
図1、図4、図5に示すように、リアフロアパン36は、車両後部の下部に配置され、鋼板で構成される。リアフロアパン36は、一対のリアサイドメンバ28および第1、第2リアクロスメンバ30、32で支持されている。
エンジンは、車室前方の車両前部空間に配置され、燃料を燃焼させることにより発生した動力により前輪を回転させる。
図1、図2に示すように、燃料タンク16は、燃料を貯留してエンジンに供給するものである。燃料タンク16は、車幅方向に細長状を呈し、第1リアクロスメンバ30およびリアサスペンションクロスメンバ34の前方で、また、後述するメインキャニスタ24の前方の車幅方向の中央で、リアフロアパン36の下方に配置されている。
図3に示すように、燃料タンク16は、燃料タンク16を車両前後方向で跨いだ固定ベルト42によりリアフロアパン36の下面3602との間で挟持されて配置され、本実施形態では、固定ベルト42は車幅方向に間隔をおいて2つ設けられている。
固定ベルト42は、燃料タンク16の下部(下面)に当接される中間部4202と、燃料タンク16よりも車両前方に位置するリアフロアパン36の箇所にねじを介して取り付けられるベルト前取り付け部4204と、燃料タンク16よりも車両後方に位置するリアフロアパン36の箇所にねじを介して取り付けられるベルト後取り付け部4206とを備えている。
図1に示すように、モータ18は、不図示の走行用バッテリから供給される電力によって駆動され、後輪14を回転させるものである。
インバータ20は、走行用バッテリから供給される直流電力を交流電力に変換してモータ18に供給するものである。
トランスアクスル22は、モータ18からの動力を後輪14に伝達するものであり、例えば、変速機構を内部に持たない固定ギア比方式の減速装置を備えている。
図1に示すように、本実施形態では、モータ18とインバータ20とトランスアクスル22とが一体的に取り付けられることで1つのユニットを構成している。このユニットはリアサスペンションクロスメンバ34の開口部34Dの内側に配置され、弾性部材からなる3つのモータマウント44、ブラケット46を介してリアサスペンションクロスメンバ34の上面に支持されている。
また、このユニットは、後述するメインキャニスタ24の車両後方に配置されている。
インバータ20、モータ18、トランスアクスル22は何れも強度、剛性の高いケースに収容されており、したがって、このユニットも強度、剛性が高い箇所となっている。
図1に示すように、メインキャニスタ24およびサブキャニスタ26は、燃料タンク16内の燃料から蒸発する燃料蒸発ガスを燃料吸着材により吸着することで大気中への燃料蒸発ガスの放出を防止するものである。
メインキャニスタ24は、燃料タンク16に設けられたバルブ1602とベーパー管48を介して導入された燃料蒸発ガスを吸着する。
また、サブキャニスタ26は、メインキャニスタ24と連通管50を介して接続され、メインキャニスタ24で吸着しきれなかった燃料蒸発ガスを吸着し、サブキャニスタ26は、大気開放管52を介して大気側に開放されている。
サブキャニスタ26に吸着された燃料蒸発ガスは、大気開放管52から導入された外気と共に連通管50、メインキャニスタ24、パージ管54を介してエンジンに供給され燃焼される。
また、メインキャニスタ24に吸着された燃料蒸発ガスは大気開放管52から導入された外気と共にパージ管54を介してエンジンに供給され燃焼される。
なお、図1において、符号55は、大気開放管52に設けられサブキャニスタ26からの燃料蒸発ガスのリークを自動的に検出するエバポリークチェックモジュール(ELCM)を示す。
次にメインキャニスタ24の取り付けについて詳細に説明する。
図3、図5、図6、図7に示すように、メインキャニスタ24はほぼ矩形板状を呈し、平面視した場合、長辺を車両10の前後方向に向けたほぼ長方形で、第1リアクロスメンバ30(第1リアクロスメンバロア40)の下方で車両前後方向に延在している。
図6に示すように、メインキャニスタ24は、上面2402、下面2404と、車両前方に向いた前面2406と、車両後方に向いた後面2408と、車幅方向に向いた一対の側面2410とを備えている。
上面2402の車両前後方向の中央部には、上面2402の車幅方向の全長に延在する凹部2412が形成され、上面2402の車両前後方向の端部には車幅方向に延在する一対の取り付け面2414が形成されている。
また、メインキャニスタ24の一対の側面2410のうち一方の側面2410には、車両前後方向に間隔をおいて第1、第2メインキャニスタ取り付け片24A、24Bが突設され、他方の側面2410には、第3メインキャニスタ取り付け片24Cが突設され、各メインキャニスタ取り付け片24A、24B、24Cには、上下方向に貫通するねじ挿通孔24Dが設けられている。
図1、図3、図5、図7に示すように、メインキャニスタ24は、メインキャニスタブラケット56に保持されて車幅方向のほぼ中央で第1リアクロスメンバ30の下方に配置されている。
図6、図7に示すように、メインキャニスタブラケット56は、メインブラケット本体58と、メイン前取り付け部60と、メイン後取り付け部62と、を備えている。
図6、図7に示すように、メインブラケット本体58は、平面視矩形枠状を呈し、前片5802、後片5804、起立片5806、第1側片5808、第2側片5810を備えている。
前片5802と後片5804は、車両10の前後方向に間隔をおいて配置され、それぞれ車幅方向に延在し、一対の取り付け面2414に載置される。
起立片5806は、各前片5802および各後片5804の車幅方向両端の端部から下方に起立されメインキャニスタ24の一対の側面2410に当接される。
第1側片5808は、各前片5802および各後片5804の車幅方向の一方の端部の起立片5806を接続し車両前後方向に延在して第1、第2メインキャニスタ取り付け片24A、24Bに載置される。
第2側片5810は、各前片5802および各後片5804の車幅方向の他方の端部の起立片5806を接続し車両前後方向に延在して第3メインキャニスタ取り付け片24Cに載置される。
第1側片5808には、第1、第2メインキャニスタ取り付け片24A、24Bのねじ挿通孔24Dに合致するねじ挿通孔5808Aが設けられる。ねじ挿通孔24D、5808Aに挿通されたボルトとこのボルトに螺合するナットとにより、第1側片5808と第1、第2メインキャニスタ取り付け片24A、24Bとが挟持され、固定されている。
第2側片5810には、第3メインキャニスタ取り付け片24Cのねじ挿通孔24Dに合致するねじ挿通孔5810Aが設けられる。ねじ挿通孔24D、5810Aに挿通されたボルトとこのボルトに螺合するナットとにより、第2側片5810と第3メインキャニスタ取り付け片24Cとが挟持され、固定されている。
このようにして、メインキャニスタ24はメインキャニスタブラケット56に保持されている。
図3及び図7に示すように、メイン前取り付け部60は、第1リアクロスメンバ30の車両前方に位置するリアフロアパン36の箇所に取り付けられる箇所である。メイン後取り付け部62は第1リアクロスメンバ30の車両後方に位置するリアフロアパン36の箇所に取り付けられる箇所である。リアフロアパン36の第1リアクロスメンバ30(第1リアクロスメンバロア40)よりも車両前方の箇所と後方の箇所には、メイン前取り付け部60とメイン後取り付け部62に結合されるスタッドボルト(不図示)が突設されている。
図6、図7に示すように、メイン前取り付け部60は、第1側片5808の車両前部の箇所から車幅方向に突設された前取り付け片6002を含む。前取り付け片6002にはねじ挿通孔6002Aが形成されている。
ねじ挿通孔6002Aに、第1リアクロスメンバ30の車両前方のスタッドボルトが挿通され、スタッドボルトに螺合するナットにより前取り付け片6002がリアフロアパン36の下面3602に取り付けられている。
メイン後取り付け部62は、後片5804の車幅方向の端部から前取り付け片6002とは逆向きで車幅方向に突設された後取り付け片6202を含む。後取り付け片6202にはねじ挿通孔6202Aが形成されている。
ねじ挿通孔6202Aに、第1リアクロスメンバ30の車両後方のスタッドボルトが挿通され、スタッドボルトに螺合するナットにより後取り付け片6202がリアフロアパン36の下面3602に取り付けられている。
すなわち、図3、図7に示すように、メインキャニスタブラケット56は、第1リアクロスメンバ30の直下に配置されており、且つ、車両前後方向において第1リアクロスメンバ30を跨いだリアフロアパン36の箇所に取り付けられている。
したがって、メインキャニスタ24が、第1リアクロスメンバ30(第1リアクロスメンバロア40)の下方で、メインキャニスタブラケット56に保持された状態でリアフロアパン36に取り付けられる。
また、図4、図5に示すように、メインキャニスタ24がリアフロアパン36に取り付けられた状態で、メインキャニスタ24は、上下方向において第1リアクロスメンバ30とリアサスペンションクロスメンバ34との間に配置されている。
図5に示すように、メインキャニスタ24がリアフロアパン36に取り付けられた状態で、メインキャニスタ24の上面2402の凹部2412内に第1リアクロスメンバ30(第1リアクロスメンバロア40)の第1リアクロスメンバロア下面部4002が位置しており、凹部2412の上面と第1リアクロスメンバロア下面部4002との間には間隔が確保されている。
図1に示すように、メインキャニスタ24がリアフロアパン36に取り付けられた状態で、メインキャニスタ24の車両前方に燃料タンク16が配置され、メインキャニスタ24の車両後方にモータ18が配置されている。
図4に示すように、メインキャニスタ24がリアフロアパン36に取り付けられた状態で、車両前後方向から見てメインキャニスタ24の輪郭の少なくとも一部がモータ18の輪郭と重なっており、本実施形態では、車両前後方向から見てメインキャニスタ24の輪郭の大部分がモータ18の輪郭と重なっている。
また、図3に示すように、車両前後方向において、メインキャニスタブラケット56のメイン前取り付け部60は、ベルト後取り付け部4206と同じ箇所か、ベルト後取り付け部4206よりも車両後方のリアフロアパン36の箇所に設けられている。
また、図3に示すように、メインキャニスタブラケット56のメイン前取り付け部60(ねじ挿通孔6002A)とメインキャニスタブラケット56のメイン後取り付け部62(ねじ挿通孔6202A)と、を結ぶ仮想線Xは、車両前後方向に対して交差している。
言い換えると、メインキャニスタブラケット56が第1リアクロスメンバ30の車両前方に位置するリアフロアパン36の箇所に取り付けられる箇所と、メインキャニスタブラケット56が第1リアクロスメンバ30の車両後方に位置するリアフロアパン36の箇所に取り付けられる箇所と、を結ぶ仮想線Xは、車両前後方向に対して交差している。
次にサブキャニスタ26の取り付けについて詳細に説明する。
図3、図8に示すように、サブキャニスタ26は、ほぼ矩形板状を呈し、平面視した場合、長辺を車両10の前後方向に向けたほぼ長方形である。サブキャニスタ26は、リアフロアパン36の車幅方向の一端寄りの箇所の下方でかつ第1リアクロスメンバ30と第2リアクロスメンバ32との間で、車両前後方向に延在している。
すなわち、サブキャニスタ26は、車両前後方向において、第1リアクロスメンバ30と、第1リアクロスメンバ30の車両後方で第1リアクロスメンバ30に最も近くに配置された別の第2リアクロスメンバ32との間に配置されている。
図8、図9に示すように、サブキャニスタ26は、上面2602、下面2604と、車両前方に向いた前面2606と、車両後方に向いた後面2608と、車幅方向に向いた一対の側面2610とを備えている。
また、サブキャニスタ26の上面2602の車両後部の箇所には、車幅方向に間隔をおいて第1、第2サブキャニスタ取り付け片26A、26Bが突設され、各サブキャニスタ取り付け片26A、26Bには、上下方向に貫通するねじ挿通孔26Cが設けられている。
また、サブキャニスタ26の上面2602の車両前部寄りで車幅方向の中央の箇所には、脚部26Dが突設され、脚部26Dの上端に係止片26Eが設けられている。
図3、図8に示すように、サブキャニスタ26は、サブキャニスタブラケット64に保持されて一対のリアサイドメンバ28の一方に近接させてリアフロアパン36の下面3602に配置されている。
図8、図9に示すように、サブキャニスタブラケット64は、サブブラケット本体66と、サブ前取り付け部68と、サブ後取り付け部70と、を備えている。
図9に示すように、サブブラケット本体66は、平面視車両前後方向に長い長方形を呈しサブキャニスタ26の上面2602に当接される本体片6602と、本体片6602の車両後方の箇所から車両後方に突設された2つの取り付け片6604と、を備えている。
本体片6602の車両後方寄りの箇所には軽量化のための孔6602Aが設けられている。
本体片6602の車両前方寄りの箇所には、係止片26Eが挿脱可能な挿脱孔6602Bと、挿脱孔6602Bから車両前方に延在し脚部26Dが移動可能で係止片26Eが係止可能な係止溝6602Cと、が形成されている。
2つの取り付け片6604にはねじ挿通孔6604Aがそれぞれ設けられている。
図8、図9に示すように、挿脱孔6602Bの下方から係止片26Eが挿通されると共に、本体片6602がサブキャニスタ26の上面2602に当接された状態で、サブキャニスタ26がサブキャニスタブラケット64に対して、係止片26Eおよび脚部26Dが係止溝6602Cの奥部すなわち車両前方にスライドされる。
これにより、係止片26Eが係止溝6602Cに係止されるとともに、2つの取り付け片6604が第1、第2サブキャニスタ取り付け片26A、26Bに載置された状態となる。
そして、ねじ挿通孔6604Aと第1、第2サブキャニスタ取り付け片26A、26Bのねじ挿通孔26Cにボルト80(図8)が挿通され、ボルト80の頭部とボルト80に螺合するナット(不図示)によりそれら第1、第2サブキャニスタ取り付け片26A、26Bが挟持され固定される。
これにより、サブキャニスタ26は、係止溝6602C上に位置する係止片26Eと、2本のボルト80の3箇所でサブキャニスタブラケット64に保持される。
図3、図8に示すように、サブ前取り付け部68は、サブキャニスタ26の車両前後方向の一方に位置してリアサイドメンバ28の箇所に取り付けられる箇所である。本実施形態では、サブ前取り付け部68は、第1リアクロスメンバ30の第2リアクロスメンバ32の間のリアサイドメンバ28の箇所(リアサイドメンバ下面部2802)に取り付けられる箇所であり、図8に示すように、対応するリアサイドメンバ28の箇所にはウェルドナット72からなる雌ねじが設けられている。
図3、図8に示すように、サブ後取り付け部70は、サブキャニスタ26の車両前後方向の他方に位置してリアサイドメンバ28の一方の近傍のリアフロアパン36の箇所に取り付けられる箇所である。本実施形態では、サブ後取り付け部70は、第1リアクロスメンバ30と第2リアクロスメンバ32の間のリアフロアパン36の箇所に取り付けられる箇所であり、図8に示すように、対応するリアフロアパン36の箇所にはスタッドボルト74が突設されている。
図8、図9に示すように、サブ前取り付け部68は、本体片6602の車両前部の箇所から車両前方に突出する上面部6802と、上面部6802の車幅方向の端部から当接片6606の車両前方の箇所で下方に突設された起立片6804と、起立片6804の下端から車幅方向に突設されねじ挿通孔6806Aが形成されリアサイドメンバ28の下面(リアサイドメンバ下面部2802)に当接される前取り付け片6806と、を備えている。
ねじ挿通孔6806Aに、ボルト76が挿通され、ウェルドナット72に螺合することで前取り付け片6806がリアサイドメンバ28のリアサイドメンバ下面部2802に取り付けられている。
図9に示すように、サブ後取り付け部70は、本体片6602の車両後部および2つの取り付け片6604から車幅方向に突設された基部片7002と、基部片7002から下方に突設された起立片7004と、起立片7004の下端から車幅方向に突設されリアフロアパン36の下面3602に当接される後取り付け片7006と、を含む。後取り付け片7006にはねじ挿通孔7006Aが形成されている。
図8、図9に示すように、ねじ挿通孔7006Aに、スタッドボルト74が挿通され、スタッドボルト74に螺合するナット78により後取り付け片7006がリアフロアパン36の下面3602に取り付けられている。
したがって、サブキャニスタ26が、第1リアクロスメンバ30と第2リアクロスメンバ32の間のリアフロアパン36の下方でサブキャニスタブラケット64に保持された状態で配置されている。
また、図1に示すように、平面視した場合、サブキャニスタ26は、サブキャニスタブラケット64に保持されて、一対のリアサイドメンバ28のうちの一方のリアサイドメンバ28と、一対の連結メンバ3406のうちの一方の連結メンバ3406との間で、かつ、前メンバ3402と後メンバ3404との間に配置されている。
本実施形態によれば、メインキャニスタ24は、一対のリアサイドメンバ28および第1リアクロスメンバ30で支持されたリアフロアパン36に取り付けられたメインキャニスタブラケット56に保持されて第1リアクロスメンバ30の直下に配置されている。
したがって、メインキャニスタブラケット56は、剛性の高い一対のリアサイドメンバ28のみならず剛性の高い第1リアクロスメンバ30で支持されたリアフロアパン36の箇所の近傍に取り付けられ、言い換えると、強度、剛性の高いリアフロアパン36の箇所に取り付けられている。
そのため、車両10の後面衝突時に車両後方から衝突荷重が入力した場合、メインキャニスタ24の車両後方に配置された車両構成部材の車両前方への変位が抑制されるため、メインキャニスタ24の保護を図る上で有利となり、メインキャニスタ24の破損による燃料漏れを抑制する上で有利となる。
また、本実施形態によれば、メインキャニスタブラケット56は、車両前後方向において第1リアクロスメンバ30を跨いだリアフロアパン36の箇所に取り付けられている。
したがって、メインキャニスタブラケット56は、強度、剛性の高いリアフロアパン36の箇所に取り付けられているので、車両10の後面衝突時に車両後方から衝突荷重が入力した場合、メインキャニスタ24の車両後方に配置された車両構成部材の車両前方への変位が抑制される。したがってメインキャニスタ24の保護を図る上でより有利となり、メインキャニスタ24の破損による燃料漏れを抑制する上でより一層有利となる。
また、本実施形態によれば、第1リアクロスメンバ30の下方で車幅方向に延在しその両側がリアサイドメンバ28に連結されたリアサスペンションクロスメンバ34を備え、メインキャニスタ24は、上下方向において第1リアクロスメンバ30とリアサスペンションクロスメンバ34との間に配置されている。
したがって、メインキャニスタ24の上下は、リアサイドメンバ28に連結された剛性の高い第1リアクロスメンバ30と、リアサイドメンバ28に連結された剛性の高いリアサスペンションクロスメンバ34と、で囲まれているため、車両10の衝突時に衝突荷重が入力した場合、第1リアクロスメンバ30およびリアサスペンションクロスメンバ34によってメインキャニスタ24の周囲に配置された車両構成部材の変位が抑制される。したがって、メインキャニスタ24の保護を図る上でより有利となり、メインキャニスタ24の破損による燃料漏れを抑制する上でより一層有利となる。
また、本実施形態によれば、メインキャニスタ24の車両後方にモータ18が配置されている。
したがって、車両10の後面衝突時に車両後方から衝突荷重が入力した場合、強度、剛性の高いモータ18によってモータ18の車両後方に配置された車両構成部材の車両前方への変位が抑制される。そのため、メインキャニスタ24の保護を図る上で有利となり、メインキャニスタ24の破損による燃料漏れを抑制する上でより一層有利となる。
また、本実施形態によれば、車両前後方向から見てメインキャニスタ24の輪郭の少なくとも一部がモータ18の輪郭と重なっているので、車両10の後面衝突時に車両後方から衝突荷重が入力した場合、モータ18によって車両構成部材のメインキャニスタ24への変位がより確実に抑制される。したがって、メインキャニスタ24の保護を図る上でより有利となり、メインキャニスタ24の破損による燃料漏れを抑制する上でより一層有利となる。
また、本実施形態によれば、メインキャニスタ24の車両前方に燃料タンク16が配置されている。
したがって、車両10の後面衝突時に車両後方から衝突荷重が入力した場合、強度、剛性の高いモータ18によってモータ18の車両後方に配置された車両構成部材の車両前方への変位が抑制される。そのため、メインキャニスタ24が車両前方の燃料タンク16に向かって変位することを抑制し、メインキャニスタ24および燃料タンク16の双方の保護を図る上で有利となり、メインキャニスタ24および燃料タンク16の破損による燃料漏れを抑制する上でより一層有利となる。
また、重量のある燃料タンク16よりも軽量なメインキャニスタ24が燃料タンク16の車両後方に配置されている。したがって、後面衝突時に車両後方から衝突荷重が入力した場合にメインキャニスタ24が燃料タンク16に向かって変位することをより確実に抑制でき、メインキャニスタ24および燃料タンク16の双方の保護を図る上でより有利となり、メインキャニスタ24および燃料タンク16の破損による燃料漏れを抑制する上でより一層有利となる。
また、強度、剛性の高いメインキャニスタ24を燃料タンク16の車両後方に配置でき、メインキャニスタ24のレイアウトの自由度を高める上で有利となる。
また、本実施形態では、車両前後方向において、メインキャニスタブラケット56のメイン前取り付け部60は、固定ベルト42のベルト後取り付け部4206と同じ箇所か、ベルト後取り付け部4206よりも車両後方の箇所に位置している。
したがって、車両10の後面衝突時の衝突荷重がメインキャニスタ24に入力した場合に、メインキャニスタ24が燃料タンク16に向かって変位することを抑制できるため、メインキャニスタ24、燃料タンク16の保護を図る上で有利となる。
また、メインキャニスタブラケット56のメイン前取り付け部60が固定ベルト42のベルト後取り付け部4206と同じ箇所か、ベルト後取り付け部4206よりも車両後方の箇所に位置している。したがって、燃料タンク16に邪魔されることなく、下方からメインキャニスタブラケット56のメイン前取り付け部60に対して工具を差し込んで、メインキャニスタブラケット56の取り付け、取り外しの作業ができるため、作業性の向上を図る上で有利となる。
また、本実施形態では、メインキャニスタブラケット56が第1リアクロスメンバ30の車両前方に位置するリアフロアパン36の箇所に取り付けられる箇所と、メインキャニスタブラケット56が第1リアクロスメンバ30の車両後方に位置するリアフロアパン36の箇所に取り付けられる箇所と、を結ぶ仮想線Xは、車両前後方向に対して交差している。したがって、最小限の取り付け箇所でメインキャニスタ24を安定して保持することができ、メインキャニスタブラケット56の占有スペースのコンパクト化を図る上で有利となる。
また、本実施形態では、サブキャニスタ26が、第1リアクロスメンバ30と、第1リアクロスメンバ30の車両後方で第1リアクロスメンバ30に最も近くに配置された別の第2リアクロスメンバ32と、の間に配置されている。したがって、車両10の後面衝突時に車両後方から衝突荷重が入力した場合、第1リアクロスメンバ30および第2リアクロスメンバ32によってメインキャニスタ24の周囲に配置された車両構成部材の車両前方への変位が抑制されるため、メインキャニスタ24の保護を図る上で有利となる。
また、本実施形態では、サブキャニスタ26が、一対のリアサイドメンバ28のうちの一方のリアサイドメンバ28と、一対の連結メンバ3406のうちの一方の連結メンバ3406との間で、かつ、前メンバ3402と後メンバ3404との間に配置されている。
したがって、車両10の衝突時に衝突荷重が入力した場合、強度、剛性が高いリアサイドメンバ28、連結メンバ3406、前メンバ3402、後メンバ3404によってメインキャニスタ24の周囲に配置された車両構成部材の変位が抑制されるため、メインキャニスタ24の保護を図る上で有利となる。
また、本実施形態では、サブキャニスタ26は、一対のリアサイドメンバ28の一方に近接させて配置され、サブキャニスタブラケット64は、サブキャニスタ26の車両前後方向の一方に位置してリアサイドメンバ28の箇所に取り付けられるサブ前取り付け部68と、サブキャニスタ26の車両前後方向の他方に位置してリアサイドメンバ28の一方の近傍のリアフロアパン36の箇所に取り付けられるサブ後取り付け部70と、を備えている。
したがって、サブキャニスタブラケット64が強度、剛性の高いリアサイドメンバ28と、リアサイドメンバ28の近傍で強度、剛性のリアフロアパン36の箇所に取り付けられているので、車体12に対してサブキャニスタ26を安定して保持する上で有利となる。
本出願は、2020年10月7日出願の日本特許出願2020-169963に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。
10 車両
12 車体
14 後輪
16 燃料タンク
18 モータ
20 インバータ
22 トランスアクスル
24 メインキャニスタ(キャニスタ)
24A、24B 第1、第2メインキャニスタ取り付け片
24C 第3メインキャニスタ取り付け片
24D ねじ挿通孔
26 サブキャニスタ
26A、26B 第1、第2サブキャニスタ取り付け片
26C ねじ挿通孔
26D 脚部
26E 係止片
28 一対のリアサイドメンバ
2802 リアサイドメンバ下面部
30 第1リアクロスメンバ
32 第2リアクロスメンバ
34 リアサスペンションクロスメンバ
3402 前メンバ
3404 後メンバ
3406 一対の連結メンバ
36 リアフロアパン
3602 下面
3604 上面
42 固定ベルト
4202 中間部
4204 ベルト前取り付け部
4206 ベルト後取り付け部
56 メインキャニスタブラケット
58 メインブラケット本体
60 メイン前取り付け部
62 メイン後取り付け部
64 サブキャニスタブラケット
66 サブブラケット本体
6602B 挿脱孔
6602C 係止溝
68 サブ前取り付け部
70 サブ後取り付け部

Claims (11)

  1. 一対のサイドメンバを連結するリアクロスメンバと、
    前記一対のサイドメンバおよび前記リアクロスメンバで支持されたフロアパンと、
    燃料タンク内の燃料蒸発ガスを吸着するキャニスタと、
    前記フロアパンに取り付けられ、前記キャニスタを保持するキャニスタブラケットと、
    を備える車両のキャニスタ配置構造であって、
    前記キャニスタは、前記リアクロスメンバの直下に配置されて、
    前記キャニスタブラケットは、車両前後方向において前記リアクロスメンバを跨いで前記フロアパンに取り付けられている、ことを特徴とする車両のキャニスタ配置構造。
  2. (削除)
  3. 前記車両は、前記リアクロスメンバの下方で車幅方向に延在しその両側が前記サイドメンバに連結されたリアサスペンションクロスメンバを備え、
    前記キャニスタは、上下方向において前記リアクロスメンバと前記リアサスペンションクロスメンバとの間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両のキャニスタ配置構造。
  4. 前記キャニスタの車両後方にモータが配置されている、
    ことを特徴とする請求項1または3記載の車両のキャニスタ配置構造。
  5. 車両前後方向から見て前記キャニスタの輪郭の少なくとも一部が前記モータの輪郭と重なっている、
    ことを特徴とする請求項4記載の車両のキャニスタ配置構造。
  6. 前記キャニスタの車両前方に前記燃料タンクが配置されている
    ことを特徴とする請求項4または5記載の車両のキャニスタ配置構造。
  7. 前記燃料タンクは、前記燃料タンクを車両前後方向で跨いだ固定ベルトにより前記フロアパンの下面との間で挟持されて配置され、
    前記キャニスタブラケットは、前記リアクロスメンバの車両前方に位置する前記フロアパンの箇所に取り付けられる前取り付け部を備え、
    前記固定ベルトは、前記燃料タンクよりも車両後方に位置する前記フロアパンの箇所に取り付けられる後取り付け部を備え、
    車両前後方向において、前記キャニスタブラケットの前取り付け部は、前記固定ベルトの後取り付け部と同じ箇所か、前記固定ベルトの後取り付け部よりも車両後方の箇所に位置している、
    ことを特徴とする請求項1、3~6のいずれか1項記載の車両のキャニスタ配置構造。
  8. 前記キャニスタブラケットが前記リアクロスメンバの車両前方に位置する前記フロアパンの箇所に取り付けられる箇所と、前記キャニスタブラケットが前記リアクロスメンバの車両後方に位置する前記フロアパンの箇所に取り付けられる箇所と、を結ぶ仮想線は、車両前後方向に対して交差している、
    ことを特徴とする請求項1、3~7のいずれか1項記載の車両のキャニスタ配置構造。
  9. 前記キャニスタに連通管を介して接続されたサブキャニスタを備え、
    前記サブキャニスタは、車両前後方向において、前記リアクロスメンバと、前記リアクロスメンバの車両後方で前記リアクロスメンバに最も近くに配置された別のリアクロスメンバとの間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1、3~8のいずれか1項記載の車両のキャニスタ配置構造。
  10. 前記キャニスタに連通管を介して接続されたサブキャニスタを備え、
    前記リアサスペンションクロスメンバは、車両前後方向に間隔をおいて車幅方向に延在し、それらの延在方向の両端が前記サイドメンバに連結される前メンバおよび後メンバと、車幅方向に間隔をおいて車両前後方向に延在し、それらの延在方向の両端が前記前メンバと前記後メンバに連結される一対の連結メンバと、を備え、
    前記サブキャニスタは、サブキャニスタブラケットに保持されて、平面視した場合、前記一対のサイドメンバのうちの一方のサイドメンバと前記一対の連結メンバのうちの一方の連結メンバとの間で、かつ、前記前メンバと前記後メンバとの間に配置されている、
    ことを特徴とする請求項3または請求項3を引用する請求項4~9のいずれか1項記載の車両のキャニスタ配置構造。
  11. 前記サブキャニスタは、前記一対のサイドメンバの一方に近接させて配置され、
    前記サブキャニスタブラケットは、前記サブキャニスタの車両前後方向の一方に位置して前記サイドメンバの箇所に取り付けられる取り付け部と、前記サブキャニスタの車両前後方向の他方に位置して前記サイドメンバの一方の近傍の前記フロアパンの箇所に取り付けられる取り付け部と、を備えている、
    ことを特徴とする請求項10記載の車両のキャニスタ配置構造。
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