JP7327659B2 - 検査用コネクタ及び検査用ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、高周波信号の測定に用いられる検査用コネクタ及び検査用ユニットに関する。
従来の検査用コネクタに関する発明としては、例えば、特許文献1に記載のプローブが知られている。特許文献1に記載のプローブは、測定対象の複数の端子の信号を同時に測定できる。具体的には、特許文献1に記載のプローブは、複数の中心導体を備えている。複数の中心導体はそれぞれ、測定対象の端子に接触する。測定対象の複数の端子は、信号端子である。
特許第6380549号公報
ところで、特許文献1に記載のプローブでは、測定対象の複数の端子は、信号端子である。一方、測定対象の複数の端子が、信号端子及びグランド端子を含む場合がある。このような場合においても、プローブが信号を正確に測定できることが求められている。
そこで、本発明の目的は、測定対象の複数の端子が信号端子及びグランド端子を含む場合であっても、高周波信号を正確に測定できる検査用コネクタ及び検査用ユニットを提供することである。
本発明の一形態に係る検査用コネクタは、
第1中心導体と、前記第1中心導体の周囲を囲む第1外部導体と、前記第1中心導体と前記第1外部導体とを絶縁する第1絶縁体と、を備える第1同軸ケーブルの端部、及び、第2中心導体と、前記第2中心導体の周囲を囲む第2外部導体と、前記第2中心導体と前記第2外部導体とを絶縁する第2絶縁体と、を備える第2同軸ケーブルの端部に接続される検査用コネクタであって、
前記第1外部導体に電気的に接続され、かつ、下方向に見て、前記第1中心導体の周囲を囲んでいる第1バレルと、
前記第2外部導体に電気的に接続され、かつ、下方向に見て、前記第2中心導体の周囲を囲んでいる第2バレルであって、前記第1バレルの右に配置されている第2バレルと、
前記第1バレル及び前記第2バレルに電気的に接続された状態で前記第1バレル及び前記第2バレルを支持しているケーブルアダプタと、
前記第1中心導体に電気的に接続されている第1信号ピンであって、前記第1中心導体の下に位置し、かつ、上下方向に延びている第1信号ピンと、
前記第2中心導体に電気的に接続されている第2信号ピンであって、前記第2中心導体の下に位置し、かつ、上下方向に延びている第2信号ピンと、
前記ケーブルアダプタに電気的に接続されている第1グランドピンであって、前記第1信号ピンの右、かつ、前記第2信号ピンの左において、上下方向に延びている第1グランドピンと、
を備えている。
以下に、本明細書における用語の定義について説明する。本明細書において、前後方向に延びる軸や部材は、必ずしも前後方向と平行である軸や部材だけを示すものではない。前後方向に延びる軸や部材とは、前後方向に対して±45°の範囲で傾斜している軸や部材のことである。同様に、上下方向に延びる軸や部材とは、上下方向に対して±45°の範囲で傾斜している軸や部材のことである。左右方向に延びる軸や部材とは、左右方向に対して±45°の範囲で傾斜している軸や部材のことである。
以下に、本明細書における部材の位置関係について定義する。第1部材ないし第3部材は、検査用ユニットの構成である。本明細書において、前後方向に並ぶ第1部材及び第2部材とは、以下の状態を示す。前後方向に垂直な方向に第1部材及び第2部材を見たときに、第1部材及び第2部材の両方が前後方向を示す任意の直線上に配置されている状態である。本明細書において、上下方向に見たときに前後方向に並ぶ第1部材及び第2部材とは、以下の状態を示す。上下方向に第1部材及び第2部材を見たときに、第1部材及び第2部材の両方が前後方向を示す任意の直線上に配置されている。この場合、上下方向とは異なる左右方向から第1部材及び第2部材を見ると、第1部材及び第2部材のいずれか一方が前後方向を示す任意の直線上に配置されていなくてもよい。なお、第1部材と第2部材とが接触していてもよい。第1部材と第2部材とが離れていてもよい。第1部材と第2部材との間に第3部材が存在していてもよい。この定義は、前後方向以外の方向にも適用される。
本明細書において、第1部材が第2部材の前に配置されるとは、以下の状態を指す。第1部材の少なくとも一部は、第2部材が前方向に平行移動するときに通過する領域内に配置されている。よって、第1部材は、第2部材が前方向に平行移動するときに通過する領域内に収まっていてもよいし、第2部材が前方向に平行移動するときに通過する領域から突出していてもよい。この場合、第1部材及び第2部材は、前後方向に並んでいる。この定義は、前後方向以外の方向にも適用される。
本明細書において、左右方向に見たときに、第1部材が第2部材の前に配置されるとは、以下の状態を指す。左右方向に見たときに、第1部材と第2部材が前後方向に並んでおり、かつ、左右方向に見たときに、第1部材の第2部材と対向する部分が、第2部材の前に配置される。この定義において、第1部材と第2部材は、3次元では、前後方向に並んでいなくてもよい。この定義は、前後方向以外の方向も適用される。
本明細書において、第1部材が第2部材より前に配置されるとは、以下の状態を指す。
第1部材は、第2部材の前端を通り前後方向に直交する平面の前に配置される。この場合、第1部材及び第2部材は、前後方向に並んでいてもよく、並んでいなくてもよい。この定義は、前後方向以外の方向にも適用される。
本明細書において、特に断りのない場合には、第1部材の各部について以下のように定義する。第1部材の前部とは、第1部材の前半分を意味する。第1部材の後部とは、第1部材の後半分を意味する。第1部材の左部とは、第1部材の左半分を意味する。第1部材の右部とは、第1部材の右半分を意味する。第1部材の上部とは、第1部材の上半分を意味する。第1部材の下部とは、第1部材の下半分を意味する。第1部材の前端とは、第1部材の前方向の端を意味する。第1部材の後端とは、第1部材の後方向の端を意味する。第1部材の左端とは、第1部材の左方向の端を意味する。第1部材の右端とは、第1部材の右方向の端を意味する。第1部材の上端とは、第1部材の上方向の端を意味する。第1部材の下端とは、第1部材の下方向の端を意味する。第1部材の前端部とは、第1部材の前端及びその近傍を意味する。第1部材の後端部とは、第1部材の後端及びその近傍を意味する。第1部材の左端部とは、第1部材の左端及びその近傍を意味する。第1部材の右端部とは、第1部材の右端及びその近傍を意味する。第1部材の上端部とは、第1部材の上端及びその近傍を意味する。第1部材の下端部とは、第1部材の下端及びその近傍を意味する。
本明細書における任意の2つの部材を第1部材及び第2部材と定義した場合、任意の2つの部材の関係は以下のような意味になる。本明細書において、第1部材が第2部材に支持されているとは、第1部材が第2部材に対して移動不可能に第2部材に取り付けられている(すなわち、固定されている)場合、及び、第1部材が第2部材に対して移動可能に第2部材に取り付けられている場合を含む。また、第1部材が第2部材に支持されているとは、第1部材が第2部材に直接に取り付けられている場合、及び、第1部材が第3部材を介して第2部材に取り付けられている場合の両方を含む。
本明細書において、第1部材が第2部材に保持されているとは、第1部材が第2部材に対して移動不可能に第2部材に取り付けられている(すなわち、固定されている)場合を含み、第1部材が第2部材に対して移動可能に第2部材に取り付けられている場合を含まない。また、第1部材が第2部材に保持されているとは、第1部材が第2部材に直接に取り付けられている場合、及び、第1部材が第3部材を介して第2部材に取り付けられている場合の両方を含む。
本明細書において、「第1部材と第2部材とが電気的に接続される」とは、第1部材と第2部材との間で電気が導通していることを意味する。従って、第1部材と第2部材とが接触していてもよいし、第1部材と第2部材とが接触していなくてもよい。第1部材と第2部材とが接触していない場合には、第1部材と第2部材との間に導電性を有する第3部材が配置されている。
本発明に係る検査用コネクタによれば、測定対象の複数の端子が信号端子及びグランド端子を含む場合であっても、高周波信号を正確に測定できる。
図1は、検査用ユニット10の断面図である。 図2は、検査用コネクタ100の断面図である。 図3は、検査用コネクタ100の分解斜視図である。 図4は、検査用コネクタ100の拡大断面図である。 図5は、ブッシング124,126及びグランドピン支持部材132の外観斜視図である。 図6は、グランドピン支持部材132の下面図である。 図7は、ケーブルアダプタ105の下面図である。 図8は、検査用コネクタ100aの断面図である。 図9は、検査用コネクタ100aの拡大断面図である。
(実施形態)
[検査用ユニットの構造]
以下に、本発明の実施形態に係る検査用ユニット10の構造について図面を参照しながら説明する。図1は、検査用ユニット10の断面図である。図1では、前後方向に直交する断面における検査用ユニット10の構造を示した。図2は、検査用コネクタ100の断面図である。図3は、検査用コネクタ100の分解斜視図である。図4は、検査用コネクタ100の拡大断面図である。図5は、ブッシング124,126及びグランドピン支持部材132の外観斜視図である。図6は、グランドピン支持部材132の下面図である。図6では、グランドピン支持部材132以外の部品の図示を省略した。図7は、ケーブルアダプタ105の下面図である。
図1ないし図4に示すように上下方向、左右方向及び前後方向を定義する。ただし、上下方向、左右方向及び前後方向は、説明のために定義した方向である。従って、検査用ユニット10の実際の使用時における上下方向、左右方向及び前後方向は、図1ないし図4の上下方向、左右方向及び前後方向と一致していなくてよい。また、上下方向は、図1ないし図4の上下方向と逆であってもよい。左右方向は、図1ないし図4の左右方向と逆であってもよい。前後方向は、図1ないし図4の前後方向と逆であってもよい。
検査用ユニット10は、電子機器内を伝送される高周波信号の測定に用いられる。検査用ユニット10は、図1に示すように、検査用コネクタ100、外部接続用コネクタ200a~200h及び同軸ケーブル202a~202hを備えている。外部接続用コネクタ200a~200hは、図示しない測定機器に接続される。外部接続用コネクタ200a~200hの構造は一般的な構造であるので説明を省略する。
同軸ケーブル202a(第1同軸ケーブル)は、検査用コネクタ100と外部接続用コネクタ200aとを電気的に接続している。同軸ケーブル202b(第2同軸ケーブル)は、検査用コネクタ100と外部接続用コネクタ200bとを電気的に接続している。同軸ケーブル202c(第3同軸ケーブル)は、検査用コネクタ100と外部接続用コネクタ200cとを電気的に接続している。同軸ケーブル202d~202hはそれぞれ、検査用コネクタ100と外部接続用コネクタ200d~200hとを電気的に接続している。同軸ケーブル202a~202dは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。同軸ケーブル202e~202hは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。同軸ケーブル202e~202hは、同軸ケーブル202a~202dの前に配置されている。同軸ケーブル202a~202hは、同じ構造を有する。同軸ケーブル202aの構造を例に挙げて説明する。
同軸ケーブル202aは、図4に示すように、中心導体204a(第1中心導体)、外部導体206a(第1外部導体)、絶縁体208a(第1絶縁体)及び被膜210aを備えている。中心導体204aは、同軸ケーブル202aの芯線である。従って、中心導体204aは、同軸ケーブル202aの中心に位置している。中心導体204aは、低抵抗な導体により作製されている。中心導体204aは、例えば、銅により作製されている。
外部導体206aは、中心導体204aの周囲を囲んでいる。従って、外部導体206aは、同軸ケーブル202aが延びる方向に直交する断面において、円環形状を有している。このような外部導体206aは、例えば、細い導線が編まれることにより作製されている。外部導体206aは、低抵抗な導体により作製されている。外部導体206aは、例えば、銅により作製されている。
絶縁体208aは、中心導体204aと外部導体206aとを絶縁している。絶縁体208aは、中心導体204aと外部導体206aとの間に位置している。絶縁体208aは、中心導体204aの周囲を囲んでいる。絶縁体208aの周囲は、外部導体206aにより囲まれている。絶縁体208aは、同軸ケーブル202aが延びる方向に直交する断面において、円環形状を有している。絶縁体208aは、絶縁性を有する樹脂により作製されている。絶縁体208aは、例えば、ポリエチレンにより作製されている。また、同軸ケーブル202aがしなやかに変形できるように、絶縁体208aには複数の孔が設けられている。
被膜210aは、外部導体206aの周囲を囲んでいる。従って、被膜210aは、同軸ケーブル202aが延びる方向に直交する断面において、円環形状を有している。被膜210aは、絶縁性を有する樹脂により作製されている。被膜210aは、例えば、ポリエチレンにより作製されている。ただし、被膜210aには、複数の孔が設けられていない、又は、絶縁体208aより少ない孔が設けられている。そのため、被膜210aは、絶縁体208aより変形しにくい。従って、被膜210aのヤング率は、絶縁体208aのヤング率より大きい。
同軸ケーブル202aの下端部では、外部導体206a、絶縁体208a及び被膜210aが除去されることにより、中心導体204aが、同軸ケーブル202aから露出している。また、中心導体204aが露出している部分より上において被膜210aが除去されることにより、外部導体206aが、同軸ケーブル202aから露出している。なお、詳細な説明を省略するが、同軸ケーブル202bは、中心導体204b(第2中心導体)、外部導体206b(第2外部導体)、絶縁体208b(第2絶縁体)及び被膜210bを備えている。同軸ケーブル202cは、中心導体204c(第3中心導体)、外部導体206c(第3外部導体)、絶縁体208c(第3絶縁体)及び被膜210cを備えている。
検査用コネクタ100は、同軸ケーブル202a~202hの端部に接続されている。本実施形態では、検査用コネクタ100は、同軸ケーブル202a~202hの下端部に接続されている。検査用コネクタ100は、図2及び図3に示すように、プランジャ102、リング103、ハウジング104、ケーブルアダプタ105、フランジ106、スプリング108、スペーサ109、信号ピン120a~120h、バレル122a~122h(図4参照)、ソケット123a~123h(図4参照)、ブッシング124,126,130a~130h(図4参照)、グランドピン支持部材132及びグランドピン220a~220h(図4参照)を備えている。ただし、信号ピン120e~120h、バレル122e~122h、ソケット123e~123h、ブッシング130e~130h及びグランドピン220e~220hについては、図示されていない。
ソケット123a~123h(ソケット123aが第1ソケット、ソケット123bが第2ソケット、ソケット123cが第3ソケット)はそれぞれ、中心導体204a~204hに電気的に接続されている。ただし、ソケット123a~123hはそれぞれ、外部導体206a~206hに電気的に接続されていない。
ソケット123a~123dは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。これにより、ソケット123dは、ソケット123cの右に配置されている。ソケット123cは、ソケット123bの右に配置されている。ソケット123bは、ソケット123aの右に配置されている。ソケット123e~123hは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。ソケット123e~123hは、ソケット123a~123dの前に配置されている。ソケット123a~123hは同じ構造を有するので、以下では、ソケット123aについて説明する。ソケット123b~123hについて説明を省略する。
ソケット123aは、図4に示すように、同軸ケーブル202aの下端部に取り付けられている。これにより、ソケット123aは、中心導体204aに電気的に接続されている。ただし、ソケット123aは、外部導体206aに電気的に接続されていない。より詳細には、ソケット123aは、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。ソケット123aの上端部は、開口している。ソケット123aの下端部は、開口していない。ただし、ソケット123aの下端部は、開口していてもよい。同軸ケーブル202aの下端部では中心導体204aが露出している。中心導体204aは、ソケット123aの上端部の開口からソケット123aの内部に挿入されている。中心導体204aは、半田によりソケット123aに固定されている。これにより、中心導体204aは、ソケット123aに電気的に接続されている。ただし、ソケット123aは、外部導体206aに接触していない。これにより、ソケット123aは、外部導体206aに電気的に接続されていない。以上のような構造を有するソケット123aは、例えば、黄銅により作製されている。
バレル122a~122h(バレル122aが第1バレル、バレル122bが第2バレル、バレル122cが第3バレル)はそれぞれ、外部導体206a~206hに電気的に接続されている。ただし、バレル122a~122hはそれぞれ、中心導体204a~204hに電気的に接続されていない。バレル122a~122hはそれぞれ、下方向に見て、中心導体204a~204hの周囲を囲んでいる。本実施形態では、バレル122a~122hはそれぞれ、下方向に見て、ソケット123a~123hの周囲を囲んでいる。
バレル122a~122dは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。これにより、バレル122dは、バレル122cの右に配置されている。バレル122cは、バレル122bの右に配置されている。バレル122bは、バレル122aの右に配置されている。バレル122e~122hは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。バレル122e~122hは、バレル122a~122dの前に配置されている。バレル122a~122hは同じ構造を有するので、以下では、バレル122aについて説明する。バレル122b~122hについて説明を省略する。
バレル122aは、図4に示すように、同軸ケーブル202aの下端部に取り付けられている。これにより、バレル122aは、外部導体206aに電気的に接続されている。ただし、バレル122aは、中心導体204aに電気的に接続されていない。より詳細には、バレル122aは、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。バレル122aの中心軸線は、ソケット123aの中心軸線と一致している。また、ソケット123aは、バレル122aの内部に収まっている。これにより、バレル122aは、下方向に見て、ソケット123aの周囲を囲んでいる。ソケット123aの上端部は、開口している。ソケット123aの下端部は、開口している。同軸ケーブル202aの下端部では外部導体206aが露出している。外部導体206aは、バレル122aの上端部の開口からバレル122aの内部に挿入されている。外部導体206aは、半田によりバレル122aに固定されている。これにより、外部導体206aは、バレル122aに電気的に接続されている。以上のような構造を有するバレル122aは、例えば、黄銅により作製されている。
ブッシング130a~130hはそれぞれ、バレル122a~122hとソケット123a~123hとを絶縁している。ブッシング130a~130dは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。これにより、ブッシング130dは、ブッシング130cの右に配置されている。ブッシング130cは、ブッシング130bの右に配置されている。ブッシング130bは、ブッシング130aの右に配置されている。ブッシング130e~130hは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。ブッシング130e~130hは、ブッシング130a~130dの前に配置されている。ブッシング130a~130hは同じ構造を有しているので、以下では、ブッシング130aについて説明する。ブッシング130b~130hについて説明を省略する。
ブッシング130aは、図4に示すように、バレル122aの下端部及びソケット123aの下端部に取り付けられている。より詳細には、ブッシング130aは、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。ブッシング130aの中心軸線は、バレル122aの中心軸線及びソケット123aの中心軸線と一致する。ソケット123aの下端部は、ブッシング130aの内部に挿入されている。ブッシング130aは、バレル122aの内部の下端部に配置されている。ブッシング130aは、絶縁性を有する樹脂により作製されている。ブッシング130aは、例えば、エポキシ樹脂により作製されている。これにより、バレル122aは、ソケット123aと絶縁されている。
ケーブルアダプタ105は、図4に示すように、バレル122a~122hに電気的に接続された状態でバレル122a~122hを支持している。より詳細には、ケーブルアダプタ105は、図5に示すように、円柱形状と直方体形状とが組み合わされた形状を有している。ケーブルアダプタ105の上部は、上下方向に延びる中心軸線を有する円柱形状を有している。ケーブルアダプタ105の下部は、直方体形状を有している。ケーブルアダプタ105には、8個の貫通孔が設けられている。8個の貫通孔は、上下方向にケーブルアダプタ105を貫通している。バレル122a~122hは、8個の貫通孔に挿入されている。これにより、ケーブルアダプタ105は、バレル122a~122hを保持している。また、バレル122a~122hの外周面はそれぞれ、8個の貫通孔の内周面に接触している。これにより、ケーブルアダプタ105は、バレル122a~122hに電気的に接続されている。ケーブルアダプタ105は、グランド電位に接続されている。ケーブルアダプタ105は、導電性の高い金属により作製されている。ケーブルアダプタ105は、例えば、SUSにより作製されている。
信号ピン120a~120h(信号ピン120aが第1信号ピン、信号ピン120bが第2信号ピン、信号ピン120cが第3信号ピン)はそれぞれ、図4に示すように、ソケット123a~123hに電気的に接続されている。ただし、信号ピン120e~120hは、図4に示さず。信号ピン120a~120hはそれぞれ、中心導体204a~204hの下に位置する。信号ピン120a~120hはそれぞれ、上下方向に延びている。本実施形態では、信号ピン120a~120hはそれぞれ、ソケット123a~123hから下方向に延びている。
信号ピン120a~120dは、図2に示すように、左から右へとこの順に一列に並んでいる。これにより、信号ピン120dは、信号ピン120cの右に配置されている。信号ピン120cは、信号ピン120bの右に配置されている。信号ピン120bは、信号ピン120aの右に配置されている。信号ピン120e~120hは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。信号ピン120e~120hは、信号ピン120a~120dの前に配置されている。信号ピン120a~120hは同じ構造を有するので、以下では、信号ピン120aについて説明する。信号ピン120b~120hについて説明を省略する。
信号ピン120aは、比較的に高い周波数を有する高周波信号が印加される端子である。比較的に高い周波数を有する高周波信号は、例えば、0.3GHz~0.3THzの周波数を有するミリ波信号やマイクロ波信号である。信号ピン120aは、図4に示すように、上下方向に延びる棒状部材である。信号ピン120aは、中心導体204aに電気的に接続されている。本実施形態では、信号ピン120aの上端は、ソケット123aの下端に接触している。これにより、信号ピン120aは、ソケット123aに電気的に接続されている。
信号ピン120aは、図2に示すように、筒部1202a、下ピン1204a、上ピン1206a及びスプリング1208aを含んでいる。筒部1202aは、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。筒部1202aの形状は、六角柱等の多角柱形状であってもよい。ただし、筒部1202aの上端部及び下端部の直径は、筒部1202aの残余の部分の直径より小さい。すなわち、筒部1202aは、筒部1202aの上端部及び下端部が少し絞られた形状を有している。
下ピン1204aは、上下方向に延びる棒状部材である。下ピン1204aの上部は、筒部1202aの内部に位置している。下ピン1204aの下部は、筒部1202aの外に位置している。ただし、下ピン1204aの上部の直径は、下ピン1204aの残余の部分の直径より大きい。これにより、下ピン1204aは、筒部1202aを下方向に通過することができない。
上ピン1206aは、上下方向に延びる棒状部材である。上ピン1206aの下部は、筒部1202aの内部に位置している。上ピン1206aの上部は、筒部1202aの外に位置している。ただし、上ピン1206aの下部の直径は、上ピン1206aの残余の部分の直径より大きい。これにより、上ピン1206aは、筒部1202aを上方向に通過することができない。また、上ピン1206aの上端は、ソケット123aの下端に接触している。
スプリング1208aは、筒部1202aの内部に配置されている。スプリング1208aの下端は、下ピン1204aの上端に接触している。スプリング1208aの上端は、上ピン1206aの下端に接触している。これにより、スプリング1208aは、下ピン1204aを下方向に押すとともに、上ピン1206aを上方向に押している。以上の構造を有する信号ピン120aは、上下方向に伸縮することができる。
以上のような信号ピン120aは、例えば、黄銅により作製されている。信号ピン120aは、後述するように、プランジャ102と絶縁された状態でプランジャ102に支持されている。
グランドピン220a~220h(グランドピン220aが第1グランドピン、グランドピン220bが第2グランドピン)はそれぞれ、図4及び図7に示すように、ケーブルアダプタ105に電気的に接続されている。ただし、グランドピン220e~220hは、図示せず。グランドピン220a~220hはそれぞれ、ケーブルアダプタ105から下方向に延びている。より詳細には、グランドピン220a~220hは、グランド電位に接続される端子である。グランドピン220a~220hは、上下方向に延びる棒状部材である。グランドピン220a~220hの上端は、ケーブルアダプタ105に接触している。本実施形態では、グランドピン220a~220hの上端は、ケーブルアダプタ105の下面に接触している。これにより、グランドピン220aは、ケーブルアダプタ105に電気的に接続されている。
グランドピン220a~220dは、図2に示すように、左から右へとこの順に一列に並んでいる。より正確には、信号ピン120a~120d及びグランドピン220a~220dは、左から右へと交互に一列に並んでいる。これにより、グランドピン220aは、信号ピン120aの右、かつ、信号ピン120bの左において、上下方向に延びている。グランドピン220bは、信号ピン120bの右、かつ、信号ピン120cの左において、上下方向に延びている。グランドピン220cは、信号ピン120cの右、かつ、信号ピン120dの左において、上下方向に延びている。グランドピン220dは、信号ピン120dの右において、上下方向に延びている。グランドピン220e~220hは、左から右へとこの順に一列に並んでいる。より正確には、信号ピン120e~120h及びグランドピン220e~220hは、左から右へと交互に一列に並んでいる。グランドピン220e~220hは、グランドピン220a~220dの前に配置されている。なお、グランドピン220a~220dの構造は、信号ピン120aの構造を用いることができるので説明を省略する。
以上のようなグランドピン220a~220hは、例えば、黄銅により作製されている。グランドピン220a~220hは、後述するように、プランジャ102に電気的に接続された状態でプランジャ102に支持されている。
プランジャ102は、図2に示すように、上下方向に延びる筒状部材である。本実施形態では、プランジャ102は、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。プランジャ102には、上下方向に延びる貫通孔H1が設けられている。貫通孔H1は、プランジャ102の上端から下端までを貫通している。プランジャ102は、下方向に見て、信号ピン120a~120h及びグランドピン220a~220hを囲んでいる。従って、信号ピン120a~120h及びグランドピン220a~220hは、貫通孔H1において上下方向に延びている。プランジャ102の下端は、信号ピン120a~120hの下端及びグランドピン220a~220hの下端よりも下に位置している。これにより、プランジャ102は、下方向に見て、信号ピン120a~120hの下端及びグランドピン220a~220hの下端の周囲を囲んでいる。ただし、プランジャ102は、信号ピン120a~120hに電気的に接続されていない。プランジャ102は、グランドピン220a~220hに電気的に接続されている。プランジャ102は、グランド電位に接続されている。
また、図4に示すように、前後方向に直交する断面において、信号ピン120aの左には、プランジャ102が存在し、かつ、ピンが存在しない。すなわち、信号ピン120aとプランジャ102との間には、信号ピン及びグランドピンが存在していない。
また、プランジャ102は、ケーブルアダプタ105に電気的に接続されている。具体的には、プランジャ102の貫通孔H1の上部には、ケーブルアダプタ105が挿入されている。貫通孔H1の内周面は、ケーブルアダプタ105の外周面と接触している。これにより、プランジャ102は、ケーブルアダプタ105に電気的に接続されている。プランジャ102は、導電性の高い金属により作製されている。プランジャ102は、例えば、SUSにより作製されている。
ブッシング124,126(絶縁性支持部材)は、図4に示すように、信号ピン120a~120h及びグランドピン220a~220hを支持している。より詳細には、図5に示すように、ブッシング124,126はそれぞれ、直方体形状を有する。ブッシング124は、ブッシング126の下に配置されている。ブッシング124とブッシング126とが組み合わさることにより、直方体形状の絶縁性支持部材が形成されている。
ブッシング124,126には、16個の貫通孔が設けられている。16個の貫通孔は、上下方向にブッシング124,126を貫通している。信号ピン120a~120h及びグランドピン220a~220hは、16個の貫通孔に挿入されている。これにより、ブッシング124,126は、信号ピン120a~120h及びグランドピン220a~220hを支持している。
ブッシング124,126は、図2に示すように、プランジャ102に支持されている。より詳細には、プランジャ102の貫通孔H1の下部には、ブッシング124,126が挿入されている。これにより、ブッシング124,126は、ケーブルアダプタ105の下に配置されている。ブッシング124,126は、絶縁性を有する樹脂により作製されている。ブッシング124,126は、例えば、エポキシ樹脂により作製されている。そのため、プランジャ102は、信号ピン120a~120hに電気的に接続されていない。
グランドピン支持部材132は、図5に示すように、グランドピン220a~220hに電気的に接続された状態でグランドピン220a~220hを支持している。より詳細には、グランドピン支持部材132は、図6に示すように、上方向に見たときに、長方形状を有する板状部材である。グランドピン支持部材132は、グランドピン220a~220hの上下方向の中央より下に配置されている。本実施形態では、グランドピン支持部材132は、ブッシング124の下面に固定されている。ここで、グランドピン220a~220hの下端部のそれぞれは、グランドピン220a~220hの下端部の上の部分より細い。グランドピン支持部材132は、グランドピン220a~220hの下端部を支持している。また、グランドピン支持部材132は、図2に示すように、プランジャ102と接触している。これにより、グランドピン支持部材132は、プランジャ102に電気的に接続されている。グランドピン支持部材132は、グランド電位に接続されている。
図6に示すように、グランドピン支持部材132には、16個の貫通孔が設けられている。16個の貫通孔は、上下方向にグランドピン支持部材132を貫通している。信号ピン120a~120h及びグランドピン220a~220hは、16個の貫通孔を通過している。信号ピン120a~120hが貫通している8個の貫通孔の直径は、信号ピン120a~120hの直径よりも大きい。これにより、グランドピン支持部材132は、信号ピン120a~120hに接触していない。グランドピン支持部材132と信号ピン120a~120hとの間には、ブッシング124が存在している。従って、信号ピン120a~120hは、グランドピン支持部材132にブッシング124を介して固定されている。グランドピン支持部材132は、信号ピン120a~120hに電気的に接続されていない。グランドピン220a~220hが貫通している8個の貫通孔の直径は、グランドピン220a~220hの直径と略同じである。これにより、グランドピン支持部材132は、グランドピン220a~220hに接触している。グランドピン支持部材132は、導電性を有する部材により作製されている。導電性を有する部材とは、例えば、SUS等の金属である。グランドピン支持部材132は、グランドピン220a~220hに電気的に接続されている。
リング103は、図2に示すように、上下方向に延びる筒状部材である。本実施形態では、リング103は、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。リング103には、上下方向に延びる貫通孔H4が設けられている。貫通孔H4は、リング103の上端から下端までを貫通している。リング103は、プランジャ102の上端に接触するように、プランジャ102の上に配置されている。リング103は、下方向に見て、同軸ケーブル202a~202hを囲んでいる。従って、同軸ケーブル202a~202hは、貫通孔H4において上下方向に延びている。ただし、リング103は、中心導体204a~204hに電気的に接続されていない。リング103は、外部導体206a~206hに電気的に接続されている。リング103は、グランド電位に接続されている。リング103は、導電性の高い金属により作製されていることが好ましい。リング103は、例えば、SUSにより作製されている。ただし、リング103は、絶縁性を有する樹脂により作製されていてもよい。
ハウジング104は、上下方向に延びる筒状部材である。ハウジング104には、上下方向に延びる貫通孔H2が設けられている。貫通孔H2は、ハウジング104の上端から下端までを貫通している。ハウジング104の下端部は、プランジャ102の上部及びリング103に挿入されている。これにより、ハウジング104は、プランジャ102の上に位置するようにプランジャ102に支持されている。同軸ケーブル202a~202hは、ハウジング104の内部を上下方向に通過している。下方向に見たときに、貫通孔H1と貫通孔H2と貫通孔H4とは重なっている。このようなハウジング104は、導電性の高い金属により作製されている。ハウジング104は、例えば、SUSにより作製されている。
スペーサ109は、上下方向においてケーブルアダプタ105とハウジング104との間に配置されている。スペーサ109は、円板形状を有する。下方向に見たときに、スペーサ109には、左右方向に延びる2本のスリットが設けられている。同軸ケーブル202a~202hは、これらの2本のスリットを上下方向に通過している。これにより、スペーサ109は、同軸ケーブル202a~202hの前後方向及び左右方向における位置決めを行っている。このようなスペーサ109は、導電性の高い金属により作製されている。スペーサ109は、例えば、SUSにより作製されている。
フランジ106は、板形状を有する部材である。フランジ106は、下方向に見たときに、長方形状を有する。フランジ106は、上下方向において、ハウジング104の上端部近傍に配置される。フランジ106には、上下方向に延びる貫通孔H3が設けられている。ハウジング104は、貫通孔H3内を上下方向に通過している。ただし、ハウジング104の上端部の直径は、フランジ106の貫通孔H3の直径より大きい。そのため、ハウジング104は、貫通孔H3を下方向に向かって抜けることができない。このようなフランジ106は、導電性の高い金属により作製されている。フランジ106は、例えば、SUSにより作製されている。
スプリング108は、フランジ106を上方向に押している。スプリング108は、リング103を下方向に押している。より詳細には、スプリング108の上端は、フランジ106の下面に固定されている。スプリング108の下端は、リング103の上端に固定されている。プランジャ102とリング103とハウジング104とは一体化されている。そのため、プランジャ102が上方向に押されると、スプリング108が縮んで、プランジャ102、リング103及びハウジング104がフランジ106に対して上方向に変位する。
次に、検査用ユニット10の使用方法について説明する。検査用ユニット10は、8個の信号端子及び8個のグランド端子を備えるコネクタに接続される。8個の信号端子からは、比較的に高い周波数を有する高周波信号が出力する。8個のグランド端子は、接地電位に接続されている。
検査用コネクタ100は、コネクタの上にセットされる。そして、検査用コネクタ100が下降させられる。これにより、信号ピン120a~120hは、コネクタの8個の信号端子に接触する。すなわち、信号ピン120a~120hには、比較的に高い周波数を有する高周波信号が印加される。この際、信号ピン120a~120hは、8個の信号端子により上方向に押される。そのため、信号ピン120a~120hは、プランジャ102に対して上方向に変位する。グランドピン220a~220hは、8個のグランド端子に接触する。すなわち、グランドピン220a~220hは、接地電位に接続される。この際、グランドピン220a~220hは、グランド端子により上方向に押される。そのため、グランドピン220a~220hは、プランジャ102に対して上方向に変位する。以上の動作により、検査用コネクタ100に接続された測定装置は、コネクタへの接続性を確保しながら、比較的に高い周波数を有する高周波信号を測定することができる。
[効果]
検査用コネクタ100によれば、測定対象の複数の端子が信号端子及びグランド端子を含む場合であっても、高周波信号を正確に測定できる。より詳細には、検査用コネクタ100では、バレル122bは、下方向に見て、中心導体204bの周囲を囲んでいる。更に、バレル122bは、バレル122aの右に配置されている。従って、同軸構造を有するバレル122b及び中心導体204bの組は、同軸構造を有するバレル122a及び中心導体204aの組の右に配置されている。この場合、左右方向において、グランド電位に接続されるバレル122a,122bが、高周波信号が印加される中心導体204aと高周波信号が印加されるソケット123bとの間に位置するようになる。そこで、検査用コネクタ100では、グランドピン220aは、信号ピン120aの右、かつ、信号ピン120bの左において、上下方向に延びている。これにより、グランド電位に接続されるグランドピン220aが、高周波信号が印加される信号ピン120aと高周波信号が印加される信号ピン120bとの間に位置するようになる。ここで、高周波信号が印加される導体を信号導体と呼ぶ。グランド電位に接続される導体をグランド導体と呼ぶ。その結果、信号ピン120a,120bが設けられている区間における信号導体とグランド導体との位置関係が、中心導体204aの下端部及び中心導体204bの下端部が設けられている区間における信号導体とグランド導体との位置関係に近づく。信号ピン120a,120bが設けられている区間における特性インピーダンス等の電気的特性が、中心導体204aの下端部及び中心導体204bの下端部が設けられている区間における特性インピーダンス等の電気的特性に近づく。以上より、検査用コネクタ100によれば、測定対象の複数の端子が信号端子及びグランド端子を含む場合であっても、高周波信号を正確に測定できる。
また、グランド電位に接続されるグランドピン220aが、高周波信号が印加される信号ピン120aと高周波信号が印加される信号ピン120bとの間に位置するようになる。これにより、信号ピン120aと信号ピン120bとの間のアイソレーションが向上する。
また、検査用コネクタ100によれば、検査用コネクタ100の小型化を図ることができる。より詳細には、検査用コネクタにおいて、複数の信号ピンが同軸構造を有するバレル及びソケットに接続されるのと同様にグランドピンも同軸構造を有するバレル及びソケットに接続される場合、検査用コネクタが大型化する。一方、検査用コネクタ100では、グランド電位に接続されるグランドピン220aが、高周波信号が印加される信号ピン120aと高周波信号が印加される信号ピン120bとの間に位置するようになる。これにより、グランドピン220aが同軸構造を有するバレル122a及びソケット123aに接続されなくてもよい。その結果、検査用コネクタ100の小型化が図られる。
検査用コネクタ100によれば、グランドピン220a~220hが用いられている。そのため、グランドピン220a~220hは、複数のグランド端子のそれぞれに確実に接触しやすくなる。その結果、検査用コネクタ100によれば、測定対象の複数の端子が信号端子及びグランド端子を含む場合であっても、高周波信号を正確に測定できる。
検査用コネクタ100によれば、測定対象の複数の端子が信号端子及びグランド端子を含む場合であっても、高周波信号を正確に測定できる。より詳細には、検査用コネクタ100では、前後方向に直交する断面において、信号ピン120aの左には、プランジャ102が存在し、かつ、ピンが存在しない。これにより、信号ピン120aの左にはグランド電位に接続されるプランジャ102が位置する。信号ピン120aの右にはグランド電位に接続されるグランドピン220aが位置する。その結果、信号ピン120a、プランジャ102及びグランドピン220aの断面構造が、バレル122a及び中心導体204aの下端部の断面構造に近づく。信号ピン120aが設けられている区間における特性インピーダンス等の電気的特性が、ソケット123aが設けられている区間における特性インピーダンス等の電気的特性に近づく。以上より、検査用コネクタ100によれば、測定対象の複数の端子が信号端子及びグランド端子を含む場合であっても、高周波信号を正確に測定できる。
検査用コネクタ100によれば、グランドピン220a~220hにおいて生じる共振による影響を抑制できる。以下に、グランドピン220a,220bを例に挙げて説明する。検査用コネクタ100がグランドピン支持部材132を備えていない場合には、グランドピン220aとグランドピン220bとは、ケーブルアダプタ105を介して電気的に接続される。グランドピン220aとグランドピン220bとは、接触しない。グランドピン220a,220bの全体がグランド電位に保たれにくくなる。すなわち、グランドピン220aの上端とグランドピン220aの下端との間で電位差が生じやすい。グランドピン220bの上端とグランドピン220bの下端との間で電位差が生じやすい。この場合、グランドピン220a、220bに共振が発生する場合がある。
そこで、グランドピン支持部材132は、グランドピン220a及びグランドピン220bに電気的に接続された状態でグランドピン220a及びグランドピン220bを支持している。これにより、グランドピン支持部材132とグランドピン220aの下端との間で電位差が生じる可能性がある。グランドピン支持部材132とグランドピン220bの下端との間で電位差が生じる可能性がある。ただし、グランドピン支持部材132が設けられた場合における電位差が発生しやすい区間の長さは、グランドピン支持部材132が設けられていない場合における電位差が発生しやすい区間の長さより短くなる。電位差が発生しやすい区間の長さが短くなると、電位差が小さくなる。その結果、不要な共振が発生することが抑制される。以上より、検査用コネクタ100によれば、グランドピン220a~220hにおいて生じる共振による影響を抑制できる。このような効果は、特に、ミリ波帯域やマイクロ波帯域の高周波信号の伝送において有効である。
特に、検査用コネクタ100では、グランドピン支持部材132は、グランドピン220a~220hの上下方向の中央より下に配置されている。グランドピン220a~220hにおいて電位差が発生しやすい区間の長さが更に短くなる。その結果、不要な共振が発生することが抑制される。以上より、検査用コネクタ100によれば、グランドピン220a~220hにおいて生じる共振による影響をより効果的に抑制できる。このような効果は、特に、ミリ波帯域やマイクロ波帯域の高周波信号の伝送において有効である。
検査用コネクタ100では、信号ピン120a~120hが設けられている区間における特性インピーダンスが変動することを抑制できる。より詳細には、グランドピン220a~220hの下端部のそれぞれは、グランドピン220a~220hの下端部の上の部分より細い。グランドピン支持部材132は、グランドピン220a~220hの下端部を支持している。これにより、グランドピン220a~220hの下端部及びグランドピン支持部材132を合わせた太さは、グランドピン220a~220hの下端部の上の部分の太さに近づくようになる。グランドピン支持部材132と信号ピン120a~120hとの距離と、グランドピン220a~220hの下端部の上の部分と信号ピン120a~120hとの距離とが近づくようになる。その結果、検査用コネクタ100では、信号ピン120a~120hが設けられている区間における特性インピーダンスが変動することを抑制できる。
更に、グランドピン220a~220hが細くなっている部分がグランドピン支持部材132により支持される。そのため、グランドピン220a~220hが破損することが抑制される。
検査用コネクタ100では、不要輻射の発生が抑制される。より詳細には、プランジャ102の下端は、信号ピン120a~120hの下端及びグランドピン220a~220hの下端よりも下に位置している。これにより、プランジャ102は、下方向に見て、信号ピン120a~120hの下端及びグランドピン220a~220hの下端の周囲を囲んでいる。その結果、信号ピン120a~120h及びグランドピン220a~220hから検査用コネクタ100外に不要輻射が発生することが抑制される。また、信号ピン120a~120h及びグランドピン220a~220hが検査用コネクタ100外からのノイズの影響を受けることが抑制される。
検査用コネクタ100では、グランドピン支持部材132と信号ピン120a~120hとの間には、ブッシング124が存在している。従って、信号ピン120a~120hは、グランドピン支持部材132にブッシング124を介して固定されている。これにより、信号ピン120a~120が破損することが抑制される。
(変形例)
以下に、本発明の変形例に係る検査用コネクタ100aの構造について図面を参照しながら説明する。図8は、検査用コネクタ100aの断面図である。図8では、前後方向に直交する断面における検査用コネクタ100aの構造を示した。図9は、検査用コネクタ100aの拡大断面図である。
検査用コネクタ100aは、図8及び図9に示すように、ブッシング130a~130h(ブッシング130d~130hは図示せず)の構造において検査用コネクタ100と相違する。より詳細には、検査用コネクタ100では、ブッシング130a~130hはそれぞれ、バレル122a~122hの内部に収まっている。一方、検査用コネクタ100aでは、ブッシング130a~130hの一部はそれぞれ、バレル122a~122hの内部に収まっている。ブッシング130a~130hの残部はそれぞれ、バレル122a~122hの外部に配置されている。より詳細には、ブッシング130a~130hの上部は、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。ブッシング130a~130hの下部は、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。ブッシング130a~130hの下部の外周面の直径は、ブッシング130a~130hの上部の外周面の直径より大きい。また、ブッシング130a~130hの上部の外周面の直径は、バレル122a~122hの内周面の直径とほぼ等しい。これにより、ブッシング130a~130hの上部は、バレル122a~122hの下端部に挿入されている。検査用コネクタ100aのその他の構成は、検査用コネクタ100と同じであるので説明を省略する。
検査用コネクタ100aによれば、検査用コネクタ100と同じ理由により、測定対象の複数の端子が信号端子及びグランド端子を含む場合であっても、高周波信号を正確に測定できる。また、検査用コネクタ100aによれば、検査用コネクタ100と同じ理由により、グランドピン220a~220hにおいて生じる共振による影響を抑制できる。
(その他の実施形態)
本発明に係る検査用コネクタは、前記実施形態に係る検査用コネクタ100,100aに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、検査用コネクタ100,100aの構成を任意に組み合わせてもよい。
なお、検査用コネクタ100,100aにおいて、信号ピン120a~120hがブッシング124,126に接触する部分を除くブッシング124,126の表面には、金属メッキが施されていてもよい。すなわち、ブッシング124,126において、信号ピン120a~120hが挿入されている貫通孔の内周面には、金属メッキが施されない。これにより、グランドピン220a~220hは、金属メッキを介して電気的に接続されるようになる。その結果、検査用コネクタ100,100aにおいて、グランドピン220a~220hにおいて生じる共振による影響を抑制できる。金属メッキは、例えば、金メッキである。
なお、検査用コネクタ100,100aにおいて、信号ピン120a~120hの数は、8個に限らない。検査用コネクタ100,100aは、信号ピン120a,120bを少なくとも備えていればよい。また、検査用コネクタ100,100aにおいて、グランドピン220a~220hの数は、8個に限らない。検査用コネクタ100,100aは、グランドピン220aを少なくとも備えていればよい。
なお、検査用コネクタ100,100aにおいて、信号ピン120aの左にピンが存在していてもよい。
なお、検査用コネクタ100,100aにおいて、グランドピン220a~220hの上端は、ケーブルアダプタ105に接触していなくてもよい。グランドピン220a~220hは、ケーブルアダプタ105に電気的に接続されていればよい。従って、グランドピン220a~220hは、他の導電性部材を介してケーブルアダプタ105に電気的に接続されていてもよい。
なお、検査用コネクタ100,100aにおいて、グランドピン支持部材132は、必須の構成ではない。また、グランドピン支持部材132は、グランドピン220a~220hの上下方向の中央より上に配置されていてもよい。
なお、検査用コネクタ100、100aにおいて、ソケット123a~123hは必須の構成ではない。
10:検査用ユニット
100,100a:検査用コネクタ
102:プランジャ
103:リング
104:ハウジング
105:ケーブルアダプタ
106:フランジ
108,1208a:スプリング
109:スペーサ
120a~120h:信号ピン
122a~122h:バレル
123a~123h:ソケット
124,126,130a~130h:ブッシング
132:グランドピン支持部材
200a~200h:外部接続用コネクタ
202a~202h:同軸ケーブル
204a~204h:中心導体
206a~206h:外部導体
208a~208c:絶縁体
210a~210c:被膜
220a~220h:グランドピン
1202a:筒部
1204a:下ピン
1206a:上ピン
H1~H4:貫通孔

Claims (14)

  1. 第1中心導体と、前記第1中心導体の周囲を囲む第1外部導体と、前記第1中心導体と前記第1外部導体とを絶縁する第1絶縁体と、を備える第1同軸ケーブルの端部、及び、第2中心導体と、前記第2中心導体の周囲を囲む第2外部導体と、前記第2中心導体と前記第2外部導体とを絶縁する第2絶縁体と、を備える第2同軸ケーブルの端部に接続される検査用コネクタであって、
    前記第1外部導体に電気的に接続され、かつ、下方向に見て、前記第1中心導体の周囲を囲んでいる第1バレルと、
    前記第2外部導体に電気的に接続され、かつ、下方向に見て、前記第2中心導体の周囲を囲んでいる第2バレルであって、前記第1バレルの右に配置されている第2バレルと、
    前記第1バレル及び前記第2バレルに電気的に接続された状態で前記第1バレル及び前記第2バレルを支持しているケーブルアダプタと、
    前記第1中心導体に電気的に接続されている第1信号ピンであって、前記第1中心導体の下に位置し、かつ、上下方向に延びている第1信号ピンと、
    前記第2中心導体に電気的に接続されている第2信号ピンであって、前記第2中心導体の下に位置し、かつ、上下方向に延びている第2信号ピンと、
    前記ケーブルアダプタに電気的に接続されている第1グランドピンであって、前記第1信号ピンの右、かつ、前記第2信号ピンの左において、上下方向に延びている第1グランドピンと、
    下方向に見て、前記第1信号ピン、前記第2信号ピン及び前記第1グランドピンを囲んでいるプランジャであって、前記ケーブルアダプタに電気的に接続されているプランジャと、
    を備えている、
    検査用コネクタ。
  2. 前記第1中心導体に電気的に接続される第1ソケットと、
    前記第2中心導体に電気的に接続される第2ソケットと、
    を更に備えており、
    下方向に見て、前記第1バレルは、前記第1ソケットの周囲を囲んでおり、
    下方向に見て、前記第2バレルは、前記第2ソケットの周囲を囲んでおり、
    前記第1信号ピンは、前記第1ソケットに電気的に接続されており、
    前記第1信号ピンは、前記第1ソケットから下方向に延びており、
    前記第2信号ピンは、前記第2ソケットに電気的に接続されており、
    前記第2信号ピンは、前記第2ソケットから下方向に延びている、
    請求項1に記載の検査用コネクタ。
  3. 前後方向に直交する断面において、前記第1信号ピンの左には、前記プランジャが存在し、かつ、ピンが存在しない、
    請求項1又は請求項2に記載の検査用コネクタ。
  4. 前記検査用コネクタは、
    前記プランジャに支持され、かつ、前記第1信号ピン、前記第2信号ピン及び前記第1グランドピンを支持している絶縁性支持部材を、
    更に備えている、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の検査用コネクタ。
  5. 前記プランジャの下端は、前記第1信号ピンの下端、前記第2信号ピンの下端及び前記第1グランドピンの下端よりも下に位置している、
    請求項ないし請求項のいずれかに記載の検査用コネクタ。
  6. 前記第1信号ピン及び前記第2信号ピンが前記絶縁性支持部材に接触している部分を除く前記絶縁性支持部材の表面には、金属メッキが施されている、
    請求項に記載の検査用コネクタ。
  7. 前記検査用コネクタは、
    上下方向に延びる筒状部材であるハウジングであって、前記プランジャの上に位置するように前記プランジャに支持されているハウジングと、
    前記ハウジングが上下方向に通過している貫通孔が設けられフランジと、
    を更に備えており、
    前記第1同軸ケーブル及び前記第2同軸ケーブルは、前記ハウジングの内部を上下方向に通過している、
    請求項ないし請求項のいずれかに記載の検査用コネクタ。
  8. 前記第1グランドピンの上端は、前記ケーブルアダプタに接触している、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の検査用コネクタ。
  9. 前記検査用コネクタは、第3中心導体と、前記第3中心導体の周囲を囲む第3外部導体と、前記第3中心導体と前記第3外部導体とを絶縁する第3絶縁体と、を備える第3同軸ケーブルの端部に接続され、
    前記検査用コネクタは、
    第3バレルと、
    第3信号ピンと、
    第2グランドピンと、
    グランドピン支持部材と、
    を更に備えており、
    前記第3バレルは、前記第3外部導体に電気的に接続され、かつ、下方向に見て、前記第3中心導体の周囲を囲んでおり、
    前記第3バレルは、前記第2バレルの右に配置されており、
    前記ケーブルアダプタは、前記第3バレルに電気的に接続された状態で前記第3バレルを支持しており、
    前記第3信号ピンは、前記第3中心導体に電気的に接続されており、
    前記第3信号ピンは、前記第3中心導体の下に位置し、かつ、上下方向に延びており、
    前記第2グランドピンは、前記ケーブルアダプタに電気的に接続されており、
    前記第2グランドピンは、前記第2信号ピンの右、かつ、前記第3信号ピンの左において、上下方向に延びており、
    前記グランドピン支持部材は、前記第1グランドピン及び前記第2グランドピンに電気的に接続された状態で前記第1グランドピン及び前記第2グランドピンを支持している、
    請求項1ないし請求項のいずれかに記載の検査用コネクタ。
  10. 第3ソケットを更に備えており、
    前記第3ソケットは、前記第3中心導体に電気的に接続され、
    下方向に見て、前記第3バレルは、前記第3ソケットの周囲を囲んでおり、
    前記第3信号ピンは、前記第3ソケットに電気的に接続されており、
    前記第3信号ピンは、前記第3ソケットから下方向に延びている、
    請求項に記載の検査用コネクタ。
  11. 前記グランドピン支持部材は、前記第1グランドピン及び前記第2グランドピンの上下方向の中央より下に配置されている、
    請求項又は請求項10に記載の検査用コネクタ。
  12. 前記検査用コネクタは、前記プランジャに支持され、かつ、前記第1信号ピン、前記第2信号ピン、前記第3信号ピン、前記第1グランドピン及び前記第2グランドピンを支持している絶縁性支持部材を更に備えており、
    前記第1信号ピン、前記第2信号ピン及び前記第3信号ピンは、前記グランドピン支持部材に前記絶縁性支持部材を介して固定されている、
    請求項ないし請求項11のいずれかに記載の検査用コネクタ。
  13. 前記検査用コネクタは、
    グランドピン支持部材を、
    更に備えており、
    前記第1グランドピンの下端部は、前記第1グランドピンの下端部の上の部分より細く、
    前記グランドピン支持部材は、前記第1グランドピンの下端部を支持している、
    請求項1ないし請求項12のいずれかに記載の検査用コネクタ。
  14. 請求項に記載の検査用コネクタと、
    前記第1同軸ケーブル及び前記第2同軸ケーブルと、
    を備えている、
    検査用ユニット。
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