JP7243860B2 - 検査用プローブ装置及びコネクタ検査方法 - Google Patents

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Description

本発明は、同軸ケーブルに接続される検査用プローブ装置及びコネクタ検査方法に関する。
従来の検査用プローブ装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の自動検査機のプラグが知られている。自動検査機のプラグは、信号端子及びアース端子を備えている。アース端子は、上下方向に延びる中心軸を有する円筒形状を有する。アース端子は、底面を有している。アース端子の底面の中心には孔が設けられている。信号端子は、上下方向に延びるピンである。信号端子は、アース端子の内部において上下方向に延びている。また、信号端子は、アース端子の底面の孔を介してアース端子から下方向に突出している。
このような自動検査機のプラグは、スイッチ付きコネクタの検査に利用される。スイッチ付きコネクタの上面には、孔が設けられている。信号端子は、この孔を介してスイッチ付きコネクタの内部に挿入される。これにより、信号端子は、スイッチ付きコネクタの中心導体に接触する。また、アース端子の下面は、スイッチ付きコネクタの上面に接触する。これにより、アース端子は、スイッチ付きコネクタの外部導体に接触する。
特開平9-223548号公報
ところで、特許文献1に記載の自動検査機のプラグでは、自動検査機のプラグとスイッチ付きコネクタとを精度よく位置合わせをした状態で、信号端子をスイッチ付きコネクタの孔に挿入する必要がある。このような自動検査機のプラグとスイッチ付きコネクタとの位置合わせを容易に行いたいという要望が存在する。
そこで、本発明の目的は、コネクタに対する中心プランジャの位置合わせを容易に行うことができる検査用プローブ装置及びコネクタ検査方法を提供することである。
本発明の一形態に係る検査用プローブ装置は、
中心導体線と、前記中心導体線の周囲を囲んでいる外部導体と、前記中心導体線と前記外部導体とを絶縁している絶縁体と、を備える同軸ケーブルの端部に接続される検査用プローブ装置であって、
前記中心導体線に電気的に接続され、かつ、上下方向に延びる中心プランジャと、
前記外部導体に電気的に接続され、かつ、上下方向に見て、前記中心プランジャの周囲を囲んでいる外部プランジャと、
前記中心プランジャと前記外部プランジャとを絶縁し、かつ、前記外部プランジャの下端から下方向に突出するように前記外部プランジャに固定されている絶縁部材であって、上下方向に見て、前記中心プランジャの周囲を囲んでいる絶縁部材と、
を備えており、
前記中心プランジャは、前記絶縁部材の下端より下方向に突出しており、
前記絶縁部材において前記外部プランジャの下端より下に位置する部分を絶縁部材接触部と定義し、
前記絶縁部材接触部は、下方向に向かって先細りする形状を有する部分を含んでいる。
以下に、本明細書における用語の定義について説明する。本明細書において、前後方向に延びる軸や部材は、必ずしも前後方向と平行である軸や部材だけを示すものではない。前後方向に延びる軸や部材とは、前後方向に対して±45°の範囲で傾斜している軸や部材のことである。同様に、上下方向に延びる軸や部材とは、上下方向に対して±45°の範囲で傾斜している軸や部材のことである。左右方向に延びる軸や部材とは、左右方向に対して±45°の範囲で傾斜している軸や部材のことである。
以下に、本明細書における部材の位置関係について定義する。第1部材ないし第3部材は、検査用プローブ装置の構成である。本明細書において、前後方向に並ぶ第1部材及び第2部材とは、以下の状態を示す。前後方向に垂直な方向に第1部材及び第2部材を見たときに、第1部材及び第2部材の両方が前後方向を示す任意の直線上に配置されている状態である。本明細書において、上下方向に見たときに前後方向に並ぶ第1部材及び第2部材とは、以下の状態を示す。上下方向に第1部材及び第2部材を見たときに、第1部材及び第2部材の両方が前後方向を示す任意の直線上に配置されている。この場合、上下方向とは異なる左右方向から第1部材及び第2部材を見ると、第1部材及び第2部材のいずれか一方が前後方向を示す任意の直線上に配置されていなくてもよい。なお、第1部材と第2部材とが接触していてもよい。第1部材と第2部材とが離れていてもよい。第1部材と第2部材との間に第3部材が存在していてもよい。この定義は、前後方向以外の方向にも適用される。
本明細書において、第1部材が第2部材の前に配置されるとは、以下の状態を指す。第1部材の少なくとも一部は、第2部材が前方向に平行移動するときに通過する領域内に配置されている。よって、第1部材は、第2部材が前方向に平行移動するときに通過する領域内に収まっていてもよいし、第2部材が前方向に平行移動するときに通過する領域から突出していてもよい。この場合、第1部材及び第2部材は、前後方向に並んでいる。この定義は、前後方向以外の方向にも適用される。
本明細書において、左右方向に見たときに、第1部材が第2部材の前に配置されるとは、以下の状態を指す。左右方向に見たときに、第1部材と第2部材が前後方向に並んでおり、かつ、左右方向に見たときに、第1部材の第2部材と対向する部分が、第2部材の前に配置される。この定義において、第1部材と第2部材は、3次元では、前後方向に並んでいなくてもよい。この定義は、前後方向以外の方向も適用される。
本明細書において、第1部材が第2部材より前に配置されるとは、以下の状態を指す。第1部材は、第2部材の前端を通り前後方向に直交する平面の前に配置される。この場合、第1部材及び第2部材は、前後方向に並んでいてもよく、並んでいなくてもよい。この定義は、前後方向以外の方向にも適用される。
本明細書において、特に断りのない場合には、第1部材の各部について以下のように定義する。第1部材の前部とは、第1部材の前半分を意味する。第1部材の後部とは、第1部材の後半分を意味する。第1部材の左部とは、第1部材の左半分を意味する。第1部材の右部とは、第1部材の右半分を意味する。第1部材の上部とは、第1部材の上半分を意味する。第1部材の下部とは、第1部材の下半分を意味する。第1部材の前端とは、第1部材の前方向の端を意味する。第1部材の後端とは、第1部材の後方向の端を意味する。第1部材の左端とは、第1部材の左方向の端を意味する。第1部材の右端とは、第1部材の右方向の端を意味する。第1部材の上端とは、第1部材の上方向の端を意味する。第1部材の下端とは、第1部材の下方向の端を意味する。第1部材の前端部とは、第1部材の前端及びその近傍を意味する。第1部材の後端部とは、第1部材の後端及びその近傍を意味する。第1部材の左端部とは、第1部材の左端及びその近傍を意味する。第1部材の右端部とは、第1部材の右端及びその近傍を意味する。第1部材の上端部とは、第1部材の上端及びその近傍を意味する。第1部材の下端部とは、第1部材の下端及びその近傍を意味する。
本明細書における任意の2つの部材を第1部材及び第2部材と定義した場合、任意の2つの部材の関係は以下のような意味になる。本明細書において、第1部材が第2部材に支持されているとは、第1部材が第2部材に対して移動不可能に第2部材に取り付けられている(すなわち、固定されている)場合、及び、第1部材が第2部材に対して移動可能に第2部材に取り付けられている場合を含む。また、第1部材が第2部材に支持されているとは、第1部材が第2部材に直接に取り付けられている場合、及び、第1部材が第3部材を介して第2部材に取り付けられている場合の両方を含む。
本明細書において、第1部材が第2部材に保持されているとは、第1部材が第2部材に対して移動不可能に第2部材に取り付けられている(すなわち、固定されている)場合を含み、第1部材が第2部材に対して移動可能に第2部材に取り付けられている場合を含まない。また、第1部材が第2部材に保持されているとは、第1部材が第2部材に直接に取り付けられている場合、及び、第1部材が第3部材を介して第2部材に取り付けられている場合の両方を含む。
本明細書において、「第1部材と第2部材とが電気的に接続される」とは、第1部材と第2部材との間で電気が導通していることを意味する。従って、第1部材と第2部材とが接触していてもよいし、第1部材と第2部材とが接触していなくてもよい。第1部材と第2部材とが接触していない場合には、第1部材と第2部材との間に導電性を有する第3部材が配置されている。
本発明に係る検査用プローブ装置によれば、コネクタに対する中心プランジャの位置合わせを容易に行うことができる。
図1は、検査用ユニット10の外観斜視図である。 図2は、検査用プローブ装置100の下部の拡大図である。 図3は、検査用プローブ装置100のA-Aにおける断面図である。 図4は、検査用ユニット10の分解斜視図である。 図5は、ケーブルアダプタ105、信号ピン120、ソケット123、ブッシング124,126の斜視図である。 図6は、ケーブルアダプタ105、信号ピン120、ソケット123、ブッシング124,126の分解斜視図である。 図7は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100及びコネクタ300の断面図である。 図8は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100及びコネクタ300の断面図である。 図9は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100及びコネクタ300の断面図である。 図10は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100及びコネクタ300の断面図である。 図11は、検査用プローブ装置100aの外観斜視図である。 図12は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100a及びコネクタ300L,300Rの断面図である。 図13は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100a及びコネクタ300L,300Rの断面図である。 図14は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100a及びコネクタ300L,300Rの断面図である。 図15は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100a及びコネクタ300L,300Rの断面図である。
(実施形態)
[検査用プローブ装置の構造]
以下に、本発明の実施形態に係る検査用プローブ装置100を備える検査用ユニット10の構造について図面を参照しながら説明する。図1は、検査用ユニット10の外観斜視図である。図2は、検査用プローブ装置100の下部の拡大図である。図3は、検査用プローブ装置100のA-Aにおける断面図である。図4は、検査用ユニット10の分解斜視図である。図5は、ケーブルアダプタ105、信号ピン120、ソケット123、ブッシング124,126の斜視図である。図6は、ケーブルアダプタ105、信号ピン120、ソケット123、ブッシング124,126の分解斜視図である。
図1に示すように上下方向、左右方向及び前後方向を定義する。ただし、上下方向、左右方向及び前後方向は、説明のために定義した方向である。従って、検査用ユニット10の実際の使用時における上下方向、左右方向及び前後方向は、本明細書の上下方向、左右方向及び前後方向と一致していなくてよい。また、上下方向は、各図面の上下方向と逆であってもよい。左右方向は、各図面の左右方向と逆であってもよい。前後方向は、各図面の前後方向と逆であってもよい。
検査用ユニット10は、電子機器内を伝送される高周波信号の測定に用いられる。検査用ユニット10は、図1に示すように、検査用プローブ装置100、外部接続用コネクタ200及び同軸ケーブル202を備えている。外部接続用コネクタ200は、図示しない測定機器に接続される。外部接続用コネクタ200の構造は一般的な構造であるので説明を省略する。
同軸ケーブル202は、検査用プローブ装置100に挿入されていると共に、外部接続用コネクタ200に挿入されている。同軸ケーブル202は、図3及び図6に示すように、中心導体線204、外部導体206、絶縁体208及び被膜210を備えている。中心導体線204は、同軸ケーブル202の芯線である。従って、中心導体線204は、同軸ケーブル202の中心に位置している。中心導体線204は、低抵抗な導体により作製されている。中心導体線204は、例えば、銅により作製されている。
外部導体206は、中心導体線204の周囲を囲んでいる。従って、外部導体206は、同軸ケーブル202が延びる方向に直交する断面において、円環形状を有している。このような外部導体206は、例えば、細い導線が編まれることにより作製されている。外部導体206は、低抵抗な導体により作製されている。外部導体206は、例えば、銅により作製されている。
絶縁体208は、中心導体線204と外部導体206とを絶縁している。絶縁体208は、中心導体線204と外部導体206との間に位置している。絶縁体208は、中心導体線204の周囲を囲んでいる。絶縁体208の周囲は、外部導体206により囲まれている。絶縁体208は、同軸ケーブル202が延びる方向に直交する断面において、円環形状を有している。絶縁体208は、絶縁性を有する樹脂により作製されている。絶縁体208は、例えば、ポリエチレンにより作製されている。
被膜210は、外部導体206の周囲を囲んでいる。従って、被膜210は、同軸ケーブル202が延びる方向に直交する断面において、円環形状を有している。被膜210は、絶縁性を有する樹脂により作製されている。被膜210は、例えば、ポリエチレンにより作製されている。ただし、被膜210には、複数の孔が設けられていない、又は、絶縁体208より少ない孔が設けられている。そのため、被膜210は、絶縁体208より変形しにくい。
同軸ケーブル202の下端部では、外部導体206、絶縁体208及び被膜210が除去されることにより、中心導体線204が、同軸ケーブル202から露出している。また、中心導体線204が露出している部分より上において被膜210が除去されることにより、外部導体206が、同軸ケーブル202から露出している。
検査用プローブ装置100は、図1及び図2に示すように、同軸ケーブル202の端部に接続されている。本実施形態では、検査用プローブ装置100は、同軸ケーブル202の下端部に接続されている。検査用プローブ装置100は、図1ないし図3に示すように、外部プランジャ102、ハウジング104、ケーブルアダプタ105、フランジ106、スプリング108、信号ピン120、ソケット123、ブッシング124(絶縁部材)及びブッシング126を備えている。
ケーブルアダプタ105は、図3に示すように、外部導体206に電気的に接続されている。ケーブルアダプタ105は、図4ないし図6に示すように、円筒形状を有している。同軸ケーブル202は、ケーブルアダプタ105に挿入されている。これにより、ケーブルアダプタ105は、外部導体206を保持している。また、外部導体206の外周面は、図3に示すように、ケーブルアダプタ105の内周面に接触している。これにより、ケーブルアダプタ105は、外部導体206に電気的に接続されている。ケーブルアダプタ105は、グランド電位に接続されている。ケーブルアダプタ105は、導電性の高い金属により作製されている。ケーブルアダプタ105は、例えば、SUSにより作製されている。
ソケット123は、図3に示すように、中心導体線204に電気的に接続されている。ただし、ソケット123は、外部導体206に電気的に接続されていない。より詳細には、ソケット123は、同軸ケーブル202の下端部に取り付けられている。そのため、ソケット123は、ケーブルアダプタ105の下に配置されている。ソケット123は、図6に示すように、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。ソケット123の上端部は、開口している。ソケット123の下端部は、開口していない。ただし、ソケット123の下端部は、開口していてもよい。同軸ケーブル202の下端部では中心導体線204が露出している。中心導体線204は、ソケット123の上端部の開口からソケット123の内部に挿入されている。中心導体線204は、半田によりソケット123に固定されている。これにより、中心導体線204は、ソケット123に電気的に接続されている。ただし、ソケット123は、外部導体206に接触していない。これにより、ソケット123は、外部導体206に電気的に接続されていない。以上のような構造を有するソケット123は、例えば、黄銅により作製されている。
信号ピン120は、比較的に高い周波数を有する高周波信号が印加される端子である。比較的に高い周波数を有する高周波信号は、例えば、0.3GHz~0.3THzの周波数を有するミリ波やマイクロ波である。信号ピン120は、図3ないし図6に示すように、上下方向に延びる棒状部材である。信号ピン120の上端は、図3に示すように、ソケット123の下端に接触している。これにより、信号ピン120は、ソケット123に電気的に接続されている。すなわち、信号ピン120は、中心導体線204に電気的に接続されている。
信号ピン120は、図3に示すように、筒部1202、中心プランジャ1204及びスプリング1208を含んでいる。筒部1202は、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。筒部1202の形状は、六角柱等の多角柱形状であってもよい。筒部1202の下端は、開口している。筒部1202の上端は、開口していない。筒部1202の下端部の直径は、筒部1202の残余の部分の直径より小さい。すなわち、筒部1202は、筒部1202の下端部が少し絞られた形状を有している。
中心プランジャ1204は、図3に示すように、上下方向に延びる棒状部材である。中心プランジャ1204の下端部は、下方向に突出する凸曲面である。中心プランジャ1204の上部は、筒部1202の内部に位置している。中心プランジャ1204の下部は、筒部1202の外に位置している。ただし、中心プランジャ1204の上部の直径は、中心プランジャ1204の残余の部分の直径より大きい。これにより、中心プランジャ1204は、筒部1202を下方向に通過することができない。
スプリング1208は、図3に示すように、筒部1202の内部に配置されている。スプリング1208の下端は、中心プランジャ1204の上端に接触している。スプリング1208の上端は、筒部1202の内周面の上端に接触している。これにより、スプリング1208(弾性体)は、中心プランジャ1204を下方向に押している。信号ピン120は、スプリング1208が伸縮することにより、上下方向に伸縮することができる。
ところで、筒部1202の上端は、図3に示すように、ソケット123の下端に接触している。そのため、中心プランジャ1204は、筒部1202、スプリング1208及びソケット123を介して、中心導体線204に電気的に接続されている。以上のような信号ピン120は、例えば、黄銅により作製されている。
外部プランジャ102は、図2ないし図4に示すように、上下方向に延びる筒状部材である。本実施形態では、外部プランジャ102は、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。外部プランジャ102には、図3に示すように、上下方向に延びる貫通孔H1が設けられている。貫通孔H1は、外部プランジャ102の上端から下端までを貫通している。外部プランジャ102は、上下方向に見て、信号ピン120の周囲を囲んでいる。従って、信号ピン120は、貫通孔H1において上下方向に延びている。ただし、外部プランジャ102は、信号ピン120に電気的に接続されていない。
また、外部プランジャ102の貫通孔H1の内周面は、図3に示すように、ケーブルアダプタ105の外周面に接触している。これにより、外部プランジャ102は、ケーブルアダプタ105を介して外部導体206に電気的に接続されている。外部プランジャ102は、グランド電位に接続されている。以上のような外部プランジャ102は、導電性の高い金属により作製されている。外部プランジャ102は、例えば、SUSにより作製されている。
ブッシング126は、図3に示すように、外部プランジャ102とソケット123とを絶縁している。ブッシング126は、図3に示すように、上下方向に見て、ソケット123の周囲を囲んでいる。ブッシング126は、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。ブッシング126の中心軸線は、ソケット123の中心軸線と一致する。ソケット123は、ブッシング126の内部に挿入されている。ブッシング126は、外部プランジャ102の貫通孔H1の内部に配置されている。ブッシング126は、絶縁性を有する樹脂により作製されている。ブッシング126は、例えば、エポキシ樹脂により作製されている。これにより、ソケット123は、外部プランジャ102と絶縁されている。
ブッシング124(絶縁部材)は、図3に示すように、中心プランジャ1204と外部プランジャ102とを絶縁している。ブッシング124は、図3ないし図5に示すように、上下方向に見て、中心プランジャ1204の周囲を囲んでいる。ブッシング124は、上下方向に見て、円形状を有している。中心プランジャ1204は、ブッシング124を上下方向に貫通している。そのため、中心プランジャ1204は、ブッシング124(絶縁部材)の下端より下方向に突出している。また、上下方向に見て、中心プランジャ1204とブッシング124(絶縁部材)との間には隙間が存在する。そのため、ブッシング124は、中心プランジャ1204を保持していない。従って、中心プランジャ1204は、スプリング1208の伸縮により、ブッシング124に対して上下方向に変位することができる。
ところで、ブッシング124は、図3に示すように、ブッシング接触部124a(絶縁部材接触部)及びブッシング非接触部124bを有する。ブッシング非接触部124bは、外部プランジャ102の貫通孔H1の内部に位置している部分である。ブッシング非接触部124bの外周面は、貫通孔H1の内周面に接触している。これにより、ブッシング非接触部124bは、外部プランジャ102に固定されている。また、ブッシング接触部124aは、ブッシング124において外部プランジャ102の貫通孔H1外に位置している部分である。すなわち、ブッシング接触部124a(絶縁部材接触部)は、ブッシング124(絶縁部材)において外部プランジャ102の下端より下に位置している部分である。このように、ブッシング124は、外部プランジャ102の下端から下方向に突出するように外部プランジャ102に固定されている。
以下に、ブッシング接触部124aの形状についてより詳細に説明する。ブッシング接触部124aは、図3に示すように、ブッシング非接触部124bの下に位置する。ブッシング接触部124aは、下方向に向かって先細りする形状を有する部分を含んでいる。本実施形態では、ブッシング接触部124aは、下方向に向かって先細りする形状を有している。具体的には、ブッシング接触部124aは、図2に示すように、円錐台形状を有している。図3に示すように、上下方向に直交する断面を断面Dと定義する。更に、上下方向に直交する2つの断面を上断面D1及び下断面D2と定義する。上断面D1は、下断面D2より上に位置している。なお、図3では、断面Dと下断面D2とは一致しているが、断面Dと下断面D2とは一致していなくてもよい。
上下方向に直交する断面Dにおけるブッシング接触部124a(絶縁部材接触部)の外縁に囲まれた領域の面積は、断面Dが下方向に移動するにしたがって減少している。ここで、ブッシング接触部124aには上下方向に貫通する孔が設けられている。従って、上下方向に直交する断面Dにおけるブッシング接触部124aは、外側の円と内側の円とを輪郭として有している。本明細書では、上下方向に直交する断面Dにおけるブッシング接触部124a(絶縁部材接触部)の外縁とは、内側の円と外側の円との内の外側の円を指す。更に、上断面D1と下断面D2との全ての組み合わせにおいて、下断面D2におけるブッシング接触部124aの外縁が、上下方向に見て、上断面D1におけるブッシング接触部124aの外縁に収まる関係が成立している。換言すれば、以下の2つの条件が満たされている。
条件1:下断面D2におけるブッシング接触部124aの外縁は、下断面D2より上に位置する全ての上断面D1におけるブッシング接触部124aの外縁に収まっている。
条件2:条件1がブッシング接触部124aにおける全ての下断面D2において成立している。
従って、ブッシング接触部124aは、断面Dが下に移動するにしたがって、前後方向及び左右方向の幅が細くなっていく形状を有している。特に、上下方向に見て、ブッシング接触部124a(絶縁部材接触部)の外縁の形状は、円である。更に、上下方向に直交する断面Dにおけるブッシング接触部124a(絶縁部材接触部)の外縁に囲まれた領域の面積は、断面Dが下方向に移動するにしたがって連続的に減少している。そのため、ブッシング接触部124aは、前記の通り、円錐台形状を有している。
ハウジング104は、図3に示すように、上下方向に延びる筒状部材である。ハウジング104には、上下方向に延びる貫通孔H2が設けられている。貫通孔H2は、ハウジング104の上端から下端までを貫通している。ハウジング104の下端部は、外部プランジャ102の上端部に挿入されている。これにより、ハウジング104は、外部プランジャ102の上に位置するように外部プランジャ102に支持されている。更に、上下方向に見て、貫通孔H1と貫通孔H2とは重なっている。同軸ケーブル202は、貫通孔H2の内部を上下方向に通過している。このようなハウジング104は、導電性の高い金属により作製されている。ハウジング104は、例えば、SUSにより作製されている。
フランジ106は、板形状を有する部材である。フランジ106は、下方向に見たときに、長方形状を有する。フランジ106は、上下方向において、ハウジング104の上端部近傍に配置される。フランジ106には、上下方向に延びる貫通孔H3が設けられている。ハウジング104は、貫通孔H3内を上下方向に通過している。ただし、ハウジング104の上端部の直径は、フランジ106の貫通孔H3の直径より大きい。そのため、ハウジング104は、貫通孔H3を下方向に向かって抜けることができない。このようなフランジ106は、導電性の高い金属により作製されている。フランジ106は、例えば、SUSにより作製されている。
スプリング108は、フランジ106を上方向に押している。スプリング108は、外部プランジャ102を下方向に押している。より詳細には、スプリング108の上端は、フランジ106の下面に固定されている。スプリング108の下端は、外部プランジャ102の上端に固定されている。そのため、外部プランジャ102が上方向に押されると、スプリング108が縮んで、外部プランジャ102及びハウジング104がフランジ106に対して上方向に変位する。
次に、検査用プローブ装置100を用いてコネクタ300を検査するコネクタ検査方法について図面を参照しながら説明する。図7ないし図10は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100及びコネクタ300の断面図である。
まず、コネクタ300について説明する。コネクタ300は、コネクタ中心導体302、コネクタ外部導体304及びコネクタ絶縁体306を備えている。コネクタ中心導体302には、検査時に、中心プランジャ1204が接触する。コネクタ中心導体302は、図7に示すように上下方向に延びるピンである。
コネクタ外部導体304には、検査時に、外部プランジャ102が接触する。コネクタ外部導体304は、上下方向に見て、コネクタ中心導体302の周囲を囲んでいる。コネクタ外部導体304は、上下方向に延びる中心軸線を有する円筒形状を有している。
コネクタ絶縁体306は、コネクタ中心導体302とコネクタ外部導体304とを絶縁している。コネクタ絶縁体306は、ブッシング接触部124a(絶縁体接触部)の形状に倣った形状を有している。従って、コネクタ絶縁体306は、凹曲面Sを有している。凹曲面Sは、下方向に見て、視認することができる。以下に、コネクタ絶縁体306の凹曲面Sについて説明する。
図7に示すように、上下方向に直交する断面を断面dと定義する。更に、上下方向に直交する2つの断面を上断面d1及び下断面d2と定義する。上断面d1は、下断面d2より上に位置している。なお、図7では、断面dと下断面d2とは一致しているが、断面dと下断面d2とは一致していなくてもよい。
上下方向に直交する断面dにおける凹曲面Sに囲まれた領域の面積は、断面dが下方向に移動するにしたがって減少している。更に、上断面d1と下断面d2との全ての組み合わせにおいて、下断面d2における凹曲面Sが、上下方向に見て、上断面d1における凹曲面Sの外縁に収まる関係が成立している。
本実施形態に係るコネクタ検査方法では、検査用プローブ装置100の中心プランジャ1204とコネクタ絶縁体306を接触させることにより、コネクタ中心導体302に対する中心プランジャ1204の上下方向に直交する方向の位置合わせを行う。更に、本実施形態に係るコネクタ検査方法では、検査用プローブ装置100のブッシング接触部124aをコネクタ絶縁体306に接触させることにより、コネクタ中心導体302に対する中心プランジャ1204の上下方向に直交する方向の位置合わせを行う。
まず、検査用プローブ装置100は、図7に示すように、コネクタ300の上にセットされる。そして、検査用プローブ装置100が下降させられる。中心プランジャ1204の下端は、外部プランジャ102及びブッシング接触部124aの下端より下方向に突出している。これにより、中心プランジャ1204の下端は、図8に示すように、コネクタ絶縁体306の凹曲面Sに接触する。検査用プローブ装置100が下降させられると、中心プランジャ1204は、上下方向に見てコネクタ絶縁体306の中心に位置するコネクタ中心導体302に導かれる。その結果、中心プランジャ1204は、図9に示すように、コネクタ中心導体302と接触する。ただし、この段階では、ブッシング接触部124aは、コネクタ絶縁体306に接触していない。
検査用プローブ装置100が更に下降させられると、スプリング1208が縮む。これにより、外部プランジャ102及びブッシング124が下降させられる。そして、ブッシング接触部124aは、コネクタ絶縁体306の凹曲面Sに接触する。コネクタ絶縁体306の凹曲面Sは、ブッシング接触部124aに倣った形状を有する。そのため、図10に示すように、ブッシング接触部124aがコネクタ絶縁体306に密着する。この際、ブッシング接触部124aがコネクタ絶縁体306から上下方向に直交する方向に力を受けることにより、コネクタ中心導体302に対する中心プランジャ1204の上下方向に直交する方向の位置合わせが行われる。なお、図示を省略するが、図10の状態では、中心プランジャ1204の破損の防止のために、スプリング108が縮んで、外部プランジャ102がフランジ106に対して上方向に変位している。以上の動作により、検査用プローブ装置100に接続された測定装置は、コネクタ300への接続性を確保しながら、比較的に高い周波数を有する高周波信号を測定することができる。
[効果]
検査用プローブ装置100によれば、コネクタ300に対する中心プランジャ1204の位置合わせを容易に行うことができる。より詳細には、ブッシング接触部124aは、下方向に向かって先細りする形状を有している。そこで、コネクタ300のコネクタ絶縁体306がブッシング接触部124aの形状に倣った形状を有していればよい。これにより、検査用プローブ装置100が下降しているときにブッシング接触部124a(絶縁部材接触部)がコネクタ絶縁体306に接触することにより、コネクタ中心導体302に対する中心プランジャ1204の上下方向に直交する方向の位置合わせが行われるようになる。その結果、検査用プローブ装置100によれば、コネクタ300に対する中心プランジャ1204の位置合わせを容易に行うことができる。
検査用プローブ装置100によれば、検査用プローブ装置100の構造を簡素化できる。より詳細には、ブッシング124は、外部プランジャ102の下端から下方向に突出するように外部プランジャ102に固定されている。これにより、ブッシング124は、外部プランジャ102に対して上下方向に変位しない。従って、検査用プローブ装置100では、ブッシング124を外部プランジャ102に対して上下動させる機構(例えば、スプリング)が不要となる。その結果、検査用プローブ装置100によれば、検査用プローブ装置100の構造を簡素化できる。
検査用プローブ装置100によれば、検査用プローブ装置100が破損しにくい。より詳細には、ブッシング124は、外部プランジャ102の下端から下方向に突出するように外部プランジャ102に固定されている。これにより、ブッシング124は、外部プランジャ102に対して上下方向に変位しない。そのため、ブッシング124が外部プランジャ102に対して上下方向に変位できるように、ブッシング124と外部プランジャ102との間に小さな隙間が形成されなくてもよい。ブッシング124が外部プランジャ102の下端から下方向に突出するように外部プランジャ102に固定されていることにより、ブッシング124が外部プランジャ102に対して上下方向に直交する方向に変位しにくくなる。その結果、ブッシング124がコネクタ300から上下方向に直交する方向に力を受けたとしても、ブッシング124が中心プランジャ1204に上下方向に直交する方向に力を及ぼすことが抑制される。以上より、中心プランジャ1204が折れ曲がることが抑制される。
検査用プローブ装置100によれば、検査用プローブ装置100の高周波特性の劣化が抑制されると共に、検査用プローブ装置100の検査精度の劣化が抑制される。より詳細には、ブッシング124は、外部プランジャ102の下端から下方向に突出するように外部プランジャ102に固定されている。これにより、ブッシング124は、外部プランジャ102に対して上下方向に変位しない。そのため、ブッシング124が外部プランジャ102に対して上下方向に変位できるように、ブッシング124と外部プランジャ102との間に小さな隙間が形成されなくてもよい。ブッシング124が外部プランジャ102の下端から下方向に突出するように外部プランジャ102に固定されていることにより、ブッシング124が外部プランジャ102に対して上下方向に直交する方向に変位しにくくなる。その結果、ブッシング124がコネクタ300から上下方向に直交する方向に力を受けたとしても、ブッシング124が中心プランジャ1204に上下方向に直交する方向に力を及ぼすことが抑制される。よって、中心プランジャ1204がコネクタ中心導体302に対して上下方向に直交する方向にずれた状態で接触することが抑制される。以上より、検査用プローブ装置100によれば、検査用プローブ装置100の高周波特性の劣化が抑制されると共に、検査用プローブ装置100の検査精度の劣化が抑制される。
検査用プローブ装置100によれば、検査用プローブ装置100の高周波特性の劣化が抑制されると共に、検査用プローブ装置100の検査精度の劣化が抑制される。より詳細には、ブッシングが外部プランジャに固定されていない場合、ブッシング及び中心プランジャが外部プランジャに対して上下方向に変位できる。この場合、ブッシング及び中心プランジャがそれぞれ独立して上下方向に変位できる。その結果、ブッシングがコネクタ絶縁体に密着せずにずれて接触した状態で、中心プランジャがコネクタ中心導体に接触する場合がある。ブッシング及び中心プランジャがそれぞれ独立して上下方向に変位できるので、検査用プローブ装置を下降させても、ブッシングが外部プランジャに密着せずに、ブッシングが外部プランジャに対して上下方向に変位する。その結果、中心プランジャがコネクタ中心導体に対して上下方向に直交する方向にずれた状態で接触する。このような場合、検査用プローブ装置の高周波特性が劣化すると共に、検査用プローブ装置の検査精度が劣化する。
そこで、検査用プローブ装置100では、ブッシング124は、外部プランジャ102の下端から下方向に突出するように外部プランジャ102に固定されている。これにより、ブッシング124が、外部プランジャ102に対して上下方向に変位せず、中心プランジャ1204が、ブッシング124及び外部プランジャ102に対して上下方向に変位する。これにより、ブッシング接触部124aがコネクタ絶縁体306に密着することができる。その結果、中心プランジャ1204がコネクタ中心導体302に対して上下方向に直交する方向にずれた状態で接触することが抑制される。以上より、検査用プローブ装置100によれば、検査用プローブ装置100の高周波特性の劣化が抑制されると共に、検査用プローブ装置100の検査精度の劣化が抑制される。
検査用プローブ装置100では、上下方向に見て、ブッシング接触部124aの外縁の形状は、円である。これにより、検査用プローブ装置100が中心プランジャ1204の中心軸線周りに回転したとしても、コネクタ300に対する中心プランジャ1204の位置合わせを容易に行うことができる。
検査用プローブ装置100では、上下方向に直交する断面Dにおけるブッシング接触部124aの外縁に囲まれた領域の面積は、断面Dが下方向に移動するにしたがって連続的に減少している。これにより、ブッシング接触部124aがコネクタ絶縁体306の表面上を滑ることができる。検査用プローブ装置100によれば、コネクタ300に対する中心プランジャ1204の位置合わせを容易に行うことができる。
検査用プローブ装置100では、中心プランジャ1204は、ブッシング124に対して上下方向に変位することができる。これにより、ブッシング接触部124aがコネクタ絶縁体306に接触するときに、中心プランジャ1204がブッシング124に対して上方向に変位することができる。よって、ブッシング接触部124aがコネクタ絶縁体306に密着することが可能となり、コネクタ300に対する中心プランジャ1204の位置合わせがより精度よく行われるようになる。
検査用プローブ装置100では、スプリング1208(弾性体)は、中心プランジャ1204を下方向に押す。これにより、中心プランジャ1204がコネクタ中心導体302に押し付けられるようになる。その結果、中心プランジャ1204がコネクタ中心導体302により確実に接続されるようになる。
検査用プローブ装置100では、中心プランジャ1204の下端部は、下方向に突出する凸曲面である。これにより、中心プランジャ1204がコネクタ中心導体302に点接触するようになる。その結果、中心プランジャ1204がコネクタ中心導体302により確実に接続されるようになる。
検査用プローブ装置100では、上下方向に見て、中心プランジャ1204とブッシング124(絶縁部材)との間には隙間が存在する。これにより、中心プランジャ1204がブッシング124に対してスムーズに上下動できる。
(変形例)
以下に変形例に係る検査用ユニット10a及び検査用プローブ装置100aについて図面を参照しながら説明する。図11は、検査用プローブ装置100aの外観斜視図である。図12ないし図15は、コネクタ検査方法における検査用プローブ装置100a及びコネクタ300L,300Rの断面図である。図12ないし図15では、信号ピン120L,120Rの構造を簡素化して示した。
検査用プローブ装置100aは、図11に示すように、2個の検査用プローブ装置100が一体化された構造を有している。これにより、検査用プローブ装置100aは、コネクタ300L,300Rの検査を行うことができる。コネクタ300L,300Rのそれぞれは、図11及び図12に示すように、コネクタ300と同じ構造を有している。
具体的には、検査用プローブ装置100aは、図12に示すように、外部プランジャ102a、信号ピン120L,120R及びブッシング124L,124Rを備えている。なお、検査用プローブ装置100aは、ケーブルアダプタ105L,105R、フランジ106、スプリング108、ソケット123L,123R及びブッシング124R,124Rも備えている。しかしながら、ケーブルアダプタ105L,105R、フランジ106、スプリング108、ソケット123L,123R及びブッシング124R,124Rは、ケーブルアダプタ105、フランジ106、スプリング108、ソケット123及びブッシング124と同じであるので説明を省略する。
検査用プローブ装置100aの外部プランジャ102aは、2個の外部プランジャ102が左右に並んだ構造を有している。外部プランジャ102aは、外部プランジャ左部102aL及び外部プランジャ右部102aRを含んでいる。外部プランジャ左部102aLには、上下方向に延びる貫通孔H1Lが設けられている。外部プランジャ右部102aRには、上下方向に延びる貫通孔H1Rが設けられている。
信号ピン120L及び信号ピン120Rは、左右方向に並んでいる。信号ピン120Lは、信号ピン120Rの左に位置している。信号ピン120Lは、外部プランジャ左部102aLの貫通孔H1Lにおいて上下方向に延びている。信号ピン120Lは、筒部1202L(参照符号を図示せず)、中心プランジャ1204L及びスプリング1208L(参照符号を図示せず)を含んでいる。信号ピン120Rは、外部プランジャ右部102aRの貫通孔H1Rにおいて上下方向に延びている。信号ピン120Rは、筒部1202R(参照符号を図示せず)、中心プランジャ1204R及びスプリング1208R(参照符号を図示せず)を含んでいる。ただし、図12ないし図15では、信号ピン120L,120Rの構造を簡素化して示したので、筒部1202L,1202R、中心プランジャ1204L,1204R及びスプリング1208L,1208Rの詳細な構造は省略されている。また、筒部1202L,1202R、中心プランジャ1204L,1204R及びスプリング1208L,1208Rは、筒部1202、中心プランジャ1204及びスプリング1208と同じであるので説明を省略する。
ブッシング124Lは、中心プランジャ1204Lと外部プランジャ102aとを絶縁している。ブッシング124Rは、中心プランジャ1204Rと外部プランジャ102aとを絶縁している。ただし、ブッシング124L,124Rは、ブッシング124と同じであるので説明を省略する。
次に、検査用プローブ装置100aを用いてコネクタ300L,300Rを検査するコネクタ検査方法について図12ないし図15を参照しながら説明する。
まず、検査用プローブ装置100aは、図12に示すように、コネクタ300L,300Rの上にセットされる。そして、検査用プローブ装置100aが下降させられる。これにより、中心プランジャ1204Lの下端は、図13に示すように、コネクタ絶縁体306Lの凹曲面SLに接触する。中心プランジャ1204Rの下端は、図13に示すように、コネクタ絶縁体306Rの凹曲面SRに接触する。そのため、検査用プローブ装置100aが下降させられると、中心プランジャ1204Lは、コネクタ中心導体302Lに導かれる。同様に、中心プランジャ1204Rは、コネクタ中心導体302Rに導かれる。その結果、中心プランジャ1204Lは、図14に示すように、コネクタ中心導体302Lと接触する。中心プランジャ1204Rは、図14に示すように、コネクタ中心導体302Rと接触する。
検査用プローブ装置100aが更に下降させられると、スプリング1208L,1208Rが縮む。これにより、外部プランジャ102a及びブッシング124L,124Rが下降させられる。そして、ブッシング接触部124aLは、コネクタ絶縁体306Lに接触する。ブッシング接触部124aRは、コネクタ絶縁体306Rに接触する。コネクタ絶縁体306Lは、ブッシング接触部124aLに倣った形状を有する。コネクタ絶縁体306Rは、ブッシング接触部124aRに倣った形状を有する。そのため、図15に示すように、ブッシング接触部124aLがコネクタ絶縁体306Lに密着する。同様に、図15に示すように、ブッシング接触部124aRがコネクタ絶縁体306Rに密着する。この際、ブッシング接触部124aLがコネクタ絶縁体306Lから上下方向に直交する方向に力を受けることにより、コネクタ中心導体302Lに対する中心プランジャ1204Lの上下方向に直交する方向の位置合わせが行われる。同様に、ブッシング接触部124aRがコネクタ絶縁体306Rから上下方向に直交する方向に力を受けることにより、コネクタ中心導体302Rに対する中心プランジャ1204Rの上下方向に直交する方向の位置合わせが行われる。以上の動作により、検査用プローブ装置100aに接続された測定装置は、コネクタ300L,300Rへの接続性を確保しながら、比較的に高い周波数を有する高周波信号を測定することができる。
検査用プローブ装置100aによれば、検査用プローブ装置100と同じ作用効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
本発明に係る検査用コネクタは、前記実施形態に係る検査用プローブ装置100,100aに限らず、その要旨の範囲内において変更可能である。
なお、検査用プローブ装置100,100aの構成を任意に組み合わせてもよい。
なお、上下方向に見て、上断面D1におけるブッシング接触部124aの外縁の形状は、円以外であってもよい。円以外の形状は、例えば、正方形、長方形、楕円、三角形等である。
なお、上下方向に直交する断面Dにおけるブッシング接触部124aの外縁に囲まれた領域の面積は、断面Dが下方向に移動するにしたがって階段状に減少してもよい。
なお、中心プランジャ1204は、ブッシング124に対して上下方向に変位できなくてもよい。
なお、検査用プローブ装置100は、中心プランジャ1204を下方向に押すスプリング1208を備えていなくてもよい。
なお、中心プランジャ1204の下端部は、下方向に突出する凸曲面以外の形状であってもよい。中心プランジャ1204の下端部は、例えば、下方向に突出する針形状であってもよい。
なお、上下方向に見て、中心プランジャ1204とブッシング124との間には隙間が存在しなくてもよい。
なお、ハウジング104及びフランジ106は、導電性を有していなくてもよい。ただし、ハウジング104及びフランジ106が導電性を有していると、コネクタ300のグランドとフランジ106が固定される固定台のグランドとを共通化できる。
なお、ブッシング接触部124aは、下方向に向かって先細りする形状を有する部分を含んでいればよい。従って、ブッシング接触部124aは、例えば、円柱等の先細りしていない形状と、円錐台等の下方向に向かって先細りする形状との組み合わせでもよい。この場合、ブッシング接触部124aは、円錐台が円柱の下端に接合された構造を有する。
10,10a:検査用ユニット
100,100a:検査用プローブ装置
102,102a:外部プランジャ
102aL:外部プランジャ左部
102aR:外部プランジャ右部
104:ハウジング
105,105L,105R:ケーブルアダプタ
106:フランジ
108:スプリング
120,120L,120R:信号ピン
123,123L,123R:ソケット
124,124L,124R,126:ブッシング
124a,124aL,124aR:ブッシング接触部
124b:ブッシング非接触部
200:外部接続用コネクタ
202:同軸ケーブル
204:中心導体線
206:外部導体
208:絶縁体
210:被膜
300,300L,300R:コネクタ
302,302L,302R:コネクタ中心導体
304:コネクタ外部導体
306,306L,306R:コネクタ絶縁体
1204,1204L,1204R:中心プランジャ
S,SL,SR:凹曲面

Claims (9)

  1. 中心導体線と、前記中心導体線の周囲を囲んでいる外部導体と、前記中心導体線と前記外部導体とを絶縁している絶縁体と、を備える同軸ケーブルの端部に接続される検査用プローブ装置であって、
    前記中心導体線に電気的に接続され、かつ、上下方向に延びる中心プランジャと、
    前記外部導体に電気的に接続され、かつ、上下方向に見て、前記中心プランジャの周囲を囲んでいる外部プランジャと、
    前記中心プランジャと前記外部プランジャとを絶縁し、かつ、前記外部プランジャの下端から下方向に突出するように前記外部プランジャに固定されている絶縁部材であって、上下方向に見て、前記中心プランジャの周囲を囲んでいる絶縁部材と、
    を備えており、
    前記中心プランジャは、前記絶縁部材の下端より下方向に突出しており、
    前記絶縁部材において前記外部プランジャの下端より下に位置する部分を絶縁部材接触部と定義し、
    前記絶縁部材接触部は、下方向に向かって先細りする形状を有する部分を含んでいる、
    検査用プローブ装置。
  2. 上下方向に見て、前記絶縁部材接触部の外縁の形状は、円である、
    請求項1に記載の検査用プローブ装置。
  3. 上下方向に直交する断面における前記絶縁部材接触部の外縁に囲まれた領域の面積は、前記断面が下方向に移動するにしたがって連続的に減少している、
    請求項1又は請求項2のいずれかに記載の検査用プローブ装置。
  4. 前記中心プランジャは、前記絶縁部材に対して上下方向に変位することができる、
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の検査用プローブ装置。
  5. 前記検査用プローブ装置は、
    前記中心プランジャを下方向に押す弾性体を、
    更に備えている、
    請求項4に記載の検査用プローブ装置。
  6. 前記中心プランジャの下端部は、下方向に突出する凸曲面である、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の検査用プローブ装置。
  7. 上下方向に見て、前記中心プランジャと前記絶縁部材との間には隙間が存在する、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の検査用プローブ装置。
  8. 中心導体線と、前記中心導体線の周囲を囲んでいる外部導体と、前記中心導体線と前記外部導体とを絶縁している絶縁体と、を備える同軸ケーブルの端部に接続される検査用プローブ装置であって、
    前記中心導体線に電気的に接続され、かつ、上下方向に延びる中心プランジャと、
    前記外部導体に電気的に接続され、かつ、上下方向に見て、前記中心プランジャの周囲を囲んでいる外部プランジャと、
    前記中心プランジャと前記外部プランジャとを絶縁し、かつ、前記外部プランジャの下端から下方向に突出するように前記外部プランジャに固定されている絶縁部材であって、上下方向に見て、前記中心プランジャの周囲を囲んでいる絶縁部材と、
    を備えており、
    前記中心プランジャは、前記絶縁部材の下端より下方向に突出しており、
    前記絶縁部材は、前記外部プランジャの下端より下に位置する絶縁部材接触部を有しており
    検査用プローブ装置を用いてコネクタの検査を行うコネクタ検査方法であって、
    前記コネクタは、
    前記中心プランジャが接触するコネクタ中心導体と、
    前記外部プランジャが接触するコネクタ外部導体であって、上下方向に見て、前記コネクタ中心導体の周囲を囲んでいるコネクタ外部導体と、
    コネクタ中心導体と前記コネクタ外部導体とを絶縁し、かつ、前記絶縁部材接触部の形状に倣った形状を有するコネクタ絶縁体と、
    を備えており、
    前記検査用プローブ装置の前記中心プランジャと前記コネクタ絶縁体を接触させることにより、前記コネクタ中心導体に対する前記中心プランジャの上下方向に直交する方向の位置合わせを行い、
    前記検査用プローブ装置の前記絶縁部材接触部を前記コネクタ絶縁体に接触させることにより、前記コネクタ中心導体に対する前記中心プランジャの上下方向に直交する方向の位置合わせを行う、
    コネクタ検査方法。
  9. 前記絶縁部材接触部は、下方向に向かって先細りする形状を有する部分を含んでいる、
    請求項8に記載のコネクタ検査方法。
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