JP2001042002A - 半導体デバイス試験装置のタイミング校正用コンタクトボード・このコンタクトボードに接触するプローブ - Google Patents

半導体デバイス試験装置のタイミング校正用コンタクトボード・このコンタクトボードに接触するプローブ

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JP2001042002A
JP2001042002A JP11217127A JP21712799A JP2001042002A JP 2001042002 A JP2001042002 A JP 2001042002A JP 11217127 A JP11217127 A JP 11217127A JP 21712799 A JP21712799 A JP 21712799A JP 2001042002 A JP2001042002 A JP 2001042002A
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紀義 小塚
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 BGAのようにコンタクトが面状に配列さ
れ、各コンタクトに隣接してグランドパッドを形成する
ことができない構造のICソケットに対しても、インピ
ーダンス整合させた状態でICソケットとプローブとの
間で信号を授受できるようにする。 【解決手段】 シグナルパッドの形成領域の両側にグラ
ンドパッドを形成し、プローブではシグナルピンから離
れた位置にグランドピンを装着し、シグナルピンがどの
シグナルパッドに接触してもグランドピンが必ずグラン
ドパッドに接触するように構成し、グランドピンを通じ
て同軸構造のシグナルピンの外部導体をグランドに接続
し、シグナルピンをインピーダンス整合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】この発明は半導体集積回路素
子(以下半導体デバイスと称す)を試験する半導体デバ
イス試験装置に利用して好適なタイミング校正用コンタ
クトボード及びこのコンタクトボードに接触するプロー
ブに関する。
【0002】
【従来の技術】図7に半導体デバイス試験装置の概略の
構成を示す。図中TESは半導体デバイス試験装置の全
体を示す。半導体デバイス試験装置TESは主制御器1
1と、パターン発生器12、タイミング発生器13、波
形フォーマッタ14、論理比較器15、ドライバ16、
アナログ比較器17、不良解析メモリ18、論理振幅基
準電圧源21、比較基準電圧源22、デバイス電源23
等により構成される。
【0003】主制御器11は一般にコンピュータシステ
ムによって構成され、利用者が作製した試験プログラム
にしたがって主にパターン発生器とタイミング発生器1
3を制御し、パターン発生器12から試験パターンデー
タを発生させ、このパターンデータを波形フォーマッタ
14で実波形を持つ試験パターン信号に変換し、この試
験パターン信号を論理振幅基準電圧源21で設定した振
幅値を持った波形に電圧増幅するドライバ16を通じて
被試験デバイス19に印加し記憶させる。
【0004】被試験デバイス119から読み出した応答
信号はアナログ比較器17で比較基準電圧源22から与
えられる基準電圧と比較し、所定の論理レベル(H論理
の電圧、L論理の電圧)を持っているか否かを判定し、
所定の論理レベルを持っていると判定した信号は論理比
較器15でパターン発生器12から出力される期待値と
比較し、期待値と不一致が発生した場合は、その読み出
したアドレスのメモリセルに不良があるものと判定し、
不良発生毎に不良解析メモリ18に不良アドレスを記憶
し、試験終了時点で例えば不良セルの救済が可能か否か
を判定する。
【0005】ここで、タイミング発生器13は被試験デ
バイス19に与える試験パターン信号の波形の立上がり
のタイミング及び立下りのタイミングを規定するタイミ
ングと、論理比較器15で論理比較のタイミングを規定
するストローブパルスのタイミングを発生する。これら
の各タイミングは利用者が作製した試験プログラムに記
載され、利用者が意図したタイミングで被試験デバイス
19を動作させ、またその動作が正常か否かを試験でき
るように構成されている。
【0006】図7では被試験デバイス19の一つの入力
ピンに試験パターン信号を供給する構成と、一つの出力
ピンから出力される応答信号を取り込んで論理比較する
構成を示しているが、現実には図7に示した構成が被試
験デバイス19のピンの数だけ設けられる。被試験デバ
イス19がメモリであるものとすると64ピン程度、被
試験デバイス19がロジックICの場合は250〜50
0ピン程度となる。
【0007】これらの多数のピン数の各試験パターン供
給路及び応答信号の取り込み通路の各信号伝搬遅延時間
は一定値に揃えられている必要がある。各信号伝搬通路
の信号伝搬遅延時間を一定値に揃える調整を一般にスキ
ュー調整と称している。図8に試験パターン供給路のス
キュー調整を行う様子を示す。被試験デバイス(図8で
は省略している。)の各ピンに対応して設けられるドラ
イバ16A、16B、16C、16D、にはタイミング
発生器、パターン発生器、波形フォーマッタ等を内蔵し
た装置30から試験パターン信号が入力される。各試験
パターン信号の伝送路には可変遅延素子DY1、DY
2、DY3、DY4が挿入され、この可変遅延素子DY
1〜DY4の遅延時間を調整してテストヘッド40に設
けたICソケット43の各ピンに与えられる試験パター
ン信号の位相が一定値となるようにスキュー調整を行
う。
【0008】尚、テストヘッド40はマザーボード41
と、ソケットボード42とこのソケットボード42に実
装したICソケット43とによって構成される。図8で
はICソケット43を1個だけ示すが、現実にはソケッ
トボード42にメモリ試験の場合は64個程度のICソ
ケットが実装される。スキュー調整を行う場合にはIC
ソケット43にコンタクトボード44を装着し、コンタ
クトボード44に形成したシグナルパッドを通じてIC
ソケット43の各ピンにプローブ45を接触させ、プロ
ーブ45を通じてオシロスコープ46にICソケット4
3に与えられる試験パターン信号を印加し、標準として
定めたピンに印加される試験パターン信号とスキュー調
整をすべきピンに印加される試験パターン信号との位相
差を求め、この位相差がゼロとなるように可変遅延素子
DY1乃至DY4を調整してスキュー調整が行われる。
プローブ45は自動位置決装置47で自動的に位置決め
されてコンタクトボード44上に形成されたシグナルパ
ッドに接触され、自動的にスキュー調整が行われる。
【0009】尚、オシロスコープ46には基準と定めた
信号の位相と校正すべき信号との位相差を求める演算手
段を具備し、半導体デバイス試験装置TESにはオシロ
スコープ46で求めた位相差に基づいて可変遅延素子D
Y1〜DY4の遅延時間を調整して可変遅延素子DY1
〜DY4が接続された試験パターン信号供給路の伝搬時
間が基準となる試験パターン信号供給路の伝搬遅延時間
に合致させる調整を行う機能が装備されている。
【0010】上述したように従来よりICソケット43
にコンタクトボード44を装着し、コンタクトボード4
4を介してプローブ45をICソケット43の各ピンに
電気的に接触させ、各ドライバ16A〜16Dから送ら
れて来る校正用の試験パターン信号をオシロスコープ4
6に送り込む構成としている。被試験デバイスのピン数
が64ピン程度に比較的少ない場合には図9に示すよう
にICソケット43の各ピンに電気的に接続されたシグ
ナルパッド44Aに対し、このシグナルパッド44Aに
隣接してグランドパッド44Bを配置し、これと共にプ
ローブ45にはシグナルパッド44Aに接触するシグナ
ルピン45Aと、グランドパッド44Bに接触するグラ
ンドピン45Bを設け、シグナルパッド44Aとグラン
ドパッド44Bにペアで接触してインピーダンス整合を
させた状態で試験パターン信号をプローブ45に取り込
む方法を採っていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図9に示したように、
従来は信号を取り出すシグナルパッド44Aに隣接して
グランドパッド44Bを並設し、インピーダンス整合さ
せた状態を得ていた。然し乍ら、ピン数の多い被試験デ
バイスの場合にはシグナルパッド44Aに隣接してそれ
ぞれに対してグランドパッド44Bを並設できない状況
となる。被試験デバイスのピン形式の一つにBGA(ボ
ール・グリッド・アレイ)と呼ばれているピン形式があ
る。このピン形式のデバイスはデバイスの底面に半球状
のピンが面上に配列される。この結果、ICソケット4
3のデバイス接触面には図10に示すように円形のコン
タクト43Aが形成される。コンタクトボード44はこ
のコンタクト43Aに接触するコンタクトが絶縁板の一
方の面に形成され、絶縁板の他方の面にこのコンタクト
にスルーホールで接続されたシグナルパッド44A(図
9参照)が他方の面に形成されて構成されるから、シグ
ナルパッドが形成された領域にはシグナルパッドだけで
満杯であり、グランドパッド44B(図9)を形成する
余地は無い。従って、図9に示したシグナルピン45A
とグランドピン45Bを装備した標準的な構造のプロー
ブ45を用いることができない不都合が生じる。
【0012】この発明の目的はBGA(ボール・グリッ
ド・アレイ)のように限られた面積内に多数のピンを装
備した半導体デバイスを装着するICソケット用のコン
タクトボードでもシグナルパッドとグランドパッドとを
同時に接触してインピーダンス整合した状態で信号を取
り込むことができる構造としたコンタクトボードとこの
コンタクトボードに接触するプローブとを提案するもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1では
被試験半導体デバイスが搭載されるソケットに装着さ
れ、ソケットの各端子に接触するコンタクトが一方の面
に形成され、このコンタクトと電気的に接続されたシグ
ナルパッドが他方の面に形成されたコンタクトボードに
おいて、シグナルパッドが形成された面にシグナルパッ
ドを取り囲んでグラウンドパッドを形成したタイミング
校正用コンタクトボードを提案する。
【0014】この発明の請求項2では請求項1記載のタ
ミング校正用コンタクトボードにおいて、シグナルパッ
ドをほぼ楕円形とし、楕円形の長軸をシグナルパッドの
配列方向に対してほぼ45゜傾けて配置した構造とした
タイミング校正用コンタクトボードを提案する。この発
明の請求項3では請求項2記載のタイミング校正用コン
タクトボードにおいて、楕円の一端側にスルーホールが
形成され、他端側をプローブとの接触部としたタイミン
グ校正用コンタクトボードを提案する。
【0015】この発明の請求項4では請求項1乃至3記
載の半導体デバイス試験装置のタイミング校正用コンタ
クトボードの何れかにおいて、シグナルパッドが形成さ
れた面に沿って移動自在に支持された支持体と、この支
持体に支持されてシグナルパッドに接触するシグナルピ
ンと、このシグナルピンから離れた位置に支持され、グ
ランドパッドと接触するグランドピントを具備して構成
したプローブを提案する。
【0016】この発明の請求項5では請求項4記載のプ
ローブにおいて、シグナルピンを同軸構造とし、この同
軸構造によりインピーダンス整合した状態でコンタクト
ボードと信号の授受を行う構造としたプローブを提案す
る。この発明の請求項6では請求項5記載のプローブに
おいて、シグナルピンを挟んで対称位置にシグナルピン
の外部導体をグランドパッドに接続するためのグランド
ピンを設けた構造としたプローブを提案する。
【0017】この発明の請求項7では請求項6記載のプ
ローブにおいて、シグナルピンとグランドピンとの間の
間隔はシグナルピンとグランドピンとの配列方向に対応
するシグナルパッドの配列方向の配列の長さの約半分よ
り長い距離はなして配置した構成としたプローブを提案
する。この発明の請求項8では請求項6又は7記載のプ
ローブの何れかにおいて、シグナルピンを挟んで対称位
置に複数のグランドピンを配置した構成としたプローブ
を提案する。
【0018】
【作用】この発明によるコンタクトボードによればシグ
ナルパッドを形成した領域を取り囲んでその周縁にグラ
ンドパッドを形成し、プローブにはシグナルパッドと接
触するシグナルピンと、このシグナルピンからシグナル
パッドの配列の長さの半分より長い距離はなれた対称位
置にグランドピンを配置したから、シグナルピンをシグ
ナルパッドに接触させればグランドピンは必ずグランド
パッドに接触し、シグナルピンをシグナルパッドにまた
グランドピンをグランドパッドに接触させることがで
き、この結果同軸構造のシグナルピンの外部導体を必ず
グランドに接続することができる。
【0019】従って、多数のピンを装備したICソケッ
トの場合でもインピーダンス整合が採れた状態でスキュ
ー調整を実行することができる優れた作用効果が得られ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】図1にこの発明による半導体デバ
イス試験装置のタイミング校正用コンタクトボードと、
このコンタクトボードに接触するプローブの概要を示
す。44はコンタクトボードの全体を示す。この発明に
よるコンタクトボード44は図10に示したICソケッ
ト43に示したコンタクト43Aに電気的に接触される
シグナルパッド44Aを有し、このシグナルパッド44
Aが形成された領域の外側に周縁を取り囲んでグランド
パッド44Bを形成した点と、シグナルピン45Aを同
軸構造とした点を特徴とするものである。グランドパッ
ド44Bはシグナルパッド44Aを形成した領域を取り
囲んで一体に形成する。
【0021】またこの発明ではシグナルパッド44Aを
楕円形とし、楕円の長軸をシグナルパッド44Aの配列
方向と約45゜傾けて配置した構造も提案する。更に楕
円形の一端側44A−1(図1)をプローブとの接触部
44A−1とし、他端側にスルーホール44A−2を形
成する。このように構成することにより狭いスペース内
に比較的面積が広いシグナルパッド44Aを形成するこ
とができ、またスルーホール44A−2と接触部44A
−1とを分離することができる利点も得られる。
【0022】プローブ45では例えば導電体によって構
成された支持体45Cにシグナルピン45Aとグランド
ピン45B−1、45B−2を装着する。図2にプロー
ブ45の具体的な構造の一例を示す。支持体45Cにシ
グナルピン45Aとグランドピン45B−1、45B−
2を装着する。この装着によりグランドピン45B−1
及び45B−2は支持体45Cに電気的に同電位に接続
される。ここでグランドピン45Bー2はグランドピン
45B−1の接触抵抗を低下させるために補助的に設け
たグランドピンである。
【0023】プローブ45を構成する支持体45Cのコ
ンタクトボード44と対向する辺のほぼ中央位置にシグ
ナルピン45Aを装着し、このシグナルピン45Aの位
置を中心として対称位置にグランドピン45B−1を装
着する。このグランドピン45B−1の装着位置は図1
に示すようにシグナルピン45AからL1だけ離れて配
置する。この距離L1はコンタクトボード44に形成し
たシグナルパッド44Aの配列の長さG1の1/2より
長い距離とする。
【0024】このように、グランドピン45B−1の装
着位置を規定することにより、図1に示すシグナルピン
45Aがシグナルパッド44Aの配列方向の中央に位置
するシグナルパッド44Aに接触した状態でも、図3に
示す状態でも、図4に示す状態でも何れの状態でもグラ
ンドピン45B−1はコンタクトボード44に形成した
グランドパッド44Bに必ず接触し、シグナルピン45
Aの外部導体を確実にグランド電位に接続させることが
できる。
【0025】図5にシグナルピン45Aの同軸構造の一
例を示す。同軸構造の中心導体45A−1はグランドピ
ン45B−1又は45B−2に用いたポゴピンを用いる
ことができる。つまり、中心導体45A−1を構成する
ポゴピンは導電細管Aと、この導電細管Aの中空部にス
ライド自在に装着された棒状のコンタクトBと、導電細
管A内に装着したバネCとによって構成される。コンタ
クトBにはバネCによって導電細管Aの端部から突出す
る方向に弾性的に偏倚が与えられ、自動位置決装置47
(図8参照)がプローブ45を降下させてコンタクトB
がコンタクトボード44に当接するとコンタクトBはバ
ネCの偏倚力に抗して導電細管Aの内部に押し込まれ
る。この弾性偏倚力によってコンタクトBはコンタクト
ボード44上のシグナルパッド44Aに弾性的に接触す
る。この接触の様子はグランドピン45B−1及び45
B−2でも同様である。
【0026】シグナルピン45Aでは中心導体45A−
1を構成する導電細管Aの外側に絶縁管45A−2が装
着され、この絶縁管45A−2の外側に管状の外部導体
45A−3が配置される。絶縁管45A−2の誘電率
と、その厚みを適宜に設定し、外部導体45A−3をグ
ランドつまり支持体45Cに電気的に接続することによ
り中心導体45A−1は特定の特性インピーダンスに整
合される。従って、グランドピン45B−1と45B−
2を支持体45Cを通じてシグナルピン45Aを構成す
る外部導体45A−3に電気的に接続しておくことによ
り、グランドピン45B−1又は45B−2がコンタク
トボード44のグランドパッド44Bに接触することに
より、シグナルピン45Aは必ずインピーダンス整合さ
れた状態でコンタクトBがコンタクトボード44のシグ
ナルパッド44Aに接触し、インピーダンス整合された
状態で信号を授受することができる。
【0027】尚、図1乃至図4に示した実施例ではコン
タクトボード44に形成したシグナルパッド44Aを形
成した領域の長手方向の両側にグランドパッド44Bを
形成した場合を説明したが、図6に示すようにシグナル
パッド44Aを形成した領域の短辺方向の両側にグラン
ドパッド44Bを形成する形態に構成することもでき
る。またシグナルパッド44Aを形成する領域の形状も
長方形に限らず正方形の場合もあり得ることも容易に理
解できよう。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
プローブ45のシグナルピン45Aを同軸構造とし、コ
ンタクトボード44にシグナルパッド44Aを形成した
領域を取り囲んで両側にグランドパッド44Bを形成
し、このグランドパッド44Bに必ず接触するグランド
ピン45B−1をプローブ45に搭載したから、グラン
ドピン45B−1がグランドパッド44Bに接触するこ
とによりプローブ45のシグナルピン45Aの外部導体
45A−3は必ずグランド電位に接続される。この結
果、シグナルピン45Aは必ずインピーダンス整合が採
れた状態でコンタクトボード44のシグナルパッド44
Aに接触し、インピーダンス整合が採れた状態で信号の
授受を行うことができる。
【0029】よって、波形品質を劣化させることなく、
信号の授受を行うことができ、多ピンのICソケットで
あるにも係わらず精度よくスキュー調整を行うことがで
きる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるコンタクトボードの一例を説明
するための平面図。
【図2】この発明によりプローブの概要を説明するため
の傾視図。
【図3】図1に示したコンタクトボードと図2に示した
プローブによる作用効果を説明するための平面図。
【図4】図3と同様の平面図。
【図5】図2に示したこの発明によるプローブの要部の
構成を説明するための拡大断面図。
【図6】この発明によるコンタクトボードの他の形状を
説明するための平面図。
【図7】半導体デバイス試験装置の概要を説明するため
のブロック図。
【図8】図7に示した半導体デバイス試験装置で行われ
ているスキュー調整の方法を説明するためのブロック
図。
【図9】従来のスキュー調整に用いられているコンタク
トボードの構造を説明するための平面図。
【図10】この発明で解決しようとする課題を呈するI
Cソケットの構造を説明するための平面図。
【符号の説明】
TES 半導体デバイス試験装置 44 コンタクトボード 44A シグナルパッド 44B グランドパッド 44A−1 接触部 44A−2 スルーホール 45 プローブ 45A シグナルピン 45A−1 中心導体 45A−2 絶縁体 45A−3 外部導体 45B−1、45B−2 グランドピン 45C 支持体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被試験半導体デバイスが搭載されるソケ
    ットに装着され、ソケットの各端子に接触するコンタク
    トが一方の面に形成され、このコンタクトと導通するシ
    グナルパッドが他方の面に形成されたコンタクトボード
    において、上記シグナルパッドが形成された面に上記シ
    グナルパッドを取り囲んでグラウンドパッドを形成した
    構造を特徴とする半導体デバイス試験装置のタイミング
    校正用コンタクトボード。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のタイミング校正用コンタ
    クトボードにおいて、上記シグナルパッドをほぼ楕円形
    とし、楕円形の長軸を上記シグナルパッドの配列方向に
    対してほぼ45゜傾けて配置した構造としたことを特徴
    とするタイミング校正用コンタクトボード。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のタイミング校正用コンタ
    クトボードにおいて、楕円の一端側にスルーホールが形
    成され、他端側をプローブとの接触部とした構造を特徴
    とするタイミング校正用コンタクトボード。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3に記載の半導体デバイス
    試験装置のタイミング校正用コンタクトボードの何れか
    において、シグナルパッドが形成された面に沿って移動
    自在に支持された支持体と、この支持体に支持されて上
    記シグナルパッドに接触するシグナルピンと、このシグ
    ナルピンから離れた位置に支持され、上記グランドパッ
    ドと接触するグランドピンとを具備した構成としたこと
    を特徴とするプローブ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のプローブにおいて、上記
    シグナルピンを同軸構造とし、この同軸構造によりイン
    ピーダンス整合した状態でコンタクトボードと信号の授
    受を行う構造としたことを特徴とするプローブ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のプローブにおいて、上記
    シグナルピンを挟んで対称位置に上記シグナルピンの外
    部導体をグランドパッドに接続するためのグランドピン
    を設けた構造としたことを特徴とするプローブ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のプローブにおいて、上記
    シグナルピンと上記グランドピンとの間の間隔は上記シ
    グナルピンとグランドピンとの配列方向と対応する上記
    シグナルパッドの配列方向の配列の長さの約半分より長
    い距離はなして配置した構成としたことを特徴とするプ
    ローブ。
  8. 【請求項8】 請求項6又は7記載のプローブの何れか
    において、上記グランドピンを上記シグナルピンを挟ん
    で対称位置に複数のグランドピンを配置した構成とした
    ことを特徴とするプローブ。
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