JP7326724B2 - 肌貼付用フィルム、および、転写シート - Google Patents
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上記構成によれば、厚さの差に起因した段差が肌貼付用フィルムの表面や裏面に形成されることが抑えられる。したがって、厚さの異なる部分の境界が視認されることが抑えられる。また、上記段差に指等が引っ掛かることに起因して肌貼付用フィルムが破断することが抑えられる。
上記構成によれば、複数の平坦な層に積層によって肌貼付用フィルムを形成することが可能である。したがって、厚さが連続的に変化する形態と比較して、肌貼付用フィルムの形成が容易である。
上記構成によれば、例えば、広域層を、肌と密着する機能に適した材料から構成し、狭域層を、厚膜に付随した機能をより高める材料から構成することができる。したがって、各層の機能をより高めることができる。
上記構成によれば、粒子の特性に応じて、肌貼付用フィルムから肌に対して作用する機能を高めることや、こうした機能の多様化が可能である。また、狭域層は厚膜部を構成するため、広域層よりも厚く形成することができる。したがって、広域層に粒子を含有させる場合と比較して、含有可能な粒子の種類や含有量の自由度が高められる。
上記構成によれば、例えば、凹凸構造に起因した光の散乱によって肌のシミ等を目立ちにくくする効果や、凹凸構造に皮膚を穿刺させて各種の成分を皮内に浸透させる効果を得ることができる。
上記構成によれば、厚膜部の肌への追従性が高められるため、厚膜部が位置する部分で肌のツッパリ等の違和感を使用者が覚えることが抑えられる。
上記構成によれば、肌貼付用フィルムを構成する層間の密着性が高められる。
上記構成において、前記肌貼付用フィルムは、互いに異なる組成を有し、かつ、当該肌貼付用フィルムの広がる方向に沿った1つの平面内において互いに接する複数の部分を備えてもよい。
上記構成によれば、転写シートの保管時や移動時に、肌貼付用フィルムの変形が抑えられる。また、支持基材に支持されていることにより、肌貼付用フィルムが取り扱いやすくなる。
[肌貼付用フィルムの概略構成]
図1が示すように、肌貼付用フィルム10の表面と対向する位置から見た平面視において、肌貼付用フィルム10は、肌貼付用フィルム10の外縁に沿った環状領域ORと、環状領域ORの内側に位置する中央領域CRとを有している。そして、肌貼付用フィルム10は、主として環状領域ORに位置する薄膜部20と、主として中央領域CRに位置する厚膜部21とを備えている。図1~図4においては、薄膜部20の位置する部分にドットを付して示している。
例えば、図1が示すように、環状領域ORの全体が薄膜部20であって、環状領域ORの内側の領域の全体が厚膜部21であってもよい。あるいは、図2が示すように、環状領域ORの全体が薄膜部20であって、かつ、薄膜部20が環状領域ORの径方向に沿って環状領域ORの内側まで広がっていてもよい。そして、薄膜部20の内側に厚膜部21が位置してもよい。あるいは、図3が示すように、環状領域ORに、環状領域ORの周方向に沿って間欠的に並ぶ複数の薄膜部20が位置し、薄膜部20以外の部分が厚膜部21であってもよい。この場合、環状領域ORの一部に厚膜部21が位置する。
本実施形態の肌貼付用フィルム10によれば、薄膜部20においては、その平均厚さが0.3μm未満であるため、肌のキメに対する追従性が高められる結果、肌に対する良好な密着性が得られる。一方で、薄膜部20の平均厚さが0.05μm以上であるため、薄さを確保しつつも薄膜部20の強度が過度に低くなることが抑えられる。
以下、上述した肌貼付用フィルム10、および、肌貼付用フィルム10を備える転写シートの具体的な構造の例として、第1形態~第13形態を順に説明する。なお、図面においては、肌貼付用フィルム10の厚さを誇張して示している。
肌貼付用フィルム10Aを構成する材料は、当該フィルムが汗で溶解し難いように耐水性を有するとともに、毒性、皮膚刺激性、および、皮膚感作性の低い樹脂であることが好ましい。例えば、肌貼付用フィルム10Aの材料は、ポリ乳酸、ポリグリコール酸、ポリカプロラクトン等のエステル樹脂およびそれらの共重合樹脂である。また、肌貼付用フィルム10Aの材料には、化粧品の皮膜形成剤として使用される樹脂を用いてもよく、こうした樹脂としては、例えば、アクリル樹脂やシリコーンおよびそれらの共重合樹脂、酢酸セルロース、酢酸プロピオン酸セルロース、酢酸酪酸セルロース等のセルロース誘導体が挙げられる。また、肌貼付用フィルム10Aの材料には、医療用品の材料としての使用実績が高い樹脂である、ポリカーボネート、シクロオレフィンコポリマー、スチレンブタジエン系エラストマー、ポリイミドを用いてもよい。
図7が示すように、続いて、肌貼付用フィルム10Aの第1面11Fが、化粧料50の塗布された肌SKに接するように、転写シート30Aが肌SKに押し当てられる。そして、支持基材31が肌貼付用フィルム10Aから剥離される。
第2形態の肌貼付用フィルム10Bおよび転写シート30Bについて、第1形態との相違点を中心に説明する。なお、第1形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
なお、広域層12および狭域層13の各々の厚さは一定でなくてもよい。そして、薄膜部20と厚膜部21との双方が、広域層12と狭域層13とから構成されていてもよい。
第3形態の肌貼付用フィルム10Cおよび転写シート30Cについて、第2形態との相違点を中心に説明する。なお、第2形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
なお、広域層12および狭域層13の各々の厚さは一定でなくてもよい。そして、薄膜部20と厚膜部21との双方が、広域層12と狭域層13とから構成されていてもよい。
第4形態の肌貼付用フィルム10Dおよび転写シート30Dについて、第2形態との相違点を中心に説明する。なお、第2形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
第5形態の肌貼付用フィルム10Eおよび転写シート30Eについて、第3形態との相違点を中心に説明する。なお、第3形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
第6形態の肌貼付用フィルム10Fおよび転写シート30Fについて、第2形態との相違点を中心に説明する。なお、第2形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
凹凸構造15を構成する凸部や凹部の形状、大きさ、配列のパターン、および、配列の周期は、凹凸構造15に付与したい機能に応じて設定されればよい。
第7形態の肌貼付用フィルム10Gおよび転写シート30Gについて、第3形態との相違点を中心に説明する。なお、第3形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
凹凸構造15を構成する凸部や凹部の形状、大きさ、配列のパターン、および、配列の周期は、凹凸構造15に付与したい機能に応じて設定されればよい。
第8形態の肌貼付用フィルム10Hおよび転写シート30Hについて、第2形態との相違点を中心に説明する。なお、第2形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
第9形態の肌貼付用フィルム10Iおよび転写シート30Iについて、第3形態との相違点を中心に説明する。なお、第3形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
狭域層13が複数の膜片部16に分割されていることによって、厚膜部21の肌への追従性が高められるため、肌のツッパリ等の違和感を使用者が覚えることが抑えられる。
第10形態の肌貼付用フィルム10Jおよび転写シート30Jについて、第2形態との相違点を中心に説明する。なお、第2形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
第11形態の肌貼付用フィルム10Kおよび転写シート30Kについて、第2形態との相違点を中心に説明する。なお、第2形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
端部構成部18および中央構成部19の材料としては、第1形態の肌貼付用フィルム10Aの材料として例示した材料が用いられる。第11形態では、肌貼付用フィルム10Kが、同一平面内で部分的に異なる材料から構成されるため、互いに異なる材料からなる層が厚さ方向に積層される形態と比較して、肌貼付用フィルム10Kの通気性を高めやすい。すなわち、肌貼付用フィルム10Kが貼り付けられている部分に、使用者が閉塞感を感じることが抑えられる。
第12形態の肌貼付用フィルム10Lおよび転写シート30Lについて、第1形態との相違点を中心に説明する。なお、第1形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
第13形態の肌貼付用フィルム10Mおよび転写シート30Mについて、第1形態との相違点を中心に説明する。なお、第1形態と同様の構成については同じ符号を付してその説明を省略する。
上述した肌貼付用フィルムおよび転写シートの製造方法を説明する。
肌貼付用フィルム10の作製方法としては、押出し溶融法や溶液キャスト法等の薄膜形成方法が利用される。本実施形態のように薄い層やパターニングされた層の形成には、溶液キャスト法を用いることが適している。すなわち、肌貼付用フィルム10の材料を溶剤に溶解あるいは分散させることにより塗液を生成した後、塗液を基材に塗布して塗膜を乾燥し、固化する。
支持基材31上に肌貼付用フィルム10を成膜する場合、支持基材31として、多孔質ではない基材であって、かつ、形成対象の肌貼付用フィルム10の凹凸が反転された窪みを表面に有する基材を用いることで、支持基材31を型として、部分的に厚さが異なる肌貼付用フィルム10の形成が可能である。
上記第1形態~第13形態は、組み合わせて実施してもよい。例えば、第4形態と第8形態を組み合わせた場合、狭域層13が、粒子14を含み、かつ、複数の膜片部16に分割された形態となる。
上述した肌貼付用フィルムおよび転写シートについて、具体的な実施例および比較例を用いて説明する。
実施例1として、第2形態に対応する肌貼付用フィルムおよび転写シートを形成した。
まず、ポリ-DL-乳酸を酢酸エチルに溶解させて塗液を生成した。ポリビニルアルコールによってコーティングされた表面を有するポリエチレンテレフタレートフィルムを支持基材として用い、支持基材上に、ダイレクトグラビア法で、上記塗液を直径60mmの円形のパターンに塗布した。塗膜を熱風乾燥して、平均厚さが0.05μmである広域層を形成した。
実施例2として、第3形態に対応する肌貼付用フィルムおよび転写シートを形成した。
まず、ポリ-DL-乳酸を酢酸エチルに溶解させて塗液を生成した。シリコーンからなる離型層を表面に有するポリエチレンテレフタレートフィルムを基材として用い、幅が300mmの当該基材の全面に、マイクログラビア法で、上記塗液を塗布した。塗膜を熱風乾燥して、平均厚さが0.2μmである広域層を形成した。
ポリ-DL-乳酸を酢酸エチルに溶解させて塗液を生成した。シリコーンからなる離型層を表面に有するポリエチレンテレフタレートフィルムを基材として用い、当該基材上に、マイクログラビア法で上記塗液を塗布した。塗膜を熱風乾燥して、平均厚さが0.2μmであるポリ乳酸層を形成した。ポリ乳酸層を、支持基材としての不織布上へ転移させ、直径60mmの円形状に型抜きして、比較例1の転写シートを得た。比較例1の転写シートが備える上記ポリ乳酸層である肌貼付用フィルムは、厚膜部を有していない。
ポリ-DL-乳酸を酢酸エチルに溶解させて塗液を生成した。シリコーンからなる離型層を表面に有するポリエチレンテレフタレートフィルムを基材として用い、当該基材上に、マイクログラビア法で上記塗液を塗布した。塗膜を熱風乾燥して、平均厚さが0.6μmであるポリ乳酸層を形成した。ポリ乳酸層を、支持基材としての不織布上へ転移させ、直径60mmの円形状に型抜きして、比較例2の転写シートを得た。比較例2の転写シートが備える上記ポリ乳酸層である肌貼付用フィルムは、薄膜部を有していない。
ポリ-DL-乳酸を酢酸エチルに溶解させて塗液を生成した。ポリビニルアルコールによってコーティングされた表面を有するポリエチレンテレフタレートフィルムを支持基材として用い、支持基材上に、ダイレクトグラビア法で、上記塗液を直径60mmの円形のパターンに塗布した。塗膜を熱風乾燥して、平均厚さが0.1μmであるポリ乳酸層を形成した。
ポリ-DL-乳酸を酢酸エチルに溶解させて塗液を生成した。シリコーンからなる離型層を表面に有するポリエチレンテレフタレートフィルムを基材として用い、当該基材の全面に、マイクログラビア法で、上記塗液を塗布した。塗膜を熱風乾燥して、平均厚さが0.2μmであるポリ乳酸層を形成した。
<密着性>
腕を水で濡らし、各実施例および比較例の転写シートを、肌貼付用フィルムが腕と接するように貼った後、静かに支持基材を取り除くことにより、肌貼付用フィルムを腕に貼り付けた。貼り付けられた肌貼付用フィルムの端部を指で擦り、端部にてフィルムの剥がれが起きなかった場合を「〇」とし、剥がれが起きた場合を「×」とした。
各実施例および比較例について、肌貼付用フィルムの破れにくさの指標として、破断強度を測定した。破断強度は、フィルムの破断に要する最小の力であり、下記の方法によって測定される。転写シートから、支持基材を取り除き、平面視にて直径6mmの円形状の肌貼付用フィルムを得る。卓上圧縮・引張試験機(島津製作所社製:EZ-Test、ロードセル:100N)に試料として上記肌貼付用フィルムを配置し、直径3mmの円柱圧子を圧縮速度10mm/minで試料に差し込む。試料が破断したときの強度(mN)を測定し、得られた値を破断強度とする。破断強度が50mN以上であれば、日常での使用に耐え得る膜強度を肌貼付用フィルムが有していると言える。したがって、破断強度が50mN以上の場合を「〇」とし、破断強度が50mN未満の場合「×」とした。破断強度が大きいことは、耐擦性が高いことを示す。
表1に、各実施例および比較例について、密着性と破断強度との評価結果を示す。
(1)肌貼付用フィルム10が、薄膜部20と厚膜部21とを有し、環状領域OR内でその周方向に沿って並ぶ複数の対象領域TSが、薄膜部20に含まれる。こうした構成によれば、薄膜部20が位置する肌貼付用フィルム10の端部では、肌貼付用フィルム10が薄いため、肌との密着性が高められる。一方、厚膜部21では、保湿性、紫外線遮断性、装飾性、耐擦性といった特性の向上が可能である。したがって、肌貼付用フィルム10を肌に貼り付けたときに、当該フィルムが端部から剥がれることを抑えつつ、上記特性を良好に得ることができる。すなわち、薄膜に付随した肌に対する密着性と、厚膜に付随した機能性との両立が可能となる。
Claims (13)
- 0.05μm以上0.3μm未満の平均厚さを有する薄膜部と、
0.3μm以上の平均厚さを有する厚膜部と、を有する肌貼付用フィルムであって、
前記肌貼付用フィルムの表面と対向する位置から見て、
前記肌貼付用フィルムの外縁に沿った環状領域に仮想的に区画された領域であって、当該環状領域の周方向に沿って間隔をあけて並ぶ複数の領域が、前記薄膜部に含まれ、
前記薄膜部は、前記肌貼付用フィルムの外縁に沿った環状を有し、前記薄膜部の幅は、1mm以上であり、
前記薄膜部が単一の層からなる
肌貼付用フィルム。 - 0.05μm以上0.3μm未満の平均厚さを有する薄膜部と、
0.3μm以上の平均厚さを有する厚膜部と、を有する肌貼付用フィルムであって、
前記肌貼付用フィルムの表面と対向する位置から見て、前記肌貼付用フィルムの外縁に沿った環状領域に仮想的に区画された領域であって、当該環状領域の周方向に沿って間隔をあけて並ぶ複数の領域が、前記薄膜部に含まれ、
前記薄膜部が単一の層からなり、
前記肌貼付用フィルムは、前記肌貼付用フィルムの表面と対向する位置から見て、当該肌貼付用フィルムの全体に広がる広域層と、当該肌貼付用フィルムの一部に位置する狭域層と、を備え、
前記厚膜部は、前記広域層と前記狭域層とを含む複数の層から構成される
肌貼付用フィルム。 - 0.05μm以上0.3μm未満の平均厚さを有する薄膜部と、
0.3μm以上の平均厚さを有する厚膜部と、を有する肌貼付用フィルムであって、
前記肌貼付用フィルムの表面と対向する位置から見て、前記肌貼付用フィルムの外縁に沿った環状領域に仮想的に区画された領域であって、当該環状領域の周方向に沿って間隔をあけて並ぶ複数の領域が、前記薄膜部に含まれ、
前記薄膜部が単一の層からなり、
前記肌貼付用フィルムは、互いに異なる組成を有し、かつ、当該肌貼付用フィルムの広がる方向に沿った1つの平面内において互いに接する複数の部分を備える
肌貼付用フィルム。 - 前記肌貼付用フィルムの厚さは、前記薄膜部に含まれる最も薄い部分から、前記厚膜部に含まれる最も厚い部分に向けて、連続的に変化する
請求項1に記載の肌貼付用フィルム。 - 前記肌貼付用フィルムの厚さは、前記薄膜部に含まれる最も薄い部分から、前記厚膜部に含まれる最も厚い部分に向けて、多段階的に変化する
請求項1に記載の肌貼付用フィルム。 - 前記広域層と前記狭域層との組成は互いに異なる
請求項2に記載の肌貼付用フィルム。 - 前記肌貼付用フィルムは、肌に貼り付けられる第1面と、前記第1面と反対側の面である第2面とを有し、
前記第2面から前記第1面に向かう方向に、前記広域層、前記狭域層がこの順に並ぶ
請求項2または6に記載の肌貼付用フィルム。 - 前記肌貼付用フィルムは、肌に貼り付けられる第1面と、前記第1面と反対側の面である第2面とを有し、
前記第1面から前記第2面に向かう方向に、前記広域層、前記狭域層がこの順に並ぶ
請求項2または6に記載の肌貼付用フィルム。 - 前記狭域層は、粒子を含む
請求項2,6~8のいずれか一項に記載の肌貼付用フィルム。 - 前記狭域層は、当該狭域層が有する2つの面のうち前記広域層から遠い方の面に、凹凸構造を有する
請求項2,6~8のいずれか一項に記載の肌貼付用フィルム。 - 前記狭域層は、前記広域層に沿った平面上に離間して並ぶ複数の部分から構成される
請求項2,6~8のいずれか一項に記載の肌貼付用フィルム。 - 前記広域層と前記狭域層との間に、アンカー層を備える
請求項2,6~8のいずれか一項に記載の肌貼付用フィルム。 - 請求項1~12のいずれか一項に記載の肌貼付用フィルムと、
前記肌貼付用フィルムを支持する支持基材と、
を備える転写シート。
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