JP7321661B2 - シリンダ操作装置および電気チェーンブロック - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダ操作装置および電気チェーンブロックに関する。
たとえば、電気チェーンブロックの中には、作業者が握った部分にて操作を行う筒状(シリンダ状)の操作装置がある(以下、シリンダ操作装置と称呼する)。このシリンダ操作装置では、モータの駆動により、ロードチェーンを巻上げおよび巻下げすることで、下フックに取り付けられている荷を昇降させることが可能となっている。このようなシリンダ操作装置としては、たとえば特許文献1に示す構成がある。
特許文献1には、規定の速度で荷を昇降させるタイプのシリンダ操作装置において、地切り、着床の際に、衝撃を緩和するための構成および制御について開示されている。
特許第5065724号公報
ところで、特許文献1に開示のような既定の速度で荷を昇降させるシリンダ操作装置とは異なり、作業効率の向上が求められ、応答性が速く、かつ、速度を無段階で変更させることが可能なシリンダ操作装置が構想されている。このようなシリンダ操作装置の開発過程では、荷揺れという問題が存在することが判明している。
すなわち、シリンダ操作装置の操作部位であるグリップを手で握りながら、筒状部分に対してグリップを上方にスライドさせると、モータが駆動してロードシーブを回転させ、ロードチェーンが巻き上げられて、荷を上昇させようとする。その際に、ロードシーブとフックの間のロードチェーンが伸長される。その後に、荷の上昇が開始されるが、その荷の上昇に伴って筒状部分も上昇する。この上昇に際しては、筒状部分は、手で握っているグリップに対して遅れて上昇を開始しその後巻き上げ速度より速く上昇するので、筒状部分に対するグリップの位置が初期位置に到達する。
そして、荷の慣性、および伸長されたロードチェーンが縮もうとする力により、荷および筒状部材はグリップに対し上昇し、グリップは、筒状部分に対して初期位置よりも下方に位置することになるので、モータは、操作者の意に反して荷を下げる向きにロードシーブを回転させる。
このように、応答性を重視した設定では、荷および筒状部分の昇降時の慣性と、グリップとの位置の相対的な位置変化により、荷の上昇と下降を繰り返す、荷揺れ(荷の縦揺れ)という現象を生じ増幅させてしまい、その収束が困難となっている。このような荷揺れは、わずかなスライド量でも、リニアに速度を変化させることが可能な操作性を重視した無段階に微細に変速が可能なシリンダ操作装置において、顕著となっている。
また、ロープを巻回する巻取ドラムは円筒形であるが、ロードチェーンを巻上げるロードシーブの噛合い部分は多角形であり、巻き上げ下げにおいてどうしてもロードチェーンには多角形効果(影響)による速度変動が生じてしまう。この速度変動の影響は、筒状部分にも伝達され、筒状部分とグリップとの間の相対的な位置に、微妙な変化を生じさせてしまう。それにより、荷の昇降時の速度が不安定で荷揺れを増幅させてしまう。
本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、高速かつ応答性が高く操作性に優れた電気チェーンブロックにおいて、荷揺れが生じるのを効果的に防止することが可能であると共に、微細な操作で速度調整が可能でかつ荷の昇降時の速度を安定化させることが可能なシリンダ操作装置および電気チェーンブロックを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によると、ロードチェーンを巻上げおよび巻下げする駆動力を与えるモータの駆動を操作するシリンダ操作装置であって、筒状に設けられている筒状部材と、筒状部材に対して軸方向にスライド可能な可動グリップと、可動グリップのスライド量を検出する検出手段と、筒状部材の内部に配置され、荷を掛けるフックに連結されたフック連結バーと、筒状部材の内部に収納され、フック連結バーに上方に向かう付勢力を与えるバネ体と、を備えている、ことを特徴とするシリンダ操作装置が提供される。
さらに、本発明の他の側面は、筒状部材のうち軸方向において可動グリップよりもフック側には、手で握ることが可能な固定グリップが該筒状部材に対して軸方向に移動しない状態で取り付けられていて、バネ体は固定グリップの内部に収納配置されていることが好ましい。
また、本発明の他の側面は、検出手段は、可動グリップの筒状部材に対する相対的な移動を磁気的に検出する磁気センサである、ことが好ましい。
さらに、本発明の他の側面は、バネ体は、複数の皿バネを重ねる状態で構成されている、ことが好ましい。
さらに、本発明の第2の観点によると、上述の各発明に係るシリンダ操作装置を備えると共に、検出手段で検出された可動グリップのスライド量に応じてモータの駆動速度を3段階以上または無段階に制御する制御部と、制御部により駆動制御されるモータと、モータによって回転させられると共にロードチェーンの巻上げおよび巻下げを行うロードシーブと、を備えることを特徴とする電気チェーンブロックが提供される。
本発明によると、荷揺れが生じるのを効果的に防止することが可能であると共に、荷の昇降時の速度を安定化させることが可能な操作性に優れたシリンダ操作装置および電気チェーンブロックを提供することができる。
本発明の一実施の形態に係る電気チェーンブロックの全体的な構成を示す側面図である。 図1に示す電気チェーンブロックが備えるシリンダ操作装置の構成を示すと共に側面から見た状態を示す断面図である。 図2に示すシリンダ操作装置が備える皿バネの構成を示す斜視図である。 本実施の形態の電気チェーンブロックに至る前段階の電気チェーンブロックおよびシリンダ操作装置において、荷揺れが生じる様子を模式的に示す図であり、(a)は初期状態を示し、(b)は可動グリップを上側にスライドさせた状態を示し、(c)は荷および筒状部材の上昇により中立位置に到達した状態を示し、(d)は荷および筒状部材の上昇により可動グリップが筒状部材に対し下方に位置する状態を示している。 図4と同様に荷揺れが生じる様子を模式的に示す図であり、(a)は荷および筒状部材の下降により中立位置に到達した状態を示し、(b)は荷および筒状部材の下降により可動グリップが筒状部材に対し上方に位置する状態を示し、(c)は荷および筒状部材の上昇により中立位置に到達した状態を示し、(d)は荷および筒状部材の上昇により可動グリップが筒状部材に対し下方に位置する状態を示している。 本実施の形態の電気チェーンブロックおよびシリンダ操作装置において、荷揺れを抑える様子を模式的に示す図であり、(a)は初期状態を示し、(b)は可動グリップを上側にスライドさせた状態を示し、(c)は荷および筒状部材の上昇により可動グリップが中立位置に到達した状態を示し、(d)は荷が遅れて上昇したイメージを示す図である。 図6と同様に荷揺れが生じる様子を模式的に示す図であり、(a)は荷および筒状部材の上昇によりバネ体が収縮した状態を示し、(b)はバネ体の長さが図6(a)と同程度となった状態を示し、(c)はバネ体が伸長された状態を示し、(d)は荷が上昇してバネ体が収縮した状態を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る、シリンダ操作装置60およびこのシリンダ操作装置60を備える電気チェーンブロック10について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明においては、Z方向とは、シリンダ操作装置60の軸方向(ロードチェーンC1を吊り下げる方向)を指し、Z1側とは上側を指し、Z2側とはそれとは逆の下側を指す。
<電気チェーンブロックの全体構成について>
図1は、シリンダ操作装置60を有する電気チェーンブロック10の全体的な構成を示す側面図である。図1に示すように、本実施の形態の電気チェーンブロック10は、上フック20、チェーンブロック本体30、シリンダ操作装置60、ロードチェーンC1および下フック200を備えている。チェーンブロック本体30はモータ40を備えていて、そのモータ40の駆動によって、ロードチェーンC1の巻上げおよび巻下げを行うことを可能としている。また、電気チェーンブロック10は、ロードチェーンC1を収納するためのバケット50も備えている。
また、電気チェーンブロック10は、モータ40の駆動を制御するための制御部45も有している。制御部45は、後述する検出センサ80からの検出信号に基づいて、モータ40の駆動を制御する。なお、制御部45は、後述する検出センサ80で検出される可動グリップ70のスライド量に応じて、モータ40の駆動速度を無段階で変更することが可能となっている。しかしながら、制御部45は、モータ40の駆動速度を、たとえば3段階以上等のように、所定の段階に制御するようにしても良い。
また、下フック200(フックに対応)は、荷Wを掛ける部分であるが、掛けられた荷Wが外れないようにするために、回動軸201を介して回動可能なフックラッチ202も取り付けられている。なお、下フック200は、シリンダ操作装置60の構成要素としても良く、シリンダ操作装置60の構成要素とは別のものであるとしても良い。
<シリンダ操作装置の構成について>
図2は、シリンダ操作装置60の構成を示すと共に側面から見た状態を示す断面図である。図1および図2に示すように、電気チェーンブロック10は、シリンダ操作装置60を備えていて、そのシリンダ操作装置60は、ケーブル61(カールコード)を介してチェーンブロック本体30と電気的に接続されている。また、シリンダ操作装置60は、シリンダ筐体部62を有していて、そのシリンダ筐体部62には、上部ハウジング63と、筒状部材64と、固定グリップ65とが設けられている。なお、これら上部ハウジング63、筒状部材64および固定グリップ65は、荷Wの吊り下げに耐える強度を有する部材であり、たとえば鋼材等を材質としている。
これらのうち、上部ハウジング63は、シリンダ筐体部62のうち上方側(Z1側)に位置する部分であり、内部に電気的なコード等を収納する部分でもある。また、上部ハウジング63の外壁面の所定部分には、シリンダ操作装置60の電源ボタン等のようなスイッチ(図示省略)が取り付けられていて、上部ハウジング63の内部には、スイッチに対応した回路基板が収納されている。この上部ハウジング63の上方側(Z1側)には、チェーン連結部63aが設けられていて、このチェーン連結部63aがロードチェーンC1に連結される。また、上部ハウジング63の下方側(Z2側)は、たとえばネジ部63b等によって筒状部材64と連結されている。
筒状部材64は、上部ハウジング63と固定グリップ65の間に位置するパイプ状の部材である。この筒状部材64は、一定の直径を有するストレート管である。このため、この筒状部材64に沿って、後述する可動グリップ70をスライドさせることが可能となっている。
筒状部材64の下方側(Z2側)には、固定グリップ65がねじ部64bによって強固に取り付けられている。固定グリップ65も、筒状部材64と同様にパイプ状の部材であるものの、上記の筒状部材64とは異なり、その下端側(Z2側)の開口を閉塞する下底部65aが外周部65bと一体的に設けられている。ここで、下底部65aは、下フック200に荷Wを掛けた際に、その荷重を受け止める部分であり、十分な強度を有するように、また、フック連結バー90をガイドするように、外周部65bよりも厚みが厚く設けられている。しかしながら、下底部65aの強度が十分であれば、また、フック連結バー90の倒れをフランジ部92の外周と固定グリップ65の内周でガイドするようにすれば、外周部65bよりも厚みが薄く設けられていても良く、同程度の厚みに設けられていても良い。
なお、下底部65aは、外周部65bと別体的であると共に外周部65bにネジ等を介して固定する構成であっても良い。
また、固定グリップ65の外周部65bは、一定の直径を有するストレート管ではなく、外周までの直径が変化する(凹凸を有する)ように設けられている。この外周部65bは、作業者の手の指は凹部に位置すると共に、指と指の間が凸部に位置するような凹凸形状に設けられている。以下の説明では、かかる凹凸形状の部分を、把持部65cとする。すなわち、把持部65cは、作業者が手で把持することが可能な部分である。
また、筒状部材64には、可動グリップ70がスライド可能な状態で取り付けられている。この可動グリップ70は、作業者が親指を押し当てたり手で握った状態で、筒状部材64や固定グリップ65に対して、相対的にスライドさせる部分である。すなわち、可動グリップ70は、筒状部材64や固定グリップ65に対して摺動する部分であり、かかる摺動によりスイッチ操作が可能となっている。
このような摺動を可能とするために、可動グリップ70には挿通孔70aが設けられていて、この挿通孔70aには固定ネジ71が挿通される。また、筒状部材64には軸方向(Z方向)に長い長孔64aが設けられていて、その長孔64aには、固定ネジ71が挿通されている。したがって、長孔64aの軸方向(Z方向)の長さの分だけ、可動グリップ70は軸方向(Z方向)にスライド可能となっている。
なお、可動グリップ70の外周側には、作業者の指先が入り込む凹部70bが設けられている。この凹部70bに指先を位置させた状態で、指を移動させることで、可動グリップ70を良好にスライドさせることが可能となっている。
ここで、固定ネジ71は、内側可動部材72のネジ孔72aに捻じ込まれている。内側可動部材72は、筒状部材64の内部に配置される部材であり、固定ネジ71での固定によって可動グリップ70と一体的にスライドする部材である。また、上記の固定ネジ71を捻じ込むためのネジ孔72aを有している。なお、この内側可動部材72には、後述する検出センサ80のセンサ可動部81(マグネット素子)が取り付けられている。
また、筒状部材64の内筒部のうち内側可動部材72の上部には、内側可動部材72を下方に向けて付勢する上側付勢バネ73が配置されている。一方、筒状部材64の内筒部のうち内側可動部材72の下部には、内側可動部材72を上方に向けて付勢する下側付勢バネ74が配置されている。これら上側付勢バネ73と下側付勢バネ74の付勢力により、可動グリップ70および内側可動部材72は、作業者が可動グリップ70を操作していない場合に、中立位置に保たれている。
なお、下側付勢バネ74の下端側を受け止めるために、筒状部材64の内筒部のうち、内側可動部材72よりも下方側には、バネ受部75が配置されている。一方、上側付勢バネ73の上端側は、筒状部材64の上フランジ部(図示省略)によって受け止められている。
また、内側可動部材72の上方側には、検出センサ80(検出手段に対応)が配置されている。この検出センサ80は、センサ可動部81と、センサ固定部82とを有している。検出センサ80は、可動グリップ70の筒状部材64に対する相対的な移動を磁気的に検出する磁気センサである。このような磁気センサとして代表的なものは、ホールセンサである。検出センサ80がホールセンサである場合、センサ可動部81は、たとえばマグネット素子であり、内側可動部材72の上端部に取り付けられている。一方、センサ固定部82は、たとえばマグネット素子であるセンサ可動部81の接離をホール効果を利用して検出する検出回路である。このセンサ固定部82は、筒状部材64の上端側に取り付けられている。
なお、センサ固定部82を、たとえばマグネット素子とし、センサ可動部81を、たとえば検出回路としても良い。また、検出センサ80は、ホールセンサには限られない。ホールセンサ以外の磁気センサとしては、たとえば、検出センサ80は、たとえばコイルを用いる差動トランスであっても良く、磁気抵抗効果素子を用いるMRセンサ等が挙げられる。しかしながら、検出センサ80は、静電容量センサなど磁気センサ以外のセンサであっても良い。
また、固定グリップ65の内筒部には、フック連結バー90と、バネ体100と、スラスト軸受110とが配置されている。フック連結バー90は、その下方側が、下底部65aに形成された軸孔65a1を介して下方側に突出する棒状(軸状)の部材である。このフック連結バー90の下端側には、ネジ部91が設けられていて、そのネジ部91が下フック200のネジ穴200aに捻じ込まれて両者は強固に連結されている。また、フック連結バー90の上端側には、他の部分よりも大径に設けられているフランジ部92が設けられていて、このフランジ部92がバネ体100を上方側から押圧している。
また、バネ体100は、複数の皿バネ101を重ねることで構成されている。ここで、図2および図3に示すように、隣り合う皿バネ101は、その上下の向きが互いに逆転するように配置されている。それにより、下フック200に荷Wを掛け、その荷Wを昇降させる際に、下フック200および荷Wが、上下方向に弾性的に揺れる(振動する)ことが可能となっている。バネ体100は柔らかい(バネ定数が小さい)方がシリンダ筐体部62の縦揺れを抑制することができるが、柔らかすぎるとシリンダ筐体部62の長さをバネ体100を収納するために長くする必要があり、取扱いが難しくなる。そのためロードチェーンC1と同程度の撓み量となるバネで、固定グリップ65内に収まる程度のバネ体100を選択することが好ましい。
また、フック連結バー90と下フック200は、ネジ部91で連結されているが、ネジ部91の締め込み量によって、バネ体100の皿バネ101の初期バネ圧を所定量、例えば無負荷ではシリンダ筐体部62を傾けても下フック200の自重により下フック200がフック連結バー90の軸心回りに回転しないように調節可能とすることが好ましい。下フック200に荷Wの荷重を掛けるとバネ体100は撓むことで下フック200の上端部と固定グリップ65の下底部65aの下面部の接触が開放され、スラスト軸受110の作用もあり下フック200は容易に回転可能となる。
ロードチェーンC1の使用長さにおけるバネ定数をK1とし、バネ体100のバネ定数をK2とすると、K1とK2がほぼ同じとなるように設けられている。このようなバネ定数に設定しても、荷Wを昇降させる際の荷Wの縦揺れは、主として、バネ体100の伸縮により吸収する状態となる。なお、ロードチェーンC1は、巻き上げることで繰り出し長さが短くなり、バネ定数は大きくなる(繰り出し長さにより変化する)が、使用頻度の高い長さにおけるロードチェーンC1を基準にバネ体100のバネ定数を決めるようにすると良い。
また、スラスト軸受110は、バネ体100の下端側を受け止める軸受である。このスラスト軸受110の存在により、フック連結バー90、バネ体100および下フック200が、固定グリップ65に対して容易に回転可能となっている。固定グリップ65の長さは人の掌の幅程度で、バネ体100は、固定グリップ65の長さ内に収まるように収容されている。ロードチェーンC1の最長長さが、例えば3mのとき、150kgの荷Wを吊るとロードチェーンC1は例えば約6mm伸び、バネ体100にはこの荷Wを吊ると、例えば5~6mm程度撓むバネを選択している。
<作用について>
以上のような構成を有する電気チェーンブロック10およびシリンダ操作装置60の作用について、以下に説明する。最初に、現状の電気チェーンブロック10Aおよびシリンダ操作装置60Aにおける、作用(荷揺れに関する部分)について説明する。なお、以下の説明では、ロードチェーンC1は、バネと見立てて説明する。
図4および図5は、本実施の形態の電気チェーンブロック10に至る前段階の電気チェーンブロック10Aおよびシリンダ操作装置60Aにおいて、荷揺れが生じる様子を模式的に示す図である。なお、図4および図5においては、上記の電気チェーンブロック10Aに係る構成は、符号にアルファベット「A」を付している。また、荷は、荷Wとしている。
図4(a)に示すように、電気チェーンブロック10Aの初期状態(操作前の状態)では、可動グリップ70Aは中立位置に存在している。このとき、モータ40は駆動していないので、ロードシーブ41も回転していない。
この状態から、図4(b)に示すように、作業者が可動グリップ70Aを把持して、可動グリップ70Aを上側にスライドさせる。すると、その可動グリップ70Aの上方へのスライド量に応じた検出センサ80からの検出信号に基づいて、モータ40が駆動され、ロードシーブ41が回転(正転)してロードチェーンC1の巻上げを行う。なお、図4(b)に示す状態では、ロードチェーンC1は巻き上げられているものの、荷Wは、上昇を開始していない状態を示している。このため、ロードチェーンC1は、伸長されている。
そして、ロードチェーンC1の巻上げが継続されると、図4(c)に示すように、巻上げおよびロードチェーンC1の収縮に伴って荷Wおよび筒状部材64Aも上昇する。ここで、可動グリップ70Aは作業者が握っている部分であり、そのまま握り続けている場合には、高さ位置がほとんど変動しない状態となっている。そして、図4(c)に示す状態では、可動グリップ70Aは、筒状部材64Aの中立位置(初期位置)に到達している。しかも、荷Wの上昇により、荷Wには上向きの慣性が生じている。そのため、荷Wは、さらに上方に移動しようとする。
そして、荷Wおよび筒状部材64Aの上昇が継続されると、図4(d)に示す状態となる。図4(d)では、可動グリップ70Aは、筒状部材64Aに対して相対的に下方に位置すると共に、ロードチェーンC1が最も収縮した状態となっている。すると、今度は、筒状部材64Aに対する可動グリップ70Aの下方位置へのスライドに基づく検出センサ80での検出信号により、モータ40は、ロードチェーンC1を巻下げる向きに駆動される。それにより、ロードチェーンC1はロードシーブ41の回転(逆転)に伴う巻下げを作業者の意に反して開始する。
そして、ロードチェーンC1の巻下げが継続されると、図5(a)に示すように、筒状部材64Aが荷Wとともに下降する。そして、図5(a)に示すように、可動グリップ70Aは、筒状部材64Aの中立位置(初期位置)に到達する。このときも、荷Wの下降により、荷Wには下向きの慣性が生じている。そのため、荷Wは、さらに下方に移動しようとする。
そして、荷Wおよび筒状部材64Aの下降が継続されると、図5(b)に示す状態となる。図5(b)では、可動グリップ70Aは、筒状部材64Aに対して相対的に上方に位置している。また、ロードチェーンC1も伸長された状態となっている。すなわち、図5(b)は、図4(b)と同じ状態に移行した、と言える。以後、再び、図4(c)と同様の図5(c)の状態へと移行し、その後、図48d)と同様の図5(d)の状態へと移行する。
このように、荷Wの上昇を意図して可動グリップ70Aを筒状部材64Aに対して上方にスライドさせた場合、荷Wの上昇後に荷Wが下降し、それに伴い可動グリップ70Aが筒状部材64Aに対して相対的に上下動することで、上記の荷Wの上下動を繰り返すという、荷揺れ(荷Wの縦揺れ)が生じ増幅される。このため、微細な速度調節や、速度と応答性、特に応答性を上げることができなかった。
これに対して、本実施の形態の電気チェーンブロック10およびシリンダ操作装置60では、荷揺れを効果的に防止している。以下、図6および図7に基づいて、本実施の形態の電気チェーンブロック10およびシリンダ操作装置60が荷揺れを防ぐ際の作用について説明する。なお、バネ体100は、皿バネ101を重ねることで構成された圧縮バネとしているが、バネ体100は、引っ張りバネであっても良い。図6および図7では、バネ体100として引っ張りバネを示しているが、引っ張りバネからなるバネ体100の伸張と圧縮は、圧縮バネからなるバネ体100の圧縮と伸張に置き換えられる。引っ張りバネからなるバネ体100が伸張または圧縮バネからなるバネ体100が圧縮すると下フック200は筒状部材64に対し下方に変位(遠のく)し、引っ張りバネからなるバネ体100が圧縮または圧縮バネからなるバネ体100が伸張すると下フック200は筒状部材64に対し上方に変位(近づく)する。
図6(a)に示すように、本実施の形態の電気チェーンブロック10の初期状態(操作前の状態)では、図4(a)と同様に、可動グリップ70は中立位置に位置している。また、バネ体100は、荷Wおよび下フック200荷重によって撓み、下フック200は、筒状部材64より所定量下方に位置する状態となっている。
この図6(a)に示す状態から、図6(b)に示すように、作業者が可動グリップ70を把持して、可動グリップ70を上側にスライドさせる。すると、可動グリップ70の上方へのスライド量に応じた検出センサ80での検出信号に基づいて、モータ40が駆動され、ロードシーブ41が回転(正転)してロードチェーンC1の巻上げを行う。なお、図6(b)は、ロードチェーンC1の巻上げを開始した直後の状態を示している。
そして、図6(b)の状態の後に、ロードチェーンC1の巻上げを開始する。すなわち、図6(b)に示す状態から、図6(c)へ示す状態へと移行する。図6(c)に示す状態では、荷Wは、バネ体100が撓み安定した速度で上昇を続けている。このとき、可動グリップ70は、筒状部材64に対し作業者の意図する速度位置に可動グリップ70を位置させて操作している。
かかる図6(c)に示す状態の後に、作業者が可動グリップ70を中立位置に戻しても、バネ体100に蓄えられた上向きの付勢力により、荷Wは上昇し、図6(d)に示す状態となるが、作業者が握る可動グリップ70に対し筒状部材64を変位させることはない。
そして、図7(a)に示すように、バネ体100は、さらに収縮することにより、筒状部材64には、荷Wの上昇が伝達されるのが抑えられている。
そして、図7(a)の後に、バネ体100の収縮が開放されることで、荷Wは下降する。そして、図7(b)に示すように、バネ体100の長さが図6(a)と同程度となる。このとき、荷Wの下降により、荷Wには下向きの慣性が生じている。そのため、荷Wは、さらに下方に移動しようとする。
そして、荷Wおよび筒状部材64の下降が継続され、図7(c)に示す状態となる。図7(c)では、バネ体100が伸長されている。また、そのバネ体100の伸長後、図7(d)に示すように、荷Wが上昇する。以後、上記のように、バネ体100の伸長および収縮を繰り返すものの、その振動は徐々に減衰されていく。バネ体100を複数の皿バネ101を組み合わせた圧縮バネであるバネ体100とすることにより、コイルバネよりも減衰が速まり好ましい。
このように、本実施の形態の電気チェーンブロック10およびシリンダ操作装置60では、荷Wの上昇後には、バネ体100が伸縮することで、筒状部材64が上下方向に移動するのが抑えられている。このため、可動グリップ70のスライドに敏感に反応する検出センサを使用しても、可動グリップ70が筒状部材64に対して相対的に上下動することで作業者の意に反してモータを巻き上げ下げ駆動するような状態を解消できる。それにより、荷揺れを防止できると共に、作業者の意図する通りに荷Wの昇降を操作することができる。
<効果について>
以上のような構成のシリンダ操作装置60では、筒状に設けられている筒状部材64と、筒状部材64に対して軸方向にスライド可能な可動グリップ70と、可動グリップ70のスライド量を検出する検出センサ80(検出手段)と、筒状部材64の内部に配置され、荷Wを掛ける下フック200(フック)に連結されたフック連結バー90と、筒状部材64の内部に収納され、フック連結バー90に上方に向かう付勢力を与えるバネ体100と、を備える。
このように構成することで、可動グリップ70を筒状部材64に対してスライドさせた後に、遅れて荷Wが上下方向に移動しても、その荷Wの移動による振動を、バネ体100の伸縮にて吸収することができる。このため、作業者の意に反する筒状部材64の上下方向への移動を抑えることができる。このため、作業者が握って操作する可動グリップ70が筒状部材64に対して相対的に上下動するのを抑えることができるので、意図せずにモータ40が正転および逆転することを防止可能となる。そのため、荷揺れが生じるのを抑えることができる。
また、ロードシーブ41は、ロープを巻回する円筒形の巻取ドラムとは異なり、ロードチェーンC1との噛合い部が多角形であることにより、ロードチェーンC1には多角形効果(影響)による速度変動が生じてしまい、荷Wの上下動する速度が不安定となる。しかしながら、本実施の形態のシリンダ操作装置60では、バネ体100を設けている。このため、バネ体100の伸縮により、ロードシーブ41の回転時の荷Wの速度変動を抑えることができ、荷Wの昇降時の速度を安定化させることができる。また、ロードチェーンC1のバネ定数とバネ体100のバネ定数を適宜組み合わせることにより、共振数周波数を多角形のロードシーブ41が回転することによる発生する周波数と一致しないように変更することができる。
また、本実施の形態では、筒状部材64のうち軸方向において可動グリップ70よりも下フック200(フック)側には、手で握ることが可能な固定グリップ65が、筒状部材64に対して軸方向に移動しない状態で取り付けられていて、バネ体100は固定グリップ65の内部に収納配置されている。
このため、作業者は、固定グリップ65を親指以外の手で握りつつ、たとえば親指を可動グリップ70に押し当てる状態とし、親指を動かすことで、荷Wの上下動の操作を行うことができる。この場合には、親指以外の手が固定グリップ65に位置し、親指は可動グリップ70に位置している。このため、荷Wの上下動によって、筒状部材64が上下動しても、可動グリップ70と固定グリップ65の間の距離を一定の距離に維持することができる。このため、意図しない可動グリップ70の操作によってモータ40が駆動されることで、荷Wが上下動する(荷揺れする)のを一層確実に防止することが可能となる。また、バネ体100のバネ定数を小さくした方が荷揺れ防止には効果的だが、荷Wの荷重保持が可能となるように、バネ定数を小さくするには、バネ体100の長さを必要とする。このバネ体100を固定グリップ65内に収容することで、シリンダ操作装置60を操作しやすく、可動グリップ70と下フック200の間隔を大きくすることなく、小型のシリンダ操作装置を実現可能としている。
また、本実施の形態では、検出センサ80(検出手段)は、可動グリップ70の筒状部材64に対する相対的な移動を磁気的に検出する磁気センサであることが好ましい。検出センサ80(検出手段)が磁気センサである場合には、可動グリップ70をわずかにスライドさせても、そのスライド量を検出することができる。このため、可動グリップ70を大きくスライドすることなく、わずかな操作でかつ微細な速度調節が可能で、荷Wの上下方向への移動量を、正確にコントロールすることができる。
また、本実施の形態では、バネ体100は、複数の皿バネ101を重ねる状態で構成されている。このため、固定グリップ65の内部に、所望するストローク量(バネ定数)に対応した枚数の皿バネ101を重ねるだけで、バネ体100を容易に構成することができる。また、複数の皿バネ101を重ねたバネ体100は、コイルバネに比して伸縮時の減衰が多く、荷Wの縦揺れを防止するのに好ましい。
また、本実施の形態の電気チェーンブロック10は、上述したシリンダ操作装置60を備えると共に、検出センサ80(検出手段)で検出された可動グリップ70のスライド量に応じてモータ40の駆動速度を3段階以上または無段階に制御する制御部45と、制御部45により駆動制御されるモータ40と、モータ40によって回転させられると共にロードチェーンC1の巻上げおよび巻下げを行うロードシーブ41と、を備える。
このため、可動グリップ70が筒状部材64に対して相対的に上下動するのを抑えることができるので、意図せずにモータ40が正転および逆転することを防止可能となる。そのため、荷揺れが生じるのを抑えることができる。
また、バネ体100の伸縮により、ロードシーブ41の回転時の速度変動を抑えることができ、荷Wの昇降時の速度を安定化させることができる。
<変形例>
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態では、バネ体100は、複数の皿バネ101を重ねて構成されている。しかしながら、バネ体は、かかる構成には限られない。たとえば、バネ体は、コイルスプリングを用いるようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、フック連結バー90には下フック200が連結されている。しかしながら、フック連結バー90には、下フック200が連結されていなくても良い。たとえば、フック連結バー90に、チェーンスリングを取り付けるようにしても良い。
10…電気チェーンブロック、20…上フック、30…チェーンブロック本体、40…モータ、41…ロードシーブ、45…制御部、50…バケット、60…シリンダ操作装置、61…ケーブル、62…シリンダ筐体部、63…上部ハウジング、63a…チェーン連結部、64…筒状部材、64a…長孔、65…固定グリップ、65a…下底部、65a1…軸孔、65b…外周部、65c…把持部、70…可動グリップ、70a…挿通孔、70b…凹部、71…固定ネジ、72…内側可動部材、72a…ネジ孔、73…上側付勢バネ、74…下側付勢バネ、75…バネ受部、80…検出センサ(検出手段に対応)、81…センサ可動部、82…センサ固定部、90…フック連結バー、91…ネジ部、92…フランジ部、100…バネ体、101…皿バネ、110…スラスト軸受、200…下フック、201…回動軸、202…フックラッチ、C1…ロードチェーン

Claims (5)

  1. ロードチェーンを巻上げおよび巻下げする駆動力を与えるモータの駆動を操作するシリンダ操作装置であって、
    筒状に設けられていると共に、荷を掛け下げた際に当該荷の荷重が作用する筒状部材と、
    前記筒状部材に対して軸方向にスライド可能な可動グリップと、
    前記可動グリップのスライド量を検出する検出手段と、
    前記筒状部材の内部に配置され、当該筒状部材に対して摺動可能であると共に、前記荷を掛け下げるフックに連結されたフック連結バーと、
    前記筒状部材の内部に収納され、前記フック連結バーが上方に向かう付勢力を与えるバネ体と、
    を備えている、
    ことを特徴とするシリンダ操作装置。
  2. 請求項1記載のシリンダ操作装置であって、
    前記筒状部材のうち前記軸方向において前記可動グリップよりも前記フック側には、手で握ることが可能な固定グリップが該筒状部材に対して軸方向に移動しない状態で取り付けられていて、前記バネ体は前記固定グリップの内部に収納されている、
    ことを特徴とするシリンダ操作装置。
  3. 請求項1または2記載のシリンダ操作装置であって、
    前記検出手段は、前記可動グリップの前記筒状部材に対する相対的な移動を磁気的に検出する磁気センサである、
    ことを特徴とするシリンダ操作装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のシリンダ操作装置であって、
    前記バネ体は、複数の皿バネを重ねる状態で構成されている、
    ことを特徴とするシリンダ操作装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のシリンダ操作装置を備え、
    前記検出手段で検出された前記可動グリップのスライド量に応じて前記モータの駆動速度を3段階以上または無段階に制御する制御部と、
    前記制御部により駆動制御される前記モータと、
    前記モータによって回転させられると共に前記ロードチェーンの巻上げおよび巻下げを行うロードシーブと、
    を備えることを特徴とする電気チェーンブロック。
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