JP7320702B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、洗濯機に関する。
特許文献1は、リント類(糸くず・ごみなどの固形浮遊物)を捕集する洗濯機を開示する。この洗濯機は、本体と、本体内部に回転自在に支持された脱水槽と、脱水槽の側壁部に固定された還流水路と、還流水路に着脱自在に取り付けられたフィルタユニットを備える。フィルタユニットは、箱形の樹脂ケースとし、脱水槽の内側側面に取り付けられている。
特開2013-141553号公報
本開示は、フィルタユニットのリント類除去をより容易に、清潔に行うことができる洗濯機を提供する。
本開示における洗濯機は、本体と、前記本体内部に支持された水槽と、前記水槽内部に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の側部に設けられ、洗濯水を循環させる水路と、前記水路に着脱可能に取り付けられ、洗濯水に含まれたリント類を捕集するフィルタユニットと、を備える。前記フィルタユニットは、前記洗濯兼脱水槽の中心に面する向きである前面側に、リント類を捕集するとともに洗濯水を通過させる濾過部材が設けられた前カバーと、前記前カバーに背面側から着脱可能に取り付けられた後カバーと、前記フィルタユニットの下部に設けられ、前記前カバー及び前記後カバーにより形成される内部空間に洗濯水を流入させる流入口と、力がかかっていない状態において前記流入口を閉じる逆止弁と、を含み、前記前カバーの長手方向の端部には掻き取り部が設けられており、前記掻き取り部は、前記後カバーの内壁部の短手方向と略同じ長さに形成されており前記後カバーには、前記逆止弁の反対側に、前記後カバーの上端部に向かって前方に傾斜する傾斜面が設けられている
本開示における洗濯機は、フィルタユニットのリント類除去をより容易に、清潔に行うことができる。
実施の形態1における洗濯機の縦断面図 同洗濯機の洗濯兼脱水槽内部を示す斜視図 同洗濯機のフィルタユニットの分解斜視図 図3の分解斜視図の反対側を示す、フィルタユニットの分解斜視図 同洗濯機の後カバーの前面と掻き取り部とを嵌め合わせた状態のA-A断面図 同洗濯機のフィルタユニットの流入口周辺を示す外観斜視図 図6の外観斜視図の背面側を示す、フィルタユニットの流入口周辺を示す外観斜視図 同洗濯機のフィルタユニットにおいて推奨される清掃動作を示す模式図 同洗濯機のフィルタユニットにおいて実施可能な清掃動作を示す模式図
以下、図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が必要以上に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施の形態1)
以下、図1~図9を用いて、実施の形態1を説明する。
(1-1.構成)
(1-1-1.洗濯機の構成)
図1、図2において、水槽3は、サスペンション2により本体1の内部に懸垂防振支持されている。水槽3の内部には、有底円筒形状に形成された洗濯兼脱水槽5が回転可能に内包されている。洗濯兼脱水槽5は、側壁に多数の脱水孔6を有するとともに、上部に振動低減用の流体バランサ7を有している。洗濯兼脱水槽5の中央底部には、パルセータ8が配設されている。パルセータ8の上面は、外周になるに従って上方傾斜するすり鉢状に形成されており、パルセータ8の裏面は、回転により水を掻き上げる放射状羽根14が複数設けられている。
モータ10は、後述する伝達機構部9の側方位置において、水槽3の外底部に取り付けられている。モータ10は、モータ10に取り付けられたモータ側プーリ11、及び、伝達機構部9に取り付けられたメカ側プーリ12を介して、ベルト13により伝達機構部9と連結されている。
伝達機構部9は、後述する洗濯・脱水軸4と接続されており、洗濯・脱水軸4にモータ10の回転駆動力を伝達する。伝達機構部9は、洗濯時の減速ギア(図示せず)と、洗濯・脱水軸4の切り換えクラッチ(図示せず)と、及び脱水時に洗濯兼脱水槽5の回転を停止するためのブレーキ(図示せず)と、を内蔵している。
洗濯・脱水軸4は、中空で2軸構造に構成されている。洗濯・脱水軸4は、切り替えクラッチにより接続先を切り替えられ、洗濯兼脱水槽5及びパルセータ8の両方、又はパルセータ8のみ、と接続される。洗濯・脱水軸4が洗濯兼脱水槽5及びパルセータ8の両方と接続されている場合には、モータ10は、伝達機構部9を介して洗濯兼脱水槽5及びパルセータ8の両方を回転させる。洗濯・脱水軸4がパルセータ8のみと接続されている場合には、モータ10は、伝達機構部9を介してパルセータ8のみを回転させる。
還流水路20は、洗濯兼脱水槽5の内周側壁部に構成され、パルセータ8下部に構成された内部空間の側方と連通している。これにより、パルセータ8回転時に、裏面の放射状羽根14により掻き上げられた洗濯水は、還流水路20の内部に送り込まれて上昇する。
フィルタユニット30は、還流水路20上部に着脱自在に取り付けられており、還流水路20を通過するリント類36(糸くず、ごみなどの固形浮遊物)を捕集する。
(1-1-2.フィルタユニットの構成)
図3、図4に示すように、フィルタユニット30は、主に、前カバー32及び後カバー33により構成されている。なお、本開示においては、洗濯兼脱水槽5の中心に面する向きを「前」、前記洗濯兼脱水槽5の外側に面する向きを「後」とする。
前カバー32及び後カバー33は、上部に設けられた係合構造、及び、下部に設けられたヒンジユニット39により係合され、フィルタユニット30として一体的に構成される。前カバー32及び後カバー33は、一体的に構成された状態において、内部空間であるリント捕集室40を形成する。
係合構造は、前カバー32の上部に形成された前カバー係合部45、及び、後カバー33の上部に形成された後カバー係合部46、により構成されている。係合構造は、前カバー係合部45及び後カバー係合部46の係合により、フィルタユニット30が閉じた状態を保つ。
ヒンジユニット39は、後カバー33の下部に設けられたヒンジ部39bと、前カバー32の下部に設けられたヒンジ受部39aと、により構成されている。ヒンジ受部39aは、ヒンジ部39bを挿入可能に設けられており、略半円状のヒンジ部39bを保持するために下部を湾曲して形成されている。ヒンジ受部39aの外側の面は、ヒンジ部39bとヒンジ受部39aとが係合してヒンジユニット39が構成されることが一瞥して分かるように、略半円状に形成されている。
前カバー32は、主に樹脂により形成されており、ナイロンやポリエステル等により網目状に形成された濾過部材31がインサート成型されている。後カバー33は、背面に向かって窪むように略箱状に形成されている。後カバー33の前面側上部には、上端に向かって前方に緩やかに傾斜する傾斜面33aが形成されている。
前カバー32の背面側には、濾過部材31が露出していない位置において、上下に延伸する前リブ41が二本形成されている。後カバー33の前面側には、前リブ41と対向する位置において、後リブ44が二本形成されている。これにより、前カバー32が後カバー33に取り付けられた状態において、前リブ41及び後リブ44は、長手方向の端面同士が当接し、リント捕集室40の内部を三列の部屋に仕切る。また、前リブ41及び後リブ44は、フィルタユニット30の前後方向の強度を担保する。
前カバー32の背面下部には、前カバー側逆止弁34aが複数設けられている。前カバー側逆止弁34aは、前面から背面になるに従って下方傾斜するリブとして形成されている。後カバー33の前面下部には、洗濯水が流入する流入口21と、前カバー側逆止弁34aと対向する位置に後カバー側逆止弁34bと、が設けられている。後カバー側逆止弁34bは、背面側の端部が後カバー33に固定されており、前面側が上方向に撓むように構成されている。後カバー側逆止弁34bは、力がかかっていない状態において、前カバー側逆止弁34aの上面と当接して流入口21を閉じるように構成されている。
前カバー32の下部には、長手方向において後カバー33の内壁と摺動する幅に形成された掻き取り部37が設けられている。掻き取り部37は、上下に延伸する板状に形成され、掻き取り部37の側方は、略直角となるように折り曲げて形成された前カバー屈曲部38が設けられている。
本実施の形態における掻き取り部37の下端には、下方に開口する切欠き部43が二つ形成されている。図5に示すように、切欠き部43の左右方向の幅は、後リブ44の左右方向と略同じ幅に形成されており、切欠き部43の上下方向の幅は、後リブ44の前後方向の厚みと略同じ幅に形成されている。即ち、掻き取り部37の下端は、後カバー33のA-A方向の断面形状の前面と略一致するように形成されている。これにより、前カバー32を後カバー33の前面に対して略垂直となるように保持し、掻き取り部37を後カバー33の長手方向に動かした場合に、掻き取り部37の下端と後カバー33の前面とが摺
動する。そのため、本実施の形態のように、後カバー33の前面に後リブ44のようなリブが設けられた場合でも、掻き取り部37と後カバー33の前面とを摺動させてリント類36を剥離させることができる。
なお、本実施の形態における掻き取り部37には、切欠き部43の側方において小さな切欠き47が形成されている。小さな切欠き47は、前カバー32を後カバー33の上部に向かってスライドさせる動きを妨げない。このように、小さな切欠き47が設けられている程度であれば、掻き取り部37の下端は、後カバー33のA-A方向の断面形状の前面と略一致していると見なすことができる。
(1-2.動作、作用)
以上のように構成した洗濯機について、その動作、作用を説明する。
(1-2-1.フィルタユニットによるリント類の捕集)
一般的に、洗濯機は、洗い、脱水、すすぎ、脱水の順に動作する。洗い工程及びすすぎ工程において、パルセータ8の回転により掻き上げられた洗濯水は、還流水路20内を上昇して逆止弁34を押し上げ、流入口を通ってリント捕集室40に流入する。リント捕集室40に流入した洗濯水は、濾過部材31により濾過されるとともに洗濯兼脱水槽5の内部へ排出され、洗い又はすすぎのための洗濯水として利用される。
洗濯水が濾過部材31を通過する際に捕集されたリント類36は、濾過部材31の背面側に付着した状態となっている。なお、後カバー側逆止弁34bは、前カバー側逆止弁34aの上面と当接することにより下方へ開かないように構成されているため、リント類36が還流水路20を逆流することを抑制できる。
脱水工程が開始すると、洗濯兼脱水槽5は高速で回転されて衣類を脱水する。濾過部材31の背面側に付着したリント類36は、背面向きに働く遠心力により濾過部材31から引き剥がされ、後カバー33側に押し付けられて脱水される。従って、洗濯運転が完了した状態では、リント類36の殆どは後カバー33に付着した状態となっている。
(1-2-2.フィルタユニットの清掃動作)
本実施の形態のフィルタユニットにおいて推奨される清掃動作について、図8に基づいて説明する。
洗濯運転の終了後、使用者は、フィルタユニット30を還流水路20から取り外し、フィルタユニット30内部に捕集されたリント類36を廃棄する。使用者が前カバー係合部45と後カバー係合部46との係合を外すと、前カバー32と後カバー33とが分離する。後カバー33の前面側は、脱水時の強い遠心力、又は水分の蒸発によりリント類36が固着していることが多く、後カバー33を強く振る程度の力ではリント類36を剥離できない。
そこで、使用者は、前カバー32に設けられた掻き取り部37を用いて、後カバー33の前面側に固着したリント類36を引き剥がす清掃動作を実施する。
清掃動作において、使用者は、前カバー32と後カバー33とが略垂直状態となるように保持し、後リブ44と切欠き部43とを嵌める。使用者は、前カバー32を後カバー33の上部に向かって図8の矢印の向きにスライドさせながら、掻き取り部37により後カバー33の前面側を擦り、後カバー33の前面側に固着したリント類36を掻き出す。前カバー屈曲部38は、剥離したリント類36が掻き取り部37の両側方から溢れることを抑制し、一度のスライドで多くのリント類36を掻き集める。使用者は、掻き集めたリン
ト類36を傾斜面33aに沿って移動させ、後カバー33の上端から外部へ捨てる。これらの構成により、使用者は、リント類36に指を触れることなく、容易にリント類36を除去することができる。
また、後カバー33の前面側は、後リブ44により仕切られた細長い区画が形成されている。これにより、それぞれの区画の塊は小さいため、乾燥してこびりついたリント類36を取り除く際でも、除去が容易である。
清掃動作が完了すると、使用者は、ヒンジ部39bをヒンジ受部39aに挿入し、ヒンジ部39bを回動させて前カバー係合部45と後カバー係合部46とを係合させる。このとき、ヒンジ受部39aに形成された湾曲部分は、ヒンジ部39bの回動を案内する。また、ヒンジ部39b及びヒンジ受部39aは、両方とも略半円に形成されており、使用者が一瞥してヒンジユニット39であると認識し易くなっている。
(1-3.効果等)
本実施の形態における洗濯機は、本体1と、本体1内部に支持された水槽3と、水槽3内部に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽5と、洗濯兼脱水槽5の側部に設けられ、洗濯水を循環させる還流水路20と、還流水路20に着脱可能に取り付けられ、洗濯水に含まれたリント類を捕集するフィルタユニット30と、を備える。フィルタユニット30は、前面側において、リント類を捕集するとともに洗濯水を通過させる濾過部材31が設けられた前カバー32と、略箱状に形成され、前カバー32に背面側から着脱可能に取り付けられた後カバー33と、を含み、前カバー32の長手方向の端部には、後カバー33の前面を擦るための掻き取り部37が設けられており、掻き取り部37は、後カバー33の内壁部の長手方向と略同じ幅に形成されている。
これにより、使用者は、後カバー33の長手方向において内壁部と掻き取り部37とを摺動させ、脱水動作時における遠心力により後カバー33の内壁に固着したリント類を剥離させることができる。
そのため、使用者は、略箱状の後カバー33に溜まったリント類に触れることなく、リント類を効率よく清掃できる。
本実施の形態のように、フィルタユニット30の下部には、前カバー32及び後カバー33により形成されるリント捕集室40に洗濯水を流入させる流入口21と、流入口21からリント類が逆流することを抑制する逆止弁34と、が設けられており、後カバー33の上部には、上になるに従って前面に傾斜する傾斜面33aが設けられている。
これにより、使用者は、内壁部の下部から上部にかけて掻き取り部37を摺動させ、剥離したリント類を傾斜面33aに沿わせて後カバー33の上端部から廃棄できる。
そのため、使用者は、略箱状の後カバー33に溜まったリント類に触れることなく、リント類を効率よく清掃できる。
本実施の形態のように、掻き取り部37は、上下に板状に形成されるとともに、左右の側部において略直角となるように背面側に折り曲げられた前カバー屈曲部38が形成されており、二つの前カバー屈曲部38の間隔は、後カバー33の長手方向の内壁部の幅と略同じに形成されている。
これにより、前カバー屈曲部38は、掻き取り部37で後カバー33の前面を擦る際に掻き取り部37の側方からリント類が溢れることを防ぐことができる。
そのため、使用者は、掻き取り部37の側方からリント類を溢れさせることなく、大量のリント類をまとめて廃棄できる。
本実施の形態のように、掻き取り部37の先端の端面は、後カバー33の内壁部前面と、後カバー33の内壁部の長手方向の略全体にわたって摺動可能に形成されている。
これにより、後カバー33の前後方向の断面形状に凹凸が形成されている場合でも、内壁部と掻き取り部とを接触させた状態で摺動させることができる。
そのため、使用者は、略箱状の後カバー33に固着したリント類を効率よく剥離できる。
本実施の形態のように、フィルタユニット30は、前カバー32と後カバー33とを着脱可能に係合させるヒンジユニット39を有し、ヒンジユニット39は、前カバー32又は後カバー33の一方に設けられ、略半円状に形成されたヒンジ部39bと、ヒンジ部39bが設けられていない前カバー32又は後カバー33の他方に設けられ、ヒンジ部39bを回動可能に保持するヒンジ受部39aと、を含み、ヒンジ受部39aは、ヒンジ部39bを内包して保持するように形成されている。
これにより、ヒンジ部39bをヒンジ受部39aに挿入して回動させる際、ヒンジ部39bの円弧部分とヒンジ受部39aとが当接するので、安定してヒンジ部39bが回動する。
そのため、使用者は、清掃動作を終えた後、前カバー32と後カバー33を容易に係合させることができる。
(他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されない。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
実施の形態1では、洗濯機の一例として縦型洗濯機を説明した。洗濯機は、衣類を洗濯できるものであればよい。したがって、洗濯機は、縦型洗濯機に限定されない。なお、ドラム式洗濯機に本発明を適用する場合には、「上」を「前面側」、「下」を「背面側」と読み替えてもよい。
実施の形態1では、掻き取り部の一例として、前カバー32下部に設けられた掻き取り部37を説明した。掻き取り部は、後カバーの内壁部を擦ることができればよいので、前カバーの下部に設けられた構成に限定されない。掻き取り部は、前カバーの上部に設けられていてもよい。
実施の形態1では、後カバーの一例として、前面にリブが形成された後カバー33を説明した。後カバーは、前カバーに背面側から着脱可能に取り付けられていればよいので、前面にリブが形成されていなくてもよい。この場合、掻き取り部は、切欠き部を有さなくてもよい。
実施の形態1では、後カバーの一例として、上部に傾斜面33aが設けられた掻き取り部37を説明した。後カバーは、前カバーに背面側から着脱可能に取り付けられていれば
よいので、これに限定されない。後カバーは、傾斜面を有さなくてもよいし、下部に傾斜面が設けられていてもよい。ただし、傾斜面は、逆止弁の反対側に設けられることで、よりリント類を捨てやすくなる。
実施の形態1では、掻き取り部で後カバーの前面を擦る清掃動作の一例として、後カバー33の下部から上部にかけて掻き取り部37をスライドさせる構成を説明した。清掃動作は、掻き取り部で後カバーの前面を擦ればよいので、これに限定されない。図9に示すように、後カバー33の上部から下部にかけて掻き取り部37をスライドさせることも可能である。ただし、後カバー33の下部には後カバー側逆止弁34bが設けられているので、掻き集めたリント類36を外部に捨てづらいため、実施の形態1における清掃動作が好適である。また、傾斜面は、逆止弁と反対側に設けられる構成が最適である。
本開示は、洗濯においてリント類が発生する洗濯機に適用可能である。具体的には、縦型洗濯機、ドラム式洗濯機、二槽式洗濯機などに、本開示は適用可能である。
1 本体
2 サスペンション
3 水槽
4 洗濯・脱水軸
5 洗濯兼脱水槽
6 脱水孔
7 流体バランサ
8 パルセータ
9 伝達機構部
10 モータ
11 モータ側プーリ
12 メカ側プーリ
13 ベルト
14 放射状羽根
20 還流水路
21 流入口
30 フィルタユニット
31 濾過部材
32 前カバー
33 後カバー
33a 傾斜面
34 逆止弁
34a 前カバー側逆止弁
34b 後カバー側逆止弁
36 リント類
37 掻き取り部
38 前カバー屈曲部
39 ヒンジユニット
39a ヒンジ受部
39b ヒンジ部
40 リント捕集室
41 前リブ
43 切欠き部
44 後リブ
45 前カバー係合部
46 後カバー係合部
47 小さな切欠き

Claims (5)

  1. 本体と、
    前記本体内部に支持された水槽と、
    前記水槽内部に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、
    前記洗濯兼脱水槽の側部に設けられ、洗濯水を循環させる水路と、
    前記水路に着脱可能に取り付けられ、洗濯水に含まれたリント類を捕集するフィルタユニットと、を備え、
    前記フィルタユニットは、
    前記洗濯兼脱水槽の中心に面する向きである前面側に、リント類を捕集するとともに洗濯水を通過させる濾過部材が設けられた前カバーと
    記前カバーに背面側から着脱可能に取り付けられた後カバーと、
    前記フィルタユニットの下部に設けられ、前記前カバー及び前記後カバーにより形成される内部空間に洗濯水を流入させる流入口と、
    力がかかっていない状態において前記流入口を閉じる逆止弁と、
    を含み、
    前記前カバーの長手方向の端部には掻き取り部が設けられており、前記掻き取り部は、前記後カバーの内壁部の短手方向と略同じ長さに形成されており
    前記後カバーには、前記逆止弁の反対側に、前記後カバーの上端部に向かって前方に傾斜する傾斜面が設けられている、
    洗濯機。
  2. 前記掻き取り部は、前記後ろカバー長手方向の略全体にわたって、前記後カバーの内壁部の短手方向と略同じ長さに形成されている、
    請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記掻き取り部は、上下に板状に形成されるとともに、左右の側部において略直角となるように背面側に折り曲げられた折り曲げ部が形成されており、二つの前記折り曲げ部の間隔は、前記後カバーの内壁部の短手方向の長さと略同じに形成されている、
    請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. 前記掻き取り部の先端の端面は、
    前記後カバーの内壁部前面と、
    前記後カバーの内壁部の長手方向の略全体にわたって摺動可能に形成されている、
    請求項1~3のいずれか一項に記載の洗濯機。
  5. 前記フィルタユニットは、前記前カバーと前記後カバーとを着脱可能に係合させるヒンジユニットを有し、
    前記ヒンジユニットは、
    前記前カバー又は前記後カバーの一方に設けられ、略半円状に形成されたヒンジ部と、
    前記ヒンジ部が設けられていない前記前カバー又は前記後カバーの他方に設けられ、前記ヒンジ部を回動可能に保持するヒンジ受部と、を含み、
    前記ヒンジ受部は、前記ヒンジ部を内包して保持するように形成されている、
    請求項1~4のいずれか一項に記載の洗濯機。
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