JP6653425B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明は、リント類を捕集するフィルタユニットを有する洗濯機に関するものである。
特許文献1は、フィルタユニット内に捕集されたリント類(糸くず・ごみなどの固形浮遊物)を除去できる洗濯機を開示する。特許文献1のフィルタユニットは、ろ過部材を有し洗濯兼脱水槽の内周側に位置する前カバーと、前カバーと着脱可能に設けられ洗濯兼脱水槽の外周側に位置する後カバーと、を備える。後カバーには、前カバーのろ過部材に付着した付着物を擦り取るための掻き取り部を備える。
これにより、前カバーのろ過部材を後カバーの掻き取り部で擦ることで、ろ過部材に付着したリント類を除去することができる。
特開2013−141552号公報
しかしながら、脱水運転時の遠心力により、フィルタニット内のリント類は、主に後カバーに付着する。このため、前記従来の構成では、洗濯終了後に後カバーに付着したリント類の除去が困難であり、使用者に不快感を感じさせることがあった。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、後カバーに付着したリント類を容易に除去することにより、フィルタユニットのメンテナンス時の操作性を向上させる洗濯機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の洗濯機は、本体と、前記本体内部に支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の側壁部に構成され、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯水が循環する還流水路部と、前記還流水路部に着脱可能に設けられ、ろ過部材が設けられた前カバーと後カバーとから構成されるフィルタユニットと、を備え、前記前カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の内周側に位置し、前記後カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の外周側に位置し、前記前カバーには、前記後カバーの内面に付着した糸屑等を掻き取る掻き取り部が設けられ、前記フィルタユニットには、前記還流水路部から前記フィルタユニット内部に流入した洗濯水が前記還流水路部へ逆流することを防止する逆止弁が設けられ、前記掻き取り部は、前記逆止弁により構成されることにより、後カバーに付着したリント類を手を触れることなく容易に除去することができ、フィルタユニットのメンテナンス時の操作性が向上する。
本発明の洗濯機は、フィルタユニットのメンテナンス時の操作性を向上することができる。
本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図 同洗濯機の洗濯兼脱水槽内部を示す斜視図 同洗濯機のフィルタユニットの分解斜視図 同洗濯機のフィルタユニットのリント類を除去する際の斜視図 同洗濯機のフィルタユニットの縦断面図 同洗濯機のフィルタユニットの横断面図 本発明の実施の形態2における洗濯機のフィルタユニットのリント類を除去する際の斜視図 本発明の実施の形態3における洗濯機のフィルタユニットの分解斜視図 同洗濯機のフィルタユニットのリント類を除去する際の部分斜視図
第1の発明は、本体と、前記本体内部に支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の側壁部に構成され、前記洗濯兼脱水槽内の洗
濯水が循環する還流水路部と、前記還流水路部に着脱可能に設けられ、ろ過部材が設けられた前カバーと後カバーとから構成されるフィルタユニットと、を備え、前記前カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の内周側に位置し、前記後カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の外周側に位置し、前記前カバーには、前記後カバーの内面に付着した糸屑等を掻き取る掻き取り部が設けられ、前記フィルタユニットには、前記還流水路部から前記フィルタユニット内部に流入した洗濯水が前記還流水路部へ逆流することを防止する逆止弁が設けられ、前記掻き取り部は、前記逆止弁により構成される構成とすることにより、フィルタユニット内の糸屑等が還流水路部に逆流することを防止できるとともに、後カバーに付着したリント類を手を触れることなく容易に除去することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の洗濯機の前記前カバー又は前記後カバーにはガイドレールが形成され、前記前カバーは、前記掻き取り部で前記後カバーの内面を押さえながら前記ガイドレールに沿って前記後カバーと摺動することにより、後カバーに付着したリント類を手を触れることなく容易に除去することができる。
の発明は、特に、第の発明の洗濯機の前記逆止弁は、回動可能な回動体と、前記回動体の上流側への回動軌跡上に位置する支持体と、から構成され、前記支持体により前記回動体の上流側への回動を抑制することにより、フィルタユニット内の糸屑等が還流水路部に逆流することを防止できるとともに、後カバーに付着したリント類を手を触れることなく容易に除去することができる。
の発明は、特に、第の発明の洗濯機の前記ガイドレールは、前記後カバーの両側面に形成され、前カバーの両側面には、前記ガイドレールと回動及び摺動可能に遊嵌する前カバー連結軸が設けられ、前記前カバーと前記後カバーは、前記連結軸と前記ガイドレールを介して摺動および回動が可能に構成されることにより、低コストで容易に後カバーに付着したリント類を除去できる。
の発明は、本体と、前記本体内部に支持された水槽と、前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、前記洗濯兼脱水槽の側壁部に構成され、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯水が循環する還流水路部と、前記還流水路部に着脱可能に設けられ、ろ過部材を備えた前カバーと後カバーにより着脱可能に構成されるフィルタユニットと、前記前カバーと前
記後カバーとの間に摺動可能に挟持され前記フィルタユニット内に付着した糸屑等を掻き取る掻き取り部と、を備え、前記前カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の内周側に位置し、前記後カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の外周側に位置し、前記後カバーには、前記掻き取り部の摺動方向の略全長に延伸形成された溝孔を有し、前記掻き取り部には、前記溝孔と摺動可能に遊嵌する嵌合部が形成され、前記前カバーと前記後カバーとが一体に構成された状態において、前記嵌合部の一部が、前記溝孔を貫通して前記後カバーから突出することにより、フィルタユニット内に付着したリント類を手を触れることなく容易に除去することができる。
の発明は、特に第の発明の洗濯機の前記嵌合部の前記後カバーから突出した部分と連結される摘み部を備え、前記前カバーと前記後カバーとが一体となった状態で前記摘み部を摘みながら前記溝孔に沿って移動させることにより、前記掻き取り部が前記フィルタユニット内の糸屑等を掻き取ることにより、フィルタユニット内に付着したリント類を容易に除去することができる。
の発明は、特に第5または第6の発明の洗濯機の前記後カバーには、前記掻き取り部により掻き取られた前記フィルタユニット内の糸屑等を排出するための排出口を有することにより、掻き取り部により掻き取られた糸屑等をフィルタユニットの外部に容易に排出することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における洗濯機の縦断面図、図2は、同洗濯機の洗濯兼脱水槽内部を示す斜視図である。
図1、2において、本体1は、水槽3をサスペンション2により本体1の内部に懸垂防振支持している。水槽3内部には、洗濯兼脱水槽5を回転自在に配設し、洗濯兼脱水槽5の側壁には、多数の脱水孔6を有するとともに、洗濯兼脱水槽5の上部に流体バランサ7を有している。
洗濯兼脱水槽5の中央底部には、パルセータ8が配設されている。パルセータ8は、表面側の外周を傾斜面としたナベ型の形状に形成し、裏面に複数の羽根(図示せず)を形成している。
伝達機構部9は、内部に洗濯時の減速ギア(図示せず)および洗濯・脱水軸の切り換えクラッチ(図示せず)と、脱水時に洗濯兼脱水槽5の回転を停止するためのブレーキ(図示せず)とを内蔵している。
モータ10は、水槽3の外底部に取り付けられている。モータ側プーリ11およびクラッチ側プーリ12をベルト13で連結することで、モータ10の動力を伝達機構部9を介して洗濯・脱水軸4に伝達させる。また、切り替えクラッチ(図示せず)を制御することで、モータ10を用いて、パルセータ8を回転させたり、パルセータ8および洗濯兼脱水槽5を同時に回転させたりする。
還流水路部20は、洗濯兼脱水槽5の外底部から側壁部にかけて構成されている。還流水路部20の下端は、パルセータ8の側方に位置している。還流水路部20の上部には、糸屑捕集用のフィルタユニット30が着脱自在に取り付けられている。
図3は、本発明の実施の形態1における洗濯機のフィルタユニットの分解斜視図、図4は、同洗濯機のフィルタユニットのリント類を除去する際の部分斜視図、図5は、同洗濯機のフィルタユニットの縦断面図、図6は、同洗濯機のフィルタユニットの横断面図である。
図3〜図6を用いて、フィルタユニットについて説明する。
フィルタユニット30は、合成樹脂製の前カバー32と合成樹脂製の後カバー33から構成される。図2に示すように、フィルタユニット30が洗濯兼脱水槽5に取り付けられた状態において、前カバー32は、洗濯兼脱水槽5の内周側に位置し、後カバー33は、洗濯兼脱水槽5の外周側に位置する。
図3、図6に示すように、前カバー32の両側面には、縦溝形状の案内部35(ガイドレール)が形成されている。前カバー32上側(下流側)には、前把持部43が形成されている。後カバー33の両側面には、縦溝形状の連結部37が形成されている。連結部37の一部には、後把持部42が形成されている。図6において、案内部35と連結部37とは、長手方向(上下方向)に摺動可能に嵌り合うよう構成されている。図4において、前把持部43と後把持部42とを手で持ち、前カバー32を矢印A1方向に摺動させ、後カバー33をA2方向に摺動させることにより、前カバー32と後カバー33とを一体に固定することができる。
図3において、前カバー32の内面には、長手方向に前リブ39が形成されている。図4において、後カバー33の内面側には、後リブ40が形成されている。前カバー32と後カバー33とが一体的に構成された状態において、フィルタユニット30の内部は、前リブ39と後リブ40とが当接または近接することにより、細長い3列の部屋に仕切られた状態となる。上記構成により、フィルタユニット30内部を流れる洗濯水の流れを整流するとともに、フィルタユニット30の強度を向上している。ここで、本実施の形態においては、フィルタユニット30内部の部屋を3列としたが、本発明は、これに限定されるものでなく、2列や4列以上であってもよい。
前カバー32には、ナイロン製のメッシュであるろ過部材31がインサート成形に より形成されている。
図3〜図6に示すように、前カバー32の内面下端部には、逆止弁34が形成されている。逆止弁34は、回動体34aと、回動体34aが下方(上流側)に回動した際に当接する位置に設けられる支持リブ34b(支持体)とから構成されている。回動体34aは、ゴム等の可撓性部材であってもよいし、合成樹脂であってもよい。
回動体34aは、上方(下流側)には、前カバー32の内面と当接するまで回動することができる。このため、洗濯水は、還流水路部20からフィルタユニット30内部へ流入することができる。一方、回動体34aが下方(上流側)へ回動する際には、回動途中で回動体34aは支持リブ34bと当接する。支持リブ34bにより回動体34aの下方(上流側)への回動が制限されるため、洗濯水がフィルタユニット30内部から還流水路部20へ逆流することを防止できる。
なお、洗濯水がフィルタユニット30内部から還流水路部20へ逆流することを防止できれば、逆止弁34は後カバー33に配設されていてもよい。
以下、フィルタユニット30内を流れる洗濯水の流れについて説明する。
洗い、あるいは、すすぎ時にパルセータ8が回転すると、羽根が洗濯兼脱水槽5底部の洗濯水を還流水路部20へ掻き上げる。還流水路部20内に掻き揚げられた洗濯水は、回動体34aを上方(下流側)へ回動させてフィルタユニット30内へ流入する。フィルタユニット30内に流入した洗濯水は、フィルタユニット30内を通過した後、ろ過部材31を介して、フィルタユニット30外部へ排出される。洗濯水がフィルタユニット30外部へ排出される際に、ろ過部材31によりリント類36を捕集する。ここで、回動体34aは、下方(上流側)への回動を支持リブ34bにより制限されているため、フィルタユニット30内部に溜まったリント類36が還流水路部20を逆流することを防止できる。
次に、フィルタユニット30内部に捕集されたリント類36を除去する方法について説明する。
前カバー32に形成された回動体34aは、支持リブ34bにより下方(上流側)へ回動しないよう支持されている。このため、後把持部42と前把持部43を手で掴み、前カバー32を図4の矢印A2方向に摺動させるとともに、後カバー33を図4の矢印A1方向に摺動させることで、案内部35と連結部37とが嵌り合いながら長手方向(上下方向)に摺動するため、逆止弁34により後カバー33内面に付着したリント類36を掻き取ることができる。掻き取られたリント類36は、後カバー33上端部からフィルタユニット30の外部へ排出される。逆止弁34がリント類36を掻き取る役割をするため、リント類36に指を触れることなく、リント類36をフィルタユニット30から除去することができる。
本実施の形態では、案内部35は前カバー32の両側面に形成される構成を説明したが、本発明はこれに限定されず、案内部35が後カバー33の両側面に形成されていてもよい。
本実施の形態では、前カバー32と後カバーとを摺動させることにより、前カバー32に設けられた回動体34a及び支持リブ34bで後カバー33に付着した糸屑等を掻き取る構成を説明したが、本発明は、後カバー33の糸屑等を取り除くことができれば、上記構成に限定されない。例えば、後カバー33に摺動可能な掻き取り部材を設けることにより後カバー33の糸屑等を取り除く構成であってもよい。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2における洗濯機のフィルタユニットのリント類を除去する際の斜視図である。
本実施の形態は、実施の形態1の構成からフィルタユニットの構成のみ変更したものである。フィルタユニット以外の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図7において、フィルタユニット130は、前カバー132と後カバー133とから構成される。後カバー133の両側面には、長手方向に溝形状の案内部135が形成されている。前カバー132の側面リブ136には、案内部135と回動及び摺動が可能な前カバー連結軸176が設けられる。
上記構成により、前記前カバー132と前記後カバー133は、案内部135に沿って摺動および回動が可能に構成される。
前カバー132の内面下端部には、回動体134aと支持リブ(図示せず)とから構成される逆止弁134が形成されている。逆止弁134の構成は、実施の形態1と同一である。逆止弁134により、還流水路部20からフィルタユニット130内部へ流入した洗濯水が、還流水路部20へ逆流することを防止する。
以下に、フィルタユニット130内部に捕集されたリント類を除去する方法を説明する。
一方の手で後カバー133を保持し、他方の手で前カバー132の前把持部143を持
ち、図7に示すように、前カバー132と後カバー133とを前カバー連結軸176を支点に回動させる。前カバー132と後カバー133を回動させた状態で、案内部135に沿って図7の矢印B方向に摺動させることで、逆止弁134がリント類を掻き取ることができる。
上記方法により、後カバー133内面に付着したリント類を確認しながら除去することができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3における洗濯機のフィルタユニットの分解斜視図、図9は、同洗濯機のフィルタユニットのリント類を除去する際の部分斜視図である。
本実施の形態は、実施の形態1からフィルタユニットの構成のみ変更したものである。フィルタユニットの構成以外の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
図8、図9において、フィルタユニット230は、前カバー232と後カバー233とから構成される。前カバー232と後カバー233とは、摺動可能に嵌合する。
前カバー232には、ナイロン製のメッシュであるろ過部材231がインサート成型されている。
後カバー233の内面下端部には、回動体234aが形成されている。回動体234aにより、還流水路部20からフィルタユニット230内部へ流入した洗濯水が、還流水路部20へ逆流することを防止している。
後カバー233の回動体234aよりも上方(下流側)には、排出口245が形成されている。後カバー233には、略上端部から排出口245まで長手方向に後溝リブ255が延伸形成されている。後溝リブ255には、溝孔255aが延伸形成されている。
フィルタユニット230内には、掻き取り部257が前カバー232と後カバー233との間に摺動可能に挟持されている。
掻き取り部257には、後カバー233の溝孔255aと摺動可能に遊嵌する連結リブ258(嵌合部)が形成されている。連結リブ258の先端には、略半円状の連結切欠き部259が形成されている。
前カバー232と後カバー233とが一体的に構成された状態では、連結リブ258と溝孔255aとが嵌まり合い、掻き取り部257の連結リブ258の一部が、溝孔255aを貫通して後カバー233の外面に突出する。連結リブ258が、後カバー233の外面に突出した状態で、連結切欠き部259と摘み部244の連結軸251とが嵌着する。
上記構成により、摘み部244は、後カバー233の外面に回動可能に取り付けられた状態となる。図8に示すように、摘み部244を指で摘み、長手方向(上下方向)に動かすことにより、掻き取り部257を長手方向(上下方向)に動かすことができる。
洗濯を開始する際は、摘み部244を縦方向になるよう回動させ、摘み部244を収納した状態でフィルタユニット230を洗濯兼脱水槽5の還流水路部20へ取り付ける。
以下に、洗濯終了後、フィルタユニット230内部に捕集されたリント類236を除去する方法を説明する。
還流水路部20からフィルタユニット230を取り外す。前カバー232を一方の手で保持し、他方の手で摘み部244をフィルタユニットに対して略垂直となるよう回動させ、図9の矢印C方向(下方向)に移動させる。これにより、摘み部244に連結された掻き取り部257も矢印C方向(下方向)に移動するため、フィルタユニット230内のリント類36を矢印C方向(下方向)に掻き出すことができる。掻き出されたリント類236は、排出口245からフィルタユニット230の外部に排出される。上記方法により、リント類236に指を触れることなく、フィルタユニット230内のリント類36を除去できる。
なお、図は省略するが、掻き取り部257の前カバー232側の面にブラシを取り付けておけば、上記のリント類236除去動作時に、前カバー232のろ過部材231に付着したリントも除去できる。
以上のように、本発明にかかる洗濯機は、フィルタユニットに捕集されたリント類を容易かつ確実に、また清潔に除去することが可能であるため、ドラム式など他の洗濯機の用途にも適用できる。
1 本体
3 水槽
5 洗濯兼脱水槽
20 還流水路部
30 フィルタユニット
31 ろ過部材
32 前カバー
33 後カバー
34 逆止弁
34a 回動体
34b 支持リブ(支持体)
35 案内部(ガイドレール)
176 前カバー連結軸
244 摘み部
245 排出口
255a 溝孔
257 掻き取り部
258 連結リブ(嵌合部)

Claims (7)

  1. 本体と、
    前記本体内部に支持された水槽と、
    前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、
    前記洗濯兼脱水槽の側壁部に構成され、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯水が循環する還流水路部と、
    前記還流水路部に着脱可能に設けられ、ろ過部材が設けられた前カバーと後カバーとから構成されるフィルタユニットと、を備え、
    前記前カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の内周側に位置し、前記後カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の外周側に位置し、前記前カバーには、前記後カバーの内面に付着した糸屑等を掻き取る掻き取り部が設けられ
    前記フィルタユニットには、前記還流水路部から前記フィルタユニット内部に流入した洗濯水が前記還流水路部へ逆流することを防止する逆止弁が設けられ、前記掻き取り部は、前記逆止弁により構成される洗濯機。
  2. 前記前カバー又は前記後カバーにはガイドレールが形成され、前記前カバーは、前記掻き取り部で前記後カバーの内面を押さえながら前記ガイドレールに沿って前記後カバーと摺動する請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記逆止弁は、回動可能な回動体と、前記回動体の上流側への回動軌跡上に位置する支持体と、から構成され、前記支持体により前記回動体の上流側への回動を抑制する請求項に記載の洗濯機。
  4. 前記ガイドレールは、前記後カバーの両側面に形成され、前カバーの両側面には、前記ガイドレールと回動及び摺動可能に遊嵌する前カバー連結軸が設けられ、前記前カバーと前記後カバーは、前記連結軸と前記ガイドレールを介して摺動および回動が可能に構成される請求項に記載の洗濯機。
  5. 本体と、
    前記本体内部に支持された水槽と、
    前記水槽に回転自在に内包された洗濯兼脱水槽と、
    前記洗濯兼脱水槽の側壁部に構成され、前記洗濯兼脱水槽内の洗濯水が循環する還流水路部と、
    前記還流水路部に着脱可能に設けられ、ろ過部材を備えた前カバーと後カバーにより着脱可能に構成されるフィルタユニットと、
    前記前カバーと前記後カバーとの間に摺動可能に挟持され前記フィルタユニット内に付着した糸屑等を掻き取る掻き取り部と、を備え、
    前記前カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の内周側に位置し、前記後カバーは、前記還流水路部に取り付けられた状態で前記洗濯兼脱水槽の外周側に位置し、前記後カバーには、前記掻き取り部の摺動方向の略全長に延伸形成された溝孔を有し、前記掻き取り部には、前記溝孔と摺動可能に遊嵌する嵌合部が形成され、前記前カバーと前記後カバーとが一体に構成された状態において、前記嵌合部の一部が、前記溝孔を貫通して前記後カバーから突出する洗濯機。
  6. 前記嵌合部の前記後カバーから突出した部分と連結される摘み部を備え、前記前カバーと前記後カバーとが一体となった状態で前記摘み部を摘みながら前記溝孔に沿って移動させることにより、前記掻き取り部が前記フィルタユニット内の糸屑等を掻き取る請求項に記載の洗濯機。
  7. 前記後カバーには、前記掻き取り部により掻き取られた前記フィルタユニット内の糸屑等を排出するための排出口を有する請求項または請求項に記載の洗濯機。
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