JP2010012143A - 洗濯機 - Google Patents
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Abstract
【課題】箱状のフィルタを有するもので、それの取付けが上下を逆様にしても難なくできるようにする。
【解決手段】フィルタ23は、洗濯槽の内底部に位置する撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根が撹拌体の回転によって圧送する洗濯槽内の水を通すように洗濯槽に設けられた水路18の吐出口21に装着されてその吐出口21から吐出される水を通すと共に、その水中から糸くず、ごみ等を捕獲するものであり、このフィルタ23をフィルタ表体24とフィルタ裏体25とで箱状に構成する。このフィルタ23は、流入口41を下部と上部とに有し、逆止弁38も下部と上部とに有する。よって、上下の区別がなく、その取付けを上下を逆様にしても難なく行うことができる。
【選択図】図1
【解決手段】フィルタ23は、洗濯槽の内底部に位置する撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根が撹拌体の回転によって圧送する洗濯槽内の水を通すように洗濯槽に設けられた水路18の吐出口21に装着されてその吐出口21から吐出される水を通すと共に、その水中から糸くず、ごみ等を捕獲するものであり、このフィルタ23をフィルタ表体24とフィルタ裏体25とで箱状に構成する。このフィルタ23は、流入口41を下部と上部とに有し、逆止弁38も下部と上部とに有する。よって、上下の区別がなく、その取付けを上下を逆様にしても難なく行うことができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、箱状のフィルタを有する洗濯機に関する。
従来より、洗濯機においては、洗濯槽にその底部から上部に延びる水路を設けると共に、この水路の先端(上端)吐出口部分にフィルタを設け、そして、洗濯槽の内底部に位置する撹拌体の裏側にポンプ羽根を設けて、このポンプ羽根が撹拌体の回転によって圧送する洗濯槽内の水を上述の水路を通して洗濯槽内に戻す循環を行わしめ、その循環水中から、これに含まれる糸屑、その他ごみ等を上述のフィルタにより捕獲するようにしたものが供されている。
このものの場合、フィルタは、ネット状のものと、箱状のものとがある(例えば特許文献1、2参照)。
特開2000−354697号公報
特開平11−57287号公報
上記従来のフィルタのうち、ネット状のフィルタは、洗濯物が当たることで、破損したり、あるいは捕獲した糸屑、ごみ等が散出することがあり、それに対して、箱状のフィルタはそれらの心配がない。
しかしながら、箱状のフィルタの取付けは、その上下が決まっており、上下を逆様にして取付けようとすると、取付かないため、取付けのやり直しが強いられ、面倒であるという問題点を有していた。
しかしながら、箱状のフィルタの取付けは、その上下が決まっており、上下を逆様にして取付けようとすると、取付かないため、取付けのやり直しが強いられ、面倒であるという問題点を有していた。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、箱状のフィルタを有するもので、それの取付けが上下を逆様にしても難なくできる洗濯機を提供するにある。
上記目的を達成するために、本発明の洗濯機においては、
洗濯槽と、この洗濯槽の内底部に設けられた撹拌体と、この撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根と、このポンプ羽根が前記撹拌体の回転によって圧送する前記洗濯槽内の水を通すように前記洗濯槽に設けられ、その通した水を前記洗濯槽内に吐出する吐出口を有する水路と、この水路の前記吐出口に装着されて、その吐出口から吐出される水を通すと共に、その水中から糸くず、ごみ等を捕獲するフィルタとを具備するものにおいて、
前記フィルタを、フィルタ表体と、フィルタ裏体とで箱状に構成し、前記水路を通った水を前記フィルタの内部に流入させる流入口を前記フィルタの下部と上部とに設けると共に、前記流入口から入った水の流入口からの流出を阻止する逆止弁を前記フィルタの下部と上部とに設けたことを特徴とする(請求項1の発明)。
洗濯槽と、この洗濯槽の内底部に設けられた撹拌体と、この撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根と、このポンプ羽根が前記撹拌体の回転によって圧送する前記洗濯槽内の水を通すように前記洗濯槽に設けられ、その通した水を前記洗濯槽内に吐出する吐出口を有する水路と、この水路の前記吐出口に装着されて、その吐出口から吐出される水を通すと共に、その水中から糸くず、ごみ等を捕獲するフィルタとを具備するものにおいて、
前記フィルタを、フィルタ表体と、フィルタ裏体とで箱状に構成し、前記水路を通った水を前記フィルタの内部に流入させる流入口を前記フィルタの下部と上部とに設けると共に、前記流入口から入った水の流入口からの流出を阻止する逆止弁を前記フィルタの下部と上部とに設けたことを特徴とする(請求項1の発明)。
上記手段によれば、フィルタ表体とフィルタ裏体とで箱状に構成されるフィルタは、流入口を下部と上部とに有し、逆止弁も下部と上部とに有するから、上下の区別がなく、故に、その取付けは上下を逆様にしても難なく行うことができる。
以下、本発明の一実施例(一実施形態)につき、図面を参照して説明する。
まず、図2には、洗濯機、中でも全自動式の脱水兼用洗濯機の全体構成を示しており、下部より基台1a、箱本体1b、及びトップカバー1cを積層結合して成る外箱1の内部に、水槽2を、複数本(1本のみ図示)の吊り棒3a及びスプリング3bを主体とする弾性吊持機構3により弾性支持して配設している。この水槽2は、有底の円筒状を成すもので、その底部の外下方には、駆動装置4を配設している。駆動装置4は、例えばアウターロータ形の直流ブラシレスモータを主体としており、内部に回転動力切換え用のクラッチ機構等(図示せず)を内蔵している。
まず、図2には、洗濯機、中でも全自動式の脱水兼用洗濯機の全体構成を示しており、下部より基台1a、箱本体1b、及びトップカバー1cを積層結合して成る外箱1の内部に、水槽2を、複数本(1本のみ図示)の吊り棒3a及びスプリング3bを主体とする弾性吊持機構3により弾性支持して配設している。この水槽2は、有底の円筒状を成すもので、その底部の外下方には、駆動装置4を配設している。駆動装置4は、例えばアウターロータ形の直流ブラシレスモータを主体としており、内部に回転動力切換え用のクラッチ機構等(図示せず)を内蔵している。
このほか、水槽2の底部には、排水口5を形成し、この排水口5から排水弁6及び排水ホース7を通じて機外に排水するようにしている。又、排水口5には、水位検知用のエアトラップ8を並設し、このエアトラップ8にはエアチューブ9を介して図示しない水位センサを接続している。
又、水槽2の上縁部にはリング状の槽カバー10を装着しており、トップカバー1cには蓋11を例えば二つ折りにて開閉可能に設けている。
又、水槽2の上縁部にはリング状の槽カバー10を装着しており、トップカバー1cには蓋11を例えば二つ折りにて開閉可能に設けている。
水槽2の内部には、回転槽12を回転可能に配設している。この回転槽12も、有底の円筒状を成すものであり、洗濯槽として機能すると共に、脱水槽としても機能するもので、その関係上、周側部に脱水孔13を多数(一部のみ図示)有し、上端部に例えば液体封入形のリング状を成す回転バランサ14を有している。
又、回転槽12の内底部には撹拌体15を配設している。この撹拌体15は、表側である上面に、回転槽12内で洗濯水流を生成する例えば放射状の水流生成羽根16を有しており、裏側である下面に同じく放射状のポンプ羽根17を有している。
なお、前記駆動装置4は、洗濯時に、回転槽12を制止して撹拌体15を正逆両方向に交互に回転させ、脱水時に、回転槽12と共に撹拌体15を一方向に高速回転させるようになっている。
なお、前記駆動装置4は、洗濯時に、回転槽12を制止して撹拌体15を正逆両方向に交互に回転させ、脱水時に、回転槽12と共に撹拌体15を一方向に高速回転させるようになっている。
しかして、回転槽12の内側部には、水路18を設けている。この水路18は、回転槽12の内底部から周側部をそれぞれ例えばプラスチック製の水路カバー19により覆って設けたもので、その基端部である下端部は、前記撹拌体15のポンプ羽根17を位置させた回転槽12内底部のポンプ室20に連通している。
又、上方に延びた水路18の中間部には、図3に示すように、吐出口21を矩形に形成しており、それより更に上方の上端部には、洗剤投入漏斗22を図2に示すヒンジ22aを中心としての出し入れ可能に設けている。
又、上方に延びた水路18の中間部には、図3に示すように、吐出口21を矩形に形成しており、それより更に上方の上端部には、洗剤投入漏斗22を図2に示すヒンジ22aを中心としての出し入れ可能に設けている。
水路18の吐出口21には、フィルタ23を装着している。このフィルタ23は、図4に示すように、前側のプラスチック製のフィルタ表体24と、後側の同じくプラスチック製のフィルタ裏体25とから成っており、そのうちのフィルタ表体24は、後側(裏側)が開放した矩形の薄箱状を成している。
このフィルタ表体24の前側には多数の通水孔26を格子状に形成しており、その通水孔26にはそれぞれ密目のネット27(一部のみ図示)を張設している。又、このフィルタ表体24の左右の両側壁24a,24bの下部と上部には、突起28と孔29とを、突起28が上下の内側、孔29が上下の外側の、上下対称的に形成している(左側壁24aは上部の孔29のみ図示)。
更に、このフィルタ表体24の上下の両側壁24c,24dには、図5に示すように、上記左右の両側壁24a,24bより低くて内外二重となった該両側壁24c,24dのそれぞれ外側壁24c1,24d1の中央部に切欠部30を形成し、内側壁24c2,24d2の中央部と左右の両側部とにそれぞれ孔31を形成している。従って、それらの切欠部30及び孔31もフィルタ表体24の上下部に左右対称的に形成している。
なお、32は内側壁24c2,24d2の左右両側の孔31を形成するために外側壁24c1,24d1の左右の両側部に形成した型抜き孔を示している。又、33はフィルタ表体24の前側の裏面に形成した補強用のリブを示している。
なお、32は内側壁24c2,24d2の左右両側の孔31を形成するために外側壁24c1,24d1の左右の両側部に形成した型抜き孔を示している。又、33はフィルタ表体24の前側の裏面に形成した補強用のリブを示している。
これに対して、フィルタ裏体25は、前側と上下の両側とが開放した矩形の薄箱状を成しており、このフィルタ裏体25の後側(奥側)には、図1に示すように、多数の通水孔34を格子状に形成すると共に、その各通水孔26を前側で覆うネット35を形成している。又、このフィルタ裏体25の左右の両側壁25a,25bの下部と上部には、図4に示すように、突起36を上下対称的に形成している(右側壁25bの突起36のみ図示)。なお、この突起36は上記フィルタ表体24の孔29と対応するものである。
更に、フィルタ裏体25の後側の上部と下部には、前側へ比較的大きく突出する突起37を、上記フィルタ表体24の切欠部30及び孔31の位置に合わせて、中央部と左右の両側部とにそれぞれ形成している。
ここで、38は上下二つの逆止弁を示しており、この逆止弁38は、いずれも例えばゴム製にて、図5に示すように、厚肉棒状の基体部38aに薄肉板状のひれ部38bを一体に形成して成り、基体部38aのひれ部38b側とは反対の側の中央部に凸部39を形成し、ひれ部38b側の中央部と左右の両側部に凸部40を形成している(上方の逆止弁38は凸部39のみを、下方の逆止弁38は凸部40のみを図示)。なお、凸部39は上記フィルタ表体24の切欠部30と対応し、凸部40は上記フィルタ表体24の孔31と対応している。
そこで、逆止弁38のそれぞれ凸部39をフィルタ表体24の切欠部30に挿入すると共に、凸部40をフィルタ表体24の孔31に挿入すれば、フィルタ表体24の下部と上部とにそれぞれ逆止弁38が取付けられる。従って、逆止弁38の凸部39と凸部40は、逆止弁38の取付部として機能し、フィルタ表体24の切欠部30と孔31は、逆止弁38取付けのための被取付部として機能する。
そして、その後、フィルタ表体24とフィルタ裏体25とを合わせ(フィルタ表体24の左右の両側壁24a,24bが外側、フィルタ裏体25の左右の両側壁25a,25bが内側)、フィルタ表体24の孔29にフィルタ裏体25の突起36を内側より嵌合させれば、フィルタ表体24とフィルタ裏体25とが結合されて、フィルタ23が図1に示すように下部と上部に逆止弁38を組込んだ状態で組成される。従って、フィルタ表体24の孔29とフィルタ裏体25の突起36は、フィルタ表体24とフィルタ裏体25との結合のための結合部及び被結合部として機能する。
又、フィルタ23の下部と上部には、フィルタ裏体25の上下両側の前記開放口でもってそれぞれ流入口41が形成され、逆止弁38は、その各流入口41のフィルタ表体24側からフィルタ裏体25側へ漸次流入口41から離間する斜状にひれ部38bを渡されている。更に、フィルタ裏体25の突起37は、逆止弁38の基体部38aの中央部と左右の両側部とに近接対向して、凸部39をフィルタ表体24の切欠部30に留めると共に、凸部40をフィルタ表体24の孔31に留めるようになっている。
さて、以上のようなフィルタ23に対して、前記水路カバー19における吐出口21の左右の両側縁部のやゝ上部寄りの部分には、図4に示すように、凹部42を形成しており、吐出口21より奥方の左右の両側部の下部と上部には、それぞれ孔43を形成している(1箇所のみ図示)。この孔43は、フィルタ表体24の前記突起28と対応するものであり、フィルタ23の全体を吐出口21に挿入して、孔43を突起28に嵌合させれば、フィルタ23が吐出口21に装着される。
なお、上記装着状態から、凹部42に差し入れた指でフィルタ23をつかんで、該フィルタ23を引き抜けば、孔43が突起28から外れて、フィルタ23を取外すことができる。又、その取外した状態で、フィルタ表体24とフィルタ裏体25とを引き離せば、孔29が突起36から外れて、フィルタ23を分解することができる。
次に、上記構成のものの作用、効果を述べる。
洗濯時、回転槽12内には図示しない洗濯物と洗剤とを入れ、この状態で、運転を開始させる。すると、回転槽12内には、図示しない水位センサによる水位の検知結果をもとに、洗濯物の量に応じた水が供給される。そして、その給水後、回転槽12を制止させた状態で、撹拌体15が正逆両方向に交互に回転されることによって、回転槽12内には水流生成羽根16により時計回りと反時計回りの正逆両方向の水流が交互に生成され、洗濯物の洗濯が行われる。
洗濯時、回転槽12内には図示しない洗濯物と洗剤とを入れ、この状態で、運転を開始させる。すると、回転槽12内には、図示しない水位センサによる水位の検知結果をもとに、洗濯物の量に応じた水が供給される。そして、その給水後、回転槽12を制止させた状態で、撹拌体15が正逆両方向に交互に回転されることによって、回転槽12内には水流生成羽根16により時計回りと反時計回りの正逆両方向の水流が交互に生成され、洗濯物の洗濯が行われる。
この洗濯時、ポンプ羽根17は撹拌体15の回転によって回転槽12内の水を水路18に向けて圧送し、図1に矢印で示すように、水路18を通して、吐出口21から該吐出口21に前述のごとく装着されたフィルタ23を通す。このとき、水はフィルタ23の下部の流入口41から下部の逆止弁38のひれ部38bを押し退けてフィルタ23内に進入するものであり、進入した水は、フィルタ23内を通って、更に、フィルタ表体24の各通水孔26に張設されたネット27の目を通り、もしくはフィルタ裏体25の各通水孔34に形成されたネット35の目を通り、その過程で、水中に含んだ糸屑、その他ごみ等をネット27もしくはネット35に捕獲される。
そして、ネット27,35の目を通った水が回転槽12内に吐出され、ポンプ羽根17に吸引されて水路18に向けて圧送されることが繰返され、循環される。
上述の糸屑、ごみ等を捕獲したフィルタ23は、定期的に掃除をする必要があり、そのときにはフィルタ23を前述のごとくして水路カバー19の吐出口21から取外す。又、取外したフィルタ23は前述のごとくして分解し、捕獲した糸屑、ごみ等を除去する。
上述の糸屑、ごみ等を捕獲したフィルタ23は、定期的に掃除をする必要があり、そのときにはフィルタ23を前述のごとくして水路カバー19の吐出口21から取外す。又、取外したフィルタ23は前述のごとくして分解し、捕獲した糸屑、ごみ等を除去する。
この糸屑、ごみ等を除去したフィルタ23は、その後、再組立てして、水路カバー19の吐出口21に装着する。このとき、フィルタ23は、流入口41を下部と上部とに有し、逆止弁38も下部と上部とに有する。よって、上下の区別がなく、水路カバー19の吐出口21に対するフィルタ23の装着(取付け)を、フィルタ23の上下を逆様にしても難なく行うことができ、糸屑、ごみ等を捕獲する機能を損ねることなく使用することができる。
又、分解したフィルタ23を再組立てするとき、フィルタ23は、逆止弁38をフィルタ表体24に上下対称的に設けているので、フィルタ裏体25との関係が上下逆様になっても、難なく再組立てすることができ、よって、やはり糸屑、ごみ等を捕獲する機能を損ねることなく使用することができる。
なお、逆止弁38は、前述の流入口41のフィルタ表体24側からフィルタ裏体25側へ漸次流入口41から離間する斜状にひれ部38bを渡された構成により、流入口41からフィルタ23内への水の流入に関しては、ひれ部38bの水流に沿った変形でそれを許容するものであるが、フィルタ23内に進入した水の流入口41からの流出については、それを阻止するもので、それにより、糸屑、ごみ等がその流出水流に伴われてフィルタ23外に出るのを防ぎ、糸屑、ごみ等の高率捕獲に効果を奏する。
又、フィルタ裏体25の突起37は、前述のように、逆止弁38の基体部38aの中央部と左右の両側部とに近接対向して、凸部39をフィルタ表体24の切欠部30に留めると共に、凸部40をフィルタ表体24の孔31に留めるのに供し、すなわち、逆止弁38の外れ防止に効果を奏するが、同時に、流入口41からフィルタ23外に向かう水流で逆止弁38のひれ部38bが逆反りに変形するのを防ぐ効果もあり、それによって、逆止弁38の機能が損なわれないようにし、糸屑、ごみ等の高率捕獲にやはり効果を奏する。
更に、逆止弁38は、凸部40を複数有し、この複数の凸部40をフィルタ表体24の孔31に挿入することで、該フィルタ表体24に取付けるようにしており、それによって、逆止弁38を変形や脱落の不具合なく取付けることができる。
なお、逆止弁38は、フィルタ表体24にではなく、フィルタ裏体25に逆向きに取付けるようにしても良く、要するに、フィルタ表体24とフィルタ裏体25のいずれか一方に上下対称的に設けると良い。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
そのほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
図面中、12は回転槽(洗濯槽)、15は撹拌体、17はポンプ羽根、18は水路、21は吐出口、23はフィルタ、24はフィルタ表体、25はフィルタ裏体、38は逆止弁、41は流入口を示す。
Claims (2)
- 洗濯槽と、
この洗濯槽の内底部に設けられた撹拌体と、
この撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根と、
このポンプ羽根が前記撹拌体の回転によって圧送する前記洗濯槽内の水を通すように前記洗濯槽に設けられ、その通した水を前記洗濯槽内に吐出する吐出口を有する水路と、
この水路の前記吐出口に装着されて、その吐出口から吐出される水を通すと共に、その水中から糸くず、ごみ等を捕獲するフィルタとを具備するものにおいて、
前記フィルタを、フィルタ表体と、フィルタ裏体とで箱状に構成し、
前記水路を通った水を前記フィルタの内部に流入させる流入口を前記フィルタの下部と上部とに設けると共に、
前記流入口から入った水の流入口からの流出を阻止する逆止弁を前記フィルタの下部と上部とに設けたことを特徴とする洗濯機。 - 逆止弁を、フィルタ表体とフィルタ裏体のいずれか一方に上下対称的に設けたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
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