JP7320183B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
端子金具が挿入されるハウジングと、
前記ハウジングに対して相対的に変位可能であり、前記端子金具を抜止めすることが可能なリテーナとを備え、
前記ハウジングと前記リテーナのうち一方には、前記リテーナの変位方向と交差する方向へ突出した固定側突起部が形成され、
前記ハウジングと前記リテーナのうち他方には、前記リテーナの変位方向と交差する方向へ弾性変位可能な弾性アーム部が形成され、
前記弾性アーム部には、前記固定側突起部の突出方向とは逆方向へ突出した可動側突起部が形成され、
前記固定側突起部と前記可動側突起部のうち少なくとも一方の突起部には、前記リテーナが変位する過程で、前記弾性アーム部を前記リテーナの変位方向及び前記固定側突起部の突出方向の両方向に対して交差する方向へ弾性変位させる誘導面が形成されている。
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)端子金具が挿入されるハウジングと、前記ハウジングに対して相対的に変位可能であり、前記端子金具を抜止めすることが可能なリテーナとを備え、前記ハウジングと前記リテーナのうち一方には、前記リテーナの変位方向と交差する方向へ突出した固定側突起部が形成され、前記ハウジングと前記リテーナのうち他方には、前記リテーナの変位方向と交差する方向へ弾性変位可能な弾性アーム部が形成され、前記弾性アーム部には、前記固定側突起部の突出方向とは逆方向へ突出した可動側突起部が形成され、前記固定側突起部と前記可動側突起部のうち少なくとも一方の突起部には、前記リテーナが変位する過程で、前記弾性アーム部を前記リテーナの変位方向及び前記固定側突起部の突出方向の両方向に対して交差する方向へ弾性変位させる誘導面が形成されている。
[実施例1]
本開示のコネクタを具体化した実施例1を、図1~図14を参照して説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。本実施例1において、前後の方向については、図1,4~8、11,13における左方を前方と定義する。上下の方向については、図2~14にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。左右の方向については、図2,3,9,10,12,14にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示される。本発明には、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれ、下記のような実施形態も含まれることが意図される。
上記実施例1では、第1誘導面が第1固定側突起部のみに形成されているが、第1誘導面は、第1可動側突起部のみに形成されていてもよく、第1固定側突起部と第1可動側突起部の両方に形成されていてもよい。
上記実施例1では、第1誘導面は、リテーナの組付け方向と第1固定側突起部の突出方向との両方向に対して傾斜しているが、第1誘導面は、リテーナの組付け方向に対して傾斜し、かつ第1固定側突起部の突出方向に対しては平行であってもよい。
上記実施例1では、ハウジングに第1固定側突起部を形成し、リテーナに第1弾性アーム部と第1可動側突起部を形成したが、リテーナに第1固定側突起部を形成し、ハウジングに第1弾性アーム部と第1可動側突起部を形成してもよい。
上記実施例1では、端子収容室が第1弾性アーム部の撓み空間を兼ねているが、端子収容室内に第1弾性アーム部が進入しない形態としてもよい。
上記実施例1では、第1固定側突起部が、仮係止位置のリテーナを抜止めするための突起であるが、第1固定側突起部は、本係止位置のリテーナを仮係止位置へ戻るのを防止する突起であってもよい。
上記実施例1では、第1誘導面の第1傾斜角度が第2傾斜角度よりも小さいが、第1傾斜角度は、第2傾斜角度と同じ角度でもよく、第2傾斜角度より小さくてもよい。
上記実施例1では、第1傾斜角度を45°に設定したが、第1傾斜角度は、45°よりも大きい角度に設定してもよく、45°よりも小さい角度に設定してもよい。
上記実施例1では、第2傾斜角度を60°に設定したが、第1傾斜角度は、60°よりも大きい角度に設定してもよく、60°よりも小さい角度に設定してもよい。
11…端子収容室
12…ランス
13…収容空間
14…取付空間
15…後側内壁面
16…第1固定側突起部(固定側突起部)
17…第1係止面
18…第1誘導面(誘導面)
19…基端側境界線
20…突出端側境界線
21…前側内壁面
22…第2固定側突起部
23…第2係止面
25…端子金具
30…リテーナ
31…本体部
32…抜止め部
33…第1弾性アーム部(弾性アーム部)
34…第1可動側突起部(可動側突起部)
35…第2弾性アーム部
36…第2可動側突起部
α…第1傾斜角度
β…第2傾斜角度
Claims (4)
- 端子金具が挿入されるハウジングと、
前記ハウジングに対して相対的に変位可能であり、前記端子金具を抜止めすることが可能なリテーナとを備え、
前記ハウジングと前記リテーナのうち一方には、前記リテーナの変位方向と交差する方向へ突出した固定側突起部が形成され、
前記ハウジングと前記リテーナのうち他方には、前記リテーナの変位方向と交差する方向へ弾性変位可能な弾性アーム部が形成され、
前記弾性アーム部には、前記固定側突起部の突出方向とは逆方向へ突出した可動側突起部が形成され、
前記固定側突起部と前記可動側突起部のうち少なくとも一方の突起部には、前記リテーナが変位する過程で、前記弾性アーム部を前記リテーナの変位方向及び前記固定側突起部の突出方向の両方向に対して交差する方向へ弾性変位させる誘導面が形成されているコネクタ。 - 前記誘導面が前記固定側突起部に形成され、
前記誘導面は、前記リテーナの変位方向に対して傾斜し、かつ前記固定側突起部の突出方向に対して傾斜している請求項1に記載のコネクタ。 - 前記固定側突起部の突出方向と平行に見たときに、前記リテーナの変位方向に対する前記誘導面の傾斜角度が第1傾斜角度であり、
前記リテーナの変位方向及び前記固定側突起部の突出方向の両方向と直角な方向に見たときに、前記リテーナの変位方向に対する前記誘導面の傾斜角度が第2傾斜角度であり、
前記第1傾斜角度が前記第2傾斜角度よりも小さい請求項2に記載のコネクタ。 - 前記ハウジングには、前記端子金具が収容される端子収容室が形成され、
前記固定側突起部が前記端子収容室に臨むように形成され、
前記弾性アーム部が前記リテーナに形成され、
前記誘導面は、前記弾性アーム部を前記端子収容室内へ進入させる向きに傾斜している請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
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JP2020049620A JP7320183B2 (ja) | 2020-03-19 | 2020-03-19 | コネクタ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020049620A JP7320183B2 (ja) | 2020-03-19 | 2020-03-19 | コネクタ |
Publications (2)
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JP2021150200A JP2021150200A (ja) | 2021-09-27 |
JP7320183B2 true JP7320183B2 (ja) | 2023-08-03 |
Family
ID=77849312
Family Applications (1)
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JP2020049620A Active JP7320183B2 (ja) | 2020-03-19 | 2020-03-19 | コネクタ |
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JP3171112B2 (ja) * | 1996-06-26 | 2001-05-28 | 住友電装株式会社 | リテーナ |
-
2020
- 2020-03-19 JP JP2020049620A patent/JP7320183B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2008016261A (ja) | 2006-07-04 | 2008-01-24 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2008071530A (ja) | 2006-09-12 | 2008-03-27 | Yazaki Corp | コネクタのロック構造 |
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