JP7319790B2 - 放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造 - Google Patents

放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造 Download PDF

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Description

本開示は、放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造に関する。
対象物にX線を照射し、対象物を透過したX線をシンチレータでシンチレーション光に変換させて、そのシンチレーション光を検出器によって検出するシステムが知られている。特許文献1に記載されたシステムは、不透明なシンチレータを備え、そのシンチレータの入力面(X線を入力する表面)から出力されるシンチレーション光を撮像する。このシステムの一形態は、対象物を搬送方向に搬送する搬送装置を備え、ラインスキャンカメラを用いて、対象物の搬送速度に合わせて撮像を行う。
このシステムでは、シンチレータは、シンチレータ保持部に保持されている。シンチレータ保持部は、筐体に収容されて、筐体内で固定される。シンチレータ保持部は、シンチレータが少なくとも放射線束内に位置する状態で、シンチレータを保持する。シンチレータ保持部は、シンチレータの裏面側を保持し、シンチレータの入力面を露出させる。シンチレータの入力面は、放射線源に対面すると共に、ラインスキャンカメラに対面する。また、このシンチレータ保持部は、保持されるシンチレータを交換可能に構成されている。
国際公開第2017/056680号
シンチレータは、一般に、放射線の照射を受けることにより劣化する。シンチレータが使用に伴い劣化すると、放射線をシンチレーション光に変換する能力が低減する。そこで、劣化したシンチレータを交換する必要が生じる。シンチレータが放射線撮像ユニットに取り付けられている場合には、シンチレータは、その位置または角度が重要であるがゆえに、筐体内で固定されていることがほとんどである。そのため、シンチレータを取り出す作業には手間を要する。
本開示は、放射線撮像ユニットにおいて、シンチレータを容易に交換することができるシンチレータの取付構造を説明する。
本発明の一態様は、筐体と筐体内に取り付けられたシンチレータと筐体内に取り付けられてシンチレータに対して所定の角度をなすミラーとを有する放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造であって、筐体の壁部に形成された開口と、シンチレータを保持すると共に開口内に嵌入されるホルダ部を有するシンチレータホルダであって、筐体に対する取付けおよび取外しが可能になっているシンチレータホルダと、を備え、シンチレータホルダが筐体に取り付けられた状態で、シンチレータの放射線の入力面とミラーの反射面とが斜めに対面する
この放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造では、シンチレータホルダのホルダ部がシンチレータを保持しており、シンチレータホルダが筐体に取り付けられた状態では、シンチレータとミラーとの間に所定の角度が形成されている。放射線撮像ユニットでは、シンチレータで放射線が変換されて、シンチレーション光が出力される。このシンチレーション光に対してミラーが所定の角度で設置されていることで、シンチレーション光は、たとえば筐体内に設置されたカメラ(検出器)によって検出される。したがって、ミラーの角度は重要である。シンチレータに対するミラーの所定の角度が確保されているため、この放射線撮像ユニットの光学機器としての信頼性が確保されている。ここで、シンチレータホルダのホルダ部は、筐体の壁部に形成された開口を通じて出し入れができ、筐体に対するシンチレータホルダの取付けおよび取外しが可能になっている。よって、シンチレータが劣化してきた場合等には、シンチレータホルダを筐体から取り外して、シンチレータを容易に交換することができる。
いくつかの態様において、シンチレータホルダは、ホルダ部の基端に連接して壁部に固定されるベース部を有し、ベース部の固定状態を維持および解除することにより、筐体に対する取付けおよび取外しがそれぞれ可能になっている。ベース部が壁部に固定されるので、シンチレータホルダの取付けが容易である。シンチレータホルダを取り付けたり取り外したりする際に、作業者がベース部を持ってシンチレータホルダを動かせる。よって、作業性が高められる。
いくつかの態様において、壁部およびベース部には、ベース部の位置決めのための凹凸係合部が形成されている。凹凸係合部により、ベース部が壁部に対して位置決めされるので、シンチレータホルダが筐体に取り付けられた状態で、シンチレータホルダの姿勢が安定する。またシンチレータホルダを取り付ける際にも、凹凸係合部はベース部の位置の目安となるので、シンチレータホルダを筐体に容易に嵌め込むことができる。
いくつかの態様において、シンチレータホルダのホルダ部は、ベース部が連接する枠部であってシンチレータが嵌め込まれる枠部と、枠部に嵌め込まれてシンチレータを挟み込む押さえ部と、を含む。作業者は、枠部にシンチレータを嵌め込んだ状態で押さえ部を嵌め込むだけで、ホルダ部にシンチレータをセットできる。シンチレータの交換作業が非常に容易である。
いくつかの態様において、筐体内に固定されてミラーを保持するミラーホルダであって、筐体内に設置されたシンチレータの入力面の法線に重なる位置でミラーを保持するミラーホルダを更に備える。この場合、ミラーホルダが、ミラーを所定位置で保持する。シンチレータの入力面の法線に重なる位置にミラーが配置されると、ミラーによって、入力面から法線方向に出力されたシンチレーション光が反射される。たとえば筐体内に設置されたカメラ(検出器)によってこのシンチレーション光が検出されることで、いわゆる表面観察方式の放射線撮像が実現され、しかも、放射線画像にあおり(パース)が生じず、放射線画像がぼやけることが防止される。
いくつかの態様において、開口に対するシンチレータホルダの挿入方向は、シンチレータの入力面に平行である。この場合、シンチレータを水平にスライドさせるような動きで、シンチレータホルダが開口に挿入される。シンチレータホルダを上下に動かす必要がないので、シンチレータを所望の高さに設置しやすい。
いくつかの態様において、筐体の壁部に直交する第2壁部には、放射線を通過させるためのスリットが形成されており、スリットの周縁と筐体内に設置されたシンチレータの入力面とを結ぶ放射線の照射領域の外部に、ミラーが位置している。ミラーが放射線の照射領域の外部に位置しているので、対象物を透過した放射線は、ミラーを通ることなくシンチレータの入力面に入力される。これにより、放射線に対するミラーの影響が排除される。その結果として、この放射線撮像ユニットは、対象物の放射線画像を鮮明かつ高感度に取得することを可能にする。
本発明のいくつかの態様によれば、シンチレータホルダを筐体から取り外して、シンチレータを容易に交換することができる。
本開示の第1実施形態に係るシンチレータの取付構造が適用された放射線画像取得システムを示す図である。 図1中の放射線撮像ユニットを示す斜視図であり、筐体の一部を破断して示す図である。 シンチレータホルダをホルダ部の上方から見て示す斜視図である。 シンチレータホルダをホルダ部の下方から見て示す斜視図である。 シンチレータホルダの分解斜視図である。 図6(a)、図6(b)および図6(c)は、それぞれ、シンチレータホルダの平面図、正面図および底面図である。 図7(a)および図7(b)は、それぞれ、シンチレータホルダの右側面および背面図である。 筐体の壁部および開口にシンチレータホルダが取り付けられる様子を示す斜視図である。 図9(a)はシンチレータホルダが筐体に取り付けられた状態を示す断面図、図9(b)はシンチレータホルダが筐体から取り外された状態を示す断面図である。 第2実施形態に係る放射線撮像ユニットを示す斜視図であり、筐体の一部を破断して示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。また、各図面は説明用のために作成されたものであり、説明の対象部位を特に強調するように描かれている。そのため、図面における各部材の寸法比率は、必ずしも実際のものとは一致しない。
図1に示されるように、本開示の第1実施形態が適用された放射線画像取得システム1は、対象物Aの放射線画像を取得するための装置である。対象物Aは、たとえば、軽元素からなる物質を含有する。放射線画像取得システム1は、たとえば、食品検査やバッテリー検査などの分野に適用される。食品検査の分野では、たとえば異物の噛み込みの有無が検査される。放射線画像取得システム1は、後述する独自の構成を有することにより、特に、軽元素からなる物質の弁別性能に優れている。放射線画像取得システム1は、たとえばインラインX線検査に適用される。
放射線画像取得システム1は、対象物Aに向けて白色X線等の放射線を出力する放射線源2と、対象物Aを所定の搬送方向Dに搬送する搬送装置20と、搬送装置20によって搬送される対象物Aを透過した放射線の入力に応じてシンチレーション光を発生させるシンチレータ6と、シンチレータ6の放射線の入力面(表面)6aから出力されるシンチレーション光を検出するラインスキャンカメラ3と、放射線画像取得システム1のいくつかの機能を制御し、かつ放射線画像を作成するコンピュータ10と、を備えている。このように、放射線画像取得システム1は、シンチレータ表面観察方式のX線撮影システムである。放射線画像取得システム1は、低エネルギーのX線感度に優れている。
放射線源2は、X線出射部からコーンビームX線を出力する。放射線源2は、コーンビームX線の焦点2aを有する。放射線源2から出射されるX線は放射線束を形成する。放射線画像取得システム1では、放射線束を形成するX線のうちの一部である照射領域12内のX線が、シンチレータ6の入力面6aに入力される。照射領域12は、その中心に位置する中心軸Lを含む。
搬送装置20は、たとえば周回軌道を移動するベルトコンベア21を有しており、ベルトコンベア21の搬送面21a上に、対象物Aが載置または保持されている。搬送装置20は、対象物Aを搬送方向Dに一定の速度で搬送するように構成されている。言い換えれば、対象物Aは、搬送装置20によって所定の搬送経路P上で搬送される。搬送装置20における対象物Aの搬送タイミングや搬送速度は、予め設定されており、コンピュータ10の制御部10aによって制御される。
放射線画像取得システム1は、搬送装置20に沿うように設置された撮像ユニット(放射線撮像ユニット)30を備える。撮像ユニット30は、たとえば、搬送装置20に対して取り付けられており、搬送装置20に固定されている。撮像ユニット30は、ベルトコンベア21の周回に干渉しないように取り付けられている。撮像ユニット30は、ベルトコンベア等の搬送部の移動に干渉しないよう、搬送部から幾らかの空隙をもって配置されている。
図1および図2に示されるように、撮像ユニット30は、直方体形状の筐体13を有する。筐体13は、たとえば、X線を遮蔽することができる材質からなる。筐体13は、いわゆる暗箱である。筐体13は、たとえばアルミニウム製または鉄製であってよい。筐体13は防護材を含んでもよく、その防護材として鉛が用いられてもよい。筐体13は、搬送方向Dに長くなった形状を有する。筐体13は、上下方向に対面する上壁部(第2壁部)13aおよび底壁部13bと、搬送方向Dに対面する第1側壁部(壁部)13cおよび第2側壁部13dと、搬送方向Dに直交する水平な検出幅方向に対面する第3側壁部13eおよび第4側壁部13fとを含む。撮像ユニット30は、筐体13の第1側壁部13cおよび第2側壁部13dが非常に小さくなっており、搬送装置20に沿ったコンパクトな装置になっている。搬送方向Dは、図中に示される紙面に平行なx方向に平行である。上記検出幅方向は、図中に示される紙面に垂直なy方向に平行である。上下方向は、図中に示される紙面に平行なz方向に平行である。
上壁部(壁部)13aは、搬送装置20の搬送経路Pに対面するように配置されている。言い換えれば、上壁部13aは、筐体13の6つの壁部のうち搬送装置20にもっとも近接している。この上壁部13aが、搬送装置20に取り付けられてもよい。
撮像ユニット30は、シンチレータ6の入力面6aから、入力面6aの法線B方向に出力されるシンチレーション光を撮像できるように構成されている。そのために、撮像ユニット30は、入力面6aの法線B方向に出力されるシンチレーション光を反射する表面ミラー(ミラー)7を備える。表面ミラー7は、その反射面7aを入力面6aに斜めに対面させるようにして、入力面6aの法線Bに重なる位置に配置されている。
筐体13内には、シンチレータ6と、表面ミラー7と、ラインスキャンカメラ3とが設置されている。シンチレータ6、表面ミラー7、およびラインスキャンカメラ3は、筐体13内で固定されている。シンチレータ6および表面ミラー7は、第1側壁部13cの近傍に配置されている。ラインスキャンカメラ3は、第2側壁部13dの近傍に配置されている。シンチレータ6は、たとえばシンチレータホルダ8に保持されて、たとえば水平に配置されている。表面ミラー7は、たとえばミラーホルダ9に保持されて、水平に対して傾斜するように配置されている。
シンチレータ6は、平板状の波長変換部材である。シンチレータ6は、検出幅方向(y方向)に長い長方形状である(図5参照)。シンチレータ6は、たとえばGd2O2S:Tb、Gd2O2S:Pr、CsI:Tl、CdWO4、CaWO4、Gd2SiO5:Ce、Lu0.4Gd1.6SiO5、Bi4Ge3O12、Lu2SiO5:Ce、Y2SiO5、YAlO3:Ce、Y2O2S:Tb、YTaO4:Tm、YAG:Ce、YAG:Pr等からなる。なお、シンチレータ6は、1枚のシンチレータから構成されていてもよいし、2枚のシンチレータを貼り合わせるなど組み合わせたものでもよい。2枚のシンチレータの組み合わせる際に2枚のシンチレータの間に遮光や反射の性質を有した板や膜を挟んでもよい。2枚のシンチレータの種類は同じでもよく、異なっていてもよい。
表面ミラー7は、たとえば、アルミ蒸着したガラスや、鏡面加工した金属からなるミラーである。表面ミラー7は、検出幅方向(y方向)に長い長方形状である。表面ミラー7は、入力面6aから法線B方向に出力されたシンチレーション光を反射させるのに十分な面積をもった反射面7aを備える。表面ミラー7は、反射面7aとシンチレータ6の入力面6aとの間に、所定の角度θを形成している。ここで、表面ミラー7が入力面6aに対して角度をなすということは、表面ミラー7がシンチレータ6に近接することを意味するものではない。表面ミラー7がシンチレータ6に近接してもよいが表面ミラー7がシンチレータ6から離間してもよい。表面ミラー7がシンチレータ6から離間する場合には、反射面7aの延長面と入力面6aの延長面とによって角度が定義される。表面ミラー7は、入力面6aの法線B方向に出力されるシンチレーション光を反射する。
上記の角度θは鋭角である。角度θは、40度以上50度以下の範囲内の角度であることが好ましい。角度θは、45度であることが更に好ましい。角度θは、放射線源2の配置や後述するスリット15の位置に基づいて決定されてもよい。角度θの大きさによって、ラインスキャンカメラ3の配置が適宜に調整されてもよい。角度θの大きさによって、別の1つまたは複数のミラーが更に設置されてもよい。
ラインスキャンカメラ3は、対象物Aの移動に合わせて撮像を行う。ラインスキャンカメラ3は、シンチレータ6の入力面6aから出力されるシンチレーション光を集光するレンズ部3aと、レンズ部3aにより集光されたシンチレーション光を検出するセンサ部3bとを有するレンズカップリング型の検出器である。レンズ部3aは、1つのレンズを含み、このレンズの焦点がシンチレータ6の入力面6aに合わせられている。センサ部3bは、イメージセンサ3cを含む。イメージセンサ3cは、たとえば、TDI(時間遅延積分)駆動が可能なエリアイメージセンサである。イメージセンサ3cは、たとえば、CCDエリアイメージセンサである。
イメージセンサ3cは、複数のCCDがピクセル方向に一列に並べられた素子列が、対象物Aの移動方向に対応して、積分方向に複数段並べられた構成を有する。ラインスキャンカメラ3は、対象物Aの搬送方向Dに対応するスキャン方向と、スキャン方向に直交するライン方向とを有する。このスキャン方向が上記の積分方向であり、図中のz方向に平行である。ライン方向が上記のピクセル方向であり、図中のy方向に平行である。スキャン方向は、表面ミラー7を介して、搬送方向Dから変換された方向である。
表面ミラー7の反射面7aとシンチレータ6の入力面6aとの間の角度θが45度である場合、ラインスキャンカメラ3のレンズ部3aの光軸は、たとえば搬送方向Dに平行である。ラインスキャンカメラ3は、入力面6aの法線B方向(図9(a)参照)に出力されるシンチレーション光を検出する。
シンチレータ6は、入力面6aが搬送方向Dに平行で、且つ上記のライン方向に平行であるように配置されている。すなわち、シンチレータ6の入力面6aは、xy平面に平行である。
図1および図9(a)に示されるように、筐体13の上壁部13aには、放射線源2から出力されたX線を通過させるためのスリット15が形成されている。スリット15は、検出幅方向(y方向)に長い長方形状である。スリット15は、長方形状の周縁15aを含む。シンチレータ6の入力面6aは、スリット15を通過した照射領域12内のX線を入力する。
スリット15および照射領域12についてより詳しく説明すると、照射領域12は、スリット15の周縁15aとシンチレータ6の入力面6aとを直線状に結ぶ領域(四角錐状の領域)として規定される。言い換えれば、照射領域12は、放射線源2の焦点2aとシンチレータ6の入力面6aとを直線状に結ぶ領域として規定される。ここで、「シンチレータ6の入力面6a」とは、シンチレーション光の出力に有効にはたらく領域のみを意味する。たとえば、矩形の入力面6a全体のうち、シンチレータホルダ8によって覆われている領域などは、照射領域12を規定するにあたっての「シンチレータ6の入力面6a」には含まれない。
図2に示されるように、スリット15は、搬送方向Dにおいて、シンチレータ6および表面ミラー7と、ラインスキャンカメラ3との間に位置している。スリット15は、搬送方向Dにおいてシンチレータ6の下流に位置している。そして、図9(a)に示されるように、表面ミラー7は、X線の照射領域12の外部に位置している。言い換えれば、表面ミラー7は、照射領域12に干渉しないような位置および姿勢(傾きも含む)で設置されている。表面ミラー7は、反射面7aが照射領域12の境界面に沿うように、入力面6aの法線Bに対して傾斜して配置されている。ラインスキャンカメラ3のレンズ部3aが集光するシンチレーション光は、照射領域12をz方向(入力面6aの法線B方向)に横断し、その後照射領域12をx方向(搬送方向D)に横断する。
図1に戻り、コンピュータ10は、たとえば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、および入出力インターフェイス等を有する。コンピュータ10は、放射線源2およびラインスキャンカメラ3を制御する制御部10a(制御プロセッサ)と、ラインスキャンカメラ3から出力された放射線画像データに基づいて、対象物Aの放射線画像を作成する画像処理部10b(画像処理プロセッサ)と、を有する。なお、コンピュータ10は、マイコンやFPGA(Field-Programmable Gate Array)等で構成されていてもよい。
放射線画像取得システム1および撮像ユニット30では、搬送装置20によって搬送される対象物Aに、放射線源2から放射線が照射される。対象物Aを透過した放射線が、筐体13の上壁部13aに形成されたスリット15を通過する。筐体13内には、シンチレータ6と、表面ミラー7と、ラインスキャンカメラ3とが取り付けられており、撮像に必要な機器がユニット化されている。筐体13内に入射した放射線は、シンチレータ6の入力面6aに入力される。そして、その入力面6aからシンチレーション光が出力される。シンチレータ6の入力面6aに近い領域では、比較的低いエネルギーの放射線が変換される。よって、ラインスキャンカメラ3は、低エネルギーの放射線感度に優れた放射線画像を取得できる。このことは、たとえば対象物Aに含まれた、軽元素からなる物質の検出に有利にはたらく。シンチレータ6の入力面6aが、搬送方向Dに平行であり、且つラインスキャンカメラ3のライン方向に平行であるので、対象物Aの中の異なる部分(たとえば搬送方向Dにおける上流端と下流端など)において、拡大率は変化しない。さらには、表面ミラー7が放射線の照射領域12の外部に位置しているので、対象物Aを透過した放射線は、表面ミラー7を通ることなくシンチレータ6の入力面6aに入力される。これにより、放射線に対する表面ミラー7の影響が排除される。すなわち、シンチレータ6の入力面6aから出力されるシンチレーション光を表面ミラー7の影響なく検出することができる。その結果として、この放射線画像取得システム1および撮像ユニット30は、対象物の放射線画像を鮮明かつ高感度に取得することを可能にする。また、放射線画像取得システム1によれば、より高速に放射線画像を取得することができる。さらには、S/N比のよい放射線画像を取得することができる。
続いて、撮像ユニット30におけるシンチレータ6の取付構造Sについて詳細に説明する。シンチレータ6の取付構造Sは、筐体13の第1側壁部13cに形成された矩形の開口18(図8参照)と、シンチレータ6を保持するシンチレータホルダ8とを備える。図3および図4に示されるように、シンチレータホルダ8は、シンチレータ6を保持すると共に開口18内に嵌入されるホルダ部40と、ホルダ部40の基端43aに連接して筐体13の第1側壁部13cに固定されるベース部41とを有する。略板状のホルダ部40は、図1に示されるxy平面に沿って突出しており、このホルダ部40に対し、ベース部41は、yz平面に沿って延びて直交している。
図8に示されるように、第1側壁部13cに形成されたねじ孔56と、ベース部41に形成された貫通孔54とに対して固定ねじ55が挿通されてねじ込まれることにより、シンチレータホルダ8は筐体13に取り付けられる。このベース部41の固定状態を維持することにより、筐体13に対するシンチレータホルダ8の取付け・固定が可能になっている。またこのベース部41の固定状態を解除することにより、筐体13に対するシンチレータホルダ8の取外しが可能になっている。言い換えれば、シンチレータホルダ8は、筐体13に対して着脱可能に取り付けられている。
図3~図7を参照して、シンチレータホルダ8についてより詳しく説明すると、ホルダ部40は、ベース部41が連接する枠部43と、枠部43に嵌めこまれる押さえ部44とを含む。枠部43とベース部41とは、たとえば一体成形されている。板状の枠部が板状のベース部41からT字状に(垂直に)突出している。押さえ部44は、ベース部41および枠部43とは別体である。これらのベース部41および枠部43と、押さえ部44とは、たとえば、アルミニウムや鉄から成形されている。なお、ベース部41と枠部43とが別体で成形されており、枠部43がベース部41にボルト等の締結部材によって固定されていてもよい。
図5の分解斜視図は、ホルダ部40を上下逆さまにした状態で示されている。図5に示されるように、押さえ部44は、長方形板状の基部44aよりも一回り小さい長方形状の突出部44dを含んでいる。押さえ部44の板厚全体(基部44aおよび突出部44d)を貫通するようにして、細長い長方形状の裏窓部44cが形成されている。また枠部43には、押さえ部44の突出部44dが嵌め込まれる窪み部43dが形成されている。枠部43にも、枠部43の板厚全体を貫通する細長い長方形状の表窓部43cが形成されている。
枠部43は、その窪み部43d内にシンチレータ6が嵌め込まれるように構成されている。窪み部43dの大きさはシンチレータ6の外形よりもやや大きく、窪み部43dに嵌め込まれたシンチレータ6の周縁部は、枠状の段部43f(図9(b)も参照)に当接する。枠部43の窪み部43dに押さえ部44の突出部44dが嵌め込まれると、突出部44dの先端面と上記段部43fとの間にシンチレータ6の周縁部が挟み込まれる。枠部43の基端43aおよび先端43bに形成された複数のビス孔と、押さえ部44の基部44aに形成された複数のビス孔とに、ビス46がねじ込まれることで、枠部43に対して押さえ部44が固定され、それと同時にシンチレータ6がホルダ部40内に保持される。
枠部43と押さえ部44との間にシンチレータ6を挟み込まない状態でこれらを嵌め合わせると、表窓部43cおよび裏窓部44cは略重なり合って連通する。枠部43と押さえ部44との間にシンチレータ6を挟み込んだ状態では、図6(a)、図6(c)および図9(b)に示されるように、シンチレータ6の入力面6aは上方(表面ミラー7)に向けて露出し、シンチレータ6の裏面6bは下方に向けて露出する。図6および図7にはシンチレータホルダ8の六面図が示されているが、シンチレータホルダ8の左側面図については、図7(a)に示される右側面図と対称に表れるため、図示は省略されている。
図3、図4および図8に示されるように、筐体13の第1側壁部13cには、開口18の上側において、一対の係合突起51が形成されている。一方シンチレータホルダ8のベース部41には、一対の係合孔52が形成されている。開口18にシンチレータホルダ8を嵌め込む際には、係合突起51が係合孔52に挿入される(係合する)ように、シンチレータホルダ8の位置を合わせる。すなわち、係合突起51および係合孔52は、ベース部41の位置決めのための凹凸係合部50である。
開口18に対するシンチレータホルダ8の挿入方向Da(図9(b)参照)は、シンチレータ6の入力面6aに平行である。
図9(a)に示されるように、シンチレータホルダ8が筐体13に取り付けられた状態で、第1側壁部13cから筐体13内に向けて突出するホルダ部40に保持されたシンチレータ6と、筐体13内の表面ミラー7との間には所定の角度θが形成されている。第1側壁部13cには、表面ミラー7を保持するミラーホルダ9(図2も参照)が固定されている。このミラーホルダ9は、筐体13内に設置されたシンチレータ6の入力面6aの法線Bに重なる位置となるように表面ミラー7を保持する。これにより、入力面6aから入力面6aの法線B方向に出力されたシンチレーション光は、搬送方向Dに平行に且つ水平に進み、ラインスキャンカメラ3によって検出される。
この撮像ユニット30におけるシンチレータ6の取付構造Sでは、シンチレータホルダ8のホルダ部40がシンチレータ6を保持しており、シンチレータホルダ8が筐体13に取り付けられた状態では、シンチレータ6と表面ミラー7との間に所定の角度θ(たとえば45度)が形成されている。撮像ユニット30では、シンチレータ6で放射線が変換されて、シンチレーション光が出力される。このシンチレーション光に対して表面ミラー7が所定の角度θで設置されていることで、シンチレーション光は、筐体13内に設置されたラインスキャンカメラ3によって検出される。したがって、表面ミラー7の角度は重要である。シンチレータ6に対する表面ミラー7の所定の角度θが確保されているため、この撮像ユニット30の光学機器としての信頼性が確保されている。ここで、シンチレータホルダ8のホルダ部40は、筐体13の第1側壁部13cに形成された開口18を通じて出し入れができ、筐体13に対するシンチレータホルダ8の取付けおよび取外しが可能になっている。よって、シンチレータ6が劣化してきた場合等には、シンチレータホルダ8を筐体13から取り外して、シンチレータ6を容易に交換することができる。なお、シンチレータ6が劣化したとき以外にも、シンチレータ6の交換の必要性は生じ得る。この取付構造Sによれば、シンチレータ6をいつでも容易に交換することができる。
ベース部41が第1側壁部13cに固定されるので、シンチレータホルダ8の取付けが容易である。シンチレータホルダ8を取り付けたり取り外したりする際に、作業者がベース部41を持ってシンチレータホルダ8を動かせる。よって、作業性が高められる。ベース部41の当接面41aが第1側壁部13cに当接するので、当接面41aが座面となって安定性も高められている。
凹凸係合部50により、ベース部41が第1側壁部13cに対して位置決めされるので、シンチレータホルダ8が筐体13に取り付けられた状態で、シンチレータホルダ8の姿勢が安定する。またシンチレータホルダ8を取り付ける際にも、凹凸係合部50はベース部41の位置の目安となるので、シンチレータホルダ8を筐体13に容易に嵌め込むことができる。
作業者は、枠部43にシンチレータ6を嵌め込んだ状態で押さえ部44を嵌め込むだけで、ホルダ部40にシンチレータ6をセットできる。シンチレータ6の交換作業が非常に容易である。
ミラーホルダ9が、表面ミラー7を所定位置で保持する。シンチレータ6の入力面6aの法線Bに重なる位置に表面ミラー7が配置されると、表面ミラー7によって、入力面6aから法線B方向に出力されたシンチレーション光が反射される。筐体13内に設置されたラインスキャンカメラ3によってこのシンチレーション光が検出されることで、いわゆる表面観察方式の放射線撮像が実現され、しかも、放射線画像にあおり(パース)が生じず、放射線画像がぼやけることが防止される。
開口18に対するシンチレータホルダ8の挿入方向Daは、シンチレータ6の入力面6aに平行である。この場合、シンチレータ6を水平にスライドさせるような動きで、シンチレータホルダ8が開口に挿入される。シンチレータホルダ8を上下に動かす必要がないので、シンチレータ6を所望の高さに設置しやすい。
また、表面ミラー7が放射線の照射領域12の外部に位置しているので、対象物Aを透過した放射線は、表面ミラー7を通ることなくシンチレータ6の入力面6aに入力される。これにより、放射線に対する表面ミラー7の影響が排除される。その結果として、この撮像ユニット30は、対象物Aの放射線画像を鮮明かつ高感度に取得することを可能にする。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限られない。たとえば、本発明の一態様として、図10に示されるように、第1の筐体13Aaと第2の筐体13Abとからなる筐体13Aを備え、第2の筐体13Ab内に裏面ミラー17および第2ラインスキャンカメラ4が設置された両面観察方式の撮像ユニット30Aが提供されてもよい。第1の筐体13Aaと第2の筐体13Abとの間に隔壁57が配設され、この隔壁57に、シンチレータ6の裏面6bから出力されたシンチレーション光を通過させる内面スリット57aが形成されてもよい。
また図9(b)に示されるように、第1側壁部13cの内面側に固定されて、シンチレータホルダ8のホルダ部40を挿入方向Daに案内すると共に下方から支持する一対のガイドレール60が設置されてもよい。このガイドレール60によれば、シンチレータホルダ8をより一層スムーズに取り付けることができ、しかもホルダ部40の姿勢が安定して所定の角度θが確実に維持される。
表面観察方式の撮像ユニット30においては、押さえ部44の裏窓部44cが形成されずに閉鎖されていてもよい。
1…放射線画像取得システム、2…放射線源、2a…焦点、3…ラインスキャンカメラ、6…シンチレータ、6a…入力面(表面)、6b…裏面、7…表面ミラー(ミラー)、8…シンチレータホルダ、9…ミラーホルダ、12…照射領域、13,13A…筐体、13a…上壁部(第2壁部)、13c…第1側壁部(壁部)、15…スリット、15a…周縁、18…開口、30,30A…撮像ユニット(放射線撮像ユニット)、40…ホルダ部、41…ベース部、43…枠部、43a…基端、44…押さえ部、50…凹凸係合部、51…係合突起、52…係合孔、A…対象物、B…法線、S…シンチレータ6の取付構造、θ…角度。

Claims (7)

  1. 筐体と前記筐体内に取り付けられたシンチレータと前記筐体内に取り付けられて前記シンチレータに対して所定の角度をなすミラーとを有する放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造であって、
    前記筐体の壁部に形成された開口と、
    前記シンチレータを保持すると共に前記開口内に嵌入されるホルダ部を有するシンチレータホルダであって、前記筐体に対する取付けおよび取外しが可能になっている前記シンチレータホルダと、を備え、
    前記シンチレータホルダが前記筐体に取り付けられた状態で、前記シンチレータの放射線の入力面と前記ミラーの反射面とが斜めに対面する、
    放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造。
  2. 前記シンチレータホルダは、前記ホルダ部の基端に連接して前記壁部に固定されるベース部を有し、前記ベース部の固定状態を維持および解除することにより、前記筐体に対する取付けおよび取外しがそれぞれ可能になっている、
    請求項1記載の放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造。
  3. 前記壁部および前記ベース部には、前記ベース部の位置決めのための凹凸係合部が形成されている、
    請求項2記載の放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造。
  4. 前記シンチレータホルダの前記ホルダ部は、
    前記ベース部が連接する枠部であって前記シンチレータが嵌め込まれる前記枠部と、
    前記枠部に嵌め込まれて前記シンチレータを挟み込む押さえ部と、を含む、
    請求項2または3記載の放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造。
  5. 前記筐体内に固定されて前記ミラーを保持するミラーホルダであって、前記筐体内に設置された前記シンチレータの前記入力面の法線に重なる位置で前記ミラーを保持する前記ミラーホルダを更に備える、
    請求項1~4のいずれか一項記載の放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造。
  6. 前記開口に対する前記シンチレータホルダの挿入方向は、前記シンチレータの前記入力面に平行である、
    請求項1~5のいずれか一項記載の放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造。
  7. 前記筐体の前記壁部に直交する第2壁部には、放射線を通過させるためのスリットが形成されており、
    前記スリットの周縁と前記筐体内に設置された前記シンチレータの前記入力面とを結ぶ放射線の照射領域の外部に、前記ミラーが位置している、
    請求項1~6のいずれか一項記載の放射線撮像ユニットにおけるシンチレータの取付構造。
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