JPH04159540A - 蓄積性蛍光体、x線回折装置およびx線回折方法 - Google Patents

蓄積性蛍光体、x線回折装置およびx線回折方法

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JPH04159540A
JPH04159540A JP2284390A JP28439090A JPH04159540A JP H04159540 A JPH04159540 A JP H04159540A JP 2284390 A JP2284390 A JP 2284390A JP 28439090 A JP28439090 A JP 28439090A JP H04159540 A JPH04159540 A JP H04159540A
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JP
Japan
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ray diffraction
rays
diffracted
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stimulable phosphor
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Akihide Doshiyou
土性 明秀
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Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
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Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、蓄積性蛍光体と、これを利用したX線回折
装置およびX線回折方法とに関する。
[従来の技術] 蓄積性蛍光体は、X線などの放射線を検出する二次元検
出器として最近脚光を浴びているものである。蓄積性蛍
光体に放射線が当たると、その像か潜像として記録され
、この潜像にレーザ光などの励起光を当てると、蛍光が
発生ずる。この蛍光の強度を読み取ることによって蓄積
性蛍光体に照射された放射線の強度を求めることができ
る。
この蓄積性蛍光体は、X線回折の分野では、2次元的な
X線回折像を記録する手段として役立ち、従来のX線フ
ィルムの代わりをするものとして期待されている。
従来の蓄積性蛍光体は、通常は平板状であり、これに回
折X線の二次元像を記録している。特殊な形状としては
、円筒面の一部を備えた形状のものが知られており、こ
の種の蓄積性蛍光体は、例えば、特開昭62−3981
5号公報、特開昭62−147858号公報、特開昭6
4−6918号公報に開示されている。
[発明が解決しようとする課題] 試料から回折X線がいろいろな方向に出て行く場合に、
これらの回折X線を試料から等距離の位置で二次元的に
記録することができれば、回折像の解析が格段に容易に
なる場合がある。試料から等距離の位置で回折X線を二
次元的に記録するには、試料を中心とした球面上に二次
元的なX線記録手段を配置すればよい。しかしながら、
これまで球面状のX線記録手段は知られていない。
この発明の目的は、試料から等距離の位置で回折X線を
二次元的に記録することのできる蓄積性蛍光体と、これ
を利用したX線回折装置およびX線回折方法とを提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] この発明に係る蓄積性蛍光体は球面を備えていることを
特徴としている。ここで、球面とは、中心点から等距離
にあるような点て構成された二次元曲面のことを指す。
したかって、蓄積性蛍光体は必ずしも球体の形状をして
いる必要はなく、球体の一部を備えていればよい。例え
ば、蓄積性蛍光体を半球状に形成することができる。潜
像を記録する面としては球面の内面を利用する。
この発明に係るX線回折装置は、このような球面状の蓄
積性蛍光体を回折X線の記録手段として利用することを
特徴としている。
また、この発明に係るX線回折方法は、このような球面
状の蓄積性蛍光体を単結晶試料のX線回折像を記録する
のに利用している。
[作用コ 記録したい放射線(例えは回折X線)の発生源を中心と
して球面状の蓄積性蛍光体を配置すれば、放射線発生源
から等距離の位置でその放射線画像を二次元的に記録す
ることができる。
このような球面状の蓄積性蛍光体を回折X線の記録手段
として利用すれば、試料から等距離の位置で回折X線の
二次元画像を得ることができ、回折像の解析が容易にな
る。
[実施例] 次に、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例の斜視図である。
この実施例は、蓄積性蛍光体を透過型X線回折装置の回
折X線記録手段として利用している例である。蓄積性蛍
光体2は半球形状をしており、その内面が回折X線の記
録面となっている。半球状の蓄積性蛍光体2の中心位置
に試料6が配置され、X線源4から出射されたX線は試
t4で回折および透過して、蓄積性蛍光体2の内面に到
達する。
蓄積性蛍光体に潜像として記録された回折X線像は、レ
ーザ光を照射することによって蛍光として読み出すこと
がてきる。レーザ光て読み出すときは、レーザ光源を蓄
積性蛍光体の球面の中心に配置して、レーザ光を二次元
走査する。発生した蛍光は、レーザ光の照射位置に応じ
て移動する光ファイバーで集光して、光電子増倍管で検
出する。
上述の実施例では蓄積性蛍光体を半球形状にしているが
、球面を備えているものであれば別の形状を利用するこ
ともてきる。例えば、球体の4分の1の形状のものを利
用することができる。
第2図はこの発明の別の実施例の斜視図である。
この実施例では、半球状の蓄積性蛍光体12.14を二
つ組み合わせて全体として球形の記録面を形成している
。X線源4から出射されたX線は、片方の蓄積性蛍光体
14に形成した孔16を通過して試料6に照射されるよ
うになっている。試料6で回折したX線のうち、反射X
線は、試料6の前方にある蓄積性蛍光体14の内面に当
たり、透過X線は試料6の後方にある蓄積性蛍光体12
の内面に当たるようになっている。すなわち、この実施
例では、反射型のX線回折測定と透過型のX線回折測定
とを同時に行うことができる。
第1図と第2図の実施例において、試料として単結晶を
利用する場合には、特に効果的である。
従来、単結晶試料の構造解析をする場合には、単結晶試
料をいろいろな角度に傾けて、その都度、平面上の蓄積
性蛍光体に回折像を記録している。
この場合でも、入射X線に対して高角度側の回折X線は
蓄積性蛍光体からはみ出してしまい、これを記録するこ
とはできなかった。もし高角度側の回折X線を記録しよ
うとすれば、入射X線に対して試料の回りに蓄積性蛍光
体を各種の位置に配置する必要があり、このようにする
ことは、装置構成上、極めて困難であった。これに対し
て、球面状の蓄積性蛍光体を利用すると、すべての回折
方向で回折像を記録することができるので、低角度側か
ら高角度側まで回折像を一度に記録することができる利
点がある。このため、数回の測定をするたけて単結晶試
料の構造解析が可能となる。
[発明の効果」 この発明の蓄積性蛍光体は球面を備えているので、記録
したい放射線の発生源を中心として球面状の蓄積性蛍光
体を配置すれば、放射線発生源から等距離の位置でその
放射線画像を二次元的に記録することができる。
また、このような球面状の蓄積性蛍光体をX線回折装置
の回折X線記録手段として利用すれば、試料から等距離
の位置で回折X線の二次元画像を害ることかでき、回折
像の解析が容易になる。
また、このようなX線回折装置を利用して単結晶試料の
構造解析をする場合には、低角度側から高角度側まで一
度の測定で回折像を記録することができて構造解析が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の斜視図、第2図は別の実
施例の斜視図である。 2・蓄積性蛍光体 4・・X線源 6・・・試料

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)球面を備えた蓄積性蛍光体。
  2. (2)球面を備えた蓄積性蛍光体を回折X線の記録手段
    として利用することを特徴とするX線回折装置。
  3. (3)単結晶試料にX線を照射して、そのX線回折像を
    、球面を備えた蓄積性蛍光体上に記録することを特徴と
    するX線回折方法。
JP2284390A 1990-10-24 1990-10-24 蓄積性蛍光体、x線回折装置およびx線回折方法 Expired - Fee Related JP2988995B2 (ja)

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