JP7317601B2 - グラブバケット式アンローダ - Google Patents

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Description

本開示はグラブバケット式アンローダに関する。
グラブバケット式アンローダは、船倉内の荷をグラブバケットで把持し、そのグラブバケットを海側(前側)から陸側(後側)に移動させ、グラブバケットをホッパ上で開くことでホッパ内に荷を投入する。
実公昭59-007305号公報 実開昭61-206527号公報 特公平2-046493号公報
ところで、グラブバケットは、ワイヤなどの索で吊られている。このため、グラブバケットはホッパ上で停止させられたとき揺れることがある。また、荷揚げは迅速に行われることが望まれる。このため、ホッパ上のグラブバケットは揺れた状態で開かれることがあり、荷の一部がホッパの周囲に落下し易い。また特に、グラブバケット式アンローダのオペレータは、安全性等の観点から前方への荷こぼれを嫌う傾向にあり、ホッパより後方への荷こぼれが比較的多い。
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、ホッパより後方への荷こぼれを抑制できるグラブバケット式アンローダを提供することにある。
本開示の一の態様によれば、
岸壁に設けられた基部と、
前記基部に設けられ水上に向かって前方に延出されるブームと、
前記ブームの下方に配置されたホッパと、
前記ブームに前後方向に走行自在に設けられ船積みされた荷を把持して前記ホッパに投入するためのバケット装置と、
前記ホッパの後方位置に左右方向に延びる軸回りに回動自在に設けられ前記ホッパの後方にこぼれた荷を受ける落下防止板と、
前記落下防止板を回動させる駆動装置と、
前記バケット装置が予め設定された所定位置に到達したことを検出するセンサと、
前記バケット装置が前方に走行されて前記所定位置に到達したとき前記落下防止板を起立させるように前記駆動装置を制御する制御装置と、
を備えたことを特徴とするグラブバケット式アンローダが提供される。
好ましくは、前記ホッパの左右両側には、前記ホッパの上方空間を側方から覆う防風板が設けられ、前記防風板は、前記ホッパの後方に延出して形成される。
好ましくは、前記制御装置は、前記落下防止板を起立させたのち倒すように前記駆動装置を制御する。
好ましくは、前記所定位置は、前進して前記所定位置に到達した前記バケット装置が前記所定位置で後進に転じた場合であっても、前記バケット装置が前記落下防止板に干渉する前に、前記落下防止板を起立させたのち倒す動作が完了するように設定される。
好ましくは、前記センサは、近接センサで構成され、前記近接センサは、前記所定位置の前記ブームに設けられる。
また、前記センサは、前記バケット装置の位置を測定するGPSセンサで構成されてもよい。
上記の態様によれば、ホッパより後方への荷こぼれを抑制できる。
本開示の一実施の形態に係るグラブバケット式アンローダの概略側面図である。 図1のA-A線矢視図である。 図1の要部拡大図である。 落下防止板の動作を説明するフローチャートである。 他の実施の形態を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本開示の実施形態を説明する。なお、後述する実施の形態における前後左右上下の各方向は、グラブバケット式アンローダの各方向をいうものとする。ただし、本実施の形態における各方向は、説明の便宜のために用いるものであり、後述する部材間の相対的な位置関係を表す。
図1はグラブバケット式アンローダ1の概略側面図である。図2は図1のA-A線矢視図である。図1及び図2に示すように、グラブバケット式アンローダ1は、基部2と、基部2に設けられるブーム3と、基部2に設けられるホッパ4と、ブーム3に前後方向に走行自在に設けられるバケット装置5とを備える。
基部2は、岸壁6に走行自在に設けられる。岸壁6は海岸に形成される。なお、岸壁は運河等の河川の岸に形成されてもよい。
ブーム3は、基部2の上端部に設けられる。ブーム3は、基部2から水上方向に概ね水平に延出される。ただし、ここでいう水上方向とは、岸壁6に隣接する海又は河川等の上方空間の方向をいう。ブーム3は、岸壁6に接岸される船舶Sに対して上方に離間される。
ホッパ4は、ブーム3の鉛直下方に配置される。図2及び図3に示すように、ホッパ4は、平面視矩形状に形成され、上端に荷の投入口4aを有すると共に、下端に荷の排出口4bを有する。また、ホッパ4の下端部には、排出口4bを開閉自在に塞ぐ開閉弁4cが設けられる。
また、ホッパ4の左右両側には、ホッパ4の上方空間を側方から覆う防風板10が設けられる。防風板10は、前後方向に延びると共に上下方向に延びる薄板状に形成される。防風板10は、ホッパ4の上方空間を側方から覆うことでグラブバケット9から落下する荷に風が当たることを抑制する。
また、防風板10は、ホッパ4の後方に延出されており、後述する落下防止板12aも側方から覆う。防風板10の後端位置は、後方に倒れた落下防止板12aの後端位置と同じになるように設定される。防風板10は、落下防止板12aに落ちて側方に弾かれた荷を落下防止板12a上に戻すように機能する。これにより、荷が落下防止板12aの側方に落下するのを抑制する。なお、防風板10は、ホッパ4の後方に延出されていればよく、防風板10の後端位置は上述の位置に限られない。すなわち、防風板10の後端位置は、ホッパ4より後方かつ後方に倒れた落下防止板12aの後端位置より前方であってもよく、後方に倒れた落下防止板12aより後方であってもよい。
図1に示すように、バケット装置5は、ブーム3に前後方向に走行自在に設けられる走行部7と、走行部7にワイヤ8を介して昇降自在に吊り下げられるグラブバケット9と、を備える。グラブバケット9は、船倉C内の荷をホッパ4に搬送する。荷は石炭、木材チップ等のバラもので構成される。グラブバケット9は、前後方向に開閉自在に形成される。グラブバケット9は、荷に向けて降ろされつつ開かれ、荷上に載置された状態で閉じられることで荷を把持する。また、荷を把持したグラブバケット9は、ホッパ4の鉛直上方で開かれることで荷をホッパ4内に投入する。なお、図中の符号11は、操縦室である。操縦室11は、走行部7に設けられる。
走行部7及びグラブバケット9は、操縦室11内のオペレータによって手動操作される。具体的には、オペレータは、グラブバケット9で荷を把持したのち、グラブバケット9をホッパ4より若干高い位置まで上昇させる。しかるのち、オペレータは、走行部7を後方に走行させてホッパ4上にグラブバケット9を位置させ、グラブバケット9を開く。これによりグラブバケット9に把持された荷がホッパ4内に投入される。このとき、グラブバケット9は、ワイヤ8で吊られた状態で後方に移動させられ、走行部7が停止することで停止させられる。このため、走行部7が停止した直後のグラブバケット9は前後方向に揺れている可能性がある。また、オペレータは、安全性等の観点から前方への荷こぼれを嫌う傾向があり、グラブバケット9をホッパ4の中心より若干後方で開く傾向がある。このため、ホッパ4に荷を投入すべくグラブバケット9が開かれた場合、荷の落下位置がホッパ4からずれる可能性があり、特にホッパ4の後方に荷こぼれが発生しやすい。
そこで、図1、図2及び図3に示すように、本実施の形態に係るグラブバケット式アンローダ1は、ホッパ4の後方位置に起倒自在に設けられる落下防止板12aと、落下防止板12aを回動させる駆動装置13と、グラブバケット9が予め設定された所定位置Pに到達したことを検出するセンサ14と、センサ14からの信号に基づいて駆動装置13を制御する制御装置15とをさらに備える。
落下防止板12aは、矩形板状に形成される中央板部16と、中央板部16の後縁、左縁及び右縁に設けられ中央板部16の斜め上方の位置まで延びる縁板部17とを備える。中央板部16の前端部には、左右方向に延びる軸部21が左方及び右方に突出して設けられる。軸部21の突出した両端部は、ホッパ4の後端部に枢支される。なお、軸部21は、ホッパ4の後端部に位置されていればよく、この位置で基部2に枢支されていてもよい。縁板部17は、中央板部16が水平な姿勢にされたとき、外側に向かうにつれて上方に傾斜されるように中央板部16に設けられる。これにより、縁板部17は上方から当たる荷を中央板部16上に案内する。
駆動装置13は、電動ドラムを備える電動ウインチで構成される。駆動装置13は、電動ドラムに巻回したワイヤ20を巻き取り、繰り出し可能である。ワイヤ20は、基部2に回転自在に設けられた第1シーブ18に巻き掛けられると共に、落下防止板12aの後部に回転自在に設けられた第2シーブ19に巻き掛けられる。また、ワイヤ20の先端20aは、基部2に固定される。これにより、駆動装置13は、ワイヤ20を巻き取ることで落下防止板12aを起立させる方向aに回動させ、ワイヤ20を繰り出すことで落下防止板12aを後方に倒す方向bに回動させる。
センサ14は、非接触式の近接センサで構成される。センサ14は、バケット装置5がセンサ14に接近したとき、その旨の電気信号を制御装置15に伝達する。センサ14は、ブーム3の所定位置Pに設けられる。この所定位置Pについては後述する。なお、センサ14は、接触式の近接センサで構成されてもよい。
制御装置15は、バケット装置5が前方に走行されて所定位置Pに到達したとき落下防止板12aを起立させるように駆動装置13を制御し、しかるのち、落下防止板12aを後方に倒すように駆動装置13を制御して落下防止板12aを所定の待機角度θ1に維持させる。具体的には、制御装置15は、水平に対する落下防止板12aの角度θが所定の上限角度θ2となるまで落下防止板12aを起立させる方向a(前方:図3における反時計回り)に回動させたのち、時間をおかずに落下防止板12aを倒す方向bに回動させて落下防止板12aの角度を待機角度θ1に戻す。待機角度θ1は、概ね0°以上、荷の安息角(例えば45°)以下の範囲に設定される。上限角度θ2は、荷の安息角を超える角度以上、180°以下の範囲に設定される。
なお、ホッパ4の前方位置にも、落下防止板12aと同様の落下防止板12bが予備的に設けられる。この落下防止板12bは、落下防止板12aと前後対称に形成され、落下防止板12aと同じタイミングで起倒される。なお、ホッパ4前方への荷こぼれがない場合、落下防止板12bは省略されてもよい。
所定位置Pは、バケット装置5に落下防止板12a、12bを干渉させないように設定される。具体的には、所定位置Pは、前進して所定位置Pに到達したバケット装置5が所定位置Pで後進に転じた場合であっても、バケット装置5が落下防止板12a、12bに干渉する前に、落下防止板12a、12bを起立させたのち後方に倒す動作が完了するように設定される。
次に本実施の形態の作用について説明する。
操縦室11にオペレータが乗り込み、グラブバケット式アンローダ1の運転が開始されると、図4に示す処理が繰り返し実行される。ステップS01では、センサ14がバケット装置5を検出したか否かが判別される。このとき、操縦室11は、オペレータの乗降のための位置、すなわち、基部2に形成された乗降位置(図示せず)に位置されており、バケット装置5はセンサ14から後方に離間されている。このため、ステップS01ではNOとなり、処理はENDに進んで終了する。そして、ステップS01でセンサ14がバケット装置5を検出するまで、ステップS01からENDに進んで終了するという処理が繰り返し実行される。
一方、バケット装置5の操作は、前記処理と並行して手動にて行われる。具体的には、バケット装置5の走行、グラブバケット9の昇降及び開閉は手動操作にて行われる。
船倉C内に積まれた荷をホッパ4に移送する場合、まずバケット装置5を船倉Cの鉛直上方の位置まで前方に走行させる。これにより、バケット装置5は船倉Cの鉛直上方の位置に到達する前に所定位置Pにてセンサ14に接近される。ステップS01にてセンサ14がバケット装置5を検出すると、処理はステップS01からステップS02に進む。ステップS02では、バケット装置5が前進中か否かを判別する。この場合、バケット装置5は前進中(YES)であるため、処理はステップS02からステップS03に進む。このとき、ホッパ後方の落下防止板12aは後方に待機角度θ1で倒れた状態となっており、ホッパ前方の落下防止板12bは前方に倒れた状態となっている。
ステップS03にて、制御装置15は駆動装置13を作動させ、落下防止板12a、12bを起立させる方向に回動させる。落下防止板12a、12b上に荷がある場合、その荷は、落下防止板12a、12bの傾斜に沿って落ち、ホッパ4に回収される。そして、落下防止板12a、12bが上限角度θ2まで回動されることでステップS03は終了する。この後、処理はステップS04に進む。
ステップS04にて、制御装置15は、駆動装置13を作動させ、落下防止板12aを後方に倒す方向に回動させると共に、落下防止板12bを前方に倒す方向に回動させる。これにより落下防止板12a、12bはステップS03が実行される前の倒れた姿勢に戻る。この後、処理はENDに進んで終了となる。
また、グラブバケット9が荷を把持すべき位置の鉛直上方の位置に到達したらバケット装置5を停止させる。この後、グラブバケット9を船倉C内に降ろしつつグラブバケット9を開く。グラブバケット9が荷の高さに到達して荷上に載置された状態になったら、グラブバケット9を閉じて荷を把持する。この後、グラブバケット9をホッパ4より若干高い高さまで上昇させ、バケット装置5を後方に走行させる。
図4に示すように、ステップS01にてセンサ14がバケット装置5を検出した場合、ステップS02に進み、バケット装置5が前進中か否かを判別する。この場合、バケット装置5は後進中であるため、ステップS02ではNOとなる。このため、処理はステップS02からENDに進んで終了となる。
グラブバケット9がホッパ4の鉛直上方となる位置に到達したらバケット装置5を停止させ、グラブバケット9を開く。このとき、落下防止板12aは後方に倒されており、落下防止板12bも前方に倒されている。このため、たとえグラブバケット9が前後に揺れている状態で開かれたとしても、ホッパ4外に落下した荷を落下防止板12a、12bで受け止めることができ、岸壁6上等に荷が落下することを抑制できる。
このようにして、グラブバケット9からホッパ4に荷が投入された後、上述の操作を繰り返す。これにより、バケット装置5が前進して所定位置Pを通過するたびに落下防止板12a、12bが起立される。そして、落下防止板12a、12b上の荷がホッパ4に投入される。
また、何らかの事情により前進途中のバケット装置5が荷役作業を中断して後進に反転させられる場合が考えられる。そしてその前進途中の位置が、たまたま所定位置Pであった場合、バケット装置5は、起立方向への回動を開始した直後の落下防止板12a、12bに向かって走行することとなる。
しかし、かかる場合であっても、バケット装置5が落下防止板12a、12bに干渉する前に、落下防止板12a、12bの起倒動作を完了させられれば問題はない。そこで、かかる場合であっても、バケット装置5が落下防止板12a、12bに干渉する前に、落下防止板12a、12bを起立させたのち倒す動作が完了するように所定位置Pが設定されている。このため、バケット装置5が落下防止板12a、12bに干渉することは回避される。なお、ホッパ4後方の落下防止板12aは、起立した状態であってもグラブバケット9に干渉しないように一見見える。しかし、後進するバケット装置5がホッパ4上で停止されるとき、グラブバケット9は前後に揺れる。また、バケット装置5の停止位置はホッパ4の中心位置より後方にずれる傾向がある。このため、落下防止板12aは、バケット装置5に干渉しないように後方に倒されることが好ましい。
このように、グラブバケット式アンローダ1は、ホッパ4の後方位置に左右方向に延びる軸回りに回動自在に設けられた落下防止板12aと、落下防止板12aを回動させる駆動装置13と、バケット装置5が所定位置Pに到達したことを検出するセンサ14と、バケット装置5が前方に走行されて所定位置Pに到達したとき落下防止板12aを起立させるように駆動装置13を制御する制御装置15とを備える。このため、ホッパ4より後方に落ちた荷を落下防止板12aで受けることができると共に、落下防止板12a上に落ちた荷をホッパ4に投入できる。そしてこれにより、ホッパ4より後方への荷こぼれを抑制できると共に、ホッパ4より後方に落ちた荷の回収を容易にできる。
また、ホッパ4の左右両側には、ホッパ4の上方空間を側方から覆う防風板10が設けられ、防風板10は、ホッパ4の後方に延出して形成される。このため、ホッパ後方に落ちる荷が風に流されることを抑制できると共に、防風板10に当たる荷を落下防止板12a上に案内でき、荷こぼれをさらに抑制できる。
以上、本開示の実施形態を詳細に述べたが、本開示は以下のような他の実施形態も可能である。
(1)基部2は、岸壁6に走行自在に設けられるものとしたが、これに限られない。基部2は、岸壁6に固定されてもよい。
(2)駆動装置13は、電動ウインチで構成されるものとしたが、これに限られない。例えば、駆動装置13は、落下防止板12aの軸部21に回転駆動力を伝達して落下防止板12aを回動させるエンコーダ付きモータ等で構成されてもよい。
(3)センサ14は、近接センサで構成されるものとしたが、これに限られない。センサ14は、バケット装置5までの前後方向の距離を検出するレーザー距離計等で構成されてもよい。また、センサ14は、バケット装置5の位置を検出するGPS(Gloval Positioning System)センサで構成されてもよい。また、センサ14は、バケット装置5の前進距離及び後進距離の積算値からバケット装置5の位置を検出するものであってもよい。これらの場合、図4のバケット装置5の検出を行う処理(ステップS01)は、バケット装置5の位置と所定位置Pとが一致したことをもってバケット装置5の検出に代えるとよい。
(4)防風板10はホッパ4の後方に延出されるものとしたが、前方にも延出されてよい。
(5)図4のフローチャートでは、ステップS01にてセンサ14がバケット装置5を検出したか否かの判別を行った後、ステップS02にてバケット装置5が前進中か否かの判別を行うものとしたが、これに限られない。ステップS01及びステップS02を実行する順番は逆であってもよい。
(6)制御装置15は、図4に示す制御を行うものに限られない。例えば図5に示すように、制御装置15は、センサ14がバケット装置5を検出(ステップS01)したとき、バケット装置5が前進中であるか否かを判別し(ステップS02)、前進中(YES)のとき、落下防止板12a、12bを起立させ(ステップS03)、それ以外(NO)のとき、すなわち、バケット装置5が後進中、又は停止しているとき、落下防止板12a、12bを倒す(ステップS04)ものであってもよい。
(7)図1及び図3において、ホッパ4前方の落下防止板12bの待機時の姿勢は前傾されているが、これに限られない。落下防止板12bの待機時の姿勢は、後傾されていてもよい。この場合、落下防止板12bの待機時の姿勢は、ホッパ4後方の落下防止板12aと前後対称の姿勢であってもよい。
1 :グラブバケット式アンローダ
2 :基部
3 :ブーム
4 :ホッパ
5 :バケット装置
6 :岸壁
10 :防風板
12a :落下防止板
13 :駆動装置
14 :センサ
15 :制御装置

Claims (4)

  1. 岸壁に設けられた基部と、
    前記基部に設けられ水上に向かって前方に延出されるブームと、
    前記ブームの下方に配置されたホッパと、
    前記ブームに前後方向に走行自在に設けられ船積みされた荷を把持して前記ホッパに投入するためのバケット装置と、
    前記ホッパの後方位置に左右方向に延びる軸回りに回動自在に設けられ前記ホッパの後方にこぼれた荷を受ける落下防止板と、
    前記落下防止板を回動させる駆動装置と、
    前記バケット装置が予め設定された所定位置に到達したことを検出するセンサと、
    前記バケット装置が前方に走行されて前記所定位置に到達したとき前記落下防止板を起立させるように前記駆動装置を制御する制御装置と、
    を備え
    前記制御装置は、前記落下防止板を起立させたのち倒すように前記駆動装置を制御し、
    前記所定位置は、前進して前記所定位置に到達した前記バケット装置が前記所定位置で後進に転じた場合であっても、前記バケット装置が前記落下防止板に干渉する前に、前記落下防止板を起立させたのち倒す動作が完了するように設定された
    ことを特徴とするグラブバケット式アンローダ。
  2. 前記ホッパの左右両側には、前記ホッパの上方空間を側方から覆う防風板が設けられ、
    前記防風板は、前記ホッパの後方に延出して形成された
    請求項1に記載のグラブバケット式アンローダ。
  3. 前記センサは、近接センサで構成され、
    前記近接センサは、前記所定位置の前記ブームに設けられた
    請求項1又は2に記載のグラブバケット式アンローダ。
  4. 前記センサは、前記バケット装置の位置を測定するGPSセンサで構成された
    請求項1又は2に記載のグラブバケット式アンローダ。
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