JP7317166B1 - 運転支援装置及び運転支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭路において安定な走行を支援する運転支援装置を提供する。【解決手段】本開示の運転支援装置200は、自車位置情報取得部210と、周辺環境情報取得部230と、地図情報取得部220と、周辺環境情報に基づき狭路情報を検出できるか否かを判定する狭路検出判定部240と、自車位置情報及び地図情報に基づき狭路が直線形状であるか否かを判定し、狭路情報が取得できる場合は狭路情報に基づき狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定部250と、狭路情報に基づき狭路が直線形状であると判定された場合は自車位置情報及び地図情報を用いて第一狭路走行経路並びに狭路情報を用いて第二狭路走行経路をそれぞれ算出し、両者の差分値が閾値経路差分値以下である場合は第一狭路走行経路を狭路走行経路とする走行経路算出部260と、狭路走行経路に沿った走行を支援する運転支援制御部270とを備える。【選択図】図1

Description

本願は、運転支援装置及び運転支援方法に関する。
従来の車両の運転支援装置としては、例えば特許文献1に記載されているように、外部環境認識装置によっては料金所ゲートの位置が認識不可能である期間中は、地図情報と外部環境認識装置によって認識される物体の位置情報との少なくとも一方に基づいて、車両が料金所ゲートに接近するように車両の走行速度及び舵角を制御する一方、外部環境認識装置によって料金所ゲートの位置が認識可能である期間中は、外部環境認識装置によって認識される料金所ゲートの位置情報に基づいて車両が料金所ゲートを通過するように車両の走行速度及び舵角を制御する自動運転制御装置が知られている。
特開2018-86937号公報
一般的に料金所のような狭路走行では、狭路入口までに車両の進行方向と狭路の経路方向とを一致させることが重要である。両者の方向が異なっていると、狭路走行中に繊細かつ煩雑な操舵修正が必要となり車両が狭路を安定して走行できない場合、あるいは、車両がうまく狭路に進入できずに車両の切り替えしが必要となる場合が発生する。
特許文献1に記載の自動運転制御装置は、料金所ゲートの位置が認識できない間は料金所に近づくように車両制御し、料金所ゲートの位置が認識できたら料金所ゲートを通行するための車両制御に切り替えるものである。
しかしながら、車両が料金所ゲートに接近してから料金所ゲートを走行するための車両制御に切り替えるのでは、例えば上記料金所ゲートを認識できた位置と料金所ゲート入口までの距離が近い場合、あるいは、料金所ゲートを認識できた位置での車両の方向などによっては、料金所ゲート入口までに車両の進行方向と料金所ゲートの経路方向とを一致させることができず、この結果、安定した自動運転を実現できない場合があった。
本開示は上記のような課題を解決するためになされたもので、狭路の走行において、早い段階で狭路の形状を把握すると共に自動運転で安定して走行できるか否かを判断し、早い段階から狭路を走行するための車両制御を開始することを可能とする車両の運転支援装置及び運転支援方法を提供することを目的とする。
本願に開示される運転支援装置は、
自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得部と、
前記自車両の周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得部と、
前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得部と、
前記周辺環境情報に基づき前記自車両が前記自車両の前方に位置する狭路に関する狭路情報を検出できるか否かを判定する狭路検出判定部と、
前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき前記狭路が直線形状であるか否かを判定し、前記狭路検出判定部において前記狭路情報が取得できると判定された場合は前記狭路情報に基づき前記狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定部と、
前記狭路情報に基づき前記狭路が直線形状であると判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路並びに前記狭路情報を用いて第二狭路走行経路をそれぞれ算出し、前記第一狭路走行経路と前記第二狭路走行経路との差分値が予め設定された閾値経路差分値以下である場合は前記第一狭路走行経路を前記自車両の狭路走行経路とする走行経路算出部と、
前記狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御部と、
を備える。
本願に開示される運転支援方法は、
自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得ステップと、
前記自車両の周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得ステップと、
前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得ステップと、
前記周辺環境情報に基づき前記自車両が前記自車両の前方に位置する狭路に関する狭路情報を検出できるか否かを判定する狭路検出判定ステップと、
前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき前記狭路が直線形状であるか否かを判定し、前記狭路検出判定ステップにおいて前記狭路情報が取得できると判定された場合は前記狭路情報に基づき前記狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定ステップと、
前記狭路情報に基づき前記狭路が直線形状であると判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路並びに前記狭路情報を用いて第二狭路走行経路をそれぞれ算出し、前記第一狭路走行経路と前記第二狭路走行経路との差分値が予め設定された閾値経路差分値以下である場合は前記第一狭路走行経路を前記自車両の狭路走行経路とする走行経路算出ステップと、
前記狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御ステップと、
を含む。
本願に開示される運転支援装置によれば、自車両位置情報、地図情報及び周辺環境情報を用いて早い段階で狭路の形状を把握すると共に自動運転で安定して走行できるか否かを判断するので、早い段階から狭路走行に対する運転支援を実施することが可能となる運転支援装置が得られるという効果を奏する。
本願に開示される運転支援方法によれば、自車両位置情報、地図情報及び周辺環境情報を用いて早い段階で狭路の形状を把握すると共に自動運転で安定して走行できるかを判断するので、早い段階から狭路走行に対する運転支援を実施することが可能となるという効果を奏する。
実施の形態1に係る運転支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る運転支援装置を搭載した車両の概略構成を示すシステム構成図である。 実施の形態1に係る運転支援装置で用いる座標系を模式的に表した図である。 実施の形態1に係る運転支援方法を示すフローチャート図である。 実施の形態1に係る運転支援方法による狭路の走行の一例を表す模式図である。 実施の形態1に係る運転支援方法において、狭路が直線形状か否かを判定する方法を示す模式図である。 実施の形態1に係る運転支援方法において、狭路が直線形状か否かを判定する方法を示す模式図である。 実施の形態2に係る運転支援方法を示すフローチャート図である。 実施の形態2に係る運転支援方法において、算出された走行経路に沿って車両が走行する様相を表す模式図である。 実施の形態3に係る運転支援方法を示すフローチャート図である。 実施の形態4に係る運転支援装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態4に係る運転支援方法を示すフローチャート図である。 実施の形態4に係る運転支援方法の一例を示す模式図である。 実施の形態1及び4に係る運転支援装置を実現するハードウェア構成の一例を示す模式図である。 実施の形態1及び4に係る運転支援装置を実現するハードウェア構成の一例を示す模式図である。
実施の形態1.
<運転支援装置の構成>
図1は、実施の形態1に係る運転支援装置200の構成を示す機能ブロック図である。運転支援装置200は、自車位置情報取得部210と、地図情報取得部220と、周辺環境情報取得部230と、狭路検出判定部240と、直線形状判定部250と、走行経路算出部260と、運転支援制御部270と、を備える。運転支援装置200からアクチュエータ部300に対して目標操舵量及び目標加減速度を指示することで、車両1の運転支援を実施する。
アクチュエータ部300は、電動パワーステアリング(Electronic Power Steering:EPS)ユニット5と、パワートレインユニット6と、ブレーキユニット7と、EPSコントローラ310と、パワートレインコントローラ320と、ブレーキコントローラ330と、を備える。アクチュエータ部300は、目標操舵量及び目標加減速度に車両1を追従させるように、EPS、ブレーキ及びアクセルを制御する。
自車位置情報取得部210は、GNSS(Global Navigation Satellite System)センサ121からの出力に基づき、自車位置を測位する機能を有する。すなわち、自車位置情報取得部210は、測位衛星から送信される信号に基づき自車位置を測位して、自車両1aの自車位置情報及び自車方位情報を取得する。
地図情報取得部220は、ナビゲーション装置122を含み、例えば、測位衛星から地図情報を取得する。地図情報には、狭路の出入口の位置に関する狭路出入口位置情報及び方位情報(以下、狭路方位とも呼ぶ)も含まれる。地図情報取得部220は、狭路の一例である料金所ゲート、トンネルなどの出入口に関する狭路出入口位置情報、方位情報の取得にも適用可能である。なお、地図情報は、予めナビゲーション装置122に格納されたものでも良い。
周辺環境情報取得部230は、前方カメラ111、レーダセンサ112などといったセンサ群によって検出された区画線及び自車両1aと地物、周辺物標との距離などの周辺環境情報を取得する。周辺環境情報取得部230によって取得された狭路に関する情報、例えば、狭路の出入口に関する狭路出入口位置情報、方位情報、狭路幅、狭路境界線などの情報(以下、狭路情報とも呼ぶ)、狭路31内の地物に関する情報(以下、検知地物位置情報とも呼ぶ)などを取得する。なお、地物は、狭路31内の公共物を含む。
狭路検出判定部240は、周辺環境情報取得部230において取得した周辺環境情報に基づき、狭路31の出入口に関する狭路出入口位置情報、方位情報、狭路幅、狭路境界線、狭路内の地物情報などを含む狭路情報を検出できるか否かを判定する。
直線形状判定部250は、自車位置情報取得部210において取得した自車位置情報及び地図情報取得部220において取得した地図情報を用いて狭路出入口に関する狭路出入口位置情報と方位情報(狭路方位)を用いる方法と、狭路31の出入口に関する狭路出入口位置情報とそれらを結んだ線上の1点を用いる方法のいずれかの方法を用いて、狭路31の形状が直線形状であるか否かを判定する。また、周辺環境情報取得部230において取得した周辺環境情報に含まれる狭路情報に基づき、狭路31が直線形状であるか否かを判定する。
走行経路算出部260は、自車位置情報取得部210において取得した自車位置情報及び地図情報取得部220において取得した狭路に関する地図情報に基づき、第一狭路走行経路R1を算出する。また、走行経路算出部260は、周辺環境情報取得部230において取得された周辺環境情報に含まれる狭路情報に基づき、第二狭路走行経路R2を算出する。また、周辺環境情報取得部230において取得した周辺環境情報に含まれる狭路情報の一部である検知地物位置情報に基づき、第二狭路走行経路R2を算出する。
運転支援制御部270は、走行経路算出部260によって算出された第一狭路走行経路R1及び第二狭路走行経路R2のいずれかの狭路走行経路に沿って自車両1aが走行するために必要となる目標操舵量及び目標加減速度を演算し、さらに、アクチュエータ部300に出力することにより、自車両1aの自動運転制御を実行する。
アクチュエータ部300は、電動パワーステアリング(Electronic Power Steering:EPS)コントローラ310、パワートレインコントローラ320、ブレーキコントローラ330、EPSユニット5、パワートレインユニット6及びブレーキユニット7を備える。
アクチュエータ部300は、目標操舵量及び目標加減速度に対して自車両1aを追従させるように、EPS、ブレーキ及びアクセルを制御する。
EPSコントローラ310は、運転支援装置200から出力された目標操舵量に基づき、EPSユニット5を制御する。EPSコントローラ310によって、例えば、自車両1aが目標軌跡に沿って走行するための操舵角を制御することができる。
パワートレインコントローラ320は、運転支援装置200から出力された目標加減速度を実現するようにパワートレインユニット6を制御する。また、自動運転制御に代わって運転者が速度制御を行う場合は、アクセルペダル踏み込み量に基づき、パワートレインユニット6が制御される。
ブレーキコントローラ330は、運転支援装置200から出力された目標加減速度を実現するように、ブレーキユニット7を制御する。また、自動運転制御に代わって運転者が速度制御を行う場合は、ブレーキペダル踏み込み量に基づき、ブレーキユニット7を制御する。
実施の形態1に係る運転支援装置200は、自動運転システム(図示せず)の一部として実現される。なお 、実施の形態1では、実施の形態1に係る運転支援装置200が車両の自動運転システムに適用される場合を例示しているが、実施の形態1に係る運転支援装置200は、自律走行ロボットなど、自律制御によって走行する車両以外の移動体にも適用可能である。
<運転支援装置を含む車両の構成>
以下、実施の形態1に係る運転支援装置200を搭載した車両について説明する。図2は、実施の形態1に係る運転支援装置200を搭載した車両1の概略構成を示すシステム構成図である。車両1は、ステアリングホイール2、ステアリング軸3、操舵ユニット4、EPSユニット5、パワートレインユニット6、ブレーキユニット7、前方カメラ111、レーダセンサ112、GNSSセンサ121、ナビゲーション装置122、V2X受信機123、操舵角センサ131、操舵トルクセンサ132、ヨーレートセンサ133、速度センサ134、加速度センサ135、運転支援装置200、EPSコントローラ310、パワートレインコントローラ320及びブレーキコントローラ330を備える。
ドライバが車両1を操作するために設置されているステアリングホイール2は、ステアリング軸3に結合されている。ステアリング軸3には操舵ユニット4が連接されている。操舵ユニット4は、操舵輪としての前輪を回動自在に支持すると共に、車体フレームに転舵自在に支持されている。したがって、ドライバのステアリングホイール2の操作によって発生したトルクはステアリング軸3を回転させ、操舵ユニット4によって前輪を左右方向へ転舵する。これによって、ドライバは車両1が前進あるいは後進する際の車両1の横移動量、すなわち、車幅方向の移動量を操作することができる。なお、自動運転制御中は、運転支援装置200を含む自動運転システムが車両1を制御する。
なお、ステアリング軸3はEPSユニット5によって回転させることも可能である。EPSコントローラ310によってEPSユニット5に流れる電流を制御することで、ドライバのステアリングホイール2の操作とは独立して、前輪を自在に転舵させることができる。
運転支援装置200には、前方カメラ111、レーダセンサ112、GNSSセンサ121、ナビゲーション装置122、操舵角を検出する操舵角センサ131、操舵トルクを検出する操舵トルクセンサ132、ヨーレートを検出するヨーレートセンサ133、車両1の速度を検出する速度センサ134、車両1の加速度を検出する加速度センサ135、EPSコントローラ310、パワートレインコントローラ320、ブレーキコントローラ330等が接続されている。
運転支援装置200は、接続されている各種センサから入力された情報を、たとえば、ROMに格納されたプログラムに従って処理し、EPSコントローラ310に目標操舵角を送信し、パワートレインコントローラ320に目標駆動力を送信し、ブレーキコントローラ330に目標制動力を送信する。目標操舵角、目標駆動力及び目標制動力はいずれも目標制御量の一つの項目である。なお、運転支援装置200において加減速制御を行わない場合は、運転支援装置200にパワートレインコントローラ320とブレーキコントローラ330を接続する必要はない。
前方カメラ111は、車両1の前方の区画線が画像として検出できる位置に設置され、画像情報に基づき、車線情報及び周辺車両の位置等の車両1の前方環境を検出する。また、車両の前方に位置する狭路に関する狭路情報も取得する。
レーダセンサ112はレーダを照射し、その反射波を検出することで、車両1と周辺車両との間の相対距離及び相対速度を出力する。レーダセンサ112としては、ミリ波レーダ、LiDAR、レーザーレンジファインダ、超音波レーダ等、周知の方式のものを用いることができる。
GNSSセンサ121は測位衛星からの電波をアンテナで受信し、測位演算することによって車両1の絶対位置及び絶対方位を出力する。
ナビゲーション装置122は、ドライバが設定した行き先に対する最適な走行経路を演算する機能及び走行経路上の道路情報を含む地図情報を記録する機能を有する。道路情報は道路線形を表現する地図ノードデータであり、各地図ノードデータは各ノードでの絶対位置(緯度、経度、標高)、車線幅、カント角、傾斜角情報等が組み込まれている。
V2X受信機123は、他車両及び路側機との通信によって情報を取得し、出力する機能を有している。取得する情報は、他車両及び歩行者を含む車両1にとっての障害物の位置、速度などの障害物情報及び路面の摩擦係数などの道路情報を含んでいる。。
EPSコントローラ310は、運転支援装置200から出力された目標制御量の一つである目標操舵角を実現するように、EPSユニット5を制御する。
パワートレインコントローラ320は、運転支援装置200から出力された目標制御量の一つである目標駆動力を実現するように、パワートレインユニット6を制御する。また、ドライバが速度制御を行う場合には、アクセルペダル踏み込み量に基づき、パワートレインユニット6を制御する。なお、実施の形態1に係る運転支援装置200の一態様では、運転支援装置200の制御対象として、エンジンのみを駆動力源とする車両1を一例として挙げたが、電動モータのみを駆動力源とする車両1、あるいは、エンジン及び電動モータの両方を駆動力源とする車両1等に適用しても良い。
ブレーキコントローラ330は、運転支援装置200から出力された目標制御量の一つである目標制動力を実現するように、ブレーキユニット7を制御する。また、ドライバが速度制御を行う場合には、ブレーキペダル踏み込み量に基づきブレーキユニット7を制御する。
図3は実施の形態1に係る運転支援装置200で用いる座標系を模式的に示した図である。図3において、X軸及びY軸は慣性座標系を表しており、Xc、Yc、θは慣性座標系での自車両1aの重心位置及び方位角を表している。また、x軸及びy軸は自車両1aの重心を原点とする自車座標系を表しており、自車両1aの前方にx軸、左手方向にy軸をとっている。なお、実施の形態1に係る運転支援装置200では、制御周期ごとに自車両1aの初期位置Xc、Ycと方位角θをゼロに初期化する。すなわち、慣性座標系と自車座標系を制御周期ごとに一致させる。上記処理により、方位角θの変化が小さい場合、X方向を自車両1aの縦方向、Y方向を自車両1aの横方向として考えることができる。
<実施の形態1に係る運転支援方法>
図4は、実施の形態1に係る運転支援方法を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示される一連の処理は、一定周期、例えば0.01秒間隔で反復される。
ステップS101において、直線形状判定部250は、自車位置情報取得部210において取得された自車位置情報及び地図情報取得部220において取得された狭路に関する地図情報に基づき、自車両1aの前方に位置する狭路31が直線形状であるか否かを判定する。直線形状か否かについての具体的な判定方法は2種類ある。判定方法は後述する。
ステップS101において狭路31が直線形状であると判定された場合、すなわち、ステップS101においてYesである場合は、ステップS102の処理に進む。一方、ステップS101において狭路31が直線形状ではないと判定された場合、すなわち、ステップS101においてNoである場合は、ステップS120において運転支援はしない処理を実行して終了する。
ステップS102において、走行経路算出部260は自車位置情報及び地図情報を用いて第一狭路走行経路R1を算出して、ステップS103の処理に進む。なお、第一狭路走行経路R1の算出は公知の方法を用いても良い。
ステップS103において、狭路検出判定部240は、周辺環境情報取得部230において取得した周辺環境情報から、狭路31の出入口に関する狭路出入口位置情報、方位情報、狭路幅、狭路境界線、狭路31内の地物情報などを含む狭路情報について、自車両1aの狭路内走行に必要な項目が不足なくすべて検出できるか否かを判定する。
ステップS103において、狭路検出判定部240が狭路情報を検出できた場合、すなわち、ステップS103においてYesである場合は、ステップS104の処理に進む。一方、ステップS103において狭路検出判定部240が狭路情報を検出できなかった場合、すなわち、ステップS103においてNoである場合はステップS121の処理に進み、ステップS121において運転支援を中断または中止する処理を実行して終了する。
ステップS104において、直線形状判定部250は、周辺環境情報から検出された狭路情報に基づき、自車両1aの前方に位置する狭路31が直線形状であるか否かを判定する。
ステップS104において狭路31が直線形状であると判定された場合、すなわち、ステップS104においてYesである場合は、ステップS105の処理に進む。一方、ステップS104において狭路31が直線形状ではないと判定された場合、すなわち、ステップS104においてNoである場合は、ステップS122において運転支援を中止する処理を実行して終了する。狭路情報の正確さを冗長に確認することで、早い段階で安定した運転支援を行うことができる。また、周辺環境情報取得部230において取得した狭路情報が直線形状ではない場合は、無用な演算負荷を抑制することができる。
ステップS104において直線形状判定部250が周辺環境情報から検出された狭路情報に基づき自車両1aの前方に位置する狭路31が直線形状であるか否かを判定する方法を以下に説明する。
直線形状判定部250は、狭路情報に基づく判定において、狭路情報に含まれる狭路31の入口及び出口に関する狭路出入口位置情報から入口における狭路入口中心点C1及び出口における狭路出口中心点C2を抽出し、狭路入口中心点C1及び狭路出口中心点C2を通る出入口間直線L1を生成するとともに、狭路情報に含まれる狭路31の境界線情報に基づき狭路31の中心を通る狭路中心線L2を生成し、出入口間直線L1と狭路中心線L2との差分値を算出し、差分値が予め設定された閾値差分値以下である場合は、狭路31は直線形状であると判定する。
直線形状の判定に必要な差分値の具体的な算出方法は、以下のとおりである。周辺環境情報取得部230によって取得した狭路情報に含まれる狭路出入口位置情報に含まれる狭路入口中心点C1及び狭路出口中心点C2の2点を結んだ出入口間直線L1上に等間隔に配置した各狭路走行経路点(xg,yg)と、狭路出入口位置間で狭路31の中心を通る狭路中心線L2上に等間隔に配置した各狭路走行経路点(x,y)を用いて、下記の数式(1)に示すような平方根2乗誤差の和dsum、すなわち差分値dsumを定義する。なお、差分値の算出方法としては、絶対値誤差など、他の差分値の算出方法でも適応可能である。
Figure 0007317166000002
数式(1)を用いて算出された差分値dsumが予め設定された閾値差分値以下である場合は、直線形状判定部250は、狭路情報に基づき狭路31は直線形状であると判定される。
ステップS105において、走行経路算出部260は周辺環境情報から検出された狭路情報を用いて第二狭路走行経路R2を算出して、ステップS106の処理に進む。なお、第二狭路走行経路R2の算出は公知の方法を用いても良い。
ステップS106において、走行経路算出部260において、第一狭路走行経路R1と第二狭路走行経路R2との差分値を算出し、この差分値が予め設定された閾値経路差分値以下の場合、すなわち、ステップS106においてYesの場合は、第一狭路走行経路R1を自車両1aの狭路走行経路として、ステップS107の処理に進む。一方、上記差分値が閾値経路差分値よりも大きい場合、すなわち、ステップS106においてNoの場合は、ステップS122において運転支援を中止する処理を実行して終了する。
第一狭路走行経路R1と第二狭路走行経路R2との差分値の具体的な算出方法は、以下のとおりである。周辺環境情報取得部230によって取得した周辺環境情報に含まれる狭路出入口位置情報に含まれる狭路入口中心点C1と狭路出口中心点C2の2点を結んだ出入口間直線L1上に等間隔に配置した各経路点(xg,yg)と、地図情報取得部220で取得した地図情報に含まれる狭路出入口位置情報の一部である狭路入口中心点C1と狭路出口中心点C2の2点を結んだ狭路中心線L2上を等間隔に配置した各経路点(xk,yk)を用いて、以下の数式(2)に示すような平方根2乗誤差の和dgksum、すなわち、差分値dgksumを定義する。なお、差分値の算出方法は絶対値誤差など、他の差分値の算出方法でも適応可能である。
Figure 0007317166000003
ステップS107において、運転支援制御部270は第一狭路走行経路R1に沿った運転支援を実行して処理を終了する。
以上が実施の形態1に係る運転支援方法の説明である。
図5は、第一狭路走行経路R1に沿った運転支援により、狭路31に関する狭路出入口位置情報に含まれる狭路入口中心点C1及び狭路出口中心点C2の2点を結んだ出入口間直線L1である第一狭路走行経路R1上を、車両1が走行するように操舵制御されている様相を表す模式図である。
<自車位置情報及び地図情報に基づく直線形状の判定方法>
図6は、自車位置情報及び地図情報を用いて狭路31が直線形状であるか否かを判定する第1番目の方法である、狭路出入口位置情報に含まれる狭路入口中心点C1及び狭路出口中心点C2の2点及び狭路方位の情報で直線判定する方法を表す模式図である。狭路入口中心点C1から狭路31の車両の進行方向の左右に位置する境界線に平行となる方位(狭路方位)に直線(以下、入口起点直線L3と呼ぶ)を伸長し、入口起点直線L3が狭路出口中心点C2と交差する場合は、直線形状判定部250は狭路31が直線形状であると判定する。
入口起点直線L3が狭路出口中心点C2と交差するか否かについては、入口起点直線L3と狭路出口中心点C2との距離が予め設定された閾値距離以下である場合は、狭路31は直線形状であると判定する。つまり、入口起点直線L3が狭路出口中心点C2と完全に交差することはなくても、両者の距離が閾値距離以内であれば狭路31は直線形状であると許容される。
図7は、自車位置情報及び地図情報を用いて狭路31が直線形状であるか否かを判定する2番目の方法である、狭路出入口位置情報に含まれる狭路入口中心点C1及び狭路出口中心点C2の2点と、狭路31中のいずれか一か所における狭路内中心点C3の1点を用いて直線形状を判定する方法の模式図である。狭路入口中心点C1及び狭路出口中心点C2を出入口間直線L1によって結び、狭路31中のいずれか一か所における狭路内中心点C3が出入口間直線L1と交差した場合は、狭路31が直線形状であると判定する。
出入口間直線L1が狭路内中心点C3と交差するか否かについては、出入口間直線L1と狭路内中心点C3との距離が予め設定された閾値距離以下である場合は、狭路31は直線形状であると判定する。つまり、出入口間直線L1が狭路内中心点C3と完全に交差することはなくても、両者の距離が閾値距離以内であれば狭路31は直線形状であると許容される。
<実施の形態1に係る運転支援装置が奏する効果>
以上、実施の形態1に係る運転支援装置によると、自車両位置情報、地図情報及び周辺環境情報を用いて早い段階で狭路の形状を把握すると共に自動運転で安定して走行できるかを判断するので、早い段階から狭路を走行するための車両制御を開始することを可能とする運転支援装置が得られるという効果を奏する。
<実施の形態1に係る運転支援方法が奏する効果>
以上、実施の形態1に係る運転支援方法によると、自車両位置情報、地図情報及び周辺環境情報を用いて早い段階で狭路の形状を把握すると共に自動運転で安定して走行できるかを判断するので、早い段階から狭路を走行するための車両制御を開始することを可能とする効果を奏する。
実施の形態2.
<実施の形態2に係る運転支援方法>
図8は、実施の形態2に係る運転支援方法を示すフローチャートである。なお、運転支援装置としては、実施の形態1に係る運転支援装置200と同一である。
実施の形態2に係る運転支援方法は、実施の形態1に係る運転支援方法をより簡便化している。実施の形態1に係る運転支援方法では、直線形状判定部250は、自車位置情報取得部210によって取得された自車位置情報及び地図情報取得部220によって取得された狭路に関する地図情報に基づき、自車両1aの前方に位置する狭路31が直線形状であるか否かを判定し、狭路31が直線形状であると判定した上で、さらに、狭路検出判定部240において周辺環境情報から狭路情報が検出できると判定した場合に、狭路情報に基づき狭路31が直線形状か否かを判定するという手順を踏んだ上で、狭路走行経路を算出した。
一方、実施の形態2に係る運転支援方法では、自車位置情報及び地図情報のみを用いて、つまり、周辺環境情報を用いることなく自車両1aの狭路走行経路を算出する。したがって、実施の形態2に係る運転支援方法は、狭路走行経路の算出に当たって、周辺環境情報を用いない分だけ、実施の形態1に係る運転支援方法よりも簡略化される。
実施の形態2に係る運転支援方法を図8のフローチャートに示す。実施の形態2に係る運転支援方法は、図4に示される実施の形態1に係る運転支援方法のフローチャートの中で、ステップS101、ステップS102、ステップS107及びステップS120の処理のみを実行する。なお、このフローチャートに示される一連の処理は、一定周期、例えば0.01秒間隔で反復される。各ステップの処理は実施の形態1ですでに説明したので省略する。
実施の形態2に係る運転支援方法では、自車位置情報取得部210において取得された自車位置情報及び地図情報取得部220において取得された狭路31に関する地図情報を用いて、走行経路算出部260が第一狭路走行経路R1を算出する。
図9は、実施の形態2に係る運転支援方法において算出された第一狭路走行経路R1に沿って車両1が走行する様相を表す模式図である。車両1では、狭路31の入口の手前で、車両1の向きの操舵が実施されている。
運転支援制御部270は、車両1が第一狭路走行経路R1に沿って走行するように車両1の向きの操舵制御を行う。実施の形態2に係る運転支援方法では、狭路31が単純な直線形状に形状化されるので、安定して運転支援できることを事前に把握できる。また、狭路31に接近してから手動運転になると、ドライバは車両1の向きの調整に困難をきたす場合があるが、実施の形態2に係る運転支援方法ではかかる不具合を避けることが可能となる。
<実施の形態2に係る運転支援方法の効果>
以上、実施の形態2に係る運転支援方法によると、より早い段階で狭路の形状を把握すると共に自動運転で安定して走行できるかを簡便に判断するので、早い段階から狭路を走行するための車両制御の開始を簡便な方法によって可能とするという効果を奏する。
実施の形態3.
実施の形態3に係る運転支援方法は、実施の形態1に係る運転支援方法に、さらに狭路における走行の安定性を確実にする処理を付加的に設けて、より安定な狭路における走行を実現するものである。図10は、実施の形態3に係る運転支援方法を示すフローチャートである。なお、運転支援装置としては、実施の形態1に係る運転支援装置200と同一である。
実施の形態3に係る運転支援方法は、図4のフローチャートに示す実施の形態1に係る運転支援方法に対して、さらに付加的な処理であるステップS108、ステップS109、ステップS110及びステップS123の各処理を設けている。
実施の形態3に係る運転支援方法を、図10に示すフローチャートを用いて説明する。図10中のステップS101からステップS107までは実施の形態1と同一なので、ステップS108以降の処理を説明する。なお、このフローチャートに示される一連の処理は、一定周期、例えば0.01秒間隔で反復される。
ステップS108において、自車位置情報取得部210において取得された自車位置情報における位置精度が閾値誤差以下か否かを判定する。なお、かかる判定は、自車位置情報取得部210によって実行される。自車位置情報における位置精度の誤差が狭路走行に際して無視できないほど大きい場合は、狭路のような一般の道路よりも幅の狭い領域を走行する際に、特に安定な運転支援が困難となるおそれがあるからである。
自動車位置情報における位置精度が閾値誤差以下である場合、すなわち、ステップS108においてYesである場合は、ステップS109の処理に進む。一方、ステップS108において自動車位置情報における位置精度が閾値誤差よりも大きい場合、すなわち、ステップS103においてNoである場合はステップS123の処理に進み、ステップS123において、周辺環境情報に基づき算出した走行経路に切り替える処理を実行して終了する。
ステップS109において、周辺環境情報取得部230によって取得された周辺環境情報に含まれる狭路31の狭路幅が閾値狭路幅以下か否かを判定する。狭路31の狭路幅が閾値狭路幅以下の場合、すなわち、ステップS109においてNoである場合は、ステップS110の処理に進む。
一方、ステップS109において周辺環境情報に含まれる狭路31の狭路幅が閾値狭路幅よりも大きい場合、すなわち、ステップS109においてYesである場合は、ステップS122の処理に進み、ステップS122において運転支援を中止する処理を実行して終了する。
ステップS110において、自車両1aは、第一狭路走行経路R1から第二狭路走行経路R2に切り替えて運転支援を続行する。
実施の形態3に係る運転支援方法では、ステップS105において第二狭路走行経路R2を算出後、ステップS109の処理まで進み、自車位置情報取得部210において取得された自車位置情報が悪化した場合、つまり、自動車位置情報における位置精度が閾値誤差よりも大きい場合でも、周辺環境情報取得部230において取得された周辺環境情報に含まれる狭路情報に基づき算出した第二狭路走行経路R2に切り替えて運転支援を続行するので、運転支援の継続性がより高まるという効果を奏する。また、狭路31が直線形状であることはステップS104において事前に把握できているため、周辺環境情報取得部230によって取得された狭路情報を用いて算出された第二狭路走行経路R2を適用しても、安定した運転支援を続行することが可能となる。
また、ステップS109において、狭路31の狭路幅が閾値狭路幅以下になる場合は、運転支援を安全に行えない状況とみなし、運転支援を中断するので、狭路31の走行において、自車両1aの安全性をより高めることが可能となる。
なお、ステップS108及びステップS109の判定は、ステップS107の処理による運転支援が作動している限り継続される。
ステップS103、ステップS104、ステップS106及びステップS109の各判定により運転支援が中断された場合は、操舵制御のみを中断し速度制御は維持する。速度制御を維持することにより、速度に関する運転支援を使った方が安定した運転支援が可能な場合、例えば、狭路31を一定速度で走行したい場合などは、ドライバに対して速度に関する運転支援を実行できる。
また、安全に操舵制御を停止するために、運転支援の停止までの時間を設定し、停止までの残り時間をドライバに通知し続け、運転支援中断のタイミングをドライバに伝えることも可能である。運転支援の停止までの時間に関して、狭路走行中と狭路入口への到達前、狭路31の種別といった各状況に応じて、設定時間を切り替えることも可能である。
<実施の形態3に係る運転支援方法の効果>
以上、実施の形態3に係る運転支援方法によると、狭路における走行の安定性を向上させる自車位置情報の位置精度及び狭路の狭路幅に関する判定処理をさらに設けたので、狭路におけるより安定な走行を実現することが可能となる。
実施の形態4.
図11は、実施の形態4に係る運転支援装置200aの機能ブロック図である。なお、図11では、図1を用いて説明した自動運転システム101と同一の構成については同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図11に示す運転支援装置200aにおける地物位置判定部280は、周辺環境情報取得部230において取得した周辺環境情報に含まれる狭路情報の一部である狭路31に存在する地物の位置(検知地物位置情報)と地図情報取得部220において取得した地図情報内に存在する地物の位置(地図上の地物位置情報)との差分値が、予め設定された閾値地物差分値以下か否かを判定する機能を有する。
図12は、実施の形態4に係る運転支援方法を表すフローチャートである。実施の形態1に係る運転支援方法を示す図4のフローチャートと同一のステップについては同一の符号を付し、重複する説明は省略する。なお、このフローチャートに示される一連の処理は、一定周期、例えば0.01秒間隔で反復される。
ステップS130において、周辺環境情報取得部230において取得した狭路31の検知地物位置情報と地図情報取得部220において取得した地図情報に存在する地図上の地物位置情報との差分値を算出し、差分値が予め設定された閾値地物差分値以下である場合、すなわち、ステップS130においてYesである場合はステップS107の処理に進み、運転支援制御部270は、第一狭路走行経路R1に沿った運転支援を実行する。かかる処理を実行することにより、地物位置情報から狭路情報の正確さを確認することが可能となるため、より安定した運転支援が可能になる。
一方、上述の差分値が閾値地物差分値よりも大きい場合、すなわち、ステップS130においてNoである場合はステップS122の処理に進み、運転支援を中止して処理を終了する。
検知地物位置情報と地図上の地物位置情報との差分値の具体的な算出方法を、図13に示す料金所の一例を用いて説明する。地物の一例である料金所の場合は、地図情報に含まれる地図上の地物位置情報として、料金所ゲート41、料金所ゲート入口42、料金所ゲート出口43、料金所ゲート信号機44などの各種地物の位置情報が挙げられる。
地図情報取得部220及び周辺環境情報取得部230において、料金所付近の個別の地物、例えば、料金所ゲート入口42、料金所ゲート出口43に設置された機器、料金所ゲート信号機44などの中心位置を、それぞれ取得する。周辺環境情報取得部230において取得した地物の中心位置(x,y)と、地図情報取得部220において取得した地物の中心位置(x,y)を用いて、以下の数式(3)のように2乗誤差dを定義して、差分値dを算出する。なお、差分値の算出方法は絶対値誤差など、他の算出方法でも適応可能である。
Figure 0007317166000004
図13では、差分値の算出するための地物として、料金所ゲート信号機44を選択しているが、他の地物に基づき差分値を算出しても良い。
<実施の形態4に係る運転支援方法の効果>
以上、実施の形態4に係る運転支援方法によると、狭路内の地物に基づき狭路走行経路を算出することとしたので、地物から狭路情報の正確さを確認することができるため、より早い段階で安定した運転支援が可能になるという効果を奏する。
上述した実施の形態1及び4に係る運転支援装置200、200aの各構成要素は、コンピュータを用いて構成することができ、コンピュータがプログラムを実行することで実現される。すなわち、運転支援装置200、200aは、例えば図14に示す処理回路50により実現される。処理回路50には、CPU、DSP(Digital Signal Processor)などのプロセッサが適用され、記憶装置に格納されるプログラムを実行することで各部の機能が実現される。
なお、処理回路50には、専用のハードウェアが適用されても良い。処理回路50が専用のハードウェアである場合、処理回路50は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたもの等が該当する。
運転支援装置200、200aは、構成要素の各々の機能が個別の処理回路で実現されても良いし、それらの機能がまとめて1つの処理回路で実現されても良い。
また、図15には、処理回路50がプロセッサを用いて構成されている場合におけるハードウェア構成を示している。この場合、運転支援装置200、200aの各部の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリ52に格納される。処理回路50として機能するプロセッサ51は、メモリ52(記憶装置)に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、このプログラムは、運転支援装置200、200aの構成要素の動作の手順および方法をコンピュータに実行させるものであると言える。
ここで、メモリ52は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)およびそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であっても良い。
以上、運転支援装置200、200aの各構成要素の機能が、ハードウェアおよびソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれらに限ったものではなく、運転支援装置200、200aの一部の構成要素を専用のハードウェアで実現し、別の一部の構成要素をソフトウェア等で実現する構成であっても良い。例えば、一部の構成要素については専用のハードウェアとしての処理回路50でその機能を実現し、他の一部の構成要素についてはプロセッサ51としての処理回路50がメモリ52に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、運転支援装置200、200aは、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
本開示は、様々な例示的な実施の形態及び実施例が記載されているが、1つ、または複数の実施の形態に記載された様々な特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。
従って、例示されていない無数の変形例が、本願明細書に開示される技術の範囲内において想定される。例えば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
1 車両、1a 自車両、2 ステアリングホイール、3 ステアリング軸、4 操舵ユニット、5 EPSユニット、6 パワートレインユニット、7 ブレーキユニット、31 狭路、41 料金所ゲート、42 料金所ゲート入口、43 料金所ゲート出口、44 料金所ゲート信号機、50 処理回路、51 プロセッサ、52 メモリ、111 前方カメラ、112 レーダセンサ、121 GNSSセンサ、122 ナビゲーション装置、123 V2X受信機、131 操舵角センサ、132 操舵トルクセンサ、133 ヨーレートセンサ、134 速度センサ、135 加速度センサ、200、200a 運転支援装置、210 自車位置情報取得部、220 地図情報取得部、230 周辺環境情報取得部、240 狭路検出判定部、250 直線形状判定部、260 走行経路算出部、270 運転支援制御部、300 アクチュエータ部、310 EPSコントローラ、320 パワートレインコントローラ、330 ブレーキコントローラ

Claims (19)

  1. 自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得部と、
    前記自車両の周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得部と、
    前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記周辺環境情報に基づき前記自車両が前記自車両の前方に位置する狭路に関する狭路情報を検出できるか否かを判定する狭路検出判定部と、
    前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき前記狭路が直線形状であるか否かを判定し、前記狭路検出判定部において前記狭路情報が取得できると判定された場合は前記狭路情報に基づき前記狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定部と、
    前記狭路情報に基づき前記狭路が直線形状であると判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路並びに前記狭路情報を用いて第二狭路走行経路をそれぞれ算出し、前記第一狭路走行経路と前記第二狭路走行経路との差分値が予め設定された閾値経路差分値以下である場合は前記第一狭路走行経路を前記自車両の狭路走行経路とする走行経路算出部と、
    前記狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御部と、
    を備える運転支援装置。
  2. 前記直線形状判定部は、前記狭路情報に基づく判定において、前記狭路情報に含まれる前記狭路の入口及び出口に関する狭路出入口位置情報から前記入口における狭路入口中心点及び前記出口における狭路出口中心点を抽出し、前記狭路入口中心点及び前記狭路出口中心点を通る出入口間直線を生成するとともに、前記狭路情報に含まれる前記狭路の境界線情報に基づき前記狭路の中心を通る狭路中心線を生成し、前記出入口間直線と前記狭路中心線との差分値を算出し、前記差分値が予め設定された閾値差分値以下である場合は、前記狭路は直線形状であると判定することを特徴とする請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得部と、
    前記自車両の周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得部と、
    前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記周辺環境情報に基づき前記自車両が前記自車両の前方に位置する狭路に関する狭路情報を検出できるか否かを判定する狭路検出判定部と、
    前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき自車両の前方に位置する狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定部と、
    前記地図情報から取得された地図上の地物位置情報と前記周辺環境情報に含まれる検知地物位置情報の差分値が予め設定された閾値地物差分値以下であるか否かを判定する地物位置判定部と、
    前記地物位置判定部において前記差分値が閾値地物差分値以下であると判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路並びに前記検知地物位置情報を用いて第二狭路走行経路をそれぞれ算出し、前記第一狭路走行経路と前記第二狭路走行経路との差分値が予め設定された閾値経路差分値以下である場合は前記第一狭路走行経路を前記自車両の狭路走行経路とする走行経路算出部と、
    前記狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御部と、
    を備える運転支援装置。
  4. 自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得部と、
    前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき自車両の前方に位置する狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定部と、
    前記直線形状判定部において前記狭路が直線形状と判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路を算出する走行経路算出部と、
    前記第一狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御部と、
    を備え
    前記直線形状判定部は、前記地図情報に基づき前記狭路の入口における狭路入口中心点、前記狭路の入口における狭路方位及び前記狭路の出口における狭路出口中心点を含む位置情報を抽出し、前記狭路入口中心点を起点として前記狭路方位に沿って前記出口側に向かう入口起点直線を生成し、前記入口起点直線と前記狭路出口中心点との距離が予め設定された閾値距離以下である場合は、前記狭路は直線形状であると判定することを特徴とする運転支援装置。
  5. 自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得部と、
    前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき自車両の前方に位置する狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定部と、
    前記直線形状判定部において前記狭路が直線形状と判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路を算出する走行経路算出部と、
    前記第一狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御部と、
    を備え、
    前記直線形状判定部は、前記地図情報に基づき前記狭路の入口における狭路入口中心点、前記狭路の出口における狭路出口中心点及び前記狭路内のいずれか一か所における狭路内中心点を含む位置情報を抽出し、前記狭路入口中心点と前記狭路出口中心点とを結ぶ出入口間直線を生成し、前記出入口間直線と前記狭路内中心点の距離が予め設定された閾値距離以下である場合は、前記狭路は直線形状であると判定することを特徴とする運転支援装置。
  6. 自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得部と、
    前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得部と、
    前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき自車両の前方に位置する狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定部と、
    前記直線形状判定部において前記狭路が直線形状と判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路を算出する走行経路算出部と、
    前記第一狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御部と、
    を備え、
    前記狭路が直線形状ではないと判定された場合は、狭路走行に対する運転支援を実行しないことを特徴とする運転支援装置。
  7. 前記直線形状判定部は、前記地図情報に基づき前記狭路の入口における狭路入口中心点、前記狭路の入口における狭路方位及び前記狭路の出口における狭路出口中心点を含む位置情報を抽出し、前記狭路入口中心点を起点として前記狭路方位に沿って前記出口側に向かう入口起点直線を生成し、前記入口起点直線と前記狭路出口中心点との距離が予め設定された閾値距離以下である場合は、前記狭路は直線形状であると判定することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の運転支援装置。
  8. 前記直線形状判定部は、前記地図情報に基づき前記狭路の入口における狭路入口中心点、前記狭路の出口における狭路出口中心点及び前記狭路内のいずれか一か所における狭路内中心点を含む位置情報を抽出し、前記狭路入口中心点と前記狭路出口中心点とを結ぶ出入口間直線を生成し、前記出入口間直線と前記狭路内中心点の距離が予め設定された閾値距離以下である場合は、前記狭路は直線形状であると判定することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の運転支援装置。
  9. 前記狭路が直線形状であると判定された場合は、前記運転支援制御部は前記自車両の狭路における走行制御を実行するための目標軌跡及び目標車速を設定することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の運転支援装置。
  10. 前記狭路が直線形状ではないと判定された場合は、狭路走行に対する運転支援を実行しないことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の運転支援装置。
  11. 前記自車位置情報における位置精度が予め設定された閾値誤差よりも大きい場合は、前記狭路走行経路を前記第一狭路走行経路から前記第二狭路走行経路に切り替えることを特徴とする請求項1または2に記載の運転支援装置。
  12. 前記周辺環境情報に含まれる前記狭路の狭路幅が予め設定された閾値狭路幅以下となる場合は、運転支援を中断または中止することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の運転支援装置。
  13. 前記運転支援の中断において、操舵に関する前記運転支援のみを中断し、速度に関する前記運転支援を継続することを特徴とする請求項12に記載の運転支援装置。
  14. 前記運転支援の中断において、運転支援の停止までの時間を設定し、停止までの残り時間を通知し続けることを特徴とする請求項13に記載の運転支援装置。
  15. 自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得ステップと、
    前記自車両の周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得ステップと、
    前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得ステップと、
    前記周辺環境情報に基づき前記自車両が前記自車両の前方に位置する狭路に関する狭路情報を検出できるか否かを判定する狭路検出判定ステップと、
    前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき前記狭路が直線形状であるか否かを判定し、前記狭路検出判定ステップにおいて前記狭路情報が取得できると判定された場合は前記狭路情報に基づき前記狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定ステップと、
    前記狭路情報に基づき前記狭路が直線形状であると判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路並びに前記狭路情報を用いて第二狭路走行経路をそれぞれ算出し、前記第一狭路走行経路と前記第二狭路走行経路との差分値が予め設定された閾値経路差分値以下である場合は前記第一狭路走行経路を前記自車両の狭路走行経路とする走行経路算出ステップと、
    前記狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御ステップと、
    を含む運転支援方法。
  16. 前記直線形状判定ステップは、前記狭路情報に基づく判定において、前記狭路情報に含まれる前記狭路の入口及び出口に関する狭路出入口位置情報から前記入口における狭路入口中心点及び前記出口における狭路出口中心点を抽出し、前記狭路入口中心点と前記狭路出口中心点を通る出入口間直線を生成するとともに、前記狭路情報に含まれる前記狭路の境界線情報に基づき前記狭路の中心を通る狭路中心線を生成し、前記出入口間直線と前記狭路中心線との差分値を算出し、前記差分値が予め設定された閾値差分値以下である場合は、前記狭路は直線形状であると判定することを特徴とする請求項15に記載の運転支援方法。
  17. 自車両の自車位置情報を取得する自車位置情報取得ステップと、
    前記自車両の周辺環境情報を取得する周辺環境情報取得ステップと、
    前記自車両が走行する走行領域に関する地図情報を取得する地図情報取得ステップと、
    前記周辺環境情報に基づき前記自車両が前記自車両の前方に位置する狭路に関する狭路情報を検出できるか否かを判定する狭路検出判定ステップと、
    前記自車位置情報及び前記地図情報に基づき自車両の前方に位置する狭路が直線形状か否かを判定する直線形状判定ステップと、
    前記地図情報から取得された地図上の地物位置情報と前記周辺環境情報に含まれる検知地物位置情報の差分値が予め設定された閾値地物差分値以下であるか否かを判定する地物位置判定ステップと、
    前記地物位置判定ステップにおいて前記差分値が前記閾値地物差分値以下であると判定された場合は、前記自車位置情報及び前記地図情報を用いて第一狭路走行経路並びに前記検知地物位置情報を用いて第二狭路走行経路をそれぞれ算出し、前記第一狭路走行経路と前記第二狭路走行経路との差分値が閾値経路差分値以下である場合は前記第一狭路走行経路を前記自車両の狭路走行経路とする走行経路算出ステップと、
    前記狭路走行経路に沿った前記自車両の走行を支援する運転支援制御ステップと、
    を含む運転支援方法。
  18. 前記直線形状判定ステップは、前記地図情報に基づき前記狭路の入口における狭路入口中心点、前記狭路の入口における狭路方位及び前記狭路の出口における狭路出口中心点を含む位置情報を抽出し、前記狭路入口中心点を起点として前記狭路方位に沿って前記出口側に向かう入口起点直線を生成し、前記入口起点直線と前記狭路出口中心点の距離が予め設定された閾値距離以下である場合は、前記狭路は直線形状であると判定することを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の運転支援方法。
  19. 前記直線形状判定ステップは、前記地図情報に基づき前記狭路の入口における狭路入口中心点、前記狭路の出口における狭路出口中心点及び前記狭路内のいずれか一か所における狭路内中心点を含む位置情報を抽出し、前記狭路入口中心点と前記狭路出口中心点とを結ぶ出入口間直線を生成し、前記出入口間直線と前記狭路内中心点の距離が予め設定された閾値距離以下である場合は、前記狭路は直線形状であると判定することを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の運転支援方法。
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