JP7313166B2 - マスクブランク、転写用マスクの製造方法、及び半導体デバイスの製造方法 - Google Patents
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Description
基板上に、パターン形成用薄膜とハードマスク膜がこの順に積層した構造を備えるマスクブランクであって、
前記ハードマスク膜は、ケイ素と酸素を含有する材料からなり、
前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるSi2pのナロースペクトルが103eV以上の結合エネルギーで最大ピークを有し、
前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるN1sのナロースペクトルの最大ピークが検出下限値以下であり、
前記ハードマスク膜は、ケイ素と酸素の含有比率(原子%)が、Si:O=1:2未満である
ことを特徴とするマスクブランク。
前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるO1sのナロースペクトルが532eV以上の結合エネルギーで最大ピークを有することを特徴とする請求項1記載のマスクブランク。
(構成3)
前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるO1sのナロースペクトルが533eV未満の結合エネルギーで最大ピークを有することを特徴とする請求項1または2に記載のマスクブランク。
前記ハードマスク膜の表面をX線光電子分光法で分析して得られるSi2pのナロースペクトルで最大ピークとなる結合エネルギーと、前記ハードマスク膜の内部をX線光電子分光法で分析して得られるSi2pのナロースペクトルで最大ピークとなる結合エネルギーとの差が0.2eV以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成5)
前記ハードマスク膜の表面をX線光電子分光法で分析して得られるO1sのナロースペクトルで最大ピークとなる結合エネルギーと、前記ハードマスク膜の内部をX線光電子分光法で分析して得られるO1sのナロースペクトルで最大ピークとなる結合エネルギーとの差が0.1eV以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマスクブランク。
前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるSi2pのナロースペクトルが97eV以上100eV以下の結合エネルギーの範囲でピークを有さないことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成7)
前記ハードマスク膜は、酸素の含有量が60原子%以上であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のマスクブランク。
前記ハードマスク膜は、ケイ素と酸素とからなる材料、または窒素を除く非金属元素および半金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成9)
前記パターン形成用薄膜は、クロム、タンタルおよびニッケルから選ばれる1以上の元素を含有する材料からなることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のマスクブランク。
前記パターン形成用薄膜は、遮光膜であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のマスクブランク。
(構成11)
前記基板と前記遮光膜の間に位相シフト膜を備えることを特徴とする請求項10記載のマスクブランク。
(構成12)
前記パターン形成用薄膜は、吸収体膜であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のマスクブランク。
請求項1から12のいずれかに記載のマスクブランクを用いる転写用マスクの製造方法であって、
前記ハードマスク膜上に形成された転写パターンを有するレジスト膜をマスクとし、フッ素系ガスを用いたドライエッチングにより、前記ハードマスク膜に転写パターンを形成する工程と、
前記転写パターンが形成されたハードマスク膜をマスクとし、塩素を含有するガスを用いたドライエッチングにより、前記パターン形成用薄膜に転写パターンを形成する工程とを有することを特徴とする転写用マスクの製造方法。
前記塩素を含有するガスを用いたドライエッチングは、塩素系ガスの比率を高めた酸素含有塩素系ガスを用い、かつ高いバイアス電圧を掛けた状態下で行われるドライエッチングであることを特徴とする請求項13記載の転写用マスクの製造方法。
(構成15)
前記塩素を含有するガスを用いたドライエッチングは、酸素含有しない塩素系ガスを用い、かつ高いバイアス電圧を掛けた状態下で行われるドライエッチングであることを特徴とする請求項13記載の転写用マスクの製造方法。
請求項13から15のいずれかに記載の転写用マスクの製造方法によって製造した転写用マスクを用い、半導体デバイスを形成する基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
本発明者は、ハードマスク膜に形成されるパターンのさらなる微細化およびパターン品質の向上について研究した。その結果、以下のことが判明した。
第1に、ケイ素と酸素を含有する材料からなるハードマスク膜は、ケイ素(Si)と酸素(O)の含有比率(原子%)が、Si:O=1:2未満である(酸素欠損しているSiO2膜である)<条件1>と、Si:O=1:2である(酸素欠損していないSiO2膜である)場合に比べ、フッ素系ガスに対するエッチングレートが大きく、ハードマスク膜が速くきれいにエッチング加工できることがわかった。
また、ある膜のエッチングレートが速くなる場合、膜厚方向のエッチングタイムが短縮され、ある膜の側壁がエッチングガスに晒される時間が短くなる。これにより、側壁ラフネスが小さく、きれい(平滑)な側壁を有するパターンを形成できる。
また、上記の効果および状態を得るためには、ケイ素と酸素を含有する材料からなるハードマスク膜は、ケイ素の含有量は、40原子%以下であると好ましく、39原子%以下であるとより好ましく、38原子%以下であるとさらに好ましい。ケイ素の含有量が多すぎると、上記の効果および状態が得られにくい。
薄膜を反応性スパッタリングで成膜する場合、貴ガスと反応性ガス(酸素ガス)の混合ガスの比率を調整することが有効であるが、それだけに限られることではない。
酸素欠損していないSiO2膜の形成方法としては、例えば、Siターゲットを用い、O2ガスを用いてスパッタ法で成膜する方法が挙げられる。
[マスクブランクとその製造]
〈マスクブランク〉
図1に、マスクブランクの第1の実施形態の概略構成を示す。図1に示すマスクブランク100は、透光性基板1における一方の主表面上に、位相シフト膜2、遮光膜3(パターン形成用薄膜)、及び、ハードマスク膜4がこの順に積層された構成である。また、マスクブランク100は、ハードマスク膜4上に、必要に応じてレジスト膜を積層させた構成であってもよい。以下、マスクブランク100の主要構成部の詳細を説明する。
透光性基板1は、リソグラフィーにおける露光工程で用いられる露光光に対して透過性が良好な材料からなる。このような材料としては、合成石英ガラス、アルミノシリケートガラス、ソーダライムガラス、低熱膨張ガラス(SiO2-TiO2ガラス等)、その他各種のガラス基板を用いることができる。特に、合成石英ガラスを用いた基板は、ArFエキシマレーザー光(波長:約193nm)に対する透過性が高いので、マスクブランク100の透光性基板1として好適に用いることができる。
位相シフト膜2は、露光転写工程で用いられる露光光に対して所定の透過率を有し、かつ位相シフト膜2を透過した露光光と、位相シフト膜2の厚さと同じ距離だけ大気中を透過した露光光とが、所定の位相差となるような光学特性を有する。
このうち、半金属元素は、ケイ素に加え、いずれの半金属元素であってもよい。非金属元素は、窒素に加え、いずれの非金属元素であってもよく、例えば酸素(O)、炭素(C)、フッ素(F)及び水素(H)から選ばれる一以上の元素を含有させると好ましい。金属元素は、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、チタン(Ti)、タンタル(Ta)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、ニオブ(Nb)、バナジウム(V)、コバルト(Co)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、ルテニウム(Ru)、スズ(Sn)、ホウ素(B)、ゲルマニウム(Ge)が例示される。
遮光膜3は、クロムおよびタンタルから選ばれる少なくとも1以上の元素を含有する材料からなることが好ましい。遮光膜3の膜構造は、単層構造および2層以上の積層構造のいずれでもよい。積層構造の場合は、露光光あるいは欠陥検査を行うときの検査光に対して反射率低減を行う反射低減効果をもたせることができる。また、単層構造の遮光膜および2層以上の積層構造の遮光膜の各層は、膜または層の厚さ方向でほぼ同じ組成である構成であっても、層の厚さ方向で組成傾斜した構成であってもよい。クロムおよびタンタルから選ばれる少なくとも1以上の元素を含有する膜は、塩素系ガスと酸素ガスの混合ガス(酸素含有塩素系ガス)、実質的に酸素ガスを含まない塩素系ガスを用いるドライエッチングでパターイングができる膜である。
ハードマスク膜4は、ケイ素と酸素とからなる材料、または窒素を除く非金属元素および半金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成されている。この場合のハードマスク膜4には、いずれの半金属元素を含有してもよい。この半金属元素の中でも、ホウ素、ゲルマニウム、アンチモンおよびテルルから選ばれる1以上の元素を含有させると、ハードマスク膜4をスパッタリング法で成膜するときにターゲットとして用いるケイ素の導電性を高めることが期待できるため、好ましい。非金属元素としては、炭素(C)、フッ素(F)および水素(H)を挙げることができる。
ターゲットの材料は、ケイ素が主成分であればよく、ケイ素単体からなるターゲットや、ケイ素と酸素を含むターゲット、SiO2ターゲット等を用いることができる。
マスクブランク100において、ハードマスク膜4の表面に接して、有機系材料のレジスト膜が100nm以下の膜厚で形成されていることが好ましい。DRAM hp32nm世代に対応する微細パターンの場合、遮光膜3に形成すべき遮光パターンに、線幅が40nmのSRAF(Sub-Resolution Assist Feature)が設けられることがある。しかし、この場合でも上述のようにハードマスク膜4を設けたことによってレジスト膜の膜厚を抑えることができ、これによってこのレジスト膜で構成されたレジストパターンの断面アスペクト比を1:2.5と低くすることができる。したがって、レジスト膜の現像時、リンス時等にレジストパターンが倒壊や脱離することを抑制することができる。なお、レジスト膜は、膜厚が80nm以下であることがより好ましい。レジスト膜は、電子線描画露光用のレジストであると好ましく、さらにそのレジストが化学増幅型であるとより好ましい。
以上の構成のマスクブランク100は、次のような手順で製造する。先ず、透光性基板1を用意する。この透光性基板1は、端面及び主表面が所定の表面粗さ(例えば、一辺が1μmの四角形の内側領域内において自乗平均平方根粗さRqが0.2nm以下)に研磨され、その後、所定の洗浄処理及び乾燥処理を施されたものである。
次に、本実施の形態における位相シフトマスクの製造方法を、図1に示す構成のマスクブランク100を用いた、ハーフトーン型位相シフトマスクの製造方法を例に説明する。
次に、遮光パターン3a上にレジスト膜をスピン塗布法によって形成する。そのレジスト膜に対して、遮光膜3に形成すべき第2のパターン(遮光パターン)を電子線で露光描画する。その後、現像処理等の所定の処理を行い、第2のパターン(遮光パターン)を有するレジスト膜(レジストパターン6b)を形成する(図2(e)参照)。
さらに、レジストパターン6bを除去し、洗浄等の所定の処理を経て、位相シフトマスク200を得る(図2(g)参照)。
これに加え、本発明では、高バイアスエッチング条件に適した優れた性能を有するハードマスク膜4を適用することによって、ハードマスク膜4に形成すべきパターンのさらなる微細化およびパターン品質の向上が可能となり、この結果、遮光膜3に形成すべきパターンのさらなる微細化およびパターン品質の向上が可能となる。
次に、上述の製造方法により作製された位相シフトマスクを用いる半導体デバイスの製造方法について説明する。半導体デバイスの製造方法は、上述の製造方法によって製造されたハーフトーン型の位相シフトマスク200を用いて、基板上のレジスト膜に対して位相シフトマスク200の転写パターン(位相シフトパターン2a)を露光転写することを特徴としている。このような半導体デバイスの製造方法は、次のように行う。
[マスクブランクとその製造]
本発明の第2の実施形態に係るマスクブランクは、パターン形成用薄膜が遮光膜であるバイナリマスク(転写用マスク)を製造するために用いられるマスクブランクである。但し、この第2の実施形態に関わる係るマスクブランクは、掘込レベンソン型位相シフトマスク、あるいはCPL(Chromeless Phase Lithography)マスクを製造するためのマスクブランクとしても用いることができる。
本発明の第2の実施形態に係るマスクブランクは、第1の実施形態に係るマスクブランクにおける位相シフト膜2を除いた態様である。ただし、この第2の実施形態に係る遮光膜3は、その遮光膜3のみで、第1の実施形態の位相シフト膜2と遮光膜3の積層構造で求められていた光学濃度(OD)を満たすことが求められる。本発明の第2の実施形態に係るマスクブランクの製造方法は、第1の実施形態に係るマスクブランクにおける位相シフト膜2の製造工程および加工工程(エッチング工程)を除いた態様である。
本発明の第2の実施形態に係るマスクブランクにおいて、基板1、遮光膜3、及び、ハードマスク膜4等のすべての構成は、上記第1の実施形態に係るマスクブランクで記載したすべての構成と同様である。
[マスクブランクとその製造]
本発明の第3の実施形態に係るマスクブランクは、パターン形成用薄膜が吸収体膜(位相シフト機能を有する場合を含む)である反射型マスク(転写用マスク)を製造するために用いられるマスクブランクである。
基板11としては、EUV光による露光時の熱による吸収体パターンの歪みを防止するため、0±5ppb/℃の範囲内の低熱膨張係数を有するものが好ましく用いられる。この範囲の低熱膨張係数を有する素材として、例えば、SiO2-TiO2系ガラス、多成分系ガラスセラミックス等を用いることができる。
多層反射膜12は、後述する反射型マスク400において、EUV光を反射する機能を付与するものである。多層反射膜12は、屈折率の異なる元素を主成分とする各層が周期的に積層された多層膜の構成を有する。
保護膜13は、後述する反射型マスク400の製造工程におけるドライエッチング及び洗浄から多層反射膜12を保護するために、多層反射膜12の上に形成される。また、電子線(EB)を用いた位相シフトパターンの黒欠陥修正の際に、保護膜13によって多層反射膜12を保護することができる。保護膜13を、単層あるいは2層以上の多層の積層構造とすることができる。例えば、保護膜13の最下層と最上層を、Ruを含有する物質からなる層とし、最下層と最上層との間に、Ru以外の金属、若しくは合金を介在させた構造とすることができる。保護膜13の材料としては、ルテニウムを主成分として含む材料、例えばRu金属単体、Ruにチタン(Ti)、ニオブ(Nb)、モリブデン(Mo)、ジルコニウム(Zr)、イットリウム(Y)、ホウ素(B)、ランタン(La)、コバルト(Co)、レニウム(Re)などの金属を含有したRu合金を用いることができる。また、これらの保護膜13の材料は、窒素を更に含むことができる。これらの材料の中で、特にTiを含有したRu系保護膜を用いることが好ましい。Tiを含有したRu系保護膜を用いる場合には、多層反射膜12の表面からRu系保護膜への多層反射膜構成元素であるケイ素の拡散が小さくなる。そのため、マスク洗浄時の表面荒れが少なくなり、膜はがれも起こしにくくなるという特徴がある。表面荒れの低減は、EUV露光光に対する反射率低下防止に直結する。そのため、表面荒れの低減は、EUV露光の露光効率改善、及びスループット向上のために重要である。
保護膜13の上に、EUV光を吸収するための吸収体膜14が形成される。吸収体膜14の材料としては、EUV光を吸収する機能を有し、酸素含有塩素系ガス、あるいは酸素ガスを含まない塩素系ガスを用いるドライエッチングにより加工が可能な材料を用いる。酸素含有塩素系ガスを用いるドライエッチングで吸収体膜14をパターニングする場合に好適な材料としては、例えば、第1の実施形態の遮光膜3を形成する材料で用いられたクロム(Cr)を含有する材料が挙げられる。一方、酸素を含まない塩素系ガスを用いるドライエッチングで吸収体膜14をパターニングする場合に好適な材料としては、例えば、タンタル(Ta)を含有する材料、ニッケル(Ni)を含有する材料、コバルト(Co)を含有する材料が挙げられる。
吸収体膜14上にはハードマスク膜15が形成される。ハードマスク膜15の材料、膜厚等のすべて内容は、上記第1の実施形態で説明したハードマスク膜4の材料、膜厚等のすべて内容と同様である。
これに加え、本発明に係るケイ素と酸素を含む材料からなるハードマスク膜15は従来に比べより性能に優れる。本発明では、高バイアスエッチング条件に適した優れた性能を有するハードマスク15膜を適用することによって、ハードマスク膜15に形成すべきパターンのさらなる微細化およびパターン品質の向上が可能となり、この結果、吸収体膜14に形成すべきパターンやのさらなる微細化およびパターン品質の向上が可能となる。
基板11の第2主表面(裏面)側(多層反射膜12形成面の反対側)には、一般的に、静電チャック用の裏面導電膜16が形成される。静電チャック用の裏面導電膜16に求められる電気的特性は通常100Ω/square以下である。裏面導電膜16は、例えばマグネトロンスパッタリング法又はイオンビームスパッタリング法により、クロム、タンタル等の金属及び合金のターゲットを使用して形成することができる。代表的な裏面導電膜16の材料は、光透過型マスクブランクなどのマスクブランク製造でよく用いられるCrN及びCrである。裏面導電膜16の厚さは、静電チャック用としての機能を満足する限り特に限定されないが、通常10nmから200nmである。また、この裏面導電膜16はマスクブランク300の第2主表面側の応力調整も兼ね備えている。裏面導電膜16は、第1主表面側に形成された各種膜からの応力とバランスをとって、平坦な反射型マスクブランク300が得られるように調整されている。
本実施形態の反射型マスクブランク300を使用して、反射型マスク400を製造することができる。
次に、このレジスト膜17に所望のパターンを描画(露光)し、更に現像、リンスすることによって、所定のレジストパターン17aを形成する(図7(b))。
次に、レジストパターン17aをアッシング及びレジスト剥離液などで除去する。その後、エッチングマスクパターン15aをマスクにしてドライエッチングを行うことにより、吸収体膜14がエッチングされ、吸収体パターン14aが形成される(図7(d))。
その後、エッチングマスクパターン15aをドライエッチングによって除去する(図7(e))。最後に、酸性及び/又はアルカリ性の水溶液を用いたウェット洗浄を行う。
本実施形態の反射型マスク400を使用してEUV露光を行うことにより、半導体デバイスを形成する基板上に、反射型マスク400上の吸収体パターン14aに基づく所望の転写パターン形成することができる。
[マスクブランクの製造]
図1を参照し、主表面の寸法が約152mm×約152mmで、厚さが約6.35mmの合成石英ガラスからなる透光性基板1を準備した。この透光性基板1は、端面及び主表面が所定の表面粗さ(Rqで0.2nm以下)に研磨され、その後、所定の洗浄処理及び乾燥処理が施されている。
このケイ素及び酸素からなるハードマスク膜4は、膜の密度が相対的に低くなる(低密度になる)傾向を有し、ケイ素(Si)と酸素(O)の含有比率(原子%)が、Si:O=1:2未満である(酸素欠損しているSiO2膜である)ことがわかった。
また、図5のO1sナロースペクトルの結果から、この実施例1のハードマスク膜4は、最表面(0.00min)の最大ピーク位置と、膜内部(1.00min)の最大ピーク位置との間で、差はほとんどない(0.05eV未満)ことがわかる。この差が相対的に小さいことは、ハードマスク膜のエッチング加工時に高い制御性を得るためには、好ましいことがわかった。
次に、この実施例1のマスクブランク100を用い、以下の手順で実施例1のハーフトーン型の位相シフトマスク200を製造した。最初に、ハードマスク膜4の表面にHMDS処理を施した。
ハードマスク膜4のエッチングレートは、ハードマスク膜4の膜厚およびエッチングタイムから算出した結果、後述する比較例1のハードマスク膜4に比べフッ素系ガスに対するエッチングレートが相対的に大きかった。
また、ハードマスクパターン4aを走査型電子顕微鏡(SEM)で観測したところ、側壁の断面は滑らかであった。
続いて、レジストパターン6bをマスクとして、塩素ガス(Cl2)と酸素ガス(O2)の混合ガス(ガス流量比 Cl2:O2=4:1)を用いたドライエッチングを行い、遮光膜3に第2のパターン(遮光パターン3b)を形成した(図2(f)参照)。
さらに、レジストパターン6bを除去し、洗浄等の所定の処理を経て、位相シフトマスク200を得た(図2(g)参照)。
以上の手順を得て作製された位相シフトマスク200に対し、AIMS193(Carl Zeiss社製)を用いて、波長193nmの露光光で半導体デバイス上のレジスト膜に露光転写したときにおける転写像のシミュレーションを行った。このシミュレーションの露光転写像を検証したところ、設計仕様を十分に満たしていた。この結果から、この実施例1の位相シフトマスク200を露光装置のマスクステージにセットし、半導体デバイス上のレジスト膜に露光転写したとしても、最終的に半導体デバイス上に形成される回路パターンは高精度で形成できるといえる。
[マスクブランクの製造]
比較例1は、ハードマスク膜4をケイ素(Si)と酸素(O)の含有比率(原子%)が、Si:O=1:2である(酸素欠損していないSiO2膜である)として、マスクブランクの製造および転写用マスクの製造を行ったものであり、ハードマスク膜4の特性とその成膜方法以外は実施例1と同じである。以下、実施例1と相違する箇所について説明する。
このハードマスク膜4は、膜の密度が相対的に高くなる(高密度になる)傾向を有し、ケイ素(Si)と酸素(O)の含有比率(原子%)が、Si:O=1:2である(酸素欠損していないSiO2膜である)ことがわかった。
次に、この比較例1のマスクブランク100を用い、実施例1と同様にしてハーフトーン型の位相シフトマスク200を製造した。最初に、ハードマスク膜4の表面にHMDS処理を施した。
ハードマスク膜4のエッチングレートは、ハードマスク膜4の膜厚およびエッチングタイムから算出した結果、前述した実施例1のハードマスク膜4に比べフッ素系ガスに対するエッチングレートが相対的に小さかった。
また、ハードマスクパターン4aを走査型電子顕微鏡(SEM)で観測したところ、側壁の断面は実施例1比べ滑らかではなかった。
製造された比較例1の転写用マスク200(ハーフトーン型位相シフトマスク)に対してマスク欠陥検査装置で欠陥検査を行ったところ、位相シフトパターン2aのCD精度およびラインエッジラフネスがともに要求されたレベルを満たせていないことが判明した。
[マスクブランクの製造]
比較例2は、ハードマスク膜4を、Si-Si結合の存在比率が比較的高い材料で形成して、マスクブランクの製造および転写用マスクの製造を行ったものであり、ハードマスク膜4の特性とその成膜方法以外は実施例1と同じである。以下、実施例1と相違する箇所について説明する。
次に、この比較例1のマスクブランク100を用い、実施例1と同様にしてハーフトーン型の位相シフトマスク200を製造した。最初に、ハードマスク膜4の表面にHMDS処理を施した。
製造された比較例2の転写用マスク200(ハーフトーン型位相シフトマスク)に対してマスク欠陥検査を行ったところ、位相シフトパターン2aのCD精度およびラインエッジラフネスがともに要求されたレベルを満たせていないことが判明した。
2 位相シフト膜
2a 位相シフトパターン
3 遮光膜
3a,3b 遮光パターン
4 ハードマスク膜
4a ハードマスクパターン
5a レジストパターン
6b レジストパターン
11 基板
12 多層反射膜
13 保護膜
14 吸収体膜(位相シフト膜)
15 ハードマスク膜
16 裏面導電膜
100 マスクブランク
200 位相シフトマスク
300 反射型マスクブランク
400 反射型マスク
Claims (16)
- 基板上に、パターン形成用薄膜とハードマスク膜がこの順に積層した構造を備えるマスクブランクであって、
前記ハードマスク膜は、ケイ素と酸素を含有する材料からなり、
前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるSi2pのナロースペクトルが103eV以上の結合エネルギーで最大ピークを有し、
前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるN1sのナロースペクトルの最大ピークが検出下限値以下であり、
前記ハードマスク膜は、ケイ素と酸素の含有比率(原子%)が、Si:O=1:2未満である
ことを特徴とするマスクブランク。 - 前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるO1sのナロースペクトルが532eV以上の結合エネルギーで最大ピークを有することを特徴とする請求項1記載のマスクブランク。
- 前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるO1sのナロースペクトルが533eV未満の結合エネルギーで最大ピークを有することを特徴とする請求項1または2に記載のマスクブランク。
- 前記ハードマスク膜の表面をX線光電子分光法で分析して得られるSi2pのナロースペクトルで最大ピークとなる結合エネルギーと、前記ハードマスク膜の内部をX線光電子分光法で分析して得られるSi2pのナロースペクトルで最大ピークとなる結合エネルギーとの差が0.2eV以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記ハードマスク膜の表面をX線光電子分光法で分析して得られるO1sのナロースペクトルで最大ピークとなる結合エネルギーと、前記ハードマスク膜の内部をX線光電子分光法で分析して得られるO1sのナロースペクトルで最大ピークとなる結合エネルギーとの差が0.1eV以下であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記ハードマスク膜は、X線光電子分光法で分析して得られるSi2pのナロースペクトルが97eV以上100eV以下の結合エネルギーの範囲でピークを有さないことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記ハードマスク膜は、酸素の含有量が60原子%以上であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記ハードマスク膜は、ケイ素と酸素とからなる材料、または窒素を除く非金属元素および半金属元素から選ばれる1以上の元素とケイ素と酸素とからなる材料で形成されていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記パターン形成用薄膜は、クロム、タンタルおよびニッケルから選ばれる1以上の元素を含有する材料からなることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記パターン形成用薄膜は、遮光膜であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のマスクブランク。
- 前記基板と前記遮光膜の間に位相シフト膜を備えることを特徴とする請求項10記載のマスクブランク。
- 前記パターン形成用薄膜は、吸収体膜であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のマスクブランク。
- 請求項1から12のいずれかに記載のマスクブランクを用いる転写用マスクの製造方法であって、
前記ハードマスク膜上に形成された転写パターンを有するレジスト膜をマスクとし、フッ素系ガスを用いたドライエッチングにより、前記ハードマスク膜に転写パターンを形成する工程と、
前記転写パターンが形成されたハードマスク膜をマスクとし、塩素を含有するガスを用いたドライエッチングにより、前記パターン形成用薄膜に転写パターンを形成する工程とを有することを特徴とする転写用マスクの製造方法。 - 前記塩素を含有するガスを用いたドライエッチングは、塩素系ガスの比率を高めた酸素含有塩素系ガスを用い、かつ高いバイアス電圧を掛けた状態下で行われるドライエッチングであることを特徴とする請求項13記載の転写用マスクの製造方法。
- 前記塩素を含有するガスを用いたドライエッチングは、酸素含有しない塩素系ガスを用い、かつ高いバイアス電圧を掛けた状態下で行われるドライエッチングであることを特徴とする請求項13記載の転写用マスクの製造方法。
- 請求項13から15のいずれかに記載の転写用マスクの製造方法によって製造した転写用マスクを用い、半導体デバイスを形成する基板上のレジスト膜に転写パターンを露光転写する工程を備えることを特徴とする半導体デバイスの製造方法。
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