JP7312013B2 - 光学積層体及び表示装置 - Google Patents
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Description
前記偏光板は、前記第1粘着剤層側の最表面に保護層を備え、
前記保護層について、タフネスをa〔mJ/mm3〕、厚みをb〔μm〕とすると、下記式(1a)の関係を満たす、光学積層体。
a×b≧700 (1a)
前記第1粘着剤層の厚みをt1〔μm〕、前記第2粘着剤層の厚みをt2〔μm〕とすると、下記式(2a)及び下記式(3a)の関係を満たす、〔1〕に記載の光学積層体。
t1/t2≧0.1 (2a)
t1/t2≦2 (3a)
〔3〕 前記保護層は、前記第1粘着剤層側とは反対側の表面上に位相差層が設けられている、〔1〕または〔2〕に記載の光学積層体。
〔4〕 前記位相差層は、重合性液晶化合物の硬化物を含む、〔3〕に記載の光学積層体。
〔5〕 前記位相差層は、ポジティブC層または1/4波長層である、〔1〕~〔4〕のいずれか1項に記載の光学積層体。
〔6〕 前記タッチセンサパネルは、基材層と、前記基材層上に設けられた透明導電層とを備える、〔1〕~〔5〕のいずれか1項に記載の光学積層体。
〔7〕 〔1〕~〔6〕のいずれか1項に記載の光学積層体を含む表示装置。
図1は、本発明の一実施形態による光学積層体の概略断面図である。図1に示す光学積層体100は、前面板10、貼合層43、偏光板20、第1粘着剤層41、タッチセンサパネル30、及び第2粘着剤層42をこの順に備える。本発明の光学積層体100は、第2粘着剤層42を有しない構成であってもよく、貼合層43を有しない構成であってもよい。
a×b≧700 (1a)
a×b≧1000 (1b)
a×b≧2000 (1c)
a×b≦5000 (1d)
t1/t2≧0.1 (2a)
t1/t2≦2 (3a)
t1/t2≦1.5 (3b)
t1/t2≦1 (3c)
t1/t2≦0.8 (3d)
t1/t2≦0.5 (3e)
t1/t2≧0.2 (3f)
前面板10は、光を透過可能な板状体であれば、材料および厚みは限定されることはなく、また1層のみから構成されてよく、2層以上から構成されてもよい。その例としては、樹脂製の板状体(例えば樹脂板、樹脂シート、樹脂フィルム等)、ガラス製の板状体(例えばガラス板、ガラスフィルム等)等が挙げられる。前面板は、表示装置の最表面を構成する層であることができる。
タッチセンサパネル30としては、前面板10でタッチされた位置を検出可能なセンサであり、透明導電層31を有する構成であれば、検出方式は限定されることはなく、抵抗膜方式、静電容量方式、光センサ方式、超音波方式、電磁誘導結合方式、表面弾性波方式等のタッチセンサパネルが例示される。その中でも、低コスト、早い反応速度、薄膜化の面で、静電容量方式のタッチセンサパネルが好適に用いられる。タッチセンサパネル30は、耐衝撃性を向上させることができる観点から、基材層32と、基材層32の第1粘着材層41側の表面上に設けられた透明導電層31とを備える構成であることが好ましい。基材層32の表面上に透明導電層31が設けられている構成においては、基材層32と透明導電層31とが互いに接している構成であってもよく(例えば、後述する第1の方法により製造されるタッチセンサパネル)、基材層32と透明導電層31とが互いに接していない構成であってもよい(例えば、後述する第2の方法により製造されるタッチセンサパネル)。タッチセンサパネル30は、基材層32、透明導電層31とは別に、接着層、分離層、保護層等を備えていてもよい。接着層としては、接着剤層、粘着剤層が挙げられる。
偏光板20としては、吸収異方性を有する色素を吸着させた延伸フィルム、又は吸収異方性を有する色素を塗布し硬化させた液晶層を偏光子として含むフィルム等が挙げられる。偏光板20は、偏光子に加えて、保護層201を含み、位相差層等をさらに含む。
吸収異方性を有する色素としては、例えば、二色性色素が挙げられる。二色性色素として、具体的には、ヨウ素や二色性の有機染料が用いられる。二色性有機染料には、C.I. DIRECT RED 39などのジスアゾ化合物からなる二色性直接染料、トリスアゾ、テトラキスアゾなどの化合物からなる二色性直接染料が包含される。吸収異方性を有する色素を塗布し硬化させた偏光子は、例えば、液晶性を有する二色性色素を含む組成物又は二色性色素と重合性液晶とを含む組成物を塗布し硬化させて液晶層である。吸収異方性を有する色素を塗布し硬化させた液晶層は、吸収異方性を有する色素を吸着させた延伸フィルムに比べて、屈曲方向に制限がないため好ましい。
吸収異方性を有する色素を吸着させた延伸フィルムを偏光子として備える偏光板について説明する。偏光子である、吸収異方性を有する色素を吸着させた延伸フィルムは、通常、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを一軸延伸する工程、ポリビニルアルコール系樹脂フィルムを二色性色素で染色することにより、その二色性色素を吸着させる工程、二色性色素が吸着されたポリビニルアルコール系樹脂フィルムをホウ酸水溶液で処理する工程、及びホウ酸水溶液による処理後に水洗する工程を経て製造される。かかる偏光子をそのまま偏光板として用いてもよく、その片面又は両面に透明保護フィルムを貼合したものを偏光板として用いてもよい。こうして得られる偏光子の厚みは、好ましくは2μm以上40μm以下である。
液晶層を偏光子として備える偏光板について説明する。偏光子として用いられる、吸収異方性を有する色素を塗布して形成された液晶層としては、液晶性を有する二色性色素を含む組成物、又は二色性色素と液晶化合物とを含む組成物を基材に塗布し硬化して得られる液晶層等が挙げられる。当該液晶層は、基材を剥離してまたは基材とともに偏光板として用いてもよく、またはその片面又は両面に保護フィルムを有する構成で偏光板として用いてもよい。当該保護フィルムとしては、上記した偏光子が延伸フィルムである偏光板と同一のものが挙げられる。
偏光板は、1層または2層以上の位相差層を含むことができる。位相差層は、光に所定の位相差を与える層であり、1/2波長層、1/4波長層、ポジティブC層等の光学補償層が例示される。位相差層は、正分散性の位相差層であっても、逆波長分散性の位相差層であってもよい。位相差層は、他の層とともに構成されている位相差体中の要素であってもよい。位相差体中の位相差層以外の層としては、例えば、基材層、配向膜層、保護層等が挙げられる。なお、他の層は位相差の値には影響を及ぼさない。
i)直線偏光子、1/2波長層、1/4波長層の組み合わせ、
ii)直線偏光子、1/4波長層、ポジティブC層の組み合わせ、
等が挙げられる。上記i)及びii)の構成は円偏光板を提供しうる。光学積層体は、偏光板20として円偏光板を備える構成とすることにより、外部光の反射を防止することができる。
Re(450)≦Re(550)≦Re(650) (4)
を満たすことである。
位相差層が液晶層である場合について説明する。図2は、液晶層である位相差層と他の層とを含む位相差体の一例を模式的に示す概略断面図である。図2に示すように、位相差体50は、基材層51、配向層52、液晶層である位相差層53がこの順に積層されてなる。位相差体50は、液晶層である位相差層53を含む構成であれば図2に示す構成に限定されることはなく、基材層51が剥離されて配向層52と位相差層53のみからなる構成であってもよく、基材層51と配向層52が剥離されて液晶層である位相差層53のみからなる構成であってもよい。
位相差層が延伸フィルムである場合について説明する。延伸フィルムは通常、基材を延伸することで得られる。基材を延伸する方法としては、例えば、基材がロールに巻き取られているロール(巻き取り体)を準備し、かかる巻き取り体から、基材を連続的に巻き出し、巻き出された基材を加熱炉へと搬送する。加熱炉の設定温度は、基材のガラス転移温度近傍(℃)~[ガラス転移温度+100](℃)の範囲、好ましくは、ガラス転移温度近傍(℃)~[ガラス転移温度+50](℃)の範囲とする。当該加熱炉においては、基材の進行方向へ、又は進行方向と直交する方向へ延伸する際に、搬送方向や張力を調整し任意の角度に傾斜をつけて一軸又は二軸の熱延伸処理を行う。延伸の倍率は、通常1.1~6倍であり、好ましくは1.1~3.5倍である。
偏光板200に含まれる保護層201は、式(1a)の関係式を満たすものであれば特に限定されない。偏光板200の構成の一例として、図2に示す位相差体50または図3に示す位相差体55を含み、位相差体50の基材層51または位相差体55の基材層56が保護層201である構成が挙げられる。この場合、上述の基材層51,56の説明がそのまま保護層201の説明として当てはまる。例えば、偏光板200が上記i)の構成の円偏光板である場合、保護層201を1/4波長層を支持する基材層51,56とすることができ、保護層201の第1粘着剤層41とは反対側の表面上に1/4波長層が設けられている構成が挙げられる。また、偏光板200が上記ii)の構成の円偏光板である場合、保護層201をポジティブC層を支持する基材層51,56とすることができ、保護層201の第1粘着剤層41とは反対側の表面上にポジティブC層が設けられている構成が挙げられる。上記の構成においては、保護層201の表面上に位相差層が設けられている構成であり、保護層201と位相差層とが互いに接している構成であってもよく(例えば図2に示す位相差体50)、保護層201と位相差層とが違いに接していない構成であってもよい(例えば図3に示す位相差体55)。
第1粘着剤層41は、偏光板20とタッチセンサパネル30との間に介在する層である。第2粘着剤層42は、タッチセンサパネル30の偏光板20側とは反対側の表面上に設けられている層であり、光学積層体100を表示パネル等の他の部材に貼合するために用いることができる。第2粘着剤層42の表面には離型フィルムが貼合されていてもよい。
貼合層43は、偏光板20と前面板10の間に介在する層である。貼合層43は、特に限定されることはなく、例えば、粘着剤、水系接着剤、活性エネルギー線硬化型接着剤等から形成することができる。貼合層43が粘着剤から形成される場合、上記した粘着剤組成物を用いることができる。貼合層43の厚さは、0.1μm~50μmであることが好ましく、0.1μm~10μmであることがより好ましく、0.5μm~5μmであることがさらに好ましい。
(前面板A1)
透明の基材フィルム(ポリアミドイミドフィルム、厚み50μm)の表面にハードコート層用組成物をコーティングした後、溶剤を乾燥させUV硬化することで、基材フィルムの両表面に厚み10μmのハードコート層が形成された前面板A1(厚み70μm、弾性率6GPa、縦177mm×横105mm)を作製した。
(保護層B1)
保護層B1として、厚み23μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(SKC社製、商品名:SH34)を準備した。かかるPETフィルムのタフネスを後述の方法により測定したところ、140mJ/mm3であった。
保護層B2として、厚み40μmのトリアセチルセルロース(TAC)フィルム(コニカミノルタ株式会社製、商品名:KC4UAW)を準備した。かかるTACフィルムのタフネスを後述の方法により測定したところ、20mJ/mm3であった。
保護層B3として、厚み60μmのトリアセチルセルロース(TAC)フィルム(コニカミノルタ株式会社製、商品名:KC6UAW)を準備した。かかるTACフィルムのタフネスを後述の方法により測定したところ、18mJ/mm3であった。
保護層B4として、厚み40μmの 環状オレフィン系樹脂(COP)フィルム(日本ゼオン株式会社製、商品名:ZF-16)を準備した。かかるCOPフィルムのタフネスを後述の方法により測定したところ、4mJ/mm3であった。
保護層のタフネスは、JIS K7161に準拠して、次のように測定した。保護層から長辺110mm×短辺10mmの長方形の小片をスーパーカッターを用いて切り出した。次いで、引張試験機〔(株)島津製作所製 オートグラフ AG-Xplus試験機〕の上下つかみ具で、つかみ具の間隔が5cmとなるように上記小片の長辺方向両端を挟み、温度23℃、相対湿度55%の環境下、引張速度4mm/分で小片の長辺方向に引張った。タフネスは、初期から破断までの間における、応力-ひずみ曲線の積分値として算出した。
(偏光板C1)
偏光板C1を次のようにして作製した。トリアセチルセルロース(TAC)フィルム(厚み25μm)上に光配向膜を形成した。二色性色素と重合性液晶化合物とを含む組成物を、配向膜上に塗布し、重合性液晶化合物を配向、硬化させて、厚み2μmの偏光子を得た。偏光子上にポリビニルアルコールと水とを含む樹脂組成物を、乾燥後の厚みが1.0μmとなるように塗工した。塗膜を温度80℃で3分間乾燥して、オーバーコート層を形成した。オーバーコート層の表面に粘着剤層を介して以下の位相差積層体を貼合した。位相差積層体は、重合性液晶化合物が硬化した層及び配向膜からなるλ/4板(厚さ3μm)/粘着剤層(厚さ5μm)/重合性液晶化合物が硬化した層及び配向膜からなるポジティブC層(厚さ3μm)/基材層からなる。このようにして、偏光板C1を作製した。位相差積層体における基材層は、第2位相差層(ポジティブC層)を形成するために用いた図2に示す基材層51に相当し、図1に示す保護層201に相当する。偏光板C1においては、基材層51として、保護層B1を用いた。
基材層51として、保護層B1の代わりにそれぞれ保護層B2~B4を用いて、偏光板C1と同様にして偏光板C2~C4を作製した。
(タッチセンサパネルD1)
透明導電層、分離層、接着剤層、及び基材層がこの順に積層された縦177mm×横105mmのタッチセンサパネルD1を準備した。透明導電層はITO層を含み、分離層はアクリル系樹脂組成物の硬化層を含むものであり、両者の厚みの合計は7μmであった。接着剤層は厚みが2μmであった。基材層は、厚み20μmのポリエチレンテレフタレートフィルムであり、タフネスが69mJ/mm3であった。
透明導電層、分離層がこの順に積層された縦177mm×横105mmのタッチセンサパネルD2を準備した。透明導電層はITO層を含み、分離層はアクリル系樹脂組成物の硬化層を含むものであり、両者の厚みの合計は7μmであった。
表1に示す各成分の割合にて貼合層を形成する粘着剤組成物を調製した。この粘着剤組成物を離型処理されたポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み38μm)の離型処理面に、アプリケータを利用して乾燥後の厚みが25μmになるように塗布した。塗布層を100℃で1分間乾燥して、貼合層を備えるフィルムを得た。その後、貼合層上に、離型処理された別のポリエチレンテレフタレートフィルム(厚み38μm)を貼合した。その後、温度23℃、相対湿度50%RHの条件で7日間養生させた。
BA:アクリル酸ブチル
EHA:アクリル酸2-エチルヘキシル
AA:アクリル酸
架橋剤及びシランカップリング剤は以下のものを用いた。
架橋剤:コロネートL(東ソー株式会社製)
シランカップリング(SC)剤:KBM-403(信越化学工業株式会社製)
(粘着シートE1)
(1)(メタ)アクリル系ポリマーの調製
アクリル酸n-ブチル54質量部、アクリル酸2-エチルヘキシル45質量部およびアクリル酸4-ヒドロキシブチル1質量部を共重合させて、(メタ)アクリル系ポリマーを調製した。この(メタ)アクリル系ポリマーの分子量を後述する方法で測定したところ、重量平均分子量(Mw)は80万であった。
上記工程で得られた(メタ)アクリル系ポリマー100質量部(固形分換算値;以下同じ)と、熱架橋剤としてのトリメチロールプロパン変性キシリレンジイソシアネート(綜研化学社製、製品名「TD-75」)0.25質量部、およびシランカップリング剤としての3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製、製品名「KBM403」)0.2質量部とを混合し、十分に撹拌して、メチルエチルケトンで希釈することにより、粘着剤組成物の塗布溶液を得た。(メタ)アクリル系ポリマーを100質量部(固形分換算値)とした場合の粘着剤組成物の各配合(固形分換算値)を表2に示す。なお、表2に記載の略号等は以下を表す。
BA:アクリル酸n-ブチル
2EHA:アクリル酸2-エチルヘキシル
4HBA:アクリル酸4-ヒドロキシブチル
得られた粘着剤組成物の塗布溶液を、軽セパレータ(リンテック社製,製品名「SP-PET752150」)の剥離処理面に、ナイフコーターで塗布した。そして、塗布層に対し、90℃で1分間加熱処理して塗布層を形成した。次いで、上記で得られた軽セパレータ上の塗布層と、重セパレータ(リンテック社製、製品名「SP-PET382120」)とを、当該セパレータの剥離処理面が塗布層に接触するように貼合し、23℃、50%RHの条件下で7日間養生することにより、厚さ10μmの粘着剤層を有する粘着シートE1、すなわち、軽セパレータ/粘着剤層(厚さ:10μm)/重セパレータの構成からなる粘着シートE1を作製した。粘着シートE1の粘着剤層を粘着剤層E1とする。粘着シートE1について、測定された貯蔵弾性率を表2に示す。なお、粘着剤層E1の厚さ及び貯蔵弾性率は、後述する方法で測定した値である。
粘着シートE1と同じ粘着剤組成物の塗布溶液を用いて、塗布厚さのみが異なる点以外は、粘着シートE1と同じ方法により軽セパレータ/粘着剤層(厚さ:25μm)/重セパレータの構成からなる粘着シートE2を作製した。粘着シートE2の粘着剤層を粘着剤層E2とする。粘着シートE2は、粘着シートE1と同じ粘着剤組成物を用いて作製しているため、その貯蔵弾性率は粘着シートE1と同じ値である。
粘着シートE1と同じ粘着剤組成物の塗布溶液を用いて、塗布厚さのみが異なる点以外は、粘着シートE1と同じ方法により軽セパレータ/粘着剤層(厚さ:50μm)/重セパレータの構成からなる粘着シートE3を作製した。粘着シートE3の粘着剤層を粘着剤層E3とする。粘着シートE3は、粘着シートE1と同じ粘着剤組成物を用いて作製しているため、その貯蔵弾性率は粘着シートE1と同じ値である。
(1)(メタ)アクリル系ポリマーの調製
(メタ)アクリル系ポリマーを構成する各モノマーの割合を表2に示すように調製し、粘着シートE1の製造工程と同様にして、表2に示す重量平均分子量(Mw)の(メタ)アクリル系ポリマーを調製した。
上記工程で得られた(メタ)アクリル系ポリマー100質量部と、熱架橋剤としてのトリメチロールプロパン変性キシリレンジイソシアネート(綜研化学社製、製品名「TD-75」)と、シランカップリング剤としての3-グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(信越化学工業社製、製品名「KBM403」)とを表2に示す配合割合で混合し、十分に撹拌して、メチルエチルケトンで希釈することにより、粘着剤組成物の塗布溶液を得た。
得られた粘着剤組成物の塗布溶液を用いて、塗布厚さのみが異なる点以外は、粘着シートE1と同じ方法により軽セパレータ/粘着剤層(厚さ:5μm)/重セパレータの構成からなる粘着シートE4を作製した。粘着シートE4の粘着剤層を粘着剤層E4とする。粘着シートE4について、測定された貯蔵弾性率を表2に示す。なお、粘着剤層E4の厚さ及び貯蔵弾性率は、後述する方法で測定した値である。
粘着シートE4と同じ粘着剤組成物の塗布溶液を用いて、塗布厚さのみが異なる点以外は、粘着シートE1と同じ方法により軽セパレータ/粘着剤層(厚さ:10μm)/重セパレータの構成からなる粘着シートE5を作製した。粘着シートE5の粘着剤層を粘着剤層E5とする。粘着シートE5は、粘着シートE4と同じ粘着剤組成物を用いて作製しているため、その貯蔵弾性率は粘着シートE4と同じ値である。
接触式膜厚測定装置(株式会社ニコン製「MS-5C」)を用いて測定した。
粘着剤層を150μmとなるように積層したサンプルを、5mm×30mmの大きさに裁断し、レオメーター(MCR-301、 Anton Parr 社製)を用いて、温度25°、応力1%、周波数1Hzにおける貯蔵弾性率を測定した。測定結果を表2に示す。
前面板A1の一方のハードコート層側の表面と、偏光板C1の両方の表面と、タッチセンサパネルD1の透明導電層側の表面にコロナ処理を施した。コロナ処理は、周波数:20kHz、電圧:8.6kV、パワー:2.5kW、速度:6m/分の条件で行った。そして、「前面板A1/貼合層/偏光板C1/粘着剤層E1/タッチセンサパネルD1/粘着剤層E3」となるように各層を積層して、ロール接合機を用いて貼合して、オートクレーブにて養生を行い、図1に示す光学積層体100と同様の構成の実施例1の光学積層体を得た。得られた光学積層体について、耐衝撃性試験及び耐屈曲性試験を行った。結果を表3に示す。
実施例1において、偏光板、タッチセンサパネル、粘着剤層(第1粘着剤層、第2粘着剤層)として、表3に示すものを用いた点以外は、実施例1と同様にして実施例2~7、比較例1,2の光学積層体を得た。得られた光学積層体について、耐衝撃性試験及び耐屈曲性試験を行った。結果を表3に示す。
各実施例および比較例で得られた光学積層体から、長辺150mm×短辺70mmの長方形の大きさの小片をスーパーカッターを用いて切り出し、小片の第2粘着剤層を介してアクリル板に貼合した。そして、23℃、相対湿度55%の環境下で、小片に対して、評価用ペンを小片の前面板の最表面から10cmの高さにペン先が位置しかつペン先が下向きとなるように保持し、その位置から評価用ペンを落下させた。小片の前面板には、タッチセンサパネルの透明導電層のパターンを表記し、評価用ペンはペン先が透明導電層が配置されている位置に接触するように落下させた。評価用ペンとして、重量が11gであり、ペン先の直径が0.7mmのペンを用いた。評価用ペンを落下させた後の小片について、目視での観察及びタッチセンサパネル機能の確認を行い、以下の基準で評価を行った。表3に評価結果を示す。
A:クラックなし。タッチセンサパネル機能維持。
B:クラックあり。タッチセンサパネル機能維持。
C:クラックあり。タッチセンサパネル機能なし。
温度25℃において、次に示す手順で屈曲性試験を行った。屈曲試験機(CFT-720C、Covotech社製)に、各実施例及び比較例で得られた光学積層体を平坦な状態(屈曲していない状態)で設置し、タッチセンサパネル側が内側となるようにして屈曲させたときに対向するタッチセンサパネル間の距離が4.0mmとなるように光学積層体を屈曲させた後、元の平坦な状態に戻す屈曲操作を行った。この屈曲操作を1回行ったときを屈曲回数1回と数え、この屈曲操作を繰返し行った。屈曲操作で屈曲した領域においてクラック及び/又は粘着剤層の浮きが発生したときの屈曲回数を限界屈曲回数として確認し、以下のように評価した。表3に評価結果を示す。
A:屈曲回数が20万回に達しても限界屈曲回数に達しなかった、
B:屈曲回数が10万回以上20万回以下で限界屈曲回数に達した、
C:屈曲回数が5万回以上10万回未満で限界屈曲回数に達した、
D:屈曲回数が5万回未満で限界屈曲回数に達した。
Claims (7)
- 前面板、偏光板、第1粘着剤層、タッチセンサパネル、及び第2粘着剤層をこの順に備える光学積層体であって、
前記前面板は、基材フィルムの少なくとも一方の面にハードコート層が設けられたフィルムであり、
前記偏光板は、前記第1粘着剤層側の最表面に保護層を備え、
前記保護層について、タフネスをa〔mJ/mm3〕、厚みをb〔μm〕とすると、下記式(1a’)の関係を満たし、
前記第1粘着剤層の厚みをt1〔μm〕、前記第2粘着剤層の厚みをt2〔μm〕とすると、下記式(3f)の関係を満たす、光学積層体。
a×b≧800 (1a’)
t1/t2≧0.2 (3f) - さらに下記式(3a)の関係を満たす、請求項1に記載の光学積層体。
t1/t2≦2 (3a) - 前記保護層は、前記第1粘着剤層側とは反対側の表面上に位相差層が設けられている、請求項1または2に記載の光学積層体。
- 前記位相差層は、重合性液晶化合物の硬化物を含む、請求項3に記載の光学積層体。
- 前記位相差層は、ポジティブC層または1/4波長層である、請求項3または4に記載の光学積層体。
- 前記タッチセンサパネルは、基材層と、前記基材層上に設けられた透明導電層とを備える、請求項1~5のいずれか1項に記載の光学積層体。
- 請求項1~6のいずれか1項に記載の光学積層体を含む表示装置。
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