JP7311374B2 - 絶縁被覆カーボンナノチューブ線 - Google Patents
絶縁被覆カーボンナノチューブ線 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7311374B2 JP7311374B2 JP2019172156A JP2019172156A JP7311374B2 JP 7311374 B2 JP7311374 B2 JP 7311374B2 JP 2019172156 A JP2019172156 A JP 2019172156A JP 2019172156 A JP2019172156 A JP 2019172156A JP 7311374 B2 JP7311374 B2 JP 7311374B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbon nanotube
- insulation
- fiber bundle
- wire
- coated carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Carbon And Carbon Compounds (AREA)
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
前記カーボンナノチューブ繊維束の径がφ5μm~150μmであり、
前記絶縁被覆の厚さが0.25μm~2.5μmであることを特徴とする絶縁被覆カーボンナノチューブ線である。
2.5μm以下に抑える必要がある。従って、上述のように構成すれば、細径かつ軽量で高い絶縁性と柔軟性を有する絶縁被覆カーボンナノチューブ線を作製することができる。
前記絶縁被覆の厚さの、前記カーボンナノチューブ繊維束の径に対する比率が、1.6~5%であることを特徴とする絶縁被覆カーボンナノチューブ線である。
図1に示すように、本実施形態1に係る絶縁被覆カーボンナノチューブ線1は、カーボンナノチューブ繊維束10の外周面に絶縁被覆12が被覆された構造である。絶縁被覆カーボンナノチューブ線1は、複数の繊維状のカーボンナノチューブ(カーボンナノチューブ繊維)11の束であるカーボンナノチューブ繊維束10の外周面全体が絶縁被覆によって被覆されている。
そして、絶縁被覆カーボンナノチューブ線1を構成する絶縁被覆12の厚さは好ましくは0.25μm~2.5μmである。絶縁被覆12の厚さを0.25μm~2.5μmと薄くすることにより、直径が細く、軽量な絶縁被覆カーボンナノチューブ線1を得ることができる。このような絶縁被覆カーボンナノチューブ線1を使用することでアセンブリを小型化、軽量化することができる。絶縁被覆12の厚さを0.25μmより小さくすると製造が難しく、また十分な絶縁効果を得ることが難しくなる。一方、絶縁被覆12の厚さを2.5μmよりも大きくすると柔軟性が損なわれるとともに絶縁被覆カーボンナノチューブ線が重くなり、同じ導電線径で比較すると導電性が低下してしまう。
絶縁被覆カーボンナノチューブ線1の任意の点を樹脂埋め込みして径方向断面が確認できるように研磨イオンミリング(日立ハイテクノロジーズ株式会社製IM4000使用)にて処理し、電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ株式会社製SU‐70使用)にてカーボンナノチューブ繊維束10の直径と絶縁被覆12の厚さを測定した。また、絶縁被覆12の厚さについては、絶縁被覆カーボンナノチューブ線の径方向断面を45度ずつに分割した8点の厚さの測定値の平均値である。
チューブ繊維束10の径に対する比率は、1.6%~5%であることが好ましい。
図2(A)に示すように、カーボンナノチューブ繊維束10の表面にはカーボンナノチューブ繊維が毛羽立った状態で存在するが、図2(B)に示すように、カーボンナノチューブ繊維束10の表面に絶縁被覆12を施すことにより、カーボンナノチューブ繊維11の毛羽立ちを防止することができる。このため、絶縁被覆カーボンナノチューブ線1としては強度が安定するとともに、絶縁被覆12により絶縁性を担保することができる。
2241(2011)の規定に準拠して行った。引張強さの測定条件は、温度:23℃、引張速度:3mm/min、評点距離:100mm、引張試験機:株式会社オリエンテック製STA‐1150である。
本実施形態に係る絶縁被覆カーボンナノチューブ線1の特徴の一つである「しなやかさ度合い」について説明する。
このしなやかさ度合いは、絶縁被覆カーボンナノチューブ線1の線径と後述するしなや
かさ測定方法により測定したRの大きさとの比を表す。このようにして測定されるしなやかさをFと表す。F=0.0070~0.180とすることでしなやかさと強度を併せ持つ絶縁被覆カーボンナノチューブ線となる。なお、F=0.100~0.150であることが好ましい。
ここで、固定台22の右側面22bから測定台21の左側面21cまでの距離L1は150mmである。
図3(C)は、測定装置の左側面図である。上述したように、固定治具23から引き出された絶縁被覆カーボンナノチューブ線1は固定台22の前面22aに沿って引き回され、錘24の重量により、測定台21の左側面21cに沿って鉛直下方に垂下されている。
図4に、本実施形態における絶縁被覆カーボンナノチューブ線1の製造装置100の概略構成を示す。図4を参照して、絶縁被覆カーボンナノチューブ線1の製造装置100及び製造方法について説明する。
ーボンナノチューブ繊維」という。)11,…,11が一定速度で引き出される。このように引き出された複数列のカーボンナノチューブ繊維11,…,11は、集合ダイス31に導かれ、収束されて、カーボンナノチューブ繊維束10となる。集合ダイス31は、例えば円形状の細孔を有し、複数列のカーボンナノチューブ繊維11,…,11を径方向に圧縮して収束させる。
図6に、本発明の実施形態2に係る絶縁被覆カーボンナノチューブ線2の構造を示す。実施形態1と共通する構成については、同様の符号を用いて詳細な説明を省略する。なお、図6では、絶縁被覆カーボンナノチューブ線2を、絶縁被覆12の一部を除去した状態で示しているが、実施形態1と同様に、カーボンナノチューブ繊維束13の外周面全体を絶縁被覆12が被覆している。
カーボンナノチューブと同様に導電性があり軽量な材料として炭素繊維があるが、炭素繊維は、強度はあるものの靱性に乏しく、折り曲げると大きな曲率半径でも簡単に折損してしまう。これに対して、実施形態1の絶縁被覆カーボンナノチューブ線1のように、撚っていないカーボンナノチューブ繊維束10に絶縁被覆を施すことにより、炭素繊維よりも曲げによる断線は起こりにくくなるが、小さい曲率半径では断面形状が円ではなく潰れた形状となるため折損しやすくなる。本実施形態に係る絶縁被覆カーボンナノチューブ線2のように、カーボンナノチューブ繊維11の束に撚りを加えて、カーボンナノチューブ繊維束13を撚線体とすることにより、柔軟性に富み、強度も向上する。
本実施形態に係る絶縁被覆カーボンナノチューブ線2は、複数のカーボンナノチューブ繊維11の束に対して撚りをかける点を除いては、実施形態1に係る製造装置100と同様の装置を用いることができるので、実施形態1と同様の構成については同様の符号を用いて詳細な説明は省略する。
繰り出しリール53から繰り出され、磁性流体軸受によって支持されたガイドローラ55の上側の周面を経て被覆樹脂槽33に上側から導入されたカーボンナノチューブ繊維束13の表面全周に樹脂34が塗布され、絶縁被覆カーボンナノチューブ線2を作製する工程は実施形態1と同様であるため説明は省略する。
図以下に本発明の実施例について、比較例と対比して説明する。
図8は、本発明の実施例1~5と比較例1~5について、カーボンナノチューブ繊維束径(μm)、被覆厚み(μm)、被覆厚みの標準偏差、被覆材料、カーボンナノチューブ
線の種類(「繊維束」は無撚線を示す。)、引張強さ(MPa)、絶縁破壊電圧(V)及びしなやかさ度合いを示す。絶縁破壊電圧におけるRは最大値と最小値との差である変動範囲を表す。なお、ここでの被覆厚みの標準偏差は変動係数ではない。
図9は絶縁破壊電圧の測定装置60の主要部の構成を模式的に示す側面図(図9(A))及び平面図(図9(B))である。図10(A)は絶縁破壊電圧測定装置の回路図であり、図10(B)は試料に印加する電圧と時間との関係を示すグラフである。
絶縁基板61上の一方には銅箔製の電極62を配置する。電極62にはリード線621が接続される。電極62上には導電性テープ63を介して試料である絶縁被覆カーボンナノチューブ線1の一端を絶縁被覆12に覆われた状態で固定する。絶縁基板61上の他方には、絶縁被覆12が剥離されてカーボンナノチューブ繊維束10が露出した絶縁被覆カーボンナノチューブ線1を絶縁基板61との間に挟んで固定するように電極64を配置する。電極64にはリード線641が接続される。ここで、絶縁被覆カーボンナノチューブ線1は、電極62の端部から50mm離れた部分の絶縁被覆12を10mm分剥離している。絶縁被覆カーボンナノチューブ線2を試料として絶縁破壊電圧を測定する場合も同様である。
まず、直流電源装置66から絶縁被覆カーボンナノチューブ線1に対して、図10(B)に示すように0~60Vの範囲において0.1V/secの速度で電圧を掃引印加し、電流測定装置67によって通電電流を測定する。
次に、横軸に電圧、縦軸に電流をとり、電圧掃引時の通電電流の測定値をプロットし、絶縁被覆カーボンナノチューブ線1の絶縁破壊によって通電電流の測定値が急上昇した時の電圧値を絶縁破壊電圧とした。
に係る絶縁被覆カーボンナノチューブ線2は、いずれも細径かつ軽量で高い絶縁性と柔軟性を有する。
10,13・・・カーボンナノチューブ繊維束
11・・・カーボンナノチューブ繊維
12・・・絶縁被覆
Claims (9)
- 径方向に圧縮して収束された複数のカーボンナノチューブ繊維からなるカーボンナノチューブ繊維束と、該カーボンナノチューブ繊維束の表面を被覆する絶縁被覆とを備えた絶縁被覆カーボンナノチューブ線であって、
前記カーボンナノチューブ繊維束の径がφ5μm~150μmであり、
前記絶縁被覆の厚さが0.25μm~2.5μmであることを特徴とする絶縁被覆カーボンナノチューブ線。 - 前記カーボンナノチューブ繊維束が、前記複数のカーボンナノチューブ繊維の撚線であることを特徴とする請求項1に記載の絶縁被覆カーボンナノチューブ線。
- 前記絶縁被覆の厚さを8点測定した標準偏差が6%以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の絶縁被覆カーボンナノチューブ線。
- 前記絶縁被覆をポリイミドによって形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の絶縁被覆カーボンナノチューブ線。
- 引張強さが200Mpa以上であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の絶縁被覆カーボンナノチューブ線。
- 前記絶縁被覆カーボンナノチューブ線の径と、所定の条件における該絶縁被覆カーボンナノチューブ線の曲率半径との比によって定義されるしなやかさFが0.0070~0.180であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の絶縁被覆カーボンナノチューブ線。
- 径方向に圧縮して収束された複数のカーボンナノチューブ繊維からなるカーボンナノチューブ繊維束と、該カーボンナノチューブ繊維束の表面を被覆する絶縁被覆とを備えた絶縁被覆カーボンナノチューブ線であって、
前記絶縁被覆の厚さの、前記カーボンナノチューブ繊維束の径に対する比率が、1.6~5%であり、
前記絶縁被覆の厚さを8点測定した標準偏差が6%以下であることを特徴とする絶縁被覆カーボンナノチューブ線。 - 径方向に圧縮して収束された複数のカーボンナノチューブ繊維からなるカーボンナノチューブ繊維束と、該カーボンナノチューブ繊維束の表面を被覆する絶縁被覆とを備えた絶縁被覆カーボンナノチューブ線であって、
前記絶縁被覆の厚さの、前記カーボンナノチューブ繊維束の径に対する比率が、1.6~5%であり、
引張強さが200Mpa以上であることを特徴とする絶縁被覆カーボンナノチューブ線。 - 径方向に圧縮して収束された複数のカーボンナノチューブ繊維からなるカーボンナノチューブ繊維束と、該カーボンナノチューブ繊維束の表面を被覆する絶縁被覆とを備えた絶縁被覆カーボンナノチューブ線であって、
前記絶縁被覆の厚さの、前記カーボンナノチューブ繊維束の径に対する比率が、1.6~5%であり、
前記絶縁被覆カーボンナノチューブ線の径と、所定の条件における該絶縁被覆カーボンナノチューブ線の曲率半径との比によって定義されるしなやかさFが0.0070~0.180であることを特徴とする絶縁被覆カーボンナノチューブ線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019172156A JP7311374B2 (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 絶縁被覆カーボンナノチューブ線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019172156A JP7311374B2 (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 絶縁被覆カーボンナノチューブ線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021050422A JP2021050422A (ja) | 2021-04-01 |
JP7311374B2 true JP7311374B2 (ja) | 2023-07-19 |
Family
ID=75157170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019172156A Active JP7311374B2 (ja) | 2019-09-20 | 2019-09-20 | 絶縁被覆カーボンナノチューブ線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7311374B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101967699A (zh) | 2010-10-13 | 2011-02-09 | 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所 | 高性能碳纳米管纤维的制备方法 |
WO2019083036A1 (ja) | 2017-10-26 | 2019-05-02 | 古河電気工業株式会社 | カーボンナノチューブ被覆電線及びコイル |
WO2019083031A1 (ja) | 2017-10-26 | 2019-05-02 | 古河電気工業株式会社 | カーボンナノチューブ被覆電線 |
JP2019079752A (ja) | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 古河電気工業株式会社 | カーボンナノチューブ被覆電線 |
-
2019
- 2019-09-20 JP JP2019172156A patent/JP7311374B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101967699A (zh) | 2010-10-13 | 2011-02-09 | 中国科学院苏州纳米技术与纳米仿生研究所 | 高性能碳纳米管纤维的制备方法 |
WO2019083036A1 (ja) | 2017-10-26 | 2019-05-02 | 古河電気工業株式会社 | カーボンナノチューブ被覆電線及びコイル |
WO2019083031A1 (ja) | 2017-10-26 | 2019-05-02 | 古河電気工業株式会社 | カーボンナノチューブ被覆電線 |
JP2019079752A (ja) | 2017-10-26 | 2019-05-23 | 古河電気工業株式会社 | カーボンナノチューブ被覆電線 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021050422A (ja) | 2021-04-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5062200B2 (ja) | 同軸ケーブルの製造方法 | |
US7847192B2 (en) | Electrical conductor | |
JP2011124129A (ja) | 高周波用の電線 | |
US10468154B2 (en) | Aluminum electrical wire and method for manufacturing aluminum electrical wire | |
CN103339690A (zh) | 多芯线缆及其制造方法 | |
CN112469848A (zh) | 利用经镀覆碳纳米管元件的同轴线缆及其制造方法 | |
JP7053427B2 (ja) | エナメル線の製造方法 | |
JP7311374B2 (ja) | 絶縁被覆カーボンナノチューブ線 | |
WO2011030494A1 (ja) | 同軸プローブピン、同軸ケーブルおよびその製造方法 | |
JP2019049077A (ja) | カーボンナノチューブワイヤの製造方法 | |
JP6399668B1 (ja) | 繊維導体、繊維電線及びその製造方法 | |
JP6774462B2 (ja) | 多芯通信ケーブル | |
CN107210096B (zh) | 同轴电缆和医疗用电缆 | |
JP5464985B2 (ja) | 平型電線、平型電線の製造方法、平型絶縁電線および平型絶縁電線の製造方法 | |
JP5318485B2 (ja) | 錦糸線 | |
US20150243409A1 (en) | Insulated winding wire containing semi-conductive layers | |
JP2011034906A (ja) | 同軸ケーブルの製造方法、及び同軸ケーブル | |
JP2011228298A (ja) | 多心ケーブル | |
JP2009211855A (ja) | 同軸フラットケーブル | |
JP4686931B2 (ja) | 超極細同軸ケーブル | |
JP2010027491A (ja) | 極細同軸ケーブルおよびその製造方法 | |
JP2022080489A (ja) | 複合電線及び該複合電線の製造方法 | |
JP6149767B2 (ja) | 導体線加工ダイス及びそれを用いたエナメル線の製造装置及び製造方法 | |
JP2006049067A (ja) | 同軸ケーブルおよびその製造方法 | |
CN110246611A (zh) | 高压设备电气连接线及其制备方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210721 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220816 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230131 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230322 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230627 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230706 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7311374 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |