JP7311306B2 - ワークを把持する把持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワークを把持する把持装置に関する。
製品を製造するときには、ワークを把持装置にて固定して様々な処理を行うことが知られている。例えば、把持装置にて固定したワークに対して、部品を配置したり、塗装を行ったりすることが知られている。または、ロボットを含む装置にてワークを搬送する場合には、ワークを把持する把持装置を作業ツールとしてロボットに取り付けることが知られている。把持装置がワークを把持した状態にてロボットが位置および姿勢を変更することにより、ワークを任意の位置に配置したり、ワークを搬送したりすることができる(例えば、実開平4―106184号公報)。
把持装置は、互いに対向する部材を近づけたり離したりすることにより、ワークを挟むことができる。ここで、ワークの種類によっては、ワークを挟むのみではワークを安定して把持できない場合がある。従来の技術においては、ワークを挟む2個の部材に加えて、ワークに係合する部材を備える把持装置が知られている。このようなワークを把持する部材を駆動するためには、ラックおよびピニオンを有する機構またはリンク機構を用いることが知られている。部材を駆動する駆動源としては、モータまたはシリンダを用いることが知られている(例えば、実開昭47-34768号公報および実開昭49-86574号公報)。
また、様々な部品を駆動するシリンダとしては、2か所の位置にてピストンロッドが停止するシリンダの他に、3か所の位置にてピストンロッドが停止するシリンダが知られている(例えば、特開2001-38432号公報)。
実開平4-106184号公報 実開昭47-34768号公報 実開昭49-86574号公報 特開2001-38432号公報
ワークの処理を行う装置によっては、大きさが互いに異なる複数の種類のワークを処理する場合がある。複数の種類のワークを固定する場合には、ワークの大きさに応じて把持装置を交換することができる。この場合には、複数の把持装置が必要になるという問題がある。また、把持装置を交換するための時間が必要になり、作業時間が長くなるという問題がある。または、作業空間が小さい場合には、複数の把持装置を保管する場所が確保できない場合がある。
例えば、ロボット装置において、作業ツールを交換することにより、複数の大きさのワークを搬送することができる。作業ツールは、自動工具交換装置を用いることにより、自動的に交換することができる。しかしながら、複数の作業ツールを予め準備しなければならないという問題がある。また、作業ツールを交換する為の時間が必要になり、作業効率が低下するという問題がある。さらに、作業空間が小さい場合に、作業ツールを置いておく場所が確保できない場合がある。
または、複数の大きさのワークを把持することができる作業ツールを使用することができる。しかしながら、モータ、シリンダ、および作業ルールの構成部材等が大型になるために、作業ツールが重くなるという問題がある。ロボットには、取り付けることができる作業ツールの重量の制限が存在する。小型のロボットでは、大きな作業ツールを操作することができずに、複数の作業ツールを用いる必要が生じる。特に、3か所以上でワークに係合する作業ツールでは、ワークを把持する部材を駆動するためのモータの個数が多くなる。この結果、ワークが軽量であっても作業ツールの重量が大きくなり、小型のロボットでは操作できないという問題があった。
本開示の一態様は、ワークを把持する把持装置である。把持装置は、互いに反対方向に移動することによりワークを挟む第1のアームおよび第2のアームを備える。把持装置は、第1のアームおよび第2のアームが移動する方向に交差する方向に移動し、ワークに係合する第3のアームを備える。把持装置は、第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームに接触して、それぞれのアームを移動する回転部材と、回転部材を回転する回転機とを備える。把持装置は、回転部材を第1の位置、第2の位置、および第1の位置と第2の位置との間の第3の位置に移動するための回転部材移動シリンダを備える。把持装置は、回転機の回転角を検出する位置検出器と、回転機を制御する制御装置とを備える。第1のアームおよび第2のアームは、回転部材が第1の位置に配置されているときに、回転部材の一方の側に第1のアームが接触し、回転部材の他方の側に第2のアームが接触するように配置されている。第3のアームは、回転部材が第2の位置に配置されているときに、回転部材に接触するように配置されている。第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームは、回転部材が第3の位置に配置されているときに、回転部材から離れるように配置されている。回転部材は、歯車である。第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームのそれぞれのアームは、歯車に係合する複数の歯が形成された棒状部材を有する。制御装置は、回転機の制御に関する情報を記憶する記憶部を含む。位置検出器は、第1の位置および第2の位置のうち一方の位置から第3の位置に移動するときに回転機の回転角を検出する。記憶部は、位置検出器にて検出された回転角を記憶する。制御装置は、回転部材が第3の位置から一方の位置に移動するときに、記憶部に記憶された回転角になるように回転機の回転角を制御する。
本開示の他の態様は、ワークを把持する把持装置である。把持装置は、互いに反対方向に移動することによりワークを挟む第1のアームおよび第2のアームを備える。把持装置は、第1のアームおよび第2のアームが移動する方向に交差する方向に移動し、ワークに係合する第3のアームを備える。把持装置は、第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームに接触して、それぞれのアームを移動する回転部材と、回転部材を回転する回転機とを備える。把持装置は、回転部材を第1の位置、第2の位置、および第1の位置と第2の位置との間の第3の位置に移動するための回転部材移動シリンダを備える。把持装置は、回転部材移動シリンダに連結され、回転部材を押圧して回転部材を移動する移動部材を備える。第1のアームおよび第2のアームは、回転部材が第1の位置に配置されているときに、回転部材の一方の側に第1のアームが接触し、回転部材の他方の側に第2のアームが接触するように配置されている。第3のアームは、回転部材が第2の位置に配置されているときに、回転部材に接触するように配置されている。第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームは、回転部材が第3の位置に配置されているときに、回転部材から離れるように配置されている。移動部材は、回転部材が第1の位置に配置されているときに、第3のアームを押圧する第1の押圧部と、回転部材が第2の位置に配置されているときに、第1のアームおよび第2のアームを押圧する第2の押圧部とを含む。
本開示の態様によれば、大きさの異なる複数の種類のワークを把持することができる軽量の把持装置を提供することができる。
実施の形態におけるロボット装置の斜視図である。 実施の形態における第1の把持装置としての作業ツールを前側から見た時の斜視図である。 第1の把持装置としての作業ツールを後側から見た時の斜視図である。 実施の形態における歯車移動シリンダの第1の概略断面図である。 歯車移動シリンダの第2の概略断面図である。 歯車移動シリンダの第3の概略断面図である。 実施の形態におけるロボット装置のブロック図である。 歯車が第1の位置に配置されている時の作業ツールの拡大斜視図である。 歯車が第1の位置に配置されている時の移動部材、歯車、および複数のアームの位置関係を説明する斜視図である。 歯車が第2の位置に配置されている時の作業ツールの拡大斜視図である。 歯車が第2の位置に配置されている時の移動部材、歯車、および複数のアームの位置関係を説明する斜視図である。 歯車が第3の位置に配置されている時の作業ツールの拡大斜視図である。 歯車が第3の位置に配置されている時の移動部材、歯車、および複数のアームの位置関係を説明する斜視図である。 ロボット装置が棚からワークを取り出す時の棚およびロボット装置の斜視図である。 ロボット装置が棚からワークを取り出す第1工程を説明するロボット装置およびワークの斜視図である。 ロボット装置が棚からワークを取り出す第2工程を説明するロボット装置およびワークの斜視図である。 実施の形態における第2の把持装置としての作業ツールの拡大斜視図である。 実施の形態における第3の把持装置の斜視図である。 実施の形態における第3の把持装置の押圧板の断面図である。 大きなワークを把持した時の第3の把持装置の斜視図である。 第3の把持装置の他の状態を示す斜視図である。 小さなワークを把持した時の第3の把持装置の斜視図である。
図1から図22を参照して、実施の形態における把持装置について説明する。本実施の形態の把持装置は、様々な大きさのワークを把持することができるように形成されている。
図1は、本実施の形態におけるロボット装置の概略図である。ロボット装置5は、作業ツール2と、作業ツール2を移動するロボット1とを備える。本実施の形態の第1の把持装置は、ロボット1の作業ツール2である。作業ツール2は、ロボット1に連結されている。ロボット装置5は、作業ツール2がワークを把持した状態にて、ロボット1が位置および姿勢を変更することによりワークを搬送する。
本実施の形態のロボット1は、複数の関節部を含む多関節ロボットである。ロボット1は、ベース部14と、ベース部14に支持された旋回ベース13とを含む。ベース部14は、設置面に固定されている。旋回ベース13は、ベース部14に対して回転するように形成されている。ロボット1は、上部アーム11および下部アーム12を含む。下部アーム12は、関節部を介して旋回ベース13に回動可能に支持されている。上部アーム11は、関節部を介して回動可能に下部アーム12に支持されている。また、上部アーム11は、上部アーム11の延びる方向に平行な回転軸の周りに回転する。
ロボット1は、上部アーム11の端部に連結されているリスト15を含む。リスト15は、関節部を介して回動可能に上部アーム11に支持されている。リスト15は、回転可能に形成されているフランジ16を含む。作業ツール2は、フランジ16に固定されている。本実施の形態のロボット1は、6個の駆動軸を有するが、この形態に限られない。作業ツール2の位置および向きを変更することができる任意のロボットを採用することができる。
本実施の形態におけるロボット装置5は、作業ツールを自動的に交換可能な自動工具交換装置(ATC)を有する。自動工具交換装置は、ロボット1のフランジ16に取り付けられるロボット側プレート51と、作業ツール2に取り付けられるツール側プレート52とを有する。ツール側プレート52は、ロボット側プレート51に連結されたり解放されたりするように形成されている。なお、作業ツール2は、自動工具交換装置を介さずに、フランジ16に固定されていても構わない。
図2に、本実施の形態における作業ツールを前側から見た時の斜視図を示す。図3に、本実施の形態における作業ツールを後側から見た時の斜視図を示す。本実施の形態では、矢印104に示すように、ワークが配置される側を前側と称する。作業ツール2は、天板23と側板22とを含む枠体21を備える。天板23には、自動工具交換装置のツール側プレート52が固定されている。側板22は、天板23を支持すると共に、第1のアーム65および第2のアーム66を支持する。枠体21は、第3のアーム67を支持する2個の支持板24を有する。支持板24は、側板22の前側および後側に配置されている。
作業ツール2は、互いに反対方向に移動する第1のアーム65と第2のアーム66とを備える。ワークは、第1のアーム65と第2のアーム66とに挟まれる。第1のアーム65は、棒状部材25と、棒状部材25の端部に固定された押圧板27とを有する。第2のアーム66は、棒状部材26と、棒状部材26の端部に固定された押圧板27とを有する。棒状部材25および棒状部材26は、側板22に形成された穴部22a,22bを挿通している。棒状部材25および棒状部材26は、穴部22a,22bに支持されている。
それぞれの押圧板27は、直線状に延びる溝部27aを有する。溝部27aは、押圧板27の前側の端部から後側の端部まで延びるように形成されている。本実施の形態におけるワークは、板状の部材である。溝部27aは、ワークの端部が挿入されるように形成されている。
作業ツール2は、第1のアーム65および第2のアーム66が移動する方向に交差する方向に移動する第3のアーム67を有する。本実施の形態においては、第3のアーム67は、矢印92に示すように、第1のアーム65および第2のアーム66が移動する方向に垂直な方向に移動する。第3のアーム67は、棒状部材28と、棒状部材28の端部に固定された挟持装置31を含む。
作業ツール2は、第1のアーム65、第2のアーム66、および第3のアーム67に接触して、それぞれのアーム65,66,67を移動する回転部材を備える。本実施の形態においては、回転部材として、歯車38が配置されている。本実施の形態の歯車38は、平歯車である。作業ツール2は、歯車38を回転させる回転機として、歯車駆動モータ36を備える。回転部材を回転する回転機としては、電動モータに限られず、任意の回転機を採用することができる。例えば、油圧にて駆動する回転機であっても構わない。
歯車駆動モータ36は、回転力を出力するシャフト37を有する。シャフト37には、平面状に形成された切欠き部37aが形成されている。歯車38は、シャフト37の断面形状に対応する穴部を有する。この穴部に、シャフト37が挿通されている。シャフト37に切欠き部37aが形成されていることにより、歯車38がシャフト37に対して空回りすることを防止できる。
第1のアーム65および第2のアーム66は、矢印91に示す方向に移動する。すなわち、棒状部材25および棒状部材26は、軸方向に移動する。棒状部材25および棒状部材26は、互いに対向するように配置されている。それぞれの棒状部材25,26の歯車38に向かう表面には、歯車38に係合する複数の歯が形成されている。本実施の形態では、ラックおよびピニオン機構により第1のアーム65および第2のアーム66が移動する。
第3のアーム67は、棒状部材28の軸方向に移動する。棒状部材28は、支持板24に形成された穴部24aを挿通している。棒状部材28は、前側の支持板24の穴部24aと後側の支持板24の穴部24aにて支持されている。棒状部材28の歯車38に向かう側の表面には、歯車38の歯に係合するように、複数の歯が形成されている。本実施の形態では、ラックおよびピニオン機構で第3のアーム67が移動する。
第3のアーム67の挟持装置31は、ワークを挟持することができるように形成されている。挟持装置31は、枠体32を有する。挟持装置31は、ワークを挟持するための爪部34a,34bを有する。挟持装置31は、爪部34aを矢印93に示す方向に移動するための爪部駆動シリンダ33を有する。爪部駆動シリンダ33は、枠体32に支持されている。爪部駆動シリンダ33が駆動することにより、爪部34aが爪部34bに向かう方向に移動して、爪部34aおよび爪部34bにてワークを挟持することができる。
本実施の形態における歯車38は、シャフト37に対して摺動するように形成されている。すなわち、歯車38は、矢印103に示すように、シャフト37の軸方向に沿って移動する。本実施の形態では、歯車38は、第1の位置、第2の位置、および第3の位置に移動する。歯車38は、第1の位置では、第1のアーム65および第2のアーム66に係合する。歯車38は、第2の位置では、第3のアーム67に係合する。歯車38は、第3の位置では、全てのアーム65,66,67から離れる。
作業ツール2は、歯車38を第1の位置、第2の位置、および第3の位置に移動するための回転部材移動シリンダとして、歯車移動シリンダ39を有する。作業ツール2は、歯車移動シリンダ39に連結された移動部材61を有する。歯車移動シリンダ39が駆動することにより、移動部材61は、矢印103に示すように、シャフト37の軸方向に沿って移動する。移動部材61は、歯車38を押圧することにより、歯車38を第1の位置、第2の位置、および第3の位置に移動する。
図4に、本実施の形態における歯車移動シリンダの第1の概略断面図を示す。本実施の形態における歯車移動シリンダ39は、3ポジションシリンダである。歯車移動シリンダ39は、移動部材61に固定される第1のスライド部材71が、3か所の位置において停止するように形成されている。
歯車移動シリンダ39は、筐体70と、筐体70の内部の空間に配置されている第1のスライド部材71とを有する。第1のスライド部材71は、第1のピストン71aと、第1のピストンロッド71bと、第1のピストンロッド71bの先端に配置されたフランジ71cとを有する。第1のスライド部材71の内部には、空間が形成されている。
歯車移動シリンダ39は、第1のスライド部材71と同軸状に移動する第2のスライド部材72を有する。第2のスライド部材72は、第2のピストン72aと、第2のピストンロッド72bとを有する。第2のスライド部材72の内部には、空気供給管77が挿通している。第1のスライド部材71と筐体70とが接触する部分には、密閉部材79が配置されている。また、第2のスライド部材72と筐体70とが接触する部分、および、第2のスライド部材72と空気供給管77とが接触する部分には、密閉部材79が配置されている。
筐体70の内側の表面と、第1のスライド部材71の外側の表面との間には、空気室74が形成されている。第1のスライド部材71の内部には、空気室75が形成されている。更に、第2のスライド部材72の第2のピストン72aと、筐体70の内面とに囲まれる空間により、空気室76が形成されている。
図4は、歯車38が第1の位置に配置されている時の歯車移動シリンダ39を示す。矢印94に示すように、空気室74に加圧された空気が供給される。空気室75,76には、加圧された空気は供給されていない。第1のスライド部材71は、筐体70の内部に引き込まれている。
図5に、本実施の形態における歯車移動シリンダの第2の概略断面図を示す。図6に、本実施の形態における歯車移動シリンダの第3の概略断面図を示す。図5は、歯車38が第3の位置に配置されている時の歯車移動シリンダ39を示す。図6は、歯車38が第2の位置に配置されている時の歯車移動シリンダ39を示す。図5を参照して、第1のスライド部材71は、中間の位置に配置されている。矢印94,95に示すように、空気室74および空気室75に、加圧された空気が供給される。第1のスライド部材71は、空気室75の空気の圧力により、図4に示す位置よりも飛び出した位置に配置される。
図6を参照して、第1のスライド部材71は、最も飛び出した位置に配置されている。矢印94,95,96に示すように、空気室74,75,76に加圧された空気が供給される。第2のスライド部材72は、空気室76の空気の圧力により外側に向かって移動する。このように、本実施の形態における歯車移動シリンダ39は、3か所の位置にて第1のスライド部材71が停止して、その位置を維持することができるように形成されている。
図7に、本実施の形態におけるロボット装置のブロック図を示す。図1、図2および図7を参照して、ロボット1は、ロボット1の位置および姿勢を変化させるロボット駆動装置を含む。ロボット駆動装置は、アームおよびリスト等の構成部材を駆動する複数のロボット駆動モータ17を含む。ロボット駆動モータ17は、複数の構成部材ごとに配置されている。ロボット駆動モータ17が駆動することにより、それぞれの構成部材の向きが変化する。
ロボット装置5は、ロボット1および作業ツール2を制御するロボット制御装置4を備える。ロボット制御装置4は、プロセッサとしてのCPU(Central Processing Unit)を有する演算処理装置(コンピュータ)を含む。演算処理装置は、CPUにバスを介して接続されたRAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等を有する。ロボット制御装置4には、ロボット1および作業ツール2の制御を行うために、動作プログラム41が入力される。または、ロボット制御装置4は、作業者による教示操作により動作プログラム41を生成する。ロボット制御装置4は、ロボット装置5の制御に関する情報を記憶する記憶部42を含む。動作プログラム41は、記憶部42に記憶される。本実施の形態のロボット装置5は、動作プログラム41に基づいてワークを搬送する。
ロボット制御装置4は、動作指令を送出する動作制御部43を含む。CPUは、動作プログラム41を取得して動作制御部43として機能する。動作制御部43は、動作プログラム41に基づいてロボット1を駆動するための動作指令をロボット駆動部45に送出する。ロボット駆動部45は、ロボット駆動モータ17を駆動する電気回路を含む。ロボット駆動部45は、動作指令に基づいてロボット駆動モータ17に電気を供給する。
ロボット1は、ロボット1の位置および姿勢を検出するための状態検出器を含む。本実施の形態における状態検出器は、ロボット駆動モータ17に取り付けられた位置検出器18を含む。ロボット制御装置4は、位置検出器18の出力に基づいて、ロボット1の位置および姿勢を検出する。
また、動作制御部43は、動作プログラム41に基づいて作業ツール2を駆動する動作指令を作業ツール駆動部44に送出する。作業ツール駆動部44は、作業ツール2の駆動装置を駆動する電気回路および空気圧回路を含む。作業ツール駆動部44は、動作指令に基づいて歯車駆動モータ36に電気を供給する。また、作業ツール駆動部44は、動作指令に基づいて爪部駆動シリンダ33および歯車移動シリンダ39に加圧された空気を供給する。
次に、本実施の形態の作業ツールの機能およびロボット装置の機能について詳細に説明する。図8に、歯車が第1の位置に配置されている時の作業ツールの拡大斜視図を示す。図9に、歯車が第1の位置に配置されている時の移動部材、歯車、および複数のアームの斜視図を示す。図9では、説明のために、枠体21のうち側板22および支持板24を省略している。図8および図9を参照して、本実施の形態における移動部材61は、歯車38と係合する係合部61aを有する。係合部61aは、断面形状がU字形に形成されている。本実施の形態の係合部61aは、歯車38を挟む形状を有する。
移動部材61は、係合部61aと共に移動する第1の押圧部61bを有する。第1の押圧部61bは、第3のアーム67の棒状部材28に向かって延びている。第1の押圧部61bは、係合部61aの端部に接続されている。第1の押圧部61bは、断面形状がL字形の先端部を有する。第1の押圧部61bは、後述するように、第3のアーム67の棒状部材28を押圧して制動する。
移動部材61は、係合部61aと共に移動する第2の押圧部61cを有する。第2の押圧部61cは、係合部61aの端部に接続されている。第2の押圧部61cは、板状に形成されている。第2の押圧部61cは、後述するように、第1のアーム65の棒状部材25および第2のアーム66の棒状部材26を押圧して制動する。第2の押圧部61cは、歯車移動シリンダ39のフランジ71cに連結されている。本実施の形態では、係合部61a、第1の押圧部61b、および第2の押圧部61cは、一体的に形成されている。
図8および図9に示す例においては、歯車移動シリンダ39の第1のスライド部材71が最も引き込まれた位置に配置されている(図4を参照)。移動部材61および歯車38は、矢印97に示す方向に移動している。歯車駆動モータ36のシャフト37は、係合部61aの穴部61dに挿通している。
歯車38は、第1の位置に配置されている時に、第1のアーム65および第2のアーム66に係合する。第1のアーム65の棒状部材25は、歯車38の一方の側に接触する。また、第2のアーム66の棒状部材26は、歯車38の他方の側に接触する。歯車38は、棒状部材25,26に形成された歯と噛み合う。歯車駆動モータ36が駆動することにより、第1のアーム65および第2のアーム66は、互いに反対方向に移動する。シャフト37が一方の方向に回転することにより、第1のアーム65の押圧板27と、第2のアーム66の押圧板27とは互いに近づく向きに移動する。また、シャフト37が他方の方向に回転することにより、第1のアーム65の押圧板27と、第2のアーム66の押圧板27は互いに離れる向きに移動する。このように、歯車駆動モータ36が駆動することにより、互いに対向する2枚の押圧板27にて、ワークを挟んだり解放したりすることができる。
ところで、歯車38が第1の位置に配置されているときに、第1の押圧部61bは第3のアーム67の棒状部材28の表面を押圧する。歯車38が第1の位置に配置されるときには、移動部材61は、矢印97に示す向きに移動する。この時に、第1の押圧部61bは、棒状部材28の下面を押圧する。この構成を採用することにより、第3のアーム67の移動が阻止される。本実施の形態の作業ツール2は、第1のアーム65および第2のアーム66が移動する時に、第3のアーム67にブレーキがかかるように形成されている。
図10に、歯車が第2の位置に配置されている時の作業ツールの拡大斜視図を示す。図11に、歯車が第2の位置に配置されている時の歯車、移動部材、および複数のアームの斜視図を示す。図10および図11を参照して、歯車移動シリンダ39が駆動して、矢印98に示すように移動部材61が移動する。歯車移動シリンダ39の第1のスライド部材71は、最も飛び出した位置に配置される(図6を参照)。歯車駆動モータ36のシャフト37は、第2の押圧部61cに形成された穴部61eを挿通する。
歯車38は、移動部材61の係合部61aに押圧されて第2の位置まで移動する。歯車38は、第1のアーム65との係合および第2のアーム66との係合が解除される。歯車38は、第3のアーム67の棒状部材28と係合する。歯車38の歯は、棒状部材28の歯と噛み合う。
歯車38が第2の位置に配置されているときに、歯車駆動モータ36が駆動することにより、第3のアーム67は、矢印92に示す方向に移動する。一方で、移動部材61が矢印98に示す方向に移動すると、第2の押圧部61cは、第1のアーム65の棒状部材25の上面と、第2のアーム66の棒状部材26の上面とを押圧する。このために、第1のアーム65と第2のアーム66が制動される。このように、作業ツール2は、第3のアーム67が移動する時に、第1のアーム65と第2のアーム66にブレーキがかかるように形成されている。
図12に、歯車が第3の位置に配置された時の作業ツールの拡大斜視図を示す。図13に、歯車が第3の位置に配置された時の移動部材、歯車および複数のアームの斜視図を示す。歯車移動シリンダ39の第1のスライド部材71は、中間の位置に配置される(図5を参照)。図12および図13を参照して、歯車移動シリンダ39が駆動することにより、歯車38は第3の位置に配置される。第3の位置は、第1の位置と第2の位置との間の中間位置である。
歯車38が第3の位置に配置された時に、歯車38は、全ての棒状部材25,26,28との係合が解除される。すなわち、歯車38は、全てのアーム65,66,67から離れる。また、第1の押圧部61bは棒状部材28から離れ、第2の押圧部61cは棒状部材25,26から離れる。このために、それぞれのアーム65,66,67は、自由に移動できる状態になる。
次に、本実施の形態におけるロボット装置の作業について説明する。図14に、本実施の形態におけるワークが保管されている棚およびロボット装置の斜視図を示す。本実施の形態のロボット装置5は、ワーク89が保管されている棚81からワーク89を取り出して他の位置に移動する作業を実施する。
本実施の形態のワーク89は板状に形成された基板である。棚81は、互いに対向する側板82を有する。側板82の内側の表面には、水平方向に延びる溝部82aが形成されている。溝部82aは、側板82の端部まで到達するように形成されている。一方の側板82の溝部82aと、他方の側板82の溝部82aは、互いに対向する位置に形成されている。ワーク89の両側の端部を溝部82aに挿入することにより、ワーク89が支持される。本実施の形態の作業ツール2は、溝部82aに支持されたワーク89を挟持して引き出す操作を実施する。
図15に、作業の第1工程を説明するロボット装置の斜視図を示す。図7、図14、および図15を参照して、動作制御部43は、歯車移動シリンダ39を駆動することにより、歯車38を第1の位置に配置する。歯車38は、第1のアーム65および第2のアーム66に係合する。第3のアーム67は、制動される。動作制御部43は、歯車駆動モータ36を駆動して、矢印99に示すように、第1のアーム65と第2のアーム66とを移動する。動作制御部43は、第1のアーム65の押圧板27と第2のアーム66の押圧板27との間隔を、ワーク89の長手方向の長さに対応するように調整する。
動作制御部43は、押圧板27に形成された溝部27aと、棚81の側板82に形成された溝部82aとが同一線状になるように、ロボット1の位置および姿勢を変更する。次に、動作制御部43は、歯車移動シリンダ39を駆動して、歯車38を第2の位置に移動する。歯車38は、第3のアーム67に係合する。第1のアーム65および第2のアーム66は、制動される。動作制御部43は、歯車駆動モータ36を駆動することにより、第3のアーム67をワーク89に向けて移動する。動作制御部43は、挟持装置31にてワーク89を挟持できる位置まで第3のアーム67を移動する。
次に、動作制御部43は、爪部駆動シリンダ33を駆動することにより、矢印101に示すように、爪部34aを爪部34bに向かって移動する。ワーク89は、爪部34aおよび爪部34bに挟持される。次に、動作制御部43は、歯車駆動モータ36を駆動することにより、矢印100に示すように、第3のアーム67を引き込む動作を実施する。ワーク89は、棚81の溝部82aからアーム65,66の押圧板27の溝部27aに移動する。
図16に、作業の第2行程を説明するロボット装置の斜視図を示す。図16は、ワークの把持が完了した状態を示している。動作制御部43は、予め定められた位置まで、第3のアーム67を移動する。そして、動作制御部43は、歯車駆動モータ36のシャフト37の回転を停止する。動作制御部43は、第3のアーム67の位置を維持するように、歯車駆動モータ36の励磁を継続する。このように、作業ツール2は、ワーク89を把持することができる。
次に、動作制御部43は、ロボット1の位置および姿勢を変更することにより、ワーク89を所望の位置に搬送する。そして、ワーク89を解放する時には、例えば、動作制御部43は、第3のアーム67を飛び出す方向に移動する。ワーク89は、第1のアーム65および第2のアーム66との係合が解除される。この後に、動作制御部43は、挟持装置31の爪部34aを移動することにより、ワーク89を解放することができる。
なお、上記の実施の形態においては、第1のアーム65の押圧板27と第2のアーム66の押圧板27との間隔を調整した後に、第3のアーム67にてワーク89を引き込む動作を実施しているが、この形態に限られない。それぞれのアームは、任意の順序にて移動することができる。例えば、第3のアームにてワークを棚から僅かに引き出した後に、第1のアームおよび第2のアームにてワークを挟持しても構わない。
また、本実施の形態の作業ツールは、板状のワークを把持するように形成されているが、この形態に限られない。作業ツールは、任意の形状のワークを把持するように形成することができる。例えば、それぞれのアームの押圧板は、ワークの形状に応じた形状に形成されることができる。更に、挟持装置の爪部は、ワークの挟持する部分の形状に応じた形状に形成することができる。
本実施の形態における作業ツール2では、複数のアーム65,66,67に係合するために、歯車38が移動可能に形成されている。ワーク89を両側から挟むアーム65,66と、他の方向からワーク89に係合するアーム67とを1個の歯車駆動モータ36にて移動することができる。本実施の形態の作業ツール2では、アームを駆動するための回転機の個数を少なくすることができる。ワークの両側を挟むアームを駆動する第1のモータと、他の方向からワークに係合するアームを駆動する駆動する第2のモータとを配置する必要が無く、1個のモータにて3個のアームを駆動することができる。このために、作業ツールを軽量にすることができる。この結果、小型のロボットにて作業ツール2を操作することができる。
更に、本実施の形態の作業ツール2では、ワーク89を挟むアーム65,66と、ワーク89を把持するアーム67とを個別に移動することができる。このために、作業ツール2は、様々な大きさのワークを把持することができる。このように、本実施の形態の作業ツールは、軽量であると共に、様々な大きさのワークを把持することができる。
また、本実施の形態においては、回転部材が第1の位置と第2の位置との間の第3の位置に配置されるように形成されている。第3の位置では、回転部材は、全てのアームから離れる。回転部材は、接触するアームが切り替わるときに、一方のアームとの係合が解除された後に、他方のアームと係合される。回転部材が係合するアームを変更する場合に、回転部材が全てのアームから離れる位置を通ることにより、アームの切り替えを滑らかに行うことができる。
図7を参照して、本実施の形態におけるロボット制御装置4は、歯車駆動モータ36を制御する制御装置として機能する。作業ツール2は、歯車駆動モータ36の回転角を検出する位置検出器35を備える。位置検出器35は、エンコーダ等により構成することができる。ロボット制御装置4の記憶部42は、歯車駆動モータ36の制御に関する情報を記憶することができる。ロボット制御装置4は、位置検出器35の出力に基づいて、作業ツール2のそれぞれのアーム65,66,67の位置を検出することができる。
本実施の形態の位置検出器35は、歯車駆動モータ36の回転角を検出しているが、この形態に限られない。位置検出器は、それぞれのアームの位置を検出するための任意の検出器を採用することができる。例えば、リニアスケールを配置することにより、作業ツールのそれぞれのアームの位置を検出しても構わない。
ロボット制御装置4は、歯車駆動モータ36を制御する信号処理部46を有する。CPUは、動作プログラム41を取得して信号処理部46として機能する。歯車38が第1の位置から第2の位置に移動する時には第3の位置を通過する。位置検出器35は、歯車38が第1の位置から第3の位置に移動する時に、歯車駆動モータ36の回転角を検出する。信号処理部46は、位置検出器35から回転角を取得して、記憶部42に記憶する。この後に、歯車移動シリンダ39は、歯車38を第1の位置から第2の位置に移動する。
次に、歯車38を第2の位置から第1の位置に移動する時に、歯車移動シリンダ39は、歯車38を第3の位置にて停止する。信号処理部46は、歯車38が第1の位置から第2の位置に向かって移動した時の歯車駆動モータ36の回転角を記憶部42から取得する。信号処理部46は、この回転角を動作制御部43に送出する。動作制御部43は、信号処理部46から受信した回転角になるように、歯車駆動モータ36を制御する。この後に、歯車移動シリンダ39は、歯車38を第3の位置から第1の位置に移動する。
上記の制御と同様に、歯車38が第2の位置から第1の位置に移動するときに、位置検出器35は、歯車駆動モータ36の回転角を検出する。記憶部42は、歯車駆動モータ36の回転角を記憶する。この後に、歯車移動シリンダ39は、歯車38を第2の位置から第1の位置に移動する。
次に、歯車38を第1の位置から第2の位置に移動する時に、歯車移動シリンダ39は、歯車38を第3の位置にて停止する。信号処理部46は、歯車38が第2の位置から第1の位置に移動する時の歯車駆動モータ36の回転角を記憶部42から取得する。動作制御部43は、信号処理部46から受信した回転角になるように、歯車駆動モータ36の回転角を制御する。次に、歯車移動シリンダ39は、歯車38を第3の位置から第2の位置に移動する。
このように、信号処理部46は、歯車38がアームから離れる時に、歯車駆動モータ36の回転角を検出する。そして、歯車38が再びアームと係合する時に、歯車駆動モータ36の回転角を、歯車38がアームから離れる時の回転角に戻す制御を実施する。この制御を実施することにより、歯車38がアームの棒状部材の元の位置にて係合する。この結果、歯車駆動モータ36の回転角により、それぞれのアーム65,66,67の位置を検出することができる。また、歯車38の歯と棒状部材25,26,28の歯とが噛み合わずに、歯車38が移動しないことを回避できる。歯車38を、第3の位置から第1の位置または第3の位置から第2の位置に滑らかに移動することができる。
上記の実施の形態においては、それぞれのアームと接触する回転部材は、歯車にて構成されているが、この形態に限られない。例えば、ボールねじ機構を採用することにより、それぞれのアームを移動しても構わない。または、回転部材として、円板を採用することができる。そして、円板の周方向の表面にゴム等の滑り止め部材を貼り付けることができる。回転部材に接触する棒状部材にもゴム等の滑り止め部材を配置することができる。滑り止め部材のゴムとしては、例えば、ウレタンゴムを採用することができる。この構成によっても回転部材がアームの棒状部材に接触して回転することにより、アームを移動することができる。
また、上記の実施の形態においては、移動部材61は、歯車38が第1の位置に配置されているときに、第3のアーム67を押圧する第1の押圧部61bと、歯車38が第2の位置に配置されているときに、第1のアーム65および第2のアーム66を押圧する第2の押圧部61cとを含む。この構成を採用することにより、簡易な構成にて、歯車駆動モータ36にて移動しないアームを制動することができる。
図17に、本実施の形態における第2の把持装置としての作業ツールの拡大斜視図を示す。第2の把持装置としての作業ツール6においては、移動部材がアーム65,66,67を制動する機能を有していない。作業ツール6には、アームを制動するためのブレーキ装置が配置されている。作業ツール6の移動部材61は、係合部61aを有するが、第1の押圧部および第2の押圧部は有していない。歯車移動シリンダ39の第1のスライド部材71の先端に配置されたフランジ71cは、係合部61aに固定されている。
枠体21の一方の側板22には、第1のアーム65および第2のアーム66を制動する為のブレーキ装置が配置されている。このブレーキ装置は、側板22に固定されたシリンダ83と、シリンダ83のピストンロッドに固定されたブレーキ部材84とを含む。シリンダ83が駆動することにより、ブレーキ部材84は、矢印105に示すように、棒状部材25,26に向かって移動する。ブレーキ部材84が棒状部材25,26を押圧することにより、第1のアーム65および第2のアーム66を制動することができる。
また、枠体21の他方の側板22には、第3のアーム67を制動する為のブレーキ装置が配置されている。このブレーキ装置は、側板22に固定されたシリンダ85と、シリンダ85のピストンロッドに固定されたブレーキ部材86とを有する。シリンダ85が駆動することにより、ブレーキ部材86は、矢印106に示すように、棒状部材28に向かって移動する。ブレーキ部材86が棒状部材28を押圧することにより、第3のアーム67を制動することができる。
このように、それぞれのアーム65,66,67を任意の時期に制動する装置が配置されていても構わない。この構成を採用することにより、それぞれのアームを任意の時期に制動することができる。例えば、歯車38を移動するときに全てのアーム65,66,67を制動することにより、安定して歯車38を移動することができる。
図18に、本実施の形態における第3の把持装置の斜視図を示す。第3の把持装置7は、任意の装置に固定することができる。例えば、作業台の上に固定したりコンベヤに固定したりすることができる。または、工作機械のテーブル等に固定することができる。また、第3の把持装置7は、ワークを把持する必要が有る装置に配置することができる。例えば、レーザーにて刻印をする装置、ワークの表面に被膜を形成するコーティング装置、または基板の表面に部品を配置する装置等に、第3の把持装置7を配置することができる。
把持装置7は、枠体21を支持する支持部材88を備える。支持部材88は、箱の形状を有する。把持装置7には、ロボットに連結するためのツール側プレートは配置されていない。把持装置7は、第1のアーム65および第2のアーム66のそれぞれの押圧板29の形状が作業ツール2,6の押圧板27の形状と異なる。また、第3のアーム67において、棒状部材28の先端には、押圧板30が配置されている。それぞれの押圧板29,30の上部には、ワークを載置することができるように、切欠き部29a,30aが形成されている。また、枠体21の前側に配置された支持板24の上部には、ワークを載置することができるように、切欠き部24bが形成されている。また、それぞれの押圧板29には、アームが移動したときに、アームの棒状部材25,26が挿通するように貫通部29cが形成されている。
図19に、第3の把持装置の押圧板の断面図を示す。押圧板29の切欠き部29aは、断面形状がL字形に形成されている。押圧板29の先端部には、内面が傾斜する傾斜部29bが形成されている。ワークを載置するときにワークの位置が僅かにずれていても、傾斜部29bにてワークを切欠き部29aの内部に移動させることができる。押圧板30および支持板24の先端部は、押圧板29の先端部と同様の形状を有する。
図18を参照して、把持装置7は、制御装置87を備える。制御装置87は、CPUおよびRAM等を有する演算処理装置(コンピュータ)にて構成されている。歯車駆動モータ36、爪部駆動シリンダ33、歯車移動シリンダ39は、制御装置87に制御されている。また、制御装置87は、ロボット制御装置4と同様に、信号処理部46を有する。更に、把持装置7は、歯車駆動モータ36の回転角を検出する位置検出器35を有する(図7を参照)。
図20に、大きなワークを把持した時の第3の把持装置の斜視図を示す。ワーク90aは、それぞれの押圧板29,30の切欠き部29a,30aおよび支持板24の切欠き部24bに載置される。第1のアーム65の押圧板29の切欠き部29aと、第2のアーム66の押圧板29の切欠き部29aとにより、ワーク90aを長手方向に挟むことができる。また、第3のアーム67の押圧板30の切欠き部30aと、支持板24の切欠き部24bとにより、ワーク90aを幅方向に挟むことができる。このように、互いに異なる方向からワーク90aを挟むことによりワーク90aを把持することができる。
ワーク90aを把持する時には、制御装置87は、押圧板29の切欠き部29a同士の間隔がワーク90aの長手方向の長さに対応するように、第1のアーム65および第2のアーム66を移動する。また、制御装置87は、押圧板30の切欠き部30aと支持板24の切欠き部24bとの間隔が、ワーク90aの幅方向の長さに対応するように、第3のアーム67を移動する。次に、ロボットまたは作業者等により、ワーク90aを切欠き部29a,30a,24bに載置することができる。ワーク90aは、切欠き部29a,30a,24bに囲まれる領域に把持される。把持装置7では、互いに異なる2つの方向からワークを挟むことによりワークを把持することができる。
図21に、本実施の形態における第3の把持装置の他の斜視図を示す。図22に、小さなワークを把持した時の第3の把持装置の斜視図を示す。図21および図22に示す例では、第1のアーム65の押圧板29と第2のアーム66の押圧板29との間隔が小さくなっている。また、第3のアーム67の押圧板30と支持板24との間隔が小さくなっている。第2のアーム66の棒状部材26は、第1のアーム65の押圧板29に形成された貫通部29cを貫通している。同様に、第1のアーム65の棒状部材25は、第2のアーム66の押圧板29に形成された貫通部29cを貫通している。把持装置7は、それぞれのアーム65,66,67の位置を調整することにより、小型のワーク90bを把持することができる。
把持装置7においても、大きさの互いに異なる複数の種類のワーク90a,90bを把持することができる。また、把持装置7は、少ない個数のモータにより複数のアーム65,66,67を移動して、ワーク90a,90bを把持することができる。このために、把持装置7は、重量を小さくすることができる。更に、把持装置7は、ワークの大きさに応じて、予め定められた位置にワークを固定することができる。例えば、ワークの形状が同一の場合には、ワークを常に同一の位置に固定することができる。
その他の構成、作用、および効果については、前述の第1の把持装置および第2の把持装置と同様であるので、ここでは説明を繰り返さない。
上記の実施の形態は、適宜組み合わせることができる。上述のそれぞれの図において、同一または相等する部分には同一の符号を付している。なお、上記の実施の形態は例示であり発明を限定するものではない。また、実施の形態においては、特許請求の範囲に示される実施の形態の変更が含まれている。
1 ロボット
2,6 作業ツール
4 ロボット制御装置
7 把持装置
25,26,28 棒状部材
35 位置検出器
36 歯車駆動モータ
38 歯車
39 歯車移動シリンダ
42 記憶部
61 移動部材
61a 係合部
61b 第1の押圧部
61c 第2の押圧部
65 第1のアーム
66 第2のアーム
67 第3のアーム
87 制御装置
89,90a,90b ワーク

Claims (2)

  1. ワークを把持する把持装置であって、
    互いに反対方向に移動することによりワークを挟む第1のアームおよび第2のアームと、
    第1のアームおよび第2のアームが移動する方向に交差する方向に移動し、ワークに係合する第3のアームと、
    第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームに接触して、それぞれのアームを移動する回転部材と、
    前記回転部材を回転する回転機と、
    前記回転部材を第1の位置、第2の位置、および第1の位置と第2の位置との間の第3の位置に移動するための回転部材移動シリンダと、
    前記回転機の回転角を検出する位置検出器と、
    前記回転機を制御する制御装置と、を備え、
    第1のアームおよび第2のアームは、前記回転部材が第1の位置に配置されているときに、前記回転部材の一方の側に第1のアームが接触し、前記回転部材の他方の側に第2のアームが接触するように配置されており、
    第3のアームは、前記回転部材が第2の位置に配置されているときに、前記回転部材に接触するように配置されており、
    第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームは、前記回転部材が第3の位置に配置されているときに、前記回転部材から離れるように配置されており、
    前記回転部材は、歯車であり、
    第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームのそれぞれのアームは、歯車に係合する複数の歯が形成された棒状部材を有し、
    前記制御装置は、前記回転機の制御に関する情報を記憶する記憶部を含み、
    前記位置検出器は、前記回転部材が第1の位置および第2の位置のうち一方の位置から第3の位置に移動するときに該一方の位置に配置されているときの前記回転機の回転角を検出し、
    前記記憶部は、前記位置検出器にて検出された回転角を記憶し、
    前記制御装置は、前記回転部材が第3の位置から前記一方の位置に移動するときに、前記記憶部に記憶された回転角になるように前記回転機の回転角を制御する、把持装置。
  2. ワークを把持する把持装置であって、
    互いに反対方向に移動することによりワークを挟む第1のアームおよび第2のアームと、
    第1のアームおよび第2のアームが移動する方向に交差する方向に移動し、ワークに係合する第3のアームと、
    第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームに接触して、それぞれのアームを移動する回転部材と、
    前記回転部材を回転する回転機と、
    前記回転部材を第1の位置、第2の位置、および第1の位置と第2の位置との間の第3の位置に移動するための回転部材移動シリンダと、
    前記回転部材移動シリンダに連結され、前記回転部材を押圧して前記回転部材を移動する移動部材と、を備え、
    第1のアームおよび第2のアームは、前記回転部材が第1の位置に配置されているときに、前記回転部材の一方の側に第1のアームが接触し、前記回転部材の他方の側に第2のアームが接触するように配置されており、
    第3のアームは、前記回転部材が第2の位置に配置されているときに、前記回転部材に接触するように配置されており、
    第1のアーム、第2のアーム、および第3のアームは、前記回転部材が第3の位置に配置されているときに、前記回転部材から離れるように配置されており、
    前記移動部材は、前記回転部材が第1の位置に配置されているときに、第3のアームを押圧する第1の押圧部と、前記回転部材が第2の位置に配置されているときに、第1のアームおよび第2のアームを押圧する第2の押圧部とを含む、把持装置。
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