JP7310469B2 - 取付部構造及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、取付部構造及び画像形成装置に関する。
特許文献1には、手差し給紙装置が示されている。この手差し給紙装置のトレイは、第1及び第2アームによりユニットケースに回動可能に支持される。トレイを閉めたとき、トレイ底面が本体装置の外装面と同一面に収まる。また、第1アームの軸には、ねじりコイルバネが巻装され、トレイ開放時にダンパ作用を発揮する。軸は用紙挿入口からの用紙搬送路に干渉しない位置にあり、ねじりコイルバネをユニットケースの内部に配置できる。
特許文献2には、画像形成装置が示されており、画像形成本体には、手差しトレイが開閉自在に支持されている。画像形成装置は、画像形成本体に設けられたゼンマイばねによって、一端が手差しトレイに取り付けられたワイヤを介して、手差しトレイの自重等に抗して付勢することにより、手差しトレイを開放する際の衝撃を緩和する。
特許文献2には、シート積載装置が示されており、本体に対して開閉する開閉扉に第3排出トレイが設けられ、第3排出トレイのストッパー部と、開閉扉が開閉する際に抵抗力を与えるダンパーユニットとを有する。ダンパーユニットによって、開閉扉が開く速度を小さくする。
特開2007-050972号公報 特開2016-133615号公報 特開2016-109781号公報
本発明は、本体に対し開閉される板状部材が開状態でトーションばねを取り付けなければならない場合と比較して、組付け作業性の向上が可能となる取付部構造及び画像形成装置を提供することを目的とする。
態様1は、本体に対し板状部材を開閉可能に支持する軸部と、開状態で露出した前記軸部に装着され前記板状部材が開状態となる際に緩衝力を生ずるトーションばねと、前記軸部に装着された前記トーションばねの一端部を挿入して前記本体に仮止めするとともに前記軸部に沿って延びる仮止溝と、前記板状部材に設けられ閉状態で前記トーションばねを前記軸部に沿って移動して当該トーションばねの他端部を前記板状部材の挿入穴へ挿入可能とする間隙部と、前記開状態で前記本体に固定され前記トーションばねの一端部を押さえるブラケットと、を備えた取付部構造。
態様2は、前記仮止溝は、前記トーションばねより側方に延び出した前記一端部を挿入するための縦溝部と、該縦溝部の端部より前記軸部に沿って延びる横溝部とを有する態様1に記載の取付部構造。
態様3は、前記ブラケットを位置決めする位置決部を備えた態様1又は態様2に記載の取付部構造。
態様4は、前記軸部に沿って移動される前記トーションばねの前記他端部を前記挿入穴へ案内する案内部をさらに備えた態様1から態様3のいずれかに記載の取付部構造。
態様5は、前記案内部及び前記軸部を支持する軸受は、前記本体に固定されるフレーム部品に形成されている態様4に記載の取付部構造。
態様6は、前記トーションばねを前記軸部に沿って移動する前に前記他端部が位置する初期位置と前記他端部が前記挿入穴に挿入される挿入位置との間に、前記初期位置から前記挿入位置へ向かうに従って前記トーションばねのばね力が高まる方向へ前記他端部を移動する傾斜面を備えた態様1から態様3のいずれかに記載の取付部構造。
態様7は、前記傾斜面及び前記軸部を支持する軸受は、前記本体に固定されるフレーム部品に形成されている態様6に記載の取付部構造。
態様8は、態様1から態様7のいずれかに記載の取付部構造を備えた画像形成装置であって、前記板状部材は、画像が形成される媒体を供給する為のトレイである画像形成装置。
態様1は、本体に対し開閉される板状部材が開状態でトーションばねを取り付けなければならない場合と比較して、組付け作業性の向上が可能となる。
態様2は、横溝のみで構成された場合と比較して、トーションばねの一端部の挿入を容易に行うことが可能となる。
態様3は、位置決めせずにブラケットを固定する場合と比較して、トーションばねの一端部を押さえる位置の位置精度の向上が可能となる。
態様4は、トーションばねの他端部を挿入穴へ案内しない場合と比較して、他端部の挿入作業性の向上が可能となる。
態様5は、案内部と軸受けとが異なる部品に形成された場合と比較して、挿入穴に挿入されるトーションばねの他端部の案内精度の向上が可能となる。
態様6は、傾斜面を備えない場合と比較して、トーションばねのばね力を高めつつ他端部の挿入穴への挿入が可能となる。
態様7は、傾斜面と軸受けとが異なる部品に形成された場合と比較して、挿入穴に挿入されるトーションばねの他端部の案内精度の向上が可能となる。
態様8は、本体に対し開閉される板状部材が開状態でトーションばねを取り付けなければならない場合と比較して、組付け作業性の向上が可能となる。
第一実施形態に係る取付部構造を備えた画像形成装置を示す斜視図である。 第一実施形態の板状部材を示す斜視図である。 第一実施形態に係る取付部構造を示す斜視図である。 第一実施形態のフレーム構成部材の要部を示す斜視図である。 第一実施形態のフレーム構成部材を示す平面図である。 第一実施形態の軸部を示す斜視図である。 第一実施形態のトーションばねを示す斜視図である。 第一実施形態のブラケットを示す斜視図である。 第一実施形態に係る本体に板状部材を取り付ける取付手順を示す斜視図である。 図9に続く取付手順を示す斜視図である。 図10に続く取付手順を示す斜視図である。 図11に続く取付手順を示す側面図である。 図12に続く取付手順を示す斜視図である。 図13に続く取付手順を示す斜視図である。 図14の要部を拡大して示した説明図である。 図15に続く取付手順を示す平面図である。 図16に続く取付手順を示す側面図である。 図17に続く取付手順を示す平面図である。 図18に続く取付手順を示す斜視図である。 第一実施形態に係る板状部材の開閉動作を示す要部の説明図である。
(第一実施形態)
以下、第一実施形態を図面に従って説明する。以下の説明では、図面に矢印Xで示す方向を装置幅方向、矢印Yで示す方向を装置高さ方向とする。また、装置幅方向及び装置高さ方向のそれぞれに直交する装置奥行き方向を矢印Zで示す。
図1は、本実施形態に係る取付け部構造を備えた画像形成装置10を示す斜視図である。画像形成装置10は、媒体Pに画像を形成する装置であり、画像形成装置10の本体12は、媒体Pに画像を形成する図示しない画像形成手段と、画像形成手段に媒体Pを搬送する図示しない搬送手段とを備えている。
ここで、媒体Pは、画像形成が行われるシートやフィルムと言い換えることができる。この媒体Pとしては、紙製の用紙やPET樹脂からなるOHPシートが挙げられる。
画像形成が行われる媒体Pは、本体12の正面12Aに引き出し可能に収容されたたシート収容部14より供給される他、本体12の一側面に設けられた手差しトレイ部13からも供給可能とされている。
すなわち、本体12の一側面12Bには、媒体Pを供給するためのシート供給口16が設けられており、シート供給口16の下部には、板状部材18の基端部18Aが支持されている。この板状部材18は、一側面12Bに沿って配置された閉状態CSと、一側面12Bより側方へ延び出すとともに先端部が側方へ向かうに従って高くなるように傾斜した開状態OPとを形成可能に構成されている。
(板状部材)
板状部材18は、合成樹脂で形成されている。この板状部材18は、図2に示すように、媒体Pを載せることが可能な大きさを有しており、板状部材18の上面18Bには、載せられた媒体Pの側縁をガイドする一対の幅ガイド20が幅方向Hへスライド可能に設けられている。
この板状部材18は、画像が形成される媒体Pを供給する為のトレイを構成し、この板状部材18は、トレイ、さらには任意の媒体Pを供給する手差しトレイと言い換えることができる。
板状部材18の基端部18Aは、カバー22で覆われており、板状部材18の一側部24側には、後述する取付部構造がカバー22の下部に設けられている。板状部材18の他側部26側には、媒体Pを本体12の内部へ搬送するための機構28が設けられている。この機構28が作動することで、板状部材18に載せられた媒体Pを、シート供給口16を介して本体12内部へ供給するとともに、当該媒体Pに画像を形成する。
この板状部材18は、延長トレイ18Dを備えており、延長トレイ18Dを板状部材18の裏側へ収納した状態で、後述する間隙部102が閉鎖される。
板状部材18の基端部18Aの両側部からは、図3及び図20に示すように、アーム部58が延びている。アーム部58には、後述する軸部32が挿入される支持穴300と、後述するトーションばね34の一端部74を構成する一方延出部78が挿入されるばね穴302とが形成されている。
[取付部]
図3は、本体12への板状部材18の取付部30の構造を示す斜視図であり、カバー22が外され開状態OPとされた板状部材18の一側部24側が示されている。
この取付部30は、本体12に対し板状部材18を開閉可能に支持する軸部32と、開状態OPで露出した軸部32に装着され板状部材18が閉状態CSとなる際に緩衝力を生ずるトーションばね34とを備えている。また、取付部30は、軸部32に装着されたトーションばね34の一端部80を挿入して本体12に仮止めするとともに軸部32に沿って延びる仮止溝100を備えている。
また、板状部材18の基端部18Aには、図12に示すように、閉状態CSでトーションばね34を軸部32に沿って移動してトーションばね34の他端部74を、図15に示すように、板状部材18の挿入穴104へ挿入可能とする間隙部102が形成されている。なお、図15では、説明の都合上、トーションばね34を本体12側から見るとともに、フレーム構成部品42の起立壁52を透明化した状態が示されている。
そして、取付部30は、図4に示したように、開状態OPで本体12に固定され、軸部32を支持する軸受部36及びトーションばね34の一端部80を押さえて反力を受ける反力受部38を有したブラケット40を備えている。
(フレーム構成部品)
フレーム構成部品42は、合成樹脂で形成されている。このフレーム構成部品42は、図3及び図4に示すように、本体12の奥行方向Zに沿って配置された状態で本体12に固定される長板状の基部44を備えており、基部44の長手方向に延びる両縁には、補強フランジ46が形成されている。
基部44の一端部には、ブラケット40を位置決めする円筒状の位置決部48と円形の螺子穴50とが形成されており、位置決部48及び螺子穴50より一端側IGには、起立壁52が起立している。
なお、本実施形態では、位置決部48が円柱状の場合を例に挙げて説明するが、これに限定されるものではない。位置決部48は、例えばブラケット40を周囲から囲んで位置決めする形状であってもよい。
起立壁52には、軸部32が挿入される軸受54が形成されている。軸受54は、楕円形に形成されており、軸受54は、長軸に沿った開口縁が直線状に形成され直線部54Aが形成されている。
また、起立壁52には、円弧穴56が形成されており、円弧穴56は、軸受54を中心とした円弧状に形成されている。この円弧穴56は、フレーム構成部品42を本体12に固定した状態で、軸受54より本体12側に配置されている。
本体12に固定した状態で本体12側に位置する補強フランジ46には、図3に示したように、前述した仮止溝100が形成されている。仮止溝100は、トーションばね34より側方に延び出した一端部80を挿入するための縦溝部106と、縦溝部106の下端部より軸部32に沿って延びる横溝部108とを有し、仮止溝100は、L字状に形成されている。
そして、位置決部48及び螺子穴50と起立壁52との間には、図5に示すように、基部の長さ方向に長い矩形状の凹部110が形成されている。凹部110の底には、図5及び図15に示すように、装着時に軸部32に沿って移動されるトーションばね34の他端部74を板状部材18の端部より延びるアーム部58に形成された挿入穴104へ案内する案内部112が形成されている。
案内部112は、三角柱形状に形成されており、案内部112の天面114は、直角三角形状に形成されている。
天面114の斜辺である第一辺114Aは、本体12に取り付けた状態で本体12から離れる方向に配置されたフレーム構成部品42の補強フランジ46に沿って延びている。天面114の第二辺114Bは、起立壁52に沿って延びており、第一辺114Aから本体12側へ延びている。
天面114の第三辺114Cは、フレーム構成部品42の長さ方向中心側から一端側IGへ向かうに従って本体12側へ傾斜しており、第二辺114Bと第三辺114Cとの交点は、円弧穴56の奥側に配置された板状部材18の挿入穴104の近傍に位置する。
案内部112の第三辺114Cから下方へ延びる側面は、トーションばね34の他端部74を板状部材18の挿入穴104へ案内する傾斜面116を構成する。この傾斜面116は、取付部30の軸部32にトーションばね34を装着した際に他端部74が位置する初期位置118と他端部74が挿入穴104に挿入される挿入位置120との間に設けられている。言い換えると、傾斜面116は、初期位置118と挿入位置120との間に存在する。
また、傾斜面116は、トーションばね34の他端部74を初期位置118から挿入位置120へ案内する従って、一端部80が係止溝100に支持されたトーションばね34のばね力が高まる方向THへ他端部74を移動する。言い換えると、傾斜面116は、トーションばね34の他端部74を初期位置118から挿入位置120へ案内する従ってトーションばね34のばね力が高まる方向THへ他端部74を回転する。
(軸部)
軸部32には、合成樹脂で形成されている。この軸部は、図3及び図5に示すように、板状部材18のアーム部58に回転自在に挿入される円柱状の挿入部60が一端部に形成されており、挿入部60の他端側には、挿入部60より大径円柱状の大径部62が形成されている。
大径部62の他端側には、大径部62より大径の回り止め64が形成されている。回り止め64は、フレーム構成部品42の軸受54に挿入される楕円形状に形成されており、回り止め64には、軸受54の直線部54Aと接する平面部64Aが形成されている。
回り止め64の他端側の縁には、外周側へ延び出す軸フランジ66が形成されており、軸フランジ66は、軸受54への軸部32の挿入方向への移動を規制する。軸フランジ66の他端側には、トーションばね34が装着される円柱状の装着軸68が形成されている。装着軸68の端部は、面取りされてなる面取り部68Aが形成されており、トーションばね34の装着を容易とする。
(トーションばね)
トーションばね34は、図3及び図6に示すように、鋼線70が螺旋状に巻かれたコイル部72を有する。
コイル部72の一端からは、鋼線70の一端部80がコイル部72より側方へ向けて直線状に延び出している。
コイル部72の他端からは、鋼線70の他端部74が延び出している。他端部74は、コイル部72より側方へ向けて直線状に延び出した側方延出部76と、側方延出部76より他方へ向けて直線状に延び出した他方延出部78とを有する。他方延出部78は、フレーム構成部品42の円弧穴56を貫通して板状部材18のアーム部58の挿入穴に挿入される(図3参照)。
このトーションばね34は、コイル部72の中心軸Cまわりに他端部74又は一端部80を捩じることで、ばね力を生ずるコイルばねと言い換えることができ、さらにはコイルばねの一例である、ねじりコイルばねと言い換えることができる。また、トーションばね34に生じたばね力が前述した緩衝力とされる。
(ブラケット)
ブラケット40は、図3及び図7に示すように、板金が曲げ加工されて形成されている。
ブラケット40は、フレーム構成部品42を介して本体12に固定される長方形状の固定部82と、固定部82の長辺より起立し軸受部36を構成する長方形状の起立部84とを有する。また、ブラケット40は、起立部84の長手方向の一側縁86より当該起立部84の厚み方向であって固定部82と反対側に延び出して反力受部38を構成する側縁延出部88を有する。
起立部84の他側縁90側には、円形の穴が形成され、この穴によって軸受部36が構成される。軸受部36には軸部32の装着軸68が挿入され、軸受部36は装着軸68を支持する。側縁延出部88は、軸受部36が設けられた他側縁90側と反対側の一側縁86より延び出している。
固定部82には、固定用の固定穴が二か所に形成されている。この固定穴は、取付状態において本体12に固定されたフレーム構成部品42の位置決部48が挿入される位置決め穴92と、固定用の螺子Nが挿入される螺子用穴94とを有する。螺子用穴94は、位置決め穴92より本体12から離れる方向HHに配置されている。
(取付手順)
本体12に板状部材18を取り付ける際には、本体12にフレーム構成部品42を固定する。このフレーム構成部品42の軸受54へ軸部32を挿入して回り止め64を軸受54に挿入し、挿入部60を板状部材18のアーム部58に挿入して板状部材18を本体12に開閉可能に支持する(図3参照)。
そして、板状部材18を開状態OPに維持してトーションばね34を他端側から軸部32へ装着し、図9に示すように、トーションばね34の一端部80を指で押す。これにより、トーションばね34の一端部80を、図10に示すように、フレーム構成部品42の仮止溝100の縦溝部106へ挿入する。
この状態で、図11に示すように、トーションばね34の一端部80を仮止溝100の横溝部108へ移動して仮止する。
このとき、トーションばね34の他端部74は、本体12から離れた方向に位置するフレーム構成部品42の補強フランジに46に当たることで、トーションばね34の回転が阻止される。また、トーションばね34の一端部80は、コイル部72の巻き込み方向へ回転された状態で仮止溝100の横溝部108に仮止され、トーションばね34には、ばね力が生じている。
この状態で、図12に示すように、板状部材18を閉状態CSとすると、フレーム構成部品42の補強フランジに46に当たったトーションばね34の他端部74がコイル部72の巻き込み方向と逆向きに回転し、トーションばね34のばね力が弱まる。また、軸部32装着されたトーションばね34は、板状部材18の間隙部102より露出する。
この状態で、図13に示すように、間隙部102へ挿入した指でトーションばね34のコイル部72を押し、図14に示すように、コイル部72を軸部32に沿って移動する。
ここで、フレーム構成部品42には、図15に示したように、軸部32に沿って移動されるトーションばね34の他端部74を挿入穴104へ案内する案内部112が設けられている。トーションばね34の他端部74は、この移動に伴って案内部112で案内され、フレーム構成部品42の円弧穴56を貫通して板状部材18のアーム部58に設けられた挿入穴104へ挿入される。
また、案内部112は、トーションばね34を軸部32に沿って移動する前に他端部74が位置する初期位置118から挿入位置120へ向かうに従ってトーションばね34のばね力が高まる方向THへ他端部74を移動する傾斜面116を有する。このため、トーションばね34は、ばね力が高められた状態で、他端部74がフレーム構成部品42の円弧穴56を貫通して板状部材18の挿入穴104へ挿入される。これにより、トーションばね34のがたつきが抑制される。
次に、図16に示すように、板状部材18を開状態OPとしてブラケット40の軸受部36に軸部32の装着軸68を挿入し、ブラケット40を軸部32に仮止する。
この仮止状態で、図17に示すように、板状部材18を閉状態CSとして板状部材18の間隙部102からブラケット40を露出させる。そして、間隙部102から挿入した指でブラケット40の位置決め穴92にフレーム構成部品42の位置決部48を挿入してブラケット40を位置決めする。
この位置決め状態で、図18に示すように、板状部材18を開状態OPとする。このとき、ブラケット40は、位置決め穴92に位置決部48が挿入された状態で規定の箇所に位置決めされており、トーションばね34の一端部80は、ブラケット40の反力受部38によって上方から押えられる。
この状態で、図19に示すように、ブラケット40の螺子用穴94に挿入した螺子Nをドライバーによってフレーム構成部品42の螺子穴50に捩じ込んでブラケット40を、フレーム構成部品42を介して本体12に固定する。
図20は、板状部材18を開閉した際のトーションばね34の他端部74の他方延出部78の位置を示す図であり、閉状態CSで他方延出部78が位置する初期負荷位置200と、開状態OPで他方延出部78が位置する高負荷位置202とが示されている。また、図20には、トーションばね34を板状部材18に挿入せず、トーションばね34が無負荷状態で他方延出部78が位置する自由位置204が示されている。
このように、板状部材18を閉状態CSから開状態OPとした際に、トーションばね34の他端部74がコイル部72の中心軸Cまわりに鋼線70の巻き込み方向へ回転し、板状部材18を閉状態CSとする方向へ向けたばね力が大きくなる。そして、このばね力が前述した緩衝力となり、板状部材18を開作動した際の衝撃を和らげることが可能となる。
(作用及び効果)
本実施形態の作用及び効果を説明する。
本実施形態の取付部30は、軸部32に装着されたトーションばね34の一端部80を挿入して本体12に仮止めする仮止溝100を備えている。また、取付部30は、閉状態CSでトーションばね34を軸部32に沿って移動してトーションばね34の他端部74を板状部材18の挿入穴104へ挿入可能とする間隙部102を備えている。さらに、取付部30は、開状態OPで本体12に固定されトーションばね34の他端部74を押さえるブラケット40を備えている。
これにより、ばね力が低い閉状態CSにおいて、トーションばね34の他端部74を板状部材18の挿入穴104へ挿入することが可能となる。また、ばね力が高まる開状態OPでのブラケット40の固定作業は、トーションばね34の他端部74が仮止溝100で仮止された状態で行うことが可能となる。
このため、本体12に対し開閉される板状部材18が開状態OPでトーションばね34を取り付けなければならない場合と比較して、反力を低減することが可能となり、組付け作業性の向上が可能となる。
また、仮止溝100は、トーションばね34より側方に延び出した一端部80を挿入するための縦溝部106と、縦溝部106の端部より軸部32に沿って延びる横溝部108とを有する。これにより、コイル部72より側方へ向けて延び出した一端部80を巻き込み方向へ押すことで、縦溝部106から仮止溝100への挿入が可能となる。
このため、仮止溝100が横溝のみで構成された場合と比較して、トーションばね34の一端部80の挿入を容易とすることが可能となる。
さらに、取付部30は、ブラケット40を位置決めする位置決部48を備えている。
このため、位置決めせずにブラケット40を固定する場合と比較して、トーションばね34の一端部80を押さえる位置の位置精度の向上が可能となる。
また、取付部30は、軸部32に沿って移動されるトーションばね34の他端部74を挿入穴104へ案内する案内部112をさらに備えている。
このため、トーションばね34の他端部74を挿入穴104へ案内しない場合と比較して、他端部74の挿入作業性の向上が可能となる。
さらに、案内部112及び軸部32を支持する軸受54は、本体12に固定されるフレーム構成部品42に形成されている。
このため、案内部112と軸受けとが異なる部品に形成された場合と比較して、挿入穴104に挿入されるトーションばね34の他端部74の案内精度の向上が可能となる。
そして、トーションばね34を移動する前に他端部74が位置する初期位置118から、他端部74が挿入穴104に挿入される挿入位置120へ向かうに従ってトーションばね34のばね力が高まる方向THへ他端部74を移動する傾斜面116を備えている。
このため、傾斜面116を備えない場合と比較して、トーションばね34のばね力を高めつつ他端部74の挿入穴104への挿入が可能となる。
なお、本実施形態では、ブラケット40を板金で構成したが、これに限定されるものではなく、合成樹脂で形成してもよい。また、本体12に板状部材18を開閉可能に支持する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えばカバーを本体12に開閉可能に支持してもよい。
10 画像形成装置
12 本体
18 板状部材
36 軸受部
38 反力受部
40 ブラケット
42 フレーム構成部品
48 位置決部
50 螺子穴
54 軸受
60 挿入部
74 他端部
80 一端部
92 位置決め穴
94 螺子用穴
100 仮止溝
102 間隙部
104 挿入穴
106 縦溝部
108 横溝部
112 案内部
116 傾斜面
118 初期位置
120 挿入位置
CS 閉状態
OP 開状態
TH 高まる方向

Claims (8)

  1. 本体に対し板状部材を開閉可能に支持する軸部と、
    開状態で露出した前記軸部に装着され前記板状部材が開状態となる際に緩衝力を生ずるトーションばねと、
    前記軸部に装着された前記トーションばねの一端部を挿入して前記本体に仮止めするとともに前記軸部に沿って延びる仮止溝と、
    前記板状部材に設けられ閉状態で前記トーションばねを前記軸部に沿って移動して当該トーションばねの他端部を前記板状部材の挿入穴へ挿入可能とする間隙部と、
    前記開状態で前記本体に固定され前記トーションばねの一端部を押さえるブラケットと、
    を備えた取付部構造。
  2. 前記仮止溝は、前記トーションばねより側方に延び出した前記一端部を挿入するための縦溝部と、該縦溝部の端部より前記軸部に沿って延びる横溝部とを有する請求項1に記載の取付部構造。
  3. 前記ブラケットを位置決めする位置決部を備えた請求項1又は請求項2に記載の取付部構造。
  4. 前記軸部に沿って移動される前記トーションばねの前記他端部を前記挿入穴へ案内する案内部をさらに備えた請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の取付部構造。
  5. 前記案内部及び前記軸部を支持する軸受は、前記本体に固定されるフレーム部品に形成されている請求項4に記載の取付部構造。
  6. 前記トーションばねを前記軸部に沿って移動する前に前記他端部が位置する初期位置と前記他端部が前記挿入穴に挿入される挿入位置との間に、前記初期位置から前記挿入位置へ向かうに従って前記トーションばねのばね力が高まる方向へ前記他端部を移動する傾斜面を備えた請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の取付部構造。
  7. 前記傾斜面及び前記軸部を支持する軸受は、前記本体に固定されるフレーム部品に形成されている請求項6に記載の取付部構造。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の取付部構造を備えた画像形成装置であって、
    前記板状部材は、画像が形成される媒体を供給する為のトレイである画像形成装置。
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