JP7309845B2 - 会員登録システム、会員登録方法、及びプログラム - Google Patents

会員登録システム、会員登録方法、及びプログラム Download PDF

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Description

特許法第30条第2項適用 令和3年11月8日、https://travel.rakuten.co.jp 令和3年11月25日、https://travel.rakuten.co.jp
本開示は、会員登録システム、会員登録方法、及びプログラムに関する。
従来、第1サービスのユーザに、第2サービスへの会員登録を促す技術が知られている。この場合、ユーザが第2サービスにアクセスして新規会員登録した後に、再び第1サービスにアクセスして、第2サービスの新規会員登録の完了を、何らかの方法第1サービスに報告する必要があることが多く、ユーザには手間である。そこで、例えば、特許文献1のように、金融サービスのユーザが、ポイントサービスへの会員登録を開始すると、会員登録するポイントサービスを選択するための第1ページを表示させ、第1ページで選択されたポイントサービスに、金融サービスの会員情報を提供する技術が考えられる。特許文献1に記載された技術では、追加情報が必要なポイントサービスが選択された場合には、追加情報を入力するための第2ページが表示され、第2ページで入力された追加情報に基づいて、ポイントサービスへの会員登録が完了する。
特開2006-350809号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、金融サービスは、ユーザの基本情報を含む新規会員登録依頼をポイントサービスへ送信した後に、追加情報の要否を確認し、追加情報が必要な場合には、ポイントサービスへ直接送信されるように設定された追加情報を入力するための第2ページを、ユーザに送信する必要がある。このため、ポイントサービスへの会員登録を金融サービスから行う場合に、金融サービスの処理負担が大きい。この点は、金融サービス以外の第1サービスが、ポイントサービス以外の第2サービスへの会員登録を行う場合も同様である。このため、従来の技術では、ユーザが第2サービスにアクセスする場合には、ユーザの手間が、かかっていた。第2サービスへの会員登録を第1サービスから行う場合には、第1サービスの処理負担が、かかっていた。
本開示の目的の1つは、ユーザが第2サービスへの会員登録をする場合のユーザの手間と第1サービスの処理負担との両方を軽減することである。
本開示に係る会員登録システムは、第1サービスにおいてユーザにより行われた、第2サービスの会員登録を開始するための開始要求を受け付ける開始要求受付部と、開始要求受付部が前記開始要求を受け付けた場合に、前記第1サービスにおける1のページに、前記会員登録用のフォームを表示させるフォーム表示制御部と、前記1のページに対する前記ユーザの入力に基づいて、前記第2サービスに対応する第2サービスサーバに前記会員登録を要求する会員登録要求部と、を含む。
本開示によれば、ユーザが第2サービスへの会員登録をする場合のユーザの手間と第1サービスの処理負担との両方を軽減できる。
会員登録システムの全体構成の一例を示す図である。 ユーザが総合予約サービスを利用する場合のページ遷移の一例を示す図である。 ユーザが総合予約サービスを利用する場合のページ遷移の一例を示す図である。 実施形態に係る機能の一例を示す機能ブロック図である。 第1ユーザデータベースの一例を示す図である。 ホテルデータベースの一例を示す図である。 第2ユーザデータベースの一例を示す図である。 実施形態に係る処理の一例を示すフロー図である。 実施形態に係る処理の一例を示すフロー図である。 変形例における機能ブロック図である。
[1.会員登録システムの全体構成]
本開示に係る会員登録システムの実施形態の一例を説明する。図1は、会員登録システムの全体構成の一例を示す図である。会員登録システムSは、インターネットNに接続可能な総合予約サーバ10を含む。総合予約サーバ10は、インターネットNを介して、ホテルサーバ20及びユーザ端末30と通信可能である。会員登録システムSは、少なくとも1つのコンピュータを含めばよく、図1の例に限られない。例えば、会員登録システムSは、複数のサーバコンピュータを含んでもよい。
総合予約サーバ10は、総合予約サービスのサーバコンピュータである。総合予約サービスは、旅行に関する予約を総合的に受け付けるサービスである。例えば、総合予約サービスは、宿泊施設、ツアー、電車、バス、又はレンタカーの予約を受け付ける。制御部11は、少なくとも1つのプロセッサを含む。記憶部12は、RAM等の揮発性メモリと、ハードディスク等の不揮発性メモリと、を含む。通信部13は、有線通信用の通信インタフェースと、無線通信用の通信インタフェースと、の少なくとも一方を含む。
総合予約サービスは、第1サービスの一例である。このため、総合予約サービスと記載した箇所は、第1サービスと読み替えることができる。第1サービスは、任意のサービスであってよく、旅行予約サービスに限られない。例えば、第1サービスは、電子商取引サービス、金融サービス、決済サービス、通信サービス、保険サービス、動画配信サービス、又はソーシャルネットワーキングサービスであってもよい。
ホテルサーバ20は、ホテルプログラムサービスのサーバコンピュータである。ホテルプログラムサービスは、ホテルを利用する会員に種々の特典を与えるサービスである。例えば、ホテルプログラムサービスは、会員用の価格での宿泊、ポイントの付与、アーリーチェックイン、又はレイトチェックアウトといったように、会員が有利な条件でホテルを利用できるようにするためのサービスを提供する。制御部21、記憶部22、及び通信部23の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様である。
ホテルプログラムサービスは、第2サービスの一例である。ホテルプログラムサービスと記載した箇所は、第2サービスと読み替えることができる。第2サービスは、第1サービスとは異なるサービスである。本実施形態では、第1サービスの提供者と、第2サービスの提供者と、が異なる場合を説明するが、第1サービスの提供者と、第2サービスの提供者と、は同じであってもよい。第2サービスは、任意のサービスであってよく、ホテルプログラムサービスに限られない。例えば、第2サービスは、電子商取引サービス、金融サービス、決済サービス、通信サービス、保険サービス、動画配信サービス、又はソーシャルネットワーキングサービスであってもよい。
ユーザ端末30は、ユーザのコンピュータである。例えば、ユーザ端末30は、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット、又はウェアラブル端末である。制御部31、記憶部32、及び通信部33の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様である。操作部34は、タッチパネル等の入力デバイスである。表示部35は、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイである。
なお、総合予約サーバ10、ホテルサーバ20、及びユーザ端末30の各々に記憶されるプログラム又はデータは、インターネットNを介して供給されてもよい。また、情報記憶媒体に記憶されたプログラム又はデータが、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブ又はメモリカードスロット)、又は、外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)を介して供給されてもよい。
[2.会員登録システムの概要]
本実施形態では、ユーザは、総合予約サービスの会員登録を済ませているが、ホテルプログラムサービスの会員登録は済ませていないものとする。このため、ユーザは、総合予約サービスにログインするためのユーザIDを保有しているが、ホテルプログラムサービスにログインするためのユーザIDは保有していない。以降、総合予約サービスにおけるユーザIDを、第1ユーザIDという。ホテルプログラムサービスにおけるユーザIDを、第2ユーザIDという。
図2及び図3は、ユーザが総合予約サービスを利用する場合のページ遷移の一例を示す図である。ページとは、表示部35に表示される個々の画面である。本実施形態では、図2及び図3の各ページが、ユーザ端末30にインストールされた総合予約サービスのアプリケーション上で表示される場合を説明するが、各ページは、ブラウザ上で表示されてもよい。以降、総合予約サービスのアプリケーションを、総合予約アプリという。
例えば、ユーザ端末30の総合予約アプリが起動すると、ユーザが総合予約サービスにログインするための処理が実行される。ユーザが総合予約サービスにログインすると、総合予約サービスのトップページP1が表示部35に表示される。ユーザは、フォームF10に、地域や日程といった検索条件を入力する。ユーザが、検索条件を入力してボタンB11を選択すると、検索条件に応じた検索結果ページP2が表示部35に表示される。
例えば、検索結果ページP2の表示領域A20には、ユーザが入力した検索条件にヒットしたホテルに関する種々の情報が表示される。ユーザが検索結果ページP2をスクロールすると、他のホテルの表示領域A20が表示される。図2の例では、検索条件にヒットした「ホテルBBB京都」の画像、評価、説明文、及び代表的なプランといった情報が表示領域A20に表示される。「ホテルBBB京都」は、ホテルプログラムサービスを提供するホテルグループである「BBBグループ」に加盟しているものとする。「BBBグループ」は、総合予約サービスを提供する「AAAトラベル」と協力関係にある。
例えば、表示領域A20には、「ホテルBBB京都」の代表的なプランの価格が表示される。本実施形態では、ホテルプログラムサービスの会員ではない非会員用の価格と、ホテルプログラムサービスの会員用の価格と、が表示領域A20に表示される。表示領域A20に表示される非会員用の価格は、総合予約サービスの会員用の価格ということもできる。
図2の例では、「ホテルBBB京都」の代表的なプランである「シングル 素泊まりプラン」の非会員用の価格は、12000円である。このプランの会員用の価格は、9600円である。ただし、図2の時点では、ユーザは、ホテルプログラムサービスの会員ではないので、このプランを会員用の価格で利用することはできない。例えば、ユーザが、ホテルの概要を示す表示領域A200を選択すると、ホテル詳細ページP3が表示部35に表示される。
例えば、ユーザは、ホテル詳細ページP3から、ホテルの基本情報や地図といった詳細な情報を表示させることができる。ユーザは、ホテル詳細ページP3から、ホテルが用意したプランを検索することもできる。ホテル詳細ページP3の表示領域A30には、プランの情報が表示される。表示領域A30には、表示領域A20と同様に、非会員用の価格と、会員用の価格と、が表示される。ユーザがホテル詳細ページP3をスクロールすると、他のプランの表示領域A30が表示される。ユーザが、あるプランの表示領域A30を選択すると、このプランの詳細を示すプラン詳細ページP4が表示部35に表示される。
例えば、プラン詳細ページP4には、ユーザが選択したプランの説明文や画像といった詳細な情報が表示される。プラン詳細ページP4の表示領域A40にも、表示領域A20,A30と同様に、非会員用の価格と、会員用の価格と、が表示される。ユーザは、表示中のプランを気に入れば、このプランでホテルを予約する。ユーザは、他のページに戻ってホテル又はプランの検索をやり直すこともできる。
本実施形態では、ユーザは、検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、及びプラン詳細ページP4のうち、どのページからでも、プランを選択してホテルを予約できる。ただし、図2の時点では、ユーザは、まだホテルプログラムの会員ではないので、会員用の価格ではホテルを予約できない。ユーザがホテルプログラムサービスの会員にならない場合、ユーザは、ボタンB201,B300,B400を選択し、非会員用の価格でホテルを予約する。
本実施形態では、総合予約サービスからホテルプログラムサービスに会員登録できるようになっている。図3のように、ユーザが検索結果ページP2のボタンB202を選択すると、ホテルプログラムサービスの会員登録が開始される。ユーザは、ホテル詳細ページP3のボタンB301、又は、プラン詳細ページP4のB401を選択することでも、ホテルプログラムサービスの会員登録を開始できる。
会員登録が開始されると、ホテルプログラムサービスへの会員登録に必要な情報を入力するための会員登録ページP5が表示部35に表示される。以降、この情報を、第2会員情報という。第2会員情報は、第2ユーザIDとともにホテルプログラムサービスに登録される情報である。本実施形態では、第2会員情報の一例として、氏名、メールアドレス、及びメールマガジンの配信有無の3つを例に挙げるが、第2会員情報は、任意の種類であってよく、本実施形態の例に限られない。例えば、第2会員情報は、住所、電話番号、生年月日、年齢、又は性別といった他の情報であってもよい。
会員登録ページP5は、ホテルプログラムサービスが提供するページではなく、総合予約サービスが提供するページである。このため、会員登録ページP5は、総合予約アプリ上のページとして表示される。図3の例であれば、ユーザがボタンB202を選択してから会員登録ページP5が表示されるまでの間に、ユーザ端末30から総合予約サーバ10へのアクセスは発生しても、ユーザ端末30からホテルサーバ20へのアクセスは発生しない。ユーザ端末30に、ホテルプログラムサービスのアプリケーションがインストールされていたとしても、このアプリケーションは起動しない。このため、総合予約アプリがフォアグラウンドのまま、会員登録ページP5が表示される。
なお、図2及び図3の各ページが、総合予約アプリ上ではなく、ブラウザ上で表示される場合には、会員登録ページP5は、総合予約サービスのドメインに属する。各ページの画面遷移は、総合予約サービスのドメイン内で完結するので、ホテルプログラムサービスのドメインへのリダイレクトは発生しない。会員登録ページP5のドメインと、総合予約サービスの他のページのドメインと、は互いに同じであってもよいし、総合予約サービスが管理するものであれば互いに異なってもよい。
例えば、会員登録ページP5には、第2会員情報を入力するためのフォームF50A~F50Dが表示される。以降、フォームF50A~F50Dを区別しない時は、単にフォームF50という。本実施形態では、総合予約サービスに登録された情報が、一部のフォームF50に自動入力されるようになっている。以降、この情報を第1会員情報という。図3の例では、氏名及びメールアドレスといった2つの第1会員情報が、フォームF50A,F50Bに自動入力されている。メールマガジンの配信有無を入力するためのフォームF50C,F50Dは自動入力されない。
例えば、ユーザは、フォームF50Aに自動入力された氏名が旧姓である場合には、フォームF50Aの氏名を変更できる。ユーザは、フォームF50Bに自動入力されたメールアドレス以外の他のメールアドレスを登録したい場合には、フォームF50Bのメールアドレスを変更できる。ユーザは、メールマガジンの配信を希望する場合には、フォームF50Cにチェックを入れる。ユーザは、メールマガジンの配信を希望しない場合には、フォームF50Dにチェックを入れる。
ユーザがボタンB51を選択すると、ユーザ端末30は、フォームF50に入力された第2会員情報を、総合予約サーバ10に送信する。総合予約サーバ10は、ユーザ端末30から受信した第2会員情報を、ホテルサーバ20に転送する。ホテルサーバ20は、総合予約サーバ10から第2会員情報を受信すると、ホテルプログラムサービスの会員登録を行う。会員登録が完了すると、会員登録が完了したことを示す登録完了ページP6が表示部35に表示される。本実施形態では、登録完了ページP6も、総合予約アプリ上のページとして表示されるものとする。
ユーザがボタンB60を選択すると、会員登録ページP5が表示される前に表示されていた検索結果ページP2に戻る。図3の右下の検索結果ページP2のように、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になったので、ユーザは、ボタンB203を選択して会員用の価格でホテルを予約できるようになる。図3の例では、ホテルプログラムサービスの会員登録が完了した後は、会員用の価格だけが表示領域A20に表示されるものとするが、ホテルプログラムサービスの会員登録が完了した後も、非会員用の価格が表示されてもよい。
図3では、検索結果ページP2を例に挙げたが、ホテル詳細ページP3の表示領域A30と、プラン詳細ページP4の表示領域A40と、も同様に、会員用の価格でホテルを予約できるようになる。また、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった後は、「BBBグループ」に加盟する他のホテルも、「ホテルBBB京都」と同様に、会員用の価格で予約できるようになる。ユーザがホテルプログラムサービスの会員になる前は、「BBBグループ」に加盟する他のホテルの情報が表示された検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、又はプラン詳細ページP4から、図3と同様の手順によってホテルプログラムサービスへの会員登録をすることができる。
以上のように、ユーザが、総合予約サービスからホテルプログラムサービスの会員登録を開始すると、総合予約サービスにおける会員登録ページP5に、会員登録用のフォームF50が表示される。ユーザが、総合予約サービスにおける1つの会員登録ページP5に対する入力をすれば、ホテルプログラムサービスの会員登録が完了する。ホテルプログラムサービスの会員登録を完了するために、ユーザが複数のページで何度も入力をしたり、ホテルプログラムサービスのページが立ち上がったりすることがないので、ユーザの負担を軽減できる。以降、会員登録システムSの詳細を説明する。
[3.実施形態に係る機能]
図4は、実施形態に係る機能の一例を示す機能ブロック図である。
[3-1.総合予約サーバで実現される機能]
データ記憶部100は、記憶部12を主として実現される。他の各機能は、制御部11を主として実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部100は、総合予約サービスを提供するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部100は、第1ユーザデータベースDB1及びホテルデータベースDB2を記憶する。
図5は、第1ユーザデータベースDB1の一例を示す図である。第1ユーザデータベースDB1は、総合予約サービスに会員登録したユーザに関する情報が格納されたデータベースである。例えば、第1ユーザデータベースDB1には、第1ユーザID、第1パスワード、氏名、メールアドレス、性別、生年月日、年齢、住所、電話番号、及びホテルプログラム情報が格納される。第1ユーザデータベースDB1に格納される情報は、図5の例に限られず、ユーザに関する任意の情報が格納されてよい。例えば、ホテルの予約履歴、ホテルの閲覧履歴、又はユーザのランクといった情報が第1ユーザデータベースDB1に格納されてもよい。
第1ユーザIDは、総合予約サービスにおいてユーザを識別可能な第1ユーザ識別情報の一例である。第1ユーザ識別情報は、任意の情報であってよく、第1ユーザIDに限られない。例えば、第1ユーザ識別情報は、ユーザアカウントと呼ばれる情報、メールアドレス、又は電話番号であってもよい。第1ユーザID及び第1パスワードは、総合予約サービスにログインするために利用される。
氏名、メールアドレス、性別、生年月日、年齢、住所、及び電話番号は、第1会員情報に関する項目の一例である。このため、これらの情報について説明している箇所は、第1会員情報に関する項目と読み替えることができる。第1会員情報は、総合予約サービスに登録された情報であればよく、図5の例に限られない。例えば、第1会員情報は、メールマガジンの配信有無、職業、職場の場所、よく行く場所、嗜好、メッセージアプリのアカウント、又はSNSアカウントといった項目を含んでもよい。
ホテルプログラム情報は、ホテルプログラムサービスの会員登録に関する情報である。例えば、ホテルプログラム情報は、第2ユーザID、氏名、メールアドレス、及びメールマガジンの配信有無を含む。ホテルプログラム情報は、任意の情報を含むことができ、図5の例に限られない。例えば、ホテルプログラム情報は、ホテルプログラムサービスに会員登録済みであるか否かのみをフラグ、又は、ホテルプログラムサービスにおけるユーザのランクを含んでもよい。
図6は、ホテルデータベースDB2の一例を示す図である。ホテルデータベースDB2は、総合予約サービスから予約が可能なホテルに関する情報が格納されたデータベースである。例えば、ホテルデータベースDB2には、ホテルID、ホテル情報、プラン情報、及び価格情報が格納される。ホテルデータベースDB2に格納される情報は、図6の例に限られず、ホテルに関する任意の情報が格納されてよい。例えば、プランの在庫情報がホテルデータベースDB2に格納されてもよい。
ホテルIDは、ホテルを識別可能なホテル識別情報の一例である。ホテル識別情報は、任意の情報であってよく、ホテルIDに限られない。例えば、ホテル識別情報は、ホテル名、ホテルのメールアドレス、又はホテルの電話番号といった他の情報であってもよい。ホテル情報は、ホテルに関する情報である。例えば、ホテル情報は、ホテル名、住所、電話番号、ホテル画像、ホテル説明文を含む。ホテル情報は、ホテルプログラムサービスに加盟するホテルであるか否かを示す情報を含んでもよい。プラン情報は、ホテルが用意したプランに関する情報である。例えば、プラン情報は、プラン名、プラン画像、及びプラン説明文を含む。
ホテル情報及びプラン情報は、図2及び図3の各ページに表示される情報である。これらの情報は、ホテル又はプランを検索するためのインデックスとして利用される。インデックスとして利用される情報は、任意の情報であってよく、図6の例に限られない。例えば、ホテルが指定したキーワード、ホテルが属するエリア、ホテルの口コミ、又はホテルが有する施設の詳細情報といった情報がインデックスとして利用されてもよい。
価格情報は、ホテルが用意したプランの価格に関する情報である。本実施形態では、「BBBグループ」に加盟するホテルについては、価格情報は、非会員価格情報及び会員価格情報を含むものとする。図6の例では、ホテルID「h00001」のホテルと、ホテルID「h00003」のホテルと、は「BBBグループ」に加盟しているので、非会員価格情報及び会員価格情報が価格情報に含まれる。ホテルID「h00002」のホテルは、「BBBグループ」に加盟していないので、非会員の価格と会員の価格といった区分は存在しない。
非会員価格情報は、ホテルプログラムサービスの会員ではない非会員用の価格に関する情報である。利用日によってプランの価格が変わる場合には、利用日と、プランの価格と、の関係が価格情報に示される。利用日以外にも、曜日やシーズンといった他の条件に応じてプランの価格が変わる場合には、他の条件と、プランの価格と、の関係が価格情報に示される。
会員価格情報は、ホテルプログラムサービスの会員用の価格に関する情報である。会員用の価格そのものを示す数値が会員価格情報に示されていてもよいが、本実施形態では、非会員用の価格からの割引率が会員価格情報に示されているものとする。会員価格情報に示される割引率は、ホテルプログラムサービスに直接予約をするときの価格からの割引率であってもよいし、総合予約サービス用の価格からの割引率であってもよい。図2及び図3の各ページに会員用の価格が表示される場合には、非会員価格情報が示す価格から、会員価格情報が示す割引率に応じた割引額が減算されることによって、会員用の価格が計算される。
ホテルプログラムサービスの会員に対する割引が適用されるプランが限られている場合には、会員価格情報には、割引が適用されるプランが示されていてもよい。この場合、「BBBグループ」に加盟するホテルだったとしても、会員価格情報に示されていないプランについては、会員用の価格にはならず、非会員用の価格が表示される。プランごとに割引率を変える場合には、プランごとの割引率が会員価格情報に示されている。その他の条件に応じて割引率を変える場合も同様に、その他の条件ごとの割引率が会員価格情報に示されている。図2及び図3のページを表示させる時にあった条件に応じた割引率に基づいて、会員用の価格が動的に計算される。
[特典表示制御部]
特典表示制御部101は、検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、又はプラン詳細ページP4に、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった場合の会員用の価格を表示させる。検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、又はプラン詳細ページP4は、開始要求を受け付けるためのページの一例である。このため、これらのページについて説明している箇所は、開始要求を受け付けるためのページと読み替えることができる。このページは、任意のページであってよく、これらのページに限られない。例えば、総合予約サービスのトップページP1から開始要求が可能であってもよいし、ホテルのプラン一覧を示す画面から開始要求が可能であってもよい。
会員用の価格は、特典情報の一例である。このため、図2及び図3の各ページに表示される会員用の価格について説明している箇所は、特典情報と読み替えることができる。特典情報は、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった場合の特典に関する情報である。特典情報は、任意の形式で表示可能であり、特典の内容を識別可能な情報であればよい。例えば、特典情報は、テキスト、数字、アイコン、又は画像であってもよい。アーリーチェックインが特典に相当する場合には、特典情報は、チェックイン時刻を示す。レイトチェックアウトが特典に相当する場合には、特典情報は、チェックアウト時刻を示す。他の特典がユーザに提供される場合には、特典情報は、当該他の特典を示せばよい。
特典の内容は、ホテルデータベースDB2又は他のデータベースに格納されているものとする。ユーザが入力した検索条件によっては、特典の詳細を表示できないことがあるので、この場合には、特典の大まかな内容が特典情報として表示されるようにすればよい。例えば、ユーザがホテルの利用日を入力しなかった場合には、割引後の具体的な価格を提示できないことがあるので、この場合には、「会員になると最大20%オフ」といったように、特典の大まかな内容が特典情報として表示されてもよい。
[開始要求受付部]
開始要求受付部102は、総合予約サービスにおいてユーザにより行われた、ホテルプログラムサービスの会員登録を開始するための開始要求を受け付ける。開始要求は、会員登録の手続又は申込の開始を示す要求である。開始要求は、会員登録をするための登録要求とは異なる。開始要求が行われた後に、会員登録に必要な情報が入力される。開始要求が行われる前は、会員登録に必要な情報は入力されない。即ち、開始要求が行われるだけでは、第2会員情報はホテルプログラムサービスに登録されない。
本実施形態では、総合予約サーバ10により開始要求受付部102が実現されるので、開始要求は、ユーザ端末30により所定の形式のデータが送信されることによって行われる。開始要求受付部102は、ユーザ端末30からこのデータを受信することによって、開始要求を受け付ける。開始要求には、開始要求を送信したユーザのユーザ識別情報が含まれる。このユーザ識別情報は、ユーザIDであってもよいし、ログイン中のユーザを識別可能な他の情報であってもよい。
本実施形態の総合予約サービスでは、ホテルプログラムサービスに関するホテルを含む複数のホテルの中から、ユーザが指定した検索条件に応じたホテルが検索される。例えば、総合予約サービスでは、トップページP1のフォームF10に入力された検索条件に基づいて、ホテルデータベースDB2に登録されたホテルが検索される。ホテルの検索自体は、公知の検索エンジンを利用して実行されるようにすればよい。検索結果ページP2には、ユーザが指定した検索条件に応じたホテルが検索結果として表示される。
総合予約サービスで検索されるホテルは、第2サービスアイテムの一例である。このため、ホテルについて説明している箇所は、第2サービスアイテムと読み替えることができる。第2サービスアイテムは、ホテルプログラムサービスを一例とする第2サービスに関するアイテムである。アイテムとは、ユーザによって検索される検索対象である。例えば、ホテルのプラン、ホテル内の部屋、ホテル内の施設、又は宿泊条件が第2サービスアイテムに相当してもよい。
例えば、開始要求受付部102は、総合予約サービスで検索されたホテルに関する情報を含む検索結果ページP2で、ユーザによる開始要求を受け付ける。ユーザが検索結果ページP2のボタンB202を選択すると、ユーザ端末30は、総合予約サーバ10に対し、開始要求を送信する。開始要求受付部102は、ユーザにより検索結果ページP2のボタンB202が選択された場合に、ユーザ端末30から開始要求に相当するデータを受信することによって、ユーザによる開始要求を受け付ける。
検索結果ページP2は、第2サービスアイテムページの一例である。このため、検索結果ページP2について説明している箇所は、第2サービスアイテムページと読み替えることができる。第2サービスアイテムページは、ホテルを一例とする第2サービスアイテムに関する情報が表示されるページである。第2サービスアイテムページは、第2サービスアイテムに関する何らかの情報が表示されるページであればよく、検索結果ページP2に限られない。例えば、ホテル詳細ページP3及びプラン詳細ページP4も、ユーザにより検索されたホテルに関する何らかの情報が含まれるので、第2サービスアイテムを含むページに相当してもよい。
本実施形態の総合予約サービスでは、ホテルプログラムサービスに関するホテル情報を、ユーザに段階的に提供可能である。ホテル情報は、ホテルに関する情報である。例えば、ホテル情報は、ホテル名、ホテルの画像、ホテルの説明文、ホテルの口コミ、プラン名、プランの画像、又はプランの説明文を含む。例えば、検索結果ページP2には、最も大まかなホテル情報が表示される。ホテル詳細ページP3には、検索結果ページP2に表示されるホテル情報よりも詳細なホテル情報が表示される。プラン詳細ページP4には、ホテル詳細ページP3に表示されるホテル情報よりも詳細なホテル情報が表示される。本実施形態では、検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、プラン詳細ページP4の順で、段階的にホテル情報が詳細になる。
ホテル情報は、第2サービス情報の一例である。このため、ホテル情報について説明している箇所は、第2サービス情報と読み替えることができる。第2サービス情報は、ホテルプログラムサービスを一例とする第2サービスに関する情報である。第2サービス情報は、第2サービスに応じた情報であればよい。例えば、電子商取引サービスが第2サービスに相当する場合、電子商取引サービスで購入可能な商品に関する情報が第2サービス情報に相当してもよい。例えば、金融サービスが第2サービスに相当する場合、金融サービスで利用可能な機能に関する情報が第2サービス情報に相当してもよい。
例えば、開始要求受付部102は、何れの段階のホテル情報が提供される場合だったとしても、開始要求を受け付け可能である。ユーザは、検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、及びプラン詳細ページP4のうち、どのページからも開始要求をすることができる。例えば、ユーザは、最も大まかなホテル情報が表示される検索結果ページP2のボタンB202を選択することによって、開始要求をすることができる。ユーザは、次に詳細なホテル情報が表示されるホテル詳細ページP3のボタンB301を選択することによって、開始要求をすることができる。ユーザは、最も詳細なホテル情報が表示されるプラン詳細ページP4のボタンB401を選択することによって、開始要求をすることができる。開始要求受付部102は、検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、及びプラン詳細ページP4のうち、任意のページから行われた開始要求を受け付ける。
[第1会員情報取得部]
第1会員情報取得部103は、総合予約サービスにおけるユーザの第1会員情報を取得する。本実施形態では、第1会員情報が第1ユーザデータベースDB1に格納されているので、第1会員情報取得部103は、第1ユーザデータベースDB1を参照し、第1会員情報を取得する。第1会員情報は、第1ユーザデータベースDB1以外の他のデータベース、又は、総合予約サーバ10以外の他のコンピュータに格納されていてもよい。この場合、第1会員情報取得部103は、他のデータベース又は他のコンピュータから第1会員情報を取得すればよい。
本実施形態では、ホテルプログラムサービスに、ユーザの氏名、メールアドレス、及びメールマガジンの配信有無の3項目の第2会員情報が登録される。これら3つのうち、氏名及びメールアドレスの2つは、総合予約サービスにも第1会員情報の項目として登録されている。このため、第1会員情報取得部103は、ユーザの氏名及びメールアドレスの2つの項目を取得する。総合予約サービスに登録されたメールマガジンの配信有無をホテルプログラムサービスでも流用する場合には、第1会員情報取得部103は、ユーザの氏名、メールアドレス、及びメールマガジンの配信有無の3項目の第1会員情報を取得してもよい。
なお、第1ユーザデータベースDB1に格納された項目のうち、どの項目を第2会員情報の項目として流用するかを示す設定は、総合予約サービスの管理者により指定されてもよい。この設定は、データ記憶部100に記録されるものとする。複数のホテルプログラムサービスが存在する場合には、ホテルプログラムサービスごとに、第2会員情報の項目として流用する項目の設定がデータ記憶部100に記録されているものとする。第1会員情報取得部103は、ユーザが会員登録しようとしているホテルプログラムサービスに応じた第1会員情報を取得すればよい。
[フォーム表示制御部]
フォーム表示制御部104は、開始要求受付部102が開始要求を受け付けた場合に、総合予約サービスにおける1の会員登録ページP5に、会員登録用のフォームF50を表示させる。フォームF50は、ホテルプログラムサービスに登録される第2会員情報を入力するためのフォームである。本実施形態では、任意のテキストを入力可能なフォームF50を例に挙げるが、会員登録用のフォーム自体は、種々のフォームを利用可能である。例えば、プルダウンメニュー、チェックボックス、又はラジオボタンが会員登録用のフォームとして利用されてもよい。
会員登録ページP5は、ホテルプログラムサービスへの会員登録に必要な第2会員情報の入力を一度で受け付けるためのページである。このため、本実施形態では、あるページに入力された第2会員情報がホテルプログラムサービスに登録された後に、追加で入力された第2会員情報がホテルプログラムサービスに追加で登録されるといったことがない。ユーザは、開始要求をするためにボタンB202,B301,B401を選択した後は、会員登録ページP5に対する入力をするだけで、会員登録の手続が全て完了する。
なお、会員登録ページP5は、見た目上は複数の画面に分かれていてもよい。例えば、ホテルプログラムサービスの会員登録に必要な第2会員情報の数が多い場合には、1の会員登録ページP5が見た目上は1ページ目、2ページ目、3ページ目といったように複数のページに分かれていてもよい。この場合、1の会員登録ページP5に含まれる個々のページには、自由に行き来できるものとする。1ページ目に入力された第2会員情報がホテルプログラムサービスに登録された後に、2ページ目以降の入力が行われるのではなく、全ページの入力が行われるまでは、入力済みの第2会員情報がホテルプログラムサービスに登録されず、全ページの入力が完了した後に、当該全ページ分の第2会員情報の登録が一度に実行されるものとする。
本実施形態では、フォーム表示制御部104が総合予約サーバ10で実現されるので、フォーム表示制御部104は、フォームF50を含む1の会員登録ページP5を表示させるためのデータをユーザ端末30に送信することによって、1の会員登録ページP5をユーザ端末30に表示させる。このデータは、任意の形式であってよく、例えば、旅行予約アプリの画面表示で利用する形式であればよい。ブラウザを利用して1の会員登録ページP5が表示される場合には、フォーム表示制御部104は、1の会員登録ページP5のHTMLデータを送信することによって、1の会員登録ページP5をユーザ端末30に表示させるようにすればよい。
本実施形態では、フォーム表示制御部104は、第1会員情報取得部103により取得された第1会員情報に基づいて、ホテルプログラムサービスに登録される第2会員情報が自動入力されたフォームF50を、1の会員登録ページP5に表示させる。自動入力とは、フォームF50のデフォルト値としてセットすることである。ユーザが操作部34から第2会員情報を入力しなくても、第2会員情報がフォームF50に表示されることは、自動入力に相当する。
フォーム表示制御部104は、第1会員情報取得部103により取得された第1会員情報が第2会員情報としてフォームF50に自動入力された1の会員登録ページP5を、ユーザ端末30に表示させる。例えば、フォーム表示制御部104は、総合予約サービスに第1会員情報として登録されたユーザの氏名及びメールアドレスを、第2会員情報としてフォームF50に自動入力された1の会員登録ページP5を、ユーザ端末30に表示させる。
フォームF50に自動入力された第2会員情報は、ユーザが変更できないようにしてもよいが、本実施形態では、フォーム表示制御部104は、自動入力された第2会員情報を変更可能なフォームF50を、1の会員登録ページP5に表示させる。フォーム表示制御部104は、ユーザによる入力が可能なフォームF50に第2会員情報が自動入力された1の会員登録ページP5を、ユーザ端末30に表示させる。ユーザは、フォームF50に自動入力された第2会員情報を変更可能である。図3の例であれば、フォームF50A,50Bにそれぞれ氏名及びメールアドレスが自動入力されていたとしても、これらのフォームF50A,50Bをフォーカスすれば、自動入力された文字列を変更したり削除したりすることができる。
本実施形態では、フォーム表示制御部104は、第2会員情報が自動入力された第1フォームと、ユーザによる入力が必要な第2フォームと、を1の会員登録ページP5に表示させる。図3の例では、氏名及びメールアドレスは自動入力されるので、氏名及びメールアドレスのフォームF50A,F50Bは、第1フォームに相当する。メールマガジンの配信有無については自動入力されないので、フォームF50C,F50Dは、第2フォームに相当する。このため、フォームF50A,F50Bについて説明している箇所は、第1フォームと読み替えることができる。フォームF50C,F50Dについて説明している箇所は、第2フォームと読み替えることができる。
[登録要求受付部]
登録要求受付部105は、総合予約サービスにおいてユーザにより行われた、ホテルプログラムサービスの会員登録を完了させるための登録要求を受け付ける。登録要求は、ホテルプログラムサービスに第2会員情報を登録するための要求である。登録要求は、開始要求の後に行われる要求である。開始要求が行われてから登録要求が行われるまでの間には、ユーザによる要求は行われない。ユーザは、開始要求をした後は、登録要求をすればホテルプログラムサービスへの会員登録が完了する。このため、ユーザは、第2会員情報を登録するために2段階の入力をする必要がなく、1回の入力で会員登録が完了する。
本実施形態では、総合予約サーバ10により登録要求受付部105が実現されるので、登録要求は、ユーザ端末30により所定の形式のデータが送信されることによって行われる。登録要求受付部105は、ユーザ端末30からこのデータを受信することによって、登録要求を受け付ける。登録要求には、登録要求を送信したユーザのユーザ識別情報が含まれる。このユーザ識別情報は、ユーザIDであってもよいし、ログイン中のユーザを識別可能な他の情報であってもよい。
例えば、ユーザが会員登録ページP5のボタンB51を選択すると、ユーザ端末30は、総合予約サーバ10に対し、登録要求を送信する。登録要求受付部105は、ユーザにより会員登録ページP5のボタンB51が選択された場合に、ユーザ端末30から登録要求に相当するデータを受信することによって、ユーザによる登録要求を受け付ける。登録要求には、フォームF50に入力された第2会員情報が含まれている。
[会員登録要求部]
会員登録要求部106は、1の会員登録ページP5に対するユーザの入力に基づいて、ホテルサーバ20に会員登録を要求する。ユーザの入力は、1の会員登録ページP5に対する何らかの操作である。1の会員登録ページP5に対するユーザの入力とは、フォームF50に対する入力を意味してもよいし、フォームF50に対する入力ではなくボタンB51の選択を意味してもよい。会員登録要求部106は、ホテルサーバ20に対し、所定の形式のデータを送信することによって、会員登録を要求すればよい。
ホテルサーバ20は、第2サービスサーバの一例である。このため、ホテルサーバ20について説明している箇所は、第2サービスサーバと読み替えることができる。第2サービスサーバは、ホテルプログラムサービスを一例とする第2サービスに対応するサーバコンピュータである。第2サービスサーバは、第2サービスの提供者によって管理されるサーバコンピュータであればよい。
会員登録要求部106が行う要求は、登録要求受付部105が受け付ける登録要求と似ているが、会員登録要求部106が行う要求は、総合予約サーバ10からホテルサーバ20に対する要求であるのに対し、登録要求受付部105が受け付ける登録要求は、ユーザ端末30から総合予約サーバ10に対して行われる点で異なる。会員登録要求部106が行う要求と、登録要求受付部105が受け付ける登録要求と、のデータ形式は、同じであってもよいし異なっていてもよい。会員登録要求部106は、ユーザ端末30から登録要求が受け付けられた場合に、登録要求に含まれる第2会員情報に基づいて、ホテルサーバ20に対し、会員登録を要求する。
本実施形態では、フォームF50に第2会員情報が自動入力されるので、会員登録要求部106は、フォームF50に自動入力された第2会員情報に基づいて、ホテルプログラムサービスシステムに会員登録を要求する。例えば、会員登録要求部106は、フォームF50に自動入力された第2会員情報がユーザにより変更された場合には、当該変更された第2会員情報に基づいて、ホテルサーバ20に会員登録を要求する。会員登録要求部106は、氏名及びメールアドレスのフォームF50を一例とする第1フォームに自動入力された第2会員情報と、メールマガジンの配信有無のフォームF50を一例とする第2フォームに対するユーザの入力と、に基づいて、ホテルサーバ20に会員登録を要求する。
[完了通知受付部]
完了通知受付部107は、ホテルサーバ20から、完了通知を受け付ける。完了通知は、ホテルプログラムサービスへの会員登録が完了したことを示す通知である。完了通知は、所定形式のデータが送信されることによっておこなわれる。総合予約サーバ10は、完了通知を受け付けることによって、ホテルプログラムサービスへの会員登録が完了したことを検知できる。
[関連付け部]
関連付け部108は、ホテルプログラムサービスの会員登録が完了した場合に、総合予約サービスにおけるユーザの第1ユーザIDと、ホテルプログラムサービスにおけるユーザの第2ユーザIDと、を関連付ける。第1ユーザIDと第2ユーザIDとを関連付けるとは、第1ユーザID及び第2ユーザIDのうちの一方から他方を検索可能にすることである。本実施形態では、第1ユーザデータベースDB1のうち、第1ユーザIDに対応するレコードに第2ユーザIDを格納することは、第1ユーザIDと第2ユーザIDとを関連付けることに相当する。
例えば、ホテルサーバ20は、ホテルプログラムサービスの会員登録が完了すると、総合予約サーバ10に、第2ユーザIDを含む完了通知を送信する。総合予約サーバ10が完了通知を受信すると、関連付け部108は、開始要求及び登録要求をしたユーザの第1ユーザIDと、完了通知に含まれる第2ユーザIDと、を関連付ける。本実施形態では、関連付け部108は、第1ユーザデータベースDB1のうち、第1ユーザIDと同じレコードのホテルプログラム情報として第2ユーザIDを格納することによって、第1ユーザID及び第2ユーザIDを関連付ける。
[完了表示制御部]
完了表示制御部109は、完了通知受信部107が完了通知を受け付けた場合に、会員登録が完了したことを示す登録完了ページP6を、総合予約サービスにおけるページとして表示させる。本実施形態では、完了表示制御部109が総合予約サーバ10で実現されるので、完了表示制御部109は、登録完了ページP6を表示させるためのデータをユーザ端末30に送信することによって、登録完了ページP6をユーザ端末30に表示させる。このデータは、任意の形式であってよく、例えば、旅行予約アプリの画面表示で利用する形式であればよい。ブラウザを利用して登録完了ページP6が表示される場合には、完了表示制御部109は、登録完了ページP6のHTMLデータを送信することによって、登録完了ページP6をユーザ端末30に表示させるようにすればよい。この場合、登録完了ページP6は、総合予約サービスのドメインとして表示される。
[会員登録判定部]
会員登録判定部110は、第1ユーザID及び第2ユーザIDの関連付けに基づいて、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であるか否かを判定する。会員登録判定部110は、第1ユーザIDに第2ユーザIDが関連付けられていない場合、ユーザがホテルプログラムサービスの会員ではないと判定する。会員登録判定部110は、第1ユーザIDに第2ユーザIDが関連付けられている場合、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であると判定する。
[総合予約サービス提供部]
総合予約サービス提供部111は、ユーザに総合予約サービスを提供する。総合予約サービスを提供するとは、総合予約サービスから利用可能な機能を提供することである。例えば、ユーザは、総合予約サービスからホテルを検索できる。ホテルを検索するための検索エンジンを提供することは、総合予約サービスを提供することに相当する。他にも例えば、プランを検索するための検索エンジンを提供すること、又は、ホテルを予約するための画面(例えば、図2及び図3の各ページ)を提供することも、総合予約サービスを提供することに相当する。その他にも総合予約サービスに関する何らかの機能を提供することは、総合予約サービスを提供することに相当する。
例えば、総合予約サービス提供部111は、会員登録判定部110の判定結果に基づいて、総合予約サービスにおいて、ホテルプログラムサービスに関するホテルアイテムを、ユーザに提供する。ホテルアイテムは、総合予約サービスから予約可能なホテルに関するアイテムである。本実施形態では、ホテルのプランがホテルアイテムに相当する。ホテルアイテムは、第2サービスアイテムの一例である。このため、ホテルアイテムについて説明している箇所は、第2サービスアイテムと読み替えることができる。第2サービスアイテムは、第2サービスに応じたアイテムであればよい。総合予約サービス提供部111は、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であると判定された場合に、ユーザがホテルプログラムサービスの会員ではないと判定された場合には提供されない内容のサービスを、ユーザに提供する。即ち、総合予約サービス提供部111は、総合予約サービスにおいて、ホテルプログラムサービスの会員限定のサービスを提供する。
例えば、総合予約サービス提供部111は、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であると判定された場合に、所定の特典が発生するように、ユーザに総合予約サービスを提供する。総合予約サービス提供部111は、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であると判定されない場合には、所定の特典が発生しないように、ユーザに総合予約サービスを提供する。本実施形態では、会員用の価格でホテルを予約できることが特典に相当するので、総合予約サービス提供部111は、会員用の価格でホテルを予約するためのボタンB203を、検索結果ページP2に表示させることによって、特典が発生するように、ユーザに総合予約サービスを提供する。
[施設予約部]
本実施形態の総合予約サービスでは、ホテルプログラムサービスに関するホテルの予約が受け付けられる。施設予約部112は、ユーザによるホテルの予約を行う。ホテルは、施設の一例である。このため、ホテルについて説明している箇所は、施設と読み替えることができる。施設は、総合予約サービスを一例とする第2サービスから予約可能な施設であればよく、ホテルに限られない。例えば、施設は、レストラン、カフェ、観光施設、遊戯施設、又は公共施設であってもよい。施設予約部112は、ユーザによるホテルの予約を受け付けるまでの間に、会員登録が完了した場合には、ホテルプログラムサービスの会員として、ユーザによるホテルの予約を行う。例えば、施設予約部112は、会員用の価格に基づいて、ユーザによるホテルの予約を行う。ホテルの予約に必要な処理自体は、公知の総合予約サービスで利用されている処理を適用可能である。
なお、ホテルプログラムサービスの会員登録が完了した場合、上記のように、ユーザは、総合予約サービスから会員価格で予約できるようになる。このホテルプログラムサービスの会員登録が完了した場合は、会員登録が完了したことを何らかの形で特定可能になるタイミングであればよい。例えば、ホテルプログラムサービスの会員登録が完了した場合は、第2ユーザデータベースDB3におけるレコードの作成時、ホテルサーバ20が総合予約サーバ10に完了通知を送信した時、総合予約サーバ10がホテルサーバ20から完了通知を受信した時、第1ユーザデータベースDB3におけるレコードの更新時の何れであってもよい。
[3-2.ホテルサーバで実現される機能]
データ記憶部200は、記憶部22を主として実現される。他の各機能は、制御部21を主として実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部200は、ホテルプログラムサービスを提供するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部200は、第2ユーザデータベースDB3を記憶する。
図7は、第2ユーザデータベースDB3の一例を示す図である。第2ユーザデータベースDB3は、ホテルプログラムサービスに会員登録したユーザに関する情報が格納されたデータベースである。例えば、第2ユーザデータベースDB3には、第2ユーザID、第2パスワード、氏名、メールアドレス、及びメールマガジン情報が格納される。第2ユーザデータベースDB3に格納される情報は、図7の例に限られず、ユーザに関する任意の情報が格納されてよい。例えば、ホテルプログラムサービスにおけるユーザのランクが第2ユーザデータベースDB3に格納されてもよい。
第2ユーザIDは、ホテル予約サービスにおいてユーザを識別可能な第2ユーザ識別情報の一例である。第2ユーザ識別情報は、任意の情報であってよく、第2ユーザIDに限られない。例えば、第2ユーザ識別情報は、ユーザアカウントと呼ばれる情報、メールアドレス、又は電話番号であってもよい。図7の例では、第2会員情報として入力されたメールアドレスが第2ユーザIDとして利用される場合が示されている。第2ユーザID及び第2パスワードは、ホテルプログラムサービスにログインするために利用される。第2パスワードは、会員登録ページP5で指定されてもよいし、会員登録時には仮の第2パスワードが自動生成されてユーザによって正式な第2パスワードに変更されてもよい。メールマガジン情報は、メールマガジンの配信有無を示す情報である。
[会員登録部]
会員登録部201は、会員登録要求部106により行われた要求に基づいて、ホテルプログラムサービスの会員登録を行う。この要求には、ホテルプログラムサービスの会員登録に必要な情報が含まれている。例えば、会員登録部201は、新たにホテルプログラムサービスの会員になるユーザの第2ユーザIDを発行する。会員登録部201は、当該発行された第2ユーザIDと、ユーザの第2会員情報と、を関連付けて第2ユーザデータベースDB3に格納する。本実施形態では、第2会員情報として入力されたメールアドレスが第2ユーザIDとして利用されるので、会員登録部201は、第2会員情報として入力されたメールアドレスを新たな第2ユーザIDとして発行する。会員登録部201は、当該発行された新たな第2ユーザIDと、第2会員情報と、を関連付けて第2ユーザデータベースDB3に格納する。
[完了通知送信部]
完了通知送信部202は、総合予約サーバ10に、ホテルプログラムサービスの会員登録が完了したことを示す完了通知を送信する。完了通知送信部202は、会員登録部201がホテルプログラムサービスの会員登録の処理を完了した場合に、総合予約サーバ10に完了通知を送信する。
[ホテルプログラムサービス提供部]
ホテルプログラムサービス提供部203は、ユーザにホテルプログラムサービスを提供する。ホテルプログラムサービスを提供するとは、ホテルプログラムサービスから利用可能な機能を提供することである。例えば、ユーザは、ホテルプログラムサービスからホテルを検索できる。ホテルを検索するための検索エンジンを提供することは、ホテルプログラムサービスを提供することに相当する。他にも例えば、プランを検索するための検索エンジンを提供すること、又は、ホテルを予約するための画面を提供することも、ホテルプログラムサービスを提供することに相当する。
ホテルプログラムサービスから予約可能なプランは、総合予約サービスから予約可能なプランと同じであってもよいし異なってもよい。ホテルプログラムサービスでは、総合予約サービスにはないオリジナルのプランが存在してもよい。逆に、総合予約サービスでは、ホテルプログラムサービスにはないオリジナルのプランが存在してもよい。その他にもホテルプログラムサービスに関する何らかの機能を提供することは、ホテルプログラムサービスを提供することに相当する。例えば、ホテルプログラムサービスで獲得したポイントを利用する処理を実行することは、ホテルプログラムサービスを提供することに相当する。ユーザが総合予約サービスから予約した内容についても、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった後は、ホテルプログラムサービスから確認できるものとする。
[3-3.ユーザ端末で実現される機能]
データ記憶部300は、記憶部32を主として実現される。表示制御部301及び操作受付部302は、制御部31を主として実現される。
[データ記憶部]
データ記憶部300は、ユーザが総合予約サービスを利用するために必要なデータを記憶する。例えば、データ記憶部300は、総合予約アプリを記憶する。ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった後は、データ記憶部300は、ユーザがホテルプログラムサービスを利用するために必要なデータを記憶する。例えば、ホテルプログラムサービスが専用のアプリケーションを配信する場合には、データ記憶部300は、このアプリケーションを記憶する。
[表示制御部]
表示制御部301は、総合予約サービスを利用するためのページを表示部35に表示させる。例えば、表示制御部301は、図2及び図3の各ページを、表示部35に表示させる。表示制御部301は、ホテルの予約申込をするための他のページを、表示部35に表示させる。表示制御部301は、ホテルプログラムサービスを利用するためのページを、表示部35に表示させる。
[操作受付部]
操作受付部302は、総合予約サービスを利用するためのユーザの操作を受け付ける。例えば、操作受付部302は、図2及び図3の各ページに対する入力を受け付ける。操作受付部302は、ホテルの予約申込をするための操作を受け付ける。操作受付部302は、ホテルプログラムサービスを利用するためのユーザの操作を受け付ける。
[4.実施形態に係る処理]
図8及び図9は、実施形態に係る処理の一例を示すフロー図である。図8及び図9の処理が実行されるにあたり、ユーザは、総合予約サービスの会員であるが、ホテルプログラムサービスの会員ではないものとする。
図8のように、ユーザ端末30で総合予約アプリが起動すると、総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、ユーザを総合予約サービスにログインさせるためのログイン処理が実行される(S1)。S1では、第1ユーザID及び第1パスワードの入力が要求されてもよいし、総合予約サービスに過去にログイン済みであることを示す情報がユーザ端末30に記憶されている場合には、この情報を利用して、第1ユーザID及び第1パスワードの入力が要求されなくてもよい。
ユーザが総合予約サービスにログインすると、総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、総合予約サービスのトップページP1を表示させるための処理が実行される(S2)。総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、ユーザがフォームF10に入力した検索条件に基づいて、ホテルを検索して検索結果ページP2を表示させるための処理が実行される(S3)。S3では、総合予約サーバ10は、ホテルデータベースDB2に基づいて、ユーザが入力した検索条件に応じたホテルを検索し、検索結果ページP2を生成する。
ユーザ端末30は、操作部34の検出信号に基づいて、トップページP1におけるユーザの操作を特定する(S4)。ここでは、表示領域A20からホテルを選択する操作、ボタンB201を選択する操作、又はボタンB202を選択する操作が行われるものとする。トップページP1に戻る等の他の操作が行われた場合には、当該他の操作に応じた処理が実行される。
S4において、表示領域A20からホテルを選択する操作が行われた場合(S4;ホテル選択)、総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、ホテル詳細ページP3を表示させるための処理が実行される(S5)。S5では、総合予約サーバ10は、ホテルデータベースDB2に格納された、ユーザが選択したホテルのホテル情報に基づいて、ホテル詳細ページP3を生成する。
ユーザ端末30は、操作部34の検出信号に基づいて、ホテル詳細ページP3におけるユーザの操作を特定する(S6)。ここでは、表示領域A30からプランを選択する操作、ボタンB300を選択する操作、又はボタンB301を選択する操作が行われるものとする。検索結果ページP2に戻る等の他の操作が行われた場合には、当該他の操作に応じた処理が実行される。
S6において、表示領域A30からプランを選択する操作が行われた場合(S6;プラン選択)、総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、プラン詳細ページP4を表示させるための処理が実行される(S7)。S7では、総合予約サーバ10は、ホテルデータベースDB2に格納された、ユーザが選択したプランのプラン情報に基づいて、プラン詳細ページP4を生成する。
ユーザ端末30は、操作部34の検出信号に基づいて、プラン詳細ページP4におけるユーザの操作を特定する(S8)。ここでは、ボタンB400を選択する操作、又は、ボタンB401を選択する操作が行われるものとする。ホテル詳細ページP3に戻る等の他の操作が行われた場合には、当該他の操作に応じた処理が実行される。
S8において、ボタンB400を選択する操作が行われた場合(S8;予約)、総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、非会員用の価格でホテルを予約するための処理が実行され(S9)、本処理は終了する。S4においてボタンB201が選択された場合(S4;予約)と、S6においてボタンB300が選択された場合(S6;予約)と、についても同様に、S9の処理が実行されて、本処理は終了する。
S8において、ボタンB401を選択する操作が行われた場合(S8;会員登録)、総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、会員登録ページP5を表示させるための処理が実行される(S10)。S4においてボタンB202が選択された場合(S4;会員登録)と、S6においてボタンB301が選択された場合(S6;会員登録)と、についても同様に、S10の処理が実行されて、ホテルプログラムサービスへの会員登録が開始される。
S10では、ユーザ端末30は、総合予約サーバ10に、開始要求を送信する。総合予約サーバ10は、ユーザ端末30から開始要求を受信すると、第1ユーザデータベースDB1を参照し、ユーザの氏名及びメールアドレスを取得する。総合予約サーバ10は、当該取得した氏名及びメールアドレスをフォームF50A,F50Bにセットし、会員登録ページP5の表示データをユーザ端末30に送信する。ユーザ端末30は、この表示データを受信し、総合予約サービスに登録された自身の氏名及びメールアドレスがフォームF50A,F50Bに自動入力された会員登録ページP5を表示部35に表示させる。
ユーザ端末30は、ユーザがフォームF50に必要な情報を入力してボタンB51を選択すると、総合予約サーバ10に、フォームF50に入力された第2会員情報を含む登録要求を送信する(S11)。総合予約サーバ10は、ユーザ端末30から登録要求を受信すると(S12)、図9に移り、ホテルサーバ20に対し、ユーザ端末30から受信した第2会員情報を含む登録要求を送信する(S13)。
ホテルサーバ20は、総合予約サーバ10から登録要求を受信すると(S14)、ホテルプログラムサービスに会員登録するための処理を実行する(S15)。S15では、ホテルサーバ20は、新たな第2ユーザIDを発行する。ここでは、ホテルサーバ20は、メールアドレスを、新たな第2ユーザIDとして発行する。ホテルサーバ20は、当該発行された新たな第2ユーザIDと、総合予約サーバ10から受信した第2会員情報と、を関連付けて第2ユーザデータベースDB3に格納する。
ホテルサーバ20は、総合予約サーバ10に対し、ユーザの第2ユーザIDを含む完了通知を送信する(S16)。総合予約サーバ10は、ホテルサーバ20から完了通知を受信すると(S17)、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であることを識別できるように、第1ユーザデータベースDB1を更新する(S18)。S18では、総合予約サーバ10は、第1ユーザIDと、第2ユーザID及び第2会員情報と、が関連付けられるように、ユーザのホテルプログラム情報を第1ユーザデータベースDB1格納する。
総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、登録完了ページP6を表示させるための処理が実行される(S19)。ユーザがボタンB60を選択すると、総合予約サーバ10及びユーザ端末30の間で、それまでに表示されていたページに戻るための処理が実行される(S20)。その後、S2、S5、又はS7の処理に戻る。これらの処理に戻ると、ユーザがホテルプログラムの会員になっているので、ユーザが会員用の価格でプランを予約できるようになる。このため、S9の処理は、非会員用の価格ではなく、会員用の価格でホテルを予約するための処理になる。
本実施形態の会員登録システムSによれば、ホテルプログラムサービスの会員登録を開始するための開始要求を受け付けた場合に、総合予約サービスにおける1の会員登録ページP5に、会員登録用のフォームF50を表示させる。会員登録システムSは、1の会員登録ページP5に対するユーザの入力に基づいて、ホテルプログラムサービスに対応するホテルプログラムサービスサーバに会員登録を要求する。これにより、総合予約サービスを利用中のユーザが、総合予約サービスにおける1つのページに対する入力をすれば、ホテルプログラムサービスへの会員登録も完了できるので、ホテルプログラムサービスへの会員登録を総合予約サービスから行う場合のユーザの負担を軽減できる。総合予約サーバ10は、ホテルプログラムサービスへの会員登録の完了までの処理を簡略化できるので、総合予約サービスにおける処理負担も軽減できる。例えば、ホテルプログラムサービスのアプリケーションをインストールしなくても、総合予約サービス内で会員登録が完了するので、ユーザの負担を軽減できる。例えば、ホテルプログラムサービスのウェブページにアクセスしなくても、総合予約サービス内で会員登録が完了するので、ユーザの負担を軽減できる。ホテルプログラムサービスからすれば、総合予約サービスの会員であるユーザをホテルプログラムサービスに囲い込みやすくなるので、ホテルプログラムサービスの会員を効果的に増やすことができる。総合予約サービスからすれば、ユーザがホテルプログラムサービスの会員として総合予約サービスを利用できるので、総合予約サービスを利用する動機付けをユーザに与えることができる。例えば、従来技術で説明したような2段階の操作をせずに、1回の操作で会員登録を完了させることができる。総合予約サーバ10及びホテルサーバ20からしても、一度の登録で済むので処理負荷が軽減される。インターネットN上の通信回数も減らすことができるので、ネットワーク負荷も軽減される。
また、会員登録システムSは、総合予約サービスにおけるユーザの第1会員情報に基づいて、ホテルプログラムサービスに登録される第2会員情報が自動入力されたフォームF50を、1の会員登録ページP5に表示させる。会員登録システムSは、ホテルサーバ20から会員登録の完了通知を受け付けた場合に、登録完了ページP6を、総合予約サービスのページとして表示させる。会員登録システムSは、フォームF50に自動入力された第2会員情報に基づいて、ホテルサーバ20に会員登録を要求する。これにより、ユーザが氏名やメールアドレスといったように、第1会員情報を流用可能な第2会員情報については、1から入力する必要がなくなるので、ユーザの負担をより軽減できる。ホテルプログラムサービスの会員登録に必要な入力を少なくすることによって、ユーザが途中で会員登録を断念して離脱するといったことも防止できる。このため、ホテルプログラムサービスの会員を効果的に増やすことができる。更に、登録完了ページP6についても、総合予約サービスのページとして表示させることによって、ホテルプログラムサービスのページに遷移するといったことを防止し、ホテルプログラムサービスへの会員登録の開始から完了までの全ての流れを、総合予約サービスのページとして完結させることができる。
また、会員登録システムSは、自動入力された第2会員情報を変更可能なフォームF50を、1の会員登録ページP5に表示させる。会員登録システムSは、フォームF50に自動入力された第2会員情報がユーザにより変更された場合には、当該変更された第2会員情報に基づいて、ホテルプログラムサービスシステムに会員登録を要求する。これにより、自動入力された第2会員情報を変更したいユーザについては、第2会員情報を変更できるので、ユーザの利便性が高まる。例えば、総合予約サービスに古い情報が登録されていたり、総合予約サービスに登録した情報とは異なる情報をホテルプログラムサービスに登録したりする場合であったとしても柔軟に対応できる。
また、会員登録システムSは、第2会員情報が自動入力されたフォームF50A,F50Bと、ユーザによる入力が必要なフォームF50C,F50Dと、を1の会員登録ページP5に表示させる。会員登録システムSは、フォームF50A,F50Bに自動入力された第2会員情報と、第2フォームF50C,F50Dに対するユーザの入力と、に基づいて、ホテルプログラムサービスシステムに会員登録を要求する。これにより、第1会員情報が流用されたフォームF50A,F50Bと、ユーザによる手動入力が必要なフォームF50C,F50Dと、を混在させた会員登録ページP5にすることができるので、柔軟な会員登録ページP5にすることができる。例えば、第1会員情報を流用して第2会員情報の登録をした後に、手動入力が必要な第2会員情報の入力をユーザに要求するといった2段階の登録が発生することがなく、会員登録が一度の入力で済むのでユーザの負担を軽減できる。総合予約サーバ10及びホテルサーバ20からしても、一度の登録で済むので処理負荷が軽減される。インターネットN上の通信回数も減らすことができるので、ネットワーク負荷も軽減される。
また、会員登録システムSは、総合予約サービスで検索されたホテルに関する情報を含む検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、又はプラン詳細ページP4において、ユーザによる開始要求を受け付ける。これにより、ホテルプログラムサービスに加盟するホテルを総合予約サービスで検索した流れで、そのままホテルプログラムサービスへの会員登録も済ませることができるので、ユーザの負担をより軽減できる。
また、会員登録システムSは、ユーザによるホテルの予約を受け付けるまでの間に会員登録が完了した場合には、ホテルプログラムサービスの会員として、ユーザによるホテルの予約を行う。これにより、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった後に、その流れでホテルの予約を済ませることができるので、ユーザの負担をより軽減できる。
また、会員登録システムSは、ホテルに関する情報を段階的に表示させ、何れの段階のホテルプログラムサービス情報が提供される場合だったとしても、開始要求を受け付け可能である。これにより、ユーザがホテルプログラムサービスの会員に興味を持った段階で会員登録の手続を開始することができるので、ユーザの負担をより軽減できる。
また、会員登録システムSは、会員登録が完了した場合に、総合予約サービスにおける第1ユーザIDと、ホテルプログラムサービスにおける第2ユーザIDと、を関連付ける。会員登録システムSは、第1ユーザID及び第2ユーザIDの関連付けに基づいて、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、総合予約サービスにおいて、ホテルプログラムサービスに関するプランを、ユーザに提供する。これにより、ホテルプログラムサービスの会員になったユーザに対し、総合予約サービス上で適切なサービスを提供できる。このため、ユーザは、ホテルプログラムサービスに加盟するホテルに有利な条件で宿泊したり、ホテルプログラムサービスのポイントを利用したりすることができるので、ユーザの利便性が高まる。
また、会員登録システムSは、ユーザによる開始要求を受け付けるための検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、又はプラン詳細ページP4に、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった場合の特典を表示させる。これにより、ユーザがホテルプログラムサービスの会員に興味を持ちやすくなるので、ホテルプログラムサービスの会員を効果的に増やすことができる。
[5.変形例]
本開示は、以上に説明した実施形態に限定されるものではない。本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
図10は、変形例における機能ブロック図である。利用状況判定部113、登録部114、及び登録時ランク決定部115は、制御部11を主として実現される。
[5-1.変形例1]
例えば、総合予約サービスから複数のホテルプログラムサービスの会員登録が可能であってもよい。変形例1では、実施形態で説明した「BBBグループ」以外にも、他のホテルプログラムサービスを提供する「CCCグループ」及び「DDDグループ」の会員登録が可能であるものとする。このため、変形例1では、総合予約サービスから3つのホテルプログラムサービスの会員登録が可能である。ユーザは、3つのホテルプログラムサービスのうち、任意のホテルプログラムサービスの会員になることができる。総合予約サービスから会員登録できるホテルプログラムサービスは、任意の数であってよく、3つに限られない。どのホテルがどのホテルプログラムサービスに加盟しているかを示す情報は、ホテルデータベースDB2に格納されているものとする。
変形例1では、実施形態と同様に、総合予約サービスには、第1会員情報に関する複数の項目が登録されているものとする。図5の第1ユーザデータベースDB1であれば、第1パスワード、氏名、メールアドレス、性別、生年月日、年齢、住所、及び電話番号といった8つの項目が登録されている。実施形態で説明したように、項目の種類は、任意の種類であってよく、これらの例に限られない。
変形例1では、ホテルプログラムサービスごとに、会員登録に必要な第2会員情報の項目が定められているものとする。実施形態で説明した会員登録システムSは、特定のホテル向けの専用システムではなく、プラットフォームとしての機能を有してもよく、ホテルプログラムサービスを有するホテルごとに、会員登録に必要な情報の項目が設定されたデータベースが存在するものとする。例えば、総合予約サービスは、当該プラットフォーム上で、「BBBグループ」、「CCCグループ」及び「DDDグループ」等の複数のホテルプログラムサービスの会員登録サービスを提供する。
例えば、「CCCグループ」及び「DDDグループ」では、「BBBグループ」の会員登録に必要な氏名、メールアドレス、及びメールマガジンの配信有無とは異なる第2会員情報が必要であってもよい。変形例1では、ユーザが会員になろうとしているホテルプログラムサービスに応じた第2会員情報がフォームF50に自動入力される。会員登録ページP5は、ホテルプログラムサービスに応じたフォームF50を含む。
ホテルプログラムサービスと、第2会員情報として流用可能な第1会員情報の項目と、の関係を示すデータは、データ記憶部100に記憶されているものとする。第1会員情報取得部103は、複数の項目のうち、ホテルプログラムサービスに応じた項目を取得する。第1会員情報取得部103は、複数のホテルプログラムサービスのうち、ユーザが開始要求をしたホテルプログラムサービスに登録される第2会員情報の項目と同じ項目を取得する。
例えば、「CCCグループ」の会員登録に、氏名、メールアドレス、住所、及び電話番号といった4つの項目が必要だったとする。第1会員情報取得部103は、ユーザが「CCCグループ」の会員登録の開始要求をした場合には、第1ユーザデータベースDB1を参照し、これら4つの項目を取得する。例えば、「DDDグループ」の会員登録に、氏名、メールアドレス、及び生年月日といった3つの項目が必要だったとする。第1会員情報取得部103は、ユーザが「DDDグループ」の会員登録の開始要求をした場合には、第1ユーザデータベースDB1を参照し、これら3つの項目を取得する。
フォーム表示制御部104は、ホテルプログラムサービスに応じた項目に基づいて、第2会員情報が自動入力されたフォームF50を、1の会員登録ページP5に表示させる。ユーザが会員になろうとしているホテルプログラムサービスに応じた種類の第1会員情報が、このホテルプログラムサービスの第2会員情報としてフォームF50に自動入力される点で実施形態とは異なるが、第2会員情報がフォームF50に自動入力された1の会員登録ページP5を表示させるための処理自体は、実施形態で説明した通りである。
変形例1によれば、会員登録システムSは、第1会員情報に関する複数の項目のうち、ホテルプログラムサービスに応じた項目を取得する。会員登録システムSは、ホテルプログラムサービスに応じた項目に基づいて、第2会員情報が自動入力されたフォームF50を、1の会員登録ページP5に表示させる。これにより、ユーザが会員になろうとしているホテルプログラムサービスに応じた自動入力が実現されるので、複数のホテルプログラムサービスの会員登録を可能にする場合のユーザの負担を軽減できる。
[5-2.変形例2]
例えば、総合予約サービスには、同じ種類の複数の第1会員情報が登録されていることがある。住所が第1会員情報に相当したとすると、ユーザが、自宅、実家、及び職場といった3つの住所を総合予約サービスに登録していることがある。メールアドレスが第1会員情報に相当したとすると、ユーザが、スマートフォン、フリーメール、及び職場といった3つのメールアドレスを総合予約サービスに登録していることがある。この場合、ユーザが第2会員情報として流用するものを選択できるようにしてもよい。更に、複数の第1会員情報の中に、デフォルト値の設定がある場合には、デフォルト値としての第1会員情報が自動選択されてもよい。更に、デフォルト値としての第1会員情報以外の他の第1会員情報を選択可能なようにしてもよい。
変形例2の第1会員情報取得部103は、複数の第1会員情報を取得する。複数の第1会員情報が取得される点で実施形態とは異なるが、第1会員情報の取得方法自体は、実施形態で説明した通りである。複数の第1会員情報を総合予約サービスに登録していないユーザについては、実施形態と同様にして、1つの第1会員情報が取得されるようにすればよい。
フォーム表示制御部104は、複数の第1会員情報のうちの何れかを、第2会員情報として選択可能なフォームF50を、1の会員登録ページP5に表示させる。ここでは、プルダウンメニュー形式のフォームF50を例に挙げるが、チェックボックス又はラジオボタンといった他のフォームを利用して、第2会員情報として流用する第1会員情報を選択できるようにしてもよい。
会員登録要求部106は、フォームF50の選択結果に基づいて、ホテルサーバ20に会員登録を要求する。フォームF50から選択された第2会員情報がホテルプログラムサービスに登録される点で実施形態とは異なるが、会員登録が要求される流れは、実施形態と同様である。ユーザがフォームF50から選択して第2会員情報として流用された第1会員情報が、ユーザの入力によって変更されてもよい。
変形例2によれば、会員登録システムSは、複数の第1会員情報のうちの何れかを、第2会員情報として選択可能なフォームF50を、1の会員登録ページP5に表示させる。会員登録システムSは、フォームF50の選択結果に基づいて、ホテルプログラムサービスシステムに会員登録を要求する。これにより、複数の第1会員情報の中から第2会員情報として流用するものをユーザに選択させることができるので、ユーザの利便性が高まるとともに、ユーザの負担を軽減できる。
[5-3.変形例3]
例えば、フォーム表示制御部104は、ホテルプログラムサービスに応じた表示態様で、1の会員登録ページP5を表示させてもよい。表示態様とは、1の会員登録ページP5の見た目である。例えば、全体的なレイアウト、個々の画像、背景、説明文、テキストの色、又はテキストのフォントは、表示態様に相当する。ホテルプログラムサービスと、会員登録ページP5の表示態様と、の関係を示すデータは、データ記憶部100に記憶されているものとする。
例えば、フォーム表示制御部104は、「BBBグループ」のロゴが含まれるように、「BBBグループ」の会員登録ページP5を表示させる。ロゴ以外の全体的な雰囲気も、「BBBグループ」が提供するホテルプログラムサービスのページと同様にしてもよい。「BBBグループ」が青や赤といった特定の色を企業カラーとして利用している場合には、フォーム表示制御部104は、当該特定の色の会員登録ページP5を表示させる。変形例1のように「CCCグループ」及び「DDDグループ」といった他のホテルプログラムサービスの会員登録も可能とする場合には、フォーム表示制御部104は、他のホテルプログラムサービスに応じた表示態様で、他のホテルプログラムサービスの会員登録ページP5を表示させる。
変形例3によれば、会員登録システムSは、ホテルプログラムサービスに応じた表示態様で、1の会員登録ページP5を表示させる。これにより、どのホテルプログラムサービスの会員登録をしようとしているかをユーザが把握しやすくなるので、ユーザの利便性が高まる。
[5-4.変形例4]
例えば、総合予約サービスからホテルプログラムサービスの会員登録をする機能は、総合予約サービスをよく利用するユーザだけに提供されてもよい。変形例4では、総合予約サービスにユーザのランクが定められているものとする。ユーザが総合予約サービスを利用するほど、ユーザのランクが上がる。総合予約サービスが、電子商取引サービス又は金融サービスといった他のサービスと連携している場合には、ユーザが他のサービスを利用するほど、ユーザのランクが上がる。ランクの仕組み自体は、公知の種々のランクのものを利用可能である。予め定められた条件に応じてランクが変わるようにすればよい。
会員登録システムSは、総合予約サービスにおけるユーザの利用状況が所定の状況であるか否かを判定する利用状況判定部113を更に含む。ランクは、利用状況の一例である。このため、ランクについて説明している箇所は、利用状況と読み替えることができる。利用状況は、任意の情報であってよく、ランクに限られない。例えば、ユーザの利用額、利用回数、利用頻度、又は利用期間の各々が利用状況に相当してもよいし、これらの一部の組み合わせ、又は、ランクも含めた全ての組み合わせが利用状況に相当してもよい。更に、総合予約サービスにおける利用状況だけではなく、総合予約サービスと連携する他のサービスも含めた利用状況であってもよい。所定の状況とは、会員登録の機能を提供するか否かの判定基準となる状況である。例えば、総合予約サービスのランクが5段階存在し、3段階目以上のユーザに会員登録の機能を提供する場合には、3段階目が所定の状況になる。
フォーム表示制御部104は、利用状況判定部113の判定結果に基づいて、1の会員登録ページP5を表示させるか否かを制御する。例えば、フォーム表示制御部104は、ユーザの利用状況が所定の状況であると判定されない場合には、1の会員登録ページP5を表示させず、ユーザの利用状況が所定の状況であると判定された場合に、1の会員登録ページP5を表示させる。この場合、所定のランク以上のユーザに対し、会員登録の機能が提供される。
変形例4によれば、会員登録システムSは、総合予約サービスにおけるユーザの利用状況が所定の状況であるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて、1の会員登録ページP5を表示させるか否かを制御する。これにより、例えば、総合予約サービスをよく利用するユーザへの特典として会員登録の機能を提供できる。
なお、上記の例とは逆に、フォーム表示制御部104は、ユーザの利用状況が所定の状況であると判定された場合には、1の会員登録ページP5を表示させず、ユーザの利用状況が所定の状況であると判定されない場合に、1の会員登録ページP5を表示させてもよい。この場合、所定のランク未満のユーザに対し、会員登録の機能が提供される。このようにした場合、総合予約サービスをあまり利用しないユーザに対し、便利な会員登録の機能を提供することによって、総合予約サービスを継続的に利用する動機付けを与えることができる。
[5-5.変形例5]
例えば、会員登録システムSは、1の会員登録ページP5に対するユーザの入力に基づいて、ホテルプログラムサービスに登録される第2会員情報を、総合予約サービスに登録する登録部114を更に有してもよい。変形例5では、第1ユーザデータベースDB1に格納されたホテルプログラム情報の一部として、第2会員情報が格納される場合を説明するが、ホテルプログラム情報とは異なる情報として格納されてもよい。登録部114は、ホテルサーバ20から登録完了の通知を受信したタイミング、又は、ユーザ端末30から登録要求を受信したタイミングで、第2ユーザIDに関連付けられて第2ユーザデータベースDB3に登録された第2会員情報を、ホテルプログラム情報の一部として格納する。
総合予約サービス提供部111は、総合予約サービスに登録された第2会員情報に基づいて、総合予約サービスを提供する。例えば、総合予約サービス提供部111は、ホテルプログラムサービスに加盟するホテルをユーザが予約する場合には、第1ユーザデータベースDB1に格納された第2会員情報を、宿泊者の情報を入力するための画面のフォームに自動入力してもよい。他にも例えば、総合予約サービス提供部111は、総合予約サービスから、ユーザがホテルプログラムサービスにログインしてホテルプログラムサービスを利用する場合と同等のサービスを利用できるようにしてもよい。
変形例5によれば、会員登録システムSは、総合予約サービスに登録された第2会員情報に基づいて、総合予約サービスを提供する。これにより、例えば、ユーザがホテルプログラムサービスにログインしてホテルプログラムサービスを利用する場合と同等のサービスを、総合予約サービスから利用できるようになるので、ユーザの利便性が高まる。
[5-6.変形例6]
例えば、ホテルプログラムサービスは、第1価格で利用可能であってもよい。例えば、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった場合、ホテルプログラムサービスに直接的にログインし、ホテルプログラムサービスに加盟するホテルを予約できる。第1価格は、この場合の価格である。第1価格は、総合予約サービスではなく、ホテルプログラムサービスから直接的にホテルを予約する時の価格である。総合予約サービスは、第1価格よりも高い第2価格で利用可能である。第2価格は、実施形態で説明した非会員用の価格である。
変形例6の総合予約サービス提供部111は、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であると判定されない場合には、ユーザに総合予約サービスを第2価格で利用させ、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であると判定された場合には、ユーザに総合予約サービスを第1価格で利用させる。変形例6では、第1価格と同等の価格になるように、ホテルデータベースDB2の会員価格情報が設定されているものとする。このため、総合予約サービス提供部111は、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になった後は、ユーザがホテルプログラムサービスから直接的に予約する場合と同じ価格で予約できるように、総合予約サービスを提供する。例えば、総合予約サービス提供部111は、検索結果ページP2、ホテル詳細ページP3、又はプラン詳細ページP4に、第1価格と同じ価格を表示させる。
変形例6によれば、会員登録システムSは、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であると判定されない場合には、ユーザに総合予約サービスを第2価格で利用させ、ユーザがホテルプログラムサービスの会員であると判定された場合には、ユーザに総合予約サービスを第1価格で利用させる。これにより、ユーザがホテルプログラムサービスにログインしてホテルプログラムサービスを利用する場合と同等の価格で、総合予約サービスからホテルを予約できるようになるので、ユーザの利便性が高まる。
[5-7.変形例7]
例えば、総合予約サービス提供部111は、総合予約サービスにおけるユーザの利用状況と、ホテルプログラムサービスにおけるユーザの利用状況と、に基づいて、ユーザに総合予約サービスを提供してもよい。変形例4と同様に、利用状況の一例としてランクを説明するが、利用状況は、変形例4で説明した他の情報であってもよい。変形例7では、ホテルプログラムサービスでも独自のランクが存在するものとする。ホテルプログラムサービスにおけるランクの仕組み自体は、公知の種々のランクのものを利用可能である。予め定められた条件に応じてランクが変わるようにすればよい。
総合予約サービス提供部111は、総合予約サービスにおけるユーザのランクと、ホテルプログラムにおけるユーザのランクと、を総合的に考慮して、ユーザに総合予約サービスを提供する。例えば、総合予約サービス提供部111は、総合予約サービスにおけるユーザのランクが高く、かつ、ホテルプログラムにおけるユーザのランクが高いほど、ユーザが有利な条件で総合予約サービスを利用できるように、総合予約サービスを提供する。有利な条件とは、価格が安いこと、チェックイン可能時間が早いこと、滞在可能時間が長いこと、チェックアウト可能時間が遅いこと、又は利用可能な施設が多いことである。有利な条件は、第2サービスに応じた条件であればよい。
変形例7によれば、会員登録システムSは、総合予約サービスにおけるユーザの利用状況と、ホテルプログラムサービスにおけるユーザの利用状況と、に基づいて、ユーザに総合予約サービスを提供する。これにより、総合予約サービスにおけるユーザの利用状況だけではなく、ホテルプログラムサービスにおけるユーザの利用状況も考慮されて、ユーザが総合予約サービスを利用できるので、ユーザの利便性が高まる。例えば、ユーザが、ホテルプログラムサービスに加盟するホテルを総合予約サービスから予約すれば、これら両方のサービスのランクが高くなるので、ユーザに両方のサービスを利用する動機付けを与えることができる。
[5-8.変形例8]
例えば、総合予約サービス提供部111は、ユーザが総合予約サービスからホテルプログラムサービスの会員になった場合に、ユーザがホテルプログラムサービスからホテルプログラムサービスの会員になった場合よりも有利な条件で、ユーザに総合予約サービスを提供してもよい。有利な条件の意味は、変形例7で説明した通りである。例えば、総合予約サービス提供部111は、ユーザが総合予約サービスからホテルプログラムサービスの会員になった場合には、特別な新規会員割引を適用する。この新規会員割引は、ユーザが、ホテルプログラムサービスから会員登録し、ホテルプログラムサービスから直接的にホテルを予約する場合よりも価格が安いものとする。総合予約サービス提供部111は、ホテルプログラムサービスから直接的に予約する場合よりも安くなるように、ユーザに総合予約サービスを提供する。
変形例8によれば、会員登録システムSは、ユーザが総合予約サービスからホテルプログラムサービスの会員になった場合に、ユーザがホテルプログラムサービスからホテルプログラムサービスの会員になった場合よりも有利な条件で、ユーザに総合予約サービスを提供する。これにより、総合予約サービスからホテルプログラムサービスの会員登録をする動機付けをユーザに与えることができる。
[5-9.変形例9]
例えば、会員登録システムSは、総合予約サービスにおけるユーザの利用状況に基づいて、ホテルプログラムサービスの会員登録時におけるユーザのランクを決定する登録時ランク決定部115を更に含んでもよい。変形例9では、変形例7と同様に、ホテルプログラムサービスでは、ユーザの利用状況に応じたランクが設定される。登録時ランク決定部115は、総合予約サービスにおけるユーザのランクが高いほど、ホテルプログラムサービスにおけるユーザのランクが高くなるように、会員登録時におけるユーザのランクを決定する。会員登録時におけるユーザのランクとは、ホテルプログラムサービスの初期のランクである。
変形例9によれば、会員登録システムSは、ユーザの利用状況に応じたランクが設定され、総合予約サービスにおけるユーザの利用状況に基づいて、ホテルプログラムサービスの会員登録時におけるユーザのランクを決定する。これにより、総合予約サービスをよく利用するユーザがホテルプログラムサービスを有利に利用できるようになるので、ユーザの利便性が高まる。
[5-10.その他の変形例]
例えば、上記変形例を組み合わせてもよい。
例えば、会員登録ページP5のフォームF50には、第2会員情報が自動入力されなくてもよい。第2会員情報が自動入力されなかったとしても、従来技術のような2段階の操作を要することなく、総合予約サービスからホテルプログラムサービスの会員登録が完了するので、ユーザの負担を軽減できる。例えば、ユーザがホテルプログラムサービスの会員になったとしても、総合予約サービスから会員用の価格でホテルが宿泊できなくてもよい。この場合、ユーザが総合予約サービスからホテルを予約した場合には、ユーザが会員であることがホテルに通知され、ホテルプログラムサービスのポイントを獲得するといったことによって、ユーザがホテルプログラムサービスを利用できるようにしてもよい。例えば、ユーザが会員登録ページP5に入力した第2会員情報が、ユーザ端末30からホテルサーバ20に直接的に送信されてもよい。例えば、ユーザがホテルプログラムサービスから退会した場合には、第1ユーザID及び第2ユーザIDの関連付けが解除されてもよい。
例えば、ユーザがホテルプログラムサービスの会員である場合には、総合予約サービスにおける第1ユーザIDと、ホテルプログラムサービスにおける第2ユーザIDと、の関連付けが可能であってもよい。この場合、実施形態で説明した処理が会員登録システムSで実行されなくてもよい。例えば、ユーザが、会員登録ページP5から、自身の第2ユーザIDを入力できるようにしてもよい。この場合、会員登録ページP5には、ユーザが新規に会員になるためのフォームと、既に会員である場合に第2ユーザIDを入力するためのフォームと、の両方が表示されてもよい。既に会員であるユーザが第1ユーザID及び第2ユーザIDの関連付けを行った場合には、特別な特典が付与されてもよい。例えば、ユーザが総合予約サービスからホテルを予約する場合には、特別な価格で予約できるようにしてもよい。
例えば、第1サービス及び第2サービスの組み合わせは、任意の組み合わせであってよく、実施形態の例に限られない。例えば、第1サービスが電子商取引サービスであり、第2サービスがポイントサービスであってもよい。この場合、ユーザは、電子商取引サービスで商品を検索する流れで、ポイントサービスの会員登録を完了できる。ユーザがポイントサービスの会員になった後は、検索した商品を購入した時に、ポイントサービスが提供するポイントが貯まってもよい。他にも例えば、第1サービスがホテルプログラムサービスであり、第2サービスが総合予約サービスであってもよい。即ち、第1サービス及び第2サービスの関係が実施形態とは逆であってもよい。この場合、ユーザは、ホテルプログラムサービスから総合予約サービスの会員登録が可能になる。第1サービス及び第2サービスの関係は、その他の任意の組み合わせであってよい。
例えば、主な機能が総合予約サーバ10で実現される場合を説明したが、各機能は複数のコンピュータで分担されてもよい。例えば、総合予約サーバ10、ホテルサーバ20、及びユーザ端末30の間で各機能が分担されてもよい。例えば、総合予約サーバ10又はホテルサーバ20に記憶されるものとして説明したデータは、他のデータベースサーバに記憶されてもよい。
S 会員登録システム、N インターネット、10 総合予約サーバ、20 ホテルサーバ、30 ユーザ端末、11,21,31 制御部、12,22,32 記憶部、13,23,33 通信部、34 操作部、35 表示部、P1 トップページ、P2 検索結果ページ、P3 ホテル詳細ページ、P4 プラン詳細ページ、P5 会員登録ページ、P6 登録完了ページ、100 データ記憶部、101 特典表示制御部、102 開始要求受付部、103 第1会員情報取得部、104 フォーム表示制御部、105 登録要求受付部、106 会員登録要求部、107 完了通知受付部、108 関連付け部、109 完了表示制御部、110 会員登録判定部、111 総合予約サービス提供部、112 施設予約部、113 利用状況判定部、114 登録部、115 登録時ランク決定部、200 データ記憶部、201 会員登録部、202 完了通知送信部、203 ホテルプログラムサービス提供部、300 データ記憶部、301 表示制御部、302 操作受付部、A20,A30,A40 表示領域、B11,B31,B51,B60,B201,B202,B203,B300,B301,B400,B401 ボタン、DB1 第1ユーザデータベース、DB2 ホテルデータベース、DB3 第2ユーザデータベース、F10,F50,F50A,F50B,F50C,F50D フォーム、A200 表示領域。

Claims (20)

  1. 第1サービスにおけるユーザのユーザ端末から所定の形式のデータを受信することによって、前記第1サービスにおいて前記ユーザにより行われた、第2サービスの会員登録を開始するための開始要求を受け付ける開始要求受付部と、
    前記開始要求受付部が前記開始要求を受け付けた場合に、前記ユーザ端末に対し、前記第1サービスにおける1のページに、前記会員登録用のフォームを表示させるためのデータを送信するフォーム表示制御部と、
    前記1のページに対する前記ユーザの入力に基づいて、前記第2サービスに対応する第2サービスサーバに対し、前記会員登録を要求するための所定の形式のデータを送信する会員登録要求部と、
    を含む会員登録システム。
  2. 前記会員登録システムは、前記第1サービスにおける前記ユーザの第1会員情報を取得する第1会員情報取得部を更に含み、
    前記フォーム表示制御部は、前記第1会員情報に基づいて、前記第2サービスに登録される第2会員情報が自動入力された前記フォームを、前記1のページに表示させ、
    前記会員登録要求部は、前記フォームに自動入力された前記第2会員情報に基づいて、前記第2サービスサーバに前記会員登録を要求し、
    前記第2サービスサーバは、前記会員登録要求部により行われた要求に基づいて、前記第2サービスの会員登録を行って、前記会員登録システムに、前記第2サービスの会員登録が完了したことを示す完了通知を送信し、
    前記会員登録システムは、
    前記第2サービスサーバから、前記完了通知を受け付ける完了通知受付部と、
    前記完了通知受部が前記完了通知を受け付けた場合に、前記会員登録が完了したことを示す登録完了ページを、前記第1サービスにおけるページとして表示させる完了表示制御部と、
    を更に含む請求項1に記載の会員登録システム。
  3. 前記フォーム表示制御部は、自動入力された前記第2会員情報を変更可能な前記フォームを、前記1のページに表示させ、
    前記会員登録要求部は、前記フォームに自動入力された前記第2会員情報が前記ユーザにより変更された場合には、当該変更された第2会員情報に基づいて、前記第2サービスサーバに前記会員登録を要求する、
    請求項2に記載の会員登録システム。
  4. 前記フォーム表示制御部は、前記第2会員情報が自動入力された第1フォームと、前記ユーザによる入力が必要な第2フォームと、を前記1のページに表示させ、
    前記会員登録要求部は、前記第1フォームに自動入力された前記第2会員情報と、前記第2フォームに対する前記ユーザの入力と、に基づいて、前記第2サービスサーバに前記会員登録を要求する、
    請求項2又は3に記載の会員登録システム。
  5. 前記第1サービスには、前記第1会員情報に関する複数の項目が登録されており、
    前記第1会員情報取得部は、前記複数の項目のうち、前記第2サービスに応じた前記項目を取得し、
    前記フォーム表示制御部は、前記第2サービスに応じた前記項目に基づいて、前記第2会員情報が自動入力された前記フォームを、前記1のページに表示させる、
    請求項2~4の何れかに記載の会員登録システム。
  6. 前記第1サービスには、同じ種類の複数の前記第1会員情報が登録されており、
    前記第1会員情報取得部は、前記複数の第1会員情報を取得し、
    前記フォーム表示制御部は、前記複数の第1会員情報のうちの何れかを、前記第2会員情報として選択可能な前記フォームを、前記1のページに表示させ、
    前記会員登録要求部は、前記フォームの選択結果に基づいて、前記第2サービスサーバに前記会員登録を要求する、
    請求項2~5の何れかに記載の会員登録システム。
  7. 前記フォーム表示制御部は、前記第2サービスに応じた表示態様で、前記1のページを表示させる、
    請求項1~6の何れかに記載の会員登録システム。
  8. 前記会員登録システムは、前記第1サービスにおける前記ユーザの利用状況が所定の状況であるか否かを判定する利用状況判定部を更に含み、
    前記フォーム表示制御部は、前記利用状況判定部の判定結果に基づいて、前記1のページを表示させるか否かを制御する、
    請求項1~7の何れかに記載の会員登録システム。
  9. 前記第1サービスでは、前記第2サービスに関する第2サービスアイテムを含む複数のアイテムの中から、前記ユーザが指定した検索条件に応じたアイテムが検索され、
    前記開始要求受付部は、前記第1サービスで検索された前記第2サービスアイテムを含む第2サービスアイテムページで、前記ユーザによる前記開始要求を受け付ける、
    請求項1~8の何れかに記載の会員登録システム。
  10. 前記第1サービスでは、前記第2サービスに関する施設の予約が受け付けられ、
    前記会員登録システムは、前記ユーザによる前記施設の予約を行う施設予約部を更に含み、
    前記施設予約部は、前記ユーザによる前記施設の予約を受け付けるまでの間に、前記会員登録が完了した場合には、前記第2サービスの会員として、前記ユーザによる前記施設の予約を行う、
    請求項1~9の何れかに記載の会員登録システム。
  11. 前記第1サービスでは、前記第2サービスに関する第2サービス情報を、前記ユーザに段階的に提供可能であり、
    前記開始要求受付部は、何れの段階の前記第2サービス情報が提供される場合だったとしても、前記開始要求を受け付け可能である、
    請求項1~10の何れかに記載の会員登録システム。
  12. 前記会員登録システムは、
    前記会員登録が完了した場合に、前記第1サービスにおける前記ユーザの第1ユーザ識別情報と、前記第2サービスにおける前記ユーザの第2ユーザ識別情報と、を関連付ける関連付け部と、
    前記第1ユーザ識別情報及び前記第2ユーザ識別情報の関連付けに基づいて、前記ユーザが前記第2サービスの会員であるか否かを判定する会員登録判定部と、
    前記会員登録判定部の判定結果に基づいて、前記第1サービスにおいて、前記第2サービスに関する第2サービスアイテムを、前記ユーザに提供する第1サービス提供部と、
    を更に含む請求項1~11の何れかに記載の会員登録システム。
  13. 前記第1サービス提供部は、前記ユーザが前記第2サービスの会員であると判定された場合に、所定の特典が発生するように、前記ユーザに前記第1サービスを提供し、
    前記会員登録システムは、前記ユーザによる前記開始要求を受け付けるためのページに、前記ユーザが前記第2サービスの会員になった場合の特典に関する特典情報を表示させる特典表示制御部を更に含む、
    請求項12に記載の会員登録システム。
  14. 前記会員登録システムは、前記1のページに対する前記ユーザの入力に基づいて、前記第2サービスに登録される第2会員情報を、前記第1サービスに登録する登録部を更に有し、
    前記第1サービス提供部は、前記第1サービスに登録された前記第2会員情報に基づいて、前記第1サービスを提供する、
    請求項12又は13に記載の会員登録システム。
  15. 前記第2サービスは、第1価格で利用可能であり、
    前記第1サービスは、前記第1価格よりも高い第2価格で利用可能であり、
    前記第1サービス提供部は、前記ユーザが前記第2サービスの会員であると判定されない場合には、前記ユーザに前記第1サービスを前記第2価格で利用させ、前記ユーザが前記第2サービスの会員であると判定された場合には、前記ユーザに前記第1サービスを前記第1価格で利用させる、
    請求項12~14の何れかに記載の会員登録システム。
  16. 前記第1サービス提供部は、前記第1サービスにおける前記ユーザの利用状況と、前記第2サービスにおける前記ユーザの利用状況と、に基づいて、前記ユーザに前記第1サービスを提供する、
    請求項12~15の何れかに記載の会員登録システム。
  17. 前記第1サービス提供部は、前記ユーザが前記第1サービスから前記第2サービスの会員になった場合に、前記ユーザが前記第2サービスから前記第2サービスの会員になった場合よりも有利な条件で、前記ユーザに前記第1サービスを提供する、
    請求項12~16の何れかに記載の会員登録システム。
  18. 前記第2サービスでは、前記ユーザの利用状況に応じたランクが設定され、
    前記会員登録システムは、前記第1サービスにおける前記ユーザの利用状況に基づいて、前記第2サービスの会員登録時における前記ユーザのランクを決定する登録時ランク決定部を更に含む、
    請求項1~17の何れかに記載の会員登録システム。
  19. コンピュータが、
    第1サービスにおけるユーザのユーザ端末から所定の形式のデータを受信することによって、前記第1サービスにおいて前記ユーザにより行われた、第2サービスの会員登録を開始するための開始要求を受け付ける受付ステップと、
    前記受付ステップで前記開始要求を受け付けた場合に、前記ユーザ端末に対し、前記第1サービスにおける1のページに、前記会員登録用のフォームを表示させるためのデータを送信するフォーム表示制御ステップと、
    前記1のページに対する前記ユーザの入力に基づいて、前記第2サービスに対応する第2サービスサーバに対し、前記会員登録を要求するための所定の形式のデータを送信する会員登録要求ステップと、
    実行する会員登録方法。
  20. 第1サービスにおけるユーザのユーザ端末から所定の形式のデータを受信することによって、前記第1サービスにおいて前記ユーザにより行われた、第2サービスの会員登録を開始するための開始要求を受け付ける開始要求受付部、
    前記開始要求受付部が前記開始要求を受け付けた場合に、前記ユーザ端末に対し、前記第1サービスにおける1のページに、前記会員登録用のフォームを表示させるためのデータを送信するフォーム表示制御部、
    前記1のページに対する前記ユーザの入力に基づいて、前記第2サービスに対応する第2サービスサーバに対し、前記会員登録を要求するための所定の形式のデータを送信する会員登録要求部、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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