JP2023170997A - 情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラム Download PDF

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Takashi Ishikawa
みか 遠藤
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江美 木櫛
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伸次 大脇
Shinji Owaki
佳歩 廣目
Kaho Hirome
友宏 大藤
Tomohiro Ofuji
匠 佐藤
Takumi Sato
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Abstract

【課題】利用者にコンテンツを提供する技術において、さらなるユーザビリティの向上を図ること。【解決手段】本願に係る情報処理装置は、提供部と、支払部と、表示制御部とを有する。提供部は、所定のコンテンツの配信者に対して所定のコンテンツの作成者に対する応援金を支払ったユーザに、所定のコンテンツに関連付けて表示されるイラスト画像を提供する。支払部は、所定のコンテンツの作成者に対して、所定のコンテンツの提供に対する報酬として、情報提供料の支払を実行する。表示制御部は、所定のコンテンツに対して予め設定された所定の位置にユーザに対応するイラスト画像を表示させるように制御する。【選択図】図4

Description

本出願は、情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムに関する。
従来、利用者に様々な情報を提供する技術が知られている。例えば、利用者に対して提供するコンテンツを、推奨システムを用いて、利用者のコンテンツ閲覧に基づいて選択する技術が提供されている。
特開2016-051357号公報
しかしながら、利用者にコンテンツを提供する技術において、さらなるユーザビリティの向上が求められている。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者にコンテンツを提供する技術において、さらなるユーザビリティの向上を図ることができる情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る情報処理装置は、提供部と、支払部と、表示制御部とを有する。提供部は、所定のコンテンツの配信者に対して所定のコンテンツの作成者に対する応援金を支払ったユーザに、所定のコンテンツに関連付けて表示されるイラスト画像を提供する。支払部は、所定のコンテンツの作成者に対して、所定のコンテンツの提供に対する報酬として、情報提供料の支払を実行する。表示制御部は、所定のコンテンツに対して予め設定された所定の位置にユーザに対応するイラスト画像を表示させるように制御する。
実施形態の態様の1つによれば、利用者にコンテンツを提供する技術において、さらなるユーザビリティの向上を図ることができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する情報処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る画面遷移の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る異名の提供についての情報処理の一例を説明するための図である。 図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。 図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部に記憶されるユーザ情報の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る応援情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係るスタンプ画像に関する情報の一例を示す。 図8は、実施形態に係るユーザランク情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る異名に関する情報の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る獲得異名に関する情報の一例を示す図である。 図11は、実施形態に係る応援処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る異名付与処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図13は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法、及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
[1.はじめに]
近年、感染症の感染拡大を防止することを目的とする活動自粛の影響から、インターネットなどを通じて、動画コンテンツやテキストコンテンツ、ニュースレターなどのデジタルコンテンツの配信を行うプラットフォームにアクセスして、これらのデジタルコンテンツを閲覧する人が増えている。これに伴って、良質なコンテンツの継続的な提供を目的として、PGC(Professional Generated Contents)やPUGC(Professional User Generated Contents)のニーズが高まっている。
各種デジタルコンテンツの配信を行うプラットフォームでは、コンテンツを作成者するオーサーや、コンテンツに対してコメントするコメンテーターなどのプロフェッショナルが在籍し、良質なコンテンツの提供に努めている。良質なコンテンツの継続的な提供を実現するためには、コンテンツの作成者側とコンテンツの閲覧者側とをつなげる「場」を提供し、コンテンツの作成者側を支援するプラットフォームの実現が必要不可欠である。
このような事情に鑑み、本願では、良質なコンテンツに満足したり、役に立ったと感じたりしたユーザ(閲覧者)が、オーサーに対する金銭やスタンプなどの提供を通じて、オーサーに対して応援を送り、支援する仕組みを実現するプラットフォームを提供することを目的とする。
[2.実施形態に係る情報処理の概要]
まず、図1を用いて、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報処理装置が実行する情報処理の一例を示す図である。図1では、ユーザに提供されるコンテンツが記事コンテンツ(「所定のコンテンツ」の一例)である場合の情報処理の一例を説明する。なお、以下に説明する情報処理は、ユーザに提供されるコンテンツの種別が記事コンテンツなどのテキストコンテンツに限らず、動画コンテンツやニュースレターなどの任意のデジタルコンテンツである場合にも同様に適用できる。
(2-1.システム構成)
図1に示すように、実施形態に係る情報処理システムSYSは、端末装置10-1と、端末装置10-2と、情報処理装置100とを有している。端末装置10-1、端末装置10-2、及び情報処理装置100は、インターネットなどのネットワーク(たとえば、図4に示すネットワークN)に接続される。端末装置10-1、及び情報処理装置100は、ネットワークを通じて相互に通信できる。また、端末装置10-2、及び情報処理装置100は、ネットワークを通じて相互に通信できる。なお、図1に示す情報処理システムSYSの構成は一例であり、図1に示す例よりも多くの端末装置10が含まれていてもよい。
端末装置10-1は、記事コンテンツの作成者であるオーサーUXが利用する情報処理端末である。たとえば、端末装置10-1は、端末装置10は、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット端末などにより実現され得る。オーサーUXは、端末装置10-1を用いて、記事コンテンツの作成を行う。
端末装置10-2は、ブラウザに表示されるウェブページやアプリケーション用のコンテンツなどにアクセスするユーザUYによって利用される情報処理端末である。たとえば、端末装置10-2は、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PCや、タブレット端末や、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)などにより実現され得る。なお、端末装置10-2は、上記例に限定されなくともよく、たとえば、スマートウォッチや、ウェアラブルデバイス(Wearable Device)などであってもよい。ユーザUYは、情報処理装置100により運営されるプラットフォームにアクセスして、オーサーUXにより作成された記事コンテンツを閲覧する。
情報処理装置100は、実施形態に係る情報処理を実行する情報処理装置であり、サーバ装置やクラウドシステムなどにより実現され得る。情報処理装置100の管理者は、ユーザUYに対して、記事コンテンツを配信するプラットフォームサービスを提供する。
(2-2.情報処理の内容)
以下、図1を参照しつつ、実施形態に係る情報処理の内容について説明する。図1に示すように、オーサーUXは、端末装置10-1を用いて記事コンテンツの作成を行い(ステップS1)、作成した記事コンテンツを、端末装置10-1を通じて情報処理装置100に入稿する(ステップS2)。すなわち、端末装置10-1は、記事コンテンツのデータを情報処理装置100に送信する。
情報処理装置100は、端末装置10-1から受信した記事コンテンツを、作成者であるオーサーUXに対応付けて管理する。また、情報処理装置100は、ユーザUYからの要求に応じて、要求に対応する記事コンテンツを送信する(ステップS3)。
端末装置10-2は、情報処理装置100から受信した記事コンテンツを表示する。ユーザUYは、端末装置10-2に表示された記事コンテンツを閲覧する。端末装置10-2は、ユーザUYによる操作に従って、記事コンテンツの作成者であるオーサーUXに対する応援設定要求を送信する(ステップS4)。
情報処理装置100は、端末装置10-2から応援設定要求を受信すると、ユーザUYからの応援設定要求に応じて、応援設定画面を端末装置10-2に送信する(ステップS5)。
端末装置10-2は、情報処理装置100から受信した応援設定画面を表示する。ユーザUYは、端末装置10-2に表示された応援設定画面を操作して、オーサーUXに対する応援金の金額を選択する(ステップS6)。また、ユーザUYは、オーサーUXにより作成された記事コンテンツに関連付けて表示されるスタンプ画像の選択を行う(ステップS7)。また、ユーザUYは、応援設定画面を操作して、オーサーUXに対する応援メッセージの選択を行う(ステップS8)。端末装置10-2は、ユーザUYの操作に従って、ユーザUYにより選択された応援金、スタンプ画像、及び応援メッセージのデータを含む応援実行要求を情報処理装置100に送信する(ステップS9)。
情報処理装置100は、端末装置10-2から応援実行要求を受信すると、ユーザUYからの応援実行要求に応じて、ユーザUYにより選択された応援金についての決済処理を実行する(ステップS10)。情報処理装置100は、決済処理が正常に完了した場合、ユーザUYにより選択されたスタンプの登録を実行する(ステップS11)。また、情報処理装置100は、記事コンテンツの提供に対する報酬として、オーサーUXに対する情報提供料の支払を実行する(ステップS12)。そして、情報処理装置100は、応援完了画面を端末装置10-2に送信する(ステップS13)。
端末装置10-2は、情報処理装置100から受信した応援完了画面を表示し、ユーザUYは、端末装置10-2に表示される応援完了画面を閲覧することにより、オーサーUXに対する応援が正常に完了したことを確認する。
(2-3.画面表示例)
以下、図2を参照しつつ、上述した実施形態に係る情報処理に伴って、端末装置10-2に表示される画面遷移の一例を説明する。図2は、実施形態に係る画面遷移の一例を示す図である。なお、図2に示す画面表示例は一例であり、図2に示す例とは異なる表示形態で構成されていてもよい。
図2に示すように、端末装置10-2は、記事コンテンツを表示するコンテンツ表示画面W1が表示される。たとえば、コンテンツ表示画面W1には、記事コンテンツが表示される記事表示領域A1と、オーサーのプロフィールが表示されるプロフィール表示領域A2とが含まれている。
また、プロフィール表示領域A2には、記事コンテンツの作成者であるオーサー(以下、「オーサー」と称する。)の名前に隣接して、このオーサーが、記事コンテンツを閲覧者である任意のユーザ(以下、「ユーザ」と称する。)からの応援を受付中の状態であることを示すステータス画像G1が表示されている。なお、ステータス画像G1の表示位置は、図2に示す例に限られず、たとえば、記事表示領域A1に表示したり、記事コンテンツの一覧を表示する画面に表示したりするなど任意の位置に表示できる。
また、プロフィール表示領域A2には、オーサーに対して応援を送った各ユーザに対応するスタンプ画像の一覧を表示する応援スタンプ表示領域A3が含まれている。応援スタンプ表示領域A3に表示されるスタンプ画像は、情報処理装置100によって表示制御が実行される。情報処理装置100によるスタンプ画像の表示制御について、以下で詳述する。
また、応援スタンプ表示領域A3に表示されているスタンプ画像が選択(たとえば、マウスオーバー)されると、ユーザから受け付けられた応援メッセージを示すメッセージ画像G2が表示される。メッセージ画像G2には、ユーザからの応援メッセージの具体的内容が表示される。このようにして、情報処理装置100は、ユーザからオーサーに対する具体的な応援を提供することができ、プラットフォームを通じてユーザとオーサーとの間の一体感の向上を図ることができる。
また、プロフィール表示領域A2には、ユーザから応援設定要求を受け付けるためのボタンOB1が設けられている。なお、ボタンOB1は、オーサーが応援受付中の状態であることを条件として、操作可能な状態に遷移したり、プロフィール表示領域A2に表示されたりするように制御されていてもよい。
コンテンツ表示画面W1の表示に続いて、プロフィール表示領域A2に設けられているボタンOB1の操作があると、この操作に応じて、端末装置10-2から情報処理装置100に対して応援設定要求が送信され(図1のステップS4参照)、端末装置10-2には、情報処理装置100から提供される応援設定画面W2が表示される。
図2に示す応援設定画面W2には、オーサーに対する応援金の金額(支払額)の選択をユーザから受け付けるための応援金選択領域A4と、応援スタンプ表示領域A3に表示されるスタンプ画像の選択をユーザから受け付けるためのスタンプ画像選択領域A5と、オーサーに対する応援メッセージの選択をユーザから受け付けるためのメッセージ入力領域A6とが含まれている。
応援金選択領域A4には、オーサーに対する応援金の金額として、ユーザが選択可能な金額の候補が表示されている。図2に示す例では、応援金の金額の候補として、「10円」、「20円」、の2種類と、ユーザから任意の金額の入力を受け付ける「任意」の3種類が示されている。なお、図2に示す応援金の金額の候補は一例であり、図2とは異なる金額が応援金の候補とされていてもよい。ユーザは、記事コンテンツの配信を行うプラットフォームを運営する情報処理装置100の管理者に対して応援金の支払いを行うことにより、記事コンテンツに関連付けて表示されるスタンプ画像の利用許諾を受け、オーサーを間接的に応援する。なお、プラットフォーマー(各種デジタルコンテンツを配信するプラットフォームを運営する情報処理装置100の管理者)から記事コンテンツの提供に対する報酬として、オーサーに対する情報提供料の支払が実行される。
スタンプ画像選択領域A5には、ユーザが選択可能なスタンプ画像のサンプルの一覧が表示される。スタンプ画像選択領域A5に表示されるスタンプ画像のサンプルは、応援金選択領域A4により選択された応援金の金額(支払額)に応じて、応援金の金額(支払額)に対応するサンプルが表示されてもよい。たとえば、応援金の金額(支払額)が大きいほど、見た人の視線を惹きつけるようなデザインや、サイズや、色で構成されたスタンプ画像のサンプルが選択可能に表示されてもよい。すなわち、情報処理装置100は、応援金の金額(支払額)に応じて異なる表示形態を有するスタンプ画像を記事コンテンツに関連付けて表示させることができる。このようにして、情報処理装置100は、ユーザの応援内容を反映したスタンプ表示を実現できる。
メッセージ入力領域A6には、応援メッセージをユーザが打ち込んで入力するための入力ボックスが設けられている。なお、メッセージ入力領域A6は、図2に示す例に限られず、ユーザが予め用意された応援メッセージの中から、所望のメッセージを選択するように構成されていてもよい。たとえば、オーサーに対する応援メッセージをユーザが選択するためのプルダウンメニューなどが設けられていてもよい。この場合、ユーザは、メッセージ入力領域A6に設けられているブルダウンメニューの操作に応じて表示される複数の定型文の中から、少なくとも1つの応援メッセージを選択する。このように、予め用意された定型文の中から、オーサーに対する応援メッセージをユーザに選択させることにより、ユーザの応援メッセージの内容を精査することなく、オーサーに対する不適切なメッセージが送付される可能性を事前に排除できる。また、図2に向かって、メッセージ入力領域A6の下方には、応援メッセージの完成イメージ画像G3が表示されている。たとえば、図2に例示する完成イメージ画像G3は、メッセージカード型で構成されている。完成イメージ画像G3は、予め用意されているメッセージカードの複数のテンプレートの中から、ユーザが所望のデザインのテンプレートを選択できるようにしてもよい。
このようにして、情報処理装置100は、記事コンテンツを配信するプラットフォームを通じて、ユーザからオーサーに対する応援メッセージを受け付けると、オーサーに対して応援メッセージを提供できる。また、オーサーが、たとえば、ユーザから提供された応援メッセージを表示する操作を行った場合、該当の応援メッセージが既読の状態であることを示す情報を該当の応援メッセージに関連付けて表示してもよい。
また、応援設定画面W2には、ユーザから応援実行要求を受け付けるためのボタンOB2が設けられている。なお、ボタンOB2は、少なくとも、応援金選択領域A4の選択およびスタンプ画像の選択が完了していることを条件として、オーサーが応援受付中の状態であることを条件として、操作可能な状態に遷移したり、応援設定画面W2に表示されたりするように制御されていてもよい。
また、応援設定画面W2の表示に続いて、応援設定画面W2に設けられているボタンOB2の操作があると、この操作に応じて、端末装置10-2から情報処理装置100に対して応援実行要求が送信され(図1のステップS9参照)、端末装置10-2には、情報処理装置100から提供される応援完了画面W3が表示される。
図2に示す応援完了画面W3は、応援設定画面W2に対して重畳される半透明のスタイルシートに対して、オーサーに対して応援を送る処理が完了したことを示す応援完了画像G4が表示される。応援完了画像G4には、ユーザからの要求に応じて、記事コンテンツが表示されるコンテンツ表示画面W1を再表示させるためのボタンOB3が設けられている。ボタンOB3の操作があると、端末装置10-2には、再び、コンテンツ表示画面W1が表示される。
応援完了後のコンテンツ表示画面W1には、ユーザによる応援結果が反映される。たとえば、情報処理装置100は、オーサーに対する応援金の支払額に応じて予め設定されるスタンプ画像の優先度に従って、コンテンツ表示画面W1の応援スタンプ表示領域A3に、ユーザに対応するスタンプ画像を表示させるように制御できる。以下、情報処理装置100により実行されるスタンプ画像の表示制御について説明する。
図2に示す例を用いて具体的に説明すると、応援金の金額(支払額)が21円以上である場合の優先度は「高」となり、応援金の金額(支払額)が11円以上20円以下である場合の優先度は「中」となり、応援金の金額(支払額)が10円以下である場合の優先度は「低」となり、応援金の金額(支払額)が高いほど優先度も高くなる。情報処理装置100は、ユーザに対応するスタンプ画像の優先度が「高」である場合、応援スタンプ表示領域A3において優先度「高」に対応付けられている領域(たとえば、最上段)にスタンプ画像を表示させる。また、情報処理装置100は、ユーザに対応するスタンプ画像の優先度が「中」である場合、応援スタンプ表示領域A3において優先度「中」に対応付けられている領域(たとえば、上から2段目)にスタンプ画像を表示させる。また、情報処理装置100は、ユーザに対応するスタンプ画像の優先度が「低」である場合、応援スタンプ表示領域A3において優先度「低」に対応付けられている領域(たとえば、上から3段目以降)にスタンプ画像を表示させる。
また、情報処理装置100は、スタンプ画像の優先度に応じて予め設定されるスタンプ画像の表示パターンに従って、コンテンツ表示画面W1の応援スタンプ表示領域A3に、ユーザに対応するスタンプ画像を表示させるように制御してもよい。たとえば、情報処理装置100は、ユーザに対応するスタンプ画像の優先度が「高」である場合、応援スタンプ表示領域A3において優先度「高」に対応付けられている領域(たとえば、最上段)にスタンプ画像を60分間表示させた後、優先度「低」に対応付けられている領域(たとえば、上から3段目以降)に新着順で表示させるように制御する。また、たとえば、情報処理装置100は、ユーザに対応するスタンプ画像の優先度が「中」である場合、応援スタンプ表示領域A3において優先度「中」に対応付けられている領域(たとえば、上から2段目)にスタンプ画像を30分間表示させた後、優先度「低」に対応付けられている領域(たとえば、上から3段目以降)に新着順で表示させるように制御する。このようにして、情報処理装置100は、オーサーに対するユーザの応援内容を反映したスタンプ表示を実現できる。
また、情報処理装置100は、スタンプ画像に関連付けて、ユーザの名前を表示してもよい。たとえば、図2に示す例において、応援スタンプ表示領域A3に表示されているスタンプ画像に関連付けて表示されるメッセージ画像G2には、応援メッセージを送信したユーザの名前が表示される例が示されている。なお、情報処理装置100は、ユーザの名前の代わりに、ユーザにより設定されるハンドルネームなどを表示してもよい。
また、情報処理装置100は、スタンプ画像の非表示設定をユーザから受け付けてもよい。なお、情報処理装置100は、たとえば、スタンプ画像選択領域A5において、ユーザが選択可能なスタンプ画像のサンプルの一覧からスタンプ画像を選択する際に、スタンプ画像を非表示にする設定を受け付けてもよいし、応援実行要求の送信後に任意のタイミングで受け付けてもよい。
また、情報処理装置100は、オーサーを応援するアクションの内容に基づいて、ユーザの序列を示すユーザランクを決定してもよい。たとえば、情報処理装置100は、オーサーに対してユーザが支払った応援金の支払実績に基づいてユーザランクを決定できる。具体的には、情報処理装置100は、オーサーに対する応援金の累積支払額が所定の額を超えているユーザのうち、累積支払額が大きいユーザほどユーザランクが高くなように累積支払額が大きさに基づいたランク付けを行う。なお、応援金の支払実績は、前述のように、オーサーに対して応援金として支払った金額の総額(累積支払額)でもよいし、所定期間にオーサーに支払った応援金の金額の総額(所定期間中の累積支払額)でもよいし、今までにオーサーに支払った応援金の総支払回数(累積支払回数)でもよいし、所定期間にオーサーに支払った応援金の総支払回数(所定期間中の累積支払回数)でもよい。
また、たとえば、情報処理装置100は、ユーザからオーサーに対して提供されたメッセージの提供実績に基づいてユーザランクを決定することもできる。具体的には、情報処理装置100は、オーサーに対する応援メッセージの提供数が所定の数を超えているユーザのうち、提供数が多いユーザほどユーザランクが高くなように応援メッセージの提供数の多さに基づいたランク付けを行う。なお、応援メッセージの提供実績は、オーサーに対して提供した応援メッセージの総数(総提供数)でもよいし、所定期間にオーサーに提供した応援メッセージの総数(所定期間中の提供数)でもよい。また、情報処理装置100は、応援金の支払実績および応援メッセージの提供実績のうちの少なくともいずれか一方に基づいて、ユーザランクを決定できる。
そして、情報処理装置100は、ユーザランクに対応付けて予め用意された複数のスタンプ画像のサンプルをユーザに提示し、提示した複数のスタンプ画像のサンプルの中からユーザにより選択されたスタンプ画像のサンプルをユーザに対応するスタンプ画像として表示してもよい。このようにして、情報処理装置100は、オーサーに対するユーザの応援実績を反映したスタンプ表示を実現できる。
また、情報処理装置100は、オーサーごとに集計したアクションの内容に基づいて、オーサーごとに個別のユーザランクを決定してもよい。このようにして、情報処理装置100は、オーサーごとにユーザの応援実績を反映したスタンプ表示を実現できる。
上述してきたように、実施形態に係る情報処理装置100は、利用者にコンテンツを提供する技術において、さらなるユーザビリティの向上を図ることができる。すなわち、情報処理装置100は、コンテンツを配信するプラットフォームを通じて、ユーザに対して、オーサーへの応援金や応援メッセージを簡易に提供できる仕組みを提供できる。また、情報処理装置100は、オーサーを含む不特定多数のユーザが、コンテンツに関連付けて表示されるスタンプ画像や応援メッセージを簡易に確認できる仕組みを提供できる。これにより、情報処理装置100は、プラットフォームを通じて、コンテンツの作成者であるオーサーとコンテンツの閲覧者であるユーザとが一体感を得られる交流の場を提供できる。また、情報処理装置100は、ユーザからの応援の提供を通じて、オーサーのコンテンツ制作意欲の向上を図るとともに、良質なコンテンツの配信を図ることができる。
(2-4.オーサー提供コンテンツの付与)
以下、オーサーに対するアクションの内容が予め設定される所定の基準を満たすユーザに対して、オーサーが予め設定したオーサー提供コンテンツをユーザに付与する情報処理の一例について説明する。図3は、実施形態に係る異名の提供についての情報処理の一例を説明するための図である。なお、以下では、オーサー提供コンテンツがオーサーにより設定された異名(プラットフォーム上のニックネーム)である場合を説明するが、異名のようなテキストコンテンツに限られず、スタンプ画像のような画像コンテンツであってもよい。また、オーサー提供コンテンツは、各種デジタルコンテンツの配信を行うプラットフォームに限られず、情報処理装置100が連携する各種サービスの提供プラットフォームにおいても利用できてもよい。
図3に示すように、情報処理装置100は、オーサーにアクションの内容に基づいて決定されるユーザの序列を示すユーザランクを示すユーザランク情報を有している。図3に示す例では、ユーザランク情報として、オーサー(オーサーID)ごとに各ユーザランクに対応するユーザ(ユーザID)を記憶する場合が示されている。たとえば、情報処理装置100は、オーサーに対してユーザが支払った応援金の支払実績に基づいてユーザランクを決定できる。具体的には、情報処理装置100は、オーサーに対する応援金の累積支払額が所定の額を超えているユーザのうち、累積支払額が大きいユーザほどユーザランクが高くなように累積支払額が大きさに基づいたランク付けを行う。また、たとえば、情報処理装置100は、ユーザからオーサーに対して提供されたメッセージの提供実績に基づいてユーザランクを決定することもできる。具体的には、情報処理装置100は、オーサーに対する応援メッセージの提供数が所定の数を超えているユーザのうち、提供数が大きいユーザほどユーザランクが高くなように応援メッセージの提供数が大きさに基づいたランク付けを行う。このようにして、情報処理装置100は、オーサーに対する応援実績を適切に反映したユーザランクを決定できる。
また、情報処理装置100は、オーサーが予め設定した異名に関する異名情報を有している。図3に示す例では、異名情報として、オーサー(オーサーID)に対応付けて、オーサーにより設定されるランク条件と、プレゼント異名とを対応付けて記憶する場合が示されている。ランク条件には、異名を付与するユーザランクを示す情報が記憶されており、各オーサーが任意に設定できる。プレゼント異名には、各オーサーがユーザに付与する異名として任意に設定した異名を示す情報が記憶されている。
そして、情報処理装置100は、ユーザランク情報と、異名情報とに基づいて、異名をユーザに付与するための情報処理を実行する。たとえば、情報処理装置100は、所定のタイミングでユーザ情報を取得して、オーサーごとにユーザ情報を個別に集計する。また、情報処理装置100は、ユーザ情報の集計結果に基づいてユーザランクを更新する。また、情報処理装置100は、最新のユーザランクに基づいて、オーサーに対するアクションの内容が所定の基準を満たすユーザのうち、ユーザランクがランク条件を満たすユーザを特定する。なお、所定の基準としては、累積支払額が所定額以上、所定期間における応援メッセージの提供数が所定数以上などのように、ユーザにとって分かりやすく、できるだけ達成が容易な基準を設定できる。そして、情報処理装置100は、特定したユーザに対して、対応するプレゼント異名を付与する。図3に示す例では、情報処理装置100が、ユーザID:「U#001」のユーザに対して、オーサーID:「AT#001」のオーサーに対応するプレゼント異名:「異名EX001」と、オーサーID:「AT#002」のオーサーに対応するプレゼント異名:「異名EX002」とが付与される場合が示されている。
また、情報処理装置100は、ユーザに対応するスタンプ画像に対応付けて、ユーザが獲得した異名の情報が記事コンテンツに表示されるように制御できる。たとえば、図3に示す例では、応援スタンプ表示領域A3に表示されているスタンプ画像の選択に応じて記事コンテンツが表示されているコンテンツ表示画面W1に表示されるメッセージ画像G2に、ユーザUYに対して付与された異名が表示されている例が示されている。
このようにして、情報処理装置100は、オーサー独自に設定した報酬をユーザに提供するスキームを実現できる。これにより、情報処理装置100は、ユーザに対して心理的な高揚感を与えることができ、オーサーに対するユーザの応援意欲の向上を図ることができる。さらに、ユーザの応援が活発化されることより、オーサーのコンテンツ制作意欲のさらなる向上を期待でき、良質なコンテンツを継続的に提供する好循環が生まれる可能性を高めることができる。この結果、利用者にコンテンツを提供する技術において、さらなるユーザビリティの向上を図ることができる。
また、情報処理装置100は、ユーザに対して付与した複数の異名を組み合わせて、1つの異名として提供してもよい。この場合、情報処理装置100は、任意の数の異名の組合せを提供できる。また、情報処理装置100は、複数の異名の組合せ方法をユーザから受け付けてもよい。また、情報処理装置100は、ユーザに対して複数の異名が付与されている場合、オーサーが設定する異名に、「前異名(形容詞異名)」と「後異名(名詞)」の区別の設定をユーザから受け付けてもよい。
また、情報処理装置100は、ランク条件を満たすユーザに対してプレゼント異名を付与する場合を説明したが、ランク条件を満たすユーザの応援金の支払実績(累積支払額や、所定期間中の累積支払額や、累積支払回数や、所定期間中の累積支払回数など)や、応援メッセージの提供実績(総提供数や所定期間中の総提供数など)に応じて、さらに複数のプレゼント異名の設定をオーサーから受け付けてもよい。
また、情報処理装置100は、オーサーにより設定されたプレゼント異名の内容について、一定の制限を設けてもよい。たとえば、情報処理装置100は、プレゼント異名の内容が公序良俗を害するものである場合、設定不可となるように制御してもよい。また、たとえば、情報処理装置100は、ユーザが異名を使用できるのは、オーサーやプラットフォーマー(各種デジタルコンテンツを配信するプラットフォームを運営する情報処理装置100の管理者)が設定した任意の期間であってもよいし、オーサーやプラットフォーマーが設定した任意のサービス(たとえば、オークションサイトなど)であってもよい。
また、情報処理装置100は、所定の基準で評価したオーサーのランクに応じて、オーサーが設定可能なプレゼント異名の数を変更してもよい。
また、情報処理装置100は、オーサーの属性に応じて、プラットフォーマー側が用意した異名をプレゼント異名としてオーサーが選択できる機能を提供してもよい。たとえば、特定の地方出身のオーサーである場合、該当の地方の方言を用いた異名をオーサーが選択できるようにしてもよい。
なお、上述した情報処理において、情報処理装置100は、ユーザランクを示す情報の一部を公開(提供)しないようにしてもよい。たとえば、情報処理装置100は、ユーザランクのうち、上位にランキングされているユーザを特定可能な情報を公開しないようにしてもよい。これにより、情報処理装置100は、ランキング争いが過熱することを回避し、交流の場の健全な運営を図ることができる。
[3.情報処理装置の構成]
図4を用いて、実施形態に係る情報処理装置100の構成例について説明する。図4は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。図4に示すように、情報処理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
(通信部110について)
通信部110は、たとえば、NIC(Network Interface Card)などによって実現される。通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続される。情報処理装置100は、ネットワークNを介して、端末装置10などの他の装置との間で情報の送受信を行う。
(記憶部120について)
記憶部120は、たとえば、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリなどの半導体メモリ素子、またはハードディスクや、光ディスクなどの記憶装置によって実現される。たとえば、記憶部120は、ユーザ情報記憶部121と、応援情報記憶部122と、スタンプ情報記憶部123と、ユーザランク記憶部124と、異名情報記憶部125と、獲得異名情報記憶部126とを有する。
(ユーザ情報記憶部121)
ユーザ情報記憶部121は、デジタルコンテンツの配信を行うプラットフォームの利用者であるユーザに関するユーザ情報を記憶する。図5に、実施形態に係るユーザ情報記憶部121に記憶されるユーザ情報の一例を示す。
図5に示すように、ユーザ情報記憶部121に記憶されるユーザ情報は、「ユーザID」の項目や、「支払履歴」の項目や、「メッセージ履歴」の項目などといった複数の項目を有する。ユーザ情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。なお、図5では、ユーザ情報が有する各項目に記憶される情報を簡略化し、抽象的な概念として表現している。また、図5は、実施形態に係るユーザ情報の一例を示しており、図5に示す以外の情報を含んでいてもよい。
「ユーザID」の項目には、デジタルコンテンツの配信を行うプラットフォームの利用者に対して個別に割り当てられる識別情報であるユーザID(identifer)が記憶される。「支払履歴」の項目には、前述のプラットフォームを通じて、オーサーに支払われた応援金の支払(購入)の履歴を示す情報が記憶される。「メッセージ履歴」の項目には、前述のプラットフォームを通じて、ユーザにより選択されたメッセージを識別するための識別情報であるメッセージIDが記憶される。
図5によれば、ユーザID:「U#001」で識別されるユーザが、前述のプラットフォームを通じて実行した応援金の支払履歴として「支払BL001-1」が記憶されている例が示されている。また、図5によれば、ユーザID:「U#001」で識別されるユーザが、前述のプラットフォームを通じて選択されたメッセージが「メッセージM-1,M-3」である例が示されている。
(応援情報記憶部122)
応援情報記憶部122は、ユーザに対応する応援情報を記憶する。図6に、実施形態に係る応援情報の一例を示す。図6に示すように、応援情報記憶部122に記憶されている応援情報は、「ユーザID」の項目や、「コンテンツID」の項目や、「登録スタンプ」の項目や、「登録メッセージ」の項目といった複数の項目を有する。応援情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。
「ユーザID」の項目には、デジタルコンテンツの配信を行うプラットフォームの利用者に対して個別に割り当てられる識別情報であるユーザIDが記憶される。「コンテンツID」の項目には、プラットフォームで配信されているコンテンツを識別するための識別情報であるコンテンツIDが記憶される。「登録スタンプ」の項目には、ユーザにより選択されたスタンプ画像を識別するための識別情報であるスタンプIDが記憶される。なお、「登録スタンプ」の項目に記憶されるスタンプIDによって識別されるスタンプ画像は、プラットフォーマー(各種デジタルコンテンツを配信するフォームを運営する情報処理装置100の管理者)により事前に作成される。「登録メッセージ」の項目には、ユーザにより選択された応援メッセージを識別するための識別情報であるメッセージIDが記憶される。
図6によれば、ユーザID:「U#001」で識別されるユーザにより、コンテンツID:「コンテンツ#111」で識別されるコンテンツに関連付けて表示されるスタンプ画像として、スタンプID:「スタンプ#1-1」で識別されるスタンプ画像が選択されている例が示されている。また、図6によれば、ユーザID:「U#001」で識別されるユーザにより、コンテンツID:「コンテンツ#111」で識別されるコンテンツのオーサーに提供する応援メッセージとして、メッセージID:「メッセージ#1-1,#1-3」で識別される応援メッセージが選択されている例が示されている。
(スタンプ情報記憶部123)
スタンプ情報記憶部123は、前述のプラットフォームを通じて、ユーザからの選択を受け付けるスタンプ画像に関する情報を記憶する。図7に、実施形態に係るスタンプ画像に関する情報の一例を示す。
図7に示すように、スタンプ情報記憶部123に記憶されるスタンプ画像に関する情報は、「スタンプタイプ」の項目や、「所属スタンプ」の項目や、「応援金」の項目や、「優先度」の項目や、「表示パターン」の項目といった複数の項目を有する。スタンプ画像に関する情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。なお、図7では、スタンプ画像に関する情報が有する各項目に記憶される情報を簡略化し、抽象的な概念として表現している。また、図7は、実施形態に係るスタンプ画像に関する情報の一例を示しており、図7に示す以外の情報を含んでいてもよい。
「スタンプタイプ」の項目には、オーサーに支払われた応援金の支払額に応じて予め設定されるスタンプ画像の種類を特定するための情報が記憶されている。「所属スタンプ」の項目には、スタンプタイプに対応するスタンプ画像を識別するための識別情報であるスタンプIDが記憶される。「応援金」の項目には、対応するスタンプタイプに所属するスタンプ画像が選択可能になる応援金の設定額を示す情報が記憶される。「優先度」の項目には、応援金の設定額に対応するスタンプ画像の表示の優先度を示す情報が記憶される。「表示パターン」の項目には、スタンプ画像の表示方法を示す情報が記憶される。
図7によれば、スタンプタイプ:「ST-1」に所属する各スタンプ画像が選択可能になる応援金が「21円以上」であり、優先度が「高」である例が示されている。また、図7によれば、スタンプタイプ:「ST-1」に所属する各スタンプ画像の表示パターンとして、「優先度「高」に対応する位置にT1分間表示 以降、優先度「低」に対応する位置に新着順で表示」が記憶されている例が示されている。ここで、優先度「高」に対応する位置としては、上述した応援スタンプ表示領域A3(図2参照)の最上段が例示される。また、たとえば、優先度「低」に対応する位置としては、上述した応援スタンプ表示領域A3(図2参照)の3段目以降が例示される。
また、図7によれば、スタンプタイプ:「ST-2」に所属する各スタンプ画像が選択可能になる応援金が「11円~21円以下」であり、優先度が「中」である例が示されている。また、図7によれば、スタンプタイプ:「ST-2」に所属する各スタンプ画像の表示パターンとして、「優先度「中」に対応する位置にT2分間表示 以降、優先度「低」に対応する位置に新着順で表示」が記憶されている例が示されている。ここで、優先度「中」に対応する位置としては、上述した応援スタンプ表示領域A3(図2参照)の2段目が例示される。また、図7によれば、スタンプタイプ:「ST-3」に所属する各スタンプ画像が選択可能になる応援金が「10円以下」であり、優先度が「低」である例が示されている。
(ユーザランク記憶部124)
ユーザランク記憶部124は、オーサーに対するアクションの内容に基づいて決定されるユーザランクについてのユーザランク情報を記憶する。図8に、実施形態に係るユーザランク情報の一例を示す。
図8に示すように、ユーザランク記憶部124に記憶されるユーザランク情報は、「ユーザランク」の項目や、「オーサー(ID)」の項目を有している。ユーザランク情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。なお、図8では、ユーザランク情報が有する各項目に記憶される情報を簡略化し、抽象的な概念として表現している。また、図8は、実施形態に係るユーザランク情報の一例を示しており、図8に示す以外の情報を含んでいてもよい。
「ユーザランク」の項目には、ユーザランクを示す序数が設定されている。「オーサー(ID)」の項目には、デジタルコンテンツの作成者であるオーサーの名称と、オーサーに対して個別に割り当てられる識別情報であるオーサーIDとが設定される。そして、ユーザランク情報には、オーサーごとに、それぞれのユーザランクに対応するユーザランクを有するユーザを識別するためのユーザIDと、ユーザランク更新前にユーザランクを示す情報とが記憶される。
図8によれば、オーサーID:「AT#001」で識別されるオーサー「X-1」に対して応援を送ったユーザのうち、ユーザID:「U#001」で識別されるユーザがユーザランク第1位であり、更新前のユーザランクが第2位である例が示されている。また、図8によれば、オーサーID:「AT#001」で識別されるオーサー「X-1」に対して応援を送ったユーザのうち、ユーザID:「U#002」で識別されるユーザがユーザランク第2位であり、更新前のユーザランクが第1位である例が示されている。
(異名情報記憶部125)
異名情報記憶部125は、ユーザに提供することを目的としてオーサーが予め設定した異名に関する情報が記憶される。図9に、実施形態に係る異名に関する情報の一例を示す。
図9に示すように、異名情報記憶部125に記憶される異名に関する情報は、「オーサー(ID)」の項目や、「アクション内容」の項目や、「ランク条件」の項目や、「プレゼント異名」の項目といった複数の項目を有している。異名に関する情報が有するこれらの項目は相互に対応付けられている。なお、図9では、異名に関する情報が有する各項目に記憶される情報を簡略化し、抽象的な概念として表現している。また、図9は、実施形態に係る異名に関する情報の一例を示しており、たとえば、異名の使用可能期間や、異名を使用可能な他のサービス(プラットフォーム)など、図9に示す以外の情報を含んでいてもよい。
「オーサー(ID)」の項目には、デジタルコンテンツの作成者であるオーサーの名称と、オーサーに対して個別に割り当てられる識別情報であるオーサーIDとが記憶される。
「共通基準」の項目には、オーサーに対するアクションの内容に基づいて異名の提供対象となるユーザを絞り込むために予め設定される共通基準に関する情報が記憶される。たとえば、「共通基準」の項目は、オーサーに対して支払われた応援金の支払実績に関する第1基準と、オーサーに対して提供された応援メッセージの提供実績に関する第2基準とで構成されている。また、第1基準および第2基準は、任意の期間に関する要素を条件に含むことができる。なお、第1基準および第2基準として、たとえば、第1基準:「累積支払額が所定額以上」、第2基準:「所定期間における応援メッセージの提供数が所定数以上」などのように、ユーザにとって直感的に分かりやすく、できるだけ達成が容易な基準を設定してもよい。
「ランク条件」の項目には、オーサーにより異名提供条件として設定されるユーザランクを示す情報が記憶される。「プレゼント異名」の項目には、各オーサーがユーザに付与する異名として任意に設定した異名を示す情報が記憶される。
図9によれば、全てのオーサーに対応する共通基準のうち、第1基準が「累積支払額>閾値TH-1」であり、第2基準が「応援メッセージ提供数>閾値TH-2」である例が示されている。また、図9によれば、たとえば、オーサーID:「AT#001」で識別されるオーサー「X-1」により設定されるランク条件が「1位」であり、プレゼント異名が「異名EX001」である例が示されている。
なお、記憶部120は、上述してきた各記憶部の他、たとえば、支払履歴やメッセージ履歴などのデータが記録されたファイルを記憶する記憶部や、スタンプ画像のデータファイルを記憶する記憶部などを有していてもよい。
(獲得異名情報記憶部126)
獲得異名情報記憶部126は、ユーザが獲得した獲得異名に関する情報を記憶する。図10は、実施形態に係る獲得異名に関する情報の一例を示す。図10に示すように、獲得異名情報記憶部126に記憶されている獲得異名に関する情報は、「ユーザID」の項目や、「獲得異名」の項目などといった複数の項目を有している。
「ユーザID」の項目には、デジタルコンテンツの配信を行うプラットフォームの利用者に対して個別に割り当てられる識別情報であるユーザIDが記憶される。「獲得異名」の項目は、「オーサーID」の項目と、「獲得異名」の項目とを有している。「オーサーID」の項目には、デジタルコンテンツの作成者であるオーサーに対して個別に割り当てられる識別情報であるオーサーIDが記憶される。「獲得異名」の項目は、ユーザが獲得した異名に関する情報が記憶される。
図10によれば、ユーザID:「U#001」で識別されるユーザが獲得した異名の1つとして、オーサーID:「AT#001」で識別されるオーサーに設定された「異名EX001」である例が示されている。なお、ユーザが獲得した異名は、各種デジタルコンテンツの配信を行うプラットフォームに限られず、情報処理装置100が連携する各種サービスの提供プラットフォーム(たとえば、オークションサイトやナレッジコミュニティなど)において利用できてもよい。
(制御部130について)
制御部130は、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などによって、情報処理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などの集積回路により実現される。
図4に示す制御部130は、提供部131と、決済処理部132と、支払部133と、表示制御部134と、決定部135と、付与部136とを有し、これらの各部により、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130は、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する処理単位で複数の分割された内部構成を有していてもよい。図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
(提供部131)
提供部131は、所定のコンテンツの配信者である情報処理装置100の管理者に対して所定のコンテンツの作成者であるオーサーに対する応援金を支払ったユーザに、所定のコンテンツに関連付けて表示されるスタンプ画像を提供する。
たとえば、提供部131は、後述する決済処理部132によりユーザにより選択された応援金の決済処理が正常に完了すると、ユーザが閲覧中の所定のコンテンツを通じて、ユーザにより選択されたスタンプ画像を、ユーザに対して個別に割り当てられているユーザIDに対応付けて登録する利用登録を実行する。なお、所定のコンテンツは、動画コンテンツやテキストコンテンツ、ニュースレターなど、情報処理装置100の管理者が運営するプラットフォームを通じてユーザに配信可能な任意のデジタルコンテンツに該当する。
たとえば、提供部131は、応援金の支払額に対応付けて予め用意された複数のスタンプ画像のサンプル中から、ユーザにより選択されたサンプルに対応するスタンプ画像を提供する。なお、前述のスタンプ画像のサンプルは、たとえば、支払額に応じて異なる表示形態を有する。
また、たとえば、提供部131は、ユーザランクに対応付けて予め用意された複数のスタンプ画像のサンプルの中から、ユーザにより選択されたサンプルに対応するスタンプ画像を提供してもよい。
また、提供部131は、所定のコンテンツを通じて閲覧者であるユーザから所定のコンテンツの作成者であるオーサーに対する応援メッセージを受け付けると、オーサーに対して応援メッセージを提供する。たとえば、提供部131は、予め用意された複数の定型文の中からユーザにより選択された定型文で構成された応援メッセージをオーサーに提供する。
(決済処理部132)
決済処理部132は、ユーザからの応援実行要求に応じて、ユーザにより選択された応援金についての決済処理を実行する。たとえば、決済処理部132は、情報処理装置100と連携している決済サービスとの間で、ユーザの応援金を決済するための決済処理を実行できる。
(支払部133)
支払部133は、所定のコンテンツの作成者であるオーサーに対し、コンテンツの提供に対する報酬として、情報提供料の支払を実行する。
(表示制御部134)
表示制御部134は、所定のコンテンツに対して予め設定された所定の位置にユーザに対応するスタンプ画像を表示させるように制御する。たとえば、表示制御部134は、スタンプ情報記憶部123を参照し、応援金の支払額に応じて予め設定されるスタンプ画像の優先度に従って、スタンプ画像を表示させるように制御できる。具体的には、表示制御部134は、優先度に応じて予め設定されるスタンプ画像の表示パターンに従って、スタンプ画像を表示させるように制御できる。
また、表示制御部134は、ユーザに対応するイラスト情報に関連付けて、ユーザの名前を表示できる。また、表示制御部134は、スタンプ画像の非表示設定をユーザから受け付けることができる。
また、表示制御部134は、ユーザランク記憶部124を参照し、ユーザランクに対応付けて予め設定された表示パターンに従って、スタンプ画像を表示させるように制御できる。
また、表示制御部134は、オーサーによる応援メッセージに対するアクションに応じて応援メッセージが既読の状態であることを示す情報を応援メッセージに関連付けて表示させるように制御してもよい。
(決定部135)
決定部135は、所定のコンテンツの作成者を応援するアクションの内容に基づいて、ユーザの序列を示すユーザランクを決定する。
また、決定部135は、オーサーに対してユーザが支払った応援金の支払実績に基づいてユーザランクを決定できる。具体的には、決定部135は、オーサーに対する応援金の累積支払額が所定の額を超えているユーザのうち、累積支払額が大きいユーザほどユーザランクが高くなように累積支払額が大きさに基づいたランク付けを行う。
また、たとえば、決定部135は、ユーザからオーサーに対して提供されたメッセージの提供実績に基づいてユーザランクを決定することもできる。具体的には、決定部135は、オーサーに対する応援メッセージの提供数が所定の数を超えているユーザのうち、提供数が大きいユーザほどユーザランクが高くなように応援メッセージの提供数が大きさに基づいたランク付けを行う。
決定部135は、予め設定される所定のタイミング(たとえば、毎日、所定の時刻)で、オーサーごとにユーザ情報(支払履歴およびメッセージ提供履歴)を個別に集計し、集計したユーザ情報に基づいて、オーサーごとにユーザランクを決定できる。また、決定部135は、ユーザランクを決定する都度、ユーザランク記憶部124に記憶されているユーザランクを最新のユーザランクを更新する。
(付与部136)
付与部136は、所定のコンテンツの作成者であるオーサーに対するアクションの内容が予め設定される所定の基準を満たすユーザに対して、オーサーが予め設定した異名(「オーサー提供コンテンツ」の一例)をユーザに付与する。たとえば、付与部136は、所定の基準を満たすユーザのうち、アクションの内容に基づいて決定されるユーザの序列を示すユーザランクが、オーサーにより予め設定される所定の条件を満たすユーザに対して、異名を付与する。
具体的には、付与部136は、ユーザランク情報および異名情報を参照し、オーサーに対するアクションの内容が所定の基準を満たすユーザのうち、ユーザランクがランク条件を満たすユーザを特定する。そして、情報処理装置100は、特定したユーザに対して、対応するプレゼント異名を付与する。
[4.処理手順]
(4-1.応援処理)
以下、実施形態に係る情報処理装置100が実行する情報処理の手順について説明する。まず、図10を用いて、実施形態に係る応援処理の手順の一例を説明する。図10は、実施形態に係る応援処理の手順の一例を示すフローチャートである。図10に示す処理手順は、情報処理装置100の制御部130により実行される。図10に示す処理手順は、情報処理装置100の稼働中、繰り返し実行される。
図10に示すように、決済処理部132は、応援実行要求を受信すると(ステップS101)、ユーザにより選択された応援金の決済処理を実行する(ステップS102)。また、支払部133は、決済処理部132による決済処理が正常に完了すると、所定のコンテンツの提供に対する報酬として、オーサーに対する情報提供料の支払を実行する(ステップS103)。
また、提供部131は、決済処理部132による決済処理が正常に完了すると、ユーザにより選択されたスタンプ画像および応援メッセージの利用登録を実行する(ステップS104)。また、表示制御部134は、ユーザに対応するスタンプ画像および応援メッセージの表示制御を実行して(ステップS105)、図10に示す処理手順を終了する。
なお、図10に示す処理手順において、ステップS103の処理手順よりもステップS104の処理手順が先に実行されてもよい。
(4-2.異名付与処理)
次に、図11を用いて、実施形態に係る異名付与処理の手順の一例を説明する。図11は、実施形態に係る異名付与処理の手順の一例を示すフローチャートである。図11に示す処理手順は、情報処理装置100の制御部130により実行される。図11に示す処理手順は、情報処理装置100の稼働中、繰り返し実行される。
図11に示すように、決定部135は、予め設定される所定のタイミングでユーザ情報(支払履歴およびメッセージ提供履歴)を取得する(ステップS201)。また、決定部135は、オーサーごとにユーザ情報を個別に集計して(ステップS202)、集計したユーザ情報に基づいて、オーサーごとにユーザランクを決定し、ユーザランク記憶部124に記憶されているユーザランクを更新する(ステップS203)。
また、付与部136は、ユーザランク記憶部124を参照し、ユーザランク記憶部124に記憶されているユーザランクが、異名情報記憶部125に記憶されているランク条件を満たすユーザをオーサーごとに特定する(ステップS204)。そして、付与部136は、特定したユーザに、対応するオーサーにより設定されているプレゼント異名を付与して(ステップS205)、図11に示す処理手順を終了する。
[5.変形例]
上述した情報処理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、情報処理装置100の他の実施形態について説明する。
(5-1.オーサーのフォローについて)
上記実施形態において、情報処理装置100は、応援を送ったオーサーが自動的にフォローされるように、応援の送信元であるユーザと、応援の送信先であるオーサーとを関連付けて登録する機能をユーザに提供してもよい。また、情報処理装置100は、ユーザからの要求に応じて、ユーザにより選択されたオーサーをフォローするように、要求の送信元であるユーザと、ユーザにより選択されたオーサーとを関連付けて登録する機能を提供してもよい。また、情報処理装置100は、オーサーのフォローに伴い、該当のオーサーの新着コンテンツが公開された旨をユーザに送信してもよい。また、情報処理装置100は、フォローしているオーサーの新着コンテンツを、ユーザに提供されるプラットフォームのトップ画面に自動的に表示させてもよい。
(5-2.応援履歴の表示について)
上記実施形態において、情報処理装置100は、ユーザに対して、オーサーに送った応援の履歴を表示させる機能を提供してもよい。たとえば、情報処理装置100は、ユーザに提供されるプラットフォームの個人画面などを通じて、オーサーごとに、オーサーに応援を送った際のスタンプ画像や応援メッセージなどをユーザの操作に応じて表示させる処理を実行してもよい。
(5-3.コンテンツのレコメンドについて)
上記実施形態において、情報処理装置100は、過去に応援したオーサーにより作成されたコンテンツの内容などに基づいて、ユーザにコンテンツのレコメンドを送信してもよい。たとえば、情報処理装置100は、コンテンツの内容の類似度などに基づいて、レコメンドするコンテンツを選択できる。
(5-4.オーサーの支援機能について)
上記実施形態において、情報処理装置100は、オーサーに対して、オーサーが管理者から受け取った情報提供料を確認する機能を提供してもよい。この場合、情報処理装置100は、オーサーが情報提供料の確認を行うための専用のサイトを設けてもよいし、コンテンツを配信するプラットフォームを通じて、オーサー専用の個人用ページなどが確認させるようにしてもよい。
(5-5.オーサー提供コンテンツについて)
上記実施形態では、プラットフォーマーが、オーサーに対する応援金を支払ったユーザに対して、オーサーのコンテンツに関連付けて表示されるスタンプ画像として、応援金の支払額に応じた複数のスタンプ画像のサンプルを提示する例を説明した。たとえば、オーサーに対する応援金を支払ったユーザが選択可能なスタンプ画像を、オーサー提供コンテンツとして、オーサーが予め用意してもよい。また、オーサーは、スタンプ画像に加えて、所定の条件を満たすユーザに付与する異名をオーサー提供コンテンツとしてさらに提供してもよい。この場合、情報処理装置100は、スタンプ画像に対応付ける応援金の条件や、異名の付与条件などの各種条件設定をオーサーから受け付けるための機能を有していてもよい。受付可能に構成されていてもよい。また、ユーザは、オーサー提供コンテンツとして提供されたスタンプ画像と異名とを任意に組み合わせて利用してもよい。この場合、情報処理装置100は、ユーザの操作に従って、オーサー提供コンテンツを組み合わせるための機能を有していてもよい。また、情報処理装置100は、プラットフォーマーが連携するサービスの中から、オーサー提供コンテンツを利用可能なサービスの設定をオーサーから受け付けるための機能を有していてもよい。
[6.ハードウェア構成]
また、上述してきた本実施形態に係る情報処理装置100は、例えば、図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、実施形態に係る情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラムなどに基づいて動作し、各種の処理を実行する。一次記憶装置1040は、RAMなど、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインターフェイスであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナなどといった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインターフェイスであり、例えば、USBなどにより実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)などの光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリなどから情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリなどの外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が実施形態に係る情報処理装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(たとえば、情報処理プログラム)を実行することにより、制御部130と同様の機能を実現する。すなわち、演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラム(例えば、情報処理プログラム)との協働により、実施形態に係る情報処理装置100による処理を実現する。
[7.その他]
上記実施形態などにおいて説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた各実施形態は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
[8.効果]
実施形態に係る情報処理装置100は、提供部131と、支払部133と、表示制御部134とを有する。提供部131は、所定のコンテンツ(たとえば、記事コンテンツ)の配信者(プラットフォームの管理者)に対して所定のコンテンツの作成者であるオーサーに対する応援金を支払ったユーザに、所定のコンテンツに関連付けて表示されるスタンプ画像(「イラスト画像」の一例)を提供する。支払部133は、所定のコンテンツの作成者に対して、所定のコンテンツの提供に対する報酬として、情報提供料の支払を実行する。表示制御部134は、所定のコンテンツに対して予め設定された所定の位置にユーザに対応するスタンプ画像を表示させるように制御する。
また、提供部131は、応援金の支払額に対応付けて予め用意された複数のスタンプ画像のサンプルの中からユーザにより選択されたサンプルに対応するスタンプ画像を提供する。また、スタンプ画像のサンプルは、支払額に応じて異なる表示形態を有する。
また、表示制御部134は、応援金の支払額に応じて予め設定されるスタンプ画像のの優先度に従って、スタンプ画像を表示させるように制御する。
また、表示制御部134は、優先度に応じて予め設定されるスタンプ画像の表示パターンに従って、スタンプ画像を表示させるように制御する。
また、表示制御部134は、スタンプ画像に関連付けて、ユーザの名前を表示する。
また、表示制御部134は、スタンプ画像の非表示設定をユーザから受け付ける。
また、実施形態に係る情報処理装置100は、所定のコンテンツの作成者を応援するアクションの内容に基づいて、ユーザの序列を示すユーザランクを決定する決定部135を有する。この場合、提供部131は、ユーザランクに対応付けて予め用意された複数のスタンプ画像のサンプルの中からユーザにより選択されたサンプルに対応するスタンプ画像を提供し、表示制御部134は、ユーザランクに対応付けて予め設定された表示パターンに従って、スタンプ画像を表示させるように制御する。
また、決定部135は、コンテンツの作成者であるオーサーごとに集計したアクションの内容に基づいて、オーサーごとに個別のユーザランクを決定する。
このようなことから、実施形態に係る情報処理装置100は、上述した各部により実行される処理、又は各部のうちのいずれかの組合せにより、利用者にコンテンツを提供する技術において、さらなるユーザビリティの向上を図ることができる。すなわち、情報処理装置100は、コンテンツを配信するプラットフォームを通じて、ユーザに対して、オーサーへの応援金や応援メッセージを簡易に提供できる仕組みを提供できる。また、情報処理装置100は、オーサーを含む不特定多数のユーザが、コンテンツに関連付けて表示されるスタンプ画像や応援メッセージを簡易に確認できる仕組みを提供できる。これにより、情報処理装置100は、プラットフォームを通じて、コンテンツの作成者であるオーサーとコンテンツの閲覧者であるユーザとが一体感を得られる交流の場を提供できる。また、情報処理装置100は、ユーザからの応援の提供を通じて、オーサーのコンテンツ制作意欲の向上を図るとともに、良質なコンテンツの配信を図ることができる。
以上、本願の実施形態をいくつかの図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上述してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、制御部は、制御手段や制御回路に読み替えることができる。
N ネットワーク
SYS 情報処理システム
10 端末装置
100 情報処理装置
110 通信部
120 記憶部
121 ユーザ情報記憶部
122 応援情報記憶部
123 スタンプ情報記憶部
124 ユーザランク記憶部
125 異名情報記憶部
126 獲得異名情報記憶部
130 制御部
131 提供部
132 決済処理部
133 支払部
134 表示制御部
135 決定部
136 付与部

Claims (11)

  1. 所定のコンテンツの配信者に対して前記所定のコンテンツの作成者に対する応援金を支払ったユーザに、前記所定のコンテンツに関連付けて表示されるイラスト画像を提供する提供部と、
    前記所定のコンテンツの作成者に対して、前記所定のコンテンツの提供に対する報酬として、情報提供料の支払を実行する支払部と、
    前記所定のコンテンツに対して予め設定された所定の位置に前記ユーザに対応する前記イラスト画像を表示させるように制御する表示制御部と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記提供部は、
    前記応援金の支払額に対応付けて予め用意された複数のイラストサンプルの中から前記ユーザにより選択されたイラストサンプルに対応するイラスト画像を提供する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記イラストサンプルは、
    前記支払額に応じて異なる表示形態を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記応援金の支払額に応じて予め設定される前記イラスト画像の優先度に従って、前記イラスト画像を表示させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御部は、
    前記優先度に応じて予め設定される前記イラスト画像の表示パターンに従って、前記イラスト画像を表示させるように制御する
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御部は、
    前記イラスト画像に関連付けて、前記ユーザの名前を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御部は、
    前記イラスト画像の非表示設定を前記ユーザから受け付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 前記所定のコンテンツの作成者を応援するアクションの内容に基づいて、前記ユーザの序列を示すユーザランクを決定する決定部
    をさらに有し、
    前記提供部は、
    前記ユーザランクに対応付けて予め用意された複数のイラストサンプルの中から前記ユーザにより選択されたイラストサンプルに対応するイラスト画像を提供し、
    前記表示制御部は、
    前記ユーザランクに対応付けて予め設定された表示パターンに従って、前記イラスト画像を表示させるように制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記決定部は、
    前記コンテンツの作成者ごとに集計した前記アクションの内容に基づいて、前記作成者ごとに個別の前記ユーザランクを決定する
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. コンピュータが実行する情報処理方法であって、
    所定のコンテンツの配信者に対して前記所定のコンテンツの作成者に対する応援金を支払ったユーザに、前記所定のコンテンツに関連付けて表示されるイラスト画像を提供する提供工程と、
    前記所定のコンテンツの作成者に対して、前記所定のコンテンツの提供に対する報酬として、情報提供料の支払を実行する支払工程と、
    前記所定のコンテンツに対して予め設定された所定の位置に前記ユーザに対応する前記イラスト画像を表示させるように制御する表示制御工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  11. コンピュータに、
    所定のコンテンツの配信者に対して前記所定のコンテンツの作成者に対する応援金を支払ったユーザに、前記所定のコンテンツに関連付けて表示されるイラスト画像を提供する提供手順と、
    前記所定のコンテンツの作成者に対して、前記所定のコンテンツの提供に対する報酬として、情報提供料の支払を実行する支払手順と、
    前記所定のコンテンツに対して予め設定された所定の位置に前記ユーザに対応する前記イラスト画像を表示させるように制御する表示制御手順と
    を実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
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