JP2024068658A - セミナー・個別相談システム - Google Patents

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Abstract

【課題】任意のプレゼン素材を組み合わせてセミナー資料を作成し、そのセミナー資料に反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能なセミナー・個別相談システムを提供しようとする。【解決手段】任意のプレゼン素材を組み合わせてセミナー資料を作成し、そのセミナー資料に反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能なセミナー・個別相談システムを提供する。【選択図】図3

Description

本発明は、任意のプレゼン素材を組み合わせてセミナー資料を作成し、そのセミナー資料に反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能なセミナー・個別相談システムに関するものである。
最近、既存のプレゼン素材を組み合わせて容易にプレゼンテーション資料を作成することが可能なシステムが検討されている。
そのようなシステムの一例として、特許文献1に記載された発明が提案されていた。
この発明では、プレゼンテーション資料を組み立てるために利用可能なプレゼンテーション画面を複数保持し、保持されている画面を選択することで作成者の意図に応じた内容の画面を選択可能であり、また同時に画面を選択した順序が含まれる画面選択順位情報を保持し、画面選択順位情報に基づいて画面を構成することで、作成者の意図に応じた構成によりプレゼンテーション資料が組立可能であり、作成した資料を変更不可とし、改竄が防止されたコンテンツ利用のエビデンスを残すことが可能なプレゼンテーション資料組立システムを提供するというものであった。
特開2019-175456
しかしながら、上述した発明では、任意のプレゼン素材を組み合わせてセミナー資料を作成し、そのセミナー資料に反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させるという観点までは開示されていないという課題があった。
本発明は、上述したような課題を踏まえ、任意のプレゼン素材を組み合わせてセミナー資料を作成し、そのセミナー資料に反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能なセミナー・個別相談システムを提供しようとするものである。
具体的には、本発明は、セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼンテーション(略して「プレゼン」という。以下同じ。)素材を蓄積したプレゼン素材蓄積部と、プレゼン素材蓄積部にアクセス可能であって、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける第1入力受付部と、第1入力受付部で受け付けた追加要求の入力または削除要求の入力に基づいて作成されたセミナー資料を保存するセミナー資料保存部と、プレゼン実行者がセミナー資料保存部に保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼン可能なセミナー資料反映部と、セミナー資料反映部で反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得することができるシミュレーション結果取得部と、取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力することができるシミュレーション結果出力部と、を備えたセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、シミュレーション結果を保存するシミュレーション結果保存部を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等(プレゼン実行者を含むがこれに限定されず、プレゼン実行者と同等の権限を有する者を含む。以下同じ。)が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行するための変更シミュレーション実行部と、変更シミュレーション結果を保存するための変更シミュレーション結果保存部とを有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせるための変更シミュレーション結果共有部を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、プレゼン素材蓄積部に予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける第2入力受付部を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、セミナー資料反映部で反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける第3入力受付部を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、プレゼン実行者と受講者とが一対多(一対一も含む。以下同様とする。)形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナー又は配信形式でのセミナーを行うことができるビデオ通信機能部を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、ビデオ通信機能部は、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うことができる個別相談機能実行手段を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う受講者認証部と、受講者認証部で認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける機能メニュー選択入力受付部と、ビデオ通信機能部によるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、機能メニュー選択入力受付部で受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行することが可能な選択機能実行部と、を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、本部管理者又はセミナー管理者(プレゼン実行者である場合も含む。以下同じ。)が利用する端末である管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などのうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会することが可能な情報管理照会機能部を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、情報管理照会機能部は、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるCSVダウンロード入力受付手段と、CSVダウンロード入力受付手段で受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるCSV形式ファイルダウンロード実行手段とを有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、セミナー・個別相談システムを利用する受講者端末はスマートフォンでの受講が可能なように構成されたセミナー・個別相談システムを提供する。
更に、上述したセミナー・個別相談システムについて、それらを実現するため、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法、並びに、計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
具体的には、本発明は、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼンテーション(略して「プレゼン」という。以下同じ。)素材を蓄積したプレゼン素材蓄積ステップと、プレゼン素材蓄積ステップにアクセス可能であって、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける第1入力受付ステップと、第1入力受付ステップで受け付けた追加要求の入力または削除要求の入力に基づいて作成されたセミナー資料を保存するセミナー資料保存ステップと、プレゼン実行者がセミナー資料保存ステップで保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼン可能なセミナー資料反映ステップと、セミナー資料反映ステップで反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得することができるシミュレーション結果取得ステップと、取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力することができるシミュレーション結果出力ステップと、を有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、シミュレーション結果を保存するシミュレーション結果保存ステップを有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等(プレゼン実行者を含むがこれに限定されず、プレゼン実行者と同等の権限を有する者を含む。以下同じ。)が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行するための変更シミュレーション実行ステップと、変更シミュレーション結果を保存するための変更シミュレーション結果保存ステップと、を有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせるための変更シミュレーション結果共有ステップを有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、プレゼン素材蓄積ステップで予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける第2入力受付ステップを有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、セミナー資料反映ステップで反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける第3入力受付ステップを有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、プレゼン実行者と受講者とが一対多(一対一も含む。以下同様とする。)形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナー又は配信形式でのセミナーを行うことができるビデオ通信機能ステップを有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、ビデオ通信機能ステップは、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うことができる個別相談機能実行サブステップを有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う受講者認証ステップと、受講者認証ステップで認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける機能メニュー選択入力受付ステップと、ビデオ通信機能ステップによるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、機能メニュー選択入力受付ステップで受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行することが可能な選択機能実行ステップと、を有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、本部管理者又はセミナー管理者(プレゼン実行者である場合も含む。以下同じ。)が利用する端末である管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などのうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会することが可能な情報管理照会機能ステップを有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、情報管理照会機能ステップは、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるCSVダウンロード入力受付サブステップと、CSVダウンロード入力受付手段で受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるCSV形式ファイルダウンロード実行サブステップと、を有する方法を提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、セミナー・個別相談システムを利用する受講者端末はスマートフォンでの受講が可能なように構成された方法を提供する。
具体的には、本発明は、セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼンテーション(略して「プレゼン」という。以下同じ。)素材を蓄積したプレゼン素材蓄積ステップと、プレゼン素材蓄積ステップにアクセス可能であって、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける第1入力受付ステップと、第1入力受付ステップで受け付けた追加要求の入力または削除要求の入力に基づいて作成されたセミナー資料を保存するセミナー資料保存ステップと、プレゼン実行者がセミナー資料保存ステップに保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼン可能なセミナー資料反映ステップと、セミナー資料反映ステップで反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得することができるシミュレーション結果取得ステップと、取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力することができるシミュレーション結果出力ステップと、を有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、シミュレーション結果を保存するシミュレーション結果保存ステップを有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等(プレゼン実行者を含むがこれに限定されず、プレゼン実行者と同等の権限を有する者を含む。以下同じ。)が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行するための変更シミュレーション実行ステップと、変更シミュレーション結果を保存するための変更シミュレーション結果保存ステップと、を有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせるための変更シミュレーション結果共有ステップを有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、プレゼン素材蓄積ステップで予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける第2入力受付ステップを有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、セミナー資料反映ステップで反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける第3入力受付ステップを有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、プレゼン実行者と受講者とが一対多(一対一も含む。以下同様とする。)形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナー又は配信形式でのセミナーを行うことができるビデオ通信機能ステップを有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、ビデオ通信機能ステップは、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うことができる個別相談機能実行サブステップを有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う受講者認証ステップと、受講者認証ステップで認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける機能メニュー選択入力受付ステップと、ビデオ通信機能ステップによるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、機能メニュー選択入力受付ステップで受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行することが可能な選択機能実行ステップと、を有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、本部管理者又はセミナー管理者(プレゼン実行者である場合も含む。以下同じ。)が利用する端末である管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などのうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会することが可能な情報管理照会機能ステップを有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、情報管理照会機能ステップは、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるCSVダウンロード入力受付サブステップと、CSVダウンロード入力受付手段で受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるCSV形式ファイルダウンロード実行サブステップと、を有する計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
また、本発明は、前記特徴に加えて、セミナー・個別相談システムを利用する受講者端末はスマートフォンでの受講が可能なように構成された計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
以上より、本発明では、任意のプレゼン素材を組み合わせてセミナー資料を作成し、そのセミナー資料に反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能なセミナー・個別相談システムを提供することができる。
本件発明に適用されるハードウェア構成を示す図 本件発明におけるセミナー・個別相談システムの全体的な構成を示す図 実施形態1におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態1におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を 示す図 実施形態1におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の 流れを示す図 実施形態2におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態2におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を 示す図 実施形態2におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の 流れを示す図 実施形態3におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態3におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態3におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 実施形態4におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態4におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態4におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 実施形態5におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態5におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態5におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 実施形態6におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態6におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態6におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 実施形態7におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態7におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態7におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 実施形態8におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態8におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態8におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 実施形態9におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態9におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態9におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 実施形態10におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態10におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態10におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 実施形態11におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図 実施形態11におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成 を示す図 実施形態11におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の 処理の流れを示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのCSVダウンロードイメージの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのCSVダウンロードイメージの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのCSVダウンロードイメージの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのCSVダウンロードイメージの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのCSVダウンロードイメージの 一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェース の一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェース の一例を示す図 本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェース の一例を示す図<本発明を構成し得るハードウェアについて>
図1は、本件発明に適用されるハードウェア構成を示す図である。
本件発明は、原則的に電子計算機を利用する発明であるが、ソフトウェアによって実現され、ハードウェアによっても実現され、ソフトウェアとハードウェアの協働によっても実現される。本件発明の各構成要件の全部又は一部を実現するハードウェアでは、コンピュータの基本的構成であるCPU、メモリ、バス、入出力装置、各種周辺機器、ユーザーインターフェースなどによって構成される。各種周辺機器には、記憶装置、インターネット等インターフェース、インターネット等機器、ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカー、カメラ、ビデオ、テレビ、実験室又は工場などでの生産状態を把握するための各種センサ(流量センサ、温度センサ、重量センサ、液量センサ、赤外線センサ、出荷個数計数機、梱包個数計数機、異物検査装置、不良品計数機、放射線検査装置、表面状態検査装置、回路検査装置、人感センサ、作業者作業状況把握装置(映像、ID、PC作業量などで)等)、CD装置、DVD装置、ブルーレイ装置、USBメモリ、USBメモリインターフェース、着脱可能タイプのハードディスク、一般的なハードディスク、プロジェクタ装置、SSD、電話、ファックス、コピー機、印刷装置、ムービー編集装置、各種センサ装置などが含まれる。また、本システムは、必ずしも一つの筐体によって構成されている必要はなく、複数の筐体を通信で結合して構成されるものであってもよい。また、通信は、LANであってもWAN、Wifi、ブルートゥース(登録商標)、赤外線通信、超音波通信であってもよく、さらに、一部が国境を跨いで設置されていてもよい。さらに、複数の筐体のそれぞれが異なる主体によって運営されていてもよく、一の主体によって運営されていてもよい。本件発明のシステムの運用主体は、単数であるか複数であるかは問わない。また、本システムの他に第三者の利用する端末、さらに他の第三者の利用する端末を含むシステムとしても発明を構成することができる。また、これらの端末は国境を越えて設置されていてもよい。さらに、本システムや前記端末の他に第三者の関連情報や、関連人物の登録のために利用される装置、登録の内容を記録するためのデータベースに利用される装置などが用意されてもよい。これらは、本システムに備えてもよいし、本システム外に備えてこれらの情報を、利用可能に本システムを構成してもよい。
この図にあるように、計算機は、マザーボード上に構成される、チップセット、CPU、不揮発性メモリ、メインメモリ、各種バス、BIOS、USBやHDMI(登録商標)やLANなどの各種インターフェース、リアルタイムクロック等からなる。これらはオペレーティングシステムやデバイスドライバ(USB、HDMI(登録商標)などの各種インターフェース、カメラ、マイク、スピーカー又はヘッドホン、ディスプレイなどの各種機器組込み用)、各種プログラムなどと協働して動作する。本発明を構成する各種プログラムや各種データはこれらのハードウェア資源を効率的に利用して各種の処理を実行するように構成されている。
≪チップセット≫
「チップセット」は、計算機のマザーボードに実装され、CPUの外部バスと、メモリや周辺機器を接続する標準バスとの連絡機能、つまりブリッジ機能を集積した大規模集積回路(LSI)のセットである。2チップセット構成を採用する場合と、1チップセット構成を採用する場合とがある。CPUやメインメモリに近い側をノースブリッジ、遠い側で比較的低速な外部I/Oとのインターフェースの側にサウスブリッジが設けられる。
(ノースブリッジ)
ノースブリッジには、CPUインターフェース、メモリコントローラ、グラフィックインターフェースが含まれる。従来のノースブリッジの機能のほとんどをCPUに担わせてもよい。ノースブリッジは、メインメモリのメモリスロットとはメモリバスを介して接続し、グラフィックカードのグラフィックカードスロットとは、ハイスピードグラフィックバス(AGP、PCI Express)で接続される。
(サウスブリッジ)
サウスブリッジには、PCIインターフェース(PCIスロット)とはPCIバスを介して接続し、ATA(SATA)インターフェース、USBインターフェース、EthernetインターフェースなどとのI/O機能やサウンド機能を担う。高速な動作が必要でない、あるいは、不可能であるようなPS/2ポート、フロッピーディスクドライブ、シリアルポート、パラレルポート、ISAバスをサポートする回路を組み込むことは、チップセット自体の高速化の足かせとなるためサウスブリッジのチップから分離させ、スーパーI/Oチップと呼ばれる別のLSIに担当させることとしてもよい。CPU(MPU)と、周辺機器や各種制御部を繋ぐためにバスが用いられる。バスはチップセットによって連結される。メインメモリとの接続に利用されるメモリバスは、高速化を図るために、これに代えてチャネル構造を採用してもよい。バスとしてはシリアルバスかパラレルバスを採用できる。パラレルバスは、シリアルバスが1ビットずつデータを転送するのに対して、元データそのものや元データから切り出した複数ビットをひとかたまりにして、同時に複数本の通信路で伝送する。クロック信号の専用線がデータ線と平行して設け、受信側でのデータ復調の同期を行う。CPU(チップセット)と外部デバイスをつなぐバスとしても用いられ、GPIB、IDE/(パラレル)ATA、SCSI、PCIなどがある。高速化に限界があるため、PCIの改良版PCI ExpressやパラレルATAの改良版シリアルATAでは、データラインはシリアルバスでもよい。
≪CPU≫
CPUはメインメモリ上にあるプログラムと呼ばれる命令列を順に読み込んで解釈・実行することで信号からなる情報を同じくメインメモリ上に出力する。CPUは計算機内での演算を行なう中心として機能する。なお、CPUは演算の中心となるCPUコア部分と、その周辺部分とから構成され、CPU内部にレジスタ、キャッシュメモリや、キャッシュメモリとCPUコアとを接続する内部バス、DMAコントローラ、タイマー、ノースブリッジとの接続バスとのインターフェースなどが含まれる。なお、CPUコアは一つのCPU(チップ)に複数備えられていてもよい。また、CPUに加えて、グラフィックインターフェース(GPU)若しくはFPUによって、処理を行っても良い。なお、実施形態での説明は2コアタイプのものであるが、これに限定されない。またCPU内にプログラムを内蔵することもできる。
≪不揮発性メモリ≫
(HDD)
ハードディスクドライブの基本構造は、磁気ディスク、磁気ヘッド、および磁気ヘッドを搭載するアームから構成される。外部インターフェースは、SATA(過去ではATA)を採用することができる。高機能なコントローラ、例えばSCSIを用いて、ハードディスクドライブ間の通信をサポートする。例えば、ファイルを別のハードディスクドライブにコピーする時、コントローラがセクタを読み取って別のハードディスクドライブに転送して書き込むといったことができる。この時ホストCPUのメモリにはアクセスしない。したがってCPUの負荷を増やさないで済む。
≪メインメモリ≫
CPUが直接アクセスしてメインメモリ上の各種プログラムを実行する。メインメモリは揮発性のメモリでDRAMが用いられる。メインメモリ上のプログラムはプログラムの起動命令を受けて不揮発性メモリからメインメモリ上に展開される。その後もプログラム内で各種実行命令や、実行手順に従ってCPUがプログラムを実行する。
≪オペレーティングシステム(OS)≫
オペレーティングシステムは計算機上の資源をアプリケーションに利用させるための管理をしたり、各種デバイスドライバを管理したり、ハードウェアである計算機自身を管理するために用いられる。小型の計算機ではオペレーティングシステムとしてファームウェアを用いることもある。
≪BIOS≫
BIOSは、計算機のハードウェアを立ち上げてオペレーティングシステムを稼働させるための手順をCPUに実行させるもので、最も典型的には計算機の起動命令を受けるとCPUが最初に読取りに行くハードウェアである。ここには、ディスク(不揮発性メモリ)に格納されているオペレーティングシステムのアドレスが記載されており、CPUに展開されたBIOSによってオペレーティングシステムが順次メインメモリに展開されて稼働状態となる。なお、BIOSは、バスに接続されている各種デバイスの有無をチェックするチェック機能をも有している。チェックの結果はメインメモリ上に保存され、適宜オペレーティングシステムによって利用可能な状態となる。なお、外部装置などをチェックするようにBIOSを構成してもよい。以上については、すべての実施形態でも同様である。
図に示すように、本発明は基本的に汎用計算機プログラム、各種デバイスで構成することが可能である。計算機の動作は基本的に不揮発性メモリに記録されているプログラムをメインメモリにロードして、メインメモリとCPUと各種デバイスとで処理を実行していく形態をとる。デバイスとの通信はバス線と繋がったインターフェースを介して行われる。インターフェースには、ディスプレイインターフェース、キーボード、通信バッファ等が考えられる。以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。
<本発明の自然法則の利用性の充足>
本発明は、コンピュータと通信設備とソフトウェアとの協働で機能するものである。具体的には、任意のプレゼン素材を組み合わせてセミナー資料を作成し、そのセミナー資料に反映されたシミュレーション素材を個々の受講者が使用した場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能なセミナー・個別相談システムに関するものであり、ネットワークを介して、複数の管理者端末や複数の受講者端末などの間で様々な情報やデータがハードウェア資源を用いてやり取りされている。従って、この観点から本願発明はコンピュータなどのリソースを請求項や明細書に記載された事項と、それらの事項に関係する技術常識に基づいて判断すれば、本願発明は全体として自然法則を利用したものであり、また、コンピュータ・ソフトウェア関連発明に該当するものである。
<特許法で求められる自然法則の利用の意義>
特許法で求められる自然法則の利用とは、法目的に基づいて、発明が産業上利用性を有し、産業の発達に寄与するものでなければならないとの観点から、産業上有用に利用することができる発明であることを担保するために求められるものである。つまり、産業上有用であること、すなわち出願に際して宣言した発明の効果がその発明の実施によってある一定の確実性の下再現できることを求めるものである。この観点から自然法則利用性とは、発明の効果を発揮するための発明の構成である発明特定事項(発明構成要件)のそれぞれが発揮する機能が自然法則を利用して発揮されるものであればよい、と解釈される。さらに言えば、発明の効果とはその発明を利用する利用者に所定の有用性を提供できる可能性があればよいのであって、その有用性を利用者がどのように感じたり、考えたりするかという観点で見るべきではない。したがって、利用者が本システムによって得る効果が心理的な効果であったとしても、その効果自体は求められる自然法則の利用性の対象外の事象である。
以下、本件発明の実施の形態について、添付図面を用いて説明する。なお、実施形態と請求項の相互の関係は以下の通りである。主として、実施形態1の説明は請求項1、請求項13及び請求項25に関し、実施形態2の説明は請求項2、請求項14及び請求項26に関し、実施形態3の説明は請求項3、請求項15及び請求項27に関し、実施形態4の説明は請求項4、請求項16及び請求項28に関し、実施形態5の説明は請求項5、請求項17及び請求項29に関し、実施形態6の説明は請求項6、請求項18及び請求項30に関し、実施形態7の説明は請求項7、請求項19及び請求項31に関し、実施形態8の説明は請求項8、請求項20及び請求項32に関し、実施形態9の説明は請求項9、請求項21及び請求項33に関し、実施形態10の説明は請求項10、請求項22及び請求項34に関し、実施形態11の説明は請求項11、請求項23及び請求項35に関するものである。
本件発明は、これら実施形態に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
<本件発明のセミナー・個別相談システムの全体的な構成>
図2は、本件発明におけるセミナー・個別相談システムの全体的な構成を示す図である。
セミナー・個別相談システム201は、後述するように、プレゼン素材蓄積部と、第1入力受付部と、セミナー資料保存部と、セミナー資料反映部と、シミュレーション結果取得部と、シミュレーション結果出力部とから構成される。
また、セミナー・個別相談システム201は、ネットワーク204(例えば、インターネット、WAN、LANなど)を介して、複数の管理者端末202と複数の受講者端末203と電気的に接続できるように構成されている。ここで、管理者端末202と、受講者端末203とは、有線又は無線のインターフェース(例えば、通信ケーブルやWiFiルーターなど)を介して、ネットワーク204に接続可能な電子機器(例えば、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、スマートフォンなど)であってもよい。
ここで、「管理者端末」とは、セミナー主催者側で管理、運営する役割を担う者(例えば、本部管理者、セミナー管理者又はプレゼン実行者などを含み、本部管理者やセミナー管理者がプレゼン実行者となる場合もある。後述するユーザIDにより切り分けられる。以下同様とする。)が主に利用する端末を指していう。
また、「受講者端末」とは、セミナーを受講する受講者(後述する個別面談の際には相談者も含む。以下同様とする。)が主に利用する端末を指していう。
<実施形態1(主に請求項1、請求項13及び請求項25に対応)>
<実施形態1 概要>
本実施形態は、セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼンテーション(略して「プレゼン」という。以下同じ。)素材を蓄積したプレゼン素材蓄積部と、プレゼン素材蓄積部にアクセス可能であって、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける第1入力受付部と、第1入力受付部で受け付けた追加要求の入力または削除要求の入力に基づいて作成されたセミナー資料を保存するセミナー資料保存部と、プレゼン実行者がセミナー資料保存部に保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼン可能なセミナー資料反映部と、セミナー資料反映部で反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得することができるシミュレーション結果取得部と、取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力することができるシミュレーション結果出力部と、を有するセミナー・個別相談システムを提供する。
また、それを実現するため、コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法、並びに、計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラムを提供する。
<実施形態1 機能的構成>
図3は、実施形態1におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。本実施形態では、プレゼン素材蓄積部と、第1入力受付部と、セミナー資料保存部と、セミナー資料反映部と、シミュレーション結果取得部と、シミュレーション結果出力部とを備えている。
<実施形態1 構成の説明:プレゼン素材蓄積部>
「プレゼン素材蓄積部」301は、セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼンテーション(略して「プレゼン」という。以下同じ。)素材を蓄積する機能を有するように構成される。
プレゼン素材には、例えば、通常のプレゼン素材やシミュレーション素材の他に、表形式素材、グラフ素材、広告・宣伝素材、アンケート素材など多種多様なプレゼン素材が含まれていてもよい。受講者が興味を引くような、多種多様なプレゼン素材を予め用意し、蓄積しておくことが好ましい。また、税制改正等があった場合には、出来る限り速やかに最新の情報が反映されたプレゼン素材を用意し、蓄積しておくことが望ましい。
ここで、「プレゼン素材」とは、1枚のプレゼン素材そのものを指すという意味で使われてもよいし、また、複数枚の関連するプレゼン素材で構成される1つのグループを指すという意味で使われてもよい。あるいは、それらの両方が混在している場合も考えられる。
また、本件発明では、プレゼン実行者が任意に選択した複数枚のプレゼン素材で構成され、かつ、プレゼン実行者により予め設定された順序に従って複数枚のプレゼン素材が表示されるように構成されたものを「セミナー資料」という。これ以降、「プレゼン素材」あるいは「セミナー資料」という用語が使用される場合には、上述したような意味で使うこととする。
<実施形態1 構成の説明:第1入力受付部>
「第1入力受付部」302は、プレゼン素材蓄積部301にアクセス可能であって、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける機能を有するように構成される。
図36は、本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの一例を示す図である。
蓄積されたプレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力としてトリガーとなる追加ボタン3601と、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力としてトリガーとなる削除3602とが予め用意されており、適宜、必要に応じて、これらボタンをクリックまたはタッチすることにより、プレゼン素材を追加したり、また、プレゼン素材またはセミナー資料を削除したりすることができるように構成されていることが好ましい。
また、プレゼン実行者が利用する管理者端末を用いて複数のプレゼン素材から構成されるセミナー資料を作成する際には、プレゼン実行者が任意に選択したプレゼン素材の表示順序を簡易な操作(例えば、↑↓ボタンなど)で入れ替えることができるように構成されていることが望ましい。
<実施形態1 構成の説明:セミナー資料保存部>
「セミナー資料保存部」303は、第1入力受付部302を用いて作成されたセミナー資料を保存する機能を有するように構成される。
例えば、プレゼン実行者により作成されたセミナー資料は、そのプレゼン実行者を一意に識別するためのプレゼン実行者識別情報(例えば、後述するユーザIDなど)と関連付けられて保存されるように構成されてもよい。
また、セミナー主催者側では、受講者が興味や関心を持つような多種多様な内容のセミナー資料を予め用意するとともに、受講者に対してアンケート等を行ってそのアンケート結果に応じて新たなセミナー資料を作成するようにしてもよい。また、世間で注目を浴びるようなトピック的な話題を盛り込んだセミナー資料を新たに作成するようにしてもよい。例えば、税制改正により2024年から開始される「新NISA」などを取り上げて、分かり易く解説するなどのセミナー資料を作成しておくことが考えられる。
<実施形態1 構成の説明:セミナー資料反映部>
「セミナー資料反映部」304は、プレゼン実行者がセミナー資料保存部303に保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼンすることができる機能を有するように構成される。
プレゼン実行者は、セミナー受講者を一意に識別するための受講者識別情報(例えば、後述するユーザIDなど)および参加希望人数をセミナー開催前に事前に把握しておき、同一のセミナー資料を同時に複数人の受講者に対してプレゼンすることができるようにしておくことが望ましい。
<実施形態1 構成の説明:シミュレーション結果取得部>
「シミュレーション結果取得部」305は、セミナー資料反映部304で反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得することができる機能を有するように構成される。
受講者がそのシミュレーション素材に対して必要な情報を入力して実行することにより、リアルタイムにシミュレーション結果を表示することができるように構成することもできる。また、受講者が、プレゼン実行者とそのシミュレーション結果について相談などを行いたい場合には、予め用意された共有ボタンをクリックまたはタッチすることにより、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者と個別に共有することができるように構成することもできる。
なお、シミュレーション結果は、受講者が自身に関わる個人的な情報(入力条件等)を入力してシミュレーションされた結果であるので、受講者の意思に基づいてプレゼン実行者に対して共有許可あるいは共有不可を選択できるように構成されることが好ましい。
プレゼン実行者は、受講者が共有を許可した場合には、そのシミュレーション結果を受講者毎に個別に取得することができるように構成されるようにしてもよい。
なお、受講者は、セミナー資料に反映されていない他のシミュレーションについても、セミナーサイトで利用可能となっている場合には、複数のシミュレーションの中から適宜、選択して所望のシミュレーションを実行することができ、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者と個別に共有することができるように構成することもできる。以下、同様とする。
<実施形態1 構成の説明:シミュレーション結果出力部>
「シミュレーション結果出力部」306は、取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力することができる機能を有するように構成される。
ここで、「出力する」とは、各受講者が自分自身のシミュレーション結果(入力条件並びにその入力条件に基づきシミュレーションを行った結果であるシミュレーション結果の両方を含む。)をプレゼン実行者に対して共有許可した場合に、プレゼン実行者が利用する管理者端末にそのシミュレーション結果を各受講者別に表示させることの他に、各受講者別に共有許可されたシミュレーション結果を複合機またはプリンター等へ送って印刷することなども含まれるように構成されてもよい。
なお、受講者端末は、スマートフォンで構成されるようにしてもよい。
<実施形態1 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図面を用いて説明する。
図4は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」401と、「メインメモリ」402とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」403や、複数の管理者端末406や受講者端末407と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」404を備えている。そして、それらが「バス」405などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、プレゼン素材蓄積プログラム、第1入力受付プログラム、セミナー資料保存プログラム、セミナー資料反映プログラム、シミュレーション結果取得プログラム、シミュレーション結果出力プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、プレゼン素材情報、第1入力受付情報、セミナー資料情報、シミュレーション結果情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されているプレゼン素材蓄積プログラムを実行して、
セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼン素材を蓄積し、「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
また、「メインメモリ」に格納されている第1入力受付プログラムを実行して、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付けて、その入力受付情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
また、セミナー資料保存プログラムを実行して、作成されたセミナー資料に関する情報を保存して、「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
また、セミナー資料反映プログラムを実行して、プレゼン実行者が保存された同一のセミナー資料を同時に複数人に対してプレゼンを実行する。
また、シミュレーション結果取得プログラムを実行して、反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果に関する情報をそれぞれ受講者毎に個別に取得し、「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
また、シミュレーション結果出力プログラムを実行して、取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力する。
<実施形態1 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図5は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、プレゼン素材蓄積ステップS501と、第1入力受付ステップS502と、セミナー資料保存ステップS503と、セミナー資料反映ステップS504と、シミュレーション結果取得ステップS505と、シミュレーション結果出力ステップS506とからなる処理方法である。
「プレゼン素材蓄積ステップ」S501とは、セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼン素材を蓄積する段階である。
「第1入力受付ステップ」S502とは、プレゼン素材蓄積ステップで蓄積されたプレゼン素材を任意に選択して追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける段階である。
「セミナー資料保存ステップ」S503とは、第1入力受付ステップで受付された追加要求の入力、または、削除要求の入力に基づいて作成されたセミナー資料を保存する段階である。
「セミナー資料反映ステップ」S504とは、プレゼン実行者がセミナー資料保存ステップで保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼンする段階である。
「シミュレーション結果取得ステップ」S505とは、反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得する段階である。
「シミュレーション結果出力ステップ」S506とは、取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力する段階である。
<まとめ>
以上より、本発明では、任意のプレゼン素材を組み合わせてセミナー資料を作成し、そのセミナー資料に反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能なセミナー・個別相談システムを提供することができる。
<実施形態2(主に請求項2、請求項14及び請求項26に対応)>
<実施形態2 概要>
本実施形態は、実施形態1を基本として、シミュレーション結果を保存するシミュレーション結果保存部を有する点に特徴がある。これ以降、実施形態1と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態2 構成の説明:シミュレーション結果保存部>
図6は、実施形態2におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。
「シミュレーション結果保存部」607は、シミュレーション結果を保存する機能を有するように構成される。
例えば、本実施形態では、シミュレーション結果を受講者別に個別に保存することができるように構成することもできる。具体的には、受講者を一意に識別するための受講者識別情報(例えば、後述するユーザIDなど)に関連付けて、その受講者が行ったシミュレーション結果(受講者が入力した入力条件並びにその入力条件に基づきシミュレーションした結果であるシミュレーション結果の両方を含む。)が、後述するメインメモリや不揮発性メモリなどに保存されるようにしてもよい。
なお、受講者端末は、スマートフォンで構成されるようにしてもよい。
<実施形態2 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図7は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」701と、「メインメモリ」702とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」703や、複数の管理者端末706や複数の受講者端末707と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」704を備えている。そして、それらが「バス」705などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、シミュレーション結果保存プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、シミュレーション結果情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されているシミュレーション結果保存プログラムを実行して、シミュレーション結果を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
<実施形態2 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図8は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、シミュレーション結果保存ステップS801からなる処理方法である。
「シミュレーション結果保存ステップ」S801とは、シミュレーション結果を保存する段階である。
<まとめ>
以上より、本発明では、シミュレーション結果を保存することができる。
<実施形態3(主に請求項3、請求項15及び請求項27に対応)>
<実施形態3 概要>
本実施形態は、実施形態1及び実施形態2を基本として、シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等(プレゼン実行者を含むがこれに限定されず、プレゼン実行者と同等の権限を有する者を含む。以下同じ。)が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行するための変更シミュレーション実行部と、変更シミュレーション結果を保存するための変更シミュレーション結果保存部とを有する点に特徴がある。
これ以降、実施形態1及び実施形態2と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態3 構成の説明:変更シミュレーション実行部>
図9は、実施形態3におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。
「変更シミュレーション実行部」907は、シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行する機能を有するように構成される。
例えば、受講者が自らのシミュレーション結果(入力条件並びにその入力条件に基づきシミュレーションした結果であるシミュレーション結果の両方を含む。以下同じ。)をプレゼン実行者に対して共有させた場合に、プレゼン実行者等が、そのシミュレーションの条件、即ち、入力条件を変更した変更シミュレーションを実行することができるように構成することもできる。例えば、受講者が自身のシミュレーション結果をプレゼン実行者に対して共有させた場合には、プレゼン実行者等は、その受講者が入力した入力条件を初期値として利用して、プレゼン実行者等のこれまでの数多くの経験や様々な獲得スキルなどを活用して、いくつかの入力条件を変更した変更シミュレーションを実行することにより、変更シミュレーション結果(変更した入力条件並びにその変更入力条件に基づきシミュレーションを行った結果である変更シミュレーション結果の両方を含む。)を得ることができるように構成されることが望ましい。
また、本願発明の請求項3並びにそれに対応する実施形態3において、「利用して」という用語を用いているが、その意味は次のようなものをいう。
例えば、図57aは、本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの一例を示す図である。例えば、横軸は受講者(世帯主)の年齢を表してり、また、縦軸は3人家族からなる世帯の総資産を表している。
この図に示されるように、受講者がシミュレーション結果をプレゼン実行者に共有させた場合には、プレゼン実行者等が利用する管理者端末において、複数の入力条件欄(この一例では、「家族構成」、「収入」、「支出」、「教育費」、「住宅」、「金融資産」、「保険」、「積立」、「贈与」などの入力条件欄が設けられ、これらの欄には受講者が入力した入力条件が初期値として表示されるように構成されている。)が画面下方に、また、受講者が入力した入力条件に基づきシミュレーションを行った結果であるシミュレーション結果を示すグラフが画面上方に、同一画面上で同時に表示されるように構成されている。
この一例では、家族構成の欄には「世帯主+配偶者(長女1歳)」と表示されている。この場合、シミュレーションを行った受講者の家族構成が、世帯主(受講者本人)と配偶者と子ども一人(女児1歳で未就学児)の3人からなる世帯で構成されていることが確認できるようになっている。
また、例えば、収入の欄には「年額1,000万円」と表示されている。この場合、シミュレーションを行った受講者(世帯主)と配偶者の収入の合計金額が年額で1,000万円であることが確認できるようになっている。
また、例えば、支出の欄には「年額360万円」と表示されている。この場合、シミュレーションを行った受講者(世帯主)と配偶者と子ども一人の3人家族からなる世帯の総支出が年額で360万円であることが確認できるようになっている。
また、例えば、教育費の欄には「年額36万円(保育園)」と表示されている。この場合、子ども一人を保育園に通わせる総費用(教育費)が年額で36万円であることが確認できるようになっている。
また、例えば、住宅の欄には「毎月12万円(中古マンション)」と表示されている。この場合、3人家族からなる世帯が賃貸の中古マンションに住んでいて、毎月12万円の家賃を支払っていることが確認できるようになっている。
また、例えば、金融資産の欄には「預金500万円、運用商品300万円」と表示されている。この場合、世帯当たりの預金が500万円あり、また、運用商品が300万円あることが確認できるようになっている。
ここで、「運用商品」とは、一般的に、保険、債券、株式、投資信託などの金融商品のことを指す。運用商品には、価格が大きく上下するものや、値動きは殆どないが安全に運用ができるものなど、様々な特徴がある。運用商品は、一般的に、安全性を最重視した商品(元本確保型、保険、債券など)と収益性重視(株式、投資信託など)のものに大別される。
また、例えば、保険の欄には「加入なし」を表示されている。この場合、受講者を含む3人家族からなる世帯では保険に加入していないことが確認できるようになっている。
また、例えば、積立の欄には「毎月2万円」と表示されている。この場合、受講者を含む3人家族からなる世帯では少額の金額で始められる積立定期預金などを行っていることが確認できるようになっている。
また、例えば、贈与の欄には「無し」と表示されている。この場合、受講者を含む3人家族からなる世帯では、あげる(贈与する)場合も無いし、もらう(受贈する)場合も無いことが確認できるようになっている。
なお、図57aで示されるように、受講者がシミュレーション結果(受講者が入力した入力条件並びにその入力条件に基づきシミュレーションした結果であるシミュレーション結果を含む。)をプレゼン実行者に対して共有させた場合には、プレゼン実行者等は管理者端末を用いて受講者が入力した入力条件(初期値)並びにそのシミュレーション結果を示す実線グラフ(A)が一つの画面上で同時に表示されるように構成されることが好ましい。この場合、プレゼン実行者等は受講者が入力した入力条件(初期値)並びにそのシミュレーション結果を示す実線グラフ(A)を管理者端末の画面で閲覧することができるようになる。
図57bは、本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの一例を示す図である。この図に示されるように、プレゼン実行者等は自身が利用する管理者端末において、受講者が入力した入力条件が入力条件欄に初期値として表示されているので、それらを利用してプレゼン実行者等のこれまでの数多くの経験や様々な獲得スキルなどを最大限活用してどの入力条件をどのくらい変更すれば良いかを熟考し、いくつかの入力条件(初期値)を適宜、変更することにより、変更した入力条件並びに変更シミュレーションを実行した結果である変更シミュレーション結果を示す点線グラフ(B)が一つの画面上で同時に表示されることができるように構成されることが好ましい。プレゼン実行者等は、繰り返し入力条件を変更しては変更シミュレーション結果を示すグラフがどのように変化するのかを見ることにより、受講者にとって無理のない範囲内で最適と考えられる変更シミュレーション結果を得ることができるようになる。
この一例では、プレゼン実行者が受講者から得た最新情報に基づき、1年以内に、受講者の両親が不動産売却を行って受講者に対して1000万円程度の受贈が見込まれることから、その金額(受贈1000万円)を贈与の欄に変更入力した。また、その受贈額の一部である300万円を金融資産の欄における運用商品につぎ込んで合計600万円と変更入力した。更に、積立の欄における積立金を毎月3万円に変更入力した。これらの変更した入力条件に基づきシミュレーションを実行した結果である変更シミュレーション結果を示す点線グラフ(B)が管理者端末の画面上に表示されている。
なお、変更した入力条件については、その変更がなされたことを表す特殊なマーク(例えば、★や※のような記号など)を付随的に表示させたり、文字や数字の色を変えたり、入力条件欄の背景の色を変えたりするなどして注意喚起するようにしてもよい。
ここで、例えば、受講者が入力した入力条件並びにその入力条件に基づきシミュレーションを実行した結果であるシミュレーション結果と、その受講者による入力条件並びにそのシミュレーション結果を利用してプレゼン実行者等が変更した入力条件並びにその変更した入力条件に基づきシミュレーションを実行した結果である変更シミュレーション結果と、を比較するための「入力条件・シミュレーション結果比較部」を本システムに設けるようにしてもよい。
また、この「入力条件・シミュレーション結果比較部」では、どの入力条件がどのくらい変更されたかを表す比較結果情報を出力できるように構成されてもよい。
そのような構成を採用することにより、プレゼン実行者等は上述の比較結果情報を参考にして、更に変更すべき入力条件やその変更の程度を熟考し、繰り返し変更シミュレーションを実行することにより、更に改善された変更シミュレーション結果(変更された入力条件並びにその変更された入力条件に基づき変更シミュレーションを実行した結果である変更シミュレーション結果の両方を含む。)が得られるようになる。
図57cは、本件発明のセミナー・個別相談システムのユーザーインターフェースの一例を示す図である。この一例では、受講者が入力した入力条件に基づくシミュレーション結果を示す実線グラフ(A)と、プレゼン実行者等が変更した入力条件に基づく変更シミュレーション結果を示す点線グラフを重ねて表示されるように構成されている。
この一例から、受講者が入力した入力条件に基づくシミュレーション結果を示す実線グラフ(A)よりも、プレゼン実行者等が変更した入力条件に基づく変更シミュレーション結果を示す点線グラフ(B)の方が、50歳以降で大幅に改善されていることが明確に分かるようになっている。
<実施形態3 構成の説明:変更シミュレーション結果保存部>
「変更シミュレーション結果保存部」908は、変更シミュレーション結果を保存する機能を有するように構成される。
例えば、変更シミュレーション結果を受講者別に個別に保存することができるように構成することもできる。具体的には、受講者を一意に識別するための受講者識別情報(例えば、後述するユーザIDなど)に関連付けて、変更シミュレーション結果(プレゼン実行者等が変更した入力条件並びにその変更入力条件に基づきシミュレーションした結果である変更シミュレーション結果の両方を含む。)を後述するメインメモリや不揮発性メモリなどに保存させるようにしてもよい。
なお、受講者端末は、スマートフォンで構成されるようにしてもよい。
<実施形態3 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図10は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」1001と、「メインメモリ」1002とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」1003や、複数の管理者端末1006や複数の受講者端末1007と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」1004を備えている。そして、それらが「バス」1005などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、変更シミュレーション実行プログラム、変更シミュレーション結果保存プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、変更シミュレーション結果情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている変更シミュレーション実行プログラムを実行して、シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等が利用して、そのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行する。
また、「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている変更シミュレーション結果保存プログラムを実行して、変更シミュレーション結果情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
<実施形態3 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図11は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、変更シミュレーション実行ステップS1101と、変更シミュレーション結果保存ステップS1102とからなる処理方法である。
「変更シミュレーション実行ステップ」S1101とは、シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行する段階である。
「変更シミュレーション結果保存ステップ」S1102とは、変更シミュレーション結果を保存する段階である。
<まとめ>
以上より、本発明では、シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行し、その変更シミュレーション結果を保存することができる。
<実施形態4(主に請求項4、請求項16及び請求項28に対応)>
<実施形態4 概要>
本実施形態は、実施形態1ないし実施形態3を基本として、変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせるための変更シミュレーション結果共有部を有する点に特徴がある。
これ以降、実施形態1ないし実施形態3と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態4 構成の説明:変更シミュレーション結果共有部>
図12は、実施形態4におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。
「変更シミュレーション結果共有部」1209は、変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせる機能を有するように構成される。
例えば、プレゼン実行者等が変更した入力条件並びにその変更入力条件に基づきシミュレーションした結果である変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有させることができるように構成することもできる。このようにすることにより、受講者に対して改善された変更シミュレーション結果を伝えることが可能となる。なお、変更した入力条件並びにその変更した入力条件に基づきシミュレーションした結果である変更シミュレーション結果を受講者と共有するか否かはプレゼン実行者等の意思により選択可能であることが望ましい。
また、プレゼン実行者等が共有を許可した場合には、受講者が利用する受講者端末において、プレゼン実行者等による変更入力条件並びにその変更入力条件に基づくシミュレーションを実行した結果である変更シミュレーション結果を閲覧することができるようにしてもよい。例えば、実施形態3で説明した図57a乃至図57cにおけるユーザーインターフェースを受講者端末でも使用して表示させることができるようにしてもよい。そして、受講者は、プレゼン実行者等が行った変更入力条件並びに変更シミュレーション結果を見て、受講者自身で更に見直しを行い、新たな入力条件で新たなシミュレーションを行い、その結果であるシミュレーション結果を再度プレゼン実行者等に共有させるようにしてもよい。
このように、受講者とプレゼン実行者等がお互いに入力条件並びにシミュレーション結果に関する情報を繰り返し共有しあうことにより、より一層改善されたシミュレーション結果が得られる可能性が高くなることも考えられる。
なお、受講者端末は、スマートフォンで構成されるようにしてもよい。
<実施形態4 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図13は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」1301と、「メインメモリ」1302とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」1303や、複数の管理者端末1306や複数の受講者端末1307と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」1304を備えている。そして、それらが「バス」1305などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、変更シミュレーション結果共有プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、変更シミュレーション結果共有情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている変更シミュレーション結果共有プログラムを実行して、変更シミュレーション結果を受講者に共有させるとともに、共有状態であることを示す変更シミュレーション結果共有情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
<実施形態4 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図14は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、変更シミュレーション結果共有ステップS1401からなる処理方法である。
「変更シミュレーション結果共有ステップ」S1401とは、変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせる段階である。
<まとめ>
以上より、本発明では、変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とすることができる。
<実施形態5(主に請求項5、請求項17及び請求項29に対応)>
<実施形態5 概要>
本実施形態は、実施形態1ないし実施形態4を基本として、プレゼン素材蓄積部に予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける第2入力受付部を有する点に特徴がある。
これ以降、実施形態1ないし実施形態4と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態5 構成の説明:第2入力受付部>
図15は、実施形態5におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。
「第2入力受付部」1507は、実施形態1におけるプレゼン素材蓄積部に予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける機能を有するように構成される。
例えば、図37は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。管理者端末の画面において、資料アップロードボタン3701をクリックまたはタッチすることにより、本システムまたは管理者端末に保持されている各種の説明、解説、各種シミュレーション、画像、写真、イラスト、宣伝、広告、アンケートなどのファイルを選択してアップロードさせ、新たなプレゼン素材としてプレゼン素材蓄積部に蓄積させることができる。
また、本実施形態において、セミナー・個別相談システムにアップロードできるプレゼン素材のファイル形式は、PNG(Portable Network Graphics)形式が好ましいが、その他のファイル形式であってもアップロード可能に構成されることが望ましい。なお、PNG形式は、画像データを圧縮して記録するファイル形式の一つであり、フルカラーの画像を無劣化で圧縮することができ、図やイラストなどに向いている。
なお、受講者端末は、スマートフォンで構成されるようにしてもよい。
<実施形態5 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図16は、本実施形態におけるセミナーシステムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナーシステムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」1601と、「メインメモリ」1602とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」1603や、複数の管理者端末1606や複数の受講者端末1607と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」1604を備えている。そして、それらが「バス」1605などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、第2入力受付プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、第2入力受付情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている第2入力受付プログラムを実行して、セミナー・個別相談システムに予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付けるとともに、第2入力受付情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
<実施形態5 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図17は、本実施形態におけるセミナーシステムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、第2入力受付ステップS1701からなる処理方法である。
「第2入力受付ステップ」S1701とは、プレゼン素材蓄積部に予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける段階である。
<まとめ>
以上より、本発明では、プレゼン素材蓄積部に予め蓄積されていないプレゼン素材を新たにアップロードして追加することができる。
<実施形態6(主に請求項6、請求項18及び請求項30に対応)>
<実施形態6 概要>
本実施形態は、実施形態1ないし実施形態5を基本として、セミナー資料反映部で反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける第3入力受付部を備えた点に特徴がある。これ以降、実施形態1ないし実施形態5と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態6 構成の説明:第3入力受付部>
図18は、実施形態6におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。
「第3入力受付部」1807は、セミナー資料反映部で反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける機能を有するように構成される。
図38は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。受講者端末の画面において、タイトル欄に表示されているセミナー資料を選択して、ダウンロードボタン3801をクリックまたはタッチすることにより、受講者がそのセミナー資料をダウンロードすることができる。
また、本実施形態において、セミナー・個別相談システムからダウンロードできるセミナー資料のファイル形式は、PDF(Portable Document Format)形式が好ましいが、その他のファイル形式であってもダウンロード可能に構成されることが望ましい。なお、PDFとは、米国アドビ(Adobe)(登録商標)社が開発した、どのような環境でも同じように表示・印刷できる電子文書のファイル形式のことをいう。1993年に登場し、2008年にはISO(国際標準化機構)によって標準化されている。
受講者は、ダウンロードしたPDF形式のセミナー資料を閲覧したり、適宜、必要に応じて、印刷したりすることができる。
なお、受講者端末は、スマートフォンで構成されるようにしてもよい。
<実施形態6 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナーシステムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図19は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナーシステムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」1901と、「メインメモリ」1902とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」1903や、複数の管理者端末1906や受講者端末1907と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」1904を備えている。そして、それらが「バス」1905などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、第3入力受付プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、第3入力受付情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている第3入力受付プログラムを実行して、反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付けるとともに、第3入力受付情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
<実施形態6 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図20は、本実施形態におけるセミナーシステムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、第3入力受付ステップS2001からなる処理方法である。
「第3入力受付ステップ」S2001とは、反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける段階である。
<まとめ>
以上より、本発明では、反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードすることができる。
<実施形態7(主に請求項7、請求項19及び請求項31に対応)>
<実施形態7 概要>
本実施形態は、実施形態1ないし実施形態6を基本として、プレゼン実行者と受講者とが一対多(一対一も含む。以下同様とする。)形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナーまたは配信形式でのセミナーを行うことができるビデオ通信機能部を有する点に特徴がある。これ以降、実施形態1ないし実施形態6と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態7 構成の説明:ビデオ通信機能部>
図21は、実施形態7におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。この図に示すように、「ビデオ通信機能部」2107は、プレゼン実行者と受講者とが一対多(一対一も含む。以下同様とする。)形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナーまたは配信形式でのセミナーを行うことができる機能を有するように構成される。
例えば、プレゼン実行者は、管理者端末の画面において、セミナー受講者を識別するための受講者識別情報(例えば、ユーザIDなど)を一覧表示させて、その中からセミナー受講を希望する受講者の受講者識別情報を選んでチェックボックス等にチェックを入れる。また、プレゼン実行者は、チェック漏れ等ないか目視で確認を行った上で、登録ボタン等をクリックまたはタッチすることにより、その選択された受講者に対してセミナーを行えるように準備する。
図39は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
プレゼン実行者は、管理者端末において、これからセミナーを行うセミナー資料を選択するとともに、セミナー形式を選択する。例えば、ラジオボタンからなるZOOM(登録商標)ボタン3901、YouTube(登録商標)ボタン3902、動画ファイル(MPEG-4等の動画ファイル形式など)ボタン3903の中から1つを選択した上で、登録ボタン3904をクリックまたはタッチすることにより、リアルタイム形式(例えば、ZOOM(登録商標)の場合)のセミナーまたは配信形式(例えば、YouTube(登録商標)、動画ファイルの場合)のセミナーを行うことができる。なお、この場合、受講者が利用する受講者端末において、ZOOM(登録商標)などのリアルタイム形式でのビデオ通信が行えるような専用アプリケーションを予めインストールしておく必要はなく、受講者端末がWebサイトにアクセスできる環境が整っていれば、いつでもセミナーを受講することができるという利点もある。
なお、受講者端末は、スマートフォンで構成されるようにしてもよい。
<実施形態7 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図22は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」2201と、「メインメモリ」2202とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」2203や、複数の管理者端末2206や複数の受講者端末2207と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」2204を備えている。そして、それらが「バス」2205などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、ビデオ通信機能プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、通信形式設定情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されているビデオ通信機能プログラムを実行して、プレゼン実行者と受講者とが一対多形式(一対一も含む。以下同様とする。)で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナーまたは配信形式でのセミナーを行うとともに、通信形式設定情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
<実施形態7 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図23は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、ビデオ通信機能ステップS2301からなる処理方法である。
「ビデオ通信機能ステップ」S2301とは、プレゼン実行者と受講者とが一対多形式(一対一も含む。以下同様とする。)で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナーまたは配信形式でのセミナーを行う段階である。
<まとめ>
以上より、本発明は、プレゼン実行者と受講者とが一対多形式(一対一も含む。以下同様とする。)で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式のセミナーまたは配信形式のセミナーを行うことができる。
<実施形態8(主に請求項8、請求項20及び請求項32に対応)>
<実施形態8 概要>
本実施形態は、実施形態1ないし実施形態7を基本として、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うことができる個別相談機能実行手段をビデオ通信機能部に設けた点に特徴がある。これ以降、実施形態1ないし実施形態7と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態8 構成の説明:個別相談機能実行手段>
図24は、実施形態8におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。この図に示すように、「個別相談機能実行手段」2408は、ビデオ通信機能部2407に設けられ、プレゼン実行者と受講者とが一対多形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うことができる機能を有するように構成される。
例えば、プレゼン実行者は、管理者端末の画面において、セミナー受講者を識別するための受講者識別情報(例えば、ユーザIDなど)を一覧表示させて、その中から今回個別相談を希望する受講者を選んでチェックボックス等にチェックを入れる。また、プレゼン実行者は、受講者に間違い等ないか目視で確認を行った上で、登録ボタン等をクリックまたはタッチすることにより、その選択された受講者に対して個別相談が行えるように準備する。
なお、本実施形態では、受講者(相談者)とプレゼン実行者とが一対一形式で接続可能なように構成されることを前提としているが、場合によって、例えば、受講者(相談者)を含む単身赴任の夫婦で一緒に個別相談を希望する場合には、一対多形式で接続可能なように構成されるようにしてもよい。
図39は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
プレゼン実行者は、管理者端末において、セミナー形式を選択する。ここではラジオボタンからなるZOOM(登録商標)ボタン3901を選択した上で、登録ボタン3904をクリックまたはタッチすることにより、リアルタイム形式で受講者と一対一形式での個別相談を行うことができる。
また、例えば、受講者が利用する受講者端末から、個別相談を希望する旨のリクエスト要求をプレゼン実行者が利用する管理者端末に予め送信され、そのリクエスト要求の入力を受付ける「個別相談要求受付手段」を上記ビデオ通信機能部にさらに設けるように構成してもよい。プレゼン実行者は、上述した個別相談要求受付手段で受付けた受講者のリクエスト要求に応じて、個別相談機能実行手段によりリアルタイム形式でその受講者と一対一形式で個別相談を行うことができるようになる。
なお、同時に複数人に対して個別相談機能実行手段で個別相談を行う場合には、管理者端末に備えられたチャット機能を活用することにより、プレゼン実行者に対して、チャット文章候補を提示し、その提示されたチャット文章候補をプレゼン実行者が選択することで個別相談が行えるように省力化することも考えられる。また、一つの手段としては、人工知能などに返信文章候補を表示させることが考えられる。なお、以上のように個別相談はチャット機能を用いて実行することが考えられるが、直接的にビデオや音声を用いて行うようにすることも考えられる。このような場合でも、同様に人工知能に返信文章候補を表示させて、プレゼン実行者がそのいずれかを選択した場合には、プレゼン実行者と同じ音声や、プレゼン実行者の姿形をCGで作り上げたアバターがあたかも本人が返事しているように対応することも考えられる。
なお、上述した個別相談要求受付手段の他に、受講者が利用する受講者端末が通常備えているメールやSNS等の通信手段を利用して、プレゼン実行者が利用する管理者端末に対して個別相談を希望する旨のリクエスト要求を予め送信するようにしてもよい。
なお、受講者端末は、スマートフォンで構成されるようにしてもよい。
<実施形態8 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図25は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」2501と、「メインメモリ」2502とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」2503や、複数の管理者端末2506や複数の受講者端末2507と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」2504を備えている。そして、それらが「バス」2505などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、個別相談機能実行サブプログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、通信形式設定情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている個別相談機能実行サブプログラムを実行して、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うとともに、通信形式設定情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
<実施形態8 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図26は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、個別相談機能実行サブステップS2601からなる処理方法である。
「個別相談機能実行サブステップ」S2601とは、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式(場合により一対多形式も含む)で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行う段階である。
<まとめ>
以上より、本発明は、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式(場合により一対多形式も含む)で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式の個別相談を行うことができる。
<実施形態9(主に請求項9、請求項21及び請求項33に対応)>
<実施形態9 概要>
本実施形態は、実施形態1ないし実施形態8を基本として、ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う受講者認証部と、受講者認証部で認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける機能メニュー選択入力受付部と、ビデオ通信機能部によるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、機能メニュー選択入力受付部で受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行することが可能な選択機能実行部と、を有する点に特徴がある。これ以降、実施形態1ないし実施形態8と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態9 構成の説明:受講者認証部>
図27は、実施形態9におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。この図に示すように、「受講者認証部」2708は、ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う機能を有するように構成される。
例えば、プレゼン実行者等は、管理者端末において、受講者を一意に識別するための受講者識別情報であるユーザID及びパスワードを予め受講者に割り当てておくとともに、そのユーザID及びパスワードを受講者に対してメールやSNSなどの通信手段を用いて予め伝えておくようにすることが好ましい。
図40は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
受講者端末において、ログイン画面にてユーザIDを入力させるための空欄4001及びパスワードを入力させるための空欄4002を設けておく。受講者は、それらの欄に自身のユーザID及びパスワードを入力する。そして、受講者端末で入力された情報が本システムに送られ、その入力されたユーザIDとパスワードが一致する情報が存在すれば、受講者を認証して次の画面に遷移する。
なお、本実施形態においては、受講者には相談者も含まれるようにしてもよい。
<実施形態9 構成の説明:機能メニュー選択入力受付部>
図27は、実施形態9におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。この図に示すように、「機能メニュー選択入力受付部」2709は、認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける機能を有するように構成される。
図41は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ここで、「複数の機能メニュー」とは、受講者端末のメニュー画面において、複数の機能を各アイコンに割り当てて、受講者がそのアイコンをクリックまたはタッチすることにより、そのアイコンに割り当てられた機能を選択入力することができるように構成されていることをいう。本システムでは、受講者によるその選択入力を受付けることで、その機能を実行できるように構成することもできる。
例えば、セミナーアイコン4101は、セミナーを受講する機能が割り当てられ、このセミナーアイコン4101をクリックまたはタッチすることにより、受講者が受講予定のセミナーを選択入力できるように構成することもできる。また、現在受講予定のセミナーだけではなく、過去に受講したセミナーや、将来開催が予定されているセミナーなどが分かり易く一覧表示されるように構成してもよい。
また、例えば、シミュレーションアイコン4102は、受講者がシミュレーションを行う機能が割り当てられ、シミュレーションアイコン4102をクリックまたはタッチすることにより、受講者が利用する受講者端末で所望のシミュレーションを選択入力できるように構成することもできる。なお、シミュレーションの対象には、簡易キャッシュフロー、詳細キャッシュフロー又はその他のシミュレーションが含まれるようにしてもよい。
また、例えば、個別相談アイコン4103は、受講者とプレゼン実行者とが一対一形式で、リアルタイム形式で、ビデオ通信を行う機能が割り当てられ、個別相談アイコン4103をクリックまたはタッチすることにより、受講者が利用する受講者端末とプレゼン実行者が利用する管理者端末との間で一対一形式(場合により一対多形式も含む)、かつ、リアルタイム形式で行うビデオ通信機能を選択入力できるように構成することもできる。この場合、受講者がプレゼン実行者に対して個別に各種質問を行ったり、あるいは、プレゼン実行者が受講者に対して個別に各種質問や各種アドバイスを行ったりすることができるようにしてもよい。
また、例えば、資料一覧アイコン4104は、セミナー資料やその他の参考資料などを閲覧する機能が割り当てられ、資料一覧アイコン4104をクリックまたはタッチすることにより、受講者が利用する受講者端末で所望の資料を選択入力できるように構成することもできる。なお、閲覧可能な資料として、現在又は過去に行われたセミナー資料並びにそのセミナー資料で使用された各種プレゼン素材、最新の市場環境などを分析したレポート資料、金融制度や金融商品に関わる参考資料などが挙げられる。
その他アイコン4105は、上述した機能以外の機能が割り当てられ、その他機能を選択入力できるように構成されることが好ましい。
<実施形態9 構成の説明:選択機能実行部>
図27は、実施形態9におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。この図に示すように、「選択機能実行部」2710は、ビデオ通信機能部によるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、機能メニュー選択入力受付部で受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行することができる機能を有するように構成される。
図41及び図42は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
例えば、受講者が利用する受講者端末において、セミナーアイコン4101をクリックまたはタッチすることにより、受講者端末のブラウザの別タブウィンドウで受講者がセミナーを受講しながら、本システムで受付けた他の機能を受講者端末のブラウザタブを切り替えることにより同時に実行することができるように構成されることが望ましい。
この場合、他の機能とは、例えば、シミュレーションアイコン4102に割り当てられた各種シミュレーション実行機能、個別相談アイコン4103に割り当てられた個別相談機能、資料一覧アイコン4104に割り当てられた資料閲覧機能、その他アイコン4105に割り当てられたその他機能実行機能などが含まれるようにしてもよい。
図42は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
この図に示されるように、ビデオ通信機能部によるリアルタイム形式でのセミナーを受講者端末のブラウザの別タブウィンドウ(この場合は、Zoomタブ4201、プレゼン実行者画面4203、セミナー資料表示画面4204など)で受講しながら、機能メニュー選択入力受付部で受付けた選択入力に基づいてブラウザタブ(この場合は、シミュレーションタブ4202)を切り替えることにより他の機能(この場合は、各種シミュレーション実行機能)を同時に行うことができるように構成されている。
なお、本実施形態は、受講者端末がスマートフォンで構成される場合に、特に好適である。
また、受講者端末がパソコン等で構成され、マルチウィンドウ機能を利用できる場合には、そのマルチウィンドウ機能を利用して、一方のウィンドウ画面でリアルタイム形式のセミナーを受講(視聴)しながら、他方のウィンドウ画面で他の機能、例えば、シミュレーションを実行することや、セミナー資料その他の参考資料を閲覧することが同時に実行できるようになる。
<実施形態9 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図28は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」2801と、「メインメモリ」2802とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」2803や、複数の管理者端末2806や複数の受講者端末2807と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」2804を備えている。そして、それらが「バス」2805などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、受講者認証プログラム、機能メニュー選択入力受付プログラム、選択機能実行プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、ユーザID情報及びパスワード情報、機能メニュー選択入力情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている受講者認証プログラムを実行して、ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行うとともに、ユーザID及びパスワードを「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。また、「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている機能メニュー選択入力受付プログラムを実行して、認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付けるとともに、機能メニュー選択入力情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。また、「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている選択機能実行プログラムを実行して、ビデオ通信機能プログラムによるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、機能メニュー選択入力受付プログラムで受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を同時に実行する。
<実施形態9 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図29は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、受講者認証ステップS2901と、機能メニュー選択入力受付ステップS2902と、選択機能実行ステップS2903からなる処理方法である。
「受講者認証ステップ」S2901とは、ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う段階である。
「機能メニュー選択入力受付ステップ」S2902とは、認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける段階である。
「選択機能実行ステップ」S2903とは、ビデオ通信機能部によるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、機能メニュー選択入力受付部で受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行する段階である。
<まとめ>
以上より、本発明は、認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付け、リアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を同時に実行することができる。
<実施形態10(主に請求項10、請求項22及び請求項34に対応)>
<実施形態10 概要>
本実施形態は、実施形態1ないし実施形態9を基本として、管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などのうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会することが可能な情報管理照会機能部を有する点に特徴がある。これ以降、実施形態1ないし実施形態9と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態10 構成の説明:情報管理照会機能部>
図30は、実施形態10におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。この図に示すように、「情報管理照会機能部」3007は、管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などのうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会する機能を有するように構成される。
また、例えば、管理者端末を利用する本部管理者又はセミナー管理者は次のような者をいう。
「本部管理者」とは、セミナー主催者側の代表者であり、本システムを全体的に統括・運営する役目を担っている者である。なお、本部管理者がプレゼン実行者として各種セミナーを行う役割を務める場合もあり得る。
「セミナー管理者」とは、セミナー主催者側の管理者であり、上述した本部管理者の管理の下で、各種セミナーを取り仕切る役目を担っている者である。なお、セミナー管理者がプレゼン実行者として各種セミナーを行う役割を務める場合もあり得る。
図43は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
この図に示されるように、本部管理者又はセミナー管理者が利用する管理者端末において、トップ画面に「管理画面へ」ボタン4301が設けられ、この「管理画面へ」ボタンをクリックまたはタッチすることにより、各種情報の管理・照会を行える画面に遷移することができるように構成されている。
図44は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
この図に示されるように、トップ画面から遷移してきた画面は、最初に「ログ情報」に関する画面であり、画面上方に、ログ管理ボタン4401、ユーザ管理ボタン4402、印刷データ照会ボタン4403、共有データ照会ボタン4404、セミナー資料利用状況ボタン4405などが表示されるように構成することもできる。
ログ管理の画面では、日付をプルダウン形式で入力して検索することができるように構成してもよい。また、ログ管理の画面では、画面名、件数、詳細などが表形式で表示され、利用者(受講者、本部管理者、セミナー管理者を含む)がどの画面を何回見たかを把握することができるように構成されてもよい。例えば、詳細キャッシュフローにおける「詳細」ボタン4406をクリックまたはタッチすることにより、図45に示されるように、詳細キャッシュフローの画面を何時誰(ユーザIDで識別可能)が見たかを詳細に知ることができる。
図47は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
ユーザ管理の画面では、ユーザIDを入力して検索することができるように構成することもできる。また、ユーザ管理の画面では、ユーザID、オフィスコード(例えば、ユーザIDを持つ者が所属する組織を示すコード情報など)、権限(本部管理者、セミナー管理者、受講者)などが表形式で表示され、本部管理者又はセミナー管理者が利用者に対しどのユーザIDが割り当てられているかを知ることができるように構成されてもよい。
図49は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
印刷データ照会の画面では、タイトル、ユーザID、保存日時、セミナー名を入力して検索することができるように構成することもできる。また、印刷データ照会の画面では、ユーザID、タイトル、保存日時、照会、削除などが表形式で表示され、本部管理者又はセミナー管理者は、利用者(ユーザID)がどのタイトルの資料を何時保存したかが分かるように構成されてもよい。また、詳細ボタンをクリックまたはタッチすることにより、より詳細な情報を知ることができる。また、削除ボタンをクリックまたはタッチすることにより、印刷データを削除することができる。
図50は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
共有データ照会の画面では、ユーザID、セミナー名、保存日時を入力して検索することができるように構成することもできる。また、共有データ照会の画面では、ユーザID、シミュレーション、保存日時、照会、削除などが表形式で表示され、本部管理者又はセミナー管理者は、利用者(ユーザID)がどのシミュレーションを何時保存して共有されているかを知ることができるように構成されてもよい。また、詳細ボタンをクリックまたはタッチすることにより、より詳細な情報を知ることができる。また、削除ボタンをクリックまたはタッチすることにより、共有データ(例えば、詳細キャッシュフローや簡易キャッシュフローなど)を削除することができる。
図52は、本件発明のセミナー・個別相談システムにおけるユーザーインターフェースの一例を示す図である。
セミナー資料利用状況5201の画面では、ユーザIDを入力して検索することができるように構成することもできる。また、セミナー資料利用状況の画面では、ユーザID、件数、詳細などが表形式で表示され、本部管理者又はセミナー管理者は、利用者(ユーザID)がどのくらい利用したかが分かるように構成してもよい。また、詳細ボタン5202をクリックまたはタッチすることにより、どのようなタイトルのセミナー資料を何時登録又は修正したかを知ることができる。また、図53に示されるように、ユーザID「000001」の利用者が利用したタイトルのセミナー資料の内容を把握するために、詳細ボタン5301をクリックまたはタッチすることにより、図54に示されるように、どのような順番でどのプレゼン素材タイトルが使用されたかを知ることができる。
また、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会及びセミナー資料利用状況などの各種情報を解析・分析することにより、所定のルールに基づいて複数の受講者に対して格付けを行う機能を有する「受講者格付け部」を本システムに設けるようにしてもよい。例えば、この「受講者格付け部」では、上述した各種情報を解析・分析することにより、所定のルール(例えば、各受講者によるセミナー資料の閲覧回数、セミナーの受講回数、シミュレーション結果の共有回数、プレゼン実行者との個別相談回数など)に基づいて、各受講者を格付けすることができるようにしてもよい。なお、格付けを一意に識別するための情報である格付け識別情報(例えば、格付けを「A:プラチナ」、「B:ゴールド」、「C:シルバー」、「D:ブロンズ」と表記し、この英字部分であるA/B/C/Dで格付けを識別するとともに、A→B→C→Dの順序で格付けが低くなるようにしてもよい。)と、受講者を一意に識別するための情報である受講者識別情報(例えば、ユーザIDなど)とを関連付けできるようにしておくことが望ましい。
また、格付けは、営業優先度、すなわち、優先して営業をするべき相手を示す情報とすることができるし、あるいは、営業対象が金融商品である場合には優先的に営業すべき金融商品の種類や金融商品の金額の大きさを示す情報であってもよい。さらに、営業対象が、個人であるのか、グループ(例えば、会社組織の部分又は全体)であるのか、さらにはその大きさなどを示す情報であってもよい。なお、格付けの種類は、これらの中の1種類である必要はなく、複数種類の格付けがされていてもよい。
さらに、上述した、格付け識別情報と、受講者識別情報とを関連付けて保持する機能を有する「格付け識別情報・受講者識別情報保持部」を本システムに設けるようにしてもよい。
また、各受講者に対して格付けを行うための所定のルールを保持する「受講者格付けルール保持部」を本システムに設けるようにしてもよい。
具体的には、一例として、セミナー資料の閲覧回数を基準とした場合には、セミナー資料の閲覧回数が50回以上の受講者を「A:プラチナ」、セミナー資料の閲覧回数が31回以上かつ50回未満の受講者を「B:ゴールド」、セミナー資料の閲覧回数が10回以上かつ30回未満の受講者を「C:シルバー」、セミナー資料の閲覧回数が10回未満の受講者を「D:ブロンズ」とするような格付けを行う受講者格付けルールとしてもよい。
また、一例として、セミナーの受講回数を基準とした場合には、セミナーの参加回数が20回以上の受講者を「A:プラチナ」、セミナーの受講回数が10回以上かつ20回未満の受講者を「B:ゴールド」、セミナーの受講回数が5回以上かつ10回未満の受講者を「C:シルバー」、セミナーの受講回数が1回以上かつ5回未満の受講者を「D:ブロンズ」とするような格付けを行う受講者格付けルールとしてもよい。
また、一例として、シミュレーション結果の共有回数を基準とした場合には、共有回数が20回以上の受講者を「A:プラチナ」、共有回数が10回以上かつ20回未満の受講者を「B:ゴールド」、共有回数が5回以上かつ10回未満の受講者を「C:シルバー」、共有回数が0回以上かつ5回未満の受講者を「D:ブロンズ」とするような格付けを行う受講者格付けルールとしてもよい。
また、一例として、プレゼン実行者との個別相談回数を基準とした場合には、個別相談回数が20回以上の受講者を「A:プラチナ」、個別相談回数が10回以上かつ20回未満の受講者を「B:ゴールド」、個別相談回数が5回以上かつ10回未満の受講者を「C:シルバー」、個別相談回数が0回以上かつ5回未満の受講者を「D:ブロンズ」とするような格付けを行う受講者格付けルールとしてもよい。
このような受講者格付けルールを用いることにより、セミナー主催者側で格付けされた各受講者に対して、その格付けに応じて、営業優先度を決定することができるようになる。
また、格付けに応じて適切な内容のセミナーを選択して受講者に推奨することが可能な機能を有する「適切内容セミナー推奨部」を本システムに設けるようにしてもよい。
例えば、この「適切内容セミナー推奨部」では、格付けが「D:ブロンズ」とされた受講者に対しては、出来る限り分かり易く平易な言葉で基本的な事柄を表現・説明した初級レベルとなるような内容のセミナーを選択して推奨するようにしてもよい。
また、この「適切内容セミナー推奨部」では、格付けが「C:シルバー」又は「B:ゴールド」とされた受講者に対しては、「D:ブロンズ」とされた受講者に推奨された初級レベルとなる内容よりは難易度が高く、例えば、日本FP協会が実施する国家検定であるファイナンシャル・プランニング(FP)技能士のうち3級FP技能士に相当する程度の知識を有すると想定して、その知識に見合う中級レベルとなるような内容のセミナーを選択して推奨するようにしてもよい。
また、この「適切内容セミナー推奨部」では、格付けが「A:プラチナ」とされた受講者に対しては、格付けが「C:シルバー」又は「B:ゴールド」とされた受講者に推奨された中級レベルとなる内容よりは難易度が高く、例えば、日本FP協会が実施する国家検定であるファイナンシャル・プランニング(FP)技能士のうち2級FP技能士に相当する程度の知識を有すると想定して、その知識に見合う上級レベルとなるような内容のセミナーを選択して推奨するようにしてもよい。
このような、適切内容セミナー推奨部を設けることにより、格付けに応じて適切な内容のセミナーを選択して受講者に推奨することができるようになる。
また、格付けに応じて、受講者に対して、インセンティブを提供することができる機能を有する「インセンティブ提供部」を本システムに設けるようにしてもよい。
ここで、「インセンティブ」とは、簡潔にいうと「動機付け、報酬」ことを指し、何かの行動を起こさせることを狙って意図的に刺激を与えたりすることなどを意味している。
本件発明における「インセンティブ」とは、例えば、マイナポイントの提供、受講者に対する個別的情報サービスや一般的情報サービスの提供、書籍その他の商品などの提供、情報提供のためなどのIDやパスワードの提供、ネットワーク上で利用できるアイテムの提供、診察を受ける権利の提供、診断を受ける権利の提供、検査を受ける権利の提供、ネットワーク上で各種サービスを受ける権利の提供、特定のソフトウエア(例えば健康管理アプリ)の提供、前払い式又は後払い式電子マネーへのポイントの提供、商品クーポンや旅行クーポン又は現金の提供などのうちいずれか一以上の情報が含まれるようにしてもよい。
特に、格付けの高い受講者に対しては、例えば、個別相談(1時間以内)を無料にしたり、セミナー受講料をディスカウントしたり、金融商品などを安く購入できる権利の提供などが含まれるようにしてもよい。
いずれにしても、格付けに応じて、受講者に対して、その格付けに相応しい内容となるインセンティブを提供することができるようになる。
また、格付けに応じて、受講者に対して、提供されるインセンティブと交換可能な電子チケット(e-チケット)を受講者に送信する機能を有する「電子チケット送信部」を本システムに設けるようにしてもよい。
これにより、受講者は受け取った電子チケットを保持するとともに、インセンティブである各種商品や各種サービスを提供している事業者に対してその電子チケットを提示する又は転送するなどして、各種商品の受取や各種サービスの提供を受けることができる。
また、格付けを一意に識別するための識別情報である格付け識別情報(上述した英字部分のA/B/C/D)と、受講者を一意に識別するための識別情報である受講者識別情報(例えば、ユーザIDなど)と、提供したインセンティブを一意に識別するための識別情報であるインセンティブ識別情報(例えば、商品やサービスを識別するための13桁からなるコードを指す。)と、を関連付けて保持する機能を有する「格付け・受講者・インセンティブ情報保持部」を本システムに設けるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、管理画面における項目を、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などと記載しているが、これらに限られない。例えば、本件発明のセミナー・個別相談システムを使用するお客様からの要望などに基づき、適宜、必要に応じて、管理画面における項目を新規作成したり、一部編集したり、あるいは、削除したりすることなどができるように構成されていてもよい。
<実施形態10 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図31は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」3101と、「メインメモリ」3102とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」3103や、複数の管理者端末3106や複数の受講者端末3107と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」3104を備えている。そして、それらが「バス」3105などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、情報管理照会機能プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、ログ管理情報、ユーザ管理情報、印刷データ照会情報、共有データ照会情報、セミナー資料利用状況情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されている情報管理照会機能プログラムを実行して、管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況のうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会するとともに、ログ管理情報、ユーザ管理情報、印刷データ照会情報、共有データ照会情報、セミナー資料利用状況情報を「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に格納する。
<実施形態10 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図32は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、情報管理照会機能ステップS3201からなる処理方法である。
「情報管理照会機能ステップ」S3201とは、管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況のうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会する段階である。
<まとめ>
以上より、本発明は、管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況のうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会することができる。
<実施形態11(主に請求項11、請求項23及び請求項35に対応)>
<実施形態11 概要>
本実施形態は、実施形態1ないし実施形態10を基本として、情報管理照会機能部に、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるCSVダウンロード入力受付手段と、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるCSV形式ファイルダウンロード実行手段と、を有する点に特徴がある。
これ以降、実施形態1ないし実施形態10と重複する機能、ハードウェア構成、処理の流れについては、適宜、説明を省略する。
<実施形態11 構成の説明:CSVダウンロード入力受付手段>
図33は、実施形態11におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。この図に示すように、「CSVダウンロード入力受付手段」3308は、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付ける機能を有するように構成される。
本システムにおいては、管理者端末の管理画面において、表示された各種情報を閲覧するだけではなく、CSV形式ファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるように構成することもできる。
具体的には、図44に示されるように、管理者端末のログ管理画面において、「CSVダウンロードはこちら」ボタン4407をクリックまたはタッチすることにより、ログ管理情報をダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるように構成されてもよい。
また、図47に示されるように、管理者端末のユーザ管理画面において、「CSVダウンロードはこちら」ボタン4702をクリックまたはタッチすることにより、ユーザ管理情報をダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるように構成されてもよい。
また、図50に示されるように、管理者端末の共有データ照会画面において、「CSVダウンロードはこちら」ボタン5002をクリックまたはタッチすることにより、共有データ照会情報をダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるように構成されてもよい。
また、図52に示されるように、管理者端末のセミナー資料利用状況画面において、「ユーザID別登録件数のCSVダウンロードはこちら」ボタン5203をクリックまたはタッチすることにより、ユーザID別でのセミナー資料利用状況情報をダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるように構成されてもよい。また、同様に、管理者端末のセミナー資料利用状況画面において、「画面別登録件数のCSVダウンロードはこちら」ボタン5204をクリックまたはタッチすることにより、画面別でのセミナー資料利用状況情報をダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるように構成することもできる。
<実施形態11 構成の説明:CSV形式ファイルダウンロード実行手段>
図33は、実施形態11におけるセミナー・個別相談システムの機能的構成を示す図である。この図に示すように、「CSV形式ファイルダウンロード実行手段」3309は、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードする機能を有するように構成される。
本システムにおいては、管理者端末の管理画面において、表示された各種情報を閲覧するだけではなく、CSV形式ファイルとしてダウンロードすることができるように構成することもできる。図46、図48、図51、図55及び図56は、本件発明のセミナー・個別相談システムのCSVダウンロードイメージの一例を示す図である。
具体的には、図46に示されるように、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、ログ管理情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるように構成されてもよい。例えば、ログ管理情報についてのCSV形式ファイルの内容は、日時、画面ID、画面名、ユーザIDの項目で整理されてダウンロードすることができる。
また、図48に示されるように、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、ユーザ管理情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるように構成されてもよい。例えば、ユーザ管理情報についてのCSV形式ファイルの内容は、ユーザID、オフィスコード、権限、有効/無効、有効日時の項目で整理されてダウンロードすることができる。
また、図51に示されるように、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、共有データ照会情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるように構成されてもよい。例えば、共有データ照会情報についてのCSV形式ファイルの内容は、ユーザID、シミュレーション、保存日時の項目で整理されてダウンロードすることができる。
また、図55に示されるように、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、ユーザID別登録件数情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるように構成されてもよい。例えば、ユーザID別登録件数情報についてのCSV形式ファイルの内容は、ユーザID、オフィスコード、件数の項目で整理されてダウンロードすることができる。
また、図56に示されるように、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、画面別登録件数情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるように構成されてもよい。例えば、画面別登録件数情報についてのCSV形式ファイルの内容は、プレゼン素材ID、プレゼン素材タイトル、件数の項目で整理されてダウンロードすることができる。
これらダウンロードされたCSV形式ファイルの各種データを、本部管理者、セミナー管理者又はプレゼン実行者が、管理者端末あるいはサーバ装置などを用いて解析・分析することにより、例えば、受講者がどのセミナー資料やプレゼン素材に対して興味を示しているかを把握することができるようになる。また、セミナー主催者側である本部管理者、セミナー管理者又はプレゼン実行者がどのプレゼン素材やセミナー資料を良く利用しているか、あるいは、どのトピックスやテーマに対して受講者が興味を示しているかなどの傾向を把握することができるようになる。これらの情報を格付け記号のようなものでセミナー資料やプレゼン資料のファイルに関連付けて表示するように構成することができる。
特に、セミナー主催者側では、利用回数が多いプレゼン素材やセミナー資料が分かるようになるので、そのようなプレゼン素材やセミナー資料を流用することにより、プレゼン実行者が新たにセミナー資料を作成する際に要する時間と工数を低減でき、効率的に作業を進めることができる。また、利用回数が多いプレゼン素材やセミナー資料を参考とすることにより、プレゼン実行者が新たに用意するプレゼン素材やセミナー資料の質を向上させることができる。その結果としてセミナー全体の質を向上させることに繋がる。
また、CSV形式ファイルを入力として、テキストベースのデータを用いて統計処理を実行する機能を有する「統計処理実行部」を本システムに設けるようにしてもよい。
また、その統計処理実行部での結果である統計処理結果を保持する機能を有する「統計処理結果保持部」を本システムに設けるようにしてもよい。
これらの機能を有する構成を採用することにより、膨大な情報量のデータから様々な観点での傾向を把握することができるようになる。また、その傾向を把握することにより、受講者の資産運用や金融商品に対するマーケティング活動並びに金融商品の販売活動に活かすことができるようになる。
<実施形態11 セミナー・個別相談システム:ハードウェア構成>
本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成について図を用いて説明する。
図34は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムのハードウェア構成を示す図である。
この図に示すように、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムは、各種演算処理を行う「CPU(中央演算装置)」3401と、「メインメモリ」3402とを備えている。また、所定の情報を保持する「不揮発性メモリ」3403や、複数の管理者端末3406や複数の受講者端末3407と情報の送受信を行う「ネットワークI/F(インターフェース)」3404を備えている。そして、それらが「バス」3405などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
ここに「メインメモリ」は、各種処理を行うプログラムを「CPU」に実行させるために読み出すと同時に、そのプログラムの作業領域でもあるワーク領域を提供する。また、この「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」にはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、「CPU」で実行されるプログラムは、そのアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやり取りを行い、処理を行うことが可能になっている。本実施形態において、「メインメモリ」に格納されているプログラムは、CSVダウンロード入力受付プログラム、CSV形式ファイルダウンロード実行プログラムなどである。また、「メインメモリ」と「不揮発性メモリ」には、ログ管理情報、ユーザ管理情報、印刷データ照会情報、共有データ照会情報、セミナー資料利用状況情報などが格納されている。
「CPU」は、「メインメモリ」に格納されているCSVダウンロード入力受付プログラムを実行して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付ける。
また、「CPU」は、「メインメモリ」に格納されているCSV形式ファイルダウンロード実行プログラムを実行して、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするとともに、「メインメモリ」や「不揮発性メモリ」に各種情報を格納する。
<実施形態11 セミナー・個別相談システム:処理の流れ>
図35は、本実施形態におけるセミナー・個別相談システムを利用した場合の処理の流れを示す図である。図に示されるように、CSVダウンロード入力受付ステップS3501と、CSV形式ファイルダウンロード実行ステップS3502とからなる処理方法である。
「CSVダウンロード入力受付ステップ」S3501とは、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付ける段階である。
「CSV形式ファイルダウンロード実行ステップ」S3502とは、受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードする段階である。
<まとめ>
以上より、本発明は、管理者端末において、ログ管理情報、ユーザ管理情報、共有データ照会情報、セミナー資料利用状況情報を、CSV形式のファイルとしてダウンロードすることができる。
セミナー・個別相談システム:201
管理者端末:202
受講者端末:203
ネットワーク:204
プレゼン素材蓄積部:301
第1入力受付部:302
セミナー資料保存部:303
セミナー資料反映部:304
シミュレーション結果取得部:305
シミュレーション結果出力部:306

Claims (36)

  1. セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼンテーション(略して「プレゼン」という。以下同じ。)素材を蓄積したプレゼン素材蓄積部と、
    前記プレゼン素材蓄積部にアクセス可能であって、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける第1入力受付部と、
    前記第1入力受付部で受け付けた追加要求の入力または削除要求の入力に基づいて作成されたセミナー資料を保存するセミナー資料保存部と、
    プレゼン実行者が前記セミナー資料保存部に保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼン可能なセミナー資料反映部と、
    前記セミナー資料反映部で反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得することができるシミュレーション結果取得部と、
    取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力することができるシミュレーション結果出力部と、
    を有することを特徴とするセミナー・個別相談システム。
  2. シミュレーション結果を保存するシミュレーション結果保存部をさらに有する請求項1に記載のセミナー・個別相談システム。
  3. シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等(プレゼン実行者を含むがこれに限定されず、プレゼン実行者と同等の権限を有する者を含む。以下同じ。)が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行するための変更シミュレーション実行部と、
    変更シミュレーション結果を保存するための変更シミュレーション結果保存部と、
    をさらに有する請求項1に記載のセミナー・個別相談システム。
  4. 変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせるための変更シミュレーション結果共有部をさらに有する請求項3に記載のセミナー・個別相談システム。
  5. 前記プレゼン素材蓄積部に予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける第2入力受付部をさらに有する請求項1に記載のセミナー・個別相談システム。
  6. 前記セミナー資料反映部で反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける第3入力受付部をさらに有する請求項1に記載のセミナー・個別相談システム。
  7. プレゼン実行者と受講者とが一対多(一対一も含む。以下同様とする。)形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナー又は配信形式でのセミナーを行うことができるビデオ通信機能部をさらに有する請求項1に記載のセミナー・個別相談システム。
  8. 前記ビデオ通信機能部は、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うことができる個別相談機能実行手段を有する請求項7に記載のセミナー・個別相談システム。
  9. ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う受講者認証部と、
    前記受講者認証部で認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける機能メニュー選択入力受付部と、
    前記ビデオ通信機能部によるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、前記機能メニュー選択入力受付部で受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行することが可能な選択機能実行部と、
    をさらに有する請求項7に記載のセミナー・個別相談システム。
  10. 本部管理者又はセミナー管理者(プレゼン実行者である場合も含む。以下同じ。)が利用する端末である管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などのうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会することが可能な情報管理照会機能部をさらに有する請求項1ないし請求項8の何れか一に記載のセミナー・個別相談システム。
  11. 前記情報管理照会機能部は、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるCSVダウンロード入力受付手段と、
    前記CSVダウンロード入力受付手段で受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるCSV形式ファイルダウンロード実行手段と、
    を有する請求項10に記載のセミナー・個別相談システム。
  12. セミナー・個別相談システムを利用する受講者端末はスマートフォンでの受講が可能なように構成された請求項1ないし請求項9に記載のセミナー・個別相談システム。
  13. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼンテーション(略して「プレゼン」という。以下同じ。)素材を蓄積したプレゼン素材蓄積ステップと、
    前記プレゼン素材蓄積ステップにアクセス可能であって、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける第1入力受付ステップと、
    前記第1入力受付ステップで受け付けた追加要求の入力または削除要求の入力に基づいて作成されたセミナー資料を保存するセミナー資料保存ステップと、
    プレゼン実行者が前記セミナー資料保存ステップで保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼン可能なセミナー資料反映ステップと、
    前記セミナー資料反映ステップで反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得することができるシミュレーション結果取得ステップと、
    取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力することができるシミュレーション結果出力ステップと、
    を有する方法。
  14. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    シミュレーション結果を保存するシミュレーション結果保存ステップをさらに有する請求項13に記載の方法。
  15. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等(プレゼン実行者を含むがこれに限定されず、プレゼン実行者と同等の権限を有する者を含む。以下同じ。)が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行するための変更シミュレーション実行ステップと、
    変更シミュレーション結果を保存するための変更シミュレーション結果保存ステップと、
    をさらに有する請求項13に記載の方法。
  16. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせるための変更シミュレーション結果共有ステップをさらに有する請求項15に記載の方法。
  17. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    前記プレゼン素材蓄積ステップで予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける第2入力受付ステップをさらに有する請求項13に記載の方法。
  18. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    前記セミナー資料反映ステップで反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける第3入力受付ステップをさらに有する請求項13に記載の方法。
  19. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    プレゼン実行者と受講者とが一対多(一対一も含む。以下同様とする。)形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナー又は配信形式でのセミナーを行うことができるビデオ通信機能ステップをさらに有する請求項13に記載の方法。
  20. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    前記ビデオ通信機能ステップは、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うことができる個別相談機能実行サブステップを有する請求項19に記載の方法。
  21. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う受講者認証ステップと、
    前記受講者認証ステップで認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける機能メニュー選択入力受付ステップと、
    前記ビデオ通信機能ステップによるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、前記機能メニュー選択入力受付ステップで受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行することが可能な選択機能実行ステップと、
    をさらに有する請求項19に記載の方法。
  22. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    本部管理者又はセミナー管理者(プレゼン実行者である場合も含む。以下同じ。)が利用する端末である管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などのうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会することが可能な情報管理照会機能ステップをさらに有する請求項13ないし請求項20の何れか一に記載の方法。
  23. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    前記情報管理照会機能ステップは、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるCSVダウンロード入力受付サブステップと、
    前記CSVダウンロード入力受付手段で受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるCSV形式ファイルダウンロード実行サブステップと、
    を有する請求項22に記載の方法。
  24. コンピュータであるセミナー・個別相談システムにおけるCPUが実行する方法であって、
    セミナー・個別相談システムを利用する受講者端末はスマートフォンでの受講が可能なように構成された請求項13ないし請求項21に記載の方法。
  25. セミナー資料として個々の受講者による異なるパラメータ入力によって個々の受講者別に秘匿したシミュレーションをすることができるシミュレーション素材を含むプレゼンテーション(略して「プレゼン」という。以下同じ。)素材を蓄積したプレゼン素材蓄積ステップと、
    前記プレゼン素材蓄積ステップにアクセス可能であって、プレゼン素材を任意に選択して追加するための追加要求の入力、または、プレゼン素材あるいはセミナー資料を任意に選択して削除するための削除要求の入力を受付ける第1入力受付ステップと、
    前記第1入力受付ステップで受け付けた追加要求の入力または削除要求の入力に基づいて作成されたセミナー資料を保存するセミナー資料保存ステップと、
    プレゼン実行者が前記セミナー資料保存ステップに保存された同一のセミナー資料を同時に複数人にプレゼン可能なセミナー資料反映ステップと、
    前記セミナー資料反映ステップで反映されたシミュレーション素材を受講者が使用した場合には、そのシミュレーション結果を個々の受講者がプレゼン実行者に対して個別に共有させることが可能であって、その場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者がそれぞれ受講者毎に個別に取得することができるシミュレーション結果取得ステップと、
    取得したシミュレーション結果を各受講者別に出力することができるシミュレーション結果出力ステップと、
    を有することを特徴とする計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  26. シミュレーション結果を保存するシミュレーション結果保存ステップをさらに有する請求項25に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  27. シミュレーション結果を受講者がプレゼン実行者に対して共有させた場合に、そのシミュレーション結果をプレゼン実行者等(プレゼン実行者を含むがこれに限定されず、プレゼン実行者と同等の権限を有する者を含む。以下同じ。)が利用してそのシミュレーションの条件を変更した変更シミュレーションを実行するための変更シミュレーション実行ステップと、
    変更シミュレーション結果を保存するための変更シミュレーション結果保存ステップと、をさらに有する請求項25に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  28. 変更シミュレーション結果をその元となったシミュレーション結果のシミュレーションを実行した受講者に対して共有可能とさせるための変更シミュレーション結果共有ステップをさらに有する請求項27に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  29. 前記プレゼン素材蓄積ステップで予め蓄積されていないプレゼン素材を新たに追加してアップロードするためのアップロード要求の入力を受付ける第2入力受付ステップをさらに有する請求項25に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  30. 前記セミナー資料反映ステップで反映されたセミナー資料を受講者がダウンロードするためのダウンロード要求の入力を受付ける第3入力受付ステップをさらに有する請求項25に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  31. プレゼン実行者と受講者とが一対多(一対一も含む。以下同様とする。)形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式でのセミナー又は配信形式でのセミナーを行うことができるビデオ通信機能ステップをさらに有する請求項25に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  32. 前記ビデオ通信機能ステップは、プレゼン実行者と受講者とが一対一形式で接続可能であり、動画又は/及び音声により、双方向に通信を行うことが可能であって、プレゼン実行者の設定により、リアルタイム形式での個別相談を行うことができる個別相談機能実行サブステップを有する請求項31に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  33. ログイン画面にてユーザID及びパスワードを入力させることにより受講者の認証を行う受講者認証ステップと、
    前記受講者認証ステップで認証された受講者に対して任意に選択可能な複数の機能メニューを端末に表示させて、受講者による選択入力を受付ける機能メニュー選択入力受付ステップと、
    前記ビデオ通信機能ステップによるリアルタイム形式又は配信形式でのセミナーを端末のブラウザの別タブウィンドウで受講しながら、前記機能メニュー選択入力受付ステップで受付けた選択入力に基づいてブラウザタブを切り替えることにより他の機能を実行することが可能な選択機能実行ステップと、
    をさらに有する請求項31に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  34. 本部管理者又はセミナー管理者(プレゼン実行者である場合も含む。以下同じ。)が利用する端末である管理者端末において、ログ管理、ユーザ管理、印刷データ照会、共有データ照会、セミナー資料利用状況などのうち少なくとも一以上の情報を管理画面にて管理・照会することが可能な情報管理照会機能ステップをさらに有する請求項25ないし請求項32の何れか一に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  35. 前記情報管理照会機能ステップは、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードするためのCSVダウンロード要求の入力を受付けるCSVダウンロード入力受付サブステップと、
    前記CSVダウンロード入力受付手段で受付けられたCSVダウンロード要求の入力に応答して、管理者端末の管理画面にて表示された各種情報をCSV形式のファイルとしてダウンロードすることができるCSV形式ファイルダウンロード実行サブステップと、
    を有する請求項34に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
  36. セミナー・個別相談システムを利用する受講者端末はスマートフォンでの受講が可能なように構成された請求項25ないし請求項33に記載の計算機であるセミナー・個別相談システムに読み取り実行可能に記述したセミナー・個別相談システムの動作プログラム。
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