JP7309683B2 - タッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機 - Google Patents
タッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7309683B2 JP7309683B2 JP2020203215A JP2020203215A JP7309683B2 JP 7309683 B2 JP7309683 B2 JP 7309683B2 JP 2020203215 A JP2020203215 A JP 2020203215A JP 2020203215 A JP2020203215 A JP 2020203215A JP 7309683 B2 JP7309683 B2 JP 7309683B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tapping screw
- torque
- tightening
- time
- seating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
このため、自動ねじ締付機やロボットねじ締付機におけるタッピンねじのねじ締めにおいては、ねじ締めの途中で回転数やトルクを切り替える必要があり、この種のねじ締め途中で回転数やトルクを切り替える技術としては、例えば、特開2003-117849号公報に開示のものが知られている。
ところで、本願出願人は、タッピンねじの締付に関しては、既に特許第6027670号に係る発明を提案している。特許第6027670号の提案は、発明名称「タッピンねじの締付軸力の決定方法及びその表示装置」に係り、「タッピンねじの締付軸力をコンピュータモニタ画面上に表示し、最適な締付軸力を決定できるタッピンねじの締付軸力の決定方法及びその表示装置の提供を目的とする」発明解決課題において(同公報明細書段落番号0012参照)、「少なくともねじビット、回転トルクセンサ及びコンピュータを備えたトルクアナライザーに、被測定タッピンねじで締結する上下に配置する締結部材と被締結部材の間に圧力センサを配置し、前記ねじビットに係合させたタッピンねじを締結部材の上から挿入して締付け開始し、雌ねじ破壊までの間の前記回転トルクセンサからのデータ及び前記圧力センサからのデータに基づき、タッピンねじの目標締付トルク及び/又はタッピンねじの締付軸力を決定すること」を内容とし(同公報特許請求の範囲請求項1の記載等参照)、「タッピンねじの締付軸力をコンピュータモニタ画面上に表示することができ・・、また、・・一定の仕様を有するタッピンねじについて、そこで使用される被締結材から定まる最適なトルク及び軸力の両方を同時に,かつ、視覚的に確認できる」等の効果を奏するものである(同公報明細書段落番号0014参照)。
減速開始時間=タッピンねじの着座の平均時間ーK×タッピンねじ着座時間の標準偏差(Kは、統計的手法に基づく安全側に補正する補正係数)
また、本願請求項2に係る発明は、タッピンねじ2段締付機において、タッピンねじ回転トルクを検出するトルクアナライザー兼用タッピンねじ締付機と、その数回の試験データを記憶するコンピュータと、からなり、同コンピュータに記憶されたデータファイルに基づきモータの減速開始時間及びモータの減速回転数を設定し、タッピンねじ回転トルクを検出するトルクアナライザー兼用タッピンねじ締付機における数回のトルク試験結果に基づき決定される下記式で表される値をタッピンねじ締付の減速開始時間としてモータ回転数を減速させてタッピンねじ締めを実行することを特徴とする。
減速開始時間=タッピンねじの着座の平均時間ーK×タッピンねじ着座時間の標準偏差
(Kは、統計的手法基づく安全側に補正する補正係数)
本実施例1に係るタッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機に用いる前記トルクセンサ3は、予め前記トルクアナライザー1に同軸に組み込まれ、例えば、ドイツのローレンツ社製回転トルクセンサ(型式DR2447/M310)等が使用され、また、前記ビットホルダ5に固定される前記ビット6は前記回転駆動モータ2により、その先端のタッピンねじにトルクを与え、その際に、回転状態のトルクを当該トルクセンサ3により測定し、それをコンピュータ7に出力・表示するように構成され、同トルクアナライザー兼用タッピンねじ締付機1で以下の雌ねじ破壊試験を行い、そのデータに基づくタッピンねじの締付を行うものである。
本実施例1に係るタッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機においては、所定規格のタッピンねじ及び被締結部材において、雌ねじ破壊、すなわち、「ねじバカ」が起きる状態を知る必要がある。このため、所定規格のタッピンねじ及び被締結部材におけるトルク試験を実施する。この試験結果をグラフ表示すると図2に示すデータが得られる。
したがって、本実施例1に係るタッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機におけるトルク試験においては、数回のトルク試験をくり返し数回分のデータを取得する必要がある。そこで、繰り返し行う数回のトルク試験のデータから着座トルク(TP)を求める。
図2が示すように、サーボモータ2の回転数が速ければ、着座後にトルクが急激に上がり、回転数が遅ければ、その勾配は緩やかになる。したがって、この着座トルク値(TP)は、モータ2の回転数に依存することとなり、ねじ着座の直前で回転数を緩めれば、ねじ破壊が起きないこととなる。
そこで、初期の回転数から着座直前でモータの回転数を緩める時間(減速開始時間)を決定すれば、雌ねじ破壊が起きないこととなる。
本実施例1に係るタッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機においては、ねじ着座の直前でモータ2の回転数を緩めつつ行うねじ締めを「2段締め」と称したのである。
減速開始時間は、TP(着座トルク値)より前の時間に決定する必要があるが、極端に短くすると低速回転に切り替わってから着座するまでの時間が長くなってしまう。そこで、上述した複数回実施するトルク試験データから次のような考えに基づき決定する。
図3から明らかなように、着座トルク値(TP)にはばらつきがある。そこでこのばらつきを前提として、複数のばらつきについて、下記のように統計的手法を用いて、超えてならない時間、すなわち、着座が推定される時間のうち最大の時間(着座推定最大時間)を決定する。すなわち、トルク試験のTP(着座トルク値)時間に着目するならば、TP(着座トルク値)が、(着座平均時間ーK×標準偏差)を越えなければ、着座を超える恐れがなく、また、その後に緩やかな回転数とすれば、雌ねじ破壊を生じることなく適切なねじ締め(タッピンねじ締め)が可能となる。そこで、複数の試験データからその時間を超えて着座を超える恐れがある最も大きい時間にねじ着座が行われると推定すると、その着座推定最大時間は、統計的手法に基づけば、(着座の平均時間ーK×着座の標準偏差)で求まる。
ここで、Kは、統計的手法に基づく安全側に補正する係数(標準偏差の±整数倍)である。補正係数Kに関しては、一般的に安定した条件下では、サンプルの平均値±3×偏差値の範囲内に99.73%の確率で含まれるが、サンプル数が少ない場合には、「n-1理論」によりサンプルの平均値±2×標準偏差を補正係数Kとするなど、統計的安全性を確保する標準偏差に関する補正係数である。
タッピンねじの2段締めについて、減速回転数について、本願出願人は、様々な回転数にて実験により見いだした。
すなわち、ねじの種類:「タッピンねじ2種」、ねじの呼び:「3×10」、材質・表面:「SWCH18A 3価クロームメッキ」、相手材料:「ABS樹脂」、下穴・形状:「φ2.5通り穴」、めねじ長さ:「6mm」について、停止トルクとして、0.36N・m指示の上、減速回転数、300rpm、120rpm、60rpm、30rpm、24rpm、12rpmについてねじ込み試験を各回転数について、各3回(n=3)行った。
図4~図9において、締付トルク(TS)は、各回転数における各試験において実際に停止したトルクを示しており、これらの締付トルク(TS)の各値から明らかなように、高速の回転(300rpm、120rpm)では、慣性により、指示停止トルク(0.36N・m)を大きく外れ、低速回転(24rpm)になればなるほど指示停止トルク(0.36N・m)に近い付くことが知れる。すなわち、回転数「ゼロ」では直ちに停止してしまうことになるが、回転慣性力を阻止するという点では、なるべく低速回転が望ましい。しかしながら、あまりに低速では、一本のねじ締めの時間を必要以上に要することになり、多くのねじ締めを行う作業能率の低下に繋がりかねないので、ねじ締め作業における効率を考慮して行うことが肝要となる。そこで、本実施例1に係るタッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機においては、上述するように、減速回転数24rpmを推奨している。
本実施例1に係るタッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機におけるタッピンねじについての2段締めは、図1に示す同じ構成の装置で、トルク試験の際と同じ規格のタッピンねじ及び被締結部材を使用し、同じモータを使用し、同じ回転数を開始回転数(600rpm)として行い、トルク試験で取得したと同じ停止トルク(0.700N・m)し、回転数の減速開始時間617msec、減速回転数24rpmとして2段締めを実施した。
このような条件とするのは、減速開始時間(617msec)より前、または減速開始とほぼ同時にねじが着座すると、サーボモータ2の回転が下がる前にトルク上昇が始まり、2段締めの効果が発揮できないので、減速開始時間はTP(着座)時間より少し前に設定する必要があるからである。
図10から明らかなように、上記の条件で行ったタッピンねじ2段締めによれば、X軸に示される700msecの着座チョット手前でサーボモータ2が減速回転数(24rpm)に切り替わり、その後、締付トルク(TS)までオーバーランすることなく、指示停止トルク(TS:0.700N・m)で停止する。
(1)測定開始から「減速開始時間」までの間、サーボモータ2の設定の「回転数(600rpm)」で動作する。
(2)「減速開始時間(617msec)」を経過すると「減速回転数(24rpm)」に切り替わる。
図10からも明らかなように、事前に実施したトルク試験で行った同じ回転数を開始回転数(600rpm)として行い、トルク試験で取得したと同じ停止トルク(0.700N・m)で回転数減速開始時間617msec、減速回転数24rpmとしてタッピンねじ2段締めを行うことにより、雌ねじ破壊等を起こすことなく最適なねじ締めを行うことができることとなる。
実施された数回のトルク試験の結果に基づいて、タッピンねじ2段締めを行う際には、図11(a)に示す減速開始時間の自動設定ウインドウズ画面における「2段締めを行う」のチャックボックスにチェックを入れて、しかる後、右端に配置される「自動設定」ボタンをクリックする。そうすると、図11(b)に示す試験データファイル指定ウインドウズ画面が開くので、その入力枠の右端のフォルダ選択ボタンをクリックして、図11(c)に示すように、先に記憶させた試験データファイルを呼び出す(図11(c)では、「破壊試験 3×10mm通り穴 600rpm.xml」と命名した試験データファイルが呼び出され、指定された例ことを示している。)。
コンピュータ7に記憶してあるトルク試験データファイルを用いるのであるから、トルク試験で使用されるタッピンねじ及び被締結材の種類、モータ2の回転数など、トルク試験と同じ条件が同試験データファイルから読み込まれることとなる。
このようにすることにより、図10に示すように、タッピンねじはオーバーランすることなく、適正な減速開始時間で低速の減速回転数となり、雌ねじ破壊を生じることなく最適なねじ締めを行うことができることとなる。
2 回転駆動モータ
3 回転トルクセンサ
4 ハンドル
5 ビットホルダ
6 ビット
7 コンピュータ
Claims (2)
- タッピンねじ回転トルクを検出するトルクアナライザー兼用タッピンねじ締付機における数回のトルク試験結果に基づき決定される下記式で表される値をタッピンねじ締付の減速開始時間としてモータ回転数を減速させることを特徴とするタッピンねじ2段締付方法。
減速開始時間=タッピンねじの着座の平均時間ーK×タッピンねじ着座時間の標準偏差
(Kは、統計的手法基づく安全側に補正する補正係数) - タッピンねじ回転トルクを検出するトルクアナライザー兼用タッピンねじ締付機と、
その数回の試験データを記憶するコンピュータと、
からなり、
同コンピュータに記憶されたデータファイルに基づきモータの減速開始時間及びモータの減速回転数を設定し、タッピンねじ回転トルクを検出するトルクアナライザー兼用タッピンねじ締付機における数回のトルク試験結果に基づき決定される下記式で表される値をタッピンねじ締付の減速開始時間としてモータ回転数を減速させてタッピンねじ締めを実行することを特徴とするタッピンねじ2段締付機。
減速開始時間=タッピンねじの着座の平均時間ーK×タッピンねじ着座時間の標準偏差
(Kは、統計的手法基づく安全側に補正する補正係数)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020203215A JP7309683B2 (ja) | 2020-12-08 | 2020-12-08 | タッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020203215A JP7309683B2 (ja) | 2020-12-08 | 2020-12-08 | タッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022090736A JP2022090736A (ja) | 2022-06-20 |
JP7309683B2 true JP7309683B2 (ja) | 2023-07-18 |
Family
ID=82060734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020203215A Active JP7309683B2 (ja) | 2020-12-08 | 2020-12-08 | タッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7309683B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016528968A (ja) | 2013-07-19 | 2016-09-23 | プロ−デツクス・インコーポレイテツド | トルク制限ドライバ |
WO2017110920A1 (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 日東工器株式会社 | 螺合部材締結工具および螺合部材締結工具における駆動時間設定方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59348B2 (ja) * | 1975-10-13 | 1984-01-06 | 三洋機工 (株) | ボルト締付方法 |
JPS6150777A (ja) * | 1984-08-14 | 1986-03-13 | 株式会社小松製作所 | ボルトの締付け装置 |
JPH072310B2 (ja) * | 1988-10-07 | 1995-01-18 | 松下電器産業株式会社 | 電動ドライバーの駆動制御方法 |
JP2677181B2 (ja) * | 1993-12-28 | 1997-11-17 | 日産自動車株式会社 | インパクト式ねじ締め装置 |
-
2020
- 2020-12-08 JP JP2020203215A patent/JP7309683B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016528968A (ja) | 2013-07-19 | 2016-09-23 | プロ−デツクス・インコーポレイテツド | トルク制限ドライバ |
WO2017110920A1 (ja) | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 日東工器株式会社 | 螺合部材締結工具および螺合部材締結工具における駆動時間設定方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022090736A (ja) | 2022-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5618406B2 (ja) | ネジ締付け診断装置及び電動ドライバ | |
JPH0596429A (ja) | ナツトランナ | |
US6551033B2 (en) | Tapping apparatus and method | |
JP5775480B2 (ja) | ネジ締付方法及びネジ締付装置 | |
JP7309683B2 (ja) | タッピンねじ2段締付方法及びその方法によるタッピンねじ2段締付機 | |
CN111372729B (zh) | 用于检测紧固件是否被拧紧的方法 | |
JPH06115591A (ja) | キャッピング方法 | |
JP6658383B2 (ja) | 材料試験機 | |
JPH11156649A (ja) | ねじ込み試験機およびねじ込み方法 | |
JP4813087B2 (ja) | タッピング加工装置 | |
CN215281735U (zh) | 电动起子装置 | |
US11389933B2 (en) | Anti-topping impact tool mechanism | |
JP2008126320A (ja) | ナット締め方法および組立て体の製造装置 | |
JPH0921712A (ja) | ねじ結合を形成する方法 | |
JP2006181660A (ja) | 部品締結ドライバユニット | |
JPH10109234A (ja) | 自動ねじ締め機 | |
JP3234345U (ja) | 電動ドライバ装置 | |
JP2001162548A (ja) | ねじ締付装置及び該装置の異物噛み込み判定方法 | |
JPH1080828A (ja) | ナットランナの制御方法 | |
JP3283019B2 (ja) | 自動ねじ締め機 | |
JPS5810194B2 (ja) | ボルトシメツケホウホウ | |
JP2001259941A (ja) | 自動部品締結機 | |
JP2013072699A (ja) | ネジ孔検査方法およびネジ孔検査装置 | |
JP2001071222A (ja) | 自動ねじ締め機 | |
JPH0310728A (ja) | ねじ締め方法及びねじ締め機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20201208 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220721 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230316 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230425 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230531 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230627 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230705 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7309683 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |