JP7308877B2 - 成形装置及び成形方法 - Google Patents
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Description
上記上金型は、
中央に調整部収容開口を有する枠状の上金型ベース部と、
上面部よりも水平方向に広がるフランジ部を含み、該上面部が上記調整部収容開口の周縁に対して隙間を保って収容される上金型調整部と、
上記フランジ部に設けられ、締め付け又は緩めることで上記上金型調整部を水平方向に移動させて隙間を調整する位置調整ボルトと、
上記隙間に上方又は側方から出し入れ可能なシムと、
隙間調整した状態で上記上金型ベース部に上記上金型調整部を固定する固定ボルトとを有する。
上記固定ボルトは、上記上金型の上方又は側方から締結可能に構成されている。
上記調整部収容開口は、四辺を有する平面視矩形状であり、少なくとも直交する二辺で出し入れするシムを調整することで上記上金型調整部の位置調整可能に構成されている。
上記少なくとも直交する二辺には、上記調整部収容開口に連続し、上記シムを出し入れ操作するための指入れ用凹部が形成されている。
上記下金型には、少なくとも1つの中子が上記上金型ベース部に対して位置決めされた状態で固定可能に構成されており、
上記上金型調整部は、上記上金型を上記下金型に載せた状態で上方又は側方から位置調整可能に構成されている。
上記成形方法は、
上記上金型の枠状の上金型ベース部の調整部収容開口に、上面部よりも水平方向に広がるフランジ部を含む上金型調整部を上記上面部が上記調整部収容開口の周縁に対して隙間を保って嵌め込んだ状態で、上記下金型の上に上記上金型を載置する上金型載置工程と、
必要に応じて上記隙間に上方からシムを挿入するシム挿入工程と、
上記フランジ部に設けられた位置調整ボルトを締め付け又は緩めることで上記上金型調整部を水平方向に移動させて上記隙間を調整する隙間調整工程と、
上方から固定ボルトを締め付け、上記上金型ベース部に上記上金型調整部を固定する調整部固定工程とを含む。
図5は本発明の実施形態に係る成形装置で成形したメンブレン30が取り付けられた回転ヘッド42を含む半導体研磨装置の概略を示す斜視図である。このメンブレン30は、例えば、シリコンゴムよりなり、実際の製品としては、図6に示すように、円周方向に延びる外周側壁32を有するだけでなく、複数のヒダ31が同心状に設けられていることが多い。この場合、複数の中子が下金型3内に設けられることになるが、以下は説明を容易にするために、メンブレン30の複数のヒダ31、中子等についてはないものとして説明する。しかし、中子等が下金型3に設けられる場合についても本発明は適用可能である。
次に、本実施形態に係るメンブレンの成形方法について説明する。
次いで、本実施形態との比較のために、図7~図10は本発明の実施形態の比較例に係る成形装置を示す。この比較例では、金型101は、上金型102及び下金型103を有し、これら上金型102と下金型103との間のキャビティ110内でシリコンゴムなどの被成形材料を成形する装置である。本比較例の成形装置もプレス機であり、下金型103を載置するプラテンと、上金型102が固定され、下金型103に向かって上金型102を押し付ける昇降部とを備えている。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
2 上金型
2a 調整部収容開口
2b 指入れ用凹部
2c 上金型ベース部
3 下金型
4 上金型調整部
4a 上面部
4b フランジ部
5 シム
6 位置調整ボルト
7 ノックピン
8 ブッシュ
9 固定ボルト
10 キャビティ
30 メンブレン(被成形材料)
31 ヒダ
32 外周側壁
40 研磨装置
41 研磨パッド
42 回転ヘッド
43 スラリー
44 回転定盤
101 金型
102 上金型
103 下金型
104 上金型調整部
105 テーパブロック
106 シムセット隙間
107 ノックピン
108 ブッシュ
109 固定ボルト
110 キャビティ
Claims (6)
- 上金型と下金型との間のキャビティ内で被成形材料を成形する成形装置であって、
上記上金型は、
中央に、四辺を含む平面視矩形状の調整部収容開口を有する枠状の上金型ベース部と、
上面部よりも水平方向に広がるフランジ部を含み、該上面部が上記調整部収容開口の周縁に対して隙間を保って収容される上金型調整部と、
上記フランジ部に設けられ、上記四辺のうち少なくとも直交する二辺のいずれかの辺に向かって垂直方向に締め付け又は緩めることで上記上金型調整部を水平方向に移動させて隙間をそれぞれ調整する複数の位置調整ボルトと、
上記隙間に上方又は側方から出し入れ可能なシムと、
隙間調整した状態で上記上金型ベース部に上記上金型調整部を固定する固定ボルトとを有する
ことを特徴とする成形装置。 - 請求項1に記載の成形装置であって、
上記固定ボルトは、上記上金型の上方又は側方から締結可能に構成されている
ことを特徴とする成形装置。 - 請求項1又は2に記載の成形装置であって、
上記少なくとも直交する二辺には、上記調整部収容開口に連続し、上記シムを出し入れ操作するための指入れ用凹部が形成されている
ことを特徴とする成形装置。 - 請求項3に記載の成形装置であって、
上記シムは、矩形板状であり、
上記指入れ用凹部は、上記矩形板状のシムの両側端部を持ち上げることができるように、それぞれの辺に一対設けられている
ことを特徴とする成形装置。 - 請求項1から4のいずれか1つに記載の成形装置であって、
上記下金型には、少なくとも1つの中子が上記上金型ベース部に対して位置決めされた状態で固定可能に構成されており、
上記上金型調整部は、上記上金型を上記下金型に載せた状態で上方又は側方から位置調整可能に構成されている
ことを特徴とする成形装置。 - 上金型と下金型との間のキャビティ内で被成形材料を成形する成形方法であって、
上記上金型の枠状の上金型ベース部の四辺を含む平面視矩形状の調整部収容開口に、上面部よりも水平方向に広がるフランジ部を含む上金型調整部を上記上面部が上記調整部収容開口の周縁に対して隙間を保って嵌め込んだ状態で、上記下金型の上に上記上金型を載置する上金型載置工程と、
上記隙間に上方からシムを挿入するシム挿入工程と、
上記フランジ部に設けられた複数の位置調整ボルトを上記四辺のうち少なくとも直交する二辺のいずれかの辺に対して垂直方向にそれぞれ締め付け又は緩めることで上記上金型調整部を水平方向に移動させて上記隙間を調整する隙間調整工程と、
上方から固定ボルトを締め付け、上記上金型ベース部に上記上金型調整部を固定する調整部固定工程とを含む
ことを特徴とする成形方法。
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JP2001001376A (ja) | 1999-06-25 | 2001-01-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 金型入れ子の固定位置決め機構 |
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JPH0733041B2 (ja) * | 1989-03-02 | 1995-04-12 | 日精樹脂工業株式会社 | 入子式成形金型と、入子型取付方法 |
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JP2001001376A (ja) | 1999-06-25 | 2001-01-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 金型入れ子の固定位置決め機構 |
JP2005007631A (ja) | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Yokota Tekkosho:Kk | 成形金型 |
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