JP7308657B2 - 原油油槽鋼の低水素系被覆アーク溶接棒 - Google Patents
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Description
Siは、金属Si、Fe-Si、Fe-Si-Mn等から添加され、溶接金属の脱酸を目的として使用されるが、溶接作業性確保の面からも必要である。Siが3.5%未満では、脱酸不足で溶接金属中にブローホールが発生し易くなるとともに、アークが不安定となる。一方、Siが8.0%を超えると、溶接金属組織の粒界に低融点酸化物を析出させるので、溶接金属の靱性が低下する。したがって、Siは3.5~8.0%とする。
Mnは、金属Mn、Fe-Mn、Fe-Si-Mn等から添加され、Siと同様に脱酸剤として添加する他、溶接金属の強度向上に有効である。Mnが0.5%未満では、その効果が十分に得られず、溶接金属の強度が低下する。一方、Mnが2.0%を超えると、溶接金属の強度が過剰に高くなり、靭性が低くなる。したがって、Mnは0.5~2.0%とする。
Tiは、金属Ti、Fe-Ti等から添加され、脱酸剤として有効であるとともに、アークの電位傾度を低下させてアークを安定化させる効果を有する。また、溶接金属のミクロ組織を微細化して靭性を向上させる効果がある。Tiが0.3%未満では、アークが不安定となり、スパッタ発生量が増加する。また、アーク長が伸びて大気中の酸素を取り込み易くなるので、溶接金属中に酸素量が多くなるとともに、溶接金属のミクロ組織が微細化されず、溶接金属の靭性が低下する。一方、Tiが1.5%を超えると、溶接金属中のTi酸化物が増加し、溶接金属の靱性が低下する。したがって、Tiは0.3~1.5%とする。
Cuは、金属Cu及びCu-Al等から添加され、溶接金属の耐食性の向上及び固体Sの析出を抑制させる効果を有し、0.05%以上のMo及び0.05%以上の硫化鉄と共に含有させる。Cuが0.2%未満では、溶接金属の耐食性の向上及び固体S析出の抑制効果が十分に得られない。一方、Cuが1.0%を超えると、溶接金属の耐食性向上及び固体S析出の抑制効果は飽和するとともに、溶接金属の靱性が低下する。したがって、Cuは0.2~1.0%とする。
Moは金属Mo、Fe-Mo等から、Wは金属W、WC等から添加され、溶接金属の耐食性向上及び固体Sの析出を抑制させる効果を有し、0.2%以上のCu及び0.05%以上の硫化鉄とともに含有させる。Moが0.05%未満及びWが0.05%未満の1種又は2種では、溶接金属の耐食性の向上及び固体S析出の抑制の効果が十分に得られない。一方、Moが0.50%超及びWが0.50%超の1種又は2種では、溶接金属の耐食性向上及び固体S析出の抑制効果は飽和するとともに、溶接金属の靭性が低下する。したがって、Moは0.05~0.50%及びWは0.05~0.50%の1種又は2種とする。
金属炭酸塩は、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、炭酸マンガン、炭酸リチウム等から添加され、アーク中で分解してCO2ガスを発生する際の吸熱効果によって棒焼けを防止するとともに、溶着金属を大気から遮蔽して保護する効果を有する。金属炭酸塩の1種又は2種以上の合計が45%未満であると、シールド効果が不足して溶接金属中にブローホールが発生し易くなるとともに、棒焼けが発生し易くなる。一方、金属炭酸塩の1種又は2種以上の合計が55%を超えると、アークが不安定で凸ビードとなるとともに、スラグ剥離性も不良となる。したがって、金属炭酸塩の1種又は2種以上の合計は45~55%とする。
Ti酸化物は、ルチール、酸化チタン、チタン酸ソーダ、チタンスラグ等から添加され、スラグ生成剤及びアーク安定剤として作用し、アーク安定性及びビード形状を改善する効果を有する。Ti酸化物のTiO2換算値の合計が2%未満であると、アークが不安定になるとともに、スパッタ発生量が増加する。また、スラグ流動性が悪くなってビード形状が不良となる。一方、Ti酸化物のTiO2換算値の合計が8%を超えると、溶接時に溶融スラグの粘性が高くなってスラグ流動性が悪くなり、ビード形状が凸状となる。また、溶込みが浅くなって溶接部に融合不良が生じ易くなる。したがって、Ti酸化物のTiO2換算値の合計は2~8%とする。
Si酸化物は、珪砂、長石、水ガラス等から添加され、スラグ生成剤及びアーク安定剤として作用し、アーク安定性及びスラグ剥離性を改善する効果を有する。Si酸化物のSiO2換算値の合計が3%未満であると、アークが弱く不安定になるとともに、生成したスラグのガラス質が少なくなってスラグ剥離性が不良になる。一方、Si酸化物のSiO2換算値の合計が10%を超えると、スラグの粘性が高くなってビード形状が不良となる。したがって、Si酸化物のSiO2換算値の合計は3~10%とする。
Al酸化物は、アルミナ等から添加され、スラグ生成剤として作用し、溶融スラグの粘性を高める効果を有する。Al酸化物のAl2O3換算値の合計が0.5%未満であると、スラグの粘性が不足し、ビード形状が不良となる。一方、Al酸化物のAl2O3換算値の合計が5.0%を超えると、溶接時に溶融スラグの粘性が高くなってスラグ流動性が悪くなるので、ビードの形状が凸状となるとともに、溶込みが浅くなって溶接部に融合不良が生じ易くなる。したがって、Al酸化物のAl2O3換算値の合計は0.5~5.0%とする。
金属弗化物は、蛍石、弗化バリウム、弗化マグネシウム、弗化アルミニウム等から添加され、溶融スラグの粘性を下げてスラグ流動性を良好にしてビード形状を改善する効果を有する。金属弗化物の1種又は2種以上の合計が10%未満であると、適正な溶融スラグの粘性が得られずビード形状が不良となる。一方、金属弗化物の1種又は2種以上の合計が20%を超えると、スラグ剥離性が不良になる。したがって、金属弗化物の1種又は2種以上の合計は10~20%とする。
有機物は、アルギン酸ソーダ、小麦粉等から添加され、溶接棒製造時の被覆剤の密着性を改善し、被覆剤表面を均一で滑らかに仕上げることができるので、溶接時のアークの集中性を高める効果を有する。有機物の1種又は2種以上の合計が0.3%未満であると、溶接棒製造時に被覆剤表面に割れや被覆剤の脱落が生じ易くなるので、アークの集中性が悪くなる。一方、有機物の1種又は2種以上の合計が1.5%を超えると、棒焼けが発生し易くなる。したがって、被覆剤中の有機物の1種又は2種以上の合計は0.3~1.5%とする。
硫化鉄は、含有されるSが溶接金属内に歩留まることで溶接金属の耐食性を向上させる効果を有し、0.2%以上のCu及び0.05%以上のMoとともに含有させる。硫化鉄が0.05%未満では、溶接金属の耐食性向上の効果が十分に得られない。一方、硫化鉄が0.09%を超えると、溶接金属の耐食性向上の効果は飽和するとともに、スラグの流動性が悪くなってビード形状が不良となる。したがって、硫化鉄は0.05~0.09%とする。
Na化合物及びK化合物は、水ガラス中の珪酸ソーダ、珪酸カリウム、長石等から添加され、アーク安定剤として作用してアークを安定化する効果を有する。Na化合物及びK化合物のNa2O換算値及びK2O換算値の合計が1%未満であると、アークが不安定になり、スパッタ発生量が増加する。また、溶接棒製造時に被覆剤表面に割れや被覆剤の脱落が生じやすくなるので、アークの集中性が低下する。一方、Na化合物及びK化合物のNa2O換算値及びK2O換算値の合計が5%を超えると、アーク吹き付けが過剰に強くなり、ビード形状が不良になる。したがって、被覆剤中のNa化合物及びK化合物のNa2O換算値及びK2O換算値の合計は1~5%とする。
Niは、金属NiやFe-Niから添加され、前記Mo、W、Cu及び硫化鉄との共存において溶接金属の耐食性の向上及び固体Sの析出を抑制する効果を有する。Niが0.05%未満では、溶接金属の耐食性の向上効果が十分に得られない。一方、Niが1.0%を超えると、溶接金属中に高温割れが発生し易くなる。したがって、Niは0.05~1.0%とする。
Snは金属Snから、Sbは金属Sb、Fe-Sb、アンチモン化マンガン及びFe-Si-Sbから添加され、前記Mo、Cu及び硫化鉄との共存において溶接金属の耐食性の向上及び固体Sの析出を抑制する効果を有する。Snが0.01%未満及びSbが0.01%未満の1種又は2種では、溶接金属の耐食性の向上効果が十分に得られない。一方、Snが0.30超又はSbが0.30%超の1種又は2種では、溶接金属中に高温割れが発生し易くなる。したがって、Snは0.01~0.30%及びSbは0.01~0.30%の1種又は2種とする。なお、Snの上限を0.10%、Sbの上限を0.10%とすることが好ましい。
Claims (3)
- 鋼心線に被覆剤が塗装されている原油油槽鋼の低水素系被覆アーク溶接棒において、
前記被覆剤は、被覆剤全質量に対する質量%で、
Si:3.5~8.0%、
Mn:0.5~2.0%、
Ti:0.3~1.5%、
Cu:0.2~1.0%、
Mo:0.05~0.50%及びW:0.05~0.50%の1種又は2種、
金属炭酸塩の1種又は2種以上の合計:45~55%、
Ti酸化物のTiO2換算値の合計:2~8%、
Si酸化物のSiO2換算値の合計:3~10%、
Al酸化物のAl2O3換算値の合計:0.5~5.0%、
金属弗化物の1種又は2種以上の合計:10~20%、
有機物の1種又は2種以上の合計:0.3~1.5%、
硫化鉄:0.05~0.09%、
Na化合物及びK化合物のNa2O換算値及びK2O換算値の合計:1~5%を含有し、
残部は塗装剤、鉄粉中のFe分、鉄合金のFe分及び不可避不純物からなることを特徴とする原油油槽鋼の低水素系被覆アーク溶接棒。 - 被覆剤全質量に対する質量%で、Ni:0.05~1.0%を更に含有することを特徴とする請求項1に記載の原油油槽鋼の低水素系被覆アーク溶接棒。
- 被覆剤全質量に対する質量%で、Sn:0.01~0.30%、Sb:0.01~0.30%の1種又は2種を更に含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の原油油槽鋼の低水素系被覆アーク溶接棒。
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