JP7307756B2 - 食器反転装置、トレー搬送反転システム及びトレーバックシステム - Google Patents

食器反転装置、トレー搬送反転システム及びトレーバックシステム Download PDF

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本発明は、食器の上下を反転させる食器反転装置、その食器反転装置を備えたトレー搬送反転システム及びそのトレー搬送反転システムを備えたトレーバックシステムに関する。
社員食堂などの施設においては、大量の食器類を一度に効率よく洗浄するために食器の洗浄装置が利用されている。
上記の洗浄装置は、例えば特許文献1に示すような食後の食器が載せられたトレーをコンベアの上に回収搬送し、トレーを傾倒させることによりトレーから食器を分離させて落下させるトレーバックシステムを有するものがある。
特開2000-116586号公報
上記のようなトレーバックシステムによってトレーから分離した食器は、例えば水槽に漬け込まれて下洗いされてからコンベアにて搬送され、その後本格的に洗浄される。ここで、食器の本格的な洗浄を行う前にベルトコンベアの上に載置されている食器の向きを合わせる必要があるが、従来からこの作業を作業者等が手動で行っており、このことが手間となっていた。
従って、トレーバックシステムにはベルトコンベア上の食器の向きを手動で合わせる手間を省くという課題がある。
本発明は、洗浄対象の食器が載置されたトレーの上下を反転させて前記食器の上下を反転させる食器反転装置であって、該トレーが載置されるトレー載置板と、該トレー載置板との間で該トレーを保持するトレー保持板と、水平方向の軸を中心とした回転によって選択的に上側と下側とのいずれかに位置しうるガイドシュートと、を備え、該ガイドシュートには、内側底面と外側底面とを表裏に有する板状の底部を備え、該ガイドシュートが該上側に位置する状態では、該内側底面が、該トレーに載置された食器を上から押さえ、該ガイドシュートが回転して下側に位置すると、該トレーが該トレー載置板と該トレー保持板とに挟まれたまま反転し、該トレー載置板に載置されていた該トレー上の食器が反転して該トレーから離れて該ガイドシュートの底部の内側底面に接触し、該内側底面の一端が、該水平方向の軸に対して水平方向に直交する方向の軸を中心として降下して該食器が該内側底面を滑走する食器反転装置である。
上記の食器反転装置は、該下側に位置づけられているガイドシュートの上に流体を噴射することにより該内側底面の上において該食器が滑走するのを補助する滑走補助ノズルを備えることが望ましい。
上記の食器反転装置は、該下側に位置づけられた該ガイドシュートの内側底面に、該食器が滑走するのを補助する滑走補助コンベアを備えてもよい。
上記の食器反転装置は、該食器が滑降した後のトレーのみが該トレー載置板と該トレー保持板とに挟まれて回転により該上側に位置づけられることが望ましい。
上記の食器反転装置においては、該回転によって選択的に上側と下側とにそれぞれ位置しうる該ガイドシュートを2つ備えるとともに、該2つのガイドシュートの該底部と接続された側部間を連結するリンクシャフトを備え、
該2つのガイドシュートの上下を反転させる際に該リンクシャフトによって該2つのガイドシュートを一体的に回転させ、該トレーに載置された食器が散乱するのを防止することが望ましい。
本発明は、上記の食器反転装置と、該食器が載置されたトレーを前記食器反転装置に搬入する搬入機構と、該食器が離間した後のトレーを搬出する搬出機構とを備えるトレー搬送反転システムであって、該搬入機構は、該トレーが載置され、該トレーを該反転装置に搬送する搬入コンベアと、該搬入コンベアを駆動する搬入コンベア駆動機構と、を備える。
上記のトレー搬送反転システムは、該搬入コンベアによって搬入されるトレーをせき止めるストッパを備え、該ストッパによってトレーをせき止めながら該トレーを一枚ずつ該食器反転装置に搬送することが望ましい。
上記のトレー搬送反転システムにおいては、該食器反転装置に保持されたトレーを該搬入機構によって搬入される次のトレーで該搬出機構側に押し出して、該次のトレーを該反転装置に保持させることが望ましい。
上記のトレー搬送反転システムは、該食器が離間したトレーが該反転装置から搬出されたことを検知するセンサを備え、該センサによって該反転装置から該トレーが搬出されたことが検知されたら該搬コンベア上に載置されたトレーを該反転装置に搬入することが望ましい。
本発明は、上記のトレー搬送反転システムと、該搬出機構によって搬出された該トレーを洗浄するトレー洗浄機構と、該食器反転装置において該トレーから離間した該食器を洗浄する食器洗浄機構と、を備えるトレーバックシステムである。
上記のトレーバックシステムは、トレーを起立させるトレー起立機構を備え、該反転装置から搬出されたトレーを該トレー起立機構によって起立させた状態で、該トレー洗浄機構を用いて該トレーを洗浄することが望ましい。
本発明の食器反転装置を用いることによって、食器を洗浄できるように反転させることができる。
食器反転装置が選択的に上側と下側とに位置しうる2つのガイドシュートを備えることにより、上側のガイドシュートに抑えられた食器が下側に移動することで食器をトレーから離間させることができる。
食器反転装置では、下側に位置づけられているガイドシュートの一端が降下してガイドシュートが水平方向に対して傾斜し、そのガイドシュートを食器が滑走することにより、複雑な機構を用いることなく食器を次の工程に搬送することが可能となる。
食器反転装置に食器の滑走を補助する滑走補助ノズル又は滑走補助コンベアを備えることにより、食器の滑走を円滑にすることができる。
食器反転装置が回転したときにトレー及び食器を保持する2枚のガイドシュートがリンクシャフトによって連動して回転することにより、2枚のガイドシュートが遠心作用によって過剰に離れるのを防ぐことができる。これにより、トレー及び食器がトレー収容空間の外部に散乱するのを防止できる。
加えて、トレー収容空間の内部にトレーを収容した際にトレー載置板とトレー保持板とによってトレー及びトレーに載置された食器を上下から挟んで保持することができる。これにより、反転装置を回転させた際にトレー収容空間の内部において食器が散乱するのを防ぐことができる。
したがって、作業者により食器の向きを合わせる作業の手間を省くことができ、好適である。
本発明のトレーバックシステムでは、トレー起立機構を備えたため、トレーを洗浄しやすくなる。
トレー搬送反転システムの全体を表す斜視図である。 トレー搬送反転システムを側方からみた断面図である。 トレー搬送反転システムを側方からみた断面図である。 搬入コンベアを上方から見下ろした際のコンベアの部分拡大図である。 トレー搬送反転システムの部分拡大図である。 食器反転装置の一部を破断して示す斜視図である。 回転機構の部分拡大図である。 トレーバックシステムの要部を側方からみた断面図である。 回転機構のピストンロッドが反転シリンダに収容されている様子を表す断面図である。 回転機構のピストンロッドが反転シリンダから突出している様子を表す断面図である。
1 トレーバックシステムの構成
図1に示すトレー搬送反転システム1は食器101が載置されたトレー100から食器101を分離するものである。以下、トレー搬送反転システム1の構成について説明する。
トレー搬送反転システム1はトレー搬送反転システム1の諸々の部品を支持するフレーム9を備えている。フレーム9の上における-X方向側には食器101が載置されたトレー100を搬送する搬入機構7が配設されており、搬入機構7の+X方向側には、トレー100を反転させる食器反転装置2が配設されている。食器反転装置2はトレー100を収容するトレー収容空間270を有している。
搬入機構7は、トレー100が載置される搬入コンベア70を備えている。搬入コンベア70は例えばフリーフローコンベアである。
搬入コンベア70は、Y軸方向に延設された2つのコンベアチェーン700を備えている。2つのコンベアチェーン700はX軸方向に平行に配設されており、各々のコンベアチェーン700のX軸方向における両端部はプーリ702に巻回されている。各々のコンベアチェーン700が巻回されている2つのプーリ702同士はそれぞれ対になって向かい合うようにして配置されており、向かい合う2つのプーリ702はY軸方向に延設された連結シャフト701に貫通されている。連結シャフト701はコンベアチェーン700の-X方向側の部分と+X方向側の部分との2箇所に配設されており、2つのコンベアチェーン700は2本の連結シャフト701によって連結されている。
また、連結シャフト701の両端には側壁703が配設されており、連結シャフト701は側壁703に回転可能に支持されている。
搬入機構7は、搬入コンベア70を駆動する図示しない搬入コンベア駆動機構を備えている。各々のコンベアチェーン700は該搬入コンベア駆動機構によって駆動されて、互いに連動しながら回転する構成となっている。
図2には、トレー搬送反転システム1を-Y方向側から見た断面図が示されている。搬入コンベア70の上には、図2に示すようにトレー100の待機位置である第1待機位置81、第2待機位置82及び第3待機位置83がX軸方向に並べられて設けられている。
また、第1待機位置81の+X方向側の端部には第1センサ31が配設されており、第2待機位置82の+X方向側の端部には第2センサ32が配設されており、第3待機位置83の+X方向側の端部には第3センサ33が配設されている。第1センサ31、第2センサ32及び第3センサ33は、例えば2つのコンベアチェーン700の間に配設されている。第1センサ31、第2センサ32及び第3センサ33は、コンベアチェーン700の上面から+Z方向に突出している。
例えば、第1待機位置81の+X方向側の端部までトレー100が進入したときには、トレー100の下面の+X方向側の部分によって第1センサ31が-Z方向に押し込まれ、これによって第1待機位置81にトレー100が進入したことが検知される。第2センサ32及び第3センサ33についても、同様の機序で第2待機位置82にトレー100が進入したこと及び第3待機位置83にトレー100が進入したことを検知する構成となっている。
搬入機構7は、第1ストッパ71、第2ストッパ72及び第3ストッパ73を備えている。第2ストッパ72は第1ストッパ71の+X方向側に設けられており、第3ストッパ73は第2ストッパ72の+X方向側に設けられている。
第1ストッパ71はストッパシリンダ710とストッパシリンダ710に収容されたピストンロッド712とを備えており、ストッパシリンダ710は図示しないエア供給源に接続されている。該エア供給源からストッパシリンダ710にエアを供給することにより、ピストンロッド712をストッパシリンダ710から+Z方向に突出させることができる。
また、ピストンロッド712の上にはピン714が立設されている。ストッパシリンダ710からピストンロッド712が+Z方向に突出すると、これに伴ってピン714が+Z方向に上昇してコンベアチェーン700の上方に突出し、トレー100が搬入コンベア70の上において停止させられる構成となっている。
第2ストッパ72、第3ストッパ73についても同様の構成を有しており、同様の符号を付してその説明を省略する。
例えば、トレー収容空間270の内部に食器101が載置されたトレー100が収容されているときに、次のトレー100が第3待機位置83に進入すると、第3ストッパ73のストッパシリンダ710にエアが供給されてピン714が+Z方向に上昇しコンベアチェーン700の上方に突出する。これにより、トレー100の+X方向側の端部がピン714に接触してトレー100がせき止められて第3待機位置83にて待機させられることとなる。
同様に、第3待機位置83にてトレー100が待機している状態で、次のトレー100が第2待機位置82に進入すると第2ストッパ72が作動してそのピン714にトレー100がせき止められて第2待機位置82にて待機させられることとなる。
また、第2待機位置82にてトレー100が待機している状態で、次のトレー100が第1待機位置81に進入した際にも、第1ストッパ71が作動してそのピン714にトレー100がせき止められて第1待機位置81にて待機させられることとなる。
搬入機構7は、第3待機位置83にて待機しているトレー100を+X方向側に押し込む押し込み機構74を備えている。押し込み機構74は、X軸方向に延設された押し込みシリンダ740と押し込みシリンダ740に収容されたピストンロッド742とを備えており、押し込みシリンダ740には図示しないエア供給源が接続されている。該エア供給源を用いて押し込みシリンダ740の内部にエアを供給することによって、図3に示すようにピストンロッド742を押し込みシリンダ740から+X方向に突出させることができる。
また、ピストンロッド742の+X方向側の端部にはスライダー78が配設されている。
図4には、搬入コンベア70を略+Z方向から見下ろした際の搬入コンベア70の部分拡大図が描かれており、特に押し込み機構74とスライダー78との詳細について描かれている。スライダー78は、Y軸方向に延設された2枚のスライド板780を備えている。2枚のスライド板780のうちの+X方向側に配設されているスライド板780の-X方向側の端部にはピストンロッド742が連結されている。
また、スライダー78はX軸方向に延設された2枚の側板781を備えており、2枚のスライド板780は2枚の側板781によって連結されている。そして、2枚の側板781の各々には2つのホイール782が連結されている。ホイール782はコンベアチェーン700に対して平行に配設されたガイドレール784に沿って回転しながらX軸方向に移動可能となっている。
さらに、側板781の+X方向側にはフック79が連結されている。フック79は、コンベアチェーン700から+Z方向に突出するように配設されている。
押し込みシリンダ740にエアを供給してピストンロッド742を+X方向に突出させることにより、スライド板780、側板781、ホイール782が一体的にX軸方向に水平移動することとなる。
例えば、図2に示した第3待機位置83にてトレー100が停止している状態で、押し込み機構74を用いてスライダー78を+X方向に移動させることにより、スライダー78の側板781に連結されたフック79によってトレー100を+X方向に押し込むことができる。
図2に戻って食器反転装置2について説明する。食器反転装置2は、図2に示すようにZ軸方向において向かい合わせで配設された第1ガイドシュート21及び第2ガイドシュート22を備えている。第1ガイドシュート21は、板状の底部210と底部210の±Y方向側の両端から-Z方向に延びるように形成された側部211とを有している。また、第2ガイドシュート22は底部220と底部220の±Y方向側の両端から+Z方向に形成された側部221とを有している。
図2においては、第1ガイドシュート21の底部210の外側底面212は+Z方向側に向いており、底部210の内側底面213は-Z方向側に向いている。底部210の内側底面213には、Y軸方向に延びる複数のローラーコンベア214がX軸方向に並べられて配設されている。同様に第2ガイドシュート22の底部220の内側底面223には、Y軸方向に延びる複数のローラーコンベア224がX軸方向に並べられて配設されている。
図5に示すように、第1ガイドシュート21の底部210の-X方向側にはY軸方向に延設された連結板280が配設されており、底部210と連結板280との間には両者を連結するヒンジ29が配設されている。第1ガイドシュート21は、その底部210の-X方向側がヒンジ29に固定された状態でヒンジ29を支点にしてY軸方向の回転軸のまわりに回転可能である。
同様に第2ガイドシュート22の底部220はその-X方向側に配設された図示しないヒンジによって図示しない連結板に連結されている。第2ガイドシュート22は、その-X方向側が該ヒンジに固定された状態で該ヒンジを支点にしてY軸方向の回転軸のまわりに回転可能となっている。
図6に示すように、食器反転装置2は、第1ガイドシュート21の-Y方向側の側部211と第2ガイドシュート22の-Y方向側の側部221とに固定されたリンクシャフト23と、第1ガイドシュート21の+Y方向側の側部211と第2ガイドシュート22の+Y方向側の側部221とに固定された図示しないリンクシャフトとを備えている。2本のリンクシャフト23は、第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22とを連結する役割を担っている。図5においては、第2ガイドシュート22の底部220が該ヒンジに支持されつつその両側部221がリンクシャフト23に支持された状態で、第2ガイドシュート22の+X方向側が自重によって水平方向に対して下側に傾斜している。ここで、第2ガイドシュート22の水平方向に対する傾斜角度は例えば20度である。
第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との間にはX軸方向において互いに向かい合う2枚のX側板24が配設されており、各々のX側板24の略中央には円形の貫通孔240が形成されている。また、第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との間にはY軸方向において互いに向かい合う2枚のY側板25が配設されており、Y側板25には例えば略長方形状の窓250が形成されている。以下、-Y方向側に配設されたY側板を第1Y側板251とし、+Y方向側に配設されたY側板を第2Y側板252とする。第1Y側板251及び第2Y側板252の-X方向側の部分は連結板280に連結されている。また、第1Y側板251及び第2Y側板252は2つのX側板24に連結されている。
第1ガイドシュート21の底部210は第1Y側板251及び第2Y側板252に支持されている。
食器反転装置2においては、2枚のX側板24、2枚のY側板25、第1ガイドシュート21及び第2ガイドシュート22によって略直方体状の被回転体27が構成されており、被回転体27の内部には箱状のトレー収容空間270が形成されている。
図6に示すように、トレー収容空間270の内部には第1Y側板251の-Y方向側の面に支持された第1トレー載置板216がX軸方向に延設されており、また、第2Y側板252の+Y方向側の面に支持された第1トレー載置板216がX軸方向に延設されている。
そして、一方の第1トレー載置板216の上方には第1Y側板251の-Y方向側の面に支持された第1トレー保持板217が設けられており、他方の第1トレー載置板216の上方には第2Y側板252の-Y方向側の面に支持された第1トレー保持板217が設けられている。
2枚の第1トレー載置板216の上には、1枚のトレー100を載置することができる。例えば、第1トレー載置板216の上にトレー100が載置されている状態で被回転体27が回転するときには、第1トレー載置板216と第1トレー保持板217との間においてトレー100が保持されるため、トレー100がトレー収容空間270の外部に飛び出すのが防止される。
第1トレー保持板217の下方には第1Y側板251の-Y方向側の面に支持された第2トレー載置板226が設けられており、また第2Y側板252の+Y方向側の面に支持された第2トレー載置板226が設けられている。そして、第2トレー載置板226の下方には第1Y側板251の-Y方向側の面に支持された第2トレー保持板227が設けられており、第2トレー載置板226の下方には第2Y側板252の+Y方向側の面に支持された第2トレー保持板227が設けられている。
図5に戻って食器反転装置2について説明する。食器反転装置2は、第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との上下関係を反転させる回転機構5を備えている。回転機構5は例えば倍回転機構である。
回転機構5は、トレー収容空間270の内部を貫通するようにX軸方向(水平方向)に延設された回転軸である回転シャフト52を備えている。回転シャフト52はX側板24の貫通孔240を貫通しており、X側板24を回転可能に支持している。X側板24の貫通孔240と回転シャフト52との間にはベアリング53が設けられている。
また、回転機構5は回転シャフト52の+X方向側の端部に連結され、回転シャフト52を回転可能に支持する支持部材54を備えている。
例えば、回転シャフト52がX軸に平行な回転軸525のまわりに180度だけ回転すると、X側板24が回転軸525のまわりに180度だけ回転し、これに伴って被回転体27が回転軸525のまわりに180度だけ回転して、第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との上下関係が反転する構成となっている。
被回転体27が回転して第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との上下が反転すると、図6に示した第1トレー載置板216及び第1トレー保持板217と第2トレー載置板226及び第2トレー保持板227との位置が入れ替わって、第2トレー載置板226の上にトレー100を載置することができる状態になる。第2トレー載置板226の上にトレー100が載置されている状態で被回転体27が回転すると、第2トレー載置板226と第2トレー保持板227との間においてトレー100が保持されるため、トレー100がトレー収容空間270の外部に飛び出すのが防止される。一方、第1トレー載置板216及び第2トレー載置板226の上下が反転することによって、第1トレー載置板216又は第2トレー載置板226の上のトレー100に載置されていた食器101の上下も反転し、食器101がトレー100から離間し、保持はされず、第1ガイドシュート21の内側底面213又は第2ガイドシュート22の内側底面223によって受け止められる。
図7は、図5において被回転体27の-X方向側に隠れている回転機構5の部分について明らかにした図である。図7に示すように回転機構5はプーリ機構51を備えており、プーリ機構51は駆動プーリ510と、駆動プーリ510の上方に配設された従動プーリ511と、駆動プーリ510と従動プーリ511とに巻回するように設けられた伝動ベルト512とを有している。ここで、駆動プーリ510は従動プーリ511に対して2倍の半径を有している。また、従動プーリ511の中央には図5に示した回転シャフト52の-X方向側の端部が連結されている。
回転機構5は、駆動プーリ510を回転させる反転ピストン機構50を備えている。反転ピストン機構50は、反転シリンダ500とピストンロッド501とを備えている。反転シリンダ500及びピストンロッド501は、例えばZ軸方向とY軸方向との間の方向に延びており、ピストンロッド501はその一部が反転シリンダ500から突出している状態で反転シリンダ500に収容されている。
ピストンロッド501の反転シリンダ500に収容されていない側の端部には駆動部材502が連結されており、駆動部材502のピストンロッド501に連結されていない側の端部には駆動プーリ510が連結されている。また、反転シリンダ500には例えば図示しないエア供給源が接続されている。
該エア供給源から反転シリンダ500の内部にエアを供給すると、ピストンロッド501が反転シリンダ500から+Z方向と-Y方向との間の方向に突出することとなる。ピストンロッド501が+Z方向と-Y方向との間の方向に突出すると、駆動部材502の駆動プーリ510に連結されている側を回転中心として駆動部材502が回転し、これに伴って駆動プーリ510がその中心を通るX軸方向の回転軸515を軸にして時計回りに回転する。そして、駆動プーリ510の回転力が伝動ベルト512によって従動プーリ511に伝達され、従動プーリ511がその中心を通るX軸方向の回転軸525を軸にして時計回りに回転することとなる。さらに、従動プーリ511が回転することにより従動プーリ511に連結された回転シャフト52が回転し、回転シャフト52に支持された被回転体27が回転する構成となっている。
ここで、駆動プーリ510は従動プーリ511に対して2倍の半径を有しているため、駆動プーリ510が90度だけ回転すると従動プーリ511は180度回転することとなる。従って、駆動プーリ510を90度だけ回転させることにより、被回転体27を180度だけ回転させることができ、第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との上下関係を反転させることができる。
図8は、トレーバックシステム10を-Y方向側から見たの断面図である。トレーバックシステム10は、トレー搬送反転装置1に加え、図示していないが、トレー100を起立させるトレー起立機構と、トレーを洗浄するトレー洗浄機構と、食器洗浄機構とを備えている。このうち、トレー洗浄機構及び食器洗浄機構は、公知の構成でよい。被回転体27と回転機構5との間には、ノズル4が配設されている。ノズル4の噴射口は、例えば水平方向からの俯角が20度となるように+X方向と-Z方向との間に向けられており、ノズル4から+X方向と-Z方向との間の方向に向けて水を噴射することができる。例えば、第2ガイドシュート22が下側に位置づけられているときにはノズル4から噴射された水は第2ガイドシュート22の内側底面213に供給されることとなる。
第2ガイドシュート22の+X方向側には受取りシューター60が配設されており、受取りシューター60の+X方向側には食器を搬送する食器搬送コンベア61が配設されている。トレー100から離間した食器101は第1ガイドシュート21の内側底面213または第2ガイドシュート22の内側底面223を+X方向に滑走して受取りシューター60に受け取られ、さらに受取りシューター60の上を滑走して食器搬送コンベア61に載置される構成となっている。そして、食器101は食器搬送コンベア61の上を-X方向に移動していき、例えば図示しない食器洗浄機構において洗浄されることとなる。
食器反転装置2の+X方向側には、食器101から離間したトレー100を食器反転装置2から搬出する搬出機構63が配設されている。搬出機構63は、搬出されたトレー100を起立させるトレー起立機構を備えている。トレー起立機構は、例えば、トレーが載置されたコンベアを、コンベアの進行方向の軸を中心として90度回転させることにより、トレーを起立させるとともに、起立したトレーの上端及び下端を支持する構成とする。トレー起立機構を用いて起立されたトレー100は、図示しないトレー洗浄機構において洗浄されることとなる。トレー洗浄機構としては、例えば起立したトレーの表面及び裏面に対し、トレーの面に対して傾斜する方向に水を噴射するノズルを複数備えた構成のものがある。トレーが起立していることにより、洗浄を行いやすくなる。
2 トレーバックシステムの動作
トレーバックシステム10を用いて食器101が載置されたトレー100から食器101を分離する際のトレーバックシステム10の動作について説明する。
まず、予め図示しないコンベア駆動源を用いて図1に示したトレーバックシステム10の搬入機構7のコンベアチェーン700を回転させておく。そして、コンベアチェーン700が回転している状態で、コンベアチェーン700の上に食器101が載せられたトレー100を載置する。
また、予めノズル4から水を図2に示した第2ガイドシュート22のローラーコンベア224の上に向けて噴射する。
コンベアチェーン700の上にトレー100が載置されると、回転するコンベアチェーン700の上をトレー100が+X方向に移動していき、第3待機位置83に到達する。
そして、第3待機位置83にトレー100が載置されている状態で押し込み機構74を用いてトレー100をコンベアチェーン700の上から+X方向側に押し込む。これにより、図5に示した食器反転装置2のトレー収容空間270の内部にトレー100が進入して第1トレー載置板216の上にトレー100が載置される。
このとき、トレー100は第1トレー載置板216と第1トレー保持板217とによって上下から挟まれて保持される。
第1トレー載置板216の上にトレー100が載置されている状態で、回転機構5を用いて被回転体27を180度だけ回転させて第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との上下関係を反転させる。
具体的には、図9に示すように反転ピストン機構50のピストンロッド501が反転シリンダ500に収容されている状態で反転シリンダ500にエアを供給する。これにより、図10に示すように反転シリンダ500からピストンロッド501が+Z方向と-Y方向の間の方向に突出し、駆動部材502によって駆動されて駆動プーリ510が+X方向側から見て時計回りに90度だけ回転する。
すると、伝動ベルト512によって駆動プーリ510の回転力が従動プーリ511に伝達され、従動プーリ511が時計回りに180度だけ回転して、従動プーリ511に連結された回転シャフト52が時計回りに180回転する。これに伴って、図5に示した回転シャフト52に連結された被回転体27が時計回りに180度回転して、第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との上下関係が反転する。
第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22との上下の関係が反転すると、図8に示すようにトレー100の上下が反転する。そして、トレー100に載置されていた食器101の上下が反転してトレー100と食器101とが分離するとともに、食器101が第1ガイドシュート21の底部210の内側底面213に接触する。さらに、第1ガイドシュート21の+X方向側が自重によって降下し、第1ガイドシュート21が水平方向に対して傾斜する。
そして、食器101が第1ガイドシュート21の内側底面213のローラーコンベア214の上を+X方向と-Z方向との間の方向に滑降していき、第1ガイドシュート21から受取りシューター60に放出される。このとき、ノズル4からローラーコンベア214の上に水が噴射されており、食器101がローラーコンベア214の上において円滑に滑走する。このように、ノズル4は、食器101の滑走を補助する滑走補助ノズルとして機能し、ローラーコンベア214は、食器101の滑走を補助する滑走補助コンベアとして機能する。ローラーコンベア224も同様である。なお、水に替えて高圧エアなどを用いてもよい。
その後、食器101は受取りシューター60の上を滑走して食器搬送コンベア61の上に移動する。そして、図示しない食器洗浄機構等によって洗浄される。
ここで、被回転体27が回転する際にはトレー100は第1トレー載置板216と第1トレー保持板217との間において保持され、トレー100がトレー収容空間270の外部に飛び出るのを防止される。
食器101から分離したトレー100は、次いでトレー起立機構において起立させられて図示しないトレー洗浄機構において洗浄される。
トレー100から食器101が分離した後、被回転体27が180度回転し、第1ガイドシュート21が元の上側の位置に戻る。そうすると、食器101が分離したトレー100も、第1トレー載置板216と第1トレー保持板217との間において保持された状態で上側の位置に戻る。
食器反転装置2では、トレー100の上下を反転させることにより、トレー100と食器101とを分離することができる。
また、被回転体27が回転したときに第1ガイドシュート21と第2ガイドシュート22とがリンクシャフト23によって連動して回転するため、第1ガイドシュート21及び第2ガイドシュート22が遠心作用によって過剰に離れるのを防ぐことができる。これにより、トレー100及び食器101がトレー収容空間270の外部に散乱するのを防止できる。
加えて、トレー収容空間270の内部にトレー100を収容した際に第1トレー載置板216と第1トレー保持板217とによってトレー100及びトレー100に載置された食器101を上下から挟んで保持することができる。これにより、被回転体27を回転させた際にトレー収容空間270の内部において食器101が散乱するのを防ぐことができる。
そして、トレー100及び食器101がトレー収容空間270の外部に散乱するのを防止することにより、その後に作業者等が食器101の向きをそろえる手間を省くことができ好適である。
食器反転装置2においては、被回転体27がX軸方向の回転軸である回転シャフト52を中心として回転する一方、第1トレー載置板216及び第2トレー載置板226は、Y軸方向の回転軸であるヒンジ29を中心として回転し、両回転軸の方向が異なる。したがって、被回転体27が回転する途中において、第1トレー載置板216及び第2トレー載置板226が回転して食器101が落下して散乱するのを防ぐことができる。
トレーバックシステム10では、食器101が載置された複数のトレー100が搬入機構7のコンベアチェーン700の上に載置されていく。そして、コンベアチェーン700の上に載置された複数のトレー100は、食器反転装置2のトレー収容空間270の内部に1枚ずつ搬送され、食器101とトレー100とに分離されていく。以下、複数のトレー100を連続して食器反転装置2に送り、トレー100と食器101とを分離する際のトレーバックシステム10の動作について説明する。
例えば、第1トレー載置板216の上にトレー100が載置されており、かつ、まだそのトレー100と食器101とが分離していないときには、図2に示した第3待機位置83にて次のトレー100が待機する。また、第3待機位置83にてトレー100が待機しているときには次のトレー100は第2待機位置82にて待機する。さらに、第2待機位置82にてトレー100が待機しているときには、第1待機位置81にてその次のトレー100が待機する。
この状態で食器反転装置2を用いてトレー100の上下を反転させる。これにより、トレー100と食器101とが分離され、第1トレー載置板216と第2トレー載置板226との上下が反転し、第2トレー載置板226が上側に位置づけられる。
次いで、第3ストッパ73を解除するとともに押し込み機構74を用いて第3待機位置83にて待機しているトレー100をトレー収容空間270の内部に押し込む。これにより、第2トレー載置板226の上に次のトレー100が載置される。なお、第2トレー載置板226が上側に位置づけられた際に、食器101が分離された後のトレー100が第2トレー載置板226の上に残っている場合は、次に押し込まれたトレー100によって、残っていたトレー100が搬出機構63に向けて押し出される。
なお、例えば搬出機構にトレー100を検知するセンサを設けておき、そのセンサがトレー100を検知すると、搬入機構7が次のトレー100を食器反転装置2に搬入するようにしてもよい。
このとき、第3待機位置83にトレー100がなくなるため第3センサ33にトレー100が検知されていない状態となり、第2ストッパ72が解除されて第2待機位置82に待機しているトレー100が第3待機位置83に移動する。
さらに、第2待機位置82にトレー100がなくなるため第2センサ32にトレー100が検知されていない状態となり、第1ストッパ71が解除されて第1待機位置81に待機しているトレー100が第2待機位置82に移動する。
この状態で、食器反転装置2を用いてトレー100の上下を反転させる。これにより、トレー100と食器101とが分離されるとともに、再び第2トレー載置板226が下側に位置づけられる。また、再び第1トレー載置板216が上側に位置づけられて第1トレー載置板216の上にトレー100が載置された状態となる。
次に、押し込み機構74を用いて第3待機位置83にて待機しているトレー100をトレー収容空間270に押し込む。これにより、第1トレー載置板216の上に載置されているトレー100がトレー収容空間270から+X方向に押し出されて、次のトレー100が第1トレー載置板216の上に載置された状態となる。
以下、同様にして食器反転装置2を用いてトレー100を反転させてトレー100と食器101とを分離した後、押し込み機構74を用いて第3待機位置83にて待機しているトレー100をトレー収容空間270に押し込むという動作を繰り返すことにより、次々にトレー100と食器101とを分離することができる。
なお、上記実施形態の食器反転装置2は、上下に2つのガイドシュートを備えているが、ガイドシュートは1つでもよい。この場合は、被回転体27が180度回転して食器101をトレー100から離間させた後、被回転体27を再度180度回転させて元の位置に戻すことにより、次のトレーの搬入が可能となる。
1:トレー搬送反転システム 100:トレー 101:食器
10:トレーバックシステム
2:食器反転装置 21:第1ガイドシュート 210:底部 211:側部
212:外側底面 213:内側底面 214:ローラーコンベア
216:第1トレー載置板 217:第1トレー保持板
22:第2ガイドシュート 220:底部 221:側部
223:内側底面 224:ローラーコンベア 226:第2トレー載置板
227:第2トレー保持板 23:リンクシャフト
24:X側板 240:貫通孔
25:Y側板 250:窓 251:第1Y側板 252:第2Y側板
27:被回転体 270:トレー収容空間
280:連結板 29:ヒンジ
31:第1センサ 32:第2センサ 33:第3センサ
4:ノズル
5:回転機構50:反転ピストン機構 51:プーリ機構
52:回転シャフト 53:ベアリング 54:支持部材
500:反転シリンダ 501:ピストンロッド 502:駆動部材
510:駆動プーリ 511:従動プーリ 512:伝動ベルト 515:回転軸
525:回転軸
7:搬入機構 9:フレーム
60:受取りシューター 61:食器搬送コンベア 63:搬送機構
70:搬入コンベア 700:コンベアチェーン 701:連結シャフト
702:プーリ 703:側壁
71:第1ストッパ 72:第2ストッパ 73:第3ストッパ
710:ストッパシリンダ 712:ピストンロッド 714:ピン
74:押し込み機構 740:押し込みシリンダ 742:ピストンロッド
78:スライダー 780:スライド板 781:側板
782:ホイール 784:ガイドレール
79:フック 81:第1待機位置 82:第2待機位置 83:第3待機位置

Claims (11)

  1. 洗浄対象の食器が載置されたトレーの上下を反転させて前記食器の上下を反転させる食器反転装置であって、
    該トレーが載置されるトレー載置板と、
    該トレー載置板との間で該トレーを保持するトレー保持板と、
    水平方向の軸を中心とした回転によって選択的に上側と下側とのいずれかに位置しうるガイドシュートと、
    を備え、
    該ガイドシュートには、内側底面と外側底面とを表裏に有する板状の底部を備え、
    該ガイドシュートが該上側に位置する状態では、該内側底面が、該トレーに載置された食器を上から押さえ、
    該ガイドシュートが回転して下側に位置すると、該トレーが該トレー載置板と該トレー保持板とに挟まれたまま反転し、該トレー載置板に載置されていた該トレー上の食器が反転して該トレーから離れて該ガイドシュートの底部の内側底面に接触し、該内側底面の一端が、該水平方向の軸に対して水平方向に直交する方向の軸を中心として降下して該食器が該内側底面を滑走する
    食器反転装置。
  2. 請求項1記載の食器反転装置において、
    該下側に位置づけられているガイドシュートの上に流体を噴射することにより該内側底面の上において該食器が滑走するのを補助する滑走補助ノズルを備えた
    食器反転装置。
  3. 請求項1記載の食器反転装置において、
    該下側に位置づけられた該ガイドシュートの内側底面に、該食器が滑走するのを補助する滑走補助コンベアを備える
    食器反転装置。
  4. 請求項1記載の食器反転装置において、
    該食器が滑降した後のトレーのみが該トレー載置板と該トレー保持板とに挟まれて回転により該上側に位置づけられる
    食器反転装置。
  5. 請求項1記載の食器反転装置において、
    該回転によって選択的に上側と下側とにそれぞれ位置しうる該ガイドシュートを2つ備えるとともに、該2つのガイドシュートの該底部と接続された側部間を連結するリンクシャフトを備え、
    該2つのガイドシュートの上下を反転させる際に該リンクシャフトによって該2つのガイドシュートを一体的に回転させ、該トレーに載置された食器が散乱するのを防止する
    食器反転装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載の食器反転装置と、該食器が載置されたトレーを前記食器反転装置に搬入する搬入機構と、該食器が離間した後のトレーを搬出する搬出機構とを備えるトレー搬送反転システムであって、
    該搬入機構は、
    該トレーが載置され、該トレーを該反転装置に搬送する搬入コンベアと、
    該搬入コンベアを駆動する搬入コンベア駆動機構と、
    を備えるトレー搬送反転システム。
  7. 請求項6記載のトレー搬送反転システムにおいて、
    該搬入コンベアによって搬入されるトレーをせき止めるストッパを備え、該ストッパによってトレーをせき止めながら該トレーを一枚ずつ該食器反転装置に搬送するトレー搬送反転システム。
  8. 請求項6記載のトレー搬送反転システムにおいて、
    該食器反転装置に保持されたトレーを該搬入機構によって搬入される次のトレーで該搬出機構側に押し出して、該次のトレーを該食器反転装置に保持させるトレー搬送反転システム。
  9. 請求項6記載のトレー搬送反転システムにおいて、
    該食器が離間したトレーが該食器反転装置から搬出されたことを検知するセンサを備え、
    該センサによって該食器反転装置から該トレーが搬出されたことが検知されたら該搬コンベア上に載置されたトレーを該食器反転装置に搬入するトレー搬送反転システム。
  10. 請求項6ないし9のいずれか1項記載のトレー搬送反転システムと、
    該搬出機構によって搬出された該トレーを洗浄するトレー洗浄機構と、
    食器反転装置において該トレーから離間した該食器を洗浄する食器洗浄機構と、
    を備えるトレーバックシステム。
  11. 請求項10記載のトレーバックシステムにおいて、
    トレーを起立させるトレー起立機構を備え、
    該食器反転装置から搬出されたトレーを該トレー起立機構によって起立させた状態で、該トレー洗浄機構を用いて該トレーを洗浄するトレーバックシステム。
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