JP7307598B2 - スクイズフォーマー容器 - Google Patents
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Description
本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1は、図1に示すように、発泡性を有する洗浄剤や染毛剤等の液体(以下、「発泡性液体」という)を泡状にして吐出させる用途で用いられる泡吐出容器であり、発泡性液体が収容される容器本体10と、該容器本体10の口部14に装着されるノズルキャップ20とを備えている。
本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1は、容器本体10の胴部12を使用者が把持して押圧することにより、該容器本体10内の発泡性液体及び空気(気体)を気液混合室30において混合させて泡を生成し、該泡をノズルキャップ20のノズル22bから吐出させるよう構成されている。以下、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1の具体的な使用方法について、図5~図8を用いて説明する。
まず、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1を正立状態で使用する場合について、図5及び図6を用いて説明する。この正立状態においては、容器本体10の底部16側に発泡性液体が滞留し、容器本体10の口部14側に空気層が形成される。これにより、管部材28の下端は、発泡性液体内に浸漬された状態となり、口部側流路34は、容器本体10の空気層に連通(露出)した状態となる。なお、図5(a)は、容器本体10を押圧(スクイズ)した際(スクイズ操作時)の発泡性液体、空気及び泡の流動経路を図示しており、図5(b)は、これらの流動経路を模式的に示す図である。また、図6(a)は、容器本体10に対する外力を取り除き、該容器本体10を復元させる際(スクイズバック時)の発泡性液体、空気及び泡の流動経路を図示しており、図6(b)は、これらの流動経路を模式的に示す図である。図5及び図6において、実線の黒矢印は、発泡性液体の流動経路を示し、破線の黒矢印は、空気の流動経路を示し、白抜きの矢印は、泡の流動経路を示している。
本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1を正立状態で使用するには、まず、使用者は、口部14が上を向いた状態(正立状態)で容器本体10を把持し、ノズル22bを所定の吐出箇所に向け、容器本体10の胴部12を押圧してスクイズ変形させる。このように容器本体10の胴部12をスクイズ変形させることにより、容器本体10の内圧が上昇するため、図5(a)に示すように、バルブボール29がバルブ収容部22dの座部22eに密着し、外気導入路36が閉塞される。また、容器本体10の内圧上昇に伴い、容器本体10に収容された発泡性液体が底部側流路32を介して気液混合室30に供給されると共に、容器本体10の上部空間(口部14近傍の空気層)に滞留した空気が口部側流路34を介して気液混合室30に供給される。
以上のスクイズ操作により所定量の泡を吐出し終えた後、使用者は、容器本体10に対する押圧(スクイズ操作)を止め、容器本体10に対する外力を取り除く。これにより、容器本体10は、それ自身の弾性によって元の形状に復元し、これに伴い、容器本体10の内部が負圧になる。このように容器本体10の内部が負圧になると、図6(a)に示すように、バルブボール29がバルブ収容部22dの座部22eから離れる方向に移動し、外気導入路36が開放される。これにより、外気導入路36を介して、容器本体10の内部に外気が流入される。
次に、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1を倒立状態で使用する場合について、図7及び図8を用いて説明する。この倒立状態においては、容器本体10の口部14側に発泡性液体が滞留し、容器本体10の底部16側に空気層が形成される。これにより、管部材28の下端は、容器本体10の空気層に連通(露出)した状態となり、また口部側流路34には、発泡性液体が侵入する。なお、図7(a)は、容器本体10を押圧(スクイズ)した際(スクイズ操作時)の発泡性液体、空気及び泡の流動経路を図示しており、図7(b)は、これらの流動経路を模式的に示す図である。また、図8(a)は、容器本体10に対する外力を取り除き、該容器本体10を復元させる際(スクイズバック時)の発泡性液体、空気及び泡の流動経路を図示しており、図8(b)は、これらの流動経路を模式的に示す図である。図7及び図8においても、図5及び図6と同様に、実線の黒矢印は、発泡性液体の流動経路を示し、破線の黒矢印は、空気の流動経路を示し、白抜きの矢印は、泡の流動経路を示している。
本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1を倒立状態で使用するには、まず、使用者は、口部14が下を向いた状態(倒立状態)で容器本体10を把持し、ノズル22bを所定の吐出箇所に向け、容器本体10の胴部12を押圧してスクイズ変形させる。このように容器本体10の胴部12をスクイズ変形させることにより、正立状態の場合と同様に、容器本体10の内圧上昇によりバルブボール29がバルブ収容部22dの座部22eに密着し、外気導入路36が閉塞される(図7(a)参照)。一方、正立状態の場合と異なり、ノズルキャップ20の外側空間23aに溜まった発泡性液体が口部側流路34を介して気液混合室30に供給されると共に、容器本体10の底部16側に滞留した空気が底部側流路32を介して気液混合室30に供給される。これにより、図7(a)及び図7(b)に示すように、正立状態の場合と同様に、気液混合室30において微細な泡が生成され、この泡がノズル22bから吐出される。以上のスクイズ操作により、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1から所定の吐出箇所に向けて泡を吐出させることができる。
以上のスクイズ操作により所定量の泡を吐出し終えた後、使用者は、容器本体10に対する押圧(スクイズ操作)を止め、容器本体10に対する外力を取り除く。これにより、正立状態の場合と同様に、容器本体10の復元に伴う負圧によってバルブボール29がバルブ収容部22dの座部22eから離れる方向に移動して外気導入路36が開放され、外気導入路36を介して容器本体10の内部に外気が流入される(図8(a)参照)。
10 容器本体
12 胴部
14 口部
16 底部
20 ノズルキャップ
22 キャップ本体
22a 仕切り壁
22b ノズル
22c 外気導入孔
22d バルブ収容部
22e 座部
23a 外側空間
23b 内側空間
24 中筒部材
24a ベース部
24b 上側大径筒部
24c 上側小径筒部
24d 下側大径筒部
24e 下側小径筒部
25a 外側連通孔
25b 内側連通孔
26 外筒部材
26a 上段外筒部
26b 中上段外筒部
26c 中下段外筒部
26d 下段外筒部
28 管部材
29 バルブボール
30 気液混合室
32 底部側流路
32a 内部流路
32b 下部連通孔
32c 凹溝
34 口部側流路
36 外気導入路
Claims (2)
- 口部、底部及び可撓性を有する胴部を備える容器本体と、
前記容器本体の前記口部に装着可能な装着部、前記容器本体内に収容された発泡性液体と気体とを混合させる気液混合室、及び、該気液混合室により生成された泡を吐出可能なノズルを備えるノズルキャップとを備え、
前記容器本体の前記胴部を押圧することにより、該容器本体内の発泡性液体及び気体を前記気液混合室において混合させて泡を生成し、該泡を前記ノズルキャップの前記ノズルから吐出させるスクイズフォーマー容器であって、
前記容器本体の底部近傍から前記気液混合室に至る底部側流路と、
前記容器本体の口部近傍から前記気液混合室に至る口部側流路と、
前記気液混合室から前記ノズルキャップの前記ノズルに至る泡流路と、
前記ノズルキャップの外部から前記容器本体内に気体を流入させる外気導入路と
を備え、
前記外気導入路には、前記ノズルキャップの外部から該外気導入路内に向かう方向の流動を許容し、かつ、該外気導入路内から前記ノズルキャップの外部に向かう方向の流動を阻止する逆止弁が設けられており、
前記外気導入路は、前記底部側流路及び前記口部側流路に連通しており、
前記外気導入路は、前記気液混合室よりも前記容器本体側において前記口部側流路に連通している
スクイズフォーマー容器。 - 前記外気導入路は、前記気液混合室よりも前記容器本体側において前記底部側流路に連通している
請求項1に記載のスクイズフォーマー容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019111510A JP7307598B2 (ja) | 2019-06-14 | 2019-06-14 | スクイズフォーマー容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019111510A JP7307598B2 (ja) | 2019-06-14 | 2019-06-14 | スクイズフォーマー容器 |
Publications (2)
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---|---|
JP2020203692A JP2020203692A (ja) | 2020-12-24 |
JP7307598B2 true JP7307598B2 (ja) | 2023-07-12 |
Family
ID=73837826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019111510A Active JP7307598B2 (ja) | 2019-06-14 | 2019-06-14 | スクイズフォーマー容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7307598B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2015097606A2 (en) | 2013-12-24 | 2015-07-02 | Taplast S.P.A. | Product container suited to be associated with a dispensing device suited to dispense said product and related dispensing system |
JP2016033026A (ja) | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社吉野工業所 | スクイズ吐出容器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2537089Y2 (ja) * | 1993-02-15 | 1997-05-28 | 東洋製罐株式会社 | 泡状液体絞り出し容器 |
-
2019
- 2019-06-14 JP JP2019111510A patent/JP7307598B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015097606A2 (en) | 2013-12-24 | 2015-07-02 | Taplast S.P.A. | Product container suited to be associated with a dispensing device suited to dispense said product and related dispensing system |
JP2016033026A (ja) | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社吉野工業所 | スクイズ吐出容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020203692A (ja) | 2020-12-24 |
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