JP7307598B2 - スクイズフォーマー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、スクイズフォーマー容器に関する。
従来、可撓性を有する素材からなる容器本体と、該容器本体の口部に装着されるノズルキャップと、容器本体の胴部内とノズルキャップ内とを連通させる管体とを備え、容器本体を外部から押圧することにより、容器本体の胴部内に収容された発泡性液体を泡状にしてノズルキャップの開口部から吐出させるよう構成されたスクイズフォーマー容器が知られている(特許文献1~3等)。
特許文献1のスクイズフォーマー容器は、逆止弁を備えた逆止的空気流入通路をノズルキャップに設け、泡の吐出後に該逆止的空気流入通路を介して容器本体の口部側から空気を流入させ、容器本体を復元(スクイズバック)させるよう構成されている。
特許文献2及び3のスクイズフォーマー容器は、逆止弁を備えた逆止的空気流入通路をノズルキャップに設けると共に、該逆止的空気流入通路から容器本体の底部近傍に亘って外気導入パイプを設け、泡の吐出後に該逆止的空気流入通路及び該外気導入パイプを介して容器本体の底部近傍側から空気を流入させ、容器本体を復元(スクイズバック)させるよう構成されている。
特公昭60-20262号公報 実開平05-54303号公報 特開2016-43981号公報
しかしながら、特許文献1のスクイズフォーマー容器は、ノズルキャップが容器本体よりも下側に位置するように逆さまにした状態(以下、「倒立状態」という)において使用すると、容器本体の口部側に発泡性液体が存在しているため、スクイズバック時に、発泡性液体を介して容器本体内に空気が流入されることとなる。このため、特許文献1のスクイズフォーマー容器は、倒立状態において使用した際に、容器本体内の発泡性液体が泡立ち易い。このような容器本体内の泡立ちは、次回の吐出時における空気の供給を阻害する要因となり得るため、泡質が不安定になるおそれがある。
一方、特許文献2及び3のスクイズフォーマー容器は、スクイズバック時に容器本体の底部近傍側から空気を流入させる構成であるため、倒立状態においては発泡性液体を介さずに容器本体内に空気を流入させることが可能となり、これにより、倒立状態における泡立ちを抑制することが可能である。しかしながら、特許文献2及び3のスクイズフォーマー容器は、ノズルキャップが容器本体よりも上側に位置する状態(以下、「正立状態」という)において使用すると、容器本体の底部側に発泡性液体が存在しているため、スクイズバック時に、発泡性液体を介して容器本体内に空気が流入されることとなる。このため、特許文献2及び3のスクイズフォーマー容器は、正立状態において使用した際に容器本体内の発泡性液体が泡立ち易く、このような泡立ちにより、次回の吐出時の泡質が不安定になるおそれがある。
本発明は、正立状態及び倒立状態のいずれの状態で使用した場合においても、安定して泡を吐出することが可能なスクイズフォーマー容器に関する。
本発明は、口部、底部及び可撓性を有する胴部を備える容器本体と、前記容器本体の前記口部に装着可能な装着部、前記容器本体内に収容された発泡性液体と気体とを混合させる気液混合室、及び、該気液混合室により生成された泡を吐出可能なノズルを備えるノズルキャップとを備え、前記容器本体の前記胴部を押圧することにより、該容器本体内の発泡性液体及び気体を前記気液混合室において混合させて泡を生成し、該泡を前記ノズルキャップの前記ノズルから吐出させるスクイズフォーマー容器であって、前記容器本体の底部近傍から前記気液混合室に至る底部側流路と、前記容器本体の口部近傍から前記気液混合室に至る口部側流路と、前記気液混合室から前記ノズルキャップの前記ノズルに至る泡流路と、前記ノズルキャップの外部から前記容器本体内に気体を流入させる外気導入路とを備え、前記外気導入路には、前記ノズルキャップの外部から該外気導入路内に向かう方向の流動を許容し、かつ、該外気導入路内から前記ノズルキャップの外部に向かう方向の流動を阻止する逆止弁が設けられており、前記外気導入路は、前記底部側流路及び前記口部側流路に連通しているスクイズフォーマー容器に関する。
本発明に係るスクイズフォーマー容器は、正立状態及び倒立状態のいずれの状態で使用した場合においても、安定して泡を吐出することが可能である。
本発明の一実施形態に係るスクイズフォーマー容器の概略構成を示す断面図である。 本実施形態に係るスクイズフォーマー容器のノズルキャップ近傍を拡大して示す断面図である。 図1のA-A´線に沿った断面図である。 図1のB-B´線に沿った断面図である。 図5(a)は、正立状態かつスクイズ時における発泡性液体、空気及び泡の流動経路を示す断面図であり、図5(b)は、図5(a)の流動経路を模式的に示す図である。 図6(a)は、正立状態かつスクイズバック時における空気の流動経路を示す断面図であり、図6(b)は、図6(a)の流動経路を模式的に示す図である。 図7(a)は、倒立状態かつスクイズ時における発泡性液体、空気及び泡の流動経路を示す断面図であり、図7(b)は、図7(a)の流動経路を模式的に示す図である。 図8(a)は、倒立状態かつスクイズバック時における空気の流動経路を示す断面図であり、図8(b)は、図8(a)の流動経路を模式的に示す図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[スクイズフォーマー容器の構成]
本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1は、図1に示すように、発泡性を有する洗浄剤や染毛剤等の液体(以下、「発泡性液体」という)を泡状にして吐出させる用途で用いられる泡吐出容器であり、発泡性液体が収容される容器本体10と、該容器本体10の口部14に装着されるノズルキャップ20とを備えている。
なお、以下の説明では、容器本体10からノズルキャップ20に向かう方向(ノズルキャップ20から見た場合における、容器本体10とは反対側)を「上方」とし、その反対方向(ノズルキャップ20から見た場合における、容器本体10側)を「下方」として説明する。また、ノズルキャップ20が容器本体10よりも上方側に位置する状態を「正立状態」といい、ノズルキャップ20が容器本体10よりも下方側に位置するように逆さまにした状態を「倒立状態」という。
容器本体10は、例えばブロー成形によって形成された合成樹脂製の容器であり、図1に示すように、円筒状の胴部12と、胴部12の上端に立設された小径円筒状の口部14と、胴部12の下端を閉塞する底部16とを有する有底筒状に形成されている。容器本体10は、その内部に発泡性液体の収容空間を有している。本実施形態において、これら胴部12、口部14及び底部16は、いずれも、容器本体10の上下方向と直交する方向の断面形状が円形であるが、これに限定されず、種々の形状を採用可能である。
容器本体10の胴部12は、手で把持可能な外径を有しており、押圧(スクイズ操作)により変形可能な可撓性を有している。口部14は、外周面にねじ山が設けられており、ノズルキャップ20が螺合可能に構成されている。
容器本体10の材質は、押圧により変形可能な可撓性(スクイズ性)と、外力を取り除いた際の復元性(スクイズバック性)との双方に優れた弾性素材からなることが好ましい。このような素材としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート(PET)等のポリエステル系樹脂を単独又は適宜複数種混合して用いることが可能である。
ノズルキャップ20は、図1及び図2に示すように、容器本体10の口部14に装着可能に構成されたキャップ本体22と、該キャップ本体22に支持された中筒部材24と、該中筒部材24の外周に取り付けられた外筒部材26と、外筒部材26の下端に嵌着された管部材28とを備えている。キャップ本体22及び外筒部材26は、例えばポリプロピレン(PP)等の任意の素材で形成することができ、中筒部材24は、例えば高密度ポリエチレン(HDPE)等の任意の素材で形成することができる。
キャップ本体22は、図2に示すように、下方が開放された有頂筒状に形成されており、その外壁の内面に、容器本体10の口部14に形成されたねじ山と螺合可能なねじ溝(装着部)が設けられている。また、キャップ本体22は、上面から下方に向けて延びる円筒状の仕切り壁22aと、泡を吐出させるノズル22bと、スクイズフォーマー容器1の内部に外気を取り込む外気導入孔22cと、バルブボール29を収容するバルブ収容部22dとを備えている。
仕切り壁22aは、図2に示すように、キャップ本体22の上面から下方に向けて延びる筒状に形成されており、キャップ本体22の内部空間を外側空間23a(第1の空間)と内側空間23b(第2の空間)とに仕切るよう構成されている。外側空間23aは、容器本体10の口部14近傍と連通しており、内側空間23bは、ノズル22bと連通している。仕切り壁22aは、キャップ本体22の下端から延出しない程度の延在方向の長さを有している。本実施形態に係る仕切り壁22aは、キャップ本体22の中心と同心となるよう配された円筒状であるが、これに限定されず、仕切り壁22aの形状及び位置は任意に変更可能である。
ノズル22bは、図2に示すように、内側空間23bと外部(大気)とを連通させるよう、仕切り壁22aに連設されている。本実施形態に係るノズル22bは、斜め上方に向けて突出して設けられた筒状であるが、これに限定されず、ノズル22bの形状及び延在方向は任意に変更可能である。
外気導入孔22cは、図2に示すように、仕切り壁22aの投影面積内、具体的には上面の略中央部に形成された貫通孔である。バルブ収容部22dは、外気導入孔22cから下方に向けて延びる小径の筒状に形成されており、仕切り壁22aと同心となるよう該仕切り壁22aの内側に配されている。バルブ収容部22dは、その上端部にバルブボール29が密着可能な座部22eを有し、かつ、バルブボール29が座部22eに密着して流体の流動を規制する閉塞状態と、バルブボール29が座部22eから離間して流体の流動を許容する開放状態とを切り替え可能な軸方向の長さ及び内径を有している。バルブ収容部22dは、バルブボール29と協働して、ノズルキャップ20の外部から内部に向かう方向の流体の流動(すなわち、外気の流入)を許容し、かつ、その逆方向(ノズルキャップ20の内部から外部に向かう方向)の流体の流動(すなわち、スクイズフォーマー容器1内の発泡性液体及び空気の流出)を阻止する逆止弁として機能するよう構成されている。
中筒部材24は、図2に示すように、平板状に形成されたベース部24aと、ベース部24aから上方に向けて延出した上側大径筒部24b及び上側小径筒部24cと、ベース部24aから下方に向けて延出した下側大径筒部24d及び下側小径筒部24eとを備えている。
ベース部24aには、図2及び図3に示すように、上側大径筒部24bの内部と下側大径筒部24dの内部とを連通させる外側連通孔25aと、上側小径筒部24cの内部と下側小径筒部24eの内部とを連通させる内側連通孔25bとが形成されている。外側連通孔25aは、周方向に離間して複数(図示の例では6つ)形成されており、下側大径筒部24dの内部から上側大径筒部24bの内部に至る流路の幅を一時的に狭めることにより、該流路を流動する発泡性液体及び空気の混合を促進するメッシュ部として機能するよう構成されている。内側連通孔25bは、上側小径筒部24c及び下側小径筒部24eの内径と同径の孔からなる。
上側大径筒部24bは、図2及び図3に示すように、上側小径筒部24cよりも短い軸方向の長さを有し、かつ、上側小径筒部24cよりも大径に形成されている。また、上側大径筒部24bは、キャップ本体22の仕切り壁22aの内径と略同径の外径を有する筒状に形成されており、上側小径筒部24cは、キャップ本体22のバルブ収容部22dの下端部の内径と略同径の外径を有する筒状に形成されている。中筒部材24は、上側大径筒部24bが仕切り壁22aに嵌着されると共に、上側小径筒部24cの上端部がバルブ収容部22dに嵌着されることにより、キャップ本体22に装着されている。また、中筒部材24は、上側大径筒部24bと上側小径筒部24cとの間の空間が、容器本体10内の発泡性液体及び空気を混合させて泡を生成する気液混合室30として機能するよう構成されている。
下側大径筒部24dは、図2に示すように、下側小径筒部24eよりも短い軸方向の長さを有し、かつ、下側小径筒部24eよりも大径に形成されている。中筒部材24をキャップ本体22に装着した状態において、下側小径筒部24eは、キャップ本体22の下端から延出する程度の延在方向の長さを有し、かつ、上側小径筒部24cの内径と同じ内径を有している。下側小径筒部24eは、ベース部24aの内側連通孔25bを介して上側小径筒部24cと連通している。
外筒部材26は、図2に示すように、キャップ本体22の仕切り壁22aの外側に嵌着される上段外筒部26aと、中筒部材24の下側大径筒部24dの外側に嵌着される中上段外筒部26bと、中筒部材24の下側小径筒部24eの外側に嵌着される中下段外筒部26cと、管部材28の外側に嵌着される下段外筒部26dとを備えている。
上段外筒部26aは、図2及び図3に示すように、キャップ本体22の仕切り壁22aの外径と略同径の内径を有する筒状に形成されており、中上段外筒部26bは、中筒部材24の下側大径筒部24dの外径と略同径の内径を有する筒状に形成されている。上段外筒部26a及び中上段外筒部26bの内面には、上段外筒部26aの上端から中上段外筒部26bを介して下側大径筒部24dと下側小径筒部24eとの間の空間に至る凹溝状の口部側流路34が形成されている。口部側流路34は、図3に示すように、周方向に離間して複数(図示の例では6本)形成されており、キャップ本体22の外側空間23aと、気液混合室30と連通するよう構成されている。このように、口部側流路34が複数設けられることにより、口部側流路34が単一の場合と比較して、発泡性液体と空気との接触面積が増大するため、泡質を均質化することができる。
中下段外筒部26cは、図2及び図4に示すように、中筒部材24の下側小径筒部24eの外径と略同径の内径を有する筒状に形成されており、下段外筒部26dは、管部材28の外径と略同径の内径を有する筒状に形成されている。中下段外筒部26cの下端は、下部連通孔32bを介して、下段外筒部26dに嵌着された管部材28の内部流路32aと連通している。中下段外筒部26cの内面には、下部連通孔32bから下側大径筒部24dと下側小径筒部24eとの間の空間に至る凹溝32cが形成されている。凹溝32cは、図4に示すように、周方向に離間して複数(図示の例では6本)形成されている。このように、凹溝32cが複数設けられることにより、凹溝32cが単一の場合と比較して、発泡性液体と空気との接触面積が増大するため、泡質を均質化することができる。
管部材28は、図1及び図2に示すように、上端から下端に亘って貫通した内部流路32aを有する管状に形成されており、その上端部が外筒部材26の下段外筒部26dに嵌着されている。管部材28は、外筒部材26の下段外筒部26dに嵌着された状態において、その下端部が容器本体10の底部16近傍に位置する長さを有している。なお、図1では一直線に延びる管部材28を例示したが、これに限定されず、中途部において屈曲した形状等の種々の任意の形状を採用可能である。
以上説明した本実施形態に係るノズルキャップ20では、図1及び図2に示すように、管部材28の内部流路32aと、外筒部材26の下部連通孔32bと、外筒部材26の中下段外筒部26cに形成された複数の凹溝32cとにより、容器本体10の底部16近傍から気液混合室30に至る底部側流路32が形成されている。また、本実施形態に係るノズルキャップ20では、外筒部材26の内面に、容器本体10の口部14近傍から気液混合室30に至る口部側流路34が形成されている。さらに、本実施形態に係るノズルキャップ20では、キャップ本体22の仕切り壁22aによって囲まれた内側空間23bが、気液混合室30からノズル22bに至る泡流路として機能するよう構成されている。
また、本実施形態に係るノズルキャップ20では、キャップ本体22の外気導入孔22c及びバルブ収容部22dと、中筒部材24の上側小径筒部24c、内側連通孔25b及び下側小径筒部24eとにより、ノズルキャップ20の外部から容器本体10内に気体を流入させる外気導入路36が形成されている。
この外気導入路36は、図2に示すように、下側小径筒部24eの下端部分において、底部側流路32と連通(合流)している。また、底部側流路32は、中筒部材24の下側大径筒部24dと下側小径筒部24eとの間の空間(気液混合室30の流入口よりも上流側)において口部側流路34と合流し、気液混合室30に至るよう構成されている。そして、このように底部側流路32と口部側流路34とが互いに連通しているため、外気導入路36は、外筒部材26の中下段外筒部26cに形成された複数の凹溝32cを介して、口部側流路34とも連通している。外気導入路36が底部側流路32と連通する箇所及び外気導入路36が口部側流路34と連通する箇所は、いずれも、気液混合室30の流入口よりも上流側である。なお、本実施形態において、「気液混合室30の流入口よりも上流側」とは、後述するスクイズ操作によってノズルキャップ20のノズル22bから泡を吐出させる際における、発泡性液体及び泡の流動方向上流側を意味し、より簡潔には、気液混合室30よりも容器本体10側を意味する。
また、外気導入路36には、上述したとおり、ノズルキャップ20の外部から該外気導入路36内に向かう方向の流動を許容し、かつ、該外気導入路36内からノズルキャップ20の外部に向かう方向の流動を阻止する逆止弁(バルブ収容部22d及びバルブボール29)が設けられている。
[スクイズフォーマー容器の使用方法]
本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1は、容器本体10の胴部12を使用者が把持して押圧することにより、該容器本体10内の発泡性液体及び空気(気体)を気液混合室30において混合させて泡を生成し、該泡をノズルキャップ20のノズル22bから吐出させるよう構成されている。以下、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1の具体的な使用方法について、図5~図8を用いて説明する。
[正立状態]
まず、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1を正立状態で使用する場合について、図5及び図6を用いて説明する。この正立状態においては、容器本体10の底部16側に発泡性液体が滞留し、容器本体10の口部14側に空気層が形成される。これにより、管部材28の下端は、発泡性液体内に浸漬された状態となり、口部側流路34は、容器本体10の空気層に連通(露出)した状態となる。なお、図5(a)は、容器本体10を押圧(スクイズ)した際(スクイズ操作時)の発泡性液体、空気及び泡の流動経路を図示しており、図5(b)は、これらの流動経路を模式的に示す図である。また、図6(a)は、容器本体10に対する外力を取り除き、該容器本体10を復元させる際(スクイズバック時)の発泡性液体、空気及び泡の流動経路を図示しており、図6(b)は、これらの流動経路を模式的に示す図である。図5及び図6において、実線の黒矢印は、発泡性液体の流動経路を示し、破線の黒矢印は、空気の流動経路を示し、白抜きの矢印は、泡の流動経路を示している。
[正立状態:スクイズ操作]
本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1を正立状態で使用するには、まず、使用者は、口部14が上を向いた状態(正立状態)で容器本体10を把持し、ノズル22bを所定の吐出箇所に向け、容器本体10の胴部12を押圧してスクイズ変形させる。このように容器本体10の胴部12をスクイズ変形させることにより、容器本体10の内圧が上昇するため、図5(a)に示すように、バルブボール29がバルブ収容部22dの座部22eに密着し、外気導入路36が閉塞される。また、容器本体10の内圧上昇に伴い、容器本体10に収容された発泡性液体が底部側流路32を介して気液混合室30に供給されると共に、容器本体10の上部空間(口部14近傍の空気層)に滞留した空気が口部側流路34を介して気液混合室30に供給される。
これにより、図5(a)及び図5(b)に示すように、気液混合室30において発泡性液体と空気とが混合され、気液混合室30の流入口に形成されたメッシュ部(中筒部材24のベース部24aに形成された複数の外側連通孔25a)によるメッシュ機能も相俟って、微細な泡が生成される。そして、この生成された泡が、泡流路(キャップ本体22の内側空間23b)を介して、ノズル22bから吐出される。以上のスクイズ操作により、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1から所定の吐出箇所に向けて泡を吐出させることができる。
[正立状態:スクイズバック]
以上のスクイズ操作により所定量の泡を吐出し終えた後、使用者は、容器本体10に対する押圧(スクイズ操作)を止め、容器本体10に対する外力を取り除く。これにより、容器本体10は、それ自身の弾性によって元の形状に復元し、これに伴い、容器本体10の内部が負圧になる。このように容器本体10の内部が負圧になると、図6(a)に示すように、バルブボール29がバルブ収容部22dの座部22eから離れる方向に移動し、外気導入路36が開放される。これにより、外気導入路36を介して、容器本体10の内部に外気が流入される。
この際、外気導入路36は、底部側流路32及び口部側流路34の双方と連通しているため、正立状態における外気を取り込む物理的なルートとしては、外気導入路36から底部側流路32を介して容器本体10の底部16近傍(発泡性液体内)に導入される第1液中導入ルートと、外気導入路36から口部側流路34を介して容器本体10の口部14近傍の空気層(容器本体10の上部空間)に導入される第1空気中導入ルートとの2通りがある。しかしながら、正立状態のスクイズフォーマー容器1においては、底部側流路32の流出口(管部材28の下端)が発泡性液体内に浸漬され、発泡性液体による抵抗が存在するのに対し、口部側流路34の流出口は容器本体10の上部空間に開放されており、ほぼ抵抗が無い。このため、図6(a)及び図6(b)に示すように、前者の液中導入第1ルートよりも優先して後者の第1空気中導入ルートから外気が取り込まれ、第1液中導入ルートからはほぼ外気が取り込まれない。
そして、このような本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1によれば、スクイズバック時に底部側流路32を介して容器本体10の発泡性液体内に空気が流入されることがほぼ無く、外気の取り込みに起因する発泡性液体の泡立ちを可及的に抑制することが可能となるため、次回の吐出時に安定して泡を吐出することが可能である。
特に、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1では、外気導入路36が気液混合室30よりも容器本体10側(すなわち、気液混合室30の流入口よりも上流側)において口部側流路34に連通しており、気液混合室30を経由せずに容器本体10内に外気を導入することが可能であるため、容器本体10内に対する泡の侵入を抑制することが可能となる。
[倒立状態]
次に、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1を倒立状態で使用する場合について、図7及び図8を用いて説明する。この倒立状態においては、容器本体10の口部14側に発泡性液体が滞留し、容器本体10の底部16側に空気層が形成される。これにより、管部材28の下端は、容器本体10の空気層に連通(露出)した状態となり、また口部側流路34には、発泡性液体が侵入する。なお、図7(a)は、容器本体10を押圧(スクイズ)した際(スクイズ操作時)の発泡性液体、空気及び泡の流動経路を図示しており、図7(b)は、これらの流動経路を模式的に示す図である。また、図8(a)は、容器本体10に対する外力を取り除き、該容器本体10を復元させる際(スクイズバック時)の発泡性液体、空気及び泡の流動経路を図示しており、図8(b)は、これらの流動経路を模式的に示す図である。図7及び図8においても、図5及び図6と同様に、実線の黒矢印は、発泡性液体の流動経路を示し、破線の黒矢印は、空気の流動経路を示し、白抜きの矢印は、泡の流動経路を示している。
[倒立状態:スクイズ操作]
本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1を倒立状態で使用するには、まず、使用者は、口部14が下を向いた状態(倒立状態)で容器本体10を把持し、ノズル22bを所定の吐出箇所に向け、容器本体10の胴部12を押圧してスクイズ変形させる。このように容器本体10の胴部12をスクイズ変形させることにより、正立状態の場合と同様に、容器本体10の内圧上昇によりバルブボール29がバルブ収容部22dの座部22eに密着し、外気導入路36が閉塞される(図7(a)参照)。一方、正立状態の場合と異なり、ノズルキャップ20の外側空間23aに溜まった発泡性液体が口部側流路34を介して気液混合室30に供給されると共に、容器本体10の底部16側に滞留した空気が底部側流路32を介して気液混合室30に供給される。これにより、図7(a)及び図7(b)に示すように、正立状態の場合と同様に、気液混合室30において微細な泡が生成され、この泡がノズル22bから吐出される。以上のスクイズ操作により、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1から所定の吐出箇所に向けて泡を吐出させることができる。
[倒立状態:スクイズバック]
以上のスクイズ操作により所定量の泡を吐出し終えた後、使用者は、容器本体10に対する押圧(スクイズ操作)を止め、容器本体10に対する外力を取り除く。これにより、正立状態の場合と同様に、容器本体10の復元に伴う負圧によってバルブボール29がバルブ収容部22dの座部22eから離れる方向に移動して外気導入路36が開放され、外気導入路36を介して容器本体10の内部に外気が流入される(図8(a)参照)。
この際、外気導入路36は、底部側流路32及び口部側流路34の双方と連通しているため、倒立状態における外気を取り込む物理的なルートとしては、外気導入路36から口部側流路34を介して容器本体10の口部14近傍(キャップ本体22の外側空間23aの発泡性液体内)に導入される第2液中導入ルートと、外気導入路36から底部側流路32を介して容器本体10の底部16近傍(空気層)に導入される第2空気中導入ルートとの2通りがある。しかしながら、倒立状態のスクイズフォーマー容器1においても、正立状態の場合と同様に、発泡性液体による抵抗が存在する第2液中導入ルートよりも優先して、ほぼ抵抗が無い第2空気中導入ルートから外気が取り込まれるため、図8(a)及び図8(b)に示すように、第2液中導入ルートからはほぼ外気が取り込まれない。
そして、このような本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1によれば、倒立状態においても正立状態の場合と同様に、スクイズバック時に容器本体10の発泡性液体内に空気が流入されることがほぼ無く、外気の取り込みに起因する発泡性液体の泡立ちを可及的に抑制することが可能となるため、次回の吐出時に安定して泡を吐出することが可能である。
特に、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1では、外気導入路36が気液混合室30よりも容器本体10側(すなわち、気液混合室30の流入口よりも上流側)において底部側流路32に連通しており、気液混合室30を経由せずに容器本体10内に外気を導入することが可能であるため、倒立状態においても正立状態の場合と同様に、容器本体10内に対する泡の侵入を抑制することが可能となる。
以上説明したとおり、本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1は、容器本体10の底部16近傍から気液混合室30に至る底部側流路32と、容器本体10の口部14近傍から気液混合室30に至る口部側流路34と、気液混合室30からノズルキャップ20のノズル22bに至る泡流路(キャップ本体22の内側空間23b)と、ノズルキャップ20の外部から容器本体10内に気体(空気)を流入させる外気導入路36とを備え、外気導入路36には、ノズルキャップ20の外部から該外気導入路36内に向かう方向の流動を許容し、かつ、該外気導入路36内からノズルキャップ20の外部に向かう方向の流動を阻止する逆止弁(バルブ収容部22d及びバルブボール29)が設けられており、外気導入路36は、底部側流路32及び口部側流路34に連通している。
このような本実施形態に係るスクイズフォーマー容器1によれば、上述したとおり、正立状態及び倒立状態のいずれの状態で使用した場合においても、スクイズバック時に発泡性液体を介して容器本体10内に空気が流入されにくく、外気の取り込みに起因する発泡性液体の泡立ちを可及的に抑制することが可能となるため、安定して泡を吐出することが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態を例示して説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に記載の範囲には限定されない。上記各実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
例えば、容器本体は、上述した実施形態に係る容器本体10に限定されず、ノズルキャップを装着可能で、かつ、スクイズ変形可能なものであれば、種々の構成を採用可能である。例えば、容器本体は、自立する構成に限定されず、自立しない構成(例えば底部が下方に向かう半円球状に形成される構成、チューブ状の構成等)であっても良い。
上述した実施形態では、凹溝状の口部側流路34が複数設けられるものとして説明したが、これに限定されず、外筒部材26の内径を仕切り壁22a及び中筒部材24の外径よりも大きく設定し、これにより生じた隙間を口部側流路34とする構成としても良い。また、同様に、上述した実施形態では、外筒部材26の中下段外筒部26cに複数の凹溝32cが形成されるものとして説明したが、これに限定されず、外筒部材26の内径を中筒部材24の外径よりも大きく設定し、これにより生じた隙間を底部側流路32の一部とする構成としても良い。
上述した実施形態では、中筒部材24のベース部24aに形成された複数の外側連通孔25aがメッシュ部として機能するものとして説明したが、これに限定されず、外側連通孔25aが単数設けられる構成としても良いし、外側連通孔25aに代えて又はこれと共に、任意のメッシュ部材を設ける構成としても良い。
上述した実施形態では、逆止弁がバルブ収容部22d及びバルブボール29により構成されるものとして説明したが、これに限定されず、外気導入路36を開閉可能な逆止弁であれば、例えば板状弁等の種々の弁構造を採用可能である。
上述した実施形態では、外気導入路36が気液混合室30よりも容器本体10側において底部側流路32及び口部側流路34に連通するものとして説明したが、これに限定されず、気液混合室30に直接接続される構成や、気液混合室30よりもノズル22b側において底部側流路32及び/又は口部側流路34に連通する構成としても良い。
上記のような変形例が本発明の範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 スクイズフォーマー容器
10 容器本体
12 胴部
14 口部
16 底部
20 ノズルキャップ
22 キャップ本体
22a 仕切り壁
22b ノズル
22c 外気導入孔
22d バルブ収容部
22e 座部
23a 外側空間
23b 内側空間
24 中筒部材
24a ベース部
24b 上側大径筒部
24c 上側小径筒部
24d 下側大径筒部
24e 下側小径筒部
25a 外側連通孔
25b 内側連通孔
26 外筒部材
26a 上段外筒部
26b 中上段外筒部
26c 中下段外筒部
26d 下段外筒部
28 管部材
29 バルブボール
30 気液混合室
32 底部側流路
32a 内部流路
32b 下部連通孔
32c 凹溝
34 口部側流路
36 外気導入路

Claims (2)

  1. 口部、底部及び可撓性を有する胴部を備える容器本体と、
    前記容器本体の前記口部に装着可能な装着部、前記容器本体内に収容された発泡性液体と気体とを混合させる気液混合室、及び、該気液混合室により生成された泡を吐出可能なノズルを備えるノズルキャップとを備え、
    前記容器本体の前記胴部を押圧することにより、該容器本体内の発泡性液体及び気体を前記気液混合室において混合させて泡を生成し、該泡を前記ノズルキャップの前記ノズルから吐出させるスクイズフォーマー容器であって、
    前記容器本体の底部近傍から前記気液混合室に至る底部側流路と、
    前記容器本体の口部近傍から前記気液混合室に至る口部側流路と、
    前記気液混合室から前記ノズルキャップの前記ノズルに至る泡流路と、
    前記ノズルキャップの外部から前記容器本体内に気体を流入させる外気導入路と
    を備え、
    前記外気導入路には、前記ノズルキャップの外部から該外気導入路内に向かう方向の流動を許容し、かつ、該外気導入路内から前記ノズルキャップの外部に向かう方向の流動を阻止する逆止弁が設けられており、
    前記外気導入路は、前記底部側流路及び前記口部側流路に連通しており、
    前記外気導入路は、前記気液混合室よりも前記容器本体側において前記口部側流路に連通している
    スクイズフォーマー容器。
  2. 前記外気導入路は、前記気液混合室よりも前記容器本体側において前記底部側流路に連通している
    請求項に記載のスクイズフォーマー容器。
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