JP7303497B2 - 上死点位置評価方法及び上死点位置評価装置 - Google Patents

上死点位置評価方法及び上死点位置評価装置 Download PDF

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特許法第30条第2項適用 令和元年11月13日、広島県安芸郡府中町新地3番1号マツダ株式会社講堂において開催された生産技術展示会で「世界初SPCCI燃焼の進化機能を100%量産保証する機能評価技術」を公開。
本発明は、直列多気筒エンジンにおける各気筒の上死点位置の評価方法及び評価装置に関する。
車両等に搭載されるエンジンには、出力性能や環境性能の向上のために、燃焼室内での燃焼を緻密に制御することが要求されている。そのためには、エンジンにおける制御の基準となるピストンの上死点位置を正確に割り出すことが重要である。
従来、複数気筒のエンジンの各ピストンの上死点位置の計測は、目視で上死点近傍に静止させたピストンに対して手作業でピストンのトップ面位置を計測する計測ツールを当て、クランクシャフトを軸回りに揺動させて行っていた。それ故、計測者間で計測値がばらつくことがあった。
また、静止状態のピストンは、ピストンとコネクティングロッドのピストンピンによる連結部分、コネクティングロッドとクランクシャフトのクランクピンとの連結部分、及びクランクシャフトのクランクジャーナルとクランクケースの軸受けとの連結部分におけるクリアランス相当分だけ、重力によって下がる。それ故、エンジン駆動時のピストンのトップ面位置に対して、静止状態における計測値は正確性に欠けていた。
そのため、例えば特許文献1のように、クランクシャフトをモータで回転させ、上下に移動するピストンのトップ面位置を、レーザ光を用いて計測する技術が知られている。上記クリアランス相当分だけ下がっていたピストンのトップ面が、上死点近傍ではピストンの慣性力によって上方に移動し、エンジン駆動時のピストンの状態を再現してピストンのトップ面位置を計測することができ、計測者間の計測値のばらつきを抑制することができる。
特開平8-121230号公報
しかし、クランクシャフトを回転させてピストンを上下に移動させたときに、シリンダとピストンの間のクリアランスによって、ピストンピンを軸としてピストンが傾くので、特許文献1の技術ではピストンのトップ面位置の計測誤差が大きくなる虞があった。また、クランクシャフトを回転させてピストンを上下に往復移動させるとエンジンが振動するので、この振動がピストンのトップ面位置の計測誤差になり、正確な上死点位置を評価することができない虞があった。
本発明の目的は、正確なピストンの上死点位置を評価することができる上死点位置評価方法及び上死点位置評価装置を提供することである。
請求項1の発明の上死点位置評価方法は、エンジンのクランクシャフトを駆動装置によって所定速度で回転させながら、前記クランクシャフトの回転角度と前記クランクシャフトに連結されたピストンのトップ面位置を計測して、前記ピストンの上死点に対応する前記回転角度を評価する上死点位置評価方法において、シリンダブロックのデッキ面であって、前記クランクシャフトの軸に沿う第1方向に沿ってシリンダの外側の複数のデッキ面位置を複数の第1計測センサによって計測すると共に、前記ピストンのトップ面位置を複数の第2計測センサによって計測する計測工程と、前記回転角度と、前記トップ面位置と、前記複数のデッキ面位置に基づいて前記ピストンの上死点位置を評価する評価工程を有することを特徴としている。
上記構成によれば、エンジンのクランクシャフトを駆動装置によって所定速度で回転させながら、クランクシャフトの回転角度とクランクシャフトに連結されたピストンのトップ面位置を計測して、ピストンの上死点に対応する回転角度、即ち上死点位置を評価する。従って、エンジンの駆動時のピストンのトップ面位置を再現して上死点位置を評価することができる。また、計測工程では、第1方向に沿ってシリンダの外側の複数のデッキ面位置を複数の第1計測センサによって計測すると共に、ピストンのトップ面位置を複数の第2計測センサによって計測する。従って、クランクシャフトの回転及びピストンの往復移動によるエンジンの振動の影響を解消して、トップ面位置を正確に計測することができる。そして評価工程では、回転角度と、トップ面位置と、複数のデッキ面位置に基づいてピストンの正確な上死点に対応する回転角度を評価するので、ピストンの正確な上死点位置を評価することができる。
請求項2の発明の上死点位置評価方法は、請求項1の発明において、前記計測工程において、前記第1方向に直交する第2方向に離隔したピストンのトップ面外縁近傍部の2箇所を前記複数の第2計測センサによって計測し、前記評価工程において、前記2箇所の計測値の平均値を前記トップ面位置として算出することを特徴としている。
上記構成によれば、計測工程で第2方向に離隔したピストンのトップ面外縁近傍部の2箇所の計測ポイントを複数の第2計測センサによって計測し、評価工程でピストンの2箇所の計測値の平均値をトップ面位置として算出する。従って、ピストンの傾きによる計測誤差を解消して、ピストンの正確な上死点位置を評価することができる。
請求項3の発明の上死点位置評価方法は、請求項1又は2の発明において、前記第1計測センサと前記第2計測センサとして、接触式のリニアセンサを使用することを特徴としている。
上記構成によれば、第1、第2計測センサが接触式のリニアセンサなので、計測時にピストンの傾きがあってもピストンのトップ面位置を正確に計測することができ、ピストンの正確な上死点位置を評価することができる。
請求項4の発明の上死点位置評価方法は、請求項の発明において、前記計測工程の前に、前記複数の第1計測センサと前記複数の第2計測センサをマスタープレートに接触させることにより、前記複数の第1計測センサと前記複数の第2計測センサの計測基準位置を学習する学習工程を有することを特徴としている。
上記構成によれば、計測前に、複数の第1計測センサと複数の第2計測センサをマスタープレートに接触させることにより、複数の第1計測センサと複数の第2計測センサの計測基準位置を学習するので、計測誤差の発生を抑えることができる。
請求項5の発明の上死点位置評価装置は、エンジンのクランクシャフトを所定速度で回転させる駆動装置と、前記クランクシャフトの回転角度を計測する回転角度計測装置を備え、前記クランクシャフトを所定速度で回転させながら、前記クランクシャフトに連結されたピストンの上死点に対応する前記回転角度を評価する上死点位置評価装置において、 シリンダブロックのデッキ面であって、前記クランクシャフトの軸に沿う第1方向に沿ってシリンダの外側の複数のデッキ面位置を計測する複数の第1計測センサと、前記ピストンのトップ面位置を計測する複数の第2計測センサと、前記回転角度と、前記トップ面位置と、前記複数のデッキ面位置に基づいて前記ピストンの上死点位置を算出する演算装置を有することを特徴としている。
上記構成によれば、上死点位置評価装置は、エンジンのクランクシャフトを駆動装置によって所定速度で回転させながら、クランクシャフトの回転角度とクランクシャフトに連結されたピストンのトップ面位置を計測して、ピストンの上死点に対応する回転角度、即ち上死点位置を評価する。従って、エンジンの駆動時のピストンのトップ面位置を再現して上死点位置を評価することができる。また、第1方向に沿ってシリンダの外側の複数のデッキ面位置を複数の第1計測センサによって計測すると共に、ピストンのトップ面位置を複数の第2計測センサによって計測するので、クランクシャフトの回転及びピストンの往復移動によるエンジンの振動の影響を解消して、トップ面位置を正確に計測することができる。そして、回転角度と、トップ面位置と、複数のデッキ面位置に基づいてピストンの上死点に対応する回転角度を演算装置が算出するので、ピストンの正確な上死点位置を評価することができる。
請求項6の発明の上死点位置評価装置は、請求項5の発明において、前記複数の第2計測センサは、前記第1方向に直交する第2方向に離隔したピストンのトップ面外縁近傍部の2箇所を計測し、前記演算装置は、前記2箇所の計測値の平均値を前記トップ面位置として算出することを特徴としている。
上記構成によれば、第2方向に離隔したピストンのトップ面外縁近傍部の2箇所の計測ポイントを複数の第2計測センサによって計測し、ピストンの2箇所の計測値の平均値をトップ面位置として算出する。従って、ピストンの傾きによる計測誤差を解消して、ピストンの正確な上死点位置を評価することができる。
請求項7の発明の上死点位置評価装置は、請求項5又は6の発明において、前記第1計測センサと前記第2計測センサは、接触式のリニアセンサであることを特徴としている。
上記構成によれば、接触式のリニアセンサを使用するので、ピストンの傾きがあってもピストンのトップ面位置を正確に計測して、ピストンの正確な上死点位置を評価することができる。
請求項8の発明の上死点位置評価装置は、請求項の発明において、計測前に前記複数の第1計測センサと前記複数の第2計測センサを接触させることにより、前記複数の第1計測センサと前記複数の第2計測センサの計測基準位置を学習するためのマスタープレートを有することを特徴としている。
上記構成によれば、計測前に、複数の第1計測センサと複数の第2計測センサをマスタープレートに接触させることにより、複数の第1計測センサと複数の第2計測センサの計測基準位置を学習するので、計測誤差の発生を抑えることができる。
本発明の上死点位置評価方法及び上死点位置評価装置によれば、正確なピストンの上死点位置を評価することができる。
本発明の実施形態に係る上死点位置評価装置の正面図である。 上死点位置評価装置の制御部のブロック図である。 本発明の実施形態に係る計測箇所の説明図である。 図3のIV-IV線要部断面図である。 図3のV-V線要部断面図である。 本発明の実施形態に係る計測装置の要部平面図である。 本発明の実施形態に係る計測基準位置の学習の説明図である。 本発明の実施形態に係る上死点評価工程を示すブロック図である。 ピストンにおける慣性力の作用の説明図である。 クランクシャフト回転速度に対するトップ面の上昇距離及びセンサ追従性の関係の説明図である。 本発明の実施形態に係る上死点位置評価結果の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
最初に、上死点位置評価装置1について説明する。
図1に示すように上死点位置評価装置1は、評価対象のエンジン10を載置するステージ3と、エンジン10の所定の計測ポイントの高さを計測するためにステージ3の上方に配置された計測装置20と、計測装置20を上下、前後、左右の3方向に移動可能に支持する支持フレーム30と、エンジン10のクランクシャフト11を回転させる駆動装置5と、回転させたクランクシャフト11の回転角度を計測する回転角度計測装置6等を有する。
駆動装置5は、例えばクランクシャフト11を定速で回転させる電動モータである。また、回転角度計測装置6は、回転角度(クランク角度)を例えば0.1度刻みで検出する高分解能のクランク角度センサである。計測装置20には、複数の第1計測センサとして第1計測センサ21a~21gと、複数の第2計測センサとして複数の第2計測センサペア22a~22fが装備されている。第2計測センサペア22a~22fは夫々2つの第2計測センサで構成されている。
第1、第2計測センサは、例えば接触式のリニアセンサであり、先端の移動距離(変位量)を計測する。複数の第1計測センサ21a~21gは、エンジン10のシリンダブロック上面(デッキ面12)の位置を計測する。複数の第2計測センサペア22a~22fは、後述するエンジン10の各ピストンのトップ面位置を計測する。
ステージ3には、エンジン機種を検出するエンジン機種検出装置7が装備されている。駆動装置5と回転角度計測装置6は、エンジン機種に応じて定められた位置に移動可能に夫々構成されている。エンジン機種検出装置7は、例えばエンジン10の所定位置に取り付けられたコード(バーコード、2次元コード等)又はRFタグの情報を読み取って、エンジン機種等の情報を取得する。図示を省略するが、ステージ3は、載置したエンジン10の位置を上下、前後、左右に調整可能に構成されている。
支持フレーム30は、床に固定された固定フレーム31と、固定フレーム31に対して左右に移動可能に構成された左右移動フレーム32と、左右移動フレーム32に対して前後に移動可能に構成された前後移動フレーム33と、前後移動フレーム33に対して上下に移動可能に構成された上下移動フレーム34等を有する。
左右移動フレーム32は、固定フレーム31に配設された左右に延びるガイドレール31aに沿って図示外のアクチュエータによって移動される。前後移動フレーム33は、左右移動フレーム32に配設された前後に延びるガイドレール32aに沿って図示外のアクチュエータによって移動される。上下移動フレーム34は、複数の駆動シリンダ35によって上下に移動される。計測装置20は、上下移動フレーム34に下方に延びるように配設された複数の柱状部材36の下端部に固定されている。それ故、計測装置20を固定フレームに対して上下、前後、左右の3方向に移動させて位置の調整を行うことができる。
また、上死点位置評価装置1は、図2に示すようにエンジン機種に応じて計測装置20等の位置制御や駆動装置5の駆動制御等を行う制御部40を有する。制御部40は、演算装置41、記憶装置42、入出力装置43等を備え、所定の制御プログラムを実行して上死点位置の評価を行う。
上死点位置の評価中には、駆動装置5によるクランクシャフト11の回転速度情報と、回転角度計測装置6によるクランクシャフトの回転角度情報と、複数の第1計測センサ21a~21gによるデッキ面位置の計測値と、複数の第2計測センサペア22a~22fによるトップ面位置の計測値等が、入出力装置43を介して記憶装置42に記憶される。そして、記憶された情報に基づいて、演算装置41が各ピストンの上死点位置に対応するクランクシャフト11の回転角度を算出する。
次に、評価対象のエンジン10における計測装置20による計測箇所について説明する。
図3は、エンジン10の1例として、シリンダヘッド装着前の直列6気筒エンジンのシリンダブロックをデッキ面12側から見た要部平面図である。6つのシリンダ13a~13fが、クランクシャフト11の軸が伸びるA1方向(第1方向)に沿って1列に配設され、A1方向と平行に延びるシリンダ列の中心線C1が表示されている。また、A1方向に直交するA2方向(第2方向)と平行な各シリンダ13a~13fの中心線C2a~C2fが表示されている。
複数のシリンダ13a~13f内にはピストン14a~14fが夫々収容されている。尚、図示を省略するが、クランクシャフト11のクランク角度センサがエンジン10に装備されている。
図4は図3の中心線C1に沿ったシリンダ列の要部断面図であり、図5は図3の中心線C2aに沿ったシリンダ13aの要部断面図である。図3~図5に示すように、複数の第1計測センサ21a~21gは、シリンダ列に沿って、シリンダ13a~13fの外側の中心線C1上の対応するデッキ面位置の計測ポイントDa~Dgを計測する。
複数の第2計測センサペア22a~22fは、対応するピストン14a~14fにおいて、中心線C1に対称にトップ面外縁近傍部のA2方向に離隔した中心線C2a~C2f上の2箇所のトップ面位置の計測ポイントTa1,Ta2~Tf1,Tf2を計測する。尚、図示外のシリンダヘッドを載せたときに、計測ポイントTa1~Tf1はシリンダヘッドの吸気ポート側にあり、計測ポイントTa2~Tf2は排気ポート側にある。
各ピストン14a~14fのA2方向に離隔したトップ面外縁近傍部は、図示外のシリンダヘッドとの間で燃焼室内の混合気を圧縮するためのスキッシュエリアとして平坦に形成されているので、トップ面位置の計測に適している。一方、各ピストン14a~14fのトップ面の径方向内側には、焼室内の混合気制御のために、エンジン機種によって異なる図示外の凹凸が設けられている場合があるので、トップ面位置の計測は困難である。それ故、どのエンジン機種にも共通して形成されるスキッシュエリアに対応する2箇所をトップ面位置の計測ポイントにしている。尚、上死点近傍以外では、ピストン14a~14fから第2計測センサペア22a~22fの先端が離れる。
また、ピストン14aとシリンダ13aとの間にはクリアランスがあるので、ピストン14aがピストンピン15aを中心に揺動し、トップ面が傾いて2箇所の計測ポイントTa1,Ta2の計測値が最大で例えば数百μm程度異なる場合がある。それ故、中心線C1に対称にA2方向に離隔した2箇所の計測ポイントTa1,Ta2の計測値の平均値をピストン14aのトップ面位置として演算装置41が算出する。そして、シリンダ13aのデッキ面位置としてシリンダ13aの外側の計測ポイントDa,Dbの計測値の平均値を演算装置41が算出する。他のシリンダ13b~13f及びピストン14b~14fについてもシリンダ13a及びピストン14aと同様に、デッキ面位置とトップ面位置を演算装置41が算出する。
次に計測装置20について、図6に基づいて説明する。
計測装置20は、第1計測センサ21a~21g及び第2計測センサペア22a~22fが装備された矩形状且つ平板状のベース部材23を有する。ベース部材23は、厚さ方向(上下方向)に連通する1対の矩形状の開口部24を有する。計測装置20は、ステージ3に載置されたエンジン10について、第1計測センサ21a~21g及び第2計測センサペア22a~22fによって、対応するデッキ面位置の計測ポイントDa~Dgと、トップ面位置の計測ポイントTa1,Ta2~Tf1,Tf2を同時に計測する。
ベース部材23の上面側には、A2方向と平行に1対の開口部24に架設するように細長い板状の複数の支持部材25a~25c,25e~25g,26a~26fが配設されている。支持部材25a~25cは、対応する第1計測センサ21a~21cを支持する。支持部材25e~25gは、対応する第1計測センサ21e~21gを支持する。支持部材26a~26fは、対応する第2計測センサペア22a~22fを支持する。
1対の開口部24の間には、A2方向と平行に架け渡された架橋部23aが設けられている。この架橋部23aのA2方向中央部には、シリンダ列中央のデッキ面位置の計測ポイントDdを計測するための第1計測センサ21dが、ベース部材23から下方に突出した状態に装備されている。
架橋部23aの第1センサ21dも含めて、第1計測センサ21a~21gがA1方向に1列に並ぶように、複数の支持部材25a~25c,25e~25gが配設されている。そして、1列に並ぶ第1計測センサ21a~21gの間に1つの第2計測センサペア22a~22fが夫々配置されるように、複数の支持部材26a~26fが配設されている。複数の支持部材25a~25c,25e~25g,26a~26fに支持された複数の第1計測センサ21a~21c,21e~21g及び複数の第2計測センサペア22a~22fは、開口部24からベース部材23の下方に突出した状態に装備されている。
図1に示すように、ベース部材23には、下方に突出した複数の脚部27が、同じ高さに脚部27の下端を揃えて装備されている。複数の第1計測センサ21a~21g及び複数の第2計測センサペア22a~22fの下端(先端)は、複数の脚部27の下端とほぼ同じ高さではあるが、複数の脚部27の下端よりも下方まで延びている。
次に、複数の第1計測センサ21a~21g及び複数の第2計測センサペア22a~22fの計測基準位置の学習用のマスタープレート37について説明する。
マスタープレート37は平坦な矩形状の板である。図1に示すようにマスタープレート37は、上昇させた計測装置20とステージ3に載置されたエンジン10の間に進出可能なように、上死点位置評価装置1に装備されている。例えば、マスタープレート37を前後方向に案内するためのガイドレール38aを夫々備えた2つのアーム38が、固定フレーム31に固定されている。そして、これら2つのアーム38に架設されたマスタープレート37が、図示外のアクチュエータによってガイドレール38aに沿って進出、後退される。
図7に示すように、上死点位置評価装置1は、複数の第1計測センサ21a~21gと複数の第2計測センサペア22a~22fの下端(先端)を、進出させたマスタープレート37の上面に同時に接触させることによって、計測基準位置を学習する。複数の第1計測センサ21a~21gと複数の第2計測センサペア22a~22fは、先端を計測対象に接触させたときの計測基準位置からの距離を計測するので、例えば温度変化や取付誤差等による影響が解消される。また、今回の学習時の計測基準位置における出力値が、前回の学習時の計測基準位置における出力値と比べて大きく異なる場合や、予め設定された範囲を超える場合には、異物の付着や故障等の不具合として検出できる。
計測基準位置の学習時には、ベース部材23の複数の脚部27の下端をマスタープレート37の上面に当接させる。また、計測時には、ベース部材23の複数の脚部27の下端をエンジン10のデッキ面12に当接させる。これにより、デッキ面12を計測基準位置に合わせることができ、クランクシャフト11を回転させたときの振動によるデッキ面12の位置の変動を複数の第1計測センサ21a~21gによって計測することができる。
次に、上死点位置計測方法について、図8に基づいて説明する。
評価対象のエンジン10がステージ3に載置されると、エンジン機種検出装置7がエンジン機種を検出し、エンジン機種情報を制御部40に出力する(機種検出工程)。制御部40は、エンジン機種情報に基づいて、駆動装置5と回転角度計測装置6の位置とステージ3の位置を所定の計測位置に調整すると共に、計測装置20の位置の調整を行う(計測準備工程)。
次に、マスタープレート37を進出させ、計測装置20に装備された複数の第1計測センサ21a~21g及び複数の第2計測センサペア22a~22fの計測基準位置を学習した後、マスタープレート37を所定の待機位置に後退させる(学習工程)。
次に、複数の第1計測センサ21a~21f及び複数の第2計測センサペア22a~22fがデッキ面位置の計測ポイントDa~Dg、トップ面位置の計測ポイントTa1~Tf2に夫々対応するように計測装置20を移動させる。また、複数の脚部27がデッキ面11に当接するように計測装置20を移動させる。そして、駆動装置5によって所定の回転速度(例えば40rpm)でクランクシャフト11を回転させる。この状態で、回転角度計測装置6によって計測されるクランクシャフト11の回転角度に対応する計測ポイントDa~Dgのデッキ面位置、及び計測ポイントTa1~Tf2のトップ面位置を、複数の第1計測センサ21a~21gと複数の第2計測センサペア22a~22fによって計測する(計測工程)。
このとき、例えばピストン14aが上下に往復移動するので、上死点近傍では上方に慣性力IFが働く。図9に示すように慣性力IFによって、ピストン14aとコネクティングロッド16aがピストンピン15aによって連結された連結部分、コネクティングロッド16aとクランクシャフト11のクランクピン17aとの連結部分、及びクランクシャフト11の軸(クランクジャーナル18)とクランクケースの軸受け19との連結部分におけるクリアランス相当分CLだけ、静止時と比べてピストン14aのトップ面が上昇する。他のピストン14b~14fも同様なので、エンジン駆動時のトップ面位置が再現される。
また、回転速度を増加させてゆくと慣性力IFによってトップ面位置が上昇するので、図10に線Lで示すようにトップ面上昇距離が大きくなってゆき、上記クリアランス相当分CLだけ上昇した後は回転速度を増加させてもトップ面上昇距離が一定になる。一方、回転速度を増加させてゆくと、曲線Trで示すように、上下に移動するピストン14aのトップ面に対しての第2計測センサ(接触式のリニアセンサ)の追従性が低下してゆく。回転速度が大き過ぎると、接触式のリニアセンサがピストン14aのトップ面に追従できず正しく計測できなくなる。それ故、上記クリアランス相当分CLだけ上昇させることができ且つ正しく計測することができる所定の回転速度として、例えば40rpmを設定している。
計測工程における各計測値を制御部40が受けて、演算装置41によって、各ピストン14a~14fの上死点とこの上死点に対応するクランクシャフト11の回転角度、即ち各ピストン14a~14fの上死点位置が算出(評価)される(評価工程)。例えばピストン14aのトップ面位置は、演算装置41によって、ピストン14aの計測ポイントT1a,T2aの2つの計測値の平均値から、このピストン14aが上下するシリンダ13aの外側の2つの計測ポイントDa,Dbの計測値の平均値を差し引いて算出する。これにより、ピストン14aのトップ面の計測値に含まれているエンジン10の振動による計測基準位置からのデッキ面位置のずれを除去することができる。
そして、図11に示すように、演算装置41によって、ピストン14aのトップ面位置が回転角度計測装置6による回転角度毎(0.1度毎)に算出され、機械的な上死点(TDC)の回転角度近傍において回転角度に対するトップ面位置の近似曲線TL(2次曲線)が求められる。この近似曲線TLの頂点がピストン14aの実際の上死点になるので、この上死点になるトップ面位置に対応する回転角度θmax が演算装置41によって算出される。他のピストン14b~14fについてもピストン14aと同様にして、上死点に対応する回転角度θmax が演算装置41によって算出される。
この評価工程では、算出された上死点に対応する回転角度θmax が、例えば所定の基準角度範囲内にあるか否か判定して、不良検出をすることも可能である。上記のように評価工程で評価された各ピストン14a~14fの上死点に対応するクランクシャフト11の各回転角度θmax は、このエンジン10の固有の上死点位置の情報として記録される。評価された上死点位置とエンジン10に装備された図示外のクランク角度センサの出力値を対応させることもできる。
次に、上記実施形態に係る上死点位置評価方法及び上死点位置評価装置1の作用、効果について説明する。
上死点位置の評価は、エンジン10のクランクシャフト11を駆動装置5によって所定速度で回転させながら、クランクシャフト11の回転角度とクランクシャフト11に連結された複数のピストン14a~14fのトップ面位置を計測して、各ピストン14a~14fの上死点に対応する回転角度、即ち上死点位置を算出(評価)する。従って、エンジン10の駆動時のピストン14a~14fのトップ面位置を再現して上死点位置を評価することができる。
計測工程では、A1方向に沿って各シリンダ13a~13fの外側の複数のデッキ面位置を複数の第1計測センサ21a~21gによって計測すると共に、各ピストン14a~14fのトップ面位置を複数の第2計測センサペア22a~22fによって計測する。従って、クランクシャフト11の回転及びピストン14a~14fの往復移動によるエンジン10の振動の影響を除去して、トップ面位置を正確に計測することができる。
評価工程では、回転角度と、トップ面位置と、複数のデッキ面位置に基づいて上死点に対応する回転角度θmax を各ピストン14a~14fについて演算装置41により算出するので、各ピストン14a~14fの上死点に対応する回転角度θmax を正確に評価することができる。
計測工程では、A2方向に離隔した各ピストン14a~14fのトップ面外縁近傍部の各2箇所の計測ポイントTa1,Ta2~Tf1,Tf2を複数の第2計測センサペア22a~22fによって計測する。そして、評価工程では、各ピストン14a~14fの各2箇所の計測値の平均値を各ピストン14a~14fのトップ面位置として演算装置41により算出する。従って、各ピストン14a~14fの傾きによる計測誤差を解消して、各ピストン14a~14fの上死点に対応する回転角度θmax を正確に評価することができる。
第1計測センサ及び第2計測センサペアを構成する第2計測センサとして、接触式のリニアセンサを使用するので、各ピストン14a~14fの傾きがあってもトップ面位置を正確に計測して、各ピストン14a~14fの上死点に対応する回転角度θmax を正確に評価することができる。
計測前に、複数の第1計測センサ21a~21gと複数の第2計測センサペア22a~22fをマスタープレート37に接触させることにより、複数の第1計測センサ21a~21gと複数の第2計測センサペア22a~22fの計測基準位置を学習するので、温度変化等による計測誤差の発生を抑えることができる。また、異物の付着やセンサの故障等を検知することもできる。
尚、上記実施形態では、直列6気筒エンジンを例に説明したが、これより気筒数が少ない例えば直列4気筒エンジンや直列3気筒エンジン及び単気筒エンジンにおいても同様に上死点位置を評価することができる。この場合、エンジンに対応する計測ポイントがない第1、第2計測センサの出力値を除外して評価する。また、計測装置20にエンジンの気筒数に応じた数量の第1、第2計測センサを装備させてもよい。例えば4気筒エンジンの場合には、5つの第1計測センサと4つの第2計測センサペア(8つの第2計測センサ)を装備させる。その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく上記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はその種の変更形態をも包含するものである。
1 :上死点位置評価装置
3 :ステージ
5 :駆動装置
6 :回転角度計測装置
7 :エンジン機種検出装置
10 :エンジン
11 :クランクシャフト
12 :デッキ面
13a~13f :シリンダ
14a~14f :ピストン
15a :ピストンピン
16a :コネクティングロッド
17a :クランクピン
18a :クランクジャーナル
20 :計測装置
21a~21g :第1計測センサ
22a~22f :第2計測センサペア
23 :ベース部材
24 :開口部
25a~25c,25e~25f,26a~26f :支持部材
27 :脚部
30 :支持フレーム
31 :固定フレーム
31a :ガイドレール
32 :左右移動フレーム
32a :ガイドレール
33 :前後移動フレーム
34 :上下移動フレーム
35 :駆動シリンダ
36 :柱状部材
37 :マスタープレート
38 :アーム
38a :ガイドレール
40 :制御部
41 :演算装置
42 :記憶装置
43 :入出力装置

Claims (8)

  1. エンジンのクランクシャフトを駆動装置によって所定速度で回転させながら、前記クランクシャフトの回転角度と前記クランクシャフトに連結されたピストンのトップ面位置を計測して、前記ピストンの上死点に対応する前記回転角度を評価する上死点位置評価方法において、
    シリンダブロックのデッキ面であって、前記クランクシャフトの軸に沿う第1方向に沿ってシリンダの外側の複数のデッキ面位置を複数の第1計測センサによって計測すると共に、前記ピストンのトップ面位置を複数の第2計測センサによって計測する計測工程と、
    前記回転角度と、前記トップ面位置と、前記複数のデッキ面位置に基づいて前記ピストンの上死点位置を評価する評価工程を有することを特徴とする上死点位置評価方法。
  2. 前記計測工程において、前記第1方向に直交する第2方向に離隔した前記ピストンのトップ面外縁近傍部の2箇所を前記複数の第2計測センサによって計測し、
    前記評価工程において、前記2箇所の計測値の平均値を前記トップ面位置として算出することを特徴とする請求項1に記載の上死点位置評価方法。
  3. 前記第1計測センサと前記第2計測センサとして、接触式のリニアセンサを使用することを特徴とする請求項1又は2に記載の上死点位置評価方法。
  4. 前記計測工程の前に、前記複数の第1計測センサと前記複数の第2計測センサをマスタープレートに接触させることにより、前記複数の第1計測センサと前記複数の第2計測センサの計測基準位置を学習する学習工程を有することを特徴とする請求項に記載の上死点位置評価方法。
  5. エンジンのクランクシャフトを所定速度で回転させる駆動装置と、前記クランクシャフトの回転角度を計測する回転角度計測装置を備え、前記クランクシャフトを所定速度で回転させながら、前記クランクシャフトに連結されたピストンの上死点に対応する前記回転角度を評価する上死点位置評価装置において、
    シリンダブロックのデッキ面であって、前記クランクシャフトの軸に沿う第1方向に沿ってシリンダの外側の複数のデッキ面位置を計測する複数の第1計測センサと、
    前記ピストンのトップ面位置を計測する複数の第2計測センサと、
    前記回転角度と、前記トップ面位置と、前記複数のデッキ面位置に基づいて前記ピストンの上死点位置を算出する演算装置を有することを特徴とする上死点位置評価装置。
  6. 前記複数の第2計測センサは、前記第1方向に直交する第2方向に離隔した前記ピストンのトップ面外縁近傍部の2箇所を計測し、
    前記演算装置は、前記2箇所の計測値の平均値を前記トップ面位置として算出することを特徴とする請求項5に記載の上死点位置評価装置。
  7. 前記第1計測センサと前記第2計測センサは、接触式のリニアセンサであることを特徴とする請求項5又は6に記載の上死点位置評価装置。
  8. 計測前に前記複数の第1計測センサと前記複数の第2計測センサを接触させることにより、前記複数の第1計測センサと前記複数の第2計測センサの計測基準位置を学習するためのマスタープレートを有することを特徴とする請求項に記載の上死点位置評価装置。
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