JP7302855B2 - 歯の漂白用デバイス及びキット並びに歯の漂白方法 - Google Patents
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Description
(A)さらに二酸化塩素トラップ部材を備え、二酸化塩素トラップ部材は、透湿・防水性部材の、層(b)に対向しない面に接触して、又は、透湿・防水性部材の、層(b)に対向しない面から所定距離離れて空間を介して存在している態様、この態様において、二酸化塩素トラップ部材の外表面(即ち、透湿・防水性部材に対向しない面)は、ポリマー製フィルム又はシートで被覆されていてもよい;
(B)層(a)と層(b)との間に、さらに透水性、吸水性又は水溶性の隔壁を有する態様;
(C)外部部材が、中空の防水性部材である態様、この態様において、層(a)及び/又は層(b)は、透水性、吸水性又は水溶性の保持部材を含んでいてもよい;
(D)層(a)及び層(b)が透水性又は吸水性の保持部材を含み、層(a)と層(b)との間に、さらに透水性又は吸水性の隔壁を有し、外部部材が、歯の漂白用デバイスの構成要素同士をそれらの外周部で接着している接着剤層である態様;及び
(E)さらに層(a)の封止材を有する態様。
(F)さらに二酸化塩素トラップ部材を備え、二酸化塩素トラップ部材は、透湿・防水性部材の、層(c)に対向しない面に接触して、又は、透湿・防水性部材の、層(c)に対向しない面から所定距離離れて空間を介して存在している態様、この態様において、二酸化塩素トラップ部材の外表面(即ち、透湿・防水性部材に対向しない面)は、ポリマー製フィルム又はシートで被覆されていてもよい;
(G)外部部材が、中空の防水性部材である態様、この態様において、層(c)は、透水性、吸水性又は水溶性の保持部材を含んでいてもよい;
(H)層(c)が透水性又は吸水性の保持部材を含み、外部部材が、歯の漂白用デバイスの構成要素同士をそれらの外周部で接着している接着剤層である態様;及び
(I)さらに層(c)の封止材を有する態様。
(J)さらに二酸化塩素トラップ部材を備え、二酸化塩素トラップ部材は、透湿・防水性部材の、層(d)に対向しない面に接触して、又は、透湿・防水性部材の、層(d)に対向しない面から所定距離離れて空間を介して存在している態様、この態様において、二酸化塩素トラップ部材の外表面(即ち、透湿・防水性部材に対向しない面)は、ポリマー製フィルム又はシートで被覆されていてもよい;
(K)外部部材が、中空の防水性部材である態様、この態様において、層(d)は、透水性、吸水性又は水溶性の保持部材を含んでいてもよい;
(L)層(d)が透水性又は吸水性の保持部材を含み、外部部材が、歯の漂白用デバイスの構成要素同士をそれらの外周部で接着している接着剤層である態様;及び
(M)さらに層(d)の封止材を有する態様。
(図1に記載されたデバイス)
図1は、本発明の歯の漂白用デバイス(1)の一例を示す。図1(1)及び(2)は、封止材である蓋Cを取り外した状態を示し、図1(3)及び(4)は、蓋Cをしている状態を示す。
図2は、本発明の歯の漂白用デバイス(1)の他の一例を示す。歯の漂白用デバイス2では、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)がスポンジ等の保持部材に保持されてなる層15と、透水性、吸水性又は水溶性の隔壁21と、固体のその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)がスポンジ等の保持部材に保持されてなる層16と、透湿・防水性部材50と、二酸化塩素トラップ部材42とがこの順で重ねられており、これらの外周部には外部部材33が存在する。また、二酸化塩素トラップ部材42の外表面は、ポリマー製フィルム90で覆われている。図2における層15が、歯の漂白用デバイス(1)における層(a)であり、層16が、歯の漂白用デバイス(1)における層(b)である。
図3は、本発明の歯の漂白用デバイス(1)のさらに他の一例を示す。歯の漂白用デバイス3は、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)がスポンジ等の保持部材に保持されてなる層15と、透水性、吸水性又は水溶性の隔壁21と、固体のその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)がスポンジ等の保持部材に保持されてなる層16と、透湿・防水性部材50とがこの順で重ねられている。これらの外周部には外部部材33が存在する。外部部材33は、透湿・防水性部材50の下方に空間39ができるように延伸されている。この空間39を閉鎖するように、二酸化塩素トラップ部材42が配置されている、即ち、透湿・防水性部材50の、層16に対向しない面から所定距離離れて空間39を介して存在している。二酸化塩素トラップ部材42の外表面は、ポリマー製フィルム90で覆われている。
図4は、本発明の歯の漂白用デバイス(1)のさらに他の一例を示す。歯の漂白用デバイス4は、図2に記載のデバイス2の構成要素からポリマー製フィルム90を除去し、代わりに、層15の外表面上であって外周部には二酸化塩素トラップ層45を、二酸化塩素トラップ部材42の外表面上であって外周部には二酸化塩素トラップ層46を加えたものである。二酸化塩素トラップ層45,46の一方のみが存在する態様も、本発明のデバイスに包含される。二酸化塩素トラップ層45,46は、過剰な気体の二酸化塩素を捕捉する役割を果たす。二酸化塩素トラップ層45は、図2に記載されたデバイス2や図3に記載されたデバイス3の層15の外表面上に形成することもできる。
図5は、本発明の歯の漂白用デバイス(1)のさらに他の例を示す。歯の漂白用デバイス5は、デバイス2から二酸化塩素トラップ部材42とポリマー製フィルム90を省略し、外周部には、デバイス2における外部部材(防水性ポリマーシート)33の代わりに、層15、隔壁21、層16及び透湿・防水性部材50を接着している接着剤硬化物35が存在する例である。
図6は、本発明の歯の漂白用デバイス(1)のさらに他の例を示す。歯の漂白用デバイス6は、デバイス5の構成要素と、透湿・防水性部材50の外周を覆う、活性炭布のような二酸化塩素トラップ層47からなる。
歯の漂白用デバイス(1)には、その使用時に、水等の、亜塩素酸塩、その水溶液が酸性を示す物質及び二酸化塩素のいずれかに反応する物質を含まない水性液体(a)を供給する必要がある。使用者が、例えば水道水をスポイト等で、層(a)、即ち、図1乃至図6における層11又は15に供給すればよい。水の量は、デバイスから溢れない量、又は、層(a)中に存在する保持部材に保持され得る量である。また、使用時には、デバイス(1)の層(a)の側に蓋Cをして、供給された水性液体(a)がこぼれないようにすることも好ましい。
本発明の歯の漂白用キット(1)は、上記の歯の漂白用デバイス(1)と、亜塩素酸塩、その水溶液が酸性を示す物質及び二酸化塩素のいずれかに反応する物質を含まない水性液体(a)をその内部に収容している液体供給用部材(a)とを含む。
(図9に記載されたデバイス)
図9は、本発明の歯の漂白用デバイス(2)の一例を示す。歯の漂白用デバイス7は、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)がスポンジ等の保持部材に保持されてなる層15と、透湿・防水性部材50とがこの順で重ねられている。これらの外周部には外部部材33が存在する。図9における層15が、本発明の歯の漂白用デバイス(2)の層(c)である。
図10は、本発明の歯の漂白用デバイス(2)の他の一例を示す。歯の漂白用デバイス8は、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)がスポンジ等の保持部材に保持されてなる層15と、透湿・防水性部材50と、二酸化塩素トラップ部材42がこの順で重ねられている。これらの外周部には外部部材33が存在する。また、二酸化塩素トラップ部材42の外表面は、ポリマー製フィルム90で覆われている。
図11は、本発明の歯の漂白用デバイス(2)のさらに他の一例を示す。歯の漂白用デバイス9では、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)がスポンジ等の保持部材に保持されてなる層15と透湿・防水性部材50とがこの順で重ねられている。これらの外周部には外部部材33が存在するが、外部部材33は、透湿・防水性部材50の下方に空間39ができるように延伸されている。この空間39を閉鎖するように、二酸化塩素トラップ部材42が配置されている、即ち、透湿・防水性部材50の、層15に対向しない面から所定距離離れて空間39を介して存在している。この例において、二酸化塩素トラップ部材42の表面がポリマー製フィルム90で覆われているものも、本発明の歯の漂白用デバイス(2)に包含される。また、この例においても、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)がスポンジ等の保持部材に保持されてなる層15の代わりに、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)の層、即ち、保持部材を有さない層を採用してもよい。
図12は、本発明の歯の漂白用デバイス(2)のさらに他の一例を示す。歯の漂白用デバイス10は、外周部に、図9に記載したデバイス7における外部部材(防水性ポリマーシート)33の代わりに、層15及び透湿・防水性部材50を接着している接着剤硬化物35が存在する例である。
歯の漂白用デバイス(2)には、その使用時に、その水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)の水性液体(b)を供給する必要がある。使用者が、例えば図7又は図8に記載した形状の液体供給用部材を使用して、水性液体(b)を層(c)に供給すればよい。水の量は、デバイス(2)から溢れない量、又は、層(c)に含まれる保持部材に保持され得る量である。また、使用時には、供給された水性液体(b)がこぼれないように、デバイス(2)の層(c)の側に蓋(図示せず)をし、又は、層(c)の外表面上を封止材で被覆することも好ましい。
本発明の歯の漂白用キット(2)は、上記の歯の漂白用デバイス(2)と、その水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)の水性液体(b)をその内部に収容している液体供給用部材(b)とを備える。液体供給用部材(b)は、その形状や材質は前記した液体供給用部材(a)と同様であるが、その内部に収容されている水性液体の内容が異なる。
歯の漂白用デバイス(3)は、形状は歯の漂白用デバイス(2)と同様であるが、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)の代わりに、固体のその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を使用している。即ち、固体のその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む層が、層(d)である。また、その使用時の状態は、歯の漂白用デバイス(2)の使用時の状態と比べると、漂白剤前駆体(I)と酸性化剤(II)とが入れ替わっている。
本発明の歯の漂白用キット(3)は、上記の歯の漂白用デバイス(3)と、固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)の水性液体(c)であって、pH(25℃)が9乃至14のものをその内部に収容している液体供給用部材(c)とを備える。液体供給用部材(c)は、その形状や材質は前記した液体供給用部材(a)と同様であるが、その内部に収容されている水性液体の内容が異なる。
本発明の美容用の歯の漂白方法(1)は、次の五工程を含む:
本発明の歯の漂白用デバイス(1)であって二酸化塩素トラップ部材を備えない漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、漂白すべき歯に塗布する工程1-1、
デバイスの層(a)に、亜塩素酸塩、その水溶液が酸性を示す物質及び二酸化塩素のいずれかと反応する物質を含まない水性液体(a)を添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程1-2、
工程1-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させてデバイス外に導く工程1-3、
デバイスの透湿・防水性部材の外表面を、歯に塗布された水性ゲルに押し当てる工程1-4、及び
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、水性ゲルに吸収、溶解させる工程1-5。
本発明の歯の漂白用デバイス(1)であって二酸化塩素トラップ部材を備えない漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、デバイスの透湿・防水性部材の外表面上に塗布する工程2-1、
デバイスの層(a)に、亜塩素酸塩、その水溶液が酸性を示す物質及び二酸化塩素のいずれかと反応する物質を含まない水性液体(a)を添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程2-2、
工程2-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させてデバイス外に導く工程2-3、
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材の外表面上に保持されている水性ゲルに吸収、溶解させる工程2-4、及び
二酸化塩素を溶解した水性ゲルを、漂白すべき歯に押し当てる工程2-5。
本発明の歯の漂白用デバイス(1)であって二酸化塩素トラップ部材を備える漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、漂白すべき歯に塗布する工程3-1、
漂白用デバイスの層(a)に、亜塩素酸塩、その水溶液が酸性を示す物質及び二酸化塩素のいずれかと反応する物質を含まない水性液体(a)を添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程3-2、
工程3-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材及び二酸化塩素トラップ部材を通過させてデバイス外に導く工程3-3、
デバイスの二酸化塩素トラップ部材の外表面を、歯に塗布された水性ゲルに押し当てる工程3-4、及び
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、水性ゲルに吸収、溶解させる工程3-5。
歯の漂白用デバイス(1)であって二酸化塩素トラップ部材を備える漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
デバイスの二酸化塩素トラップ部材に、二酸化塩素と反応する物質を含まない水性液体(e)を保持させる工程4-1、
デバイスの層(a)に、亜塩素酸塩、その水溶液が酸性を示す物質及び二酸化塩素のいずれかと反応する物質を含まない水性液体(a)を添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程4-2、
工程4-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させて二酸化塩素トラップ部材に保持された水性液体(e)に導く工程4-3、
水性液体(e)に気体の二酸化塩素を吸収、溶解させ、二酸化塩素を含む水性液体(f)を得る工程4-4、及び
水性液体(f)を保持した二酸化塩素トラップ部材を、漂白すべき歯に押し当てる工程4-5。
本発明の美容用の歯の漂白方法(5)は、次の五工程を含む:
歯の漂白用デバイス(2)であって二酸化塩素トラップ部材を備えない漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、漂白すべき歯に塗布する工程5-1、
デバイスの層(c)に、その水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)の水性液体(b)を添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程5-2、
工程5-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させてデバイス外に導く工程5-3、
デバイスの透湿・防水性部材の外表面を、歯に塗布された水性ゲルに押し当てる工程5-4、及び
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、水性ゲルに吸収、溶解させる工程5-5。
歯の漂白用デバイス(2)であって二酸化塩素トラップ部材を備えない漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、デバイスの透湿・防水性部材の外表面上に塗布する工程6-1、
デバイスの層(c)に、その水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)の水性液体(b)を添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程6-2、
工程6-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させてデバイス外に導く工程6-3、
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材の外表面上に保持されている水性ゲルに吸収、溶解させる工程6-4、及び
二酸化塩素を溶解した水性ゲルを、漂白すべき歯に押し当てる工程6-5。
歯の漂白用デバイス(2)であって二酸化塩素トラップ部材を備える漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、漂白すべき歯に塗布する工程7-1、
デバイスの層(c)に、その水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)の水性液体(b)を添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程7-2、
工程7-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材及び二酸化塩素トラップ部材を通過させてデバイス外に導く工程7-3、
デバイスの二酸化塩素トラップ部材の外表面を、歯に塗布された水性ゲルに押し当てる工程7-4、及び
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、水性ゲルに吸収、溶解させる工程7-5。
歯の漂白用デバイス(2)であって二酸化塩素トラップ部材を備える漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
デバイスの二酸化塩素トラップ部材に、二酸化塩素と反応する物質を含まない水性液体(e)を保持させる工程8-1、
デバイスの層(c)に、その水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)の水性液体(b)を添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程8-2、
工程8-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させて二酸化塩素トラップ部材に保持された水性液体(e)に導く工程8-3、
水性液体(e)に気体の二酸化塩素を吸収、溶解させ、二酸化塩素を含む水性液体(f)を得る工程8-4、及び
水性液体(f)を保持した二酸化塩素トラップ部材を、漂白すべき歯に押し当てる工程8-5。
本発明の美容用の歯の漂白方法(9)は、次の五工程を含む:
歯の漂白用デバイス(3)であって二酸化塩素トラップ部材を備えない漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、漂白すべき歯に塗布する工程9-1、
デバイスの層(d)に、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)の水性液体(c)であってそのpH(25℃)が9乃至14であるものを添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程9-2、
工程9-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させてデバイス外に導く工程9-3、
デバイスの透湿・防水性部材の外表面を、歯に塗布された水性ゲルに押し当てる工程9-4、及び
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、水性ゲルに吸収、溶解させる工程9-5。
歯の漂白用デバイス(3)であって二酸化塩素トラップ部材を備えない漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、デバイスの透湿・防水性部材の外表面上に塗布する工程10-1、
デバイスの層(d)に、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)の水性液体(c)であってそのpH(25℃)が9乃至14であるものを添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程10-2、
工程10-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させてデバイス外に導く工程10-3、
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材の外表面上に保持されている水性ゲルに吸収、溶解させる工程10-4、及び
二酸化塩素を溶解した水性ゲルを、漂白すべき歯に押し当てる工程10-5。
歯の漂白用デバイス(3)であって二酸化塩素トラップ部材を備える漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
二酸化塩素と反応する物質を含まない水性ゲルを、漂白すべき歯に塗布する工程11-1、
デバイスの層(d)に、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)の水性液体(c)であってそのpH(25℃)が9乃至14であるものを添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程11-2、
工程11-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材及び二酸化塩素トラップ部材を通過させてデバイス外に導く工程11-3、
デバイスの二酸化塩素トラップ部材の外表面を、歯に塗布された水性ゲルに押し当てる工程11-4、及び
デバイス外に出てきた気体の二酸化塩素を、水性ゲルに吸収、溶解させる工程11-5。
歯の漂白用デバイス(3)であって二酸化塩素トラップ部材を備える漂白用デバイスを使用する歯の漂白方法であって、
デバイスの二酸化塩素トラップ部材に、二酸化塩素と反応する物質を含まない水性液体(e)を保持させる工程12-1、
デバイスの層(d)に、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)の水性液体(c)であってそのpH(25℃)が9乃至14であるものを添加し、亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)及びその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含む酸性の水性液体(d)を調製する工程12-2、
工程12-2で調製された酸性の水性液体(d)から発生した気体の二酸化塩素を、透湿・防水性部材を通過させて二酸化塩素トラップ部材に保持された水性液体(e)に導く工程12-3、
水性液体(e)に気体の二酸化塩素を吸収、溶解させ、二酸化塩素を含む水性液体(f)を得る工程12-4、及び
水性液体(f)を保持した二酸化塩素トラップ部材を、漂白すべき歯に押し当てる工程12-5。
疎水性の多孔質ポリウレタンフィルム(透湿・防水性部材に相当する)に、孔の全てを塞いでしまわないように親水性のポリエステル織布(二酸化塩素トラップ部材に相当する)が貼付されてなるヤマホン製の透湿防水布を用い、歯の漂白実験を行った。
30w/v%亜塩素酸ナトリウム水溶液50μLに、水207.6μL、プラチナ・ナノコロイド溶液(プラチナ含有率:0.02重量%)2.4μL及び3M硫酸40μLをこの順に添加した。硫酸添加後、40℃にて5分間加温した。なお、得られた水溶液は、気体の二酸化塩素が発生しやすいように、過剰量の酸を含有させたもの(亜塩素酸ナトリウム濃度:5w/v%、pH2以下)である。
透湿防水布のポリエステル織布の一部に20μLの水(水性液体(e)に相当する)を染み込ませ、透湿防水布のその濡れた部分を、ポリエステル織布が鶏卵表面に向き合うように褐色鶏卵表面に貼りつけた。水を染み込ませた裏側、即ち、透湿防水布のポリウレタンフィルムの上に、(1)で調製した気体の二酸化塩素発生用水溶液(水性液体(d)に相当する)50μLをのせた。その水溶液の上から食品用ラップフィルムを被せ、その水溶液をラップフィルムと透湿防水布とで挟み込んだ。このようにして、発生した気体の二酸化塩素の外気への放散を簡易的に抑制した。この状態を5分間維持し、その後、ラップフィルムと透湿防水布とを除去し、褐色鶏卵を水で軽く洗った。
漂白処理前及び漂白処理後に、褐色鶏卵の殻の色を、オリンパス株式会社製のクリスタルアイを使用して測色した。具体的には、漂白処理前の褐色鶏卵の殻の色と、漂白処理後のろ紙が貼付されていた個所の色について、白黒の傾向の差ΔL*、赤緑の傾向の差Δa*、黄青の傾向の差Δb*をそれぞれ求め、これらの値から、以下の式にしたがって色素偏差ΔE* abを算出した。結果を表1に示す。
亜塩素酸塩を含む酸性の水性液体から、より多くの気体の二酸化塩素を生成させたい。そこで、酸性の水性液体に無機塩化物を添加することによって、気体の二酸化塩素生成量が多くなるか否かを検討した。なお、この実験では塩化ナトリウム及び塩化リチウムを使用した。
1.5mL容のマイクロチューブを、その蓋部分から1cm下の部分で切断し、切断面をやすりでこすって平らにした。その切断面に、透湿防水布(ヤマホン社製;多孔質ポリウレタンフィルムとポリエステル織布からなるもの)のポリウレタンフィルムの面を、非水溶性の接着剤を用いて隙間のないように接着した。次に、透湿防水布のポリエステル織布の面に、マイクロチューブの切断面に合わせて接着剤を塗布し、ろ紙を張り付けた。接着剤が乾燥した後、透湿防水布及びろ紙をマイクロチューブの切断面の形状及び大きさに合わせて切り取った。このようにして製造したデバイスの概要(断面図)を、図13(1)に示す。同図中、符号88は透湿防水布、符号81は多孔質ポリウレタンフィルム、符号82はポリエステル織布、符号83はろ紙である。
表2に示す、亜塩素酸ナトリウムを含む液体2-1乃至2-4を調製した。これらの亜塩素酸ナトリウムを含む水性液体130μLに対し、85%w/vリン酸を20μL加えた。その結果、得られた酸性の水性液体中の亜塩素酸ナトリウム濃度は3重量%、プラチナ・ナノコロイド原液濃度は0.8重量%(プラチナ濃度は、0.00016重量%)となった。リン酸を加えた後、各々の酸性の水性液体を卓上撹拌機で5秒間撹拌し、10秒後に、その中の50μLを、(1)で製造したデバイス内に入れ、蓋を閉めた。蓋を閉めた状態の断面図を、図13(2)に示す。同図中、符号81乃至83及び88は上記のとおりであり、符号80は亜塩素酸ナトリウムを含有する酸性の水性液体である。
内容積20.8Lの発泡スチロール箱の内部に、(2)で調製した、亜塩素酸ナトリウムを含む酸性の水性液体を収納した容器を入れ、発泡スチロールの蓋を閉じた。発泡スチロールの蓋には、直径5mmほどの小さな孔が開いており、その孔には、シリコーン・チューブが挿入されていた。そのチューブの外側末端には、60cc容のシリンジが接続されていた。蓋を閉じて5分間経過した後、シリンジを20回ピストンすることで、箱内部の空気を撹拌させた。シリコーン・チューブを抜き取り、代わりに、孔に気体の二酸化塩素の検知管(ガステック社製No.23M;検知範囲:0.5乃至12ppm)を挿し込み、内部の気体を吸引して、気体の二酸化塩素の濃度を求めた。この二酸化塩素は、図13(2)に示す容器内で生成され、透湿防水布及びろ紙を通って容器外へ出てきたものである。
結果を表2に示す。
本件発明では、発生させた気体の二酸化塩素を、二酸化塩素トラップ部材に保持された液体に吸収、溶解させることによって捕捉する。そこで、二酸化塩素トラップ部材に保持させる液体として、水及び水/アセトンを選択し、いずれが気体の二酸化塩素をより多く捕捉するかを検討した。
実験例2の(1)と同様である。但し、二酸化塩素トラップ部材であるろ紙に、表3に示す液体40μLを染み込ませたものも用意した。
実験例2の(2)の実験例No.2-3(NaClを4M濃度で含有するもの)と同様の液体を使用し、それを(1)に記載したデバイスに収容した。
実験例2の(3)と同様の装置を用い、同様の方法で、発泡スチロール箱の内部の気体中の気体の二酸化塩素濃度を測定した。ろ紙に何も染みこませていない場合(実験例2の実験例No.2-3)の発泡スチロール箱内の気体の二酸化塩素濃度(3.4ppm)を100%として、ろ紙に液体を染み込ませた例における気体の二酸化塩素濃度の減少率を算出した。
結果を表3に示す。
なお、気体の二酸化塩素を吸収した液体(ろ紙に染み込ませた液体)のpHは、いずれも中性(pH=6程度)であった。
実験例2の(1)において製造したデバイスに活性炭シートを巻き付け、気体の二酸化塩素放散量に対する活性炭シートの影響を検討した。
実験例2の(1)と同様のデバイスを製造した。別途、活性炭シート(フタムラ化学製、KFF-002)を1cm×5cmに切り取り、この短辺をその長さが1/2となるように折り畳み、接着剤で接着し、0.5cm×5cmの活性炭シートとした。この活性炭シートを、別途製造した前記デバイスの、透湿防水布及びろ紙の部分の外周部に一周巻き付け、これも接着剤で接着した。この状態の断面図を、図14(1)に示す。同図中、符号80乃至83及び88は上記のとおりであり、符号84は活性炭シートである。また、この実験の際、ろ紙83には水40μLを染み込ませた。
実験例2の(2)の実験例No.2-3(NaClを4M濃度で含有するもの)と同様の液体を使用し、それを(1)に記載したデバイスに収容した。
実験例2の(3)と同様の装置を用い、同様の方法で、発泡スチロール箱の内部の気体中の気体の二酸化塩素濃度を測定した。但し、ガス検知管は、ガステック社製No.23L(検知範囲:0.05乃至1.2ppm)を使用した。
実験例4同様の活性炭シートを使用したデバイスで、褐色鶏卵の殻の漂白を行った。
実験例4の(1)と同様の方法で、活性炭シートを使用してなるデバイスを製造した。但し、使用した活性炭シートの大きさは、表4に記載のとおりとした。また、実験例No.5-1では、活性炭シートは、実験例4と同様に折り畳んで使用したが、実験例No.5-2及び5-3については、折り畳むことなく使用した。
実験例2の(2)の実験例No.2-3(NaClを4M濃度で含有するもの)の液体を使用し、それを(1)に記載したデバイスに収容した。
褐色鶏卵の殻については、漂白する部分を、オリンパス株式会社製のクリスタルアイを使用して測色し、漂白前の色とした。
11,13,15,16 層
21 隔壁
33 外部部材
35 接着剤硬化物
39 空間
42 二酸化塩素トラップ部材
45,46,47 二酸化塩素トラップ層
50 透湿・防水性部材
60 液体供給用部材
70 パウチ
90 ポリマー製フィルム
C 蓋
W 水
Claims (7)
- 層(a)、層(b)及び透湿・防水性部材がこの順で重ねられており、これらの外周部には防水性の外部部材が存在し、層(a)及び層(b)は、層(a)及び層(b)の一方は固体の亜塩素酸塩を含む漂白剤前駆体(I)を含み、他方は固体のその水溶液が酸性を示す物質を含む酸性化剤(II)を含み、漂白剤前駆体(I)と酸性化剤(II)とが非接触状態にある歯の漂白用デバイスであって、さらに二酸化塩素トラップ部材を備え、二酸化塩素トラップ部材は、透湿・防水性部材の、層(b)に対向しない面に接触して、又は、透湿・防水性部材の、層(b)に対向しない面から所定距離離れて空間を介して存在しており、ここで、二酸化塩素トラップ部材は、水性ゲルの形態の二酸化塩素と反応する物質を含まない水性液体(e)を保持していることを特徴とする歯の漂白用デバイス。
- 二酸化塩素トラップ部材の外表面がポリマー製フィルム又はシートで被覆されている、請求項1に記載の歯の漂白用デバイス。
- 層(a)と層(b)との間に、さらに透水性、吸水性又は水溶性の隔壁を有する、請求項1又は2に記載の歯の漂白用デバイス。
- 外部部材が、中空の防水性部材である、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の歯の漂白用デバイス。
- 層(a)及び/又は層(b)が透水性、吸水性又は水溶性の保持部材を含む、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の歯の漂白用デバイス。
- さらに、層(a)の封止材を有する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の歯の漂白用デバイス。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の歯の漂白用デバイスと、亜塩素酸塩、その水溶液が酸性を示す物質及び二酸化塩素のいずれかに反応する物質を含まない水性液体(a)をその内部に収容している液体供給用部材(a)とを含むことを特徴とする、歯の漂白用キット。
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