JP7301580B2 - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置のデータをクラウドサーバ等の外部装置にバックアップし、このバックアップデータを他の情報処理装置にインポートするサービス(マイグレーションサービス)を提供するためのシステムに関する。情報処理装置は、例えば、プリンタ、FAX、スキャナ、およびこれらの機能を備えた複合機として用いられる。
複合機の置き換えを円滑に行うべく、使用していた複合機のバックアップデータを新しい複合機にインポートする技術が知られている。特許文献1は、バックアップデータをもとに複合機毎のインポートデータを作成可能にすることで、柔軟性に優れたサービスを提供する技術について開示している。
特開2013-131168号公報
特許文献1のように複数のデータ(バックアップデータ・インポートデータ)を取り扱う場合、データの数が多くなるほど管理が煩雑となりやすい。そのため、例えば、誤ったデータを用いてインポート指示をしてしまう等の誤操作が発生する虞がある。
上述した課題を鑑み、本発明は、バックアップデータを他の情報処理装置にインポートする際の操作性に優れた情報処理システムを提供することを目的とする。特に、誤ったデータを用いてのインポート指示を抑制可能な情報処理システムの提供を目的とする。
本発明は、複数のバックアップデータを管理可能なサーバと、前記サーバと通信可能な情報処理装置を備える情報処理システムにおいて、前記情報処理装置の仕様情報を前記サーバに送信する手段と、前記仕様情報に基づいて、前記複数のバックアップデータの識別情報のうち、前記情報処理装置の表示部に表示させるバックアップデータの識別情報を決定する手段と、前記決定された識別情報に少なくとも基づいて生成される画面であって前記情報処理装置にインポートするバックアップデータを指定可能な画面を前記表示部に表示させる手段と、を有することを特徴とするものである。
本発明によれば、バックアップデータを他の情報処理装置にインポートする際の操作性に優れた情報処理システムを提供できる。特に、誤ったデータを用いてのインポート指示を抑制可能な情報処理システムを提供できる。
システム構成を示す図である。 情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 複合機のコントローラユニットの構成を示すブロック図である。 図4(A)は複合機106のハードウェア構成を示す図である。図4(B)は複合機107、109のハードウェア構成を示す図である。図4(C)は複合機108のハードウェア構成を示す図である。 図5(A)はサーバの機能構成を示すブロック図である。図5(B)はバックアップアプリケーションの機能構成を示すブロック図である。図5(C)はマイグレーションサービスの機能構成を示すブロック図である。 テナント情報登録処理のフローチャートを示す図である 図7(A)はバックアップアプリケーションの操作画面を示す図である。図7(B)はマイグレーションアプリケーションの操作画面を示す図である。 バックアップアプリケーションにおけるバックアップ処理のフローチャートを示す図である。 マイグレーションアプリケーションにおけるマイグレーション処理(デバイス仕様検索)のフローチャートを示す図である。 図10(A)はマイグレーションアプリケーションにおける検索結果の一例を示す図である。図10(B)はマイグレーションアプリケーションにおける検索結果の一例を示す図である。図10(C)はマイグレーションアプリケーションにおけるデバイス構成画面を示す図である。 マイグレーションアプリケーションにおけるマイグレーション処理(シリアル番号検索)のフローチャートを示す図である。 サーバにおけるバックアップデータ一覧出力処理(デバイス仕様検索)のフローチャートを示す図である。 サーバにおけるバックアップデータ一覧出力処理(シリアル番号検索)のフローチャートを示す図である。 システムの利用シーケンスを示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例を挙げ、図面を用いて説明する。ただし、説明に記載された構成要素は例示であって、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。本発明の目的を達成できる範囲において、構成要素の置換・追加・削除をおこなってもよい。
(実施例)
<システム>
図1は、本実施例のシステム構成を示す図である。本システムは、サーバ101、サービスプロバイダ102、顧客104を備える。
サーバ101は、1台以上の情報処理装置によって提供されるクラウドシステム上のサービスであり、デバイス管理システムとして機能する。デバイス管理システムでは、サーバ101の提供先となる顧客の情報と、該顧客で保有する1台以上の複合機の機器情報(デバイスID、機種、認証情報など)と、各複合機のバックアップデータとが管理される。すなわち、サーバ101は、複数のバックアップデータを管理可能である。
サーバ101は、バックアップデータをサーバ101と連携するストレージサービス上に保存する。バックアップデータには、管理対象となる1以上の顧客が保有する1以上の複合機内のHDD、SSDなどのストレージ領域に保存された、複合機の設定情報、各アプリケーションの設定値が含まれる。例えば、印刷に関する設定情報、スキャンに関する設定情報、FAXに関する設定情報、電力に関する設定情報、用紙に関する設定情報、通信に関する設定情報、表示に関する設定情報、等をバックアップデータに含んでもよい。ウェブブラウザに関する設定情報、アドレス帳に関する情報、ユーザに関する情報、BLEに関する設定情報、NFCに関する設定情報、等をバックアップデータに含んでもよい。
サーバ101は、複合機のストレージに何らかのトラブルがあった場合など、複合機からの要求に応じて、バックアップ済みのデータの少なくとも一部を該複合機に配信することで、リストアする機能を提供する。サーバ101は、図示するように、顧客ごとにデータ格納領域を分けた「顧客テナント」領域を用意し、該テナント内で顧客104の保有する複合機106~108のバックアップデータを紐づけて管理する。
サービスプロバイダ102は、顧客にバックアップサービスを提供するサービスプロバイダである。サービスプロバイダ102のオペレータ(例えば、複合機の保守を担当するサービスマン)が操作する端末103は、ウェブブラウザが搭載されており、サーバ101が提供するウェブサイトを閲覧、操作することができる。
顧客104は保有する複合機のバックアップサービスを受ける顧客である。顧客104の顧客環境には、LAN(ローカルエリアネットワーク)上に1台以上の複合機(MFP)が存在する。図1では、複合機106、107、108を所持している例を示している。複合機106~108は、顧客がサーバ101と契約を行った後に発行される認証情報を用いて、サーバと通信可能となっている。
顧客104の顧客管理者が操作する端末105は、ウェブブラウザが搭載されており、サーバ101が提供するウェブサイトを閲覧する機能を持つ。
<利用シーケンス>
本システムの利用例を説明する。図14はシステムの利用シーケンスを示す図である。
本システムを利用する場合、ユーザは、まず、既存の複合機106~108に対して、バックアップ操作を実行する(S1401)。複合機106~108は、ユーザの操作を受け付けると、指定されたバックアップの内容を確認し(S1402)、設定にも基づいてバックアップデータを作成する(S1403)。そして、複合機106~108は、バックアップデータをサーバ101に送信する(S1404)。バックアップを受信したサーバ101は、バックアップ結果を複合機106~108に送信する(S1405)。バックアップ結果の受信にしたがって、複合機にはバックアップ結果が表示される(S1406)。
その後、新規に設置する複合機109に対して、インポート実行操作をおこなう(S1411)。ユーザの操作を受け付けた複合機109は、検索条件(自身のデバイス仕様情報やシリアル番号)をサーバ101に送信するとともに、バックアップデータの一覧情報を要求する(S1412)。複合機109からの要求を受け付けたサーバ101は、複合機109の検索条件に基づきバックアップデータの一覧情報を作成する(S1413)。サーバ101は、作成した一覧情報を複合機109に送信する(S1414)。複合機109は、サーバ101から取得した一覧情報に基づき、バックアップデータの一覧画面を表示する(S1415)。その後、ユーザはバックアップデータの確認操作を複合機109に対して行うと、複合機109はバックアップデータの詳細情報の表示をおこなう。その後、バックアップデータの詳細情報の表示をユーザが終了させ、バックアップデータ一覧の中からインポート対象のバックアップデータの選択操作を行う(S1418)。
ステップS1402では、画像形成装置102は、選択されたバックアップデータの取得要求をサーバ101に送信する(S1419)。この要求を受け付けたサーバ101は、指定されたバックアップデータを複合機109送信する(S1420)。複合機109は、受信したバックアップデータに基づいてインポート処理を実行する(S1421)。そして複合機109はインポート処理の実行結果を表示する。
本実施例では、上述のように、既存の複合機106~108のバックアップデータを保持するサーバ101に対して、マイグレーション対象の複合機109の構成情報が送信される。そして、この構成情報を用いることで、数あるバックアップデータの中から複合機109に適したバックアップデータを決定し、一覧表示することができる。特に、このバックアップデータの一覧に優先度情報等を付与し、優先度順に並べる等することで、ユーザは適切なバックアップデータを容易に選択することができる。また、一覧の中から気になるバックアップデータを指定して詳細情報を表示することもできる。そのため、一覧中のバックアップデータがどのようなバックアップデータであるかの識別が容易である。したがって、本実施例は、バックアップデータを他の複合機にインポートする際の操作性に優れた情報処理システムを提供することができる。特に、誤ったデータを用いてのインポート指示を抑制可能な情報処理システムを提供できる。
以降では、上述した利用例を実現するための詳細な構成について説明していく。
<情報処理装置>
バックアップサービスを提供するサーバ(1以上のコンピュータ)および、サービスプロバイダ102の端末103、顧客104の端末105には情報処理装置が用いられる。本実施例では、説明を簡単にするため、これらの装置構成を共通のものとして扱う。図2は、情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
情報処理装置はコントローラユニット200、入力デバイス209、ディスプレイ210を備える。
コントローラユニット200は、情報処理装置の各種制御をつかさどる制御部である。入力デバイス209は、ユーザの入力操作を受け付け可能な入力デバイスである。入力デバイス209は、キーボードやポインティングデバイス(マウス、タッチパッド、タッチパネル、トラックボールなど)等が用いられる。ディスプレイ210は、情報を表示する表示部である。
コントローラユニット200は、CPU201、RAM202、ROM203、操作部I/F205、表示部I/F206、ネットワークI/F207を備え、各構成はシステムバス208を介して通信可能に接続されている。
CPU201は、ROM203内に記憶されたプログラムや、HDD204からRAM202にロードされたOS(オペレーションシステム)やアプリケーション等のプログラムを実行する。情報処理装置がサーバ101である場合、例えば、サーバとして機能するためプログラムが実行される。情報処理装置が端末103、端末105である場合、例えば、サーバ101にアクセスするためのウェブブラウザのプログラムが実行される。CPU201が、読み取り可能な記憶媒体に格納された該プログラムを実行することにより、後述する各フローチャートの処理を実行する各処理部として機能する。RAM202は、CPU201のメインメモリであり、ワークエリア等として機能する。操作部I/F205は、入力デバイスからの操作入力を制御する。表示部I/F206は、ディスプレイ210の表示を制御する。ネットワークI/F207はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
図5(A)はサーバの機能構成を示すブロック図である。サーバプログラム500は、制御部501、データ管理部502、通信部503で構成される。サーバプログラム500は、サーバプログラム500が動作する情報処理装置が有しているROM203に記憶されているプログラムを、CPU201がRAM202に読みだして実行することによって実現する。制御部501は、サーバプログラム500が提供するウェブサイトからの各種処理実行指示や、複合機106、複合機107、複合機108、複合機109などの複合機からの処理依頼を受け付け、各種処理を実行するソフトウェアモジュールである。データ管理部502は、HDD204やネットワーク上の記憶装置などのストレージサービスに構成されるデータベースに対してデータを格納したり、参照したり、データベースからデータを読み出したりする。データ管理部502が複合機のバックアップデータを格納する場合には、前述したように、ストレージサービス上に該複合機を保有する顧客のテナントを用意して、該顧客テナント上にデータを格納する。通信部503は、ネットワークI/F207に構成される外部機器との通信制御を行うソフトウェアモジュールである。
<複合機>
複合機106、107、108、109は、コントローラユニット300と、コントローラユニット300以外のオプションのハードウェアで構成される装置である。本実施例では、共通仕様のコントローラユニット300に対して接続するハードウェアの組み合わせを異ならせることで、複合機に多様性を持たせている。また、複合機106、107、108、109は、プリントやスキャンなどの基本機能に加えて、追加機能を実行するアプリケーションをインストール可能である。そのため、複合機が有する機能の組み合わせは多種多様である。なお、複合機107と複合機109のハードウェア構成は共通のものとして説明する。図4(A)は複合機106のハードウェア構成を示す図である。図4(B)は複合機107、109のハードウェア構成を示す図である。図4(C)は複合機108のハードウェア構成を示す図である。
スキャナA401、スキャナB406は、画像入力デバイスであり、デバイスコントローラI/Fを介してコントローラユニット300にスキャンした原稿の画像データの送ることができる。
スキャナA401とスキャナB406は異なるスキャナデバイスであり、複合機の商品仕様によって異なる組み合わせの選択が可能となっている。ここでは説明のためスキャナA,スキャナBとしたが、スキャナA,スキャナB以外のスキャナも複合機の商品構成上は選択可能であるものとする。
プリンタA402、プリンタB407は、デバイスコントローラI/Fを介してコントローラユニット300から送られてくる画像データを用紙に出力するデバイスである。
プリンタA402とプリンタBは異なるプリンタデバイスであり、前述のスキャナ同様、複合機の商品仕様によって異なる組み合わせの選択が可能となっている。
MODEM/NCU403は、ファクシミリの送受信信号の変復調を行い、選択信号(ダイヤルパルスまたはトーンダイヤラ)を公衆回線網に送出する機能を有し、呼び出し信号の検出によるファクス着信動作も行う。BLEI/F404は、外部機器とBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)を用いたデータ通信を行うためのインタフェースとして機能するものである。NFC I/F405は、NFCの通信規格に対応しており、外部のICカードや携帯端末との間で通信を行うためのインタフェースとして機能するものである。
MODEM/NCU403、BLEI/F404、NFC I/F405についても、オプションとして複合機への接続、非接続が選択可能な構成となっている。たとえば複合機108では、複合機106、複合機107、複合機109と異なり、NFC I/F405を有しない構成となっている。
図3は複合機のコントローラユニットの構成を示すブロック図である。コントローラユニット300は、CPU301、ROM302、RAM303、HDD304、ネットワークI/F305、操作インタフェース306、画像処理部307、デバイスコントローラI/F308を備える。各構成はシステムバス309を介して通信可能に接続されている。
CPU301は、複合機全体を制御するコントローラとして機能する。制御プログラムに基づいてプリンタ、スキャナなどの制御を行う。制御プログラムはROM302やHDD304等に記憶される。CPU301はバックアップアプリケーションやマイグレーションアプリケーションも実行する。バックアップアプリケーション、マイグレーションアプリケーションは、HDD304に記憶される。HDD304には、バックアップアプリケーション以外にも複合機の各種設定値やログ情報、顧客情報やライセンス情報など、様々な情報が格納される。また、HDD304には、バックアップアプリケーションの機能によりサーバ101と通信して、適切な顧客テナントに接続するために用いられる認証情報なども格納されている。
RAM303はCPU301のメインメモリであり、ワークエリア等として機能する。操作インタフェース306は、操作デバイス310との間で信号をやり取りするためのインタフェースである。操作デバイス310は、例えば操作のためのスイッチおよびLED表示器等が用いられる。本実施例では、液晶パネルとタッチセンサが組み合わせたタッチパネルを操作デバイス310として用いる。操作デバイス310はユーザによる情報の入力を受け付ける入力部およびユーザへの情報の出力をおこなう出力部として機能する。画像処理部307、RIPや画像補正等の一部の画像処理を担当する専用の回路である。
ネットワークI/F305はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
デバイスコントローラI/F308には、装置毎に異なる種類・組み合わせのデバイス(オプションのハードウェア)が接続される。デバイスコントローラI/F308は、接続されたデバイスとの間で制御信号等の信号のやりとりをおこない、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
複合機106、107、108、109では、バックアップアプリケーション511やマイグレーションアプリケーション521が実行される。
図5(B)はバックアップアプリケーションの機能構成を示すブロック図である。バックアップアプリケーション511は、制御部512、データ管理部513、通信部514で構成される。制御部512は、操作デバイス310から各種処理の実行指示などを受け付け、各種処理を実行するソフトウェアモジュールである。データ管理部513は、HDD304内からバックアップデータとなるデータを読み出したり、サーバ101から取得したデータをリストアしたりする。通信部514は、ネットワークI/F305に構成される外部機器との通信制御を行うソフトウェアモジュールである。
図5(C)はマイグレーションサービスの機能構成を示すブロック図である。マイグレーションアプリケーション521は、制御部522、データ管理部523、通信部524で構成される。制御部522は、操作デバイス310からの各種処理実行指示などを受け付け、各種処理を実行するソフトウェアモジュールである。データ管理部513は、HDD304内からバックアップデータとなるデータを読み出したり、サーバ101から取得したデータをマイグレーションのためインポートしたりする。通信部514は、ネットワークI/F305に構成される外部機器との通信制御を行うソフトウェアモジュールである。
<テナント情報登録処理>
本システムを利用するための処理として、テナント情報登録処理を説明する。テナント情報登録処理はバックアップアプリケーション511、およびマイグレーションアプリケーション521によって実行される。したがって、テナント情報登録処理は、ROM302またはROM302に記憶されたプログラムをCPU301が実行することで実現される。図7(A)はバックアップアプリケーションの操作画面を示す図である。図7(B)はマイグレーションアプリケーションの操作画面を示す図である。図6はテナント情報登録処理のフローチャートを示す図である。
複合機106~109にインストールされたバックアップアプリケーション511が起動されると、操作デバイス310に図7(A)に示す操作画面700が表示される。操作画面700は、テナント登録ボタン701、バックアップボタン702、リストアボタン703、チェックボックス704を備える。この中からテナント登録ボタン701を選択すると、テナント情報登録処理が開始される。
また、複合機106~109にインストールされたマイグレーションアプリケーション521が起動されると、操作デバイス310に図7(B)に示す操作画面750が表示される。操作画面750は、テナント登録ボタン751、バックアップデータ検索ボタン752、シリアル番号検索ボタン753を備える。この中からテナント登録ボタン751を選択すると、テナント情報登録処理が開始される。
CPU301は、S601において、顧客管理者の顧客IDの入力を受け付ける。CPU301は、S602において、受け付けた顧客IDをサーバ101に送信する。CPU301は、S603において、サーバ101からの登録結果の応答を待ち、登録がOKか否かを確認する。OKの場合、CPU301はS604において顧客IDを登録する。サーバ101での複合機の認証がNGの場合、登録はNGとなり本システムを利用できない。
<バックアップ処理>
テナント情報登録処理が済むとバックアップ処理が利用可能となる。操作画面700において、バックアップボタン702が選択されると、バックアップ処理が実行される。なお、マイグレーション用のデータとしてバックアップをおこなう場合には、事前にチェックボックス704をチェックしておく。マイグレーション用のバックアップにすると、バックアップ元の複合機と異なる複合機へのインポートを推奨するデータとしてサーバ101への登録が行われる。
バックアップ処理は、ROM302またはRAM303に記憶されたプログラムをCPU301が実行することで実現される。図8は、バックアップアプリケーションにおけるバックアップ処理のフローチャートを示す図である。
S801において、CPU301は、アプリケーションを実行中の装置(複合機106~109)がテナント情報登録済みであるかを確認する。テナント情報登録済みであれば、S802において、CPU301は、マイグレーション用のバックアップか否かを確認する。マイグレーション用のバックアップの場合、CPU301は、S803において、マイグレーション情報を付与してサーバ101にバックアップデータを送信する。バックアップデータには、バックアップデータ送信元の複合機を特定するシリアル番号や複合機の仕様情報が含まれる。マイグレーション用のバックアップではない場合、CPU301は、S804において、マイグレーション情報を付与せずにサーバ101にバックアップデータを送信する。
送信されたバックアップデータはサーバ101に登録される。
<マイグレーション処理(デバイス仕様検索)>
バックアップ処理で登録される複数のバックアップデータは、リストアボタン703の選択により実行される自装置へのリストア処理の他、他の装置へのインポート処理にも利用することができる。本実施例では、既存の複合機106~108等のバックアップデータがサーバに登録された状態で、新設の複合機109においてマイグレーション処理を行うケースについて説明する。
例えば、操作画面750において、バックアップデータ検索ボタン752を選択すると、図10(A)に示すような操作画面1000が生成され、操作デバイス310に表示される。図10(A)マイグレーションアプリケーションにおける検索結果の一例を示す図である。操作画面1000は、データ一覧1001、デバイス情報表示ボタン1002、インポート開始ボタン1003を備える。
データ一覧1001は、サーバ101に登録されたバックアップデータのうち表示可能なバックアップデータの識別情報の一覧である。識別情報には、装置固有のシリアル番号の他、装置の製品名やバックアップ時刻が含まれる。識別情報であるシリアル番号に装置の製品名やバックアップ日時情報が関連付けられている。本実施例では、同一テナント内のすべてのバックアップデータを一覧できるものとする。画面内に収まらない情報はスクロール等で表示することができる。データ一覧1001は、優先順位情報に基づきバックアップデータの識別情報が並べられる。データ一覧には、優先順位が高いものから1,2,3,4,5のように番号を振ってあり、優先順位が高いものほど画面上部配置される。優先順位の決定方法は後述する。マイグレーション“〇”となっているバックアップデータは、マイグレーション情報が付与されているバックアップデータであることを示している。このように、マイグレーション用として指定されたバックアップデータとその他のバックアップデータを区別可能である。データ一覧1001は複数の識別情報の中から1つの識別情報を指定し、選択状態にすることができる(指定可能)。
デバイス情報表示ボタン1002は、識別情報が選択状態となったバックアップデータの詳細情報を確認するためのボタンである。デバイス情報表示ボタン1002を選択すると、図10(C)に示すような操作画面1120が操作デバイス310に表示される。操作画面1120は、バックアップデータを作成した複合機の詳細情報を示す画面である。操作画面1120は、複合機の製品名や外観を表す画像データ1021の他、複合機を構成するスキャナやプリンタやFAXなどのオプションハードウェアの構成や追加機能としてインストールされた拡張アプリの有無を示す情報1022が配置されている。また、OKボタン1023を選択することで、操作画面1000に戻ることができる。
インポート開始ボタン1003は、バックアップデータのインポートの開始指示をおこなうためのボタンである。データ一覧の中からバックアップデータの識別情報を選択した状態で、インポート開始ボタン1003が選択されると、選択状態の識別情報に対応するバックアップデータに基づきインポート処理が実行される。
バックアップデータ検索ボタン752を選択してからの処理の流れについて、図9を用いて説明する。図9はマイグレーションアプリケーションにおけるマイグレーション処理(デバイス仕様検索)のフローチャートを示す図である。なおマイグレーション処理(デバイス仕様検索)は、ROM302またはRAM303に記憶されたプログラムをCPU301が実行することで実現される。
S901において、CPU301は、テナント情報登録済みであるか否かを判断する。テナント情報登録済みである場合(S901:YES)、CPU301は、S902において、自装置のデバイス仕様をサーバ101に送信し、マイグレーション用のバックアップデータ一覧の取得依頼を行う。テナント情報が未登録の場合(S901:NO)、マイグレーション処理を終了する。S903において、CPU301は、サーバ101からバックアップデータを受信したか否かを判断する。受信できた場合、S904において、CPU301は、サーバ101から送られてきたバックアップデータ一覧を優先順位情報に従って表示する。受信できなかった場合は、マイグレーション処理を終了する。S905において、CPU301は、バックアップが作成元複合機の情報の取得依頼があるか否かを判断する。S905で取得依頼があった場合(S905:YES)、CPU301は、S906においてバックアップデータの詳細情報の要求をサーバ101に対して行い、取得した複合機の情報を操作デバイス310に表示する。S905で取得依頼がなかった場合(S905:NO)、S907へと処理を進める。CPU301は、S907において、インポート指示が行われたか否かを確認する。インポート指示が行われない場合、CPU301は、S904に処理を戻し、ユーザの操作を待機する。インポート指示がなされた場合、CPU301は、S908において、指定されたバックアップデータをサーバに要求し、受信したバックアップデータに基づきインポート処理を実行する。
次に、S902からS903までの間にサーバ側で行われる処理について詳細に説明する。図12は、サーバにおけるバックアップデータ一覧出力処理(デバイス仕様検索)のフローチャートを示す図である。なお、バックアップデータ一覧出力処理(デバイス仕様検索)は、ROM203またはRAM202に記憶されたプログラムをCPU201が実行することで実現される。
複合機のマイグレーションアプリケーション521がS902で出力した要求を受けつけると、CPU201は、要求元の複合機がテナントに対して認証済みの複合機であるか否かを確認する(S1201)。要求元の複合機が認証済みの複合機であれば(S1201:YES)、CPU201は、マイグレーション用のバックアップデータ一覧の取得要求に応じるべくS1202へと処理を進める。認証されていない複合機からの要求である場合は(S1201:NO)、処理を終了する。S1202において、CPU201は、S902にて送信されたデバイス仕様に近いデバイス情報が紐付いたバックアップデータを検索する。
この検索方法については以下の表1~表3を用いて説明する。
Figure 0007301580000001
Figure 0007301580000002
表1、表2はデバイス仕様データの例である。表1は、バックアップデータ要求元の複合機のデバイス仕様データであり、バックアップデータ要求元の複合機のオプション情報が記載されている。複合機仕様データIDは各オプション種別を示すIDであり、複合機仕様データIDに対応した値によって、その複合機のオプション構成が分かるようになっている。例えば、“device_settings.nfc_available”の値が“yes”である場合、NFC I/Fを有する複合機であり。“device_settings.printer_type”が“TYPE-P2”である場合、その複合機には“TYPE-P2”というプリンタが搭載されていることを示す。
表2は、バックアップデータ取得元の複合機のデバイス仕様データの例である。
サーバ101で管理するバックアップデータには表1同様のデバイス仕様データが含まれており、バックアップデータが取られた複合機のオプション情報が管理されている。表の見方に付いては表1と同様である。
Figure 0007301580000003
表3は、S1202での検索でのバックアップデータの評価方法を示している。表1および表2のデバイス仕様でのオプション種別毎に係数があり、値とオプション種別の係数に基づき評価点を算出する。表3では、”NFC I/F”、”プリンタ”、”拡張アプリ1”、”拡張アプリ2”に対応した値が一致しており、その評価点の合計が8となっている。さらにバックアップデータが取られた際に、マイグレーション情報が付与されている場合は評価点7を加算し、評価点は15となっている。
こうした評価点の算出を、CPU201は、テナント内で管理する複数のバックアップデータに対して行い、評価点を算出していく。そして、CPU201は、評価点が大きいバックアップデータの順番に優先順位を高くつけていく。CPU201は、S1203において、バックアップデータが見つかったか判断する。バックアップデータが一つも見つからない場合は、S1205ではバックアップデータなしをマイグレーションアプリケーションに通知する。バックアップデータが見つかった場合、S1204において、CPU201は、優先度順位情報やマイグレーション情報等の付与情報を含めたバックアップデータ一覧情報をマイグレーションアプリケーション521に送信する。
<マイグレーション処理(シリアル番号検索)>
本実施例では、マイグレーション処理(デバイス仕様検索)の他に、マイグレーション処理(シリアル番号検索)を実行することもできる。マイグレーション処理(シリアル番号検索)では、シリアル番号に基づいてバックアップデータの検索がおこなわれる。シリアル番号は、複合機毎に固有の識別情報であるため、所望のバックアップデータを効率的に抽出することができる。操作画面750において、シリアル番号検索ボタン753を選択すると、シリアル番号を入力する画面(不図示)が表示される。この画面においてシリアル番号を入力後に検索の開始指示がなされると、図10(B)に示すような操作画面1010が操作デバイス310に表示される。図10(A)はマイグレーションアプリケーションにおける検索結果の一例を示す図である。操作画面1010は、データ一覧1001、デバイス情報表示ボタン1002、インポート開始ボタン1003を備える。
データ一覧1011は、サーバ101に登録されたバックアップデータのうちシリアル番号が一致するバックアップデータの識別情報の一覧である。識別情報は、装置固有のシリアル番号の他、装置の製品名やバックアップ時刻が用いられる。画面内に収まらない情報はスクロール等で表示することができる。データ一覧1011には、優先順位情報に基づきバックアップデータの識別情報が並べられる。データ一覧には、優先順位が高いものから1,2,3,4,5のように番号を振ってあり、優先順位が高いものほど画面上部に配置される。優先順位の決定方法は後述する。マイグレーション“〇”となっているバックアップデータは、マイグレーション情報が付与されているバックアップデータであることを示している。データ一覧1011は複数の識別情報の中から1つの識別情報を指定し、選択状態にすることができる。本実施例では、1つの装置において複数個のバックアップデータを作成することができる。そのため、シリアル番号を用いてバックアップデータを抽出した場合であっても、図10(B)に示すように複数のバックアップデータの識別情報が表示されることがある。
デバイス情報表示ボタン1002、インポート開始ボタン1003は図10(A)と同様であるため説明を省略する。シリアル番号検索ボタン753を選択してからの処理の流れについて、図11を用いて説明する。図11はマイグレーションアプリケーションにおけるマイグレーション処理(シリアル番号検索)のフローチャートを示す図である。なおマイグレーション処理(シリアル番号検索)は、ROM302またはRAM303に記憶されたプログラムをCPU301が実行することで実現される。なお、S1101の処理およびS1105~S1108までの処理は、S901の処理およびS1105~S1108までの処理と同様であるため説明を省略する。
テナント情報登録済みである場合(S1101:YES)、CPU301は、S1102において、ユーザによって入力されたシリアル番号をサーバ101に送信し、バックアップデータ一覧の取得依頼を行う。S1103において、CPU301は、サーバ101からバックアップデータを受信したかを判断する。受信できた場合、S1104において、CPU301は、サーバ101から送られてきたバックアップデータ一覧を優先順位情報に従って表示する。受信できなかった場合は、マイグレーション処理を終了する。
次に、S1102からS1103までの間にサーバ101側で行われる処理について詳細に説明する。図13は、サーバにおけるバックアップデータ一覧出力処理(シリアル番号検索)のフローチャートを示す図である。なお、バックアップデータ一覧出力処理(番号検索)は、ROM203またはRAM202に記憶されたプログラムをCPU201が実行することで実現される。
複合機のマイグレーションアプリケーション521がS902で出力した要求を受けつけると、CPU201は、要求元の複合機がテナントに対して認証済みの複合機であるかを確認する(S1301)。要求元の複合機が認証済みの複合機であれば(S1301:YES)、CPU201は、バックアップデータ一覧の取得要求に応じるべくS1302へと処理を進める。認証されていない複合機からの要求である場合は(S1301:NO)、処理を終了する。S1302において、CPU201は、S1102にて送信されたシリアル番号と一致するシリアル番号が紐付いたバックアップデータを検索する。CPU201は、S1303において、バックアップデータが見つかったか判断する。バックアップデータが一つも見つからない場合、S1305において、CPU201はバックアップデータなしをマイグレーションアプリケーション521に通知する。バックアップデータが見つかった場合、特に複数見つかった場合、CPU201は、シリアル番号で抽出されたバックアップデータの評価点を算出していく。そして、CPU201は、評価点が大きいバックアップデータの順番に優先順位を高くつけていく。ここで、同一シリアル番号のバックアップデータに対し優先順位を付ける理由として、時間経過にともなう構成の変化が挙げられる。例えば、外付けのBLEデバイスが着脱されるとBLE機能の有無が変化する。また、拡張アプリのインストール/アンインストールをおこなうとアプリ機能の有無が変化する。そのため、シリアル番号を用いてバックアップデータを抽出する場合であってもデバイス仕様を用いた評価をおこなうことが望ましい。また、マイグレーション情報の付与されているバックアップデータには高い優先順位がつけられる。CPU201は、優先順位情報やマイグレーション情報等の付与情報を含めたバックアップデータ一覧情報をマイグレーションアプリケーション521に送信する。
<備考>
以上で述べたように、本実施例によれば、1つの装置でバックアップしたデータを他の装置にインポートすることができる。また、インポートするバックアップデータを選択する画面において、バックアップデータの識別情報を優先順位に基づき表示することができる。また、インポートするバックアップデータを選択する画面において、インポートに適したバックアップデータである情報を配置することができる。また、シリアル番号等を用いることで一覧するバックアップデータの数を抑制することができる。このように、本実施例のシステム、操作性に優れたユーザインタフェースを提供できる。
(その他の実施例)
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
本発明は、上述した実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
実施例では、各オプションの一致、不一致と係数により評価点を算出する評価方法を採用した。しかしながら、各オプション種別でとりうる値、バックアップ値に対する評価点を予め設定しておき、値とバックアップ値に対する評価点の差分の二乗平均平方根を算出するなどの他の評価方法を用いても構わない。
実施例では、図10(A)、図10(B)のように、表示順により優先順位の高低をしめしたが、操作デバイス310画面上の色や表示サイズを変えるなどの他の方法で優先順位を示しても構わない。
実施例では、マイグレーション付属情報の有無を”〇”で示しているが、ユーザがマイグレーション用バックアップ時に残したメッセージ、キーワードを表示するなどでも構わない。例えば、操作画面700に文字の入力フォームを設け“A部門・移転用”等の用途に応じたメッセージを残せるようにしてもよい。
実施例では、バックアップデータの評価および優先順位の付与をサーバ101側で行った。しかしながら、複合機側でバックアップデータの評価および優先順位付与を行ってもよい。その場合、S1412において、デバイス仕様情報を送信することなく、一覧情報の要求をおこなう。サーバ101は、S1413において、保持するバックアップデータのすべてにデバイス仕様情報を紐づける。そして作成した情報を複合機に送信する。複合機は受信した情報に基づき評価と優先順位の決定を行う。なお、評価のみをサーバ101のみでおこない、優先順位付けを複合機でおこなう形態であってもよい。
実施例では、デバイス情報表示ボタン1002の選択にしたがって、サーバ101にバックアップ元装置の構成情報を要求した。しかしながら、S1414における一覧情報の受信時にバックアップ元装置の構成情報を伴って受信しても構わない。
実施例では、S1204において、利用可能なすべてのバックアップデータ一覧を複合機に出力した。しかしながら、検索した結果のうち、一部のバックアップデータ一覧のみを複合機に送信してもよい。例えば、評価の結果、所定の評価値以上となったバックアップデータについてのみ一覧情報として複合機に送信する形態であってもよい。
なお、実施例中に登場する略称の定義は次の通りである。
ASICとは、Application Specific Integrated Circuitのことである。
BLEとは、Bluetooth Low Energyのことである。
CPUとは、Central Processing Unitのことである。
FAXとは、facsimileのことである。
HDDとは、Hard Disk Driveのことである。
ICとは、Integrated Circuitのことである。
IDとは、Identificationのことである。
LANとは、Local Area Networkのことである。
LEDとは、Light Emitting Diodeのことである。
NCUとは、Network Control Unitのことである。
NFCとは、Near Field Communicationのことである。
MFPとは、Multi Function Peripheralのことである。
OSとは、Operating Systemのことである。
RAMとは、Random‐Access Memoryのことである。
RIPとは、Raster Image Processorのことである。
ROMとは、Read Only Memoryのことである。
SSDとは、Solid State Driveのことである。
101 サーバ
106 複合機
107 複合機
108 複合機
109 複合機
521 マイグレーションアプリケーション

Claims (22)

  1. 複数のバックアップデータを管理可能なサーバと、前記サーバと通信可能な情報処理装置を備える情報処理システムにおいて、
    前記情報処理装置の仕様情報を前記サーバに送信する手段と、
    前記仕様情報に基づいて、前記複数のバックアップデータの識別情報のうち、前記情報処理装置の表示部に表示させるバックアップデータの識別情報を決定する手段と、
    前記決定された識別情報に少なくとも基づいて生成される画面であって前記情報処理装置にインポートするバックアップデータを指定可能な画面を前記表示部に表示させる手段と、
    を有することを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記複数のバックアップデータには、バックアップ元装置の仕様情報が各々紐づけられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記バックアップ元装置の仕様情報と前記情報処理装置の仕様情報に基づいて、前記表示部に表示させる際の優先度を決定する手段をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記画面は、優先度の高いバックアップデータと他のバックアップデータを区別可能な画面であることを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  5. 前記画面は、少なくとも2つのバックアップデータを表示し、優先度の高い前記バックアップ元装置の仕様情報を有するバックアップデータを、優先度の低い前記バックアップ元装置の仕様情報を有するバックアップデータよりも上部に表示することを特徴とする請求項3または4に記載の情報処理システム。
  6. 前記バックアップ元装置の仕様情報と前記情報処理装置の仕様情報を比較して評価値を計算する手段をさらに有し、
    前記優先度を決定する手段は、
    前記評価値が高い前記バックアップ元装置の仕様情報を含むバックアップデータを、前記評価値が低い前記バックアップ元装置の仕様情報を含むバックアップデータよりも優先度を高くすることを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  7. 前記画面は、バックアップデータの識別情報としてバックアップ元装置の製品名が配置された画面であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  8. 前記画面は、バックアップデータの識別情報としてバックアップ日時情報が配置された画面であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  9. 前記画面は、指定されたバックアップデータのバックアップ元装置の情報を表示させる指示が可能な画面であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の情報処理システム。
  10. 前記バックアップ元装置の仕様情報は、前記バックアップ元装置の構成を示す図を少なくとも含むことを特徴とする請求項に記載の情報処理システム
  11. 前記バックアップデータは、印刷に関する設定、スキャンに関する設定、FAXに関する設定、電力に関する設定、用紙に関する設定、通信に関する設定、表示に関する設定、ウェブブラウザに関する設定、アドレス帳に関する設定、ユーザに関する設定、のうちの少なくとも1つの設定に関する情報を含むことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理システム
  12. 複数のバックアップデータを管理可能なサーバと、前記サーバと通信可能な情報処理装置を用いる情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の仕様情報を前記サーバに送信する工程と、
    前記仕様情報に基づいて、前記複数のバックアップデータの識別情報のうち、前記情報処理装置の表示部に表示させるバックアップデータの識別情報を決定する工程と、
    前記決定された識別情報に少なくとも基づいて生成される画面であって前記情報処理装置にインポートするバックアップデータを指定可能な画面を前記表示部に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  13. 前記複数のバックアップデータには、バックアップ元装置の仕様情報が各々紐づけられていることを特徴とする請求項12に記載の情報処理方法
  14. 前記バックアップ元装置の仕様情報と前記情報処理装置の仕様情報に基づいて、前記表示部に表示させる際の優先度を決定する工程をさらに有することを特徴とする請求項13に記載の情報処理方法。
  15. 前記画面は、優先度の高いバックアップデータと他のバックアップデータを区別可能な画面であることを特徴とする請求項14に記載の情報処理方法
  16. 前記画面は、少なくとも2つのバックアップデータを表示し、優先度の高い前記バックアップ元装置の仕様情報を有するバックアップデータを、優先度の低い前記バックアップ元装置の仕様情報を有するバックアップデータよりも上部に表示することを特徴とする請求項14または15に記載の情報処理方法。
  17. 前記バックアップ元装置の仕様情報と前記情報処理装置の仕様情報を比較して評価値を計算する工程をさらに有し、
    前記優先度を決定する工程において、
    前記評価値が高い前記バックアップ元装置の仕様情報を含むバックアップデータを、前記評価値が低い前記バックアップ元装置の仕様情報を含むバックアップデータよりも優先度を高くすることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の情報処理方法。
  18. 前記画面は、バックアップデータに関連付けてバックアップ元装置の製品名が配置された画面であることを特徴とする請求項12乃至17のいずれか1項に記載の情報処理方法
  19. 前記画面は、バックアップデータに関連付けてバックアップ日時情報が配置された画面であることを特徴とする請求項12乃至18のいずれか1項に記載の情報処理方法
  20. 前記画面は、指定されたバックアップデータのバックアップ元装置の情報を表示させる指示が可能な画面であることを特徴とする請求項12乃至19のいずれか1項に記載の情報処理方法
  21. 前記バックアップ元装置の仕様情報は、前記バックアップ元装置の構成を示す図を少なくとも含むことを特徴とする請求項20に記載の情報処理方法
  22. 前記バックアップデータは、印刷に関する設定、スキャンに関する設定、FAXに関する設定、電力に関する設定、用紙に関する設定、通信に関する設定、表示に関する設定、ウェブブラウザに関する設定、アドレス帳に関する設定、ユーザに関する設定、のうちの少なくとも1つの設定に関する情報を含むことを特徴とする請求項12乃至21のいずれか1項に記載の情報処理方法
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