JP6268839B2 - 配信装置、配信方法、及び配信プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、配信装置、配信方法、及び配信プログラムに関する。
画像形成装置においてスキャンされた画像データに関して、予め定義されたワークフローに従った配信先に、ワークフローにおける処理結果のデータを配信するといったシステムが有る(例えば、特許文献1)。斯かるシステムでは、ワークフローの自由度を高めるために、ワークフローを構成する処理単位ごとに、プログラムモジュール(以下、単に「モジュール」という。)が実装される。そうすることにより、モジュールの組み合わせによって、様々なワークフローを定義することができる。
しかしながら、上記のようなシステムにおいて、配信処理を担うモジュールは、配信先ごとに実装される必要が有る。配信先ごとに、配信方法等が異なるため、対応する配信先の配信方法等に従った配信処理を実行するモジュールが実装される必要が有るからである。したがって、新たな配信先に対応するためには、当該配信先に対応したモジュールが実装される必要が有った。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、複数の配信先に対応するための作業負担を軽減可能とすることを目的とする。
そこで上記課題を解決するため、配信装置は、第一のデータと、前記第一のデータに対する一以上の処理単位が構成する処理定義に従った処理の実行要求とを受信する受信部と、前記処理定義を構成する処理単位ごとに、当該処理単位を実行する1以上の処理部とを有し、前記1以上の処理部のうちの少なくとも一つの処理部は、当該処理部が対応する処理単位より前に実行される処理単位の実行結果として出力される第二のデータ又は前記第一のデータを前記処理定義において指定されている配信先に配信する配信部であり、前記配信部は、データの配信のための通信プロトコルが相互に共通する複数の配信先に含まれる配信先が指定されている場合は、前記処理定義において定義された当該配信先に対する配信方法を示す情報に基づいて、前記第一のデータ又は前記第二のデータを送信前記配信方法を示す情報は、前記複数の配信先に共通の項目と、前記配信先ごとに異なる項目とを含む
複数の配信先に対応するための作業負担を軽減可能とすることができる。
本発明の実施の形態における配信管理システムの構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における配信管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。 本発明の実施の形態における配信管理サーバの機能構成例を示す図である。 ワークフローの一例を模式的に示す図である。 フロー定義データの記述例を示す図である。 CMIS配信処理に関するParameters要素の定義例を示す図である。 本発明の実施の形態における複合機の機能構成例を示す図である。 ワークフローの実行時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 フロー選択画面の表示例を示す図である。 CMIS配信処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。 ジョブ投入部の詳細な構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における配信管理システムの構成例を示す図である。図1に示される配信管理システム1において、配信管理サーバ10は、1台以上の複合機20と、LAN(Local Area Network)又はWAN(Wide Area Network)等のネットワークN1を介して接続されている。配信管理サーバ10は、また、LAN又WAN等のネットワークN2を介して、ファイルサーバ30、SMTPサーバ40、並びにCMIS準拠サーバ50a、50b、及び50c等と接続されている。なお、ネットワークN1とネットワークN2とは、同じネットワークであってもよい。
複合機20は、スキャン機能、コピー機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能等のうちの2以上の機能を一つの筐体において実現する画像形成装置である。本実施の形態において、複合機20は、スキャナ機能により紙媒体等をスキャン処理して画像データを生成し、生成された画像データを配信管理サーバ10に送信する。スキャナ機能のみを実現するスキャナが、複合機20の代わりに利用されてもよい。
配信管理サーバ10は、複合機20でスキャンされた画像データを受信し、後述するフロー定義データに従って、当該画像データを処理対象としてワークフロー等の処理フローを実行するコンピュータである。ワークフローは、順序付けられた1以上の処理単位の組み合わせをいう。各処理単位は、アクティビティと呼ばれる。アクティビティを任意に組み合わせることで、任意のワークフローを定義することが可能である。
ファイルサーバ30、SMTPサーバ40、並びにCMIS準拠サーバ50a、50b、及び50c等は、配信管理サーバ10によって実行されるワークフローの実行結果として出力されるデータの配信先の候補となる。
ファイルサーバ30は、ネットワークN2上で共有されるファイルを蓄積して管理するコンピュータである。SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバ50は、メール送信プロトコルであるSMTPに準拠した電子メールの送信を実行するコンピュータである。CMIS準拠サーバ50a〜50cは、ぞれぞれ、CMIS(Content Management Interoperability Services)標準に準拠しているインタフェース等を備える文書管理サーバである。CMISとは、標準化団体OASIS(Organization for the Advancement of Structured Information Standards)が策定するコンテンツ管理システムの相互運用に関する仕様である。CMISに準拠した文書管理サーバは、REST(Representational State Transfer)又はSOAP(Simple Object Access Protocol)で呼び出すことができる、共通化されたメソッドを提供する。したがって、本実施の形態において、各CMIS準拠サーバ50にアクセスする配信管理サーバ10は、共通の通信プロトコル及び共通化されたメソッドを介して、各CMIS準拠サーバ50にアクセスすることができる。但し、本実施の形態において、各CMIS準拠サーバ50は、相互に、文書の管理体系(文書に関して管理される属性項目)が異なる。
図2は、本発明の実施の形態における配信管理サーバのハードウェア構成例を示す図である。図2の配信管理サーバ10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、及びインタフェース装置105等を有する。
配信管理サーバ10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って配信管理サーバ10に係る機能を実行する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。
なお、配信管理サーバ10は、図2に示されるようなハードウェアを有する複数のコンピュータによって実現されてもよい。
また、複合機20が配信管理サーバ10を兼ねてもよい。すなわち、複合機20が、図3に示される機能構成を有していてもよい。
図3は、本発明の実施の形態における配信管理サーバの機能構成例を示す図である。図3において、配信管理サーバ10は、画面提供部11、ジョブ投入部12、フロー実行制御部13、及び処理部14等を有する。これら各部は、配信管理サーバ10にインストールされたプログラムがCPU104に実行させる処理により実現される。配信管理サーバ10は、また、ジョブキュー15、フロー定義記憶部16、及び画面定義記憶部17等の記憶部を利用する。これら各記憶部は、補助記憶装置102、又は配信管理サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置等を用いて実現可能である。ジョブキュー15については、メモリ装置103が用いられてもよい。
フロー定義記憶部16は、フロー定義データを記憶する。フロー定義データとは、ワークフローの処理の流れ等に関する定義情報が記録されたデータをいう。本実施の形態において、一つのフロー定義データは、一つのワークフローに対応する。
画面定義記憶部17は、画面定義データを記憶する。画面定義データとは、ワークフローに対する設定値の入力を受け付けるための画面の構成等に関する定義情報が記録されたデータをいう。本実施の形態において、一つの画面定義データは、一つの画面に対応する。また、画面定義データは、対応するワークフローのフロー定義データに対応付けられて記憶されている。本実施の形態では、フロー定義データ内に、対応する画面定義データの識別情報が記録されることにより、両者が対応付けられる。
画面提供部11は、複合機20に対して、画面定義データ等を提供する。ジョブ投入部12は、複合機20からのワークフローの実行要求に応じ、当該ワークフローに係るジョブ情報をジョブキュー15に投入する。本実施の形態において、ジョブとは、ワークフローの実行単位をいう。例えば、同一のワークフローが複数回実行された場合、各回ごとにジョブは異なる。
ジョブキュー15は、投入されたジョブ情報を記憶する。ジョブ情報は、例えば、実行対象のワークフローの識別子や、当該ワークフローに対する設定値、処理対象のデータ等を含む情報である。
フロー実行制御部13は、ジョブキュー15によりジョブ情報を取得し、当該ジョブ情報に係るフロー定義データの定義に従って、ワークフローの実行を制御する。
処理部14は、ワークフローを構成する処理単位(アクティビティ)ごとの処理を実行する。例えば、一つのアクティビティは、一つの処理部14によって実現される。したがって、ワークフローは、相互に処理内容の異なる1以上の処理部14による処理の接続によって実現される。図3では、処理部14A及び処理部14B等が例示されている。各処理部14は、それぞれ独立したプログラムモジュールによって実現されてもよい。この場合、各プログラムモジュールは、プラグインとして、容易にインストール可能とされてもよい。以下、配信管理サーバ10を、一つの処理部14として機能させる一つのプログラムを、「プラグイン」という。ここでいう一つのプログラムとは、例えば、一つの実行形式ファイルから構成されるプログラムに限定されない。一つのプログラムは、一つの実行形式ファイルと、当該実行形式ファイルから利用される一以上のライブラリファイル等から構成されてもよい。すなわち、厳密には、一つのプログラムとは、一つのプログラムロジックをいう。
フロー定義データの詳細について説明する。本実施の形態において、ワークフローを構成する各処理単位は、中間処理又は出力処理に大別される。中間処理は、例えば、複合機20より受信される画像データに対する加工処理である。中間処理の一例として、ノイズ除去処理、OCR(Optical Character Recognition)処理、翻訳処理、及びデータ変換処理等が挙げられる。以下、中間処理を実行する処理部14として配信管理サーバ10を機能させるプラグインを、「中間プラグイン」という。中間プラグインは、加工処理の種別ごとに実装される。したがって、新たな加工処理を配信管理サーバ10に実行させる中間プラグインをインストールすることで、新たな加工処理を利用したワークフローの構築が可能となる。
出力処理は、複合機20より受信される画像データ、又は中間処理より出力されたデータの出力処理である。出力処理の一例として、スキャン元の複合機20若しくはスキャンした複合機20とは別の複合機20、ファイルサーバ30、SMTPサーバ40、又はCMIS準拠サーバ50等のへの配信処理が挙げられる。SMTPサーバ40が配信先とされる場合、ワークフローより出力されるデータは、電子メールによって送信される。各CMIS準拠サーバ50には、CMISに準拠した方法によってデータが送信される。以下、出力処理を実行する処理部14として配信管理サーバ10を機能させるプラグインを、「出力プラグイン」という。出力プラグインは、基本的に配信先ごとに実装される。すなわち、配信先ごとに異なる処理部14が存在する。配信先ごとに、データの配信方法や、データの管理体系等が異なるからである。但し、本実施の形態において、各CMIS準拠サーバ50への配信は、一つの出力プラグイン(すなわち、一つの処理部14)によって実現される。各CMIS準拠サーバ50は、インタフェースが共通化されているため、基本的に、共通化されたロジックで、各CMIS準拠サーバ50にアクセス可能だからである。図3に示されるCMIS配信部141は、CMIS準拠サーバ50への配信を実行する処理部14である。配信管理サーバ10を、CMIS配信部141として機能させる出力プラグインを、「CMIS配信プラグイン」という。
なお、本実施の形態では、配信が出力形態の一例として説明されるが、例えば、印刷等、他の出力形態による出力処理がワークフローを構成してもよい。
フロー定義データには、少なくとも一つの出力処理と、必要に応じて一以上の中間処理との順序付けられた組み合わせに関する定義が含まれる。分岐した処理が並列的に実行されるようにワークフローが定義されてもよい。
図4は、ワークフローの一例を模式的に示す図である。図4では、申請書から読み取られた画像データの配信処理に関するワークフロー(以下、「申請書フロー」という。)の例が示されている。申請書フローには、申請書の原稿からスキャンされた画像データに対する画像変換処理に続いて、画像変換された画像データのCMIS準拠サーバ50への配信処理(以下、「CMIS配信処理」という。)が実行されることが示されている。また、当該処理に並行して、スキャンされた画像データを電子メールで送信する処理が実行されることが示されている。
なお、CMIS配信処理の前に、OCR処理が実行されてもよい。この場合、配信対象となるデータは、OCR処理の結果として出力されるテキストデータであってもよいし、当該テキストデータ及びスキャンされた画像データであってもよい。または、CMIS配信処理の前の画像変換処理は実行されなくてもよい。この場合、複合機20から受信された画像データが、配信対象とされる。更に、他の処理部14(他のプラグイン)の組み合わせによって、図4とは異なるワークフローが定義されてもよい。
図4に示される申請書フローのフロー定義データは、例えば、図5に示されるように記述される。
図5は、フロー定義データの記述例を示す図である。図5に示されるフロー定義データは、XML(eXtensible Markup Language)形式で記述されている。但し、他の形式によって、フロー定義データが記述されてもよい。なお、以下の説明において、開始タグから終了タグまでの範囲を、「要素」という。要素の名前は、タグの名前に一致する。例えば、タグ名が、「XXX」である要素は、XXX要素という。また、開始タグと終了タグとの間の定義内容を、要素の値という。
一つのワークフローに対するフロー定義データは、Distribution要素をルート要素とする。Distribution要素は、ID要素、LinkedPropertyScreen要素、及び一以上のPlugin要素等を子要素として含む。
ID要素の値は、ワークフローごとの識別情報であるフローIDを示す。各ワークフローは、フローIDによって識別される。LinkedPropertyScreen要素の値は、当該フロー定義データに対応付いている、画面定義データの識別情報(以下、「画面定義ID」という。)を示す。各Plugin要素は、それぞれ、当該ワークフローを構成する処理単位(アクティビティ)に対応する。
一つのPlugin要素は、PluginID要素、PluginType要素、及びParameters要素等を含む。
PluginID要素の値は、当該Plugin要素に係る処理単位を配信管理サーバ10に実行させるプラグインの識別情報(以下「プラグインID」という。)を示す。図5では、「ImageConverter」、「ToCMIS」、又は「ToEmail」を値とするPluginID要素が有る。「ImageConverter」は、画像変換処理を配信管理サーバ10に実行させる中間プラグインのプラグインIDである。「ToCMIS」は、CMIS配信プラグインのプラグインIDである。「ToEmail」は、電子メール送信処理を配信管理サーバ10に実行させる出力プラグインのプラグインIDである。なお、一つプラグインは、一つの処理部14に対応する。したがって、プラグインIDは、各処理部14の識別情報であるともいえる。
PluginType要素の値は、当該Plugin要素に対応する処理単位が、中間処理であるのか出力処理であるのかを示す。「Filter」は、中間処理を示す。「OutPut」は、出力処理を示す。
Parameters要素は、処理単位に対するパラメータ(設定項目)の名前をタグ名とする子要素を有する。複数のパラメータを有する処理単位には、複数の子要素がParameters要素に含まれる。なお、符号420〜440で示される箇所において、{}で囲まれた部分には、ワークフローの実行時に入力される設定値が当てはめられる。
図4における画像変換処理のように、後段に続く処理単位が有る処理単位に対応するPlugin要素は、Next要素を子要素として更に含む。
Next要素は、後段に続く処理単位に対応するPlugin要素を子要素として含む。すなわち、Next要素を介して、Plugin要素が入れ子となることにより、処理単位の前後関係が定義される。
図5の例では、Distribution要素の子要素として、画像変換処理と、電子メール送信処理とに対応する二つのPlugin要素がある。すなわち、この二つの処理単位は並行して実行されることが定義されている。画像変換処理に対応するPlugin要素は、Next要素を含む。当該Next要素は、CMIS配信処理に対応するPlugin要素を子要素として含む。すなわち、画像変換処理の後に、CMIS配信処理が実行されることが定義されている。
なお、CMIS配信処理に関するParameters要素410の詳細な定義内容は、便宜上、図6に示されている。
図6は、CMIS配信処理に関するParameters要素の定義例を示す図である。図6に示されるように、CMIS配信処理のParameters要素は、1以上のDestination要素を子要素として含む。図6では、三つのDestination要素が含まれている。Destination要素411、412、413は、順番に、CMIS準拠サーバ50a、CMIS準拠サーバ50b、CMIS準拠サーバ50cに対応する定義である。すなわち、Destination要素は、一つの配信先に関する定義である。
各Destination要素は、name属性及びselected属性を有する。name属性の値は、各Destination要素に対応するCMIS準拠サーバ50の識別名である。selected属性の値は、当該Destination要素に対応するCMIS準拠サーバ50が、配信先として選択されたか否かを示す情報である。selected属性の値は、ワークフローの実行時におけるユーザによる操作によって変更可能である。図6では、初期値又は既定値として、Destination要素411に対応するCMIS準拠サーバ50aが配信先として選択されていることを示す。
各各Destination要素は、また、common要素及びindividual要素を子要素として含む。common要素及びindividual要素は、CMIS準拠サーバへの配信方法を示す情報又は配信に必要な情報の一例である。
common要素の値は、各CMIS準拠サーバ50に対して共通の項目群に関する定義である。図6において、各common要素は、repository要素、username要素、及びpassword要素等を子要素として含む。これらの各子要素が、各CMIS準拠サーバ50に対して共通の項目群に相当する。repository要素の値は、配信先のレポジトリの識別情報である。レポジトリとは、CMISのデータモデルにおいて、最上位の概念に相当する。username要素及びpassword要素のそれぞれは、CMIS準拠サーバ50にログインするために必要とされるユーザ名又はパスワードである。なお、共通の項目群とは、項目の構成が共通であることを意味し、各項目の値が同一であることまでは要されない
一方、individual要素は、CMIS準拠サーバ50ごとに個別の項目群に関する定義である。individual要素は、主に、対応するCMIS準拠サーバ50における、文書の属性項目の構成(すなわち、文書を管理するためのデータ構造)を示す情報を値とする。例えば、Destination要素411内のindividual要素は、class要素、property1要素、property2要素、及びproperty3要素等を含む。class要素の値は、データの格納先の種別(クラス)の識別名である。斯かる種別ごとに、属性項目の構成が異なる。property1要素、property2要素、及びproperty3要素のそれぞれは、申請書に該当するデータに関して、CMIS準拠サーバ50aにおいて登録されるべき属性項目を示す。
Destination要素412内のindividual要素は、type要素、attribute1要素、attribute2要素、及びattribute3要素等を含む。type要素の値は、上記のclass要素の値に対応する概念である。attribute1要素、attribute2要素、及びattribute3要素のそれぞれは、申請書に該当するデータに関して、CMIS準拠サーバ50bにおいて登録されるべき属性項目を示す。
なお、図6では、三つのCMIS準拠サーバ50に対応する三つのDestination要素が、Parameters要素410に含まれている例が示されている。しかし、例えば、申請書フローにおいて、二つのCMIS準拠サーバ50のみ、又は一つのCMIS準拠サーバ50のみを配信先の選択肢としたい場合、当該二つ又は当該一つのCMIS準拠サーバ50に対応するDestination要素のみが、Parameters要素410に含まれてもよい。また、新たなCMIS準拠サーバ50を選択肢として追加したい場合、当該CMIS準拠サーバ50に対応するDestination要素が、Parameters要素410に追加されてもよい。
次に、複合機20の詳細について説明する。図7は、本発明の実施の形態における複合機の機能構成例を示す図である。図7において、複合機20は、スキャナアプリ201、プリンタアプリ202、制御部203、リモート通信部204、表示制御部205、入力制御部206、オペレーションパネル207、スキャナエンジン208、プリンタエンジン209、及びサーバ情報記憶部210等を有する。
サーバ情報記憶部210は、配信管理サーバ10のIPアドレス等を記憶する。サーバ情報記憶部210は、例えば、複合機20が有する補助記憶装置等を用いて実現されてもよい。
スキャナエンジン208は、スキャンを実行するハードウェアである。プリンタエンジン209は、印刷を実行するハードウェアである。オペレーションパネル207は、表示部211及び操作部212等を有する。表示部211は、例えば、液晶パネルであり、画面等を表示させる。操作部212は、各種のボタン、又は液晶パネルに備えられたタッチパネル等であり、ユーザからの入力を受け付ける。
制御部203は、スキャナアプリ201やプリンタアプリ202等のアプリケーションからの要求に応じ、スキャナエンジン208、プリンタエンジン209、補助記憶装置、及びメモリ等のハードウェアの制御を行う。
リモート通信部204は、配信管理サーバ10との通信を制御する。表示制御部205は、表示部211に対する画面の表示制御等を行う。例えば、表示制御部205は、リモート通信部204によって受信された画面定義データに基づく画面を表示部211に表示させる。
入力制御部206は、操作部212によって検知される、ユーザによる入力に応じた処理を制御する。入力制御部206は、例えば、スキャンの実行指示の入力を、スキャナアプリ201に通知する。
スキャナアプリ201は、操作部212からの通知に応じ、スキャン条件の設定やスキャン処理を実行するアプリケーションである。具体的には、スキャナアプリ201は、制御部203に対しスキャン要求を行って、スキャナエンジン208を動作させ、原稿をスキャンさせる。
プリンタアプリ202は、印刷処理を実行するアプリケーションである。例えば、プリンタアプリ202は、印刷データの受信に応じ、制御部203に対しプリント要求を行って、プリンタエンジン209を動作させる。
なお、図7では、アプリケーションとしてスキャナアプリ201及びプリンタアプリ202のみが示されているが、複合機20は、コピー処理を行うコピーアプリやファクシミリ送受信処理を行うファックスアプリ等を有していてもよい。また、本実施の形態において、複合機20は、プリンタアプリ202を有していなくてもよい。
以下、配信管理システム1において実行される処理手順について説明する。図8は、ワークフローの実行時の処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。
複合機20を操作するユーザによって、オペレーションパネル207の操作部212を構成するスキャンボタンが押下されると、複合機20は、スキャナアプリ201を起動させる(S11)。スキャナアプリ201は、起動に応じ、リモート通信部204を介して、フロー選択画面の送信を配信管理サーバ10に要求する(S12)。フロー選択画面とは、定義済みの複数のワークフローの中から、実行対象とするワークフローを選択させるための画面である。なお、要求の送信先は、サーバ情報記憶部210に記憶されている情報に基づいて特定される。
配信管理サーバ10の画面提供部11は、フロー選択画面の送信要求を受信すると、フロー選択画面の画面データを複合機20に送信する(S13)。なお、当該画面データは、フロー定義記憶部16に記憶されているフロー定義データに基づいて生成される。すなわち、各フロー定義データに対応するワークフローが選択肢とされるように、当該画面データが生成される。
複合機20のリモート通信部204が当該画面データを受信すると、表示制御部205は、当該画面データに基づいて、フロー選択画面をオペレーションパネル207の表示部211に表示させる。
図9は、フロー選択画面の表示例を示す図である。図9に示されるように、フロー選択画面710は、ワークフローごと(フロー定義データごと)にボタンを含む。各ボタンには、対応するワークフローのフローIDが対応付けられている。
入力制御部206が、フロー選択画面710におけるいずれかのボタンの押下を検知すると(S14)、リモート通信部204は押下されたボタンに対応付けられているフローIDを、配信管理サーバ10に送信する(S15)。
配信管理サーバ10において、画面提供部11によってフローIDが受信されると、フロー実行制御部13は、当該フローIDに係るフロー定義データ(以下、「対象フロー定義データ」という。)をフロー定義記憶部16より検索する(S16)。続いて、フロー実行制御部13は、検索された対象フロー定義データに画面定義データが対応付けられているか否かを判定する。画面定義データの対応付けの有無、及び対応付けられている画面定義データは、対象フロー定義データのLinkedPropertyScreen要素を参照することにより判定可能である。すなわち、当該要素が対象フロー定義データに含まれていれば、対象フロー定義データには、画面定義データが対応付けられていることになる。また、当該要素の値が、対象フロー定義データに対応付けられている画面定義データの識別情報ということになる。なお、画面定義データについても、対象フロー定義データと同様、XML形式によって記述されてもよいし、他の形式によって記述されてもよい。
画面定義データが対応付けられている場合、フロー実行制御部13は、当該画面定義データを画面定義記憶部17より検索する(S17)。続いて、画面提供部11は、検索された画面定義データを複合機20に送信する(S18)。
当該画面定義データは、複合機20のリモート通信部204によって受信される。表示制御部205は、当該画面定義データに基づいて、ワークフローに対するパラメータの設定値を入力させるための画面(以下、「パラメータ設定画面」という。)をオペレーションパネル207の表示部211に表示させる(S19)。なお、パラメータは、ワークフローごとに異なりうる。例えば、配信先のアドレス情報がパラメータとされてもよい。但し、特定の配信先にデータが配信されるワークフローについては、対象フロー定義データ内に、配信先のアドレス情報が固定的に記述されていてもよい。
入力制御部206は、パラメータ設定画面を介して、パラメータに対する設定値の入力をユーザより受け付ける(S20)。本実施の形態おいて、申請書フローが実行対象として選択された場合、申請書フローに対応するパラメータ設定画面が表示される。当該パラメータ設定画面では、申請書フローのフロー定義データの、CMIS配信処理に関する定義に含まれている三つのDestination要素に対応するそれぞれのCMIS準拠サーバ50が、配信先の候補として表示される。初期状態では、selected属性の値がtrueであるDestination要素411に対応するCMIS準拠サーバ50aが選択されている。ユーザは、パラメータ設定画面を介して、1以上のCMIS準拠サーバ50を配信先として選択することができる。すなわち、複数の配信先がCMIS準拠サーバ50が配信先とされてもよい。また、フロー定義データにおいて、パラメータ化されているその他の項目についても、パラメータ設定画面を介して入力される。
続いて、スキャナアプリ201は、制御部203を介してスキャナエンジン208を動作させ、ユーザによってセットされている原稿のスキャンを実行する(S21)。続いて、リモート通信部204は、ステップS14において選択されたフローIDと、スキャンされた画像データ(以下、「スキャン画像」という。)と、パラメータ設定画面における設定値とを配信管理サーバ10に送信する(S22)。
配信管理サーバ10において、フローID、スキャン画像、及び設定値がジョブ投入部12によって受信されると、ジョブ投入部12は、受信されたフローID、スキャン画像、及び設定値等を含むジョブ情報をジョブキュー15に記憶する(S23)。
フロー実行制御部13は、例えば、定期的にジョブキュー15を参照し、ジョブキュー15にジョブ情報が記憶されていると、当該ジョブ情報をジョブキュー15より取り出す(S24)。続いて、フロー実行制御部13は、ジョブ情報に含まれている設定値を、対象フロー定義データの複製に適用する(S25)。対象フロー定義データは、ジョブ情報に含まれているフローIDによって特定可能である。
ステップS25では、例えば、図5における符号420〜440に係る部分のように、中括弧({})で囲まれた部分が、設定値によって置換される。また、Parameters要素410に含まれるDestination要素のうち、配信先として選択されたDestination要素のselected属性の値が、trueとされ、配信先として選択されなかったDestination要素のselected属性の値が、falseとされる。なお、処理対象とされるのは、対象フロー定義データの複製であるが、以下においては、便宜上、当該複製を対象フロー定義データという。
続いて、フロー実行制御部13は、設定値が適用された対象フロー定義データに基づいて、ジョブ情報に含まれているスキャン画像に関して、ワークフローの実行を制御する。具体的には、対象フロー定義データに中間処理が定義されている場合には、当該中間処理に係るPlugin要素に対応する処理部14に当該中間処理を実行させる(S26)。また、フロー実行制御部13は、フロー定義データに定義されている出力処理を処理部14に実行させる(S27)。
より詳しくは、対象フロー定義データに定義されている実行順において、最初の処理単位に係る処理部14に対しては、受信されるスキャン画像が入力される。或る処理単位Aの後に、直列的な順序関係を有する別の処理単位Bが有れば、フロー実行制御部13は、処理単位Aの処理結果として出力されたデータを、処理単位Bに入力する。各処理単位に対するパラメータは、各処理単位に対応するPlugin要素内のParameters要素に基づいて特定される。以上の結果、対象フロー定義データの定義通りの順番で処理単位が実行される。また、出力処理によって、ファイルサーバ30、SMTPサーバ40、又はCMIS準拠サーバ50等に対して、データが配信される。
申請書フローが実行対象である場合、出力処理の一つとして、CMIS配信部141が、CMIS配信処理を実行する。したがって、いずれかのCMIS準拠サーバ50に対してデータが配信される。
続いて、CMIS配信処理の詳細について説明する。図10は、CMIS配信処理の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ステップS101において、CMIS配信処理部は、対象フロー定義データの、値が「ToCMIS」であるPluginID要素が属するPlugin要素に含まれるParameters要素410内から、selected属性の値がtrueであるDestination要素を抽出する。
Destination要素が一つも抽出されなかった場合(S102でNo)、CMIS配信部141は、図10の処理を終了させる。一以上のDestination要素が抽出された場合(S102でYes)、CMIS配信部141は、抽出されたDestination要素のうちの一つを、処理対象とする(S103)。以下、処理対象とされたDestination要素を、「対象配信先要素」という。
続いて、CMIS配信部141は、対象配信先要素の子要素である、common要素の値(定義内容)を取得する(S104)。以下、取得された値を、共通項目情報という。続いて、CMIS配信部141は、対象配信先要素の子要素である、individual要素の値(定義内容)を取得する(S105)。以下、取得された値を、個別項目情報という。
続いて、CMIS配信部141は、共通項目情報及び個別項目情報に基づいて、対象配信先要素に対応するCMIS準拠サーバ50へのデータの配信を実行する(S106)。基本的に、共通項目情報に基づいて、CMIS準拠サーバ50の特定及びCMIS準拠サーバ50との通信の確立が行われる。また、個別項目情報に基づいて、対象配信先要素に対応するCMIS準拠サーバ50におけるデータの管理体系に対応させて、データの配信が実行される。例えば、図6のDestination要素411内のindividual要素によれば、配信対象のデータは、申請書に分類されるデータとして登録され、当該データに関して、作成者、(申請書)の提出先(To)、作成日等が、登録される。
続いて、CMIS配信部141は、ステップS101において抽出されたDestination要素のうち、未処理のDestination要素の有無を判定する(S107)。未処理のDestination要素が有る場合(S107でYes)、当該未処理のDestination要素について、ステップS103以降が実行される。抽出された全てのDestination要素に関して処理が終了すると(S107でNo)、図10の処理は終了する。
このように、CMIS配信部141は、データの配信のための通信プロトコルが相互に共通する複数の配信先に含まれる配信先が指定されている場合は、フロー定義データにおいて定義された当該配信先に対する配信方法を示す情報に基づいて、配信処理を実行する。すなわち、CMIS配信部141にとって、配信先及び配信方法は、フロー定義データに基づいて、動的に(実行時)に決定される。したがって、フロー定義データの定義次第で、各種のCMIS準拠サーバ50への配信を、一つのCMIS配信プラグインによって実現することができる。その結果、複数の配信先に対応するための作業負担を軽減することが可能となる。
また、一つのCMIS配信プラグインによって複数の配信先に対応することができるため、複数の配信先への配信が必要とされるワークフローの定義を簡略化することができる。例えば、配信先ごとに出力プラグインが異なる場合、図4に示される申請書フローであれば、画像変換処理の後に、複数の配信処理を接続する必要がある。一方、本実施の形態によれば、図4に示されるように、一つのCMIS配信処理によって、複数の配信先への配信を定義することができる。
また、本実施の形態は、CMIS以外の、複数の文書管理サーバの相互運用が可能な他の仕様(すなわち、複数の文書管理サーバが共通のインタフェースを有する仕様)に従って実施されてもよい。この場合、CMISに関与する部分が、当該他の仕様に従って置き換えられればよい。
続いて、ジョブ投入部12の詳細について説明する。図11は、ジョブ投入部の詳細な構成例を示す図である。本実施の形態におけるジョブ投入部12は、複合機20やスキャナ以外を、ワークフローに対するデータの入力元(ワークフローの実行要求元)としてもよい。
例えば、ジョブ投入部12において、データの入力元とのやりとりは、プラグインによって実現される。図11では、スキャン入力プラグイン121、メール入力プラグイン122、及びフォルダ入力プラグイン123が例示されている。
スキャン入力プラグイン121は、複合機20よりワークフローの実行要求を受信するプラグインである。すなわち、スキャン入力プラグイン121は、図8のステップS22におけるワークフローの実行要求の実行要求を受信する。スキャン入力プラグイン121は、受信されたフローID、スキャン画像、及び設定値等を、フロー実行制御部13が予定している形式に従ったジョブ情報に整形し、当該ジョブ情報をジョブキュー15に記憶する。
メール入力プラグイン122は、画像データが添付された電子メールによってワークフローの実行要求を受け付けるプラグインである。この場合、当該画像データが、ワークフローの処理対象とされる。電子メールには、フローIDや設定値等が記述されてもよい。メール入力プラグイン122は、電子メールに添付されている画像データと、電子メールに記述されている情報とを、フロー実行制御部13が予定している形式に従ったジョブ情報に整形し、当該ジョブ情報をジョブキュー15に記憶する。
フォルダ入力プラグイン123は、所定のフォルダに対する画像データのアップロードによって、ワークフローの実行要求を受け付けるプラグインである。所定のフォルダは、配信管理サーバ10の補助記憶装置102に形成されたフォルダでもよいし、配信管理サーバ10にネットワークを介して接続される記憶装置に形成されたフォルダでもよい。フォルダ入力プラグイン123は、例えば、所定のフォルダをポーリングし、当該フォルダに画像データ、及びフローIDや設定値等を格納したファイルが保存されていれば、当該画像データ及びファイルを取得する。フォルダ入力プラグイン123は、取得された画像データと、取得されたファイルに格納されている情報とを、フロー実行制御部13が予定している形式に従ったジョブ情報に整形し、当該ジョブ情報をジョブキュー15に記憶する。
このように、ジョブ投入部12は、様々な形態で、ワークフローの実行要求を受け付けることができる。したがって、例えば、携帯電話、スマートフォン、又はデジタルカメラ等で撮像した画像データを、メール送信したり、所定のフォルダにアップロードしたりすることで、当該画像データに関してワークフローを実行させることができる。
また、他のプラグインを追加することにより、他の形態で実行要求が受け付けられてもよい。例えば、Webページを介してワークフローの実行要求を受け付けるプラグインが追加されてもよい。
なお、本実施の形態において、配信管理サーバ10は、配信装置の一例である。フロー定義データの定義内容は、処理定義の一例である。ジョブ投入部12は、受信部の一例である。CMIS配信部141は、配信部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 配信管理システム
10 配信管理サーバ
11 画面提供部
12 ジョブ投入部
13 フロー実行制御部
14 処理部
15 ジョブキュー
16 フロー定義記憶部
17 画面定義記憶部
20 複合機
30 ファイルサーバ
40 SMTPサーバ
50a、50b、50c CMIS準拠サーバ
100 ドライブ装置
101 記録媒体
102 補助記憶装置
103 メモリ装置
104 CPU
105 インタフェース装置
121 スキャン入力プラグイン
122 メール入力プラグイン
123 フォルダ入力プラグイン
141 CMIS配信部
201 スキャナアプリ
202 プリンタアプリ
203 制御部
204 リモート通信部
205 表示制御部
206 入力制御部
207 オペレーションパネル
208 スキャナエンジン
209 プリンタエンジン
210 サーバ情報記憶部
211 表示部
212 操作部
B バス
N1、N2 ネットワーク
特開2008−97586号公報

Claims (5)

  1. 第一のデータと、前記第一のデータに対する一以上の処理単位が構成する処理定義に従った処理の実行要求とを受信する受信部と、
    前記処理定義を構成する処理単位ごとに、当該処理単位を実行する1以上の処理部とを有し、
    前記1以上の処理部のうちの少なくとも一つの処理部は、当該処理部が対応する処理単位より前に実行される処理単位の実行結果として出力される第二のデータ又は前記第一のデータを前記処理定義において指定されている配信先に配信する配信部であり、
    前記配信部は、データの配信のための通信プロトコルが相互に共通する複数の配信先に含まれる配信先が指定されている場合は、前記処理定義において定義された当該配信先に対する配信方法を示す情報に基づいて、前記第一のデータ又は前記第二のデータを送信
    前記配信方法を示す情報は、前記複数の配信先に共通の項目と、前記配信先ごとに異なる項目とを含む、
    ことを特徴とする配信装置。
  2. 前記配信部は、前記配信先ごとに異なる項目が示す、前記配信先ごとのデータの管理体系に対応させて、前記第一のデータ又は前記第二のデータを送信することを特徴とする請求項1記載の配信装置。
  3. 一つのプログラムが当該配信装置を前記配信部として機能させることを特徴とする請求項1又は2記載の配信装置。
  4. データに対する一以上の処理単位が構成する処理定義に従った処理定義を構成する処理単位ごとに、当該処理単位を実行する1以上の処理部を有する配信装置が、
    第一のデータと、前記処理定義に従った処理の実行要求とを受信する受信手順と、
    前記1以上の処理部のうちの少なくとも一つの処理部が、当該処理部が対応する処理単位より前に実行される処理単位の実行結果として出力される第二のデータ又は前記第一のデータを前記処理定義において指定されている配信先に配信する配信手順とを実行し、
    前記配信手順は、データの配信のための通信プロトコルが相互に共通する複数の配信先に含まれる配信先が指定されている場合は、前記処理定義において定義された当該配信先に対する配信方法を示す情報に基づいて、前記第一のデータ又は前記第二のデータを送信
    前記配信方法を示す情報は、前記複数の配信先に共通の項目と、前記配信先ごとに異なる項目とを含む、
    ことを特徴とする配信方法。
  5. 第一のデータと、前記第一のデータに対する一以上の処理単位が構成する処理定義に従った処理の実行要求とを受信する受信部と、
    前記処理定義を構成する処理単位ごとに、当該処理単位を実行する1以上の処理部としてコンピュータを機能させ、
    前記1以上の処理部のうちの少なくとも一つの処理部は、当該処理部が対応する処理単位より前に実行される処理単位の実行結果として出力される第二のデータ又は前記第一のデータを前記処理定義において指定されている配信先に配信する配信部であり、
    前記配信部は、データの配信のための通信プロトコルが相互に共通する複数の配信先に含まれる配信先が指定されている場合は、前記処理定義において定義された当該配信先に対する配信方法を示す情報に基づいて、前記第一のデータ又は前記第二のデータを送信
    前記配信方法を示す情報は、前記複数の配信先に共通の項目と、前記配信先ごとに異なる項目とを含む、
    ことを特徴とする配信プログラム。
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