JP2015139076A - ファイル処理システムおよびファイル処理プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】効率的にワークフローを定義できるファイル処理システムを提供する。
【解決手段】管理サーバーと、管理サーバーとネットワークにより接続可能な画像形成装置とを備えたファイル処理システムであって、管理サーバーは、第1のイベントをトリガーとして実行される、ファイルに対する第1の処理が定義された第1のワークフローを記憶する第1の記憶部と、第1のワークフローに基づいて第1のイベントを監視し第1のイベントが発生したときに定義された第1の処理を実行する第1の制御部とを有し、画像形成装置は、第1のイベントとは異なる第2のイベントをトリガーとして実行され、最後の処理が第1のイベントを発生させる処理でありファイルに対する第2の処理が定義された第2のワークフローを記憶する第2の記憶部と、第2のワークフローに基づいて第2のイベントを監視し第2のイベントが発生したときに第2の処理を実行する第2の制御部とを有する。
【選択図】図10

Description

本発明は、ワークフローにより文書を処理するファイル処理システムおよびファイル処理プログラムに関する。
近年画像形成装置において文書や画像などのファイルを予め決められた手順に従い処理するワークフローにより処理することが行われてきた。
そして、ユーザーの要求に柔軟に対応するために、ワークフローに対する多くの工夫がなされてきた。
例えば、特許文献1では、ファイルの種類に応じてワークフローを選択し実行するワークフロー処理装置が開示されている。
特開2013−020326号公報
しかし、これまで、ユーザーは、あるファイルに対し単純な処理を複数組み合わせた複雑な処理を行うためにワークフローを定義する場合、それらの処理を1つのワークフローの中で全て定義しなければならなかった。
つまり、例えば、処理A、処理B、および処理Cからなるワークフロー1がある場合、処理Aの代わりに処理A2を行わせたり、処理A3を行わせたりする場合、処理Aの部分だけが異なる複数の似たようなワークフローを数多く定義する必要があった。例えば、ワークフロー1に加えて、処理A2、B、Cからなるワークフロー2、そして処理A3、B、Cからなるワークフロー3という具合である。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、効率的にワークフローを定義できるファイル処理システムおよびファイル処理プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るファイル処理システムは、管理サーバーと、前記管理サーバーとネットワークにより接続可能な1以上の画像形成装置とを備え、前記管理サーバーは、第1のイベントをトリガーとして実行される、ファイルに対する第1の処理が定義された第1のワークフローを記憶する第1の記憶部と、前記第1のワークフローに基づいて、前記第1のイベントを監視し、前記第1のイベントが発生したときに、定義された前記第1の処理を実行する第1の制御部とを有し、前記画像形成装置は、前記第1のイベントとは異なる第2のイベントをトリガーとして実行され、最後の処理が前記第1のイベントを発生させる処理であり、前記ファイルに対する第2の処理が定義された第2のワークフローを記憶する第2の記憶部と、前記第2のワークフローに基づいて、前記第2のイベントを監視し、前記第2のイベントが発生したときに、前記第2の処理を実行する第2の制御部とを有する。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るファイル処理システムでは、前記第1のイベントは、ファイルが予め定められた場所に置かれることであってもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るファイル処理システムでは、前記予め定められた場所は、前記第2の記憶部内の特定の領域であってもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るファイル処理システムでは、前記第1のワークフローは、複数のユーザーが行う処理のうち、共通して行われる部分を定義したワークフローであり、前記第2のワークフローは、複数のユーザーが行う処理のうち、ユーザー個別に行われる部分を定義されたワークフローであってもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るファイル処理システムでは、前記第1のワークフローは、前記ファイル処理システムを管理するための権限を有する管理者により設定されるワークフローであり、前記第2のワークフローは、前記ファイル処理システムのユーザーとしての権限を有する一般ユーザーにより設定されるワークフローであてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係るファイル処理プログラムは、管理サーバーと、前記管理サーバーとネットワークにより接続可能な1以上の画像形成装置とをファイル処理システムとして機能させるためのファイル処理プログラムであって、前記管理サーバーのコンピューターを第1のイベントをトリガーとして実行される、ファイルに対する第1の処理が定義された第1のワークフローに基づいて、前記第1のイベントを監視し、前記第1のイベントが発生したときに、定義された前記第1の処理を実行する第1の制御部として、前記画像形成装置のコンピューターを前記第1のイベントとは異なる第2のイベントをトリガーとして実行され、最後の処理が前記第1のイベントを発生させる処理であり、前記ファイルに対する第2の処理が定義された第2のワークフローに基づいて、前記第2のイベントを監視し、前記第2のイベントが発生したときに、前記第2の処理を実行する第2の制御部として機能させる。
以上のように、本発明によれば、効率的にワークフローを定義することが出来る。
本発明の一実施形態に係るファイル処理システムの概要を示す図である。 ワークフロー管理サーバー10として、一般的なコンピューターを用いた場合のブロック図である。 画像形成装置20の構成を概略的に示すブロック図である。 画像形成装置20の記憶部31内に設けられた文書ボックスの様子を示す図である。 ワークフロー管理サーバー10に共有ワークフロー17aを設定・登録する処理について説明するための図である。 直接、ワークフロー管理サーバー10において、共有ワークフロー17aを設定し、登録する処理を示す図である。 ワークフロー管理サーバー10に共有ワークフロー17aが登録された後の状態を示す図である。 画像形成装置20に個別ワークフロー31aを設定・登録する処理について説明するための図である。 画像形成装置20に個別ワークフロー31aが登録された後の状態を示す図である。 共有ワークフロー17aおよび個別ワークフロー31aを連携させることにより、ユーザーが所望する、ある文書ファイルに対する一連の処理を行わせる例を説明するための図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
[ファイル処理システムの概要]
まず、ファイル処理システムの概要について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るファイル処理システムの概要を示す図である。
図1から分かるように、ファイル処理システム1は、ワークフロー管理サーバー(管理サーバー)10および1以上の画像形成装置20を含んでいる。なお、ここでは3台の画像形成装置20を図示しているが、機能としては同じなので、以下の説明では1台のみを取り上げて説明する。
そして、ワークフロー管理サーバー10および画像形成装置20の間は、ネットワーク、具体的にはLAN(Local Area Network)により接続されている。また、ファイル処理システム1の外部にあるシステムやサービス30ともネットワーク、具体的には、LANやWAN(Wide Area Network)により接続されていてもよい。
ワークフロー管理サーバー10は、ファイル処理システム1内にある画像形成装置20において共通に用いられる処理、共有して用いられる処理を定義した共有ワークフローを管理するサーバーである。画像形成装置20により生成されたファイルは、ワークフロー管理サーバー10を経由して外部システムや外部サービス30へ送信することが出来る。ワークフロー管理サーバー10の構成について、詳細は後述する。
画像形成装置20は、文書や写真をスキャンして取り込みファイルを生成したり、スキャンにより生成したファイルやネットワーク経由で取得したファイルの内容を印刷したり、FAXしたりすることが出来る。画像形成装置20の詳細は、後述する。
外部システムや外部サービス30は、具体的には、iDC(Internet Data Center)やFacebook、Flickrなどのクラウドサービスである。
以上、ファイル処理システムの概要について説明した。なお上記の説明では、ワークフロー管理サーバー10と画像形成装置20とを別のものとして説明したが、例えば、LANに接続された画像形成装置20が1台のみの場合などは、画像形成装置20にワークフロー管理サーバー10の機能を担わせ、画像形成装置20のみでファイル処理システム1を構成してもよい。
[ワークフローについて]
ここでは、ワークフローについて簡単に説明する。本実施形態でいうワークフローとは、「ファイルの内容を印刷する」処理や「ファイルの形式を変換する」処理など特定の処理を「タスク」として、1以上のタスクをユーザーがファイルに対して行いたい一連の処理に合わせて実行順序を定めて記述したものである。
ワークフローは、トリガーとなるイベントを検知することにより、処理が開始される。トリガーとなるイベントの例としては、「ある場所にファイルが置かれた」、「ファイルを印刷した」、「ファイルをある場所から削除した」などが挙げられる。
そして、各種のイベントに対するタスクとして、例えば、「ファイルを印刷した」というイベントに対しては、「イメージログを送信する」という処理を定義したり、「ファイルをある場所から削除した」というイベントに対しては、「バックアップを取る」という処理を定義したり出来る。
また、ファイルの種類に応じてタスクの内容を切り替えることも出来る。例えば、ファイルが文書である場合、文書をPDF(Portable Document Format)に変換したり、PDFファイルをテキストファイルに変換したり、文書の要約を作ったり、文書を翻訳したりすることが考えられる。
また、ファイルが写真やイメージである場合、イメージを回転させたり、注釈テキストを付加したり、地図やロゴを付加したり、エフェクトをかけたり、サイズを縮小したりすることが考えられる。
さらに、その他のタスクとして、ファイルをメールしたり、圧縮したり、ファイル名を変更したり、他のシステムへ転送したり、暗号化や復号化したり、短文投稿サイトに投稿したりすることも考えられる。
以上、ワークフローについて簡単に説明した。
[ワークフロー管理サーバー10の構成]
次に、ワークフロー管理サーバー10の構成について説明する。図2は、ワークフロー管理サーバー10として、一般的なコンピューターを用いた場合のブロック図である。
図2に示すように、ワークフロー管理サーバー10は、CPU(Central Processing Unit)11(第1の制御部)、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、操作入力部14、ネットワークインターフェイス部15、表示部16、および記憶部17(第1の記憶部)を有し、これら各ブロックがバス18を介して接続されている。
ROM12は、各種の処理を実行するためのファームウェア等の複数のプログラムやデータを固定的に記憶する。RAM13は、CPU11の作業用領域として用いられ、OS(Operating System)、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に記憶する。
記憶部17は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリー、その他の不揮発性メモリーである。記憶部17には、OSや各種アプリケーション、各種データに加え、後述する共有ワークフロー17aが記憶される。
ネットワークインターフェイス部15は、画像形成装置20や外部システム30と情報のやりとりを行う為のネットワークと結ばれており、画像形成装置20から情報を収集したり、画像形成装置20に収集した情報を提供したり、外部システムや外部サービス30を情報の遣り取りをしたりする。
CPU11は、ROM12や記憶部17に記憶された複数のプログラムのうち、操作入力部14から与えられる命令に対応するプログラムをRAM13に展開し、この展開されたプログラムにしたがって、表示部16及び記憶部17を適宜制御する。
また、CPU11は、ネットワークおよびネットワークインターフェイス部15を介して画像形成装置20から収集した情報に基づき、共有ワークフロー17aを更新する。
操作入力部14は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、タッチパネル、その他の操作装置である。
表示部16は、例えば液晶ディスプレイ、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等である。表示部16は、ワークフロー管理サーバー10に内蔵されていてもよいし、外部接続されていてもよい。
以上、ワークフロー管理サーバー10の構成について説明した。
[画像形成装置20の構成]
次に、画像形成装置20の構成を説明する。図3は、画像形成装置20の構成を概略的に示すブロック図である。なお、画像形成装置20は、典型的には、MFP(Multifunction Peripheral)である。
画像形成装置20は、制御部21(第2の制御部)を備える。制御部21は、CPU、RAM、ROM、および専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置20の全体的な動作制御を司る。
制御部21は、画像読取部22、画像処理部24、画像メモリー25、画像形成部26、操作部27、ファクシミリ通信部28、ネットワークインターフェイス部29、記憶部31(第2の記憶部)等と接続されている。制御部21は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。
制御部21は、ユーザーから、操作部27またはネッワーク接続されたPC(Personal Computer)等を通じて入力されるジョブの実行指示に従って、スキャナ機能、印刷機能、コピー機能、およびファクシミリ送受信機能などの各機能についての動作制御を実行するために必要な機構の駆動及び処理を制御する。
また、制御部21は、イベント検知部21aおよびワークフロー実行部21bを有している。イベント検知部21aおよびワークフロー実行部21bは、ROMなどからRAMにロードされたプログラムがCPUにより実行されることで実現される機能ブロックである。
イベント検知部21aは、ワークフローを開始するためのイベントの発生を監視する。イベント検知部21aは、ワークフローに定められたイベントの発生を検知すると、ワークフロー実行部21bに通知し、検知したイベントに紐付けられた特定のワークフローを開始させる。
ワークフロー実行部21bは、イベント検知部21aからの特定のイベントが発生したことの通知に基づき、そのイベントがトリガーとして定義されているワークフローを記憶部31から読み込み、そのワークフローを開始する。
画像読取部22は、原稿から画像を読み取る。
画像処理部24は、画像読取部22で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部24は、画像読取部22により読み取られた画像が画像形成された後の品質を向上させるために、シェーディング補正等の画像処理を行う。
画像メモリー25は、画像読取部22による読み取りで得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部26での印刷対象となるデータを一時的に記憶したりする領域である。
画像形成部26は、画像読取部22で読み取られた画像データ等の画像形成を行う。
操作部27は、画像形成装置20が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付けるタッチパネル部および操作キー部を備える。タッチパネル部は、タッチパネルが設けられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部27aを備えている。
ファクシミリ通信部28は、図示しない符号化/復号化部、変復調部、およびNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行う。
ネットワークインターフェイス部29は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークインターフェイス部29に接続されたLAN等を介して、ワークフロー管理サーバー10やPCなど、ローカルエリアネットワーク内の装置と種々のデータの送受信を行う。
記憶部31は、画像読取部22によって読み取られた原稿画像等を記憶する、HDDなどの大容量の記憶装置である。なお、記憶部31には、ユーザーごとに定義されたワークフローである個別ワークフローが記憶される。
また、記憶部31には、ワークフローによりファイルを処理する際の作業領域や、複数のワークフロー間でファイルを受け渡しする際の受け渡し領域として用いられる、文書ボックスが設けられている。文書ボックスの詳細については後述する。
以上、画像形成装置20の構成について説明した。
[文書ボックスについて]
次に、文書ボックスについて説明する。図4は、画像形成装置20の記憶部31内に設けられた文書ボックスの様子を示す図である。
文書ボックスには、ユーザーごとに定義された個別ワークフローの処理において用いられる個人用ボックスと、ユーザー間で共有して用いられる共有ワークフローの処理において用いられる共有ボックスがある。
図4では、1つの共有ボックスに加えて、ユーザーが2人いるとして、個人用ボックス1および個人用ボックス2の2つの個人用ボックスがある。
なお、共有ボックスが2つ以上あっても構わない。
以上、文書ボックスについて説明した。
[共有ワークフローの設定・登録処理について]
ワークフローによりファイルを処理するためには、最初に、ワークフロー管理サーバー10や画像形成装置20に対して、ワークフローを設定し、登録しなければならない。
ここでは、ワークフロー管理サーバー10に共有ワークフローを設定・登録する処理について説明する。図5は、ワークフロー管理サーバー10に共有ワークフロー17aを設定・登録する処理について説明するための図である。
まず、ファイル処理システム1の管理者が、共有ワークフロー17aを画像形成装置20を用いて設定する。
次に、画像形成装置20が、設定された共有ワークフロー17aをワークフロー管理サーバー10に登録する。
登録された共有ワークフロー17aは、ワークフロー管理サーバー10の記憶部17に記憶される。
なお、ここでは、共有ワークフロー17aの内容として、例えば、「共有ボックスにファイルが置かれるというイベント(第1のイベント)が発生したら、置かれたファイルを外部システム30に登録するというタスクを行う」(第1の処理)という定義がなされているものとする。
なお、上記の説明では、共有ワークフロー17aを一旦画像形成装置20に設定した後、ワークフロー管理サーバー10に登録する構成を説明したが、これに限らず、例えば、直接、ワークフロー管理サーバー10において、共有ワークフロー17aを設定し、登録する構成でもよい。図6は、直接、ワークフロー管理サーバー10において、共有ワークフロー17aを設定し、登録する処理を示す図である。
以上、ワークフロー管理サーバー10に共有ワークフローを設定・登録する処理について説明した。
[共有ワークフロー登録後の状態について]
次に、ワークフロー管理サーバー10に共有ワークフロー17aが登録された後の状態について説明する。図7は、ワークフロー管理サーバー10に共有ワークフロー17aが登録された後の状態を示す図である。
図7から分かるように、ワークフロー管理サーバー10は、共有ワークフロー17aにおいて定義された「共有ボックスにファイルが置かれる」というイベントの発生を検知するために、画像形成装置20の記憶部31内の共有ボックスの監視を開始する。
以上、ワークフロー管理サーバー10に共有ワークフロー17aを登録した後の状態について説明した。
[個別ワークフローの設定・登録処理について]
次に、画像形成装置20に個別ワークフローを設定・登録する処理について説明する。図8は、画像形成装置20に個別ワークフロー31aを設定・登録する処理について説明するための図である。
まず、画像形成装置20の一般ユーザーが、個別ワークフロー31aを画像形成装置20に設定する。
次に、画像形成装置20は、設定された個別ワークフロー31aを記憶部31に記憶し、登録処理を完了する。
なお、ここでは、個別ワークフロー31aの内容として、例えば、「個人用ボックス1に文書が置かれるというイベント(第2のイベント)が発生したら、置かれた文書を高圧縮PDFに変換するというタスクと、高圧縮PDFに変換された文書を共有ボックスに置くというタスクをこの順に実行する」(第2の処理)という定義がなされているものとする。
以上、画像形成装置20に個別ワークフローを設定・登録する処理について説明した。
[個別ワークフロー登録後の状態について]
次に、画像形成装置20に個別ワークフロー31aが登録された後の状態について説明する。図9は、画像形成装置20に個別ワークフロー31aが登録された後の状態を示す図である。
図9から分かるように、画像形成装置20のイベント検知部21aは、個別ワークフロー31aにおいて定義された「個人用ボックス1に文書が置かれる」というイベントの発生を検知するために、記憶部31内の個人用ボックス1の監視を開始する。
以上、画像形成装置20に個別ワークフロー31aが登録された後の状態について説明した。
[複数のワークフローの連携による処理の流れについて]
次に、上述した共有ワークフロー17aおよび個別ワークフロー31aを連携させることにより、ユーザーが所望する、ある文書ファイルに対する一連の処理を行わせる例を説明する。図10は、共有ワークフロー17aおよび個別ワークフロー31aを連携させることにより、ユーザーが所望する、ある文書ファイルに対する一連の処理を行わせる例を説明するための図である。
なお、図10に示すワークフローの連携の前提として、共有ワークフロー17aおよび個別ワークフロー31aが、それぞれワークフロー管理サーバー10および画像形成装置20に設定・登録され、共有ボックスおよび個人用ボックス1がそれぞれ監視されているものとする。
(1)まず、一般ユーザーが文書を個人用ボックス1に登録する。具体的には、文書を個人用ボックス1内に置く。
(2)次に、個人用ボックス1を監視していた、画像形成装置20のイベント検知部21aが、個人用ボックス1に文書が置かれたことを検知する。
(3)個人用ボックス1に文書が置かれるというイベントが発生したことにより、個別ワークフロー31aが開始される。そして、個別ワークフロー31aに記述されている最初のタスクである「文書を高圧縮PDFに変換する」という処理がワークフロー実行部21bにより行われる。さらに、個別ワークフロー31aに記述されている2番目のタスクである「変換した文書を共有ボックスに置く」という処理がワークフロー実行部21bにより行われる。
(4)共有ボックスに文書が置かれたことにより、共有ボックスを監視していたワークフロー管理サーバー10が、「共有ボックスにファイルが置かれる」というイベントが発生した事を検知する。なお、ここでいう文書は、幾つかあるファイルの種類のうちの1つなので、正常にイベントが検知される。
(5)共有ボックスに文書が置かれるというイベントが発生したことにより、共有ワークフロー17aが開始される。そして共有ワークフロー17aに記述されているタスクである「置かれたファイルを外部システム30に登録する」という処理が、ワークフロー管理サーバー10により実行される。
以上述べたように、一般ユーザーは、ファイルを共有ボックスに置くまでの処理を記述した個別ワークフローを登録し、個人用ボックス1に文書を置くだけで、個別ワークフロー31aに連動して共有ワークフロー17aが実行され、ファイルの外部システム30への登録までを行わせることが出来る。
また、最初に実行されるワークフローの最後のタスクとして、次に実行したいワークフローを実行させるためのイベントを発生させる処理を定義することにより、幾つでもワークフローを連携・連動させることが出来る。
以上、共有ワークフロー17aおよび個別ワークフロー31aを連携させることにより、ユーザーが所望する、ある文書ファイルに対する一連の処理を行わせる例を説明した。
[効果]
(1)本実施形態に係るファイル処理システムでは、複数のワークフローを組み合わせて一連の処理を行わせることが出来る。そのため、ユーザーは、一連の処理のうち、共有される処理の部分を除いて、個別の部分だけを定義するだけでよい。一部の処理だけが異なった数多くのワークフローを定義する必要が無いので、本実施形態に係るファイル処理システムでは、ワークフローを定義する手間を軽減させ、効率化させることが出来る。
(2)ワークフローを分割して定義することが出来るので、ワークフローごとに細かく実行するための権限や登録するための権限を設定でき、ワークフローに関する権限を柔軟に設定することが出来る。例えば、ファイル処理システム1内部でのファイルの加工などは、一般ユーザーに自由に定義させ、ファイルを外部システム30に出すようなセキュリティに関する処理では、管理者だけが処理内容を定義可能なようにすることが出来る。
[補足事項]
その他、本技術は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 … ファイル処理システム
10 … ワークフロー管理サーバー
11 … CPU
12 … ROM
13 … RAM
14 … 操作入力部
15 … ネットワークインターフェイス部
16 … 表示部
17 … 記憶部
17a… 共有ワークフロー
18 … バス
20 … 画像形成装置
21 … 制御部
21a… イベント検知部
21b… ワークフロー実行部
22 … 画像読取部
24 … 画像処理部
25 … 画像メモリー
26 … 画像形成部
27 … 操作部
28 … ファクシミリ通信部
29 … ネットワークインターフェイス部
30 … 外部システム
31 … 記憶部
31a… 個別ワークフロー

Claims (6)

  1. 管理サーバーと、前記管理サーバーとネットワークにより接続可能な1以上の画像形成装置とを備え、
    前記管理サーバーは、
    第1のイベントをトリガーとして実行される、ファイルに対する第1の処理が定義された第1のワークフローを記憶する第1の記憶部と、
    前記第1のワークフローに基づいて、前記第1のイベントを監視し、前記第1のイベントが発生したときに、定義された前記第1の処理を実行する第1の制御部と
    を有し、
    前記画像形成装置は、
    前記第1のイベントとは異なる第2のイベントをトリガーとして実行され、最後の処理が前記第1のイベントを発生させる処理であり、前記ファイルに対する第2の処理が定義された第2のワークフローを記憶する第2の記憶部と、
    前記第2のワークフローに基づいて、前記第2のイベントを監視し、前記第2のイベントが発生したときに、前記第2の処理を実行する第2の制御部と
    を有する
    ファイル処理システム。
  2. 請求項1に記載のファイル処理システムであって、
    前記第1のイベントは、ファイルが予め定められた場所に置かれることである
    ファイル処理システム。
  3. 請求項2に記載のファイル処理システムであって、
    前記予め定められた場所は、前記第2の記憶部内の特定の領域である
    ファイル処理システム。
  4. 請求項1から3のうちいずれか1つに記載のファイル処理システムであって、
    前記第1のワークフローは、複数のユーザーが行う処理のうち、共通して行われる部分を定義したワークフローであり、
    前記第2のワークフローは、複数のユーザーが行う処理のうち、ユーザー個別に行われる部分を定義されたワークフローである
    ファイル処理システム。
  5. 請求項1から4のうちいずれか1つに記載のファイル処理システムであって、
    前記第1のワークフローは、前記ファイル処理システムを管理するための権限を有する管理者により設定されるワークフローであり、
    前記第2のワークフローは、前記ファイル処理システムのユーザーとしての権限を有する一般ユーザーにより設定されるワークフローである
    ファイル管理システム。
  6. 管理サーバーと、前記管理サーバーとネットワークにより接続可能な1以上の画像形成装置とをファイル処理システムとして機能させるためのファイル処理プログラムであって、
    前記管理サーバーのコンピューターを
    第1のイベントをトリガーとして実行される、ファイルに対する第1の処理が定義された第1のワークフローに基づいて、前記第1のイベントを監視し、前記第1のイベントが発生したときに、定義された前記第1の処理を実行する第1の制御部として、
    前記画像形成装置のコンピューターを
    前記第1のイベントとは異なる第2のイベントをトリガーとして実行され、最後の処理が前記第1のイベントを発生させる処理であり、前記ファイルに対する第2の処理が定義された第2のワークフローに基づいて、前記第2のイベントを監視し、前記第2のイベントが発生したときに、前記第2の処理を実行する第2の制御部として
    機能させるためのファイル処理プログラム。
    ファイル処理プログラム。
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