JP7299554B1 - 溶接構造体、ならびにその設計方法および施工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
前記接合部材は、前記接合部材の板厚方向に垂直な第1表面および第2表面を有し、
前記接合部材の板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記接合部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1表面側に形成された第1溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みをd1(mm)、前記第2表面側に形成された第2溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みをd2(mm)とした時に、
d1およびd2が16mm以上であり、
前記接合部材の、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置からそれぞれ採取され、厚さ方向の中心が、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、
溶接構造体。
t≧50.0 ・・・(i)
上記(1)に記載の溶接構造体。
t/4≦d1<t/2 ・・・(ii)
t/4≦d2<t/2 ・・・(iii)
前記接合部材は、前記接合部材の板厚方向に垂直な第1表面および第2表面を有し、
前記接合部材の板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記接合部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記接合部材の板厚中心位置から採取され、厚さ方向の中心が前記板厚中心位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、
溶接構造体。
t≧50.0 ・・・(i)
上記(1)から(3)までのいずれかに記載の溶接構造体。
t>80.0 ・・・(iv)
上記(1)から(4)までのいずれかに記載の溶接構造体。
第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、前記第1部材を前記第2部材に両側部分溶込み溶接する際の、前記第1部材の板厚t(mm)、前記第1部材の端面に形成する開先形状、および溶接条件を設定する、設定工程と、
前記第1部材が有する、前記第1部材の板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とし、
前記設定工程で設定された前記板厚および前記開先形状を有する前記第1部材を、前記第2部材に、前記設定工程で設定された前記溶接条件にて両側部分溶込み溶接した場合の、
前記第1表面側に形成される第1溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みd1(mm)、および前記第2表面側に形成される第2溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みd2(mm)を推定する、推定工程と、
前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記推定工程で推定されたd1およびd2が16mm以上であり、
前記第1部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1部材の、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置からそれぞれ採取され、厚さ方向の中心が、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、という条件を全て満足する場合に、
前記設定工程で設定された前記板厚および前記開先形状を有する前記第1部材を、前記接合部材の素材に選定し、かつ、前記設定工程で設定された前記溶接条件を、前記溶接構造体を製造する際の溶接条件に選定する、選定工程と、を備える、
溶接構造体の設計方法。
t≧50.0 ・・・(i)
上記(6)に記載の溶接構造体の設計方法。
t/4≦d1<t/2 ・・・(ii)
t/4≦d2<t/2 ・・・(iii)
第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、前記第1部材を前記第2部材に完全部分溶込み溶接する際の、前記第1部材の板厚t(mm)を設定する、設定工程と、
前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記第1部材が有する、前記第1部材の板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とした場合の、
前記第1部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1部材の板厚中心位置から採取され、厚さ方向の中心が前記板厚中心位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、という条件を全て満足する場合に、
前記設定工程で設定された前記板厚を有する前記第1部材を、前記接合部材の素材に選定する、選定工程と、を備える、
溶接構造体の設計方法。
t≧50.0 ・・・(i)
上記(6)から(8)までのいずれかに記載の溶接構造体の設計方法。
t>80.0 ・・・(iv)
上記(6)から(9)までのいずれかに記載の溶接構造体の設計方法。
第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、前記第1部材を前記第2部材に両側部分溶込み溶接する際の、前記第1部材の板厚t(mm)、前記第1部材の端面に形成する開先形状、および溶接条件を設定する、設定工程と、
前記第1部材が有する、前記第1部材の板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とし、
前記設定工程で設定された前記板厚および前記開先形状を有する前記第1部材を、前記第2部材に、前記設定工程で設定された前記溶接条件にて両側部分溶込み溶接した場合の、
前記第1表面側に形成される第1溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みd1(mm)、および前記第2表面側に形成される第2溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みd2(mm)を推定する、推定工程と、
前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記推定工程で推定されたd1およびd2が16mm以上であり、
前記第1部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1部材の、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置からそれぞれ採取され、厚さ方向の中心が、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、という条件を全て満足する場合に、
前記設定工程で設定された前記板厚および前記開先形状を有する前記第1部材を、前記接合部材の素材として、前記設定工程で設定された前記溶接条件によって、前記被接合部材の素材となる部材に両側部分溶込み溶接する、溶接工程と、を備える、
溶接構造体の施工方法。
t≧50.0 ・・・(i)
上記(11)に記載の溶接構造体の施工方法。
t/4≦d1<t/2 ・・・(ii)
t/4≦d2<t/2 ・・・(iii)
第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、前記第1部材を前記第2部材に完全部分溶込み溶接する際の、前記第1部材の板厚t(mm)を設定する、設定工程と、
前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記第1部材が有する、前記第1部材の板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とした場合の、
前記第1部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1部材の板厚中心位置から採取され、厚さ方向の中心が前記板厚中心位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、という条件を全て満足する場合に、
前記設定工程で設定された前記板厚を有する前記第1部材を、前記接合部材の素材として、前記被接合部材の素材となる部材に完全溶込み溶接する、溶接工程と、を備える、
溶接構造体の施工方法。
t≧50.0 ・・・(i)
上記(11)から(13)までのいずれかに記載の溶接構造体の施工方法。
t>80.0 ・・・(iv)
上記(11)から(14)までのいずれかに記載の溶接構造体の施工方法。
図1は、本発明の一実施形態に係る溶接構造体を示す斜視図である。本実施形態に係る溶接構造体10は、接合部材11および被接合部材12を備えている。接合部材11は板状であり、板厚方向に垂直な第1表面11aおよび第2表面11bを有する。また、被接合部材12は板状であり、接合部材11の端面11cが当接される被接合面12aを有する。
t≧50.0 ・・・(i)
t>80.0 ・・・(iv)
図1~3に示すように、接合部材11と被接合部材12とが両側部分溶込み溶接によって接合されている場合において、溶接構造体10は、第1表面11a側に形成された第1溶接金属13aおよび第2表面11b側に形成された第2溶接金属13bを有する。
t/4≦d1<t/2 ・・・(ii)
t/4≦d2<t/2 ・・・(iii)
図6は、完全溶込み溶接の場合における、溶接構造体10の、第1表面11aおよび被接合面12aに垂直な断面図である。図6においては、図面が煩雑になることを避けるため、ハッチングは付していない。図4および6に示すように、接合部材11と被接合部材12とが完全溶込み溶接によって接合されている場合において、溶接構造体10は、接合部材11と被接合部材12との間に溶接金属13cを有する。
NDTTS1、NDTTS2、NDTTI1、NDTTI2およびNDTTCの測定方法について、詳しく説明する。なお、測定に用いられるASTM E208に規定されるタイプP3試験片(以下、単に「タイプP3試験片」という。)とは、長さ130mm、幅50mm、厚さ16mmの試験片である。
本発明の溶接構造体に用いられる接合部材の機械的特性について、特に制限は設けない。しかし、溶接構造体をコンテナ船等において利用する場合においては、接合部材の降伏応力は400~580MPaであるのが好ましく、引張強さは510~750MPaであるのが好ましい。なお、接合部材の降伏応力は410~570MPaであるのがより好ましく、引張強さは520~740MPaであるのがより好ましい。
溶接構造体の設計方法および施工方法について、特に制限は設けない。溶接構造体が両側部分溶込み溶接されたT継手部を有するものである場合には、例えば、以下に示す設計工程、推定工程、および選定工程または溶接工程を行うことによって、設計または施工することができる。また、溶接構造体が完全溶込み溶接されたT継手部を有するものである場合には、例えば、以下に示す設計工程、および選定工程または溶接工程を行うことによって、設計または施工することができる。各工程について、以下に詳しく説明する。
(a)設定工程
本実施形態に係る設計方法および施工方法では、まず、第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、第1部材を第2部材に両側部分溶込み溶接することを想定する。ここで、第1部材は、接合部材11の素材の候補となる部材であり、第2部材は、被接合部材12の素材の候補となる部材である。そして、設定工程においては、第1部材の板厚t(mm)、第1部材の端面に形成する開先形状、および第1部材を第2部材に両側部分溶込み溶接する際の溶接条件を設定する。
第1部材が有する、板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とする。そして、推定工程においては、設定工程で設定された板厚および開先形状を有する第1部材を、第2部材に、設定工程で設定された溶接条件にて両側部分溶込み溶接した場合の、第1表面側に形成される第1溶接金属における、板厚方向における継手の部分溶込みd1(mm)、および第2表面側に形成される第2溶接金属における、板厚方向における継手の部分溶込みd2(mm)を推定する。
上記の設定工程および推定工程を実施した後に、本実施形態の設計方法においては選定工程を行い、一方、本実施形態の施工方法においては溶接工程を行う。
<1>設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足するかどうか。
t≧50.0 ・・・(i)
<2>推定工程で推定されたd1およびd2が16mm以上であるかどうか。
(d)設定工程
本実施形態に係る設計方法および施工方法では、まず、両側部分溶込み溶接の場合と同様に、第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、第1部材を第2部材に完全溶込み溶接することを想定する。そして、設定工程においては、第1部材の板厚t(mm)を設定する。
上記の設定工程を実施した後に、本実施形態の設計方法においては選定工程を行い、一方、本実施形態の施工方法においては溶接工程を行う。
<5>設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足するかどうか。
t≧50.0 ・・・(i)
11 接合部材
11a 第1表面
11b 第2表面
11c 端面
11f,g,h 仮想的な面
12 被接合部材
12a 被接合面
13 溶接金属
13a 第1溶接金属
13b 第2溶接金属
14a,b,c,d,e 試験片
16a フュージョンライン部
16b ノッチ
Claims (15)
- 板状の接合部材の端面が板状の被接合部材の被接合面に当接した状態で、前記接合部材が前記被接合部材に両側部分溶込み溶接されたT継手部を有する溶接構造体であって、
前記接合部材は、前記接合部材の板厚方向に垂直な第1表面および第2表面を有し、
前記接合部材の板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記接合部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1表面側に形成された第1溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みをd1(mm)、前記第2表面側に形成された第2溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みをd2(mm)とした時に、
d1およびd2が16mm以上であり、
前記接合部材の、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置からそれぞれ採取され、厚さ方向の中心が、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、
溶接構造体。
t≧50.0 ・・・(i) - 前記接合部材の板厚t(mm)、前記部分溶込みd1(mm)および前記部分溶込みd2(mm)が、下記(ii)式および(iii)式を満足する、
請求項1に記載の溶接構造体。
t/4≦d1<t/2 ・・・(ii)
t/4≦d2<t/2 ・・・(iii) - 板状の接合部材の端面が板状の被接合部材の被接合面に当接した状態で、前記接合部材が前記被接合部材に完全溶込み溶接されたT継手部を有する溶接構造体であって、
前記接合部材は、前記接合部材の板厚方向に垂直な第1表面および第2表面を有し、
前記接合部材の板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記接合部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記接合部材の板厚中心位置から採取され、厚さ方向の中心が前記板厚中心位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、
溶接構造体。
t≧50.0 ・・・(i) - 前記接合部材の板厚t(mm)が下記(iv)式を満足する、
請求項1から請求項3までのいずれかに記載の溶接構造体。
t>80.0 ・・・(iv) - 前記接合部材の降伏応力が400~580MPaであり、引張強さが510~750MPaである、
請求項1から請求項4までのいずれかに記載の溶接構造体。 - 板状の接合部材の端面が板状の被接合部材の被接合面に当接した状態で、前記接合部材が前記被接合部材に両側部分溶込み溶接されたT継手部を有する溶接構造体の設計方法であって、
第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、前記第1部材を前記第2部材に両側部分溶込み溶接する際の、前記第1部材の板厚t(mm)、前記第1部材の端面に形成する開先形状、および溶接条件を設定する、設定工程と、
前記第1部材が有する、前記第1部材の板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とし、
前記設定工程で設定された前記板厚および前記開先形状を有する前記第1部材を、前記第2部材に、前記設定工程で設定された前記溶接条件にて両側部分溶込み溶接した場合の、
前記第1表面側に形成される第1溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みd1(mm)、および前記第2表面側に形成される第2溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みd2(mm)を推定する、推定工程と、
前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記推定工程で推定されたd1およびd2が16mm以上であり、
前記第1部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1部材の、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置からそれぞれ採取され、厚さ方向の中心が、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、という条件を全て満足する場合に、
前記設定工程で設定された前記板厚および前記開先形状を有する前記第1部材を、前記接合部材の素材に選定し、かつ、前記設定工程で設定された前記溶接条件を、前記溶接構造体を製造する際の溶接条件に選定する、選定工程と、を備える、
溶接構造体の設計方法。
t≧50.0 ・・・(i) - 前記選定工程において、前記設定工程で設定された板厚t(mm)、前記推定工程で推定された前記部分溶込みd1(mm)および前記部分溶込みd2(mm)が、さらに下記(ii)式および(iii)式を満足する場合に、前記第1部材を、前記接合部材の素材に選定する、
請求項6に記載の溶接構造体の設計方法。
t/4≦d1<t/2 ・・・(ii)
t/4≦d2<t/2 ・・・(iii) - 板状の接合部材の端面が板状の被接合部材の被接合面に当接した状態で、前記接合部材が前記被接合部材に完全溶込み溶接されたT継手部を有する溶接構造体の設計方法であって、
第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、前記第1部材を前記第2部材に完全部分溶込み溶接する際の、前記第1部材の板厚t(mm)を設定する、設定工程と、
前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記第1部材が有する、前記第1部材の板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とした場合の、
前記第1部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1部材の板厚中心位置から採取され、厚さ方向の中心が前記板厚中心位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、という条件を全て満足する場合に、
前記設定工程で設定された前記板厚を有する前記第1部材を、前記接合部材の素材に選定する、選定工程と、を備える、
溶接構造体の設計方法。
t≧50.0 ・・・(i) - 前記選定工程において、前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、さらに下記(iv)式を満足する場合に、前記第1部材を、前記接合部材の素材に選定する、
請求項6から請求項8までのいずれかに記載の溶接構造体の設計方法。
t>80.0 ・・・(iv) - 前記選定工程において、前記第1部材の降伏応力が400~580MPaであり、引張強さが510~750MPaである、という条件をさらに満足する場合に、前記第1部材を、前記接合部材の素材に選定する、
請求項6から請求項9までのいずれかに記載の溶接構造体の設計方法。 - 板状の接合部材の端面が板状の被接合部材の被接合面に当接した状態で、前記接合部材が前記被接合部材に両側部分溶込み溶接されたT継手部を有する溶接構造体の施工方法であって、
第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、前記第1部材を前記第2部材に両側部分溶込み溶接する際の、前記第1部材の板厚t(mm)、前記第1部材の端面に形成する開先形状、および溶接条件を設定する、設定工程と、
前記第1部材が有する、前記第1部材の板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とし、
前記設定工程で設定された前記板厚および前記開先形状を有する前記第1部材を、前記第2部材に、前記設定工程で設定された前記溶接条件にて両側部分溶込み溶接した場合の、
前記第1表面側に形成される第1溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みd1(mm)、および前記第2表面側に形成される第2溶接金属における、前記板厚方向における継手の部分溶込みd2(mm)を推定する、推定工程と、
前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記推定工程で推定されたd1およびd2が16mm以上であり、
前記第1部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1部材の、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置からそれぞれ採取され、厚さ方向の中心が、前記第1表面からd1(mm)の深さ位置および前記第2表面からd2(mm)の深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、という条件を全て満足する場合に、
前記設定工程で設定された前記板厚および前記開先形状を有する前記第1部材を、前記接合部材の素材として、前記設定工程で設定された前記溶接条件によって、前記被接合部材の素材となる部材に両側部分溶込み溶接する、溶接工程と、を備える、
溶接構造体の施工方法。
t≧50.0 ・・・(i) - 前記溶接工程において、前記設定工程で設定された板厚t(mm)、前記推定工程で推定された前記部分溶込みd1(mm)および前記部分溶込みd2(mm)が、さらに下記(ii)式および(iii)式を満足する場合に、前記第1部材を、前記接合部材の素材とする、
請求項11に記載の溶接構造体の施工方法。
t/4≦d1<t/2 ・・・(ii)
t/4≦d2<t/2 ・・・(iii) - 板状の接合部材の端面が板状の被接合部材の被接合面に当接した状態で、前記接合部材が前記被接合部材に完全溶込み溶接されたT継手部を有する溶接構造体の設計方法であって、
第1部材の端面を第2部材の被接合面に当接させた状態で、前記第1部材を前記第2部材に完全部分溶込み溶接する際の、前記第1部材の板厚t(mm)を設定する、設定工程と、
前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、下記(i)式を満足し、
前記第1部材が有する、前記第1部材の板厚方向に垂直な一対の表面を、それぞれ第1表面および第2表面とした場合の、
前記第1部材の、前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置からそれぞれ採取され、一方の表面が前記第1表面および前記第2表面の1mm深さ位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-80℃以下であり、
前記第1部材の板厚中心位置から採取され、厚さ方向の中心が前記板厚中心位置と一致するとともに、厚さ方向が前記板厚方向と一致するASTM E208に規定されるタイプP3試験片を用いたNRL落重試験による無延性遷移温度が、-60℃以下である、という条件を全て満足する場合に、
前記設定工程で設定された前記板厚を有する前記第1部材を、前記接合部材の素材として、前記被接合部材の素材となる部材に完全溶込み溶接する、溶接工程と、を備える、
溶接構造体の施工方法。
t≧50.0 ・・・(i) - 前記溶接工程において、前記設定工程で設定された板厚t(mm)が、さらに下記(iv)式を満足する場合に、前記第1部材を、前記接合部材の素材とする、
請求項11から請求項13までのいずれかに記載の溶接構造体の施工方法。
t>80.0 ・・・(iv) - 前記溶接工程において、前記第1部材の降伏応力が400~580MPaであり、引張強さが510~750MPaである、という条件をさらに満足する場合に、前記第1部材を、前記接合部材の素材とする、
請求項11から請求項14までのいずれかに記載の溶接構造体の施工方法。
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