JP7298506B2 - 荷役車両の湿式ブレーキ装置 - Google Patents
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Description
また、コネクタはDリングを介してハウジングに支持され、コネクタの変位時には弾性変形するDリングがハウジングの内周部と摺動することでコネクタの変位時に発生する摩擦抵抗をより軽減することができる。
この場合、コネクタは筒状部材である摩擦抵抗軽減体を介してハウジングに支持される。したがって、コネクタの変位時には、コネクタはハウジングに支持されて回転軸の軸方向に対して傾斜することはない。
以下、第1の実施形態に係る荷役車両の湿式ブレーキ装置について図面を参照して説明する。本実施形態は荷役車両としてのフォークリフトを例示し、フォークリフトの湿式ブレーキ装置を説明する。なお、方向を特定する「前後」、「左右」および「上下」については、フォークリフトのオペレータが運転席の運転シートに着座して、フォークリフトの前進側を向いた状態を基準として示す。
(1)第2ハウジング部15とコネクタ21との間に介在された筒状部材50がコネクタ21の変位時に発生する摩擦抵抗を軽減する。コネクタ21の変位時に発生する摩擦抵抗が軽減されることにより、コネクタ21の摺動のために必要な力を低減することができる。その結果、装置の小型化や軽量化が期待できるほか、オペレータのパーキングレバー(又はパーキングペダル)の操作に対する負荷を軽減することができる。
次に、第2の実施形態に係る湿式ブレーキ装置について説明する。本実施形態では、摩擦抵抗低減体としてDリングを用いる点で、第1の実施形態と相違する。本実施形態では、第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態の説明を援用し、共通の符号を用いる。
○ 上記の実施形態では、摩擦抵抗低減体としての筒状部材又はDリングが、荷役装置支持部とは回転軸の軸方向において径方向に重畳しない位置に備えられたが、この限りではない。荷役装置支持部の強度が十分に確保できる場合、摩擦抵抗低減体は回転軸の軸方向において径方向に重畳してもよい。
○ 上記の実施形態では、摩擦抵抗低減体としての筒状部材又はDリングが、回転軸の軸方向において荷役装置支持部よりもピストンに近い位置に備えられたが、これに限定されない。摩擦抵抗低減体は、例えば、回転軸の軸方向において荷役装置支持部よりステータおよびブレーキディスクに近い位置に備えてもよく、あるいは、荷役装置支持部の両側にそれぞれ備えるようにしてもよい。
12 ハウジング
13 回転軸
17 荷役装置支持部
18 荷役装置
19 ブレーキディスク
20 ステータ
21、62 コネクタ
28 ピストン
50、70、80、90 筒状部材(摩擦抵抗低減体)
61 Dリング(摩擦抵抗低減体)
62 コネクタ
63 環状溝
71 分割片
81 分割片
91 スリット
P、Q 軸心
Claims (3)
- ハウジングと、
前記ハウジングに結合されたステータと、
前記ハウジングの内部に収容された回転軸の外周面に結合されると共に、前記回転軸の軸方向に沿って前記ステータと交互に配置されたブレーキディスクと、
前記ハウジングの内部に収容され、パーキングレバーにより前記ステータおよび前記ブレーキディスクの側に押圧されるピストンと、
前記ピストンと前記ステータとの間に配置され、前記ステータまたは前記ブレーキディスクと接触する円筒状のコネクタと、を備えた荷役車両の湿式ブレーキ装置において、
前記ハウジングと前記コネクタとの間に介在され、前記コネクタの変位時における摩擦抵抗を軽減する摩擦抵抗軽減体を備え、
前記コネクタは、外周部において周方向に形成される環状溝を有し、
前記摩擦抵抗軽減体は、前記環状溝に装着され、前記ハウジングの内周部と摺接するDリングであることを特徴とする荷役車両の湿式ブレーキ装置。 - ハウジングと、
前記ハウジングに結合されたステータと、
前記ハウジングの内部に収容された回転軸の外周面に結合されると共に、前記回転軸の軸方向に沿って前記ステータと交互に配置されたブレーキディスクと、
前記ハウジングの内部に収容され、パーキングレバーにより前記ステータおよび前記ブレーキディスクの側に押圧されるピストンと、
前記ピストンと前記ステータとの間に配置され、前記ステータまたは前記ブレーキディスクと接触する円筒状のコネクタと、を備えた荷役車両の湿式ブレーキ装置において、
前記ハウジングと前記コネクタとの間に介在され、前記コネクタの変位時における摩擦抵抗を軽減する摩擦抵抗軽減体を備え、
前記ハウジングには、荷役車両が備える荷役装置を支持する荷役装置支持部が設けられ、
前記摩擦抵抗軽減体と前記荷役装置支持部とは、前記軸方向において径方向に重畳しない位置に配置されていることを特徴とする荷役車両の湿式ブレーキ装置。 - 前記摩擦抵抗軽減体は、前記コネクタが挿通される筒状部材であることを特徴とする請求項2記載の荷役車両の湿式ブレーキ装置。
Priority Applications (1)
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JP2020027638A JP7298506B2 (ja) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | 荷役車両の湿式ブレーキ装置 |
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JP2020027638A JP7298506B2 (ja) | 2020-02-21 | 2020-02-21 | 荷役車両の湿式ブレーキ装置 |
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JP2021131141A JP2021131141A (ja) | 2021-09-09 |
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Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2018179116A (ja) | 2017-04-11 | 2018-11-15 | 株式会社豊田自動織機 | 湿式ブレーキ |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6152438A (ja) * | 1984-08-18 | 1986-03-15 | Taiho Kogyo Co Ltd | シヨツクアブソ−バ |
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2020
- 2020-02-21 JP JP2020027638A patent/JP7298506B2/ja active Active
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