JP7298293B2 - 棚支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、棚支持装置に関するものである。
従来、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗では、商品を商品載置棚に載置させた状態でケース本体の内部に収納するようにしたショーケースが多く適用されている。
商品載置棚は、例えば左右一対のブラケットの間に棚板を支持させることによって構成されたものであり、ケース本体の内部に上下方向に沿って延在する棚支柱に形成された係止孔に、ブラケットの後端部の係止爪を進入させて該棚支柱に支持されている。棚支柱には、係止孔が上下方向に沿って複数設けられており、任意の係止孔に係止爪を進入させることにより、商品載置棚の設置高さレベルを変更することができる。
そのため、商品載置棚の設置高さレベルを変更するには、ブラケットの係止爪を係止孔から一旦離脱させて他の係止孔に進入させる必要があり、変更作業が煩雑なものとなっていた。特に商品載置棚は、棚板に商品を載置するものであるので、商品の載置数を十分に確保する観点より、左右方向が長手方向となるのが一般的であり、変更作業の煩雑さはより顕著なものとなっていた。
そこで、棚支柱に対し、該棚支柱の延在方向(上下方向)に沿って昇降可能に設けられ、かつブラケットの後端部と係止して該ブラケットを支持する昇降装置が提案されている。この昇降装置によれば、棚支柱の延在方向に沿って昇降することにより、商品載置棚を任意の高さレベルに設置させることができる(例えば、特許文献1参照)。
実開平5-65259号公報
しかしながら、そのような昇降装置では、棚支柱にラックを固着しつつ、該ラックに噛み合って転動するピニオンを固着した駆動軸を必要とし、この駆動軸を回転させるためのウォーム歯車及びウォームを備えた回転駆動手段を必要としていた。そして、ウォームの回転軸の端部にハンドルを係合させ、ハンドルを操作することによりウォームを回転軸回りに回転させて昇降装置を昇降させていたために、操作力が過大なものとなり、結果的に、商品載置棚の高さレベルの変更作業が煩雑なものであった。
本発明は、上記実情に鑑みて、商品載置棚の高さレベルの変更作業を簡易なものとすることができる棚支持装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る棚支持装置は、前後方向に沿って延在する左右一対のブラケットと、前記ブラケットの相互間に跨る態様で支持され、かつ上面に商品を載置させる棚板とを備えた商品載置棚を支持する棚支持装置であって、上下に延在する棚支柱の任意の高さレベルに固定配置され、かつ複数の係合孔が上下方向に沿って形成された固定支持部材と、前記ブラケットの後端部が係止されることで該ブラケットを支持するとともに、前記固定支持部材に対して昇降可能に取り付けられ、かつ自身に揺動可能に設けられたレバーが任意の前記係合孔に進入して係合することで所定の高さレベルに配置される可動支持部材と、前記固定支持部材と前記可動支持部材との間に介在し、自身の復元力が一定荷重となる態様で前記可動支持部材を上方に向けて付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記棚支持装置において、前記レバーは、前記係合孔に係合可能な進出姿勢と、該係合孔から離脱する退行姿勢との間で揺動可能であり、前記可動支持部材は、前記レバーを前記進出姿勢に常時付勢するレバーばねを備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記棚支持装置において、前記ブラケットに前後方向に沿って変位可能に設けられるとともに、該ブラケットとの間に介在する押圧部材により後端部が前記レバーから離脱する態様で前方に向けて押圧され、かつ前端部が操作されて前記押圧部材の押圧力に抗して後方に向けて変位した場合に、前記後端部が前記レバーに当接して該レバーを前記退行姿勢に揺動させる操作部材を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上記棚支持装置において、前記操作部材の前端部は、常態においては、前記ブラケットの前端部分より前方に向けて突出していることを特徴とする。
また本発明は、上記棚支持装置において、前記係合孔は、前記固定支持部材の前面に、上下方向に沿って形成されたことを特徴とする。
本発明によれば、複数の係合孔が上下方向に沿って形成された固定支持部材が上下に延在する棚支柱の任意の高さレベルに固定配置され、ブラケットの後端部が係止されることで該ブラケットを支持するとともに、固定支持部材に対して昇降可能に取り付けられた可動支持部材が、自身に揺動可能に設けられたレバーが任意の係合孔に進入して係合することで所定の高さレベルに配置され、固定支持部材と可動支持部材との間に介在する付勢手段が、自身の復元力が一定荷重となる態様で可動支持部材を上方に向けて付勢するので、レバーと係合孔との係合状態を解除した場合に、可動支持部材が即座に下降してしまうことがなく、しかも可動支持部材を上昇させる際も定荷重ばねの付勢力を利用することができ、商品載置棚の上下移動をスムーズに行うことができる。よって、商品載置棚の高さレベルの変更作業を簡易なものとすることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である棚支持装置が適用されたショーケースを模式的に示す断面側面図である。 図2は、図1に示した商品載置棚及び棚支持装置を拡大して示す斜視図である。 図3は、図2に示した棚支持装置の要部を拡大して示す斜視図である。 図4は、図2に示した棚支持装置の要部を拡大して示す斜視図である。 図5は、図2に示した棚支持装置の要部を拡大して示す側面図である。 図6は、図2に示した棚支持装置の要部を拡大して示す平面図である。 図7は、図3~図6に示した棚支持装置の要部を拡大して示す分解斜視図である。 図8は、操作部材が押圧操作された状態を示す側面図である。 図9は、操作部材が押圧操作された状態を示す斜視図である。 図10は、商品載置棚が下方に移動された状態を示す側面図である。 図11は、商品載置棚が上方に移動された状態を示す側面図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る棚支持装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態である棚支持装置が適用されたショーケースを模式的に示す断面側面図である。ここで例示するショーケースは、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗において商品を収容するものであり、ケース本体10を備えて構成されている。
ケース本体10は、底面部11、後面部12及び天面部13を備え、これら底面部11、後面部12及び天面部13によって囲まれる部分に前面及び左右両側面が開口した収納室14が構成されている。またケース本体10には、上記収納室14と区画される態様で、通風路15が設けられている。通風路15は、底面部11、後面部12及び天面部13の内部に形成されており、下側通風ダクト15a、後側通風ダクト15b及び上側通風ダクト15cを備えている。
下側通風ダクト15aは、底面部11において、収納室14の底面を構成する底面板11aよりも下方となる部分に構成されている。底面板11aの前端部分には、左右方向に沿って延在する吸込口16が形成されている。つまり、吸込口16は、収納室14の前方下部に開口している。
後側通風ダクト15bは、後面部12において、収納室14の背面を構成する背面板12aよりも後方となる部分に構成されている。この後側通風ダクト15bは、下端部分が下側通風ダクト15aの後端部分と連通している。
上側通風ダクト15cは、天面部13において、収納室14の天面を構成する天面板13aよりも上方となる部分に構成されている。この上側通風ダクト15cは、後端部分が後側通風ダクト15bの上端部分と連通している。天面板13aの前端部分には、左右方向に沿って延在する吹出口17が形成されている。つまり、吹出口17は、収納室14の前方上部に開口している。
上記通風路15の内部には、送風ファン18や蒸発器19が設置されている。送風ファン18は、空気を循環させるものである。上記ショーケースにおいては、送風ファン18が駆動することにより、吸込口16を通じて通風路15に吸い込んだ空気を吹出口17まで送出し、該吹出口17より収納室14に吹き出すことにより、収納室14と通風路15との間で空気を循環させるものである。
蒸発器19は、図示せぬ圧縮機、凝縮器及び膨張機構とともに冷媒を循環させる冷凍サイクルを構成している。圧縮機は、冷媒を圧縮するものであり、凝縮器は、圧縮機で圧縮された冷媒を凝縮させて放熱させるものである。膨張機構は、凝縮器で凝縮した冷媒を断熱膨張させて低温低圧の状態にさせるものである。
この蒸発器19は、送風ファン18が駆動することにより通風路15を通過する空気と、膨張機構で低温低圧の状態にされた冷媒とを熱交換させるもの、より詳細には、低温低圧の冷媒が蒸発することにより通風路15を通過する空気を冷却する温度調整手段である。この蒸発器19で蒸発した冷媒は、圧縮機に吸引されて冷凍サイクルを循環することになる。
これにより上記ショーケースでは、圧縮機及び送風ファン18が駆動すれば、蒸発器19を通過した空気が通風路15を通じて収納室14に循環供給され、収納室14が所望の冷蔵温度に維持されることになる。
収納室14には、上下に沿って複数(図示の例では6つ)の棚支持装置30が設けられている。棚支持装置30は、図2に示すように、背面板12aの左右両側部に設けられた棚支柱12bに取り付けられている。このような棚支持装置30は、商品載置棚20を支持するためのものである。
ここで商品載置棚20は、ブラケット21及び棚板22を備えている。ブラケット21は、棚支持装置30から前方に突出するように配設されたものである。つまり、ブラケット21は、収納室14に互いに離隔する態様で前方に向けて配設された左右一対のものであり、板金等から形成されたものである。棚板22は、ブラケット21の相互間に跨る態様で支持され、かつ上面に商品を載置させるものである。
棚支持装置30は、固定支持部材31と、可動支持部材32と、操作部材33とを備えて構成されている。固定支持部材31は、各棚支柱12bに左右一対となる態様で取り付けられたものである。よって、以下においては便宜上、2つの固定支持部材31において互いに近接した方向を内側と称し、互いに離反した方向を外側と称して説明する。
上記固定支持部材31は、板金等から形成されたものであり、図3~図6に示すように、前側壁部311、外側壁部312及び内側壁部313を有している。前側壁部311は、前方を臨む平板状部分であり、複数の矩形状の係合孔3111が上下方向に沿って形成されている。
外側壁部312は、前側壁部311の外端縁部より後方に向かって延在する平板状部分である。この外側壁部312は、下端部分が前側壁部311の下端部分よりも下方に突出している。また外側壁部312の後端部分には、後方に向けて突出する複数の係止片3121が形成されている。これら係止片3121は、棚支柱12bの前面に設けられた係止孔121の任意に挿入することが可能である。係止片3121を係止孔121に挿入した場合には、外側壁部312の後端部分が棚支柱12bの前面に当接することになり、固定支持部材31を棚支柱12bの任意の高さに固定配置させることが可能である。
内側壁部313は、前側壁部311の内端縁部より後方に向かって延在する平板状部分である。この内側壁部313には、上下方向に沿って延在するレール3131が取り付けられている。また内側壁部313の後端部分には、外側に向けて突出する上方ストッパ片3132及び下方ストッパ片3133が形成されている。上方ストッパ片3132は、レール3131よりも上方側に形成されており、下方ストッパ片3133は、上方ストッパ片3132よりも下方側に形成されている。
可動支持部材32は、板金等から形成されたものであり、前壁部321、外壁部322及び内壁部323を有している。
前壁部321は、後面が前側壁部311の前面に対向する平板状部分であり、左右方向の長さが前側壁部311の左右方向の長さよりも大きいものである。この前壁部321には、図7にも示すように、外側端部に複数(図示の例では2つ)のブラケット用係止孔3211が形成されている。これらブラケット用係止孔3211には、ブラケット21の後端部分より後方に向けて突出する態様で形成された係止爪211が挿入するものである。これにより前壁部321は、係止爪211が任意のブラケット用係止孔3211に挿入する場合に、ブラケット21の後端部分が前壁部321の前面に当接してブラケット21を略水平の片持ち状態で支持するものである。
また前壁部321においては、左右方向の中央部分より僅かに下方となる部分に左右一対の支持片3212が形成されている。これら支持片3212は、一部を前方に向けて切り起こすことにより構成され、左右方向に沿って貫通する支持孔3212aが形成されている。これら支持片3212の相互間には、レバー34が揺動可能に設けられている。
レバー34は、板金等から形成されたものであり、上下方向が長手方向となる長尺状部材である。このレバー34は、基部341と、係合部342と、当接部343とを有している。
基部341は、上下方向に沿って延在する平板状部分である。この基部341の内側端部と外側端部とには、後方に向けて屈曲された左右一対の被支持片3411が形成されている。これら被支持片3411には、左右方向に沿って貫通する被支持孔3411aが形成されている。
係合部342は、基部341の下端縁部より後方に向けて延在する部分である。この係合部342の延在端部には、後方に向けて突出する係合片3421が形成されている。当接部343は、基部341の上端縁部より上方に向かうに連れて漸次前方に傾斜して延在する平板状部分である。この当接部343は、基部341よりも外側に突出しており、左右方向が上下方向よりも長手方向となるものである。
かかるレバー34は、支持片3212の相互間に被支持片3411が進入し、レバー軸部35が支持孔3212a及び被支持孔3411aを貫通することにより、該レバー軸部35の中心軸回りに揺動可能に設けられている。そして、レバー34は、レバー軸部35を巻回する態様で配設され、かつ該レバー34と前壁部321との間に介在するレバーばね36により、係合部342が後方に向かう態様で付勢されており、係合片3421がいずれかの係合孔3111に進入可能である。すなわち、レバー34は、係合片3421がいずれかの係合孔3111に進入して該係合孔3111と係合可能な進出姿勢と、該係合孔3111から離脱する退行姿勢との間で揺動可能であり、レバーばね36は、レバー34を進出姿勢に常時付勢するものである。
外壁部322は、前壁部321の外端縁部より後方に向かって僅かに延在する平板状部分である。この外壁部322は、内面が外側壁部312の外面に対向するとともに、該外側壁部312から外側に離隔している。
内壁部323は、前壁部321の内端縁部より後方に向かって延在する平板状部分である。この内壁部323には、上記レール3131によって上下方向に案内されるスライダ3231が取り付けられている。かかる内壁部323の延在端部には、外側に向けて延在する取付片3232が形成されている。取付片3232は、上方ストッパ片3132と下方ストッパ片3133との間において外側に向けて延在する部分であり、ばねケース37が取り付けられている。
ばねケース37は、固定支持部材31の外側壁部312と内側壁部313との相互間に配置されており、定荷重ばね(付勢手段)38が巻回されたドラム39を回転軸39aの回りに回転可能に支持するものである。定荷重ばね38は、先端部分が、前壁部321の後面の上部分に設けられたばね係止部40に係止されている。この定荷重ばね38は、固定支持部材31と可動支持部材32との間に介在し、復元力が一定荷重となるものである。
つまり、可動支持部材32は、ブラケット21を支持するとともに、スライダ3231がレール3131に案内されることにより、固定支持部材31に対して昇降可能なものである。しかも取付片3232が上方ストッパ片3132と下方ストッパ片3133との間に配置されているので、可動支持部材32は、取付片3232が上方ストッパ片3132に当接する上限位置と、取付片3232が下方ストッパ片3133に当接する下限位置との間で昇降可能である。そして、可動支持部材32が上限位置に配置される場合には、レバー34は、係合片3421が最も上方に形成された係合孔3111に進入して該係合孔3111と係合可能であり、可動支持部材32が下限位置に配置される場合には、レバー34は、係合片3421が最も下方に形成された係合孔3111に進入して該係合孔3111と係合可能である。更に、可動支持部材32は、定荷重ばね38により上方に向けて付勢されている。尚、図2~図6中の符号41は、左右一対の固定支持部材31に対して昇降可能に設けられた可動支持部材32同士を連結する連結部材である。
操作部材33は、前後方向に沿って延在するロッド状部材である。この操作部材33は、可動支持部材32に支持されるブラケット21の内面に設けられた支持ブロック212の貫通孔212aを貫通する態様で前後方向に沿って変位可能に設けられている。かかる操作部材33は、支持ブロック212(ブラケット21)との間に介在するスプリング(押圧部材)33aにより前方に向けて変位するように押圧されており、これにより、後端部331がレバー34の当接部343の前方域に配置されるとともに、前端部332がブラケット21の前端部分より前方に突出している。
以上のような構成を有する棚支持装置30においては、商品載置棚20の設置高さレベルの変更作業を次のようにして行うことができる。作業者が操作部材33の前端部332を後方に向けて押圧することにより、図8及び図9に示すように、操作部材33がスプリング33aの押圧力に抗して後方に向けて変位して後端部331が当接部343に当接し、進出姿勢にあるレバー34を退行姿勢に揺動させる。これにより、レバー34の係合片3421が係合孔3111から離脱することでレバー34と係合孔3111との係合状態が解除され、可動支持部材32が昇降可能になる。この可動支持部材32は、定荷重ばね38により上方に向けて付勢されているので、下限位置まで即座に下降してしまう虞れがない。
そして、定荷重ばね38の付勢力に抗して、図10に示すように可動支持部材32を下降させることにより、進出姿勢に揺動したレバー34の係合片3421が所定の係合孔3111に進入して該レバー34が該係合孔3111と係合することで商品載置棚20の設置高さレベルを変更することができ、あるいは定荷重ばね38の付勢力を利用して、図11に示すように可動支持部材32を上昇させることにより、進出姿勢に揺動したレバー34の係合片3421が所定の係合孔3111に進入して該レバー34が該係合孔3111と係合することで商品載置棚20の設置高さレベルを変更することができる。
以上説明したように、本発明の実施の形態である棚支持装置30によれば、複数の係合孔3111が上下方向に沿って形成された固定支持部材31が棚支柱12bの任意の高さレベルに固定配置され、ブラケット21を支持するとともに固定支持部材31に対して昇降可能に取り付けられた可動支持部材32が、レバー34が任意の係合孔3111に進入して係合することで所定の高さレベルに配置され、固定支持部材31と可動支持部材32との間に介在する定荷重ばね38が、復元力が一定荷重となる態様で可動支持部材32を上方に向けて付勢するので、レバー34と係合孔3111との係合状態を解除した場合に、可動支持部材32が下限位置まで即座に下降してしまうことがなく、しかも可動支持部材32を上昇させる際も定荷重ばね38の付勢力を利用することができ、商品載置棚20の上下移動をスムーズに行うことができる。これにより商品載置棚20の高さレベルの変更作業を簡易なものとすることができる。
上記棚支持装置30によれば、ブラケット21に前後方向に沿って変位可能に設けられるとともに、該ブラケット21との間に介在するスプリング33aにより後端部331がレバー34から離脱する態様で前方に向けて押圧された操作部材33が、前端部332が操作されてスプリング33aの押圧力に抗して後方に向けて変位した場合に、後端部331がレバー34に当接してレバー34を退行姿勢に揺動させるので、操作部材33を押圧操作するだけでレバー34と係合孔3111との係合状態を解除することができ、商品載置棚20の高さレベルの変更作業の操作を容易なものとすることができる。特に、操作部材33の前端部332が、常態においては、ブラケット21の前端部分より前方に向けて突出しているので、作業者は、ブラケット21の前端部分より前方に向けて突出している前端部332に操作力を付与して操作部材33を押圧操作すればよく、商品載置棚20の設置高さレベルの変更作業の操作性を向上させることができる。
上記棚支持装置30によれば、レバー34は、レバー軸部35の下方側に位置する係合部342の係合片3421が、レバー軸部35を中心にして後方に向けて揺動することで係合孔3111に進入可能な進出姿勢となり、前方に向けて揺動することで係合孔3111から離脱する退行姿勢となるので、可動支持部材32を上昇させる場合には、その上昇過程において係合片3421が係合孔3111に進入してもその係合孔3111の上端縁部に当接することで、レバー34は、レバーばね36の付勢力に抗して前方に揺動することができ、可動支持部材32の上昇を阻害することがない。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。
上述した実施の形態では、操作部材33がブラケット21に変位可能に設けられていたが、本発明においては、操作部材は、レバーを退行姿勢に揺動させることができれば、その配設個所は特に限定されるものではない。
10…ケース本体、12b…棚支柱、121…係止孔、14…収納室、20…商品載置棚、21…ブラケット、211…係止爪、22…棚板、30…棚支持装置、31…固定支持部材、311…前側壁部、3111…係合孔、312…外側壁部、3121…係止片、313…内側壁部、3131…レール、3132…上方ストッパ片、3133…下方ストッパ片、32…可動支持部材、321…前壁部、3211…ブラケット用係止孔、3212…支持片、3212a…支持孔、322…外壁部、323…内壁部、3231…スライダ、3232…取付片、33…操作部材、33a…スプリング、331…後端部、332…前端部、34…レバー、341…基部、3411…被支持片、3411a…被支持孔、342…係合部、3421…係合片、343…当接部、35…レバー軸部、36…レバーばね、37…ばねケース、38…定荷重ばね、39…ドラム、39a…回転軸、40…ばね係止部。

Claims (3)

  1. 前後方向に沿って延在する左右一対のブラケットと、
    前記ブラケットの相互間に跨る態様で支持され、かつ上面に商品を載置させる棚板と
    を備えた商品載置棚を支持する棚支持装置であって、
    上下に延在する棚支柱の任意の高さレベルに固定配置され、かつ複数の係合孔が上下方向に沿って形成された固定支持部材と、
    前記ブラケットの後端部が係止されることで該ブラケットを支持するとともに、前記固定支持部材に対して昇降可能に取り付けられ、かつ自身に揺動可能に設けられたレバーが任意の前記係合孔に進入して係合することで所定の高さレベルに配置される可動支持部材と、
    前記固定支持部材と前記可動支持部材との間に介在し、自身の復元力が一定荷重となる態様で前記可動支持部材を上方に向けて付勢する付勢手段と
    を備え
    前記レバーは、前記係合孔に係合可能な進出姿勢と、該係合孔から離脱する退行姿勢との間で揺動可能であり、
    前記可動支持部材は、前記レバーを前記進出姿勢に常時付勢するレバーばねを備えており、
    前記ブラケットに前後方向に沿って変位可能に設けられるとともに、該ブラケットとの間に介在する押圧部材により後端部が前記レバーから離脱する態様で前方に向けて押圧され、かつ前端部が操作されて前記押圧部材の押圧力に抗して後方に向けて変位した場合に、前記後端部が前記レバーに当接して該レバーを前記退行姿勢に揺動させる操作部材を備えたことを特徴とする棚支持装置。
  2. 前記操作部材の前端部は、常態においては、前記ブラケットの前端部分より前方に向けて突出していることを特徴とする請求項に記載の棚支持装置。
  3. 前記係合孔は、前記固定支持部材の前面に、上下方向に沿って形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の棚支持装置。
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