JP5085191B2 - オープンショーケース - Google Patents

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Description

本発明は、ショーケース本体の陳列室内に配置した陳列棚に食品等の収容物が載置されることで、その収容物を冷蔵又は温蔵するオープンショーケースに関するものである。
特許文献1・2には、陳列棚の上下方向の高さ位置を変更可能にしたものが開示されている。つまり、特許文献1では、陳列棚に軸支されたピニオンが冷蔵室の内面において上下方向に形成されたラック部に噛合しており、ピニオンの歯車軸に外嵌しているコイルばねが、陳列棚の昇降動作に伴ってその歯車軸を締め付けることで、陳列棚が所要の高さ位置に固定されるようにしてある。また、特許文献1では、渦巻ばねの一端を冷蔵室の内面に固定するとともに、その他端を陳列棚に固定することで、軽い力で陳列棚を昇降できるようにしてある。
特許文献2では、交差状に配置した一対の腕の一端を冷蔵室の内面にそれぞれ固定し、その一対の腕の他端を陳列棚に設けたガイドにそれぞれ摺動可能に係合する。そして、それらの腕の交差部を冷蔵室の内面に対して上下方向に移動する固定ネジに掛け、その固定ネジを上下方向に移動させて所要の高さ位置で締め込むことで、陳列棚を所要の高さ位置に固定できるようにしてある。
特開平6−101961号公報(図1−2) 特開平5−203340号公報(図1−2)
特許文献1では、コイルバネの歯車軸に対する締め付け力のみで陳列棚を固定しているために、陳列棚に載置した収容物の個数が多い等の理由によって陳列棚が重くなったときには、その重さで歯車軸が回って陳列棚が下降してしまい、所要の高さ位置に陳列棚を保持できなくなる。
特許文献2でも、陳列棚に載置した収容物の個数が多い等のときには、収容物の重量で腕が撓んでしまい、所要の高さ位置に陳列棚を保持できなくなる。しかも、特許文献2では、陳列棚を支えながら固定ネジを緩めたり締め込んだりしなければならないために、陳列棚の高さ位置を変更等する際の操作性が悪いことになる。
そこで本発明の目的は、軽い力で陳列棚を昇降することができながら、陳列棚を所要の高さ位置に確実に固定できるとともに、その高さ位置の変更等の際における操作性が良いオープンショーケースを提供することにある。
本発明に係るオープンショーケースは、ショーケース本体1内に設けられて前面が開口する陳列室2と、陳列室2内に配置してあって収容物が載置される陳列棚3とを有するオープンショーケースにおいて、陳列室2の後面側には、上下方向に延びる棚柱22が配置されており、その棚柱22には、前側に向けて開けられた複数の嵌合孔23が上下方向に並べて形成してあり、陳列棚3からは、陳列室2の後面側に向けて係止片20が突出しており、その係止片20は、棚柱22の各嵌合孔23に差し込み係合可能になっており、ショーケース本体1には、上下ガイド手段43によって昇降可能にされた棚ブラケット31が配置されており、棚ブラケット31は、付勢手段19によって上方向に付勢されており、陳列棚3が、前後方向に往復移動を可能にする前後ガイド手段34を介して棚ブラケット31に支持されていることを第1の特徴とする(図1)。
本発明の第2の特徴は、前記第1の特徴に加えて、棚ブラケット31は、前後二つの切欠き47・48を有し、陳列棚3にはストッパ部材50が設けられていて、ストッパ部材50が棚ブラケット31の前後何れかの切り欠き47・48に係合することで、棚ブラケット31に対する陳列棚3の前後方向の移動が阻止されるようになっており、ストッパ部材50が棚ブラケット31の後側の切り欠き47に係合するときは、陳列棚3の係止片20が棚柱22の嵌合孔23に係合状態になり、そのストッパ部材50が棚ブラケット31の前側の切り欠き48に係合するときは、陳列棚3の係止片20が棚柱22の嵌合孔23から離脱状態になっている点にある(図1・図9)。
本発明の第3の特徴は、前記第1および第2の特徴に加えて、ショーケース本体1には、上下方向に延びるガイドレール42が配置されており、棚ブラケット31にはガイドローラ33が軸支されており、そのガイドローラ33は、ショーケース本体1のガイドレール42に対して前後方向に接触状態でガイドレール42を転動するように係合配置されており、棚ブラケット31に固定された可動側レール37と、ショーケース本体1に固定された固定側レール45とが係合して、棚ブラケット31の左右方向の動きが規制され、棚ブラケット31のガイドローラ33とショーケース本体1のガイドレール42との係合および棚ブラケット31の可動側レール37とショーケース本体1の固定側レール45とが係合して上下ガイド手段43を形成している点にある(図1・図5)。
本発明の第4の特徴は、前記第1、第2および第3の何れかの特徴に加えて、付勢手段19が、ショーケース本体1と棚ブラケット31との間に架け渡された引っ張りコイルばねから成る点にある。
本発明のオープンショーケースは、陳列棚3を支持する棚ブラケット31が付勢手段19によって上方向に付勢されているので、収容物を載置した陳列棚3の高さ位置を変更するために、陳列棚3を前方へ動かして陳列棚3の係止片20を棚柱22の嵌合孔23から離脱させたときには、陳列棚3には付勢手段19の上方向への付勢力が加わっている分だけ、軽い力でも陳列棚3が上昇する。その分だけ収容物の個数等に合わせて陳列棚3の高さ位置を変更する際の負担が軽減される。そのうえで、陳列棚3の係止片20を所要の高さ位置に対応する棚柱22の嵌合孔23に差し込み係合したときには、陳列棚3の係止片20が棚柱22の嵌合孔23の上下の縁等に当たることで、陳列棚3の昇降移動が確実に規制される。つまり、陳列棚3を所要の高さ位置に確実に固定できることになる。しかも、陳列棚3を前方へ動かして陳列棚3の係止片20を棚柱22の嵌合孔23から離脱させるだけで陳列棚3の高さ位置を自由に変更することができ、また陳列棚3を後方へ動かして陳列棚3の係止片20を棚柱22の嵌合孔23に差し込み係合するだけで陳列棚3を固定できるので、その分だけ陳列棚3の高さ位置を変更する際の操作性が良好になる。
本発明では、陳列棚3のストッパ部材50を棚ブラケット31の後側の切り欠き47に係合したときには、陳列棚3の係止片20が棚柱22の嵌合孔23に係合状態になるので、その位置から前方へは陳列棚3が動かず、したがって陳列棚3の係止片20が棚柱22の嵌合孔23から勝手に離脱することがなく、それによって陳列棚3を所要の高さ位置に固定した状態を確実に維持できる。また、陳列棚3のストッパ部材50を棚ブラケット31の前側の切り欠き48に係合したときには、陳列棚3の係止片20が棚柱22の嵌合孔23から離脱状態で陳列棚3の前後方向の移動が阻止されるので、陳列棚3の高さ位置を変更する際に陳列棚3が前後にがたつくことが防止され、その分だけ陳列棚3の高さ位置を変更する際の操作性がより良好になる。
本発明では、棚ブラケット31のガイドローラ33とショーケース本体1のガイドレール42との係合および棚ブラケット31の可動側レール37とショーケース本体1の固定側レール45との係合によって、棚ブラケット31の昇降移動のみが許容されるので、棚ブラケット31の左右方向および前後方向へのがたつきが防止され、所要の高さ位置で固定された陳列棚3が左右方向や前後方向にがたつくことが確実に防止される。
本発明では、付勢手段19が引っ張りコイルばねから成るので、陳列棚3を上方向に付勢する付勢手段19を簡単に形成することができる。
図1ないし図10は、本発明に係るオープンショーケースを示しており、図2および図3に示すように、縦型のショーケース本体1と、ショーケース本体1内に設けられて前面(図3では左側)が開口する陳列室2と、陳列室2内において上下方向へ6段に配置した陳列棚3と、陳列室2の上側前部に設けた空気吹出口5と、陳列室2の下側前部に設けた空気吸込口6とを有する。各陳列棚3には、サンドイッチや弁当等の収容物が載置される。ショーケース本体1の外周壁9は断熱構造になっており、その外周壁9と陳列室2の内壁7との間に、暖気や冷気を陳列室2内へ循環させるための循環路11を設けてある。循環路11の下端側が空気吸込口6に繋がっており、循環路11の上端側が空気吹出口5に繋がっている。循環路11内には、送風ファン12および熱交換器13等を配置してある。
送風ファン12の送風作用によって、熱交換器13で温められた暖気又は冷却された冷気が空気吹出口5から陳列室2内へ下向きに吹き出され、陳列室2内の空気が空気吸込口6から循環路11内へ吸い込まれて熱交換器13に循環する。これにより、陳列室2の前面にエアーカーテンが形成されるとともに陳列室2内が温められ又は冷却される。陳列室2の天井面等には照明具15を配している。ショーケース本体1の下部等に設けた機械室内には、圧縮機や凝縮器や膨張弁等が配置されており、それらは管路を介して熱交換器13に接続されている。ショーケース本体1の上部前面には、陳列室2内の温度等を設定するための操作スイッチや表示装置等を有する操作部16(図2)が配置されている。なお、各陳列棚3等にヒータを配置して、各陳列棚3上の収容物を温めるようにしてもよい。
6段の陳列棚3のうち、下側の2段の各陳列棚3a(以下、下側陳列棚3aという。)は、図1および図4に示すように、6個の引っ張りコイルばね(付勢手段)19によってそれぞれ上方向に付勢されており、それによって下側陳列棚3aの高さ位置を上側へ変更する際に、その下側陳列棚3aを容易に持ち上げることができるようになっている。
下側陳列棚3aは、その左右の各後端(図1では右側)から陳列室2の後面側に向けて上下一対の係止片20・20がそれぞれ後ろ向きに突出している。陳列室2の後面側には、図4に示すように、左右一対の棚柱22・22がそれぞれ配置されている。各棚柱22は、上下方向に延びるよう形成されており、各棚柱22には、前側に向けて開けられた複数の嵌合孔23が上下方向に所定間隔をあけて並べて形成してある。その各棚柱22の嵌合孔23から所要の高さ位置の嵌合孔23・23を適宜選んで、その嵌合孔23・23に下側陳列棚3aの係止片20・20をそれぞれ差し込み係合することにより、下側陳列棚3aが、任意の高さ位置において片持ち状に支持(固定)される。なお、6段の陳列棚3のうち、上側の4段の各陳列棚3bは、その左右の各後端からそれぞれ陳列室2の後面側に向けてフック形状の上下一対の係止片を突出している。その係止片が各棚柱22の所要の嵌合孔23・23に係止されることで、上側の4段の各陳列棚3bが任意の高さ位置において片持ち状に支持される。
下側陳列棚3aは、図4および図5に示すように、左右方向に横長であって平面視で四角枠形状のフレーム25と、そのフレーム25に固定される透明ガラス等から成る棚板26と、フレーム25の左右縁から垂設されて前後方向に延びる左右一対の連結板27とを有している。各連結板27の後端に前記係止片20・20が設けられている。各連結板27の内面側には、前後方向に延びる可動レール29をそれぞれ設けてある。
下側陳列棚3aの下側には、その下側陳列棚3aに可動レール29および固定レール30を介して連結される棚ブラケット31が配置されている(図6参照)。つまり、下側陳列棚3aの左右の可動レール29が、棚ブラケット31の左右の固定レール30に連結することで、下側陳列棚3aが、可動レール29と固定レール30とを介して、棚ブラケット31に対して前後方向に往復移動を可能にする状態で支持される。すなわち、下側陳列棚3aが、後方の退入位置(図1の位置)と、前方の引き出し位置(図10の位置)とに亘ってほぼ水平姿勢で前後移動可能になる。下側陳列棚3aの可動レール29と棚ブラケット31の固定レール30とで前後ガイド手段34(図6参照)が構成される。
棚ブラケット31は、図4および図5に示すように、その左右にそれぞれ設けた左右一対の支持部32・32と、左右の支持部32・32の後端にそれぞれ配置して上下一対のガイドローラ33・33を軸支した左右一対のローラ支持体35・35と、左右のローラ支持体35・35の後端間に掛け渡されて各引っ張りコイルばね19の下端を係止しているばね受アングル36と、ばね受アングル36の左右両端寄りにそれぞれ設けてあって上下方向に延びる可動スライドレール37をそれぞれ取り付けた左右一対のレール支持部39・39と、左右のレール支持部39・39の上端間に掛け渡された支持アングル40と、左右の支持部32・32の後端間に掛け渡された連結アングル41とを有している。前記固定レール30は、左右の支持部32・32の外面側にそれぞれ取り付けられている。
ショーケース本体1の外周壁9と陳列室2の内壁7との間には、断面視でコ字状の左右一対のガイドレール42・42を配置している。各ガイドレール42は、上下方向に延びるように形成されている。その左右のガイドレール42・42の内面に対して、棚ブラケット31の各支持部32のガイドローラ33・33が、それぞれ前後方向に接触状態でガイドレール42・42を上下方向に転動するように係合配置されている。
ショーケース本体1の外周壁9と陳列室2の内壁7との間には、棚ブラケット31に固定された左右の可動スライドレール(可動側レール)37・37がそれぞれ係合する左右一対の固定スライドレール(固定側レール)45・45が固定されている。そのショーケース本体1の固定スライドレール45・45と棚ブラケット31の可動スライドレール37・37との係合によって棚ブラケット31の左右方向の動きが規制される。そして、棚ブラケット31の各支持部32のガイドローラ33・33とショーケース本体1の左右のガイドレール42・42との係合およびショーケース本体1の固定スライドレール45・45と棚ブラケット31の可動スライドレール37・37との係合によって、棚ブラケット31を昇降のみ可能にする上下ガイド手段43が形成される(図5参照)。なお、棚ブラケット31のガイドローラ33・33は、ローラ支持体35・35の後端寄りに取り付けられる。
棚ブラケット31のばね受アングル36には、6本の引っ張りコイルばね19の各下端が左右方向に並べて係止されている。各引っ張りコイルばね19の上端は、ショーケース本体1の外周壁9と陳列室2の内壁7との間で左右方向に延びるばね受け部にそれぞれ係止されている。それによって、各引っ張りコイルばね19が、ショーケース本体1と棚ブラケット31との間に架け渡される。
棚ブラケット31における左右の支持板32・32の前端上部は、図7に示すように、前後二つの切り欠き47・48をそれぞれ有しており、下側陳列棚3aのフレーム25における左右のフレーム部分には、ストッパ部材50がそれぞれ設けられている。各ストッパ部材50は、下側陳列棚3aでのフレーム25における左右のフレーム部分の下面に、固定部52によって片持ち状に取り付けられる板ばね51を有している。ストッパ部材50の板ばね51の前端部には、棚ブラケット31の支持板32・32の切り欠き47・48に入り込んで係合する突起53が設けられている。そして、ストッパ部材50の板ばね51の突起53が、棚ブラケット31の支持板32・32の前後いずれかの切り欠き47・48に入り込んで係合したときには、そのストッパ部材50の板ばね51の弾性力で切り欠き47・48からの突起53の抜け止めが図られる。したがって、棚ブラケット31に対する下側陳列棚3aの前後方向の移動が阻止される。なお、ストッパ部材50の板ばね51の前端は、下向きのフック状に折れ曲がっていて、指等を容易に引っ掛けることができるようになっている。
陳列室2の内壁7における後壁部分の左右には、図2に示すように、上下方向に延びる挿通孔55・55がそれぞれ形成されており、各嵌合孔55を介して棚ブラケット31の支持板32・32および下側陳列棚3aが陳列室2内に配置される。
通常の使用状態では下側陳列棚3aは後退していて、下側陳列棚3aの係止片20・20がそれぞれ棚柱22の嵌合孔23・23に差し込まれて係合しており(図1の状態)、棚ブラケット31および下側陳列棚3aの上下移動が阻止されている。また、下側陳列棚3aのストッパ部材50の突起53は、棚ブラケット31の後ろ側の切り欠き47に係合しており、下側陳列棚3aの前後移動が阻止されている。
その下側陳列棚3aの高さ位置を変更するときには、下側陳列棚3aのストッパ部材50の板ばね51の前端側を持ち上げて、ストッパ部材50の突起53を棚ブラケット31の後ろ側の切り欠き47から外し、そのまま下側陳列棚3aを前方に動かして、図9に示すように下側陳列棚3aの各係止片20を棚柱22の各嵌合孔23から外すとともに、ストッパ部材50の突起53を棚ブラケット31の前側の切り欠き48に係合する(図8の状態)。それによって、下側陳列棚3aの前後移動が阻止される一方で、下側陳列棚3aの各係止片20が棚柱22の各嵌合孔23から外れていることで棚ブラケット31および下側陳列棚3aの上下移動が可能になる。
その状態で、下側陳列棚3aを上下方向に動かし、所要の高さ位置で下側陳列棚3aを後方に動かすことで、下側陳列棚3aの各係止片20がそれぞれ棚柱22の各嵌合孔23に差し込まれて係合するとともに、下側陳列棚3aのストッパ部材50の突起53が前側の切り欠き48から外れて棚ブラケット31の後ろ側の切り欠き47に係合される。したがって、下側陳列棚3aの上下移動および前後移動が阻止される。
また、下側陳列棚3aに収容物を載置するときには、下側陳列棚3aのストッパ部材50の板ばね51の前端側を持ち上げて、ストッパ部材50の突起53を棚ブラケット31の後ろ側の切り欠き47から外し、そのまま下側陳列棚3aを前方に動かして、図10に示すように下側陳列棚3aの各係止片20を棚柱22の各嵌合孔23から外すとともに、ストッパ部材50の突起53を棚ブラケット31の前側の切り欠き48よりもさらに前方に引き出すことで、例えば下側陳列棚3aの前部が陳列室2の前面よりも前方に飛び出す。それによって、その下側陳列棚3a上に収容物を容易に載置できるようになる。
本発明に係るオープンショーケースの要部を示す概略縦断面図である。 オープンショーケースの正面図である。 オープンショーケースの概略縦断面図である。 陳列室の内壁を省略した状態でのオープンショーケースの要部を示す正面図である。 下側の陳列棚と棚ブラケットとの分解斜視図である。 前後ガイド手段の正面図である。 ストッパ部材の斜視図である。 棚ブラケットの前後の切り欠きを示す側面図である。 下側の陳列棚と棚ブラケットとを上下方向へ移動可能にした状態を示す図1相当図である。 下側の陳列棚を前方に引き出した状態を示す図1相当図である。
符号の説明
1 ショーケース本体
2 陳列室
3 陳列棚
3a 下側の陳列棚
19 引っ張りコイルばね
20 係止片
22 棚柱
23 嵌合孔
31 棚ブラケット
33 ガイドローラ
34 前後ガイド手段
37 可動スライドレール
42 ガイドレール
43 上下ガイド手段
45 固定スライドレール
47 後ろ側棚ブラケット
48 前側の切り欠き
50 ストッパ部材

Claims (4)

  1. ショーケース本体(1)内に設けられて前面が開口する陳列室(2)と、陳列室(2)内に配置してあって収容物が載置される陳列棚(3)とを有するオープンショーケースにおいて、
    陳列室(2)の後面側には、上下方向に延びる棚柱(22)が配置されており、その棚柱(22)には、前側に向けて開けられた複数の嵌合孔(23)が上下方向に並べて形成してあり、
    陳列棚(3)からは、陳列室(2)の後面側に向けて係止片(20)が突出しており、その係止片(20)は、棚柱(22)の各嵌合孔(23)に差し込み係合可能になっており、
    ショーケース本体(1)には、上下ガイド手段(43)によって昇降可能にされた棚ブラケット(31)が配置されており、
    棚ブラケット(31)は、付勢手段(19)によって上方向に付勢されており、
    陳列棚(3)が、前後方向に往復移動を可能にする前後ガイド手段(34)を介して棚ブラケット(31)に支持されていることを特徴とするオープンショーケース。
  2. 棚ブラケット(31)は、前後二つの切り欠き(47・48)を有し、
    陳列棚(3)にはストッパ部材(50)が設けられていて、ストッパ部材(50)が棚ブラケット(31)の前後何れかの切り欠き(47・48)に係合することで、棚ブラケット(31)に対する陳列棚(3)の前後方向の移動が阻止されるようになっており、
    ストッパ部材(50)が棚ブラケット(31)の後側の切り欠き(47)に係合するときは、陳列棚(3)の係止片(20)が棚柱(22)の嵌合孔(23)に係合状態になり、そのストッパ部材(50)が棚ブラケット(31)の前側の切り欠き(48)に係合するときは、陳列棚(3)の係止片(20)が棚柱(22)の嵌合孔(23)から離脱状態になる請求項1に記載のオープンショーケース。
  3. ショーケース本体(1)には、上下方向に延びるガイドレール(42)が配置されており、
    棚ブラケット(31)にはガイドローラ(33)が軸支されており、そのガイドローラ(33)は、ショーケース本体(1)のガイドレール(42)に対して前後方向に接触状態でガイドレール(42)を転動するように係合配置されており、
    棚ブラケット(31)に固定された可動側レール(37)と、ショーケース本体(1)に固定された固定側レール(45)とが係合して、棚ブラケット(31)の左右方向の動きが規制され、
    棚ブラケット(31)のガイドローラ(33)とショーケース本体(1)のガイドレール(42)との係合および棚ブラケット(31)の可動側レール(37)とショーケース本体(1)の固定側レール(45)とが係合して上下ガイド手段(43)を形成している請求項1と2の何れかに記載のオープンショーケース。
  4. 付勢手段(19)が、ショーケース本体(1)と棚ブラケット(31)との間に架け渡された引っ張りコイルばねから成る請求項1と2と3の何れかに記載のオープンショーケース。
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