JP7296695B2 - サッシ - Google Patents
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Description
サッシ1は、建物の開口部10に取り付けられる枠体2と、枠体2内に枠の長手方向に沿って配置されるレール上を水平方向にスライド可能な障子4,4と、を備える引込み戸である。
図2は、サッシ1の縦断面図である。
図4は、サッシ1の下部の拡大縦断面図である。
図3は、サッシ1の横断面図である。
上框屋内側本体412の屋内側の部分には、図中下側へ延びる上框屋内下側延出部4121が設けられている。上框屋外側壁部411と上框屋内側本体412との下部には、見付方向内側である図2中の下側へ開口するガラスパネル挿入凹部417が形成されている。ガラスパネル挿入凹部417には、見付方向内側である図2中の下側に開口する断面コの字形状のグレージングチャンネル4171が設けられており、グレージングチャンネル4171の開口には、ガラスパネル45の上部が配置されて固定されている。上框屋外側壁部411及び上框屋内側本体412の下端部は、上下方向において上枠下側本体213の下面215に一致している。このため、上框41の見え掛かり面は、上枠屋内側本体212、上枠下側本体213により隠ぺいされる隠し框により構成されている。
下框屋外側壁部421と下框屋内側本体422との上部には、見付方向内側である図2中の上側へ開口するガラスパネル挿入凹部427が形成されている。ガラスパネル挿入凹部427には、見付方向内側である図2中の上側に開口する断面コの字形状のグレージングチャンネル4271が設けられており、グレージングチャンネル4271の開口には、ガラスパネル45の下部が配置されて固定されている。下框屋外側壁部421には、戸車5が設けられている。上框屋外側壁部411及び上框屋内側本体412の下端部は、上下方向において上枠下側本体213の下面215に一致している。従って、下框42の見え掛かり面は、下枠上側本体223により隠ぺいされる隠し框により構成されている。
外側ケース51の側面であって外側ケース51の長手方向(図8の左右方向)における中央部には、外側ケース51の下端部近傍の位置から上面の近傍の位置まで延びる上下方向溝である外側中央貫通孔511が形成されている。外側中央貫通孔511は、外側ケース51の長手方向である横方向に対する縦方向としての上下方向に延びており、外側中央貫通孔511の下端部の幅は、外側ケース51の長手方向(図8の左右方向)に広がっている。外側中央貫通孔511の上部には、2つの斜辺が接続された角部512が設けられており、角部512には、後述の軸部材6の周面直線状部62が係合可能である。また、外側中央貫通孔511と、外側ケース51の端部との中央部には、長方形状に形成された支持貫通孔513が形成されている。
中ケース52の側面には、中ケース52の長手方向(図9の左右方向)に等間隔で下部貫通孔521が形成されている。下部貫通孔521は、それぞれ平行四辺形状に形成されている。中央の下部貫通孔521と、中ケース52の長手方向における一方の端部の下部貫通孔521(図9の左側の下部貫通孔521)との間には、下部凸部522が設けられており、下部凸部522は、外側ケース51の支持貫通孔513に係合している。これにより、中ケース52は、外側ケース51によって、外側ケース51に対して水平方向へ移動可能に、且つ、外側ケース51から外れないように支持されている。即ち、中ケース52は外側ケースに対して下框42の長手方向に移動可能に支持されている。
内側ケース53の側面であって内側ケース53の長手方向(図10の左右方向)における中央部の上部には、円形の内側中央貫通孔531が形成されている。
また、内側ケース53の下面には4つの下部開口534が形成されている。下部開口534には、車輪54の下部が配置される。これにより、戸車5の上下方向の高さが抑えられている。
外輪部541の周面には、レール2213に係合する溝5411が形成されている。外輪部541は、車軸542と同軸的な位置関係で車軸542の外周を取り囲んで配置されている。外輪部541と車軸542との間には、ベアリング543が配置されており、外輪部541は車軸542に対して滑らかに回転可能に構成されている。図5に示す左側の3つの車軸542は、中ケース52の下部貫通孔521に挿入されている。
また、車軸542は、平行四辺形状の下部貫通孔521において、図5に示す右上の部分から図6に示すように、左下の部分へ移動する。これにより、車輪54は、内側ケース53と共に、外側ケース51に対して下方向へ移動して、外側ケース51に対して車輪54が最も下側へ配置された状態となる。
本実施形態においては、サッシの枠体20を構成する下枠22には長手方向に沿うレール2213が形成され、障子4の下端部にはレール2213を走行自在な樹脂製の戸車5が設けられ、障子4の下框42は、隠し框により構成される。
具体的には、下枠22は、レール2213を形成する金属製下枠である下枠屋内側本体222と、下枠屋内側本体222の室内側に設けられ、障子4の下框42の見え掛かり面を隠蔽する樹脂製下枠である下枠上側本体223と、を備えている。障子4の框(下框42)の屋内側の見え掛かり面の寸法(d2)が下枠上側本体223の最大寸法d3よりも小さく構成される。また、障子4の下框屋内側本体422見え掛かり面の寸法d2は、下枠上側本体(樹脂製下枠)223の上端面から下枠屋外側本体(金属製下枠)221の網戸レール2216の立ち上がり面2217までの寸法d7よりも小さく構成される。
そのため、本実施形態の大型サッシの障子4では、上框、縦框に比べ、下框42の見え掛かり面の寸法は小さくなっており、これにより、障子4の四方框が隠ぺいされ、障子を閉めた状態ではガラスしか見えず、ノイズレスのデザインを実現することができるものである。なお、隠し框構造としたことにより、四方框の室内側には下枠屋内側本体222、下枠上側本体223が配置されるため、断熱性能、耐風圧性能においても、構造上も有利に働き、框の見え掛かり面の寸法を小さくすることができる。
これにより、戸車5を備える大型の障子4を有する大型のサッシ1において隠し框構造を採ることが可能となる。
4…障子
5…戸車
10…開口部
20…枠体
22…下枠
42…下框
51…外側ケース
52…中ケース
53…内側ケース
222…下枠屋内側本体(金属製下枠)
223…下枠上側本体(樹脂製下枠)
511…外側中央貫通孔(縦溝)
523…傾斜貫通溝(傾斜溝)
531…内側中央貫通孔(軸部材貫通孔)
2213…レール
2216…網戸レール
2217…立ち上がり面
d2…寸法
d3…最大寸法
d7…寸法
Claims (5)
- 建物の開口部に設けられる枠体内に障子を納め、前記枠体を構成する下枠には長手方向に沿うレールが設けられ、前記障子の下端部には前記レールを走行自在な樹脂製の車輪を有する戸車が設けられたサッシにおいて、
前記下枠は前記障子の下框の見え掛かり面に室内側から重なる位置に配置され、
前記レールを支持するレール支持部材に前記障子の下框が前記車輪よりも下側で摺動し、
前記下枠は、前記レールを設けた金属製下枠と、前記金属製下枠の室内側に設けられ、前記障子の下框の見え掛かり面を隠蔽する樹脂製下枠と、を備え、
前記障子の框の屋内側の見え掛かり面の寸法が前記樹脂製下枠の上端面から前記金属製下枠の網戸レールの立ち上がり面までの寸法よりも小さく構成されるサッシ。 - 前記枠体を構成する上枠及び縦枠が、前記障子の上框及び縦框の見え掛かり面に室内側から重なるように配置される請求項1に記載のサッシ。
- 前記下框には、前記戸車が設けられ、
前記戸車は、少なくとも1以上の車輪を支持する内側ケースと、前記内側ケースを一方向に移動可能に支持する中ケースと、該中ケースを横方向に移動可能に支持する外側ケースとを備えたユニットからなり、
前記ユニットが前記下框の端部に配置される請求項1又は2に記載のサッシ。 - 前記下框には、前記戸車が設けられ、
少なくとも一方が開口した箱型の外側ケースと、
前記外側ケースに収納され、一対の支持壁に傾斜溝が形成される中ケースと、
前記外側ケースの開口から露出する車輪を支持する内側ケースと、
を備えたユニットからなり、
前記中ケースが前記外側ケースに対して前記下框の長手方向に移動可能に支持される請求項3に記載のサッシ。 - 前記中ケースには、前記中ケースの横方向に対して傾斜する傾斜溝が形成され、
前記外側ケースには、ケース前記横方向に交差する方向に延びる縦溝が形成され、
前記内側ケースには、軸部材が貫通可能な軸部材貫通孔が形成され、
前記軸部材は、前記傾斜溝及び前記縦溝に係合している、請求項4に記載のサッシ。
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