JP7295948B2 - 接続確認器 - Google Patents

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Description

関連出願の相互参照
本出願は、2019年8月6日出願の米国仮特許出願第62/883,323号、及び2018年11月1日出願の米国仮特許出願第62/753,969号について、工業所有権の保護に関するパリ条約のストックホルム改正条約の第4及び8条による優先権を主張し、これらの出願は参照によりその全体が本願に組み入れられる。
本開示は、流体接続部のための接続確認器、より詳しくは、有線又は無線送信を介して現場及び/又は遠隔箇所に接続状態を示す接続確認器に関する。
流体コネクタは、多くの用途、特に自動車の用途のための一体的コンポーネントである。自動車システムは、ラジエータ、トランスミッション、エンジンのような様々なコンポーネントから成るので、流体は各コンポーネント内ばかりでなくコンポーネント間でも移動が可能でなければならない。コンポーネント間を移動する流体の例は、トランスミッション流体の温度を低下させるためトランスミッションからトランスミッションオイル冷却器まで移動するトランスミッション流体である。流体は主として、流体コネクタにより各コンポーネントに接続される可撓性及び/又は剛性のホースを介して、コンポーネント間で動く。このような流体コネクタは一般的に、チューブ端形成部が流体コネクタへ充分に挿入された時にチューブ端形成部の隆起肩部の後方にスナップ固定されるのに適した、流体コネクタに支承される保持クリップ又はスナップリングを含む。チューブ端形成部が流体コネクタへ充分に挿入されていない場合には、流体接続が成立せず、流体を漏出させるとともにより深刻な他の結果をもたらす可能性がある。
ゆえに、流体接続部が確実に接続されていることを保証する接続確認器に対する必要性が長く実感されている。
本願に説明されている態様によれば、第1上面、第1底面、第1径方向外向面、第1径方向内向面、第1径方向外向面と第1径方向内向面との間に配置された第1開口部、及び第1底面から延びるプローブを含むブーツと、第1底面に近接して第1開口部に配置されプローブに加えられた力を検出するように動作可能に構成された回路と、を備える接続確認器が提供される。
本願に説明されている態様によれば、チューブ端形成部、流体コネクタ、及び1つ又は複数の突起を有するスナップリングを含む流体接続部を係合するための接続確認器であって、第1上面、第1底面、第1径方向外向面、第1径方向内向面、第1径方向外向面と第1径方向内向面との間に配置された第1開口部、及びスナップリングと係合するように動作可能に構成された係合縁を有するプローブを含むブーツと、第1開口部に動作可能に配置されプローブに加えられた力を検出する回路と、第1開口部に係合し回路をブーツ内に封じるように構成された本体と、を備える接続確認器が提供される。
本願に説明されている態様によれば、チューブ端形成部、流体コネクタ、及び1つ又は複数の突起を有するスナップリングを含む流体接続部を係合するための接続確認器であって、開口部、及びスナップリングと係合するように動作可能に構成された前縁を有するプローブを含むブーツと、開口部に配置され前縁に加えられた1つ又は複数の力を検出するように動作可能に配置された回路と、を備え、流体接続部が適切に接続されているかどうかを前縁に加えられた1つ又は複数の力に基づいて決定するように動作可能に構成される接続確認器が提供される。
図面及び添付の請求項を考慮して以下の開示の詳細な説明を検討すると、本開示の以上及び他の目的、特徴、利点が容易に明白となる。
対応の参照符号が対応の部品を指す添付の概略図を参照して、様々な実施形態が例としてのみ開示される。
接続確認器の斜視図である。 図1に示される接続確認器の分解斜視図である。 図1に示されるブーツの底斜視図である。 図2に示される回路の上斜視図である。 図2に示される回路の底斜視図である。 図1の線5-5に概ね沿う接続確認器の断面図である。 図5の細部6に概ね沿う接続確認器の詳細図である。 流体接続部と係合した、図1に示される接続確認器の斜視図である。 図7の線8-8に概ね沿う接続確認器の断面図である。 図8の細部9に概ね沿う接続確認器の詳細図である。 スナップリングと相互に作用している回路及びブーツの立面図である。 接続確認器の斜視図である。 図11に示される接続確認器の分解斜視図である。 図11に示される本体の底斜視図である。 図11に示されるブーツの正面上斜視図である。 図11に示されるブーツの背面底斜視図である。 図11に示されるブーツの上立面図である。 図11に示されるブーツの正面立面図である。 図11に示されるブーツの右側立面図である。 図12に示される回路の底斜視図である。 触覚子に接続された接続確認器の正面斜視図である。 図16Aに示される接続確認器及び触覚子の背面斜視図である。 図16Aに示される接続確認器の底斜視図である。 図16Aに示される接続確認器の上斜視図である。 図16Aに示される接続確認器の上分解斜視図である。 図16Aに示される接続確認器の底分解斜視図である。 図16Aに示されるブーツの上斜視図である。 図16Aに示されるブーツの底斜視図である。 図18Aに示される回路の上斜視図である。 図18Bに示される回路の底斜視図である。 図17Bの線21-21に概ね沿う接続確認器の断面図である。
始めに、異なる図面での同様の図面番号は同一又は機能的に類似の構造要素を特定することを認識されたい。請求の範囲は開示の態様に限定されないことを理解されたい。
更に、本開示は記載される特定の方法、材料、変形に限定されず、そのため当然ながら変化しうることは理解されたい。本願で使用される用語は特定の態様を記述することのみを目的とし、請求の範囲を限定する意図がないことも理解されたい。
他に定義されなければ、本願に使用される技術的及び科学的な語すべては、この開示が関連する技術分野の当業者に一般的に理解されるものと同じ意味を有する。本願に記載されるものと類似又は同等の方法、装置、又は材料が実施形態例の実施又は試験に使用されうることを理解されたい。本開示のアセンブリは、水力学、電子工学、及び/又は空気力学により駆動されうる。
「実質的に」の語は、「近く」、「非常に近く」、「約」、「およそ」、「だいたい」、「近似する」、「近い」、「本質的に」、「近隣に」、「近傍に」等のような語と同義語であって、このような語は明細書及び請求の範囲に出現する際に互換的に使用されうることが認識されるであろう。「近接の」の語は、「近くに」、「近い」、「隣接の」、「近隣の」、「直近の」、「隣の」等のような語と同義語であって、このような語は明細書及び請求項に出現する際に互換的に使用されうることが認識されるであろう。「およそ」の語は、指定値の10パーセント以内の値を意味することが意図されている。
本出願における「又は」の使用は、特に明記しない限り、「非排他的」な取り合わせに関するものであると理解されるであろう。例えば、「アイテムxがA又はBである」という場合、これは次の(1)、(2)のいずれかを意味することが理解される。(1)アイテムxがA又はBのいずれか一方のみである。(2)アイテムxはAとBの両方である。言い換えれば、「又は」という言葉は、「排他的な又は」の取り合わせを定義するためには使用されない。例えば、「アイテムxはA又はBである」という記載についての「排他的な又は」の取り合わせは、xがA又はBのいずれか1つのみであることが必要とされる。更に、本願で使用される「及び/又は」は、列挙された要素又は条件の1つ又は複数が含まれるか、又は発生する可能性があることを示すために使用される文法上の接続詞を意味することを意図している。例えば、第1の要素、第2の要素及び/又は第3の要素を備える装置は、以下の構造的取り合わせのいずれか1つとして解釈されることを意図する。すなわち、第1要素を備える装置、第2の要素を備える装置、第3の要素を備える装置、第1の要素及び第2の要素を備える装置、第1の要素及び第3の要素を備える装置、第1の要素、第2の要素、及び第3の要素を備える装置、又は、第2の要素及び第3の要素を備える装置。
更に、システム又は要素と組み合わせた「の少なくとも1つを備える(comprises)」及び「の少なくとも1つを備える(comprising)」という表現は、システム又は要素が、その表現の後に挙げられた要素の1つ又は複数を含むことを意味することを意図している。例えば、第1の要素、第2の要素及び第3の要素の少なくとも1つの要素を備える装置、は、以下の構造的取り合わせのいずれか1つとして解釈されることを意図している。第1の要素を備える装置、第2の要素を備える装置、第3の要素を備える装置、第1の要素及び第2の要素を備える装置、第1の要素及び第3の要素を備える装置、第1の要素、第2の要素及び第3の要素を備える装置、又は、第2の要素及び第3の要素を備える装置。同様の解釈は、「の少なくとも1つで使用される」という表現が本願で使用されている場合にも意図されている。更に、本願で使用される「及び/又は」は、列挙された要素又は条件の1つ又は複数が含まれるか又は発生する可能性があることを示すために使用される文法上の接続詞を意味することを意図している。例えば、第1の要素、第2の要素及び/又は第3の要素を備える装置、は、以下の構造的取り合わせのいずれか1つとして解釈されることを意図する。第1の要素を備える装置、第2の要素を備える装置、第3の要素を備える装置、第1の要素及び第2の要素を備える装置、第1の要素及び第3の要素を備える装置、第1の要素、第2の要素、及び第3の要素を備える装置、又は、第2の要素及び第3の要素を備える装置。
「回転不能に接続される」要素により、要素の一つが回転すると全ての要素が回転するように要素が接続されて要素間での相対的な回転は可能でないことを意味する。回転不能に接続される要素の互いに対する径方向及び/又は軸方向の動きは可能であってもよく、必須ではない。
さて図を参照すると、図1は、接続確認器10の斜視図である。図2は、接続確認器10の分解斜視図である。接続確認器10は概ね、キャップ20と、本体40と、回路又は回路基板60と、ブーツ80と、開部11と、を備える。接続確認器10が完全に組み立てられると、キャップ20、本体40、回路60、及びブーツ80はすべて回転不能に接続される。以下の説明は、図1~図2と照らし合わせて解釈されたい。
キャップ20は、上面22と、底面24と、径方向内向面26と、径方向外向面28と、開部21とを備える。キャップ20は、略円筒形であるが、キャップ20は、本体40と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。キャップ20は、底面24に接続され底面24から延びるプラグ部30を更に備える。径方向内向面26は、径方向外向面28と実質的に同心である。径方向内向面26は、図示されるように開いていて開部21を形成する。プラグ部30は、本体40の開口部56に係合するように構成される。ある実施形態では、キャップ20は、プラグ部30と開口部56の間の締まり嵌め又は圧入によって本体40に固定される。ある実施形態では、キャップ20は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ねじ、釘、ボルト等によって本体40に固定される。ある実施形態では、キャップ20は、プラグ部30を備えていなくてもよく、上面42に固定されてもよいことを理解されたい。キャップ20が本体40に固定されると、底面24は上面42に隣接するか、又は上面42に実質的に近接して配置される。
本体40は、上面42と、底面44と、径方向内向面46と、径方向外向面48と、開部41と、を備える。本体40は、略円筒形であるが、本体40は、キャップ20及びブーツ80と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。本体40は、底面44に接続され底面44から延びるプラグ部50を更に備える。径方向内向面46は、径方向外向面48と実質的に同心である。径方向内向面46は、図示されるように開いていて開部41を形成する。プラグ部50は、ブーツ80と係合するように構成される。具体的には、プラグ部50は、ブーツ80の開口部91と係合し、固定されたときに底面52が表面90に隣接するか又は実質的に近接して配置される。ある実施形態では、本体40は、プラグ部50と開口部91の間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ80に固定される。ある実施形態では、本体40は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えばリベット、ねじ、釘、ボルト等によってブーツ80に固定される。ある実施形態では、本体40は、プラグ部50を備えていなくてもよく、上面82に固定されてもよいことを理解されたい。本体40がブーツ80に固定されると、底面44は、上面82に隣接するか又は実質的に近接して配置される。本体40は、底面52に接続され底面52から延びる1つ又は複数の垂直部材を更に備える。ある実施形態では、本体40は、プラグ部50を含まず、1つ又は複数の垂直部材が底面44に接続され底面44から延びる。図示される実施形態では、本体40は、底面52に接続され底面52から延びる3つの垂直部材54A~Cを備える。垂直部材54A~Cは、後でより詳細に説明されるように、回路60の上面62上に配置された近接センサ70A~Cに係合又は延びるように円周方向に間隔を空けて配置される。ある実施形態では、垂直部材54Bは、垂直部材54Aから円周方向に略90度間隔を空けて配置され、垂直部材54Cは、垂直部材54Bから円周方向に略90度間隔を空けて配置され、垂直部材54Aは、垂直部材54Cから円周方向に略180度間隔を空けて配置される。
図3は、ブーツ80の底斜視図である。ブーツ80は、上面82と、底面84と、径方向内向面86と、径方向外向面88と、開部81と、を備える。ブーツ80は、略円筒形であるが、ブーツ80は、本体40及び回路60と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。径方向内向面86は、径方向外向面88と実質的に同心である。径方向内向面86は、図示されるように開いていて開部81を形成する。ブーツ80は、上面82から表面90まで延びる開口部91と、表面90から表面98(図5及び図6に示す)まで延びる開口部93と、を更に備える。前述のように、開口部91は、底面44が上面82に隣接するか又は実質的に近接して配置され、底面52が表面90に隣接するか又は実質的に近接して配置されるように、プラグ部50に係合するように構成される。本体40とブーツ80とが完全に係合すると、垂直部材54A~Cは、開口部93内に延びる。回路60は、開口部93内に収まるように構成される。ある実施形態では、回路60は、径方向外向面68と開口部93との間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ80に固定される。ある実施形態では、回路60は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ねじ、釘、ボルト等によってブーツ80に固定される。ブーツ80は、底面84に接続され底面84から延びるプローブ92を更に備える。プローブ92は、径方向内向面94と、係合縁96と、を備える。係合縁96は、後でより詳細に説明されるように、流体接続部のスナップリングと係合して、流体接続部が適切に接続されているかどうかを決定するように構成される。ある実施形態では、ブーツ80は、単一の成形された柔軟なゴム要素である。ある実施形態では、表面98は、1つ又は複数の壇部100を更に備える。壇部100は、表面98とセンサ72との間に配置される。
図4Aは、回路60の上斜視図である。図4Bは、回路60の底斜視図である。図5は、図1の線5-5に概ね沿う接続確認器10の断面図である。図6は、図5の細部6に概ね沿う接続確認器10の詳細図である。以下の説明は、図2~図6と照らし合わせて解釈されたい。
ある実施形態では、回路60は、回路基板(例えば、プリント回路基板)を備える。回路60は、上面62と、底面64と、径方向内向面66と、径方向外向面68と、開部61と、を備える。回路60は、略ディスク形状又は円筒形であるが、回路60は、ブーツ80内の配置に適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。径方向内向面66は、径方向外向面68と実質的に同心である。径方向内向面66は、図示されるように開いていて開部61を形成する。前述のように、回路60は、ブーツ80、具体的には開口部93内に配置され、底面64が表面98に隣接するか又は実質的に近接して配置される(図5及び図6を参照)。ある実施形態では、回路60は、径方向外向面68と開口部93との間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ80に固定される。ある実施形態では、回路60は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ネジ、釘、ボルト等によってブーツ80に固定される。ある実施形態では、回路60は、プリント回路である。回路60は、上面62上に配置された1つ又は複数のセンサを更に備える。図示される実施形態では、回路60は、上面62上に配置された3つのセンサ70A~Cを備える。センサ70A~Cは、本体40、具体的には垂直部材54A~Cとそれぞれ接続するように動作可能に配置された差分/トリガーセンサであり、(一度でもユーザが所定のしきい値を満たす十分な力を加えると)試験を開始し、ユーザによる不均一な圧力を補正するために使用できる差分基準力を提供する(すなわち、センサ70A~Cは、ユーザが接続確認器10に均一な圧力を加えているかを決定する)。センサ70A~Cは、垂直部材54A~Cとそれぞれ整列するように、上面62の周りに円周方向に間隔を空けて配置される。ある実施形態では、センサ70Bは、センサ70Aから円周方向に略90度の間隔を空けて配置され、センサ70Cは、センサ70Bから円周方向に略90度の間隔を空けて配置され、センサ70Aは、センサ70Cから円周方向に略180度の間隔を空けて配置される。回路60は、底面64に配置された1つ又は複数のセンサ72を更に備える。センサ72は、プローブ92に加えられた力を検出してスナップリングの突起の存在を決定する(すなわち、2つの突起が検出された場合、流体接続部は適切に接続されたと決定する)ように動作可能に構成された入力センサ(入力センサ列)である。図示された実施形態では、回路は、底面64の周りに円周方向に間隔を空けて配置されたセンサ72A~Lを備える。センサ72A~Lは、プローブ92が平らな表面、例えば、チューブ端形成部の肩部表面(後でより詳細に説明される)に押付けられたときに、互いに同じ大きさの力を検出し、したがって、突起が存在しておらず(すなわち、チューブ端形成部の肩部の後ろで留められており)流体接続部が適切に接続されていないことを示す。図5及び図6に示すように、垂直部材54Bは、底面44から開口部93を通って下方に延び、センサ70Bで終端する。この構成は、垂直部材54Aとセンサ70A、及び垂直部材54Cとセンサ70Cについて実質的に同じである。上面22に力が加えられると、垂直部材54A~Cとセンサ70A~Cとの間に生じる圧縮により、加えられた圧力の大きさをユーザが決定することを可能にする基本変数が提供される。この基本変数は、所定のしきい値以上である必要がある。ある実施形態では、センサ70A~C及び72は、NextInput,Inc.のForceTouch(商標)センサ又はNextInput,Inc.のForceGauge(商標)センサを備える。しかしながら、センサ70A~C及び72は、それぞれ、プローブ92から入力される力及びユーザが加えた圧力を取得するのに適した任意のセンサを備えていてもよいことを理解されたい。
回路60は、センサ72が1つ又は複数(例えば、2つ)の円周位置で適切な力を検出したときを示し、それによって確実な(又は確実でない)流体接続を示す任意の適切な回路である。ある実施形態では、回路60は、センサ72が1つ又は複数(例えば、2つ)の周方向位置で適切な力を検出したときに作動する表示灯などの指示装置を備え、それにより確実な接続を示す。ある実施形態では、回路60は、振動装置(例えば、振動モータ)を備え、センサ72が1つ又は複数(例えば、2つ)の周方向位置で適切な力を検出すると、振動装置は、接続確認器10を振動させて確実な接続を示す。例えば、振動装置は、振動する偏心カムを備えるモータ、又は印加される波形に応じて振動する圧電装置の形を取ることができる触覚型装置であってもよい。圧電装置は、可聴出力を生成することもできる。ある実施形態では、回路60は、音響装置(例えば、スピーカ及び他の必要な音響機器)を備え、センサ72が1つ又は複数(例えば、2つ)の円周方向位置で適切な力を検出したときには、スピーカがノイズを出力して確実な接続を示す。回路60は、メモリ及びプログラム可能な入出力周辺機器とともに1つ又は複数の中央処理装置(CPU)を含むマイクロコントローラを更に備えていてもよい。後でより詳細に説明するように、マイクロコントローラは、次の目的で使用されてもよい。確実な接続の確認時に表示灯(又は他の指示装置)を起動する、送信装置を使用して、遠隔地における受信器に確実な接続(又は確実でない接続)を示す信号の送信を開始する、及び機器故障指示器を起動する。
接続確認器10は、回路60に電気的に接続された送信装置と、任意にメモリ装置又はマイクロコントローラと、を更に備える。送信装置は、流体接続が確実であること、又は確実でないことを示す信号を遠隔地に送信するように構成される。ある実施形態では、送信装置は、ワイヤ又は光ファイバーケーブルなどの電気ケーブル(つまり、物理的な接続形態)を介して信号を送信するように構成される。送信装置は、相互統合回路(IC)、コントローラエリアネットワーク(CAN)、ローカル相互接続ネットワーク(LIN)、又は当技術分野で知られている任意の適切な通信プロトコルを使用してもよい。ある実施形態では、送信装置は、送信されたデータ(すなわち、流体接続部が確実に接続されているかどうか)を記録する遠隔地にある受信器に無線通信を送信するように構成される。送信装置は、当技術分野で知られている任意の適切な方法、例えば、Bluetooth(登録商標)通信、無線周波数、赤外線、及びWi-Fi(登録商標)通信を使用してデータを送信してもよい。ある実施形態では、送信装置は、流体接続部識別番号、接続確認器識別番号、接続確認器の残り寿命、車両識別番号(VIN)、部品番号(例えば、エンジン、ラジエータ等)及びその部品のシリアル番号、流体接続が確実であることの確認、及び/又は流体接続が確実でないことの確認を送信してもよい。ある実施形態では、接続確認器は、コンピュータなどの別の装置と連動して動作し、各検査の電子記録を保持し、合格/不合格ラベルを印刷することができる。
接続確認器10は、接続確認器10が交換されるべきであることを示す、ライト、振動装置、又は音響装置等の機器故障指示器を更に備えていてもよい。本実施形態では、接続確認器10は、例えば、事前定義数でプログラムされたメモリ装置又はマイクロコントローラを含むことができ、接続確認器10が事前定義数に等しい回数使用されると、機器故障指示器が作動する(すなわち、ライトが点灯する、振動装置が振動する、音響装置が音を出す)ようになる。マイクロコントローラは、接続確認器10が使用された回数を集計し、安全係数を伴うプリセット余寿命計算を使用して、接続確認器の残り寿命を継続的に決定してもよい。
図7は、流体接続部160と係合した接続確認器10の斜視図である。図8は、図7の線8-8に概ね沿う接続確認器10の断面図である。図9は、図8の細部9に概ね沿う接続確認器10の詳細図である。以下の説明は、図1~図9と照らし合わせて解釈されたい。流体接続部160は、概して、チューブ端形成部120と、流体コネクタ140と、スナップリング150と、を備える。
チューブ端形成部120は、端部122と、セクション123と、肩部127と、セクション129と、端部132と、貫通ボア121と、を備える。貫通ボア121は、端部122から端部132までチューブ端形成部120を通って延びる。セクション123は、端部122と肩部127との間に配置されており、径方向外向面124を備える。径方向外向面124は、実質的に一定の直径を含む。肩部127は、セクション123とセクション129との間に配置されており、径方向外向面126を備える。径方向外向面126は、線形円錐形状であり、軸方向AD2において直径が増大する。セクション129は、肩部127と端部132との間に配置されており、径方向外向面130を備える。図示の実施形態では、径方向外向面130は、端部132から肩部表面128の近くまでは一定の直径を有し次に肩部表面128の近くで増大する直径を有する、変化する直径を備える。ある実施形態では、径方向外向面130は、実質的に一定の直径を含む。肩部127は、肩部表面128を介して径方向外向面130に接続される。チューブ端形成部120は、流体コネクタ140に挿入、具体的には端部122を最初に挿入されるように構成される。チューブ端形成部120は、線形斜面又は非線形(すなわち、曲線の)斜面を利用してもよく、スナップリング150が肩部127上に留まるまで流体コネクタ140に挿入される。チューブ端形成部120は、チューブ端形成部の外側面を径方向外側及び軸方向に延びる斜面を備え流体コネクタ内でスナップリング又はワイヤクリップを変位させて流体コネクタ内でチューブ端形成部を固定する、任意の従来のチューブ端形成部であってもよいことを理解されたい。流体接続部160がしっかりと接続されていることを決定するために、接続確認器10は、後でより詳細に説明するように、スナップリング150が肩部127上に「留まった」ことを本質的に確認する。
流体コネクタ140は、貫通ボア142と、径方向内向面144と、径方向内向面146と、径方向外向面148と、を備える。径方向外向面148は、溝149を備える。スナップリング150は、溝149内に配置される。スナップリング150は、突起152A,152B,及び152Cを備える(図10を参照)。突起152A~Cは、溝149の穴を通って径方向内側に延びて、肩部127、具体的には肩部表面128と係合する。
流体接続部160が確実に接続されていることを確認するためには、まず、接続確認器10は、開部11を通してチューブ端形成部120の周りに配置される。次に、接続確認器10は、図7に示される係合位置になるまで、軸方向AD1にチューブ端形成部120に対して滑り下ろされる。図7~図9において、接続確認器10は、プローブ92、具体的には係合縁96がスナップリング150又は肩部表面128(図示せず)に接触するまで軸方向AD1にチューブ端形成部120に対して滑り下ろされる。ユーザは、センサ70A~Cによって決定されるように、所定のしきい値以上の力を上面22又は接続確認器10に加える。前縁96が1つ又は複数の突起と接触している場合、ユーザが加えた力によりプローブ92に力が生じ、1つ又は複数の突起の円周位置に配置された1つ又は複数のセンサ72によって検出される。プローブ92上の突起の力を検出するセンサは、隣接するセンサ又は他のセンサよりも高いレベルの力で読み取り、これにより、突起が存在しその突起が肩部127上で適切に「留まって」いることを示す。ある実施形態では、センサ70が、少なくとも2つの突起が肩部127上で適切に「留まって」いることを検出した場合には、流体接続部160が適切に接続されていると決定される。図9に示すように、プローブ92は、チューブ端形成部120と流体コネクタ140との間を滑り降ろされる。具体的には、プローブ92は、径方向外向面130と径方向内向面144との間を滑り、スナップリング150の1つ又は複数の突起150A~Cと係合する。スナップリング150が流体コネクタ140上に配置されていない場合、係合縁96は、肩部表面128(図示せず)まで下がり続く。この場合、ユーザが加えた力によりプローブ92に力が生じるが、プローブ92にかかる力は、前縁96の周りに均等に分散される。したがって、センサ72A~Lはすべて、同じレベルの力を読み取り、これにより、突起が存在しないことと、スナップリング150が流体接続部160に接続されていない、又は適切に接続されていないことと、を示す。
図10は、スナップリング150と相互に作用している回路60及びブーツ80の立面図である。回路60は半透明で示され、プローブ92は点線で示されており、前縁96と突起150A~Cとの係合をより容易に見ることができる。図10に示すように、ユーザが加えた力により、前縁96は、この例では突起150B及び150Cと相互に作用する。この相互作用により、ブーツ92にたわみが生じ、少なくとも、突起150Bと円周方向に整列するセンサ72Hと、突起150Cと円周方向に整列するセンサ72Bと、に合成力が生じる。センサ72H及び72Bの合成力は、センサ72A、72C-G、及び72I-Lの合成力よりも実質的に大きく、これにより、2つの突起(例えば、突起150B~C)が存在し、流体接続部160が適切に接続されていることを示す。センサ72は、プローブ92の周囲に沿った圧力勾配又は力の変化を検出し、回路60及び/又はマイクロコントローラ及び/又はコンピュータは、圧力勾配に基づいて、1つ又は複数の突起の存在があるかどうか、及びもしそうであれば、チューブ端形成部120が、流体コネクタ140に適切に接続されているかを決定する。
ある実施形態では、回路60は、センサ72A~Hの代わりに複数の導電性パッドを備える。この実施形態では、壇部100又は表面98は、導電パッドに直接接触し、個々のスイッチのように振る舞う。ブーツ80は、系統アースに電気的に接合される金属又は同様の導電性材料を備えていてもよい。導電性入力パッドは、マイクロコントローラによって監視され、引き出される。表面98又は壇部100が導電性入力パッドに接触すると、アースへの短絡が発生し、入力が低くなり、マイクロコントローラがこれを検出する(エッジ トリガー イベント)。
ある実施形態では、回路60は、可撓性であり、表面98上に配置される。この実施形態では、回路60上に配置された1つ又は複数のセンサがブーツ80のたわみを検出する。周方向の位置におけるプローブ92のたわみが所定の距離に等しい場合、スナップリングの突起が存在すると決定される。
図11は、接続確認器210の斜視図である。図12は、接続確認器210の分解斜視図である。接続確認器210は、概して、キャップ220と、本体240と、回路又は回路基板260と、ブーツ280と、開部211と、を備える。接続確認器210が完全に組み立てられると、キャップ220、本体240、回路260、及びブーツ280はすべて回転不能に接続される。以下の説明は、図11~図12と照らし合わせて解釈されたい。
キャップ220は、上面222と、底面224と、径方向内向面226と、径方向外向面228と、開部221と、を備える。キャップ220は、略円筒形であるが、キャップ220は、本体240と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。キャップ220は、底面224に接続され底面224から延びるプラグ部230を更に備える。径方向内向面226は、径方向外向面228と実質的に同心である。径方向内向面226は、図示されるように開いていて開部221を形成する。プラグ部230は、本体240の開口部256に係合するように構成される。ある実施形態では、キャップ220は、プラグ部230と開口部256の間の締まり嵌め又は圧入によって本体240に固定される。ある実施形態では、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ねじ、釘、ボルト等によって本体240に固定される。ある実施形態では、キャップ220は、プラグ部230を備えていなくてもよく、上面242に固定されてもよいことを理解されたい。キャップ220が本体240に固定されると、底面224は、上面242に隣接するか、又は上面242に実質的に近接して配置される。
図13は、本体240の底斜視図である。以下の説明は、図11~図13と照らし合わせて解釈されたい。本体240は、上面242と、底面244と、径方向内向面246と、径方向外向面248と、開部241と、を備える。本体240は、略円筒形であるが、本体240は、キャップ220及びブーツ280と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。本体240は、底面244に接続され底面244から延びるプラグ部250を更に備える。径方向内向面246は、径方向外向面248と実質的に同心である。径方向内向面246は、図示されるように開いていて開部241を形成する。プラグ部250は、ブーツ280に係合するように構成される。具体的には、プラグ部250は、ブーツ280の開口部291に係合し、固定されたときに底面252が表面290に隣接するか、又は実質的に近接して配置される。ある実施形態では、本体240は、プラグ部250と開口部291の間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ280に固定される。ある実施形態では、本体240は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えばリベット、ネジ、釘、ボルト等によってブーツ280に固定される。ある実施形態では、本体240は、プラグ部250を備えていなくてもよく、上面282に固定されてもよいことを理解されたい。本体240がブーツ280に固定されると、底面244は、上面282に隣接するか、又は上面282に実質的に近接して配置される。本体240は、開口部256内に配置された1つ又は複数の垂直部材を更に備える。ある実施形態では、本体240はプラグ部250を備えない。図示の実施形態では、本体240は、3つの垂直部材254A~Cを備える。後でより詳細に説明するように、垂直部材254A~Cは、回路260の上面262上に配置された近接センサ270A~Cに係合又は延びるように円周方向に間隔を空けて配置される。ある実施形態では、垂直部材254Bは、垂直部材254Aから円周方向に略90度間隔を空けて配置され、垂直部材254Cは、垂直部材254Bから円周方向に略90度間隔を空けて配置され、垂直部材254Aは、垂直部材254Cから円周方向に略180度間隔を空けて配置される。
図14Aは、ブーツ280の正面上斜視図である。図14Bは、ブーツ280の背面底斜視図である。図14Cは、ブーツ280の上立面図である。図14Dは、ブーツ280の正面立面図である。図14Eは、ブーツ280の右側立面図である。以下の説明は、図11~図14Eと照らし合わせて解釈されたい。ブーツ280は、上面282と、底面284と、径方向内向面286と、径方向外向面288と、開部281と、を備える。ブーツ280は、略円筒形であるが、ブーツ280は、本体240及び回路260と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。径方向内向面286は、径方向外向面288と実質的に同心である。ブーツ280は、上面282から表面290まで延びる開口部291と、表面290から表面298まで延びる開口部293と、を更に備える。前述のように、開口部291は、底面244が上面282に隣接するか又は実質的に近接して配置され、底面252が表面290に隣接するか又は実質的に近接して配置されるように、プラグ部250に係合するように構成される。本体240及びブーツ280が完全に係合すると、垂直部材254A~Cは、開口部293内に延びる。回路260は、開口部293内に収まるように構成される。ある実施形態では、回路260は、径方向外向面268と開口部293(すなわち、径方向内向面286)との間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ280に固定される。ある実施形態では、回路260は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ねじ、釘、ボルト等によってブーツ280に固定される。ブーツ280は、底面284に接続され底面284から延びるプローブ292を更に備える。プローブ292は、径方向内向面294と、係合縁296と、を備える。係合縁296は、後でより詳細に説明されるように、流体接続部のスナップリングと係合して、流体接続部が適切に接続されているかどうかを決定するように構成される。図示された実施形態では、プローブ292は、1つ又は複数のセクション、具体的には、1つ又は複数のスリット又はスペース302によって互いに分離されたセクション292A~Hを備える。スリット302によってプローブ292をセクション292A~Hに分割することにより、隣接するセンサにかかる力がより小さくなるため、接続確認器210は、スナップリングの突起の円周方向の位置をより適切に分離することができる。例えば、セクション292Cが突起150B上に配置されている場合、セクション292Cのみがたわみ、セクション292Cと円周方向に位置合わせされたセンサを動作させるが、セクション292B又は292Dと円周方向に位置合わせされたセンサを動作させない。ある実施形態では、ブーツ280は、単一の成形された柔軟なゴム要素である。ある実施形態では、表面298は、1つ又は複数の壇部300を更に備える。壇部300は、表面298とセンサ272との間に配置される。ある実施形態では、図14Cに示すように、プローブ292のセクションごとに1つの壇部がある。
ある実施形態では、回路260は、センサ272A~Hの代わりに複数の導電性パッドを備える。この実施形態では、壇部300又は表面298は、導電パッドに直接接触し、個々のスイッチのように振る舞う。ブーツ280は、系統アースに電気的に接合される金属又は同様の導電性材料を備えていてもよい。導電性入力パッドは、マイクロコントローラによって監視され、引き出される。表面298又は壇部300が導電性入力パッドに接触すると、アースへの短絡が発生し、入力が低くなり、マイクロコントローラがこれを検出する(エッジ トリガー イベント)。
ある実施形態では、回路260は可撓性であり、表面298上に配置される。この実施形態では、回路260上に配置された1つ又は複数のセンサが、ブーツ280、より具体的には、セクション292A~Hのたわみを検出する。周方向の位置におけるプローブ292のたわみが所定の距離に等しい場合、スナップリングの突起が存在すると決定される。
図15は、回路260の底斜視図である。以下の説明は、図11~図15と照らし合わせて解釈されたい。
ある実施形態では、回路260は、回路基板(例えば、プリント回路基板)を備える。回路260は、上面262と、底面264と、径方向内向面266と、径方向外向面268と、開部261と、を備える。回路260は、略ディスク形状又は円筒形であるが、回路260は、ブーツ280内の配置に適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。径方向内向面266は、径方向外向面268と実質的に同心である。径方向内向面266は、図示されるように開いていて開部261を形成する。前述のように、回路260は、ブーツ280、具体的には開口部293内に配置され、底面264が表面298に隣接するか又は実質的に近接して配置される。ある実施形態では、回路260は、径方向外向面268と開口部293との間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ280に固定される。ある実施形態では、回路260は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ねじ、釘、ボルト等によってブーツ280に固定される。ある実施形態では、回路260は、プリント回路である。回路260は、上面262上に配置された1つ又は複数のセンサを更に備える。図示される実施形態では、回路260は、上面262上に配置された3つのセンサ270A~Cを備える。センサ270A~Cは、本体240、具体的には垂直部材254A~Cとそれぞれ接続するように動作可能に構成された差分/トリガーセンサであり、(一度でもユーザが所定のしきい値を満たす十分な力を加えると)試験を開始し、ユーザによる不均一な圧力を補正するために使用できる差分基準力を提供する(すなわち、センサ270A~Cは、ユーザが接続確認器210に均一な圧力を加えているかどうかを決定する)。センサ270A~Cは、垂直部材254A~Cとそれぞれ整列するように、上面262の周りに円周方向に間隔を空けて配置される。ある実施形態では、センサ270Bは、センサ270Aから円周方向に略90度の間隔を空けて配置され、センサ270Cは、センサ270Bから円周方向に略90度の間隔を空けて配置され、センサ270Aは、センサ270Cから円周方向に略180度の間隔を空けて配置される。回路260は、底面264に配置された1つ又は複数のセンサ272を更に備える。センサ272は、プローブ292に加えられた力を検出してスナップリングの突起の存在を決定する(すなわち、2つの突起が検出された場合、流体接続部は適切に接続されたと決定する)ように動作可能に構成された入力センサ(入力センサ列)である。図示された実施形態では、回路は、底面264の周りに円周方向に間隔を空けて配置されたセンサ272A~Lを備える。センサ272A~Lは、プローブ292が平らな表面、例えば、チューブ端形成部の肩部表面に押付けられたときに、互いに同じ大きさの力を検出し、したがって、突起が存在しておらず(すなわち、チューブ端形成部の肩部の後ろで留められており)流体接続部が適切に接続されていないことを示す。垂直部材254A~Cは、開口部293を通って下方に延び、センサ270A~Cでそれぞれ終端する。上面222に力が加えられると、垂直部材254A~Cとセンサ270A~Cとの間に生じる圧縮により、加えられた圧力の大きさをユーザが決定することを可能にする基本変数が提供される。この基本変数は、所定のしきい値以上である必要がある。ある実施形態では、センサ270A~C及び272は、NextInput,Inc.のForceTouch(商標)センサ又はNextInput,Inc.のForceGauge(商標)センサを備える。しかしながら、センサ270A~C及び272は、それぞれ、プローブ292から入力される力及びユーザが加えた圧力を取得するのに適した任意のセンサを備えていてもよいことを理解されたい。
回路260は、センサ272が1つ又は複数(例えば、2つ)の円周位置で適切な力を検出したときを示し、それによって確実な(又は確実でない)流体接続を示す任意の適切な回路である。ある実施形態では、回路260は、センサ272が1つ又は複数(例えば、2つ)の周方向位置で適切な力を検出したときに作動する表示灯等の指示装置を備え、それにより確実な接続を示す。ある実施形態では、回路260は、振動装置(例えば、振動モータ)を備え、センサ272が1つ又は複数(例えば、2つ)の周方向位置で適切な力を検出すると、振動装置は、接続確認器210を振動させて確実な接続を示す。例えば、振動装置は、振動する偏心カムを備えるモータ、又は印加される波形に応じて振動する圧電装置の形を取ることができる触覚型装置であってもよい。圧電装置は、可聴出力を生成することもできる。ある実施形態では、回路260は、音響装置(例えば、スピーカ及び他の必要な音響機器)を備え、センサ272が1つ又は複数(例えば、2つ)の円周方向位置で適切な力を検出したときには、スピーカがノイズを出力して確実な接続を示す。回路260は、メモリ及びプログラム可能な入出力周辺機器とともに1つ又は複数の中央処理装置(CPU)を含むマイクロコントローラを更に備えていてもよい。後でより詳細に説明するように、マイクロコントローラは、次の目的で使用されてもよい。確実な接続の確認時に表示灯(又は他の指示装置)を起動する、送信装置を使用して、遠隔地における受信器に確実な接続(又は確実でない接続)を示す信号の送信を開始する、及び機器故障指示器を起動する。
接続確認器210は、回路260に電気的に接続された送信装置と、任意にメモリ装置又はマイクロコントローラと、を更に備える。送信装置は、流体接続が確実であること、又は確実でないことを示す信号を遠隔地に送信するように構成される。ある実施形態では、送信装置は、ワイヤ又は光ファイバーケーブル等の電気ケーブル(つまり、物理的な接続形態)を介して信号を送信するように構成される。送信装置は、相互統合回路(IC)、コントローラエリアネットワーク(CAN)、ローカル相互接続ネットワーク(LIN)、又は当技術分野で知られている任意の適切な通信プロトコルを使用してもよい。ある実施形態では、送信装置は、送信されたデータ(すなわち、流体接続部が確実に接続されているかどうか)を記録する遠隔地にある受信器に無線通信を送信するように構成される。送信装置は、当技術分野で知られている任意の適切な方法、例えば、Bluetooth(登録商標)通信、無線周波数、赤外線、及びWi-Fi(登録商標)通信を使用してデータを送信してもよい。ある実施形態では、送信装置は、流体接続部識別番号、接続確認器識別番号、接続確認器の残り寿命、車両識別番号(VIN)、部品番号(例えば、エンジン、ラジエータ等)及びその部品のシリアル番号、流体接続が確実であることの確認、及び/又は流体接続が確実でないことの確認を送信してもよい。ある実施形態では、接続確認器は、コンピュータ等の別のデバイスと連動して動作し、各検査の電子記録を保持し、合格/不合格ラベルを印刷することができる。
接続確認器210は、接続確認器210が交換されるべきであることを示す、ライト、振動装置、又は音響装置等の機器故障指示器を更に備えていてもよい。本実施形態では、接続確認器210は、例えば、事前定義数でプログラムされたメモリ装置又はマイクロコントローラを含むことができ、接続確認器210が事前定義数に等しい回数使用されると、機器故障指示器が作動する(すなわち、ライトが点灯する、振動装置が振動する、音響装置が音を出す)ようになる。マイクロコントローラは、接続確認器210が使用された回数を集計し、安全係数を伴うプリセット余寿命計算を使用して、接続確認器の残り寿命を継続的に決定してもよい。
接続確認器10に関して上述した手順と同様に、流体接続部160が確実に接続されていることを確認するためには、まず、接続確認器210は、開部211を通してチューブ端形成部120の周りに配置される。次に、接続確認器210は、係合位置になるまで、軸方向AD1にチューブ端形成部120に対して滑り下ろされる。接続確認器210は、プローブ292、具体的には係合縁296がスナップリング150又は肩部表面128に接触するまで軸方向AD1にチューブ端形成部120に対して滑り下ろされる。ユーザは、センサ270A~Cによって決定されるように、所定のしきい値以上の力を上面222又は接続確認器210に加える。前縁296が1つ又は複数の突起と接触している場合、ユーザが加えた力によりプローブ292(すなわち、1つ又は複数のセクション292A~H)に力が生じ、1つ又は複数の突起の円周位置に配置された1つ又は複数のセンサ272によって検出される。プローブ292上の突起の力を検出するセンサは、隣接するセンサ又は他のセンサよりも高いレベルの力で読み取り、これにより、突起が存在しその突起が肩部127上で適切に「留まって」いることを示す。ある実施形態では、センサ270が、少なくとも2つの突起が肩部127上で適切に「留まって」いることを検出した場合には、流体接続部160が適切に接続されていると決定される。
具体的には、プローブ292は、径方向外向面130と径方向内向面144との間を滑り、スナップリング150の1つ又は複数の突起150A~Cと係合する。スナップリング150が流体コネクタ140上に配置されていない場合、係合縁296は、肩部表面128まで下がり続く。この場合、ユーザが加えた力によりプローブ292に力が生じるが、プローブ292にかかる力は、前縁296の周りに均等に分散される。したがって、センサ272A~Lはすべて、同じレベルの力を読み取り、これにより、突起が存在しないことと、スナップリング150が流体接続部160に接続されていない、又は適切に接続されていないことと、を示す。センサ272は、プローブ292の周囲に沿った圧力勾配又は力の変化を検出し、回路260及び/又はマイクロコントローラ及び/又はコンピュータは、圧力勾配に基づいて、1つ又は複数の突起の存在があるかどうか、及びもしそうであれば、チューブ端形成部120が、流体コネクタ140に適切に接続されているかを決定する。
図16Aは、触覚子500に接続された接続確認器310の正面斜視図である。図16Bは、接続確認器310及び触覚子500の背面斜視図である。図17Aは、接続確認器310の底斜視図である。図17Bは、接続確認器310の上斜視図である。図18Aは、接続確認器310の上分解斜視図である。図18Bは、接続確認器310の底分解斜視図である。接続確認器310は概ね、キャップ320と、本体340と、回路又は回路基板360と、ブーツ380と、開部311と、を備える。接続確認器310が完全に組み立てられると、キャップ320、本体340、回路360、及びブーツ380はすべて回転不能に接続される。以下の説明は、図16A~図18Bと照らし合わせて解釈されたい。
キャップ320は、上面322と、底面324と、径方向内向面326と、径方向外向面328と、開部321と、を備える。キャップ320は、略円筒形であるが、キャップ320は、本体340と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。径方向内向面326は、径方向外向面328と実質的に同心である。径方向内向面326は、図示されるように開いていて開部321を形成する。ある実施形態では、キャップ320は、1つ又は複数のボルトによって本体340に固定される。ある実施形態では、キャップ320は、構成要素の間の締まり嵌め又は圧入によって本体340に固定される。ある実施形態では、キャップ320は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ねじ、釘等によって本体340に固定される。キャップ320は、後でより詳細に説明されるように、ワイヤ502がポート374を通過して接続できるように動作可能に構成された開口部330を更に備える。
本体340は、上面342と、底面344と、径方向内向面346と、径方向外向面348と、開部341と、を備える。本体340は、略円筒形であるが、本体340は、キャップ320及びブーツ380と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。本体340は、底面344に接続され底面344から延びるプラグ部350を更に備える。径方向内向面346は、径方向外向面348と実質的に同心である。径方向内向面346は、図示されるように開いていて開部341を形成する。プラグ部350は、ブーツ380と係合するように構成される。具体的には、プラグ部350は、ブーツ380の開口部391と係合する。ある実施形態では、本体340は、プラグ部350と開口部391の間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ380に固定される。ある実施形態では、本体340は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えばリベット、ねじ、釘、ボルト等によってブーツ380に固定される。ある実施形態では、本体340は、プラグ部350を備えていなくてもよく、上面382に固定されてもよいことを理解されたい。本体340がブーツ380に固定されると、底面344は、上面382に隣接するか又は実質的に近接して配置される。
図19Aは、ブーツ380の上斜視図である。図19Bは、ブーツ380の底斜視図である。以下の説明は、図16A~図19Bと照らし合わせて解釈されたい。ブーツ380は、上面382と、底面384と、径方向内向面386と、径方向外向面388と、開部381と、を備える。ブーツ380は、略円筒形であるが、ブーツ380は、本体340及び回路360と嵌合するのに適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。径方向内向面386は、径方向外向面388と実質的に同心である。ブーツ380は、上面382から表面393まで延びる開口部391を更に備える。前述のように、開口部391は、底面344が上面382に隣接するか又は実質的に近接して配置され、底面352が表面393に隣接するか又は実質的に近接して配置されるように、プラグ部350に係合するように構成される。回路360は、開口部391内に収まるように構成される。ある実施形態では、回路360は、径方向外向面368と開口部391(すなわち、径方向内向面386)との間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ380に固定される。ある実施形態では、回路360は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ねじ、釘、ボルト等によってブーツ380に固定される。ブーツ380は、表面393に接続され表面393から延びるプローブ392を更に備える。プローブ392は、径方向内向面394と、係合縁396と、を備える。係合縁396は、図7~図10に関して上述したように、流体接続部のスナップリングと係合して、流体接続部が適切に接続されているかどうかを決定するように構成される。図示された実施形態では、プローブ392は、1つ又は複数のセクション、具体的には、1つ又は複数のスリット402によって互いに分離されたセクション392A~Hを備える。ある実施形態では、プローブ392は、ブーツ380から独立して形成された別個の構成要素であってもよい。スリット402によってプローブ392をセクション392A~Hに分割することにより、隣接するセンサにかかる力がより小さくなるため、接続確認器310は、スナップリングの突起の円周方向の位置をより適切に分離することができる。例えば、セクション392Cが突起150B上に配置されている場合、セクション392Cのみがたわみ、セクション392Cと円周方向に位置合わせされたセンサを動作させるが、セクション392B又は392Dと円周方向に位置合わせされたセンサを動作させない。ある実施形態では、ブーツ380は、単一の構成要素を備えていてもよいし、複数の構成要素から形成されていてもよい。ある実施形態では、ブーツ380は、金属又は同様の導電性材料を備えていてもよい。ある実施形態では、表面398は、1つ又は複数の壇部400を更に備える。壇部400は、表面393と回路360のセンサ372との間に配置される。ある実施形態では、図19Aに示すように、プローブ392のセクションごとに1つの壇部がある。ある実施形態では、ブーツ380は、上面382から延びる突起390を更に備える。突起390は、本体340の開口部356及びキャップ320の開口部330と協働して、ワイヤ502がポート374と接続できる通路を形成する。
ある実施形態では、接続確認器310は、予荷重要素376を更に備える。予荷重要素376は、ブーツ380の表面393と回路360の底面364との間に作動的に配置され、センサ372に予荷重を加える。本実施形態では、予荷重要素376によってセンサ372に加えられる予荷重は、センサ372が常に稼働することを保証する。センサ372のいずれかにかかる負荷の変化は、スナップリングの突起の存在を示す。ある実施形態では、予荷重要素376は、シリコーンゴムを備える。ある実施形態では、接続確認器310は、予荷重要素376とブーツ380の表面393との間に作動可能に配置されたスペーサ378を更に備える。そのような実施形態では、スペーサ378は、予荷重要素376と協働して、センサ372に予荷重を加える。
ある実施形態では、回路360は、センサ372A~Hの代わりに複数の導電性パッドを備える。この実施形態では、壇部400又は表面393は、導電パッドに直接接触し、個々のスイッチのように振る舞う。ブーツ380は、系統アースに電気的に接合される金属又は同様の導電性材料を備えていてもよい。導電性入力パッドは、マイクロコントローラによって監視され、引き出される。表面393又は壇部400が導電性入力パッドに接触すると、アースへの短絡が発生し、入力が低くなり、マイクロコントローラがこれを検出する(エッジ トリガー イベント)。
ある実施形態では、回路360は、可撓性であり、表面393上に配置される。この実施形態では、回路360上に配置された1つ又は複数のセンサがブーツ380、より具体的には、セクション392A~Hのたわみを検出する。周方向の位置におけるプローブ392のたわみが所定の距離に等しい場合、スナップリングの突起が存在すると決定される。
図20Aは、回路360の上斜視図である。図20Bは、回路360の底斜視図である。図21は、図17Bの線21-21に概ね沿う接続確認器310の断面図である。以下の説明は、図16A~図21と照らし合わせて解釈されたい。
ある実施形態では、回路360は、回路基板(例えば、プリント回路基板)を備える。回路360は、上面362と、底面364と、径方向内向面366と、径方向外向面368と、開部361と、を備える。回路360は、略ディスク形状又は円筒形であるが、回路360は、ブーツ380内の配置及び又は本体340への固定に適した任意の形状、例えば、正方形、長方形、卵形、楕円形、及び三角形の形状であってもよいことを理解されたい。ある実施形態では、回路360は、例えば、ネジ、ボルト、リベット、接着剤等のような任意の適切な手段によって本体340に固定される。径方向内向面366は、径方向外向面368と実質的に同心である。径方向内向面366は、図示されるように開いていて開部361を形成する。前述のように、回路360は、ブーツ380、具体的には開口部391内に配置され、底面364が表面393に隣接するか又は実質的に近接して配置される。ある実施形態では、回路360は、径方向外向面368と開口部391との間の締まり嵌め又は圧入によってブーツ380に固定される。ある実施形態では、回路360は、接着剤又は別の適切な接続方法、例えば、リベット、ネジ、釘、ボルト等によってブーツ380に固定される。ある実施形態では、回路360は、プリント回路である。回路360は、底面364に配置された1つ又は複数のセンサ372を更に備える。センサ372は、プローブ392に加えられた力を検出してスナップリングの突起の存在を決定する(すなわち、2つの突起が検出された場合、流体接続部は適切に接続されたと決定する)ように動作可能に構成された入力センサ(入力センサ列)である。図示された実施形態では、回路は、底面364の周りに円周方向に間隔を空けて配置されたセンサ372A~Hを備える。センサ372A~Hは、プローブ392が平らな表面、例えば、チューブ端形成部の肩部表面に押付けられたときに、互いに同じ大きさの力を検出し、したがって、突起が存在しておらず(すなわち、チューブ端形成部の肩部の後ろで留められており)流体接続部が適切に接続されていないことを示す。前述のように、予荷重要素376によってセンサ372A~Hに予荷重が加えられる。他のセンサに関して1つ又は複数のセンサ372A~Hに追加の力が加えられると、突起の存在が確認される。例えば、センサ372A及びセンサ372Eがセンサ372B~D及びセンサ372F~Hよりも高い負荷を受ける場合、2つの突起が存在し、触覚子500は流体接続部が適切に接続されていることを示す。ある実施形態では、センサ372は、NextInput,Inc.のForceTouch(商標)センサ又はNextInput,Inc.のForceGauge(商標)センサを備える。しかしながら、センサ372は、プローブ392から入力される力を取得するのに適した任意のセンサを備えていてもよいことを理解されたい。
ある実施形態では、回路360は、光センサを更に備える。例えば、回路360は、光送信器370A及び光受信器370Bを備える。光送信器370Aは、光信号を生成し、生成する光で送信される情報を符号化する。光送信器370Aは、光信号(又は光ビーム)を光受信器370B(例えば、自由空間光学システム)に伝える。光送信器370A及び光受信器370Bは、追加の安全装置として機能し、すなわち、接続確認器310が流体接続部のチューブ端形成部の周りに適切に配置されることを保証する。例えば、図7を参照すると、接続確認器310が流体接続部160上に適切に配置されている場合、光送信器370Aと光受信器370Bとの間の見通し線は切断され、光信号は光受信器370Bに決して到達しない。これは、流体接続部が適切に接続されているかを決定するときに触覚子500によって考慮される要件である。例えば、触覚子500が、2つの突起が存在する(すなわち、2つのセンサ372が他のセンサに対して増加した負荷を示している)ことを決定しかつ光送信器370Aと光受信器370Bとの間の見通し線が切断されている(すなわち、光受信器370Bは、光送信器370Aによって伝えられる光信号を受信しない)場合、触覚子500は、確認された接続を示す(例えば、振動、光の放出、音/アラームの放出によって)。ある実施形態では、本体340は、光送信器370A及び光受信器370Bのすぐ前に穴を備え、フィラー/プラグ(例えば、プラスチック)がその中に配置されて、光信号の送信を可能にする。
ある実施形態では、接続確認器310は、ワイヤ502及びポート374を介して触覚子500に接続される。電力は、ワイヤ502及び504を介して接続確認器310に供給されてもよい。触覚子500は、中央処理装置(CPU)を備えていてもよい。触覚子500は、流体接続部が適切に固定されているかどうかを判定し、ユーザに示してもよい。触覚子500は、回路360から1つ又は複数の信号、すなわち、センサ272のいずれかが増大した負荷を受けているかどうか、及び光受信器370Bが光送信器によって送信された光信号を受信しているかどうかを受信する。ある実施形態では、2つ又は複数のセンサ372が増大した負荷を受けており光受信器370Bが光送信器370Aからの光信号を受信していないと触覚子500が決定した場合、触覚子500は、流体接続が確認されたことを示す。触覚子500は、流体接続が確認されているかどうかを示すフィードバック(例えば、振動、指示光、指示音)を提供してもよい。回路360は、アース接続375を更に備えていてもよい。
回路360は、センサ372が1つ又は複数(例えば、2つ)の円周位置で適切な力を検出したときを示し、それによって確実な(又は確実でない)流体接続を示す任意の適切な回路である。ある実施形態では、回路360及び/又は触覚子500は、センサ372が1つ又は複数(例えば、2つ)の周方向位置で適切な力を検出しかつ光信号が光受信器370Bによって検出されないときに作動する表示灯などの指示装置を備え、それにより確実な接続を示す。ある実施形態では、回路360及び/又は触覚子500は、振動装置(例えば、振動モータ)を備え、センサ372が1つ又は複数(例えば、2つ)の周方向位置で適切な力を検出しかつ光信号が光受信器370Bによって検出されないと、振動装置は、接続確認器310及び又は触覚子500を振動させて確実な接続を示す。例えば、振動装置は、振動する偏心カムを備えるモータ、又は印加される波形に応じて振動する圧電装置の形を取ることができる触覚子500に配置されていてもよい。圧電装置は、可聴出力を生成することもできる。ある実施形態では、回路360及び/又は触覚子500は、音響装置(例えば、スピーカ及び他の必要な音響機器)を備え、センサ372が1つ又は複数(例えば、2つ)の円周方向位置で適切な力を検出しかつ光信号が光受信器370Bによって検出されないときには、スピーカがノイズを出力して確実な接続を示す。回路360及び/又は触覚子500は、メモリ及びプログラム可能な入出力周辺機器とともに1つ又は複数のCPUを含むマイクロコントローラを更に備えていてもよい。後でより詳細に説明するように、マイクロコントローラは、次の目的で使用されてもよい。確実な接続の確認時に表示灯、振動装置又は他の指示装置を起動する、送信装置を使用して、遠隔地における受信器に確実な接続(又は確実でない接続)を示す信号の送信を開始する、及び機器故障指示器を起動する。
接続確認器310は、回路360に電気的に接続された送信装置と、任意にメモリ装置又はマイクロコントローラと、を更に備える。送信装置は、流体接続が確実であること、又は確実でないことを示す信号を遠隔地に送信するように構成される。ある実施形態では、送信装置は、ワイヤ又は光ファイバーケーブルなどの電気ケーブル(つまり、物理的な接続形態)を介して信号を送信するように構成される。送信装置は、相互統合回路(IC)、コントローラエリアネットワーク(CAN)、ローカル相互接続ネットワーク(LIN)、又は当技術分野で知られている任意の適切な通信プロトコルを使用してもよい。ある実施形態では、送信装置は、送信されたデータ(すなわち、流体接続部が確実に接続されているかどうか)を記録する遠隔地にある受信器に無線通信を送信するように構成される。送信装置は、当技術分野で知られている任意の適切な方法、例えば、Bluetooth(登録商標)通信、無線周波数、赤外線、及びWi-Fi(登録商標)通信を使用してデータを送信してもよい。ある実施形態では、送信装置は、流体接続部識別番号、接続確認器識別番号、接続確認器の残り寿命、車両識別番号(VIN)、部品番号(例えば、エンジン、ラジエータ等)及びその部品のシリアル番号、流体接続が確実であることの確認、及び/又は流体接続が確実でないことの確認を送信してもよい。ある実施形態では、接続確認器310は、コンピュータなどの別の装置と連動して動作し、各検査の電子記録を保持し、合格/不合格ラベルを印刷することができる。
接続確認器310は、接続確認器310が交換されるべきであることを示す、ライト、振動装置、又は音響装置等の機器故障指示器を更に備えていてもよい。本実施形態では、接続確認器310は、例えば、事前定義数でプログラムされたメモリ装置又はマイクロコントローラを含むことができ、接続確認器310が事前定義数に等しい回数使用されると、機器故障指示器が作動する(すなわち、ライトが点灯する、振動装置が振動する、音響装置が音を出す)ようになる。マイクロコントローラは、接続確認器310が使用された回数を集計し、安全係数を伴うプリセット余寿命計算を使用して、接続確認器の残り寿命を継続的に決定してもよい。
接続確認器10,210に関して上述した手順と同様に、流体接続部160が確実に接続されていることを確認するためには、まず、接続確認器310は、開部311を通してチューブ端形成部120の周りに配置される。次に、接続確認器310は、係合位置になるまで、軸方向AD1にチューブ端形成部120に対して滑り下ろされる。接続確認器310は、プローブ392、具体的には係合縁396がスナップリング150又は肩部表面128に接触するまで軸方向AD1にチューブ端形成部120に対して滑り下ろされる。ユーザは、所定のしきい値以上の力を上面322又は接続確認器310に加える。前縁396が1つ又は複数の突起と接触している場合、ユーザが加えた力によりプローブ392(すなわち、1つ又は複数のセクション392A~H)に力が生じ、1つ又は複数の突起の円周位置に配置された1つ又は複数のセンサ372によって検出される。プローブ392上の突起の力を検出するセンサは、隣接するセンサ又は他のセンサよりも高いレベルの力で読み取り、これにより、突起が存在しその突起が肩部127上で適切に「留まって」いることを示す。ある実施形態では、センサ372が、少なくとも2つの突起が肩部127上で適切に「留まって」いることを検出した場合には、流体接続部160が適切に接続されていると決定される。
具体的には、プローブ392は、径方向外向面130と径方向内向面144との間を滑り、スナップリング150の1つ又は複数の突起150A~Cと係合する。スナップリング150が流体コネクタ140上に配置されていない場合、係合縁396は、肩部表面128まで下がり続く。この場合、ユーザが加えた力によりプローブ392に力が生じるが、プローブ392にかかる力は、前縁396の周りに均等に分散される。したがって、センサ372A~Hはすべて、同じレベルの力を読み取り、これにより、突起が存在しないことと、スナップリング150が流体接続部160に接続されていない、又は適切に接続されていないことと、を示す。センサ372は、プローブ392の周囲に沿った圧力勾配又は力の変化を検出し、回路360及び/又はマイクロコントローラ及び/又はコンピュータは、圧力勾配に基づいて、1つ又は複数の突起の存在があるかどうか、及びもしそうであれば、チューブ端形成部120が、流体コネクタ140に適切に接続されているかを決定する。
上記の開示の様々な態様と他の特徴及び機能、そしてその代替例が望ましい形で組み
合わされて他の多様なシステム又は用途が得られることが認識されるだろう。現在は予
見又は予測できない様々な代替例、変形、変更、改良が当該技術の熟練者により今後行
われることがあり、これらも以下の請求項に含まれることが意図されている。
10 接続確認器
11 開部
20 キャップ
21 開部
22 上面
24 底面
26 径方向内向面
28 径方向外向面
30 プラグ部
40 本体
41 開部
42 上面
44 底面
46 径方向内向面
48 径方向外向面
50 プラグ部
52 底面
54A 垂直部材
54B 垂直部材
54C 垂直部材
56 開口部
60 回路(又は回路基板)
61 開部
62 上面
64 底面
66 径方向内向面
68 径方向外向面
70A センサ
70B センサ
70C センサ
72A センサ
72B センサ
72C センサ
72D センサ
72E センサ
72F センサ
72G センサ
72H センサ
72I センサ
72J センサ
72K センサ
72L センサ
80 ブーツ
81 開部
82 上面
84 底面
86 径方向内向面
88 径方向外向面
90 表面
91 開口部
92 プローブ
93 開口部
94 径方向内向面
96 係合縁
98 表面
100 壇部
120 チューブ端形成部
121 貫通ボア
122 端部
123 セクション
124 径方向外向面
126 径方向外向面
127 肩部
128 肩部表面
129 セクション
130 径方向外向面
132 端部
140 流体コネクタ
142 貫通ボア
144 径方向内向面
146 径方向内向面
148 径方向外向面
149 溝
150 スナップリング
152A 突起
152B 突起
152C 突起
160 流体接続部
210 接続確認器
211 開部
220 キャップ
221 開部
222 上面
224 底面
226 径方向内向面
228 径方向外向面
230 プラグ部
240 本体
241 開部
242 上面
244 底面
246 径方向内向面
248 径方向外向面
250 プラグ部
252 底面
254A 垂直部材
254B 垂直部材
254C 垂直部材
256 開口部
260 回路(又は回路基板)
261 開部
262 上面
264 底面
266 径方向内向面
268 径方向外向面
270A センサ
270B センサ
270C センサ
272A センサ
272B センサ
272C センサ
272D センサ
272E センサ
272F センサ
272G センサ
272H センサ
272I センサ
272J センサ
272K センサ
272L センサ
280 ブーツ
281 開部
282 上面
284 底面
286 径方向内向面
288 径方向外向面
290 表面
291 開口部
292 プローブ
293 開口部
292A プローブ
292B プローブ
292C プローブ
292D プローブ
292E プローブ
292F プローブ
292G プローブ
292H プローブ
294 径方向内向面
296 係合縁
298 表面
300 壇部
302 スリット
310 接続確認器
311 開部
320 キャップ
321 開部
322 上面
324 底面
326 径方向内向面
328 径方向外向面
330 開口部
340 本体
341 開部
342 上面
344 底面
346 径方向内向面
348 径方向外向面
350 プラグ
352 底面
360 回路(又は回路基板)
361 開部
362 上面
364 底面
366 径方向内向面
368 径方向外向面
370A 送信器(又は受信器)
370B 受信器(又は送信器)
372 センサ
372A センサ
372B センサ
372C センサ
372D センサ
372E センサ
372F センサ
372G センサ
372H センサ
374 ポート
375 アース接続
376 予荷重要素
378 スペーサ
380 ブーツ
381 開部
382 表面
384 底面
386 径方向内向面
388 径方向外向面
390 突起
391 開口部
392 プローブ
392A セクション
392B セクション
392C セクション
392D セクション
392E セクション
392F セクション
392G セクション
392H セクション
393 表面
394 径方向内向面
396 係合縁
400 壇部
402 スリット
500 触覚子
502 ワイヤ
504 ワイヤ
F 力
AD1 軸方向
AD2 軸方向

Claims (14)

  1. チューブ端形成部、流体コネクタ、及び1つ又は複数の突起を有するスナップリングを含む流体接続部であって、前記チューブ端形成部が肩部を有し前記スナップリングの前記1つ又は複数の突起が前記肩部上に留まるまで前記流体コネクタに挿入される流体接続部を確認する接続確認器であって、
    第1上面と、
    第1底面と、
    第1径方向外向面と、
    第1径方向内向面と、
    前記第1径方向外向面と前記第1径方向内向面との間に配置された第1開口部と、
    前記第1底面から延び、前記スナップリングの前記1つ又は複数の突起と係合するように動作可能に構成されたプローブと、
    を含むブーツと、
    前記第1底面に近接して前記第1開口部に配置され、前記プローブに加えられた力を検出するように動作可能に構成された回路と、
    を備え、
    前記回路は、
    第2上面と、
    前記力を検出するように動作可能に構成された複数の入力センサが円周方向に配置された第2底面と、
    を備え、
    前記プローブは、前記1つ又は複数の突起と円周方向に整列する前記プローブの1つ又は複数の部分にたわみが生じて、前記1つ又は複数の突起と円周方向に整列する前記複数の入力センサのうちのある入力センサに力を生じさせるように動作可能に構成され、
    前記回路は、前記複数の入力センサの各々によって検出される力を比較し前記流体接続部が適切に接続されているかを決定するように動作可能に構成される、
    接続確認器。
  2. 前記ブーツと前記第2底面との間に動作可能に配置され、前記複数の入力センサに予荷重を加える予荷重要素を更に備える、
    請求項1記載の接続確認器。
  3. 前記プローブは、1つ又は複数のスリットによって分離された1つ又は複数のセクションを備える、
    請求項1記載の接続確認器。
  4. 前記ブーツに係合し前記第1開口部に前記回路を固定するように構成された本体を更に備える、
    請求項1記載の接続確認器。
  5. 前記本体は、
    第3上面と、
    第3底面と、
    第3径方向外向面と、
    第3径方向内向面と、
    前記第3底面から延び前記第1開口部に係合するように構成されたプラグ部と、
    を備える、
    請求項4記載の接続確認器。
  6. 前記回路に接続された触覚子を更に備え、
    前記触覚子は、振動、光、及び/又は音の形態のフィードバックを提供する、
    請求項1記載の接続確認器。
  7. 前記流体接続部の前記チューブ端形成部に係合するように構成された開部を更に備える、
    請求項1記載の接続確認器。
  8. 前記回路は、接続確認器が前記チューブ端形成部の周りに適切に配置されているかを検出するように動作可能に構成された光センサを更に備える、
    請求項7記載の接続確認器。
  9. チューブ端形成部、流体コネクタ、及び1つ又は複数の突起を有するスナップリングを含む流体接続部であって、前記チューブ端形成部が肩部を有し前記スナップリングの前記1つ又は複数の突起が前記肩部上に留まるまで前記流体コネクタに挿入される流体接続部に係合する接続確認器であって、
    第1上面と、
    第1底面と、
    第1径方向外向面と、
    第1径方向内向面と、
    前記第1径方向外向面と前記第1径方向内向面との間に配置された第1開口部と、
    前記スナップリングの前記1つ又は複数の突起に係合するように動作可能に構成された係合縁を含むプローブと、
    を含むブーツと、
    前記第1開口部に動作可能に配置され、前記プローブに加えられた力を検出する回路と、
    前記第1開口部に係合し前記回路を前記ブーツ内に封じるように構成された本体と
    を備え、
    前記回路は、
    第2上面と、
    前記力を検出するように動作可能に構成された複数の入力センサが円周方向に配置された第2底面と、
    を備え、
    前記プローブは、前記1つ又は複数の突起と円周方向に整列する前記プローブの1つ又は複数の部分にたわみが生じて、前記1つ又は複数の突起と円周方向に整列する前記複数の入力センサのうちのある入力センサに力を生じさせるように動作可能に構成され、
    前記回路は、前記複数の入力センサの各々によって検出される力を比較し前記流体接続部が適切に接続されているかを決定するように動作可能に構成される、
    接続確認器。
  10. 前記ブーツと前記第2底面との間に動作可能に配置され、前記複数の入力センサに予荷重を加える予荷重要素を更に備える、
    請求項9記載の接続確認器。
  11. 前記プローブは、1つ又は複数のスペースによって円周方向に分離された1つ又は複数のセクションを備える、
    請求項9記載の接続確認器。
  12. 前記チューブ端形成部に係合するように構成された開部を更に備える、
    請求項9記載の接続確認器。
  13. 前記回路は、接続確認器が前記チューブ端形成部に適切に配置されているかを検出するように動作可能に構成された光センサを更に備える、
    請求項9記載の接続確認器。
  14. 前記回路に接続された触覚子を更に備え、
    前記触覚子は、フィードバック装置を含む、
    請求項9記載の接続確認器。
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