JP7295649B2 - 真空包装装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、真空包装装置に関する。より具体的には、チャンバー内に真空包装袋の受け皿を有する真空包装装置において、真空包装袋の大きさに応じて受け皿の高さを変えることによって、真空包装袋を受け皿に案内する案内板の傾斜角を変更することができる真空包装装置に関する。
真空包装は、内容物(被包装物)を入れた包装袋から空気を脱気して、密封する包装である。真空包装は、内容物の変質などを防止することができ、例えば食品業や工業の分野で広く利用されている。
従来の真空包装装置は、上下に分割したアッパーチャンバーとロアーチャンバーによって、減圧室を構成している。内容物を入れた真空包装袋(以下、単に包装袋と称する)は、ロアーチャンバーに載置する。アッパーチャンバーは、ドーム状或いは平板状に形成され、装置の背面側に設けたヒンジ機構によって上方に開く。真空包装装置の内部には、脱気した包装袋の口部を閉じるための閉成ブロックが設けられている。閉成ブロックは、下側閉成ブロックと上側閉成ブロックとに分割されており、包装袋の口側が下側閉成ブロック上に配置される。
そして、ロアーチャンバーの底板に包装袋の本体を載置し、包装袋の口部を下側閉成ブロックに載置した状態で、アッパーチャンバーを閉じ、真空ポンプにより、真空包装装置内の空気を脱気することで、同時に包装袋内の空気を脱気する。包装袋内の空気が脱気されると下側閉成ブロックが上側閉成ブロックに押し付けられると共に、下側閉成ブロックに設けられたヒータに通電することで、脱気した包装袋の口を閉じられる。その後、下側閉成ブロックが元の位置に戻されて、真空包装作業が完了する。
従来の真空包装装置において、ロアーチャンバーの底板に包装袋の本体を載置した場合、例えば、被包装物に高温の液体が含まれる場合、脱気動作を繰り返し実行することによって底板の温度が高くなり、包装袋本体を変形させる恐れがある。そのため、ロアーチャンバーの底板の上に案内板を設置して、その案内板の上に包装袋の本体を載置する対策が講じられている。
特開2015-3742号公報
真空包装装置においては、多種類の真空包装袋を対象としている。このため、包装袋の種類に応じて、受け皿の先端部の高さを適宜調整する必要がある。即ち、小さい包装袋を対象とした場合、大きい包装袋と同じ高さで受け皿を配置すると、下側閉成ブロックの高さが影響して包装袋の下側に被包装物が偏ることになる。包装袋の下側に被包装物が偏ったものは、真空包装後の包装袋を綺麗に重ねることが出来ず、保存・保管に支障をきたすことになる。また、包装袋の下側に被包装物が偏ったものは見栄えが悪くなり、商品として販売することも不適格と判断されるととなり、その対策が望まれる。
本発明が解決しようとする課題は、チャンバー内に包装袋の受け皿を有する真空包装装置において、包装袋の大きさに応じて受け皿の高さを変えることによって、包装袋を受け皿に案内する案内板の傾斜角を変更することができる真空包装装置を提供することにある。
実施形態の真空包装装置は、チャンバー内に真空包装袋を載置させる受け皿を有する真空包装装置において、大きい真空包装袋を真空包装する場合に、前記チャンバー内の底板に前記受け皿を直置きする第1の使用形態と、小さい真空包装袋を真空包装する場合に、前記受け皿の先端部の高さを設定する受け皿支持部材を取り付ける第2の使用形態と、を有し、前記真空包装袋を前記受け皿に案内する案内板の傾斜角は、前記第1の使用形態の場合の傾斜角よりも前記第2の使用形態の場合の傾斜角が小さく設定される
実施形態に係る真空包装装置の第1の使用形態の斜視図と側面図。 実施形態に係る真空包装装置の第1の使用形態における側面の内部構成および一部拡大図。 実施形態に係る真空包装装置の第1の使用形態における案内板支持部と案内板との結合状態を示す斜視図、平面図、正面図、および側面図。 実施形態に係る真空包装装置の第1の使用形態における受け皿支持部の収納状態を示す斜視図、平面図、正面図、および側面図。 実施形態に係る真空包装装置の第2の使用形態の斜視図と側面図。 実施形態に係る真空包装装置の第2の使用形態における側面の内部構成および一部拡大図。 実施形態に係る真空包装装置の第2の使用形態における案内板支持部と案内板と受け皿支持部との結合状態を示す斜視図、側面図、および側面図の断面図。 実施形態に係る真空包装装置の第2の使用形態における案内板支持部と受け皿支持部との結合状態を示す斜視図、平面図、正面図、および側面図。 第1の使用形態(a)および第2の使用形態(b)により真空包装された包装袋の形状を示す図。
本発明の実施形態に係る真空包装装置について、図1乃至図8を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、同一構成には同一符号を付与している。
図1は、実施形態に係る真空包装装置の第1の使用形態の斜視図と側面図を示す。図2は、実施形態に係る真空包装装置の第1の使用形態における側面の内部構成および一部拡大図を示す。図3は、実施形態に係る真空包装装置の第1の使用形態における案内板支持部と案内板との結合状態を示す斜視図、平面図、正面図、および側面図を示す。図4は、実施形態に係る真空包装装置の第1の使用形態における受け皿支持部の収納状態を示す斜視図、平面図、正面図、および側面図を示す。これらの図を参照して、真空包装装置の第1の使用形態の形状・構成について説明する。
図1に示すように、実施形態に係る真空包装装置10は、箱型で上面がドーム形状をなし、取っ手付きのアッパーチャンバー20とロアーチャンバー30とで構成される。アッパーチャンバー20がロアーチャンバー30に閉じられると、真空包装用のチャンバーが内部に形成される。ロアーチャンバー30は、例えばステンレス等で構成されている。ロアーチャンバー30の前面には操作パネル32が設けられ、後面には電源コード34が接続されている。また、ロアーチャンバー30の側面にはアッパーチャンバー20のロック突起22と結合して、アッパーチャンバー20をロアーチャンバー30に閉じた状態を維持するロック部材36が設けられている。ロアーチャンバー30の上面には、チャンバーの底板40が形成されている。そして、底板40には、真空用の包装袋を載置するプラスチック製の受け皿50が配置される。プラスチック(樹脂)は、金属に比べ熱伝導率が低いため、高温食材を繰り返し真空包装する場合であっても受け皿50の温度が高くなることを防ぐ。真空包装装置10を形成する金属部材は、例えばステンレス以外に、アルミニウム、表面をメッキした鉄、チタンなどでも良い。勿論、他の金属であっても、或いは樹脂でも良い。
受け皿50は、載置した包装袋がはみ出ないように、その外周縁が高く形成されている。受け皿50は、底板40の形状よりやや小さい大きさであり、図3に示すように、例えば縦403mm×横435mmの大きさを有する。そして、受け皿50の裏面には、格子状の凹部50aが形成されている。これを、受け皿50の表面側から見ると、前記凹部50aに対向する位置(反対側)に格子状の凸部50bが形成されている。格子状の凸部50bのそれぞれの間には、例えば4×4の格子状の底部50cが形成される形状となっている。これらの格子状の凹部、凸部を形成していることにより、受け皿50の強度を補強することができると共に、剃りを防止することができる。また、受け皿50の取付け側の縁部には、ツバ部50dが形成され、そのツバ部50dには、後述する2つの孔50eが形成されている。また、受け皿50の取付け側の中央部に目印50fを設けている。目印50fは、丸形の凸部形状としているが、他の形状でも良い。また、丸形部の一部又は全体を色付けしても良い。目印50fの位置は、アッパーチャンバー20の内側面に取り付けられる温度センサーや膨張センサーに対向する位置としている。これにより、包装袋の本体を受け皿50に載置する作業が、その目印50fの上に向けて簡単に行うことが出来る。
図1に戻り、ロアーチャンバー30内の操作パネル側には、その水平(長手)方向に包装袋の口部が載置される下側閉成ブロック60が設けられている。下側閉成ブロック60の操作パネル側から見た後方には、包装袋を受け皿50に案内する案内板70、および案内板70を支える案内板支持部材80が設けられている。また、下側閉成ブロック60の操作パネル側から見て前方には、真空包装時に包装袋から吹きこぼれた液体等を収納する収納ブロック90が形成されている。
図2は、下側閉成ブロック60、案内板70、案内板支持部材80、および受け皿50の位置関係を示す拡大図である。下側閉成ブロック60および案内板支持部材80は、底板40に取り付けられている。ただし、下側閉成ブロック60は、ヒータによる密封動作を行うために、上下に移動可能である。また、下側閉成ブロック60には、密封動作時に包装袋の口部を閉じるためのヒータ60aが水平方向に設けられている。下側閉成ブロック60と案内板70との間には、ガイド部100が下側閉成ブロック60に取り付けられている。このガイド部100により、下側閉成ブロック60と案内板70との間の隙間を小さくすることができ、包装袋がスムーズに受け皿50までガイドされる。また、ガイド部100のアッパーチャンバー20側の面は、再剥離容易な粘着性を有し、包装袋を載置した時に包装袋の開口部が簡単に移動するのを防ぐようになっている。ステンレス等の金属で形成される案内板支持部材80は、底板80aと、底板80aの長手(水平)方向の両側に設けられる縦板80bと、2つの縦板80bの間を繋ぎ、受け皿50の手前側(案内板70側)の壁部となる横板80cと、を有する形状である。
案内板70のガイド部100側の端部(上端)は、くの字状に折り曲げられ、案内板支持部材80の2つの縦板80bの上部に設けられた支持ピン80dに係合(引っ掛かけ取付)している。案内板70は支持ピン80dによって回動自在に保持されている。案内板支持部材80の支持ピン80dの高さは、下側閉成ブロック60の高さより、案内板70のくの字分の量だけ低い。また、案内板支持部材80の支持ピン80dは、後述するように水平方向に数センチの長さを有して設けられている。下側閉成ブロック60の下側には、制御基板110、真空ポンプ120、各種制御弁等が設けられている。また、アッパーチャンバー20には、下側閉成ブロック60に対向して上側閉成ブロック24が設けられる。これらは、本発明と直接関係しないので、それらの説明は省略する。これらの機構については、出願人が保有する特許第5575827号公報に開示されている。
図1乃至図4に示す真空包装装置10の第1の使用状態では、大きい包装袋(例えば、横400mm、縦500mm、容量5リットル)を真空包装対象としており、受け皿50は、底板40に直置きして使用する。そして、案内板70は、その上端が2つの縦板80bの上部に設けられた支持ピン80dに係合し、下端が受け皿50に接地する長さを有する。受け皿50が底板40に直置きしている第1の使用状態では、図2に示すように、底板40と案内板70の角度は、例えば約41°に設定されている。その角度41°により、下側閉成ブロック60の高さより包装袋内の被包装物が少し低い形状で受け皿50に収納できる。なお、角度は41°に限定されるものではなく、真空包装対象の包装袋の大きさや容量等に応じて、適切な角度に設定される。案内板70の傾斜部の長さは、後述する第2の使用形態とも合わせて、最適に定められている。なお、包装袋の大きさや容量等に応じて、長さの異なる傾斜部を有する案内板を複数用意しても構わない。
図3は、第1の使用形態における、案内板支持部材80と受け皿50との結合状態を示している。案内板支持部材80には、2つの縦板80bのガイド部100の高さより少し低い位置の両端に数センチの長さを持つ2つの支持ピン80dが設けられると共に、2つの縦板80bを繋ぐ直立した横板80cが設けられている。また、案内板支持部材80の横板80cの両側の上部には、受け皿50のツマ部50dに形成された2つの孔50eに対応する位置に突起80eが設けられている。したがって、受け皿50は、2つの孔50eを突起80eに挿入して固定することで、底板40上に位置決めされる。なお、支持ピン80dは、両端全体の長さを有する形状であっても良い。案内板支持部材80の受け皿50の反対側には、第2の使用形態で使用する受け皿支持部材130が移動可能に設けられている。つまり、第2の使用形態で使用する受け皿支持部材130が邪魔にならないように、案内板支持部材80の空きスペースに置かれている。空きスペースは、チャンバー内の他の領域であっても構わない。
図4は、第1の使用形態における、案内板支持部材80と受け皿支持部材130との結合(収納)状態を示している。受け皿支持部材130の長手方向の第1壁部130aの裏側には、案内板支持部材80の横板80cと接合する磁石130bが取り付けられている。また、受け皿支持部材130の2つの第2壁部130c(第1壁部130aの両側垂直方向の壁部)の上端先端に、案内板支持部材80の横板80cに形成された2つの切欠き部80fに係合する2つの係合片130dが形成されている。その結果、図4に示すように、第1の使用形態に不要な受け皿支持部材130を開きスペースを有効活用して収納することができる。しかも、案内板支持部材80の係合片130dが案内板支持部材80の横板80cに形成された2つの切欠き部80fに係合すると共に、案内板支持部材80の磁石130bの磁力によって、案内板支持部材80の横板80cに定されているので、受け皿支持部材130を紛失する虞もない。
次に、真空包装装置の第2の使用形態の形状・構成について説明する。図5は、実施形態に係る真空包装装置の第2の使用形態の斜視図と側面図を示す。図6は、実施形態に係る真空包装装置の第2の使用形態における側面の内部構成および一部拡大図を示す。図7は、実施形態に係る真空包装装置の第2の使用形態における案内板支持部と案内板と受け皿支持部との結合状態を示す斜視図、側面図、および側面図の断面図を示す。図8は、実施形態に係る真空包装装置の第2の使用形態における案内板支持部と受け皿支持部との結合状態を示す斜視図、平面図、正面図、および側面図を示す。
図5と図1の違いは、図4に示した受け皿支持部材130が、受け皿50の先端に設置されている点が異なっている。その他の形状は、図1と同じなので、重複した説明は割愛する。
真空包装装置10の第2の使用状態では、小さい包装袋(例えば、横150mm、縦250mm、容量0.45リットル)を真空包装対象としている。このため、受け皿50を底板40に直置きした時の高さでは、被包装物が包装袋の下側に偏る虞がある。これを避けるため、図5では、図4に示した受け皿支持部材130を案内板支持部材80の受け皿側に取り付けることで、受け皿50の先端を上側に持ち上げるように設置している。
図6は、第2の使用状態における下側閉成ブロック60、案内板70、案内板支持部材80、受け皿50、および受け皿支持部材130の位置関係を示す拡大図である。受け皿支持部材130は、図1の反対側(即ち、受け皿50側)に取り付けられる。受け皿50が受け皿支持部材130によって持ち上げられている第2の使用状態では、底板40と案内板70の角度は、例えば約30°に設定されている。その角度30°により、小さい包装袋内の真空包装対象が平坦な形状、又は少し低い形状で受け皿50に配置できる。なお、角度は30°に限定されるものではなく、真空包装対象の包装袋の大きさや容量等に応じて、適切な角度に設定される。
図7は、第2の使用形態における、受け皿支持部材130と受け皿50との結合状態を示している。また、図8は、第2の使用形態における、受け皿支持部材130と案内板支持部材80との結合状態を示している。図4に示した受け皿支持部材130は、案内板支持部材80の空きスペースから取り出され、案内板支持部材80の横板80cの反対側(受け皿50側)に移動して固定される。この時、図8に示すように、受け皿支持部材130の2つの第2壁部130cの先端に形成された係合片130dが案内板支持部材80の横板80cに形成された2つの切欠き部80fに係合するこで固定される。また、受け皿支持部材130の第1壁部130aに取り付けられた磁石130bによって、案内板支持部材80の横板80cに固定される。したがって、手が触れた程度では動かない程度に、受け皿支持部材130を案内板支持部材80に着脱自在に固定することができる。
また、図7に示すように、受け皿50は、受け皿支持部材130の2つの第2壁部130cの上に、その先端部が設置される。この時、受け皿50の裏面に形成される2つの凹部50aが2つの第2壁部130cの上に設置・固定される。このような設置・固定により、図6に示すように案内板50の角度が形成することができる。
図7に示す第2の使用形態から明らかなように、受け皿50の裏面に形成される2つの凹部50a1の間隔と、受け皿支持部材130の2つの第2壁部130cの間隔がほぼ同じに設計されている。凹部50a1と第2壁部130cが係合し、受け皿50の位置ずれを防いでいる。また、受け皿支持部材130と受け皿50の固定には、新たな部品を取り付けることなく簡単に行える。しかも、受け皿支持部材130は、チャンバー内の空きスペースに保管できるので、受け皿支持部材130をいちいち探す必要もなく、操作者の負担が軽減される。
図9は、第1の使用形態(a)および第2の使用形態(b)により真空包装された包装袋の形状を示している。大きさの異なる包装袋に対し、受け皿50の先端部の高さを受け皿支持部材130によって簡単に設定することで、綺麗な商品を作成することができる。
以上のように、本発明の実施形態によれば、チャンバー内に真空包装袋の受け皿50を取り付ける真空包装装置において、真空包装袋の大きさに応じて載置する受け皿50の先端部の高さを簡単に設定することで、案内板70の傾斜角を簡単に変更することができる。また、受け皿50の先端部の高さを簡単に設定する受け皿支持部材130は、簡単な機構で案内板支持部材80の固定することができる。しかも、受け皿支持部材130は、チャンバー内(案内板支持部材80)の空きスペースに保管できるので、受け皿支持部材130をいちいち探す必要もなく、操作者の負担が軽減できる。
温食材の真空包装を繰り返すと、金属製のロアーチャンバが熱せられ、操作者が手に熱さを感じさせるようになる。そのため、本発明では、熱伝導率の低い受け皿上で、食材の真空包装をしている。さらに、受け皿の支持部材に対する傾斜角を変更することで、大きな包装袋および小さな包装袋でも真空包装可能になっている。また、底板に対して受け皿を少し傾斜させることで、小さい包装袋で高温食材を真空包装する場合であっても、食材が包装袋の底部側へ集まりやすいので、包装袋の口部からの吹きこぼれを減らすことができる。
なお、被包装物に液体が含まれる場合、その液体の温度は、常温であっても、高温であってもよい。被包装物に含まれる液体は、水以外の成分からなる液体であってもよく、例えば、食品を漬け込む食用油であってもよいし、食品以外の液体(生物標本を浸漬するホルマリン等)であってもよい。さらに、液体の温度は常温以下であってもよい。
本発明の実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…真空包装装置
20…アッパーチャンバー
22…ロック突起
24…上側閉成ブロック
30…ロアーチャンバー
32…操作パネル
34…電源コード
36…ロック部材
40…底板
50…受け皿
50a…凹部
50b…凸部
50c…底部
50d…つば部
50e…孔
50f…目印
60…下側閉成ブロック
70…案内板
80…案内板支持部材
80a…底板
80b…縦板
80c…横板
80d…支持ピン
80e…突起
80f…切欠き部
90…収納ブロック
100…ガイド部
110…制御基板
120…真空ポンプ
130…受け皿支持部材
130a…第1壁部
130b…磁石
130c…第2壁部
130d…係合片

Claims (6)

  1. チャンバー内に真空包装袋を載置させる受け皿を有する真空包装装置において、
    大きい真空包装袋を真空包装する場合に、前記チャンバー内の底板に前記受け皿を直置きする第1の使用形態と、
    小さい真空包装袋を真空包装する場合に、前記受け皿の先端部の高さを設定する受け皿支持部材を取り付ける第2の使用形態と、
    を有し、
    前記真空包装袋を前記受け皿に案内する案内板の傾斜角は、前記第1の使用形態の場合の傾斜角よりも前記第2の使用形態の場合の傾斜角が小さく設定される真空包装装置。
  2. 前記第1の使用形態および前記第2の使用形態の前記傾斜角を形成するため、前記案内板を支持する案内板支持部材の横板に前記受け皿支持部材が取り付け可能とし、
    前記小さい真空包装袋を真空包装する場合は、受け皿側にて前記案内板支持部材の横板に前記受け皿支持部材を取り付け、
    前記大きい真空包装袋を真空包装する場合は、前記受け皿側の反対側にて前記案内板支持部材の横板に前記受け皿支持部材を取り付ける
    請求項1に記載の真空包装装置。
  3. 前記受け皿支持部材は、前記案内板支持部材の前記横板に対向する第1壁部と、前記第1壁部に垂直な第2壁部とを有し、
    前記第2壁部の上面先端には、前記案内板支持部材の前記横板の上面に形成された切欠き部と係合する係合片が設けられる請求項に記載の真空包装装置。
  4. 前記受け皿の下面には、前記第2壁部に対応する位置に凹部が形成され、
    前記小さい真空包装袋を真空包装する場合に、前記受け皿支持部材の前記第2壁部の上に前記受け皿の前記凹部が係合する請求項に記載の真空包装装置。
  5. 前記受け皿の取付け側のツバ部には、複数の孔が形成され、
    前記大きい真空包装袋を真空包装する場合に、前記案内板支持部材の前記横板の上部に形成された複数の突起に前記受け皿の前記複数の孔を挿入して固定される請求項に記載の真空包装装置。
  6. チャンバー内に真空包装袋を載置させる受け皿を有する真空包装装置において、
    第1容量を有する第1真空包装袋を真空包装する場合に、前記チャンバー内の底板に前記受け皿を直置きする第1の使用形態と、
    前記第1容量より小さい第2容量を有する第2真空包装袋を真空包装する場合に、前記受け皿の先端部の高さを設定する受け皿支持部材を取り付ける第2の使用形態と、
    を有し、
    前記第1真空包装袋を前記受け皿に案内する案内板の第1傾斜角は、前記第2真空包装袋を前記受け皿に案内する前記案内板の第2傾斜角より大きく設定される真空包装装置。
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