JP7294034B2 - 仮設手摺構造及び仮設手摺の施工方法 - Google Patents

仮設手摺構造及び仮設手摺の施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、建物の施工中において、屋外空間に面して設けられる床構造体に仮設手摺を設置する仮設手摺構造、及びその施工方法に関する。
通常、高所に位置するバルコニーやテラスなど、建物本体の屋外空間に面する床構造体廻りに防水材や外壁材などを施工する場合、作業員が床構造体から落下することを防止するために仮設手摺が設置される。この仮設手摺は床構造体廻りの工事を開始してから本設手摺を設置するまでの期間のみ設置される仮設材であるため、従来より、容易に着脱して作業員の施工手間を省くことができる仮設手摺が提案されている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3)。
特許文献1に記載の発明は、仮設手摺の支柱下部に設けられたクランプ金具で床構造体の外周部立上りを挟着することにより仮設手摺を床構造体に固定することができ、また、クランプ金具のボルトを回動させるだけで容易に仮設手摺の支柱を床構造体から着脱することができる。そして、特許文献2及び特許文献3に記載の発明は、コンクリート床の外周部に予め形成された雌ねじ穴へ仮設手摺の支柱下端部を螺着させるだけで仮設手摺を装着することが可能であり、作業者が仮設手摺を容易に設置、解体することができる。
実開昭61-67353 実登3149454 実開平7-32111
しかしながら、特許文献1に記載の発明は、外周部に立ち上りが形成された床構造体にしか使用することができず、また、外壁工事を行う際は仮設手摺やその支柱を取外さなければならない。そして、特許文献2及び特許文献3に記載の発明は、床構造体がコンクリート床である場合でなければ仮設手摺を設置することができないとともに、仮設手摺を取外した後に不要となる雌ねじ穴をモルタルで埋設するなど仕舞に手間がかかる。さらに、特許文献1から特許文献3に記載の発明は、床構造体の上部に防水工事を行う際、仮設手摺の支柱が防水材に干渉するためこの支柱を取外さなければ施工を行うことができず、結局、作業員は落下防止対策が講じられない環境の中で防水工事を施工しなければならない。
そこで、本発明は、上述した課題を鑑みてなされたものであって、仮設手摺を設置したまま床構造体廻りの外壁工事や防水工事を円滑に行うことができ、また、容易に仮設手摺を着脱して作業員の施工手間を省くことができる仮設手摺構造を提供することを目的とする。
本発明の第1の仮設手摺構造は、建物本体に連続して設けられ、屋外空間に面する床構造体と、前記床構造体の外周部に一定間隔を空けて立設され、本設手摺を支持する複数の控え柱と、前記複数の控え柱の側面に鉄骨クランプによって着脱自在に固定され、水平方向へ延びる長尺な仮設手摺と、を備え、前記控え柱には、前記床構造体の外周側面を被覆する外壁材が固定され、前記仮設手摺は、前記外壁材よりも上方に設置されることを特徴としている。
本発明の第2の仮設手摺構造は、前記床構造体の上部、及び前記控え柱の下端部に防水材が設置され、前記仮設手摺は、前記防水材よりも上方に設置されることを特徴としている。
本発明の第1の仮設手摺構造の施工方法は、第1または第2に記載の仮設手摺構造の施工方法であって、前記床構造体の外周部に一定間隔を空けて前記控え柱を立設し、前記仮設手摺を前記控え柱の床構造体側の側面である第1側面に前記鉄骨クランプで固定した後、前記床構造体の上部、及び前記控え柱の下端部に防水材を設置し、前記仮設手摺及び前記鉄骨クランプを前記控え柱から取外して前記控え柱に前記本設手摺を支持させ、前記仮設手摺及び前記鉄骨クランプを前記控え柱から取外す前に、前記床構造体の外周側面を被覆する外壁材を、前記控え柱の前記第1側面と反対側の側面に固定することを特徴としている。
本発明の第3の仮設手摺の施工方法は、前記控え柱が、前記仮設手摺及び前記鉄骨クランプを取外した後に、当該控え柱に固定されるカバー材によって前記防水材から上方へ露出する部分を被覆され、前記本設手摺は、前記カバー材を介して前記控え柱に支持されることを特徴としている。
本発明の第1の仮設手摺構造によると、仮設手摺は、本設手摺を支持するための控え柱に固定されるので、仮設手摺用の支柱を別途用意する必要がなく、また、仮設手摺を取外した後の本設手摺の設置作業をスムーズに行うことができる。そして、仮設手摺は鉄骨クランプによって着脱自在に控え柱に固定されるので、仮設手摺を容易に着脱することができ、作業員の施工手間を省略して施工性を向上させることができる。
本発明の第2の仮設手摺構造によると、仮設手摺は、床構造体の上部、及び控え柱の下端部に設置される防水材よりも上方に設置されるので、仮設手摺を設置したままであっても仮設手摺が防水材に干渉することはなく、作業員は安全な状況の中、床構造材及び控え柱廻りの防水工事を円滑に行うことができる。
本発明の第3の仮設手摺構造によると、控え柱には、床構造体の外周側面を被覆する外壁材が固定され、また、仮設手摺は外壁材よりも上方に設置されるので、床構造体廻りの外壁工事を施工する際に仮設手摺を取外す必要が無く、外壁工事の作業効率を向上させることができる。
本発明の第1の仮設手摺の施工方法によると、床構造体の外周部に一定間隔を空けて控え柱を立設し、仮設手摺を控え柱の床構造体側の側面である第1側面に鉄骨クランプで固定した後、床構造体の上部、及び控え柱の下端部に防水材を設置するので、作業員は安全な状況の中、床構造体や控え柱廻りの防水工事を施工することができる。そして仮設手摺は、本設手摺を支持するための控え柱に固定されるので、従来のように仮設手摺用の支柱を別途用意したり、防水工事途中で仮設手摺の支柱を取外す必要が無く、また、仮設手摺を取外した後の本設手摺の設置作業をスムーズに行うことができ、施工性を向上させることができる。
本発明の第2の仮設手摺の施工方法によると、仮設手摺を控え柱の第1側面に固定した後に、床構造体の外周側面を被覆する外壁材を、控え柱の第1側面と反対側の側面に固定するので、仮設手摺を取外すことなく床構造体廻りの外壁工事を施工することができ、作業効率を向上させることができる。
本発明の第3の仮設手摺の施工方法によると、控え柱は、仮設手摺及び鉄骨クランプを取外した後カバー材によって防水材から上方へ露出する部分を被覆され、また、本設手摺はカバー材を介して控え柱に支持されるので、仮設手摺を着脱する際に控え柱の表面に傷がついた場合であっても、本設手摺設置後に控え柱の傷が露出することはなく、本設手摺廻りの意匠性を保持することができる。
仮設手摺構造を示す垂直断面図。 仮設手摺構造を示す部分省略平面図。 控え柱を示す斜視図。 控え柱を梁材に固定した状況を示す垂直断面図。 控え柱を梁材に固定した状況を示す部分省略平面図。 控え柱に仮設手摺を設置する状況を示す垂直断面図。 控え柱に外壁材を設置する状況を示す垂直断面図。 図7のX-X線断面図。 (a)床構造体廻りの防水工事を完了した状態を示す垂直断面図、(b)控え柱から仮設手摺を取外した状態を示す垂直断面図。 控え柱に本設手摺を設置した状態を示す垂直断面図。 図10のY-Y線部分省略断面図。
以下、本発明に係る仮設手摺構造の実施形態について各図を参照しつつ説明する。本願の仮設手摺構造は、主に高所に位置するバルコニーやテラスなどの床構造体を施工する際に、床構造体の外周部に本設手摺を設置するまでの間、作業員の床構造体からの落下防止を図るための仮設手摺を容易、且つ、各施工の障害とならないよう設置するための構造である。なお、本願において「本設手摺」とは、床構造体廻りの施工が全て完了した後に、床構造体の使用者が把持して使用する手摺であり、「仮設手摺」とは、床構造体廻りの施工が完了し、本設手摺が設置されるまでの間、各施工を行う作業員が一時的に使用するための手摺を指す。
図1及び図2に示すように、仮設手摺構造1は、建物本体Aに連続して設けられ、屋外空間に面する床構造体2と、床構造体2の外周部に一定間隔を空けて立設される複数の控え柱3と、控え柱3に固定され、水平方向へ延びる長尺な仮設手摺4と、を備えている。
床構造体2は、図1に示すように、外周端縁に配置され、上下フランジ21a及びウェブ21bを有するH形鋼で形成された長尺な梁材21と、図外の金具によって当該梁材21に固定され、厚みのある平板状の部材、例えば、押出成型セメント版や軽量気泡コンクリート版などで形成された長尺な床版22と、を有している。また梁材21のフランジ21aのうち、上側のフランジ21aの床版22と反対側の部分には、板厚方向へ貫通する第1ボルト孔21cが控え柱3の設置位置に合わせて形成されており、この第1ボルト孔21cに控え柱3を固定するためのボルト61を挿通することができる。
控え柱3は、図1及び図3に示すように、垂直方向へ延びる長尺な部材であり、仮設手摺4や後述する本設手摺5を支持する柱材である。控え柱3は、仮設手摺4を固定する第1部材31と、第1部材31の下端に形成され、梁材21に固定される第2部材32と、第1部材31の上端に形成される平板状の第3部材33、とを有している。垂直方向へ長尺な第1部材31は、床版22側から見た際に奥行き方向へ細長な略角板状の部材となっており、床版22側の側面である第1側面31aに仮設手摺4を固定することができる。また、第1部材31の下端部には、第1側面31aに直交する第2側面31b側から板厚方向へ貫通する第2ボルト孔31cが複数形成されている。第2部材32は、板面を第1部材31側へ向けるとともに、第1部材31の第1側面31a寄りに配置された平板状の部材で、第1部材31の2つの第2側面31bよりも外側へ突出しており、この突出した部分に板厚方向へ貫通する第3ボルト孔32aが形成されている。そして第3部材33は、後述する控え柱3を被覆するためのカバー材7を固定される部材であり、板面を第1部材31側へ向け、略中央には板厚方向へ貫通する雌ねじ孔33aが形成される。なお第1部材31には、この雌ねじ孔33aの位置に合わせて、上端から下方へ延びる溝31dが形成されている。また図2に示す控え柱3同士の中心間距離L1は最終的に設置される本設手摺5の形状によって決定されるが、例えば、1000mm程度以下の間隔とすることが望ましく、このような間隔であれば、仮設手摺4を安全に設置することができる。
図1及び図2に示す仮設手摺4は、控え柱3に本設手摺5を設置するまでの間、作業員の床構造体2からの落下防止を図るために設置されるものであり、足場などの仮設材として使用される長尺な単管を使用することができる。また仮設手摺4は、従来既知の鉄骨クランプ8によって控え柱3に着脱自在に固定することができ、この鉄骨クランプ8は、控え柱3の第1部材31を挟み込む挟着部81と、仮設手摺4を嵌め込む嵌着部82と、を有している。そして図10及び図11に示す本設手摺5は、略矩形状に形成されたガラス面材であり、床構造材2廻りの外壁工事や防水工事を全て終えた後に控え柱3よりも外壁9側に配置され、控え柱3を被覆するカバー材7によって水平方向の両端縁を保持される。
次に、仮設手摺構造1の施工方法について説明する。まず、図4及び図5に示すように、柱材(図示せず)などに支持された床構造体2の梁材21に控え柱3を固定する。具体的には、控え柱3の第1部材31の第1側面31aを床構造体2側へ向けた状態で各控え柱3を梁材21の上部に配置し、フランジ21aの第1ボルト孔21cと控え柱3の第3ボルト孔32aとの位置を整合させてボルト61を挿通し、ナット62で締め付け固定する。
続いて、図6及び図8に示すように、鉄骨クランプ8の嵌着部82を控え柱3よりも床構造体2側へ向けた状態で、鉄骨クランプ8を上下方向へ間隔を空けて第1部材31に複数配置し、挟着部81で第1部材31を第2側面31b側から挟み込んで付属のボルトを締め付け、控え柱3に固定する。そして、各鉄骨クランプ8の嵌着部82に仮設手摺4を嵌め込んで同様に付属のボルトで締め付け、仮設手摺4を控え柱3に固定する。なおこのとき、鉄骨クランプ8は図9(a)に示すように、後ほど控え柱3の下端部に設置される外壁材9及び防水材10よりも上方となる位置に配置される。また図示例では仮設手摺4を上下方向へ2本設置しているが、本数は特に限定されるものではなく、控え柱3の高さによっては1本、又は3本以上としてもよい。
このように仮設手摺4を配置した後、図7及び図8に示すように、床構造体2の外周側面を被覆する外壁材9を設置する。控え柱3廻りに設置される外壁材9は、第1部材31の第1側面31aと反対側の側面である第3側面31e側に固定される部材で、リップ溝形鋼を3方枠状に組んだ外壁下地材91と、外壁下地材91に固定される外壁仕上材92と、で構成されている。図8に示すように、外壁下地材91は隣合う控え柱3間に配置され、隣接する各外壁下地材91同士は、当該外壁下地材91及び第1部材31の下端部に形成された第2ボルト孔31cを貫通するボルト61によって控え柱3に連結固定される。なおこのとき、仮設手摺4は、外壁材9よりも上方に位置しているため、床構造体2や控え柱3廻りの外壁工事を施工する際の障害になることはなく、円滑に外壁工事を進めることができる。
次に、図9(a)に示すように、床構造体2の上部及び控え柱3の下端部に防水シート10aや笠木10bなどの防水材10を設置して防水工事を完了させる。またこのときも先述したように、仮設手摺4が防水材10よりも上方となる位置に配置されているので、仮設手摺4や鉄骨クランプ8が防水工事の支障となることはなく、作業員は円滑に施工することができる。したがって、従来のように防水工事を行う際に仮設手摺4を取外す必要が無いため、作業員の床構造材2からの落下を効果的に防止して安全性を保持することができる。
外壁工事及び防水工事の完了後は、図9(b)に示すように仮設手摺4及び鉄骨クランプ8を取外し、図10及び図11に示すように、本設手摺5及びカバー材7を控え柱3に設置する。カバー材7は、控え柱3の下端部に設置された笠木10bより上方へ露出する部分を被覆する被覆部71と、本設手摺5の水平方向の両端縁を嵌め込んで保持する保持部72と、を有しており、被覆部71の上端部と控え柱3の第3部材33とをボルト61で貫通するとともに、ボルト61を第3部材33の雌ねじ孔33aに螺着させることによって控え柱3に固定することができる。このとき控え柱3は、笠木10bより上方へ露出する部分全体をカバー材7によって被覆されるので、仮設手摺4や鉄骨クランプ8を着脱する際に控え柱3に擦り傷がついた場合であっても、これらの傷が露出することはなく、本設手摺5廻りの意匠性を保持することができる。そして、本設手摺5をカバー材7の保持部72に嵌め込み、最後に本設手摺5及びカバー材7の上部に手摺用笠木11を設置して本設手摺5の設置を完了させる
このように本願の仮設手摺構造1は、本設手摺5を支持する控え柱3を利用して仮設手摺4を設置しているので、仮設手摺4用の支柱を別途用意する必要がなく、また、仮設手摺4を取外した後の本設手摺5の設置作業をスムーズに行うことができる。そして、従来のように仮設手摺4が外壁工事や防水工事を施工する際の障害になることがないため、作業員は仮設手摺4を取外すことなく安全な状況の中でこれらの工事を施工することができる。さらに、仮設手摺4は鉄骨クランプ8によって着脱自在に控え柱3に固定されるので、仮設手摺4の施工手間を省略して作業効率を向上させることができる。なお、本実施形態では控え柱3の第2部材32を梁材21のフランジ21aに固定する形状としているが、控え柱3や梁材21の形状、及び両部材同士の配置関係は特に限定されるものではなく、例えば、控え柱3をC形鋼で形成された梁材21のウェブに固定してもよい。また、図示例では床版22を厚みのある平板状の部材としているが、これも特に限定されるものではなく、その他の構成の床版としてもよい。
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
本発明に係る仮設手摺構造は、高所に位置するバルコニーやテラスを施工する際に好適に使用することができる。
1 仮設手摺構造
2 床構造体
3 控え柱
31a 第1側面
31c 第3側面(第1側面と反対側の側面)
4 仮設手摺
5 本設手摺
7 カバー材
8 外壁材
9 鉄骨クランプ
10 防水材
A 建物本体

Claims (4)

  1. 建物本体に連続して設けられ、屋外空間に面する床構造体と、
    前記床構造体の外周部に一定間隔を空けて立設され、本設手摺を支持する複数の控え柱と、
    前記複数の控え柱の側面に鉄骨クランプによって着脱自在に固定され、水平方向へ延びる長尺な仮設手摺と、を備え、
    前記控え柱には、前記床構造体の外周側面を被覆する外壁材が固定され、
    前記仮設手摺は、前記外壁材よりも上方に設置されることを特徴とする仮設手摺構造。
  2. 前記床構造体の上部、及び前記控え柱の下端部には防水材が設置され、
    前記仮設手摺は、前記防水材よりも上方に設置されることを特徴とする請求項1に記載の仮設手摺構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の仮設手摺構造の施工方法であって、
    前記床構造体の外周部に一定間隔を空けて前記控え柱を立設し、
    前記仮設手摺を前記控え柱の床構造体側の側面である第1側面に前記鉄骨クランプで固定した後、
    前記床構造体の上部、及び前記控え柱の下端部に防水材を設置し、
    前記仮設手摺及び前記鉄骨クランプを前記控え柱から取外して前記控え柱に前記本設手摺を支持させ、前記仮設手摺及び前記鉄骨クランプを前記控え柱から取外す前に、
    前記床構造体の外周側面を被覆する外壁材を、前記控え柱の前記第1側面と反対側の側面に固定することを特徴とする仮設手摺の施工方法。
  4. 前記控え柱は、前記仮設手摺及び前記鉄骨クランプを取外した後に、当該控え柱に固定されるカバー材によって前記防水材から上方へ露出する部分を被覆され、
    前記本設手摺は、前記カバー材を介して前記控え柱に支持されることを特徴とする請求項3に記載の仮設手摺の施工方法。
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