JP7292899B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
中間転写体方式のタンデムカラー画像形成装置においては、印刷工程等の後に中間転写体上に残留したトナー(以下、残留トナーという)を、中間転写体上から除去する必要がある。残留トナーを除去する方法として、帯電部材を用いた方式が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この方式では、トナー帯電部材を設け、トナー帯電部材により残留トナーを帯電させ、1次転写部で像担持体に逆転写させることで中間転写体上から残留トナーを回収していた。
像担持体上の不要になったトナーをクリーニングする手段として、像担持体に当接してトナーを掻き取って回収するクリーニングブレード(以下、Cブレードと表記する)がある。トナーの枯渇等によって発生する、Cブレードの鳴きやめくれといった課題を防止するため、例えば次のような方法が開示されている。なお、Cブレードの鳴きとは、像担持体とCブレードとの摩擦によって当接部において異音が発生する現象をいう。像担持体の非画像領域に帯状のトナー画像(以下、パージトナーという)を形成し、形成したパージトナーをCブレードのブレードエッジに到達させてトナーを供給する手段(以下、トナー供給工程という)が開示されている(例えば、特許文献2参照)。
像担持体と中間転写体とが当接した状態でトナー供給工程を行う場合、パージトナーを中間転写体に転写させずに1次転写部を通過させるために、正規トナーと同極性の1次転写電圧を印加する手段がある。
あるステーションにおける残留トナーの回収工程と、別のステーションにおけるトナー供給工程での転写防止とを、それぞれのステーションで必要な極性の1次転写電圧を印加することで、同時に行うことができる。
(2)記録材に画像形成する画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、感光体と、前記感光体の表面に正規極性のトナーを供給する現像器と、前記感光体の表面に供給された前記トナーを転写する第1転写手段と、前記第1転写手段に前記正規極性とは逆の極性である逆極性の転写電圧を印加する第1の印加手段と、前記第1転写手段に前記逆極性の転写電圧を印加して前記正規極性のトナーの転写を行った後に前記感光体の表面に残留したトナーをクリーニングするために前記感光体の表面に当接して当接部を形成するブレードと、を有する複数の画像形成ステーションと、複数の前記感光体の表面と当接し、前記複数の感光体の表面に形成されたトナーが転写される中間転写体と、前記中間転写体と当接して転写部を形成し前記転写部において転写されたトナーを記録材に転写する第2転写手段と、を備え、前記複数の画像形成ステーションのうち、前記中間転写体の移動方向において前記転写部よりも下流側に位置する画像形成ステーションの中で最も上流に位置する画像形成ステーションを第1の画像形成ステーション、前記第1の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において下流側に位置する画像形成ステーションであって、所定の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において上流側に位置する画像形成ステーションを第2の画像形成ステーション、前記所定の画像形成ステーションを第3の画像形成ステーション、前記所定の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において下流側に位置する画像形成ステーションを第4の画像形成ステーション、と定義すると、前記画像形成動作と、前記画像形成動作が実行されない非画像形成動作において前記第3の画像形成ステーションの前記当接部に前記正規極性のトナーを供給するための供給動作と、前記中間転写体の表面に転写されたトナーを記録材に転写した後に前記中間転写体の表面に残留したトナーを前記第1の画像形成ステーション、前記第2の画像形成ステーション、前記第3の画像形成ステーションの少なくとも1つの画像形成ステーションにおいて回収する回収動作と、を実行することが可能な画像形成装置であって、前記第1の画像形成ステーションおよび前記第4の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記正規極性の転写電圧を印加する第2の印加手段と、前記第1の印加手段と前記第2の印加手段と、を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第3の画像形成ステーションにおける前記供給動作と、前記第1の画像形成ステーションにおける前記回収動作と、を実行する際には、前記第3の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記転写電圧を印加せず、前記第1の画像形成ステーション、および、前記第4の画像形成ステーションの前記第1転写手段に、前記第2の印加手段により前記正規極性の転写電圧を印加するように制御することを特徴とする画像形成装置。
図1はタンデム方式(4ドラム系)、中間転写体方式のカラー画像形成装置10の構成図である。画像形成工程では、まずピックアップローラ13によって繰り出された記録材12は、レジストレーション(以下、レジストという)センサ110によって先端位置が検出された後、搬送ローラ対64、65を先端が少し通過した位置で搬送を一旦停止される。スキャナユニット20a、20b、20c、20dは、反射ミラーやレーザーダイオード(発光素子)を含む。カラー画像形成装置10は、複数のステーションを備えている。具体的には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色に対応した第1ステーション、第2ステーション、第3ステーション、第4ステーション(以下、1st~4stと表記する)を備えている。ここで、3stを所定のステーションとするとき、3stよりも移動方向(後述)における上流側に位置するステーションは1st、2stであり、3stよりも下流側に位置するステーションは4stである。
ここで、2次転写ローラ27によって中間転写ベルト30から記録材12へ転写されなかったトナーを、以下、2次転写残トナーという。2次転写残トナーがクリーニングされずに残留し、再度2次転写部に進入すると、中間転写ベルト30上で次の画像と重なった場合に画像不良となったり、2次転写ローラ27に付着して紙裏汚れを引き起こしたりしてしまう。そのため、中間転写ベルト30上の2次転写残トナーを除去する2次転写残トナー回収工程を行う。以下に、2次転写残トナー回収工程について図2を用いて説明する。なお、図2において、RT1は正極性に帯電されて感光ドラム22aに回収された2次転写残トナーを示し、TT1は感光ドラム22aから中間転写ベルト30に転写された負極性である印刷画像のトナーを示している。なお、図2では3st以降を省略している。
図3は、制御部の一例を示すブロック図である。CPU101は、ROM102に格納された各種制御プログラムに基づいてRAM103を作業領域に用いカラー画像形成装置10の各部を制御する。ROM102には、各種制御プログラム、各種データ、テーブル等が格納されている。RAM103にはプログラムロード領域、CPU101の作業領域、各種データの格納領域等が確保される。駆動制御部108は、CPU101からの命令に従って、感光ドラム22、帯電ローラ23、スキャナユニット20、現像器25、中間転写ベルト30を駆動するためのモータや、帯電電圧や現像電圧等を制御する。不揮発メモリ109は、各種データを保存する記憶装置である。
前述の画像形成工程等において感光ドラム22が回転する間、クリーニングブレード28の当接を、トナーを確実にスクレープでき、ブレード鳴きやブレードめくれが発生しないような状態に安定的に維持する必要がある。そこでクリーニングブレード28の材質に加え、当接角度や侵入量の設定を適正化することにより、これらの課題を防いでいる。しかし、それでも前述のようにトナーが十分に供給されていないとき等には、ブレード鳴きやブレードめくれといった課題が発生する。
そこで、ブレード鳴きを防止する手段として、前述のトナー供給工程を定期的に行っている。トナー供給工程では、感光ドラム22の非画像領域に、長手方向に均一な量となる潜像を形成し、帯状のトナー像(以下、パージトナーという)を現像する。そして、感光ドラム22上に形成したパージトナーをクリーニングブレード28のエッジに到達させてブレードと感光ドラム22との間の摩擦係数を下げる動作を行っている。ここで、長手方向とは、感光ドラム22の駆動方向に対して直交する方向である。トナー供給工程を実行する条件は、例えば50ページ(所定のページ数)連続印刷したときに、画像領域の面積に占めるトナー像部分の比率である印刷比率が例えば平均1%以下(所定の比率以下)であった場合とする。この条件に到達した時点で印刷制御を中断し、トナー供給工程を実行する。なお印刷ジョブが残っている場合は、そのトナー供給工程を後回転として行い、一度印刷工程を終了した後に、再度前回転からジョブを開始しても良い。また、ダウンタイムを短縮するため、トナー供給工程を紙間で行い、次の画像形成プロセスに復帰してもよい。なお、後回転とは画像形成動作後の後処理動作をいい、前回転とは画像形成動作前の準備動作をいう。
2次転写残トナー帯電回収方式においては、連続印刷の制御中、連続して2次転写残トナーが1次転写部に進入する。そのため、トナー供給工程の実行条件が満足され、印刷制御を中断して実行する際は、トナー供給工程と2次転写残トナー回収工程とを、それぞれ正常に実行する必要がある。また互いにダウンタイムに影響を与えることなく略同時に実行することが望ましい。以下に従来におけるトナー供給工程、2次転写残トナー回収工程について説明する。
そこで実施例1では、4stのみに負電圧印加手段である負電圧印加部42d(第2の印加手段)を有する構成において、2次転写残トナー回収工程と3stにおけるトナー供給工程とを略同時に実施し、ブレード鳴きを防止する方法を説明する。実施例1では、少なくとも2st及び3stには、1次転写ローラ26b、26cに負電圧を印加する負電圧印加部(図5の42b、42c)を有していない。図7は、4stのみに負電圧印加部42dを有する構成において、2次転写残トナー回収工程と3stにおけるトナー供給工程を行う際の、各ステーションの1次転写電圧の印加タイミングと電圧極性の関係を示したものである。図7(a)は1次転写プロセスを示し、(b)は1次転写電圧を示す。また、(c)にPR23の時間帯における各ステーションの構成を示す。なお、R21は前の周回で中間転写ベルト30上に転写されたトナー像の2次転写後の2次転写残トナーが、1stの転写ニップ部に進入するプロセスを示している。PR23は3stのパージトナーが転写ニップ部に進入するプロセスを示している。またTb1a~Tb4aはそれぞれ、PR23の時間帯において、1st~4stで印加される1次転写電圧を示している。1次転写電圧のうち破線で表した1次転写電圧Tb2a、Tb4aは値(極性)が不定であり、どのような組み合わせが適切かは後述する。T1aが示すものは図6と同様である。
なお、実施例1では、中間転写ベルト30上のトナーが正極性となる2次転写残トナーの場合について示した。しかし、印刷プロセス以外の、例えばジャム処理や、画像濃度制御用のパッチ形成プロセスといった、中間転写ベルト30上に負極性のトナーのみが残留した場合についても実施例1の構成を適用することができる。すなわち、前述のように1stと2st以降のプロセスは独立して行うことができる。このため、中間転写ベルト30上の残留トナーが負極性であっても、1stで負電圧印加部42aによってT1負電圧を印加することで2次転写残トナーの回収は可能である。そして、この場合も、3stにおけるトナー供給工程を略同時に行い、かつブレード鳴きを防止することができる。ただし、この場合は、1stにもT1負電圧を印加する手段である負電圧印加部42aが必要である。
帯電ブラシ9は、2次転写残トナーの帯電時等に、帯電ブラシ9の隙間にトナーが蓄積される。帯電ブラシ9に蓄積したトナー(以下、蓄積トナーという)は帯電性能の低下を引き起こし、その後、帯電ブラシ9に進入してくる2次転写残トナーが正常に帯電されなくなる。こうなるとトナー像の1次転写時に2次転写残トナーが中間転写ベルト30上に残留してしまい、画像不良を引き起こす要因となる。このため、帯電ブラシ9は定期的にクリーニングする必要がある。例えば、CPU101は、印刷ジョブの途中で積算印刷ページ数が所定値に到達する等の条件を満たした場合に、帯電ブラシ9の蓄積トナー回収工程を実行する。
前述のように、2次転写残トナー帯電回収方式においては、印刷ジョブの途中で所定の条件に達した場合に、帯電ブラシ蓄積トナー回収工程が実行され、蓄積正トナーRP1、蓄積負トナーRN1が1次転写部に進入する。そのため、帯電ブラシ蓄積トナー回収工程とトナー供給工程との実行条件が略同時に成り立ち、印刷制御を中断して両方実行する際は、それぞれ正常に実行する必要がある。また、互いにダウンタイムに影響を与えることなく略同時に実行することが望ましい。以下に従来におけるトナー供給工程、帯電ブラシ蓄積トナー回収工程について説明する。
そこで実施例2では、1stと4stのみにT1負電圧を印加する負電圧印加部42a、42dをもつ構成とする。2st、3stは負電圧印加部を有しない。このような構成において、帯電ブラシ蓄積トナー回収工程と3stにおけるトナー供給工程を略同時に実施する際において、ブレード鳴きを防止する方法を説明する。
また、実施例2では3stにおけるトナー供給工程について示したが、他のステーションにおいてクリーニングブレードにトナーを供給したい場合については、例えば以下のような方法がある。1stでは、2次転写残トナー回収工程によって回収したトナーをクリーニングブレード28aに供給する。また、4stでは負電圧印加部42dを有しており、PR43等の時間帯で転写防止を行うようなトナー供給工程を行う。いずれも不要なダウンタイムの発生もない。2stでは、隣接ステーションでの1次転写電圧の印加状態がPR43における3stと同様になるように設定する。すなわち、2st、3stをゼロ電圧の1次転写電圧とし、1stを負極性の1次転写電圧に設定する。これにより、2stにおけるトナー供給工程を実行する。ただし、3stの1次転写電圧をゼロ電圧とする必要があるため、2stでのトナー供給工程を実行するためには、3stにおける1次転写が終了したタイミング以降で実行する必要がある。
また、図7(c)のように、2st、3stがそれぞれ1つの正電圧印加部41b、41cのみ有する場合には、正電圧印加部41b、41cを共通化して1つの正電圧印加部を有する構成としてもよい。
26a~26d 1次転写ローラ
28a~28d クリーニングブレード
30 中間転写ベルト
41a~41d 正電圧印加部
42d 負電圧印加部
Claims (10)
- 記録材に画像形成する画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、
感光体と、前記感光体の表面に正規極性のトナーを供給する現像器と、前記感光体の表面に供給された前記トナーを転写する第1転写手段と、前記第1転写手段に前記正規極性とは逆の極性である逆極性の転写電圧を印加する第1の印加手段と、前記第1転写手段に前記逆極性の転写電圧を印加して前記正規極性のトナーの転写を行った後に前記感光体の表面に残留したトナーをクリーニングするために前記感光体の表面に当接して当接部を形成するブレードと、を有する複数の画像形成ステーションと、
複数の前記感光体の表面と当接し、前記複数の感光体の表面に形成されたトナーが転写される中間転写体と、
前記中間転写体と当接して転写部を形成し前記転写部において転写されたトナーを記録材に転写する第2転写手段と、
を備え、
前記複数の画像形成ステーションのうち、前記中間転写体の移動方向において前記転写部よりも下流側に位置する画像形成ステーションの中で最も上流に位置する画像形成ステーションを第1の画像形成ステーション、前記第1の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において下流側に位置する画像形成ステーションであって、所定の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において上流側に位置する画像形成ステーションを第2の画像形成ステーション、前記所定の画像形成ステーションを第3の画像形成ステーション、前記所定の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において下流側に位置する画像形成ステーションを第4の画像形成ステーション、と定義すると、
前記画像形成動作と、前記画像形成動作が実行されない非画像形成動作において前記第3の画像形成ステーションの前記当接部に前記正規極性のトナーを供給するための供給動作と、前記中間転写体の表面に転写されたトナーを記録材に転写した後に前記中間転写体の表面に残留したトナーを、前記第1の画像形成ステーションで回収する回収動作と、を実行することが可能な画像形成装置であって、
前記第4の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記正規極性の転写電圧を印加する第2の印加手段と、
前記第1の印加手段と前記第2の印加手段と、を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第3の画像形成ステーションにおける前記供給動作と前記第1の画像形成ステーションにおける前記回収動作と、を実行する際には、
前記第3の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記転写電圧を印加せず、前記第4の画像形成ステーションの前記第1転写手段に、前記第2の印加手段により前記正規極性の転写電圧を印加するように制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記供給動作を実行している場合において、前記第2の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記転写電圧を印加しないように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記供給動作を実行している場合において、前記第2の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記逆極性の転写電圧を印加するように制御することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記回収動作を実行している場合において、前記第1の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記逆極性の転写電圧を印加するように制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第4の画像形成ステーションは、ブラックの画像形成ステーションであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 記録材に画像形成する画像形成動作を実行可能な画像形成装置であって、
感光体と、前記感光体の表面に正規極性のトナーを供給する現像器と、前記感光体の表面に供給された前記トナーを転写する第1転写手段と、前記第1転写手段に前記正規極性とは逆の極性である逆極性の転写電圧を印加する第1の印加手段と、前記第1転写手段に前記逆極性の転写電圧を印加して前記正規極性のトナーの転写を行った後に前記感光体の表面に残留したトナーをクリーニングするために前記感光体の表面に当接して当接部を形成するブレードと、を有する複数の画像形成ステーションと、
複数の前記感光体の表面と当接し、前記複数の感光体の表面に形成されたトナーが転写される中間転写体と、
前記中間転写体と当接して転写部を形成し前記転写部において転写されたトナーを記録材に転写する第2転写手段と、
を備え、
前記複数の画像形成ステーションのうち、前記中間転写体の移動方向において前記転写部よりも下流側に位置する画像形成ステーションの中で最も上流に位置する画像形成ステーションを第1の画像形成ステーション、前記第1の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において下流側に位置する画像形成ステーションであって、所定の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において上流側に位置する画像形成ステーションを第2の画像形成ステーション、前記所定の画像形成ステーションを第3の画像形成ステーション、前記所定の画像形成ステーションよりも前記中間転写体の移動方向において下流側に位置する画像形成ステーションを第4の画像形成ステーション、と定義すると、
前記画像形成動作と、前記画像形成動作が実行されない非画像形成動作において前記第3の画像形成ステーションの前記当接部に前記正規極性のトナーを供給するための供給動作と、前記中間転写体の表面に転写されたトナーを記録材に転写した後に前記中間転写体の表面に残留したトナーを前記第1の画像形成ステーション、前記第2の画像形成ステーション、前記第3の画像形成ステーションの少なくとも1つの画像形成ステーションにおいて回収する回収動作と、を実行することが可能な画像形成装置であって、
前記第1の画像形成ステーションおよび前記第4の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記正規極性の転写電圧を印加する第2の印加手段と、
前記第1の印加手段と前記第2の印加手段と、を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第3の画像形成ステーションにおける前記供給動作と、前記第1の画像形成ステーションにおける前記回収動作と、を実行する際には、
前記第3の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記転写電圧を印加せず、
前記第1の画像形成ステーション、および、前記第4の画像形成ステーションの前記第1転写手段に、前記第2の印加手段により前記正規極性の転写電圧を印加するように制御することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御部は、前記供給動作を実行している場合において、前記第2の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記転写電圧を印加しないように制御することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記供給動作を実行した後に、前記第2の画像形成ステーションにおいて回収動作を実行する場合において、前記第2の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記逆極性の転写電圧を印加するように制御することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記供給動作を実行した後に、前記第3の画像形成ステーションにおいて回収動作を実行する場合において、前記第3の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記転写電圧を印加しないように制御した後、前記回収動作を行った前記中間転写体の表面が前記第3の画像形成ステーションにおける前記中間転写体と前記感光体との接触部を通過する場合に前記第3の画像形成ステーションの前記第1転写手段に前記逆極性の前記転写電圧を印加するように制御することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、前記供給動作を、連続して印刷したページ数が所定のページ数に到達した場合であって、印刷比率が所定の比率以下である条件を満たした場合に実行するように制御することを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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