JP7292865B2 - 透明ビン検査装置及び透明ビン検査方法 - Google Patents

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本発明は、透明ビンに透明フィルム等が付着しているのを検知する透明ビン検査装置及び透明ビン検査方法に関する。
特許文献1には、光源と撮像カメラとを備え、光源から照射した光をビンに当て、ビンを透過又は反射した光を撮像カメラで撮影すると共に、ビンと撮像カメラとの間に偏光フィルタを設けることで、ビンの汚れや割欠を検出することが開示されている。
一方、透明なリターナブルビンにおいて、透明ビンにキャップシール等の透明フィルムが付着していることがあるが、かかる透明フィルムは撮像カメラで検出し難いという問題があった。
特開昭57-201839号公報
これに対して、特許文献1の技術では、ビンの汚れや割欠を検出できるが、付着している透明フィルムの検出は困難であった。
そこで、本発明の目的は、透明ビンに付着している透明フィルムの検出ができる透明ビン検査装置及び透明ビン検査方法を提供することである。
請求項1に記載の発明は、光源と、光源側偏光フィルタと、撮像カメラと、撮像カメラ側偏光フィルタとを備え、透明ビンに付着している透明フィルムの有無を検知する透明ビン検査装置であって、光源側偏光フィルタの光透過軸に対して撮像カメラ側偏光フィルタの光透過軸は角度(0度を除く)を形成しており、前記角度は光源から光を照射して光源側偏光フィルタを透過した偏光が、透明ビンを透過した後に撮像カメラ側偏光フィルタを透過して得た画像が明状態になる角度であり、光源から照射した光を光源側偏光フィルタで偏光した偏光光を透明ビンに照射して、透明ビンを透過した光を、撮像カメラ側偏光フィルタを介して撮像カメラで撮影することを特徴とする透明ビン検査装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、光源側偏光フィルタの光透過軸は、鉛直線に対して45度の角度を形成していることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、撮像カメラ側偏光フィルタは、回転可能に取り付けてあり、回転により光透過軸の角度を変更可能としてあることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1~3のいずれか一項に記載の発明おいて、制御部を備え、制御部は撮像カメラが撮影した画像の明暗の領域を区分し、暗領域の面積が所定値以上であるときに透明フィルムの付着物ありの判定をすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、制御部は撮像画面の明暗を2値化して、暗領域の面積を測定することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載の発明において、透明ビンを搬送する搬送コンベアを備え、光源及び撮像カメラは搬送コンベアを挟んで設けてあり、制御部は搬送コンベアに連続搬送されてくる透明ビンに透明フィルムが付着しているか否かを連続的に判定することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、制御部は、透明ビンに透明フィルムが付着している判定をすると、その透明ビンを搬送コンベアから排出することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、光源と、光源側偏光フィルタと、撮像カメラと、撮像カメラ側偏光フィルタとを備え、透明ビンに付着している透明フィルムの有無を検知する透明ビン検査方法であって、光源側偏光フィルタの光透過軸に対して撮像カメラ側偏光フィルタの光透過軸が成す角度(0度を除く)を調整する調整工程を有し、前記角度の調整は光源から光を照射して光源側偏光フィルタを透過した偏光が、透明ビンを透過した後に撮像カメラ側偏光フィルタを透過して得た画像が明状態になる角度の調整であり、光源から照射した光を光源側偏光フィルタで偏光した偏光光を透明ビンに照射して、透明ビンを透過した光を、撮像カメラ側偏光フィルタを介して撮像カメラで撮影することを特徴とする透明ビン検査方法である。
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の発明において、光源側偏光フィルタの光透過軸は、鉛直線に対して45度の角度を形成していることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9に記載の発明において、撮像カメラ側偏光フィルタは、回転可能に取り付けてあり、回転により光透過軸の角度を変更することで、撮像カメラが受ける画像の明暗を調整することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項8~10のいずれか一項に記載の発明において、光源と撮像カメラは、透明ビンを順次搬送する搬送コンベアを挟んで設けてあり、搬送コンベアに連続搬送されてくる透明ビンに透明フィルムが付着しているか否かを連続的に判定することを特徴とする。
請求項1及び8に記載の発明によれば、光源側偏光フィルタと撮像カメラ側偏光フィルタを設けることで、透明フィルムが付着している場合には、その透明フィルムの屈折率の影響を受けて、光源側偏光フィルタの光透過軸と平行な位相の偏光光は、透明フィルムの屈折率の影響を受けて、透明フィルムを透過した光の位相がずれることで撮像カメラ側偏光フィルタの光透過軸を透過できない部分が生じ、その部分の明度が低下して暗くなる。これより、透明フィルムがあるとその部分が暗領域として撮影されるので、透明フィルムの有無を検知することができる。
しかも、光源側と撮像カメラ側とに偏光フィルタを設けるだけなので、構成が簡易で且つ容易である。
請求項2及び9に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、実験の結果、光源側偏光フィルタの光透過軸を鉛直線に対して45度とした場合に、透明ビンに付着している透明フィルムの明暗画像を明確にすることができ、検出精度を高めることができた。
請求項3及び10に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、撮像カメラ側偏光フィルタの光透過軸の角度を調整することで、より明暗差を明確にでき、検出精度をより高めることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、暗領域の面積を測定することで判定できるので、透明フィルムの検出が更に容易にできる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、撮像カメラの画像を2値化処理することで、明暗領域の区分を明確にでき、透明フィルムの判定がしやすい。
請求項6及び11に記載の発明によれば、請求項4又は5に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、連続搬送されてくる透明ビンについて、透明フィルムの付着を連続判定できる。
請求項7に記載の発明によれば、請求項6に記載の発明と同様の作用効果を奏すると共に、透明フィルムが付着した透明ビンを自動的に搬送ラインから排出できる。
本発明の実施の形態にかかる透明ビン検査装置の構成を示す図であり、図2(a)に示すA-A断面図である。 本発明の実施の形態にかかる透明ビン検査装置を配置した搬送コンベアの図であり、(a)は平面図、(b)は側面図である。 偏光フィルタの配置を示す図であり、(a)は光源側偏光フィルタ、(b)は撮像カメラ側偏光フィルタである。 透明ビン検査装置のモニタの図である。 本発明の実施の形態にかかる透明ビン検査装置の作用を説明する図であり、(a)は透明ビンに透明フィルムが付着していない場合を示し、(b)は透明ビンに透明フィルムが付着している場合を示す。 (a)は透明ビンに透明フィルムが付着している場合であり、(b)は(a)に示す透明ビンを撮像したモニタ画面の図である。 (a)は透明ビンに透明フィルムが付着している場合であり、(b)は(a)に示す透明ビンを撮像したモニタ画面の図である。 (a)は透明ビンに透明フィルムが付着していない場合であり、(b)は(a)に示す透明ビンを撮像したモニタ画面の図である。 ビン洗浄機の全体構成を概略的に示す側面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明するが、まず、透明ビン検査工程の前工程で用いるビン洗浄機について説明する。
図9に示すように、ビン洗浄機1は、リサイクルの為に回収した透明ビン(空ビン)3を洗浄するものであり、ビン供給部5と、洗浄部7と、洗浄後の透明ビン3を排出するビン排出部9とを備えており、ビン洗浄機1内には透明ビン3を保持して搬送するビンケージ11と、ビンケージ11を循環移動するコンベア13とが設けてある。
ビン供給部5は、順次供給されてくる透明ビン3をビンケージ11で保持して洗浄部7へと搬送する。ビンケージ11は、倒立した透明ビン3の口部を受けて透明ビン3を保持するものであり、略円筒形状を成し透明ビン3の口部側を倒立した状態で収納するようにしてある。
洗浄部7は複数の浸漬槽15を備えており、各浸漬槽15ではカセイソーダ等の薬液で透明ビンを洗浄し、その後、透明ビン3はシャワー部19で洗浄水によるすすぎを行う。
すすぎを行った透明ビン3はビン排出部9に搬送されたのち、ビン排出部9でビンケージ11から透明ビン3を排出して、次工程である検査工程へ送る。透明ビン3は、透明無色のリターナブルビンである。
検査工程では、検査項目の一つとして、透明ビン3に付着した透明フィルムの有無を検知する工程がある。この透明フィルムの検査工程では、図2に示すように、透明ビン検査装置21が用いられており、透明ビン3に付着している透明フィルム22(図6(a)及び図7(a)参照)の有無を検知する。
透明フィルム22は、市場に出回っているときに透明ビン3の口部からキャップに亘って被覆したシール等のフィルムであり、上述したビン洗浄機1を通過後も透明ビン3に一部が付着していることがある。透明フィルム22は、ポリエチレンテレフタレート(PET)やビニール等の延伸された透明樹脂材であり、厚みは約60μmである。
図1及び図2に示すように、透明ビン検査装置21は、ビン排出部9から排出された透明ビン3を一列に搬送する搬送コンベア23を挟んで設けてあり、光源25と、光源側偏光フィルタ27と、撮像カメラ29と、撮像カメラ側偏光フィルタ31とを備えている。撮像カメラ29はモニタ33(図2参照)に接続されている。
図1及び図3(a)に示すように、光源25は側面視四角形の面状を成し、光照射面を透明ビン3に向けて配置されている。光照射面は全面を略均等な光で照射している。光源25には、光源側偏光フィルタ27が取り付けられている。光源側偏光フィルタ27の光透過軸27aは、鉛直方向であっても良いし(図5参照)、鉛直に対して角度θを形成していても良いが、種々実験したところ、図3(a)に示すように、鉛直に対して角度θは45度とすることが好ましい。この角度θを形成することにより、透明ビン3に付着している透明フィルム22の明暗画像を明確にすることができ、検出精度を高めることができたからである。
図4にモニタ33の画面を示すように、撮像カメラ29は、撮影する領域を透明ビン3の口部3aと首部3bとしている。また、モニタ33に内蔵されている制御部により、撮影した画像について、所定の領域R(図6(b)及び図7(b)参照)を特定し、その領域Rの撮像を2値化して画像の明暗を鮮明にしている。
制御部では、領域Rにおける暗領域の面積を測定し、面積が所定値以上である場合には、透明フィルム22を検知した検知信号を発する。尚、図4に示すように、制御部で測定した面積等はモニタに表示されると共に制御部に記録される。
図1に示すように、撮像カメラ側偏光フィルタ31は、撮像カメラ29の受光レンズの受光面に矢印Kで示すように、回転可能に取付けてある。図3(b)に示すように、撮像カメラ側偏光フィルタ31は、輪郭が円形を成し、矢印Kに示すように回転することで、鉛直に対する光透過軸31aの角度θを変更できるようにしてある。
尚、図2に示す搬送コンベア23には、透明ビン検査装置21の下流に透明ビン排出部が設けてあり、透明ビン排出部では、上述した制御部からの透明フィルム22の検知信号を受けると、搬送コンベア23からその透明ビン3を押し出して、除くようにしてある。
ここで、図5を参照して、本実施の形態にかかる透明ビン検査装置の作用及び原理について説明する。
図5(a)(b)は、本実施の形態にかかる透明ビン検査装置21の作用を模式的に示したものである。(a)は透明ビン3に透明フィルム22がない場合であり、(b)は透明ビン3に透明フィルム22が付着されている場合である。
この図5では、原理を説明する為に、光源側偏光フィルタ27と、撮像カメラ側偏光フィルタ31とでは、共に光透過軸27a及び31aを鉛直にした図としているが、実際には、光源側偏光フィルタ27の光透過軸27aに対して、撮像カメラ側偏光フィルタ31は、所定角度回転してその光透過軸31aに角度を形成して明暗状態の調節をしている。
図5(a)に示すように、光源25から出射した光は光源側偏光フィルタ27を通ることで、光透過軸27aと並行な平面波の偏光光H1が照射され、この偏光光H1が透明ビン3を透過し、撮像カメラ側偏光フィルタ31の光透過軸31aを通過して、図5(c)に示すような透明ビンの画像を得ることができる。
一方、図5(b)に示すように、透明ビン3に透明フィルム22が付着している場合には、光源側偏光フィルタ27を通過して得た偏光光H1は、透明ビン3を通過するが、その際に、透明フィルム22を透過した偏光光H1は、透明フィルム22が有する屈折率の影響を受けて位相がずれた偏光光H2となり、図5(d)に示すように、撮像カメラ側偏光フィルタ31の光透過軸31aを通過できず、暗領域と成って現れる。
次に、本実施の形態にかかる透明ビン検査装置21による透明フィルム22の検出について、その実験例を説明する。
この例では、図3(a)に示すように、光源側偏光フィルタ27はその光透過軸27aを鉛直に対して45度の角度θを形成するようにした。
一方、透明ビン3を撮影した撮像カメラ29では、明暗を調整するため、撮像カメラ側偏光フィルタ31を所定角度回転して、撮像カメラ側偏光フィルタ31の光透過軸31aの角度を調整した。
このような調整により、図8(a)に示すように透明ビン3に透明フィルム22が付着していない場合には、図8(b)に示すようにモニタ33の画像では、特定した領域Rは全体が明状態となっており、暗(影)がない状態であった。
図6に第1実験例を示し、図7に第2実験例を示す。これらの実験例では、図6(a)及び図7(a)に示すように、それぞれ異なる状態の透明フィルム22が透明ビン3に付着した状態であった。
図6(a)及び図7(a)に示す各状態において、それぞれ対応する図6(b)及び図7(b)に示すように、各領域Rにはそれぞれ透明フィルム22に対応する部分に、真黒な暗部(網掛けハッチングで示す)が表示され、明確な暗領域を表示できた。また、制御部ではその面積を測定し、暗領域の面積が所定以上あることで、透明フィルム22の有無の判定を確実にできた。
以上のように、本実施の形態によれば、以下の作用効果を奏することができる。
光源側偏光フィルタ27と撮像カメラ側偏光フィルタ31を設けることで、透明ビン3に透明フィルム22が付着している場合には、光源側偏光フィルタ27の光透過軸27aと平行な位相の偏光光は、透明フィルム22の屈折率の影響を受けて、透明フィルム22を透過した偏光光の位相がずれる。これにより、透明ビン3を透過した偏光光に対して、撮像カメラ側偏光フィルタ31の光透過軸31aを透過できない部分が生じ、その部分が暗領域となる。
したがって、本実施の形態によれば、透明ビン3に透明フィルム22があるとその部分が暗領域として撮影されるので、透明フィルム22の有無を検知することができる。
光源側と撮像カメラ側とに偏光フィルタ27、31を設けるだけなので、構成が簡易で且つ容易である。
実験の結果、光源側偏光フィルタ27の光透過軸27aを鉛直線に対して45度とした場合に、透明ビン3に付着している透明フィルム22の明暗画像を明確にすることができ、検出精度を高めることができた。
光源側偏光フィルタ27に対して、撮像カメラ側偏光フィルタ31の光透過軸31aの角度を調整することで、より明暗差を明確にでき、検出精度をより高めることができる。
また、本実施の形態では、制御部が暗領域の面積を測定しているので、所定以上の面積を越えるか否かの閾値を設定することで、透明フィルムの有無の判定が容易にできる。
制御部は、撮像カメラ29の画像を2値化処理することで、明暗領域の区画を明確にでき、透明フィルム22の判定がしやすい。
本発明は、前述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
例えば、透明ビン3において、撮像カメラ29による撮影は、口部3aや首部3bに限らず、必要に応じて胴部等の他の部位としても良い。
透明フィルム22は、リターナブルビンに残存したキャップシールに限らず、市場や洗浄工程等において何らかの原因で付着したシールやテープ等であっても良い。
3 透明ビン
21 透明ビン検査装置
22 透明フィルム
23 搬送コンベア
25 光源
27 光源側偏光フィルタ
27a 光透過軸
29 撮像カメラ
31 撮像カメラ側偏光フィルタ
31a 光透過軸

Claims (11)

  1. 光源と、光源側偏光フィルタと、撮像カメラと、撮像カメラ側偏光フィルタとを備え、透明ビンに付着している透明フィルムの有無を検知する透明ビン検査装置であって、
    光源側偏光フィルタの光透過軸に対して撮像カメラ側偏光フィルタの光透過軸は角度(0度を除く)を形成しており、前記角度は光源から光を照射して光源側偏光フィルタを透過した偏光が、透明ビンを透過した後に撮像カメラ側偏光フィルタを透過して得た画像が明状態になる角度であり、
    光源から照射した光を光源側偏光フィルタで偏光した偏光光を透明ビンに照射して、透明ビンを透過した光を、撮像カメラ側偏光フィルタを介して撮像カメラで撮影することを特徴とする透明ビン検査装置。
  2. 光源側偏光フィルタの光透過軸は、鉛直線に対して45度の角度を形成していることを特徴とする請求項1に記載の透明ビン検査装置。
  3. 撮像カメラ側偏光フィルタは、回転可能に取り付けてあり、回転により光透過軸の角度を変更可能としてあることを特徴とする請求項1又は2に記載の透明ビン検査装置。
  4. 制御部を備え、制御部は撮像カメラが撮影した画像の明暗の領域を区分し、暗領域の面積が所定値以上であるときに透明フィルムの付着物ありの判定をすることを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の透明ビン検査装置。
  5. 制御部は撮像画面の明暗を2値化して、暗領域の面積を測定することを特徴とする請求項4に記載の透明ビン検査装置。
  6. 透明ビンを搬送する搬送コンベアを備え、光源及び撮像カメラは搬送コンベアを挟んで設けてあり、制御部は搬送コンベアに連続搬送されてくる透明ビンに透明フィルムが付着しているか否かを連続的に判定することを特徴とする請求項4又は5に記載の透明ビン検査装置。
  7. 制御部は、透明ビンに透明フィルムが付着している判定をすると、その透明ビンを搬送コンベアから排出することを特徴とする請求項6に記載の透明ビン検査装置。
  8. 光源と、光源側偏光フィルタと、撮像カメラと、撮像カメラ側偏光フィルタとを備え、透明ビンに付着している透明フィルムの有無を検知する透明ビン検査方法であって、
    光源側偏光フィルタの光透過軸に対して撮像カメラ側偏光フィルタの光透過軸が成す角度(0度を除く)を調整する調整工程を有し、前記角度の調整は光源から光を照射して光源側偏光フィルタ透過した偏光が、透明ビンを透過した後に撮像カメラ側偏光フィルタを透過して得た画像が明状態になる角度の調整であり、
    光源から照射した光を光源側偏光フィルタで偏光した偏光光を透明ビンに照射して、透明ビンを透過した光を、撮像カメラ側偏光フィルタを介して撮像カメラで撮影することを特徴とする透明ビン検査方法。
  9. 光源側偏光フィルタの光透過軸は、鉛直線に対して45度の角度を形成していることを特徴とする請求項8に記載の透明ビン検査方法。
  10. 撮像カメラ側偏光フィルタは、回転可能に取り付けてあり、回転により光透過軸の角度を変更することで、撮像カメラが受ける画像の明暗を調整することを特徴とする請求項8又は9に記載の透明ビン検査方法。
  11. 光源と撮像カメラは、透明ビンを順次搬送する搬送コンベアを挟んで設けてあり、搬送コンベアに連続搬送されてくる透明ビンに透明フィルムが付着しているか否かを連続的に判定することを特徴とする請求項8~10のいずれか一項に記載の透明ビン検査方法。
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