JP4684172B2 - 外観検査装置及びptpシートの製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、種々の外観不良を検査するべくPTPシートの製造に際して用いられる外観検査装置、及び、当該外観検査装置を具備したPTPシートの製造装置に関する。
一般に、PTPシートは、錠剤等が充填されるポケット部が形成された包装用フィルムと、ポケット部の開口側を密封するように前記包装用フィルムに取着されるカバーフィルムとから構成されている。
PTPシートの製造に際しては、包装用フィルムのポケット部に錠剤等が充填された後、錠剤の異常、或いは、包装用フィルム(シート部分)の異常を検査することが行われる。当該検査としては、例えばポケット部の突出側から光を照射して透過光に基づく撮像を行う透過式検査や、ポケット部の開口側から光を照射して反射光に基づく撮像を行う反射式検査などが実施される。これらの検査では、撮像結果として画像データに基づいて、錠剤の欠けや割れ等が検査されたり、シート上の異物が検査されたりする。
ところが、検査を透過光で行う場合、例えば錠剤部分を透過する光量を十分に確保しようとすると錠剤周囲(錠剤領域以外)からの光量が大きくなり過ぎて、錠剤領域を構成する画像に、にじみ等の不具合が生じることがある(スミア現象)。また、検査を反射光で行う場合、例えばポケット部のエッジ部分で鏡面反射等が生じることがあり、エッジ部分からの光量が大きくなり過ぎても同様に、スミア現象が発生することがある。そして、検査領域に、このようなスミア現象が発生すると、検査に支障を来すおそれがある。
これを解決するための手法として、板状部材を用いて、例えば非検査領域をマスクし(非検査領域からの光を遮断し)、非検査領域を撮像することによって生じる検査領域のスミア現象を抑制する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開昭54−143193号公報
しかしながら、上記技術によれば、包装する錠剤の大きさや形状が変わる度に、マスクに用いる板状部材を交換する必要があり、マスクのための構成が煩雑になってしまう。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、PTPシートの製造過程における外観不良の検査に際し、撮像領域の一部を比較的簡単にマスクすることができ、スミア現象を抑制可能な外観検査装置、及び、PTPシートの製造装置を提供することを目的とする。
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.錠剤が収容された帯状の包装用フィルムに対して撮像用の光を照射する照射手段と、
該照射手段にて照射された光により、予め定められる撮像領域を撮像する撮像手段と、
画像データを記憶するための画像データ記憶手段と、
前記撮像手段による撮像結果として出力される画像データを、前記画像データ記憶手段に記憶させる撮像制御手段と、
該撮像制御手段にて前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づき、検査を実行可能な検査処理実行手段とを備えた外観検査装置において、
前記撮像手段は、デジタルマイクロミラーデバイス及び撮像素子を有し、前記デジタルマイクロミラーデバイスを介して、前記撮像素子による撮像を行うようになっており、
前記撮像手段による前記撮像領域にマスク領域を設定するマスク領域設定手段と、
該マスク領域設定手段にて設定される前記マスク領域からの光が前記撮像素子へ到達しないように、前記デジタルマイクロミラーデバイスを駆動制御可能な駆動制御手段とを備えていることを特徴とする外観検査装置。
手段1では、撮像手段が、デジタルマイクロミラーデバイスを介して、撮像素子による撮像を行う。そして、マスク領域設定手段が撮像領域にマスク領域を設定し、駆動制御手段によって、マスク領域からの光が撮像素子へ到達しないように、デジタルマイクロミラーデバイスが駆動制御される。その結果、撮像手段による撮像結果として出力される画像データはマスク領域がマスクされたものとなり、当該画像データが、撮像制御手段によって画像データ記憶手段に記憶される。そして、この画像データに基づき、検査処理実行手段によって、検査が実行される。
手段1によれば、撮像素子へ至る光路にデジタルマイクロミラーデバイスを介在させたことにより、デジタルマイクロミラーデバイスの駆動制御だけで撮像領域の一部(マスク領域)を比較的簡単にマスクすることができる。そして、適切なマスク領域を設定すれば、スミア現象を確実に抑制することができる。
手段2.手段1に記載の外観検査装置において、
前記マスク領域設定手段は、前記検査の対象とならない非検査領域を、前記マスク領域として設定することを特徴とする外観検査装置。
手段2によれば、検査の対象とならない非検査領域がマスク領域として設定されるため、例えば非検査領域に生じるハレーション等の不具合により検査領域にスミア現象が発生することを、抑制することができる。そして、この場合特に、非検査領域がマスクされた画像データは、検査領域だけの画像データとなり、撮像後に検査領域を特定する処理が不要になるという点で有利である。
手段3.手段1に記載の外観検査装置において、
前記マスク領域設定手段は、前記検査の対象とならない非検査領域の中で輝度が基準値を上回った領域又は基準値を上回りやすい領域を、前記マスク領域として設定することを特徴とする外観検査装置。
手段3では、検査の対象とならない非検査領域の中で輝度が基準値を上回った領域又は基準値を上回りやすい領域がマスク領域として設定される。具体的には、実際に撮像を行って輝度が基準値を上回った領域をマスク領域として設定したり、輝度が基準値を上回りやすい領域、例えば錠剤が収容されているポケット部のエッジ部分をマスク領域として設定したりするという具合である。この場合も、上述したように、非検査領域に生じるハレーション等の不具合により検査領域にスミア現象が発生することを、抑制することができる。
手段4.手段1乃至3のいずれかに記載の外観検査装置において、
前記撮像制御手段は、前記マスク領域を設定するための設定用画像データを前記画像データ記憶手段に記憶し、
前記マスク領域設定手段は、前記画像データ記憶手段に記憶される前記設定用画像データに基づいて、前記マスク領域を設定することを特徴とする外観検査装置。
上記手段1等においては、外部から入力される情報に基づいてマスク領域を設定する構成も含まれる。これに対し、手段4では、マスク領域を設定するための設定用画像データが画像データ記憶手段に記憶され、記憶された設定用画像データに基づき、マスク領域設定手段によって、マスク領域が設定される。このようにすれば、種々の要因で変化する照明条件などを含めてマスク領域を設定することができ、撮像領域の一部を、より適切にマスクすることができる。
手段5.手段4に記載の外観検査装置において、
前記撮像制御手段は、前記検査を実行するための検査用画像データを繰り返し前記画像データ記憶手段に記憶するにあたり、前記検査用画像データの記憶に先立って一度だけ、前記設定用画像データを前記画像データ記憶手段に記憶することを特徴とする外観検査装置。
手段5では、撮像制御手段によって、検査を実行するための検査用画像データが繰り返し画像データ記憶手段に記憶される。例えば、間欠移送される帯状の包装用フィルムをシート単位で検査するために、繰り返し検査用画像データが記憶されるという具合である。このとき、手段5によれば、検査用画像データの記憶に先立って一度だけ、設定用画像データが記憶される。その結果、設定用画像データに基づいてマスク領域が設定されるのであるが、当該マスク領域が、その後の検査用画像データの撮像に共通して用いられることになる。すなわち、最初に設定されたマスク領域が流用される。これにより、例えばシート単位毎の検査に要する時間が比較的短いものとなり、検査全体に要する時間の短縮に寄与する。
手段6.手段4に記載の外観検査装置において、
前記撮像制御手段は、前記検査を実行するための検査用画像データを繰り返し前記画像データ記憶手段に記憶するにあたり、前記検査用画像データの記憶に先立って毎回、前記設定用画像データを前記画像データ記憶手段に記憶することを特徴とする外観検査装置。
手段6においても、手段5と同様、撮像制御手段によって、検査を実行するための検査用画像データが繰り返し画像データ記憶手段に記憶される。このとき、手段6によれば、検査用画像データの記憶に先立って毎回、設定用画像データが画像データ記憶手段に記憶される。その結果、設定用画像データに基づいてマスク領域が設定されるのであるが、当該マスク領域が、例えばシート単位毎の検査に対し個別に設定されることになる。これにより、例えば錠剤領域を除いてマスクを行う場合等、ポケット部内において錠剤位置がばらついていても、当該錠剤位置のばらつきに追従したマスクを行うことができる。
手段7.手段6に記載の外観検査装置において、
前記設定用画像データは、第1の検査を実行するための第1検査用画像データであり、前記検査用画像データは、第2の検査を実行するための第2検査用画像データであることを特徴とする外観検査装置。
手段7では、設定用画像データが第1の検査を実行するための第1検査用画像データとなっており、検査用画像データが第2の検査を実行するための第2検査用画像データとなっている。つまり、第1の検査を実行するための第1検査用画像データがマスク領域の設定に利用されて、マスク領域が設定された後、第2検査用画像データが取得されるのである。手段7によれば、検査のために記憶される第1検査用画像データに基づいてマスク領域が設定されるため、マスク領域設定のために別に設定用画像データを記憶する構成と比較して、検査に要する時間を短縮することが可能となる。
以上は、外観検査装置の発明として説明してきたが、PTPシートの製造装置の発明として実現することもできる。
手段8.手段1乃至7のいずれかに記載の外観検査装置を具備してなるPTPシートの製造装置。
手段8に記載のPTPシートの製造装置においても、上記外観検査装置と同様の効果が奏される。
以下、一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
最初に、図1(a),(b)に基づき、本実施形態のPTPシート1の構成について説明する。PTPシート1は、複数のポケット部2を備えた包装用フィルム3と、ポケット部2を塞ぐようにして包装用フィルム3に取着されたカバーフィルム4とを有している。包装用フィルム3は、例えば、PP(ポリプロピレン)やPVC(ポリ塩化ビニル)等の比較的硬質で所定の剛性を有する熱可塑性樹脂材料によって構成され、光透過性を有している(ここでは、透明を呈している)。カバーフィルム4は、アルミニウムによって構成されている。また、各ポケット部2には錠剤5が1つずつ収容されている。
次に、図2に基づき、PTPシートの製造装置としてのPTP包装機7の概略構成について説明する。PTP包装機7は、錠剤5を包装用フィルム3に自動的に包装するものである。具体的には、PP、PVCなどの帯状の樹脂フィルムをフィルム送りロール9とテンションロール10,11とで、加熱装置12及び成形装置13に送り込み、錠剤5充填用のポケット部2を樹脂フィルムに成形する。そして、樹脂フィルムにポケット部2の成形された包装用フィルム3が、充填装置14の下まで送られてくると、充填装置14が各ポケット部2に錠剤5を自動的に充填する。
一方、帯状に形成されたカバーフィルム4は、テンションロール16,17を介してフィルム受けロール18の方へと案内されている。フィルム受けロール18には、加熱ロール19が圧接可能となっており、該加熱ロール19の外周面には、僅かに凸状に形成された格子状の線(図示略)が設けられている。そして、両ロール18,19間に、包装用フィルム3及びカバーフィルム4が送り込まれるようになっている。両フィルム3,4が、両ロール18,19間を加熱圧接状態で通過することで、包装用フィルム3にカバーフィルム4が取着される。これによって、錠剤5が各ポケット部2に充填された長尺状のPTPフィルム20が製造される。
前記充填装置14の下流側、かつ、前記フィルム受けロール18及び加熱ロール19の上流側には、包装用フィルム3の移送経路に沿って、包装用フィルム3(充填された錠剤5)の外観不良を検査するための外観検査装置21が配設されている。外観検査装置21は、ポケット部2に充填された錠剤5の異常として、錠剤5の割れ等の検出を目的とする「第1の検査」としての輪郭形状検査、及び、錠剤5の表面に付着する毛髪等の異物の検出を目的とする「第2の検査」としての表面異物検査を行うものである。
上記各検査を経て、包装用フィルム3にカバーフィルム4が取着された後、PTPフィルム20は、図示しない打抜装置によってPTPシート1単位に裁断される。なお、外観検査装置21によって不良品判定された場合、その不良品判定となったPTPシート1は、図示しない不良シート排出機構によって別途排出される。
次に、本実施形態の特徴部分である上記外観検査装置21について、より具体的に説明する。
外観検査装置21は、図2(a)および図3に示すように、透過照明装置22E、反射照明装置22H、「撮像手段」としてのカメラ23、画像処理装置24、モニタ25、キーボード26、および、入力デバイス27などを備えている。ここで透過照明装置22E及び反射照明装置22Hが「照射手段」を構成する。なお、図3は、外観検査装置21の電気的構成を示すブロック図である。
透過照明装置22Eは包装用フィルム3のポケット部2の突出側に設けられ、反射照明装置22Hは包装用フィルム3のポケット部2の開口側に設けられている。各照明装置22E,22Hはそれぞれ白色光(可視光)を照射する図示しない光源を有している。
また、本実施形態では、上記透過照明装置22E及び上記反射照明装置22Hに対して1台のカメラ23が設けられている。このカメラ23は、ポケット部2の開口側に設けられている。
カメラ23は、図2(b)に示すように、内部に、デジタルマイクロミラーデバイス(以下「DMD」という)23Mと、撮像素子23Sとを有している。DMD23Mは、第1及び第2の角度との間で、向きを制御可能な多数の微小ミラーで構成されている。そして、カメラ23に入射した光は、DMD23Mを介して、撮像素子23Sへ到達するようになっている。
より詳細には、撮像素子23Sから出力される画像データの構成単位となる画素ごとに、DMD23Mの微小ミラーが対応する構成となっている。これにより、DMD23Mが駆動制御されて、微小ミラーが第1の角度とされた状態で撮像が行われると、微小ミラーにて反射された光が撮像素子23Sに到達する。この場合、当該微小ミラーに対応する画素は、例えば0〜255の輝度情報を有するものとなる。一方、微小ミラーが第2の角度とされた状態で撮像が行われると、微小ミラーにて反射された光が撮像素子23Sに到達しない。この場合、当該微小ミラーに対応する画素は、例えば0の輝度情報を有するものとなる。つまり、DMD23Mが駆動制御されて、特定の微小ミラーが第2の角度とされることで、当該微小ミラーに対応する画素からなる領域がマスクされる。
カメラ23による撮像結果としての画像データは、画像処理装置24に出力される。そこで次に、図3に基づき、画像処理装置24の構成について説明する。
画像処理装置24は、「画像データ記憶手段」としての画像メモリ41、マスクデータメモリ42、二値化手段43、判定用メモリ44、外観検査結果及び統計データメモリ45、並びに、CPU及び入出力インターフェース47を有している。
画像メモリ41は、カメラ23から出力される画像データを記憶するためのメモリ装置である。この画像メモリ41には、二値化手段43にて二値化された後の二値化画像データも記憶されるようになっている。
マスクデータメモリ42は、撮像領域に対して設定されるマスク領域の情報を記憶するためのメモリ装置である。
二値化手段43は、所定の閾値に基づいて画像データを二値化処理するものである。また、判定用メモリ44は、各種判定値を記憶するためのメモリ装置である。一例として、上記二値化手段43による二値化処理に用いられる閾値や、各検査に用いられる検査用判定値が記憶される。
外観検査結果及び統計データメモリ(以下、単に「データメモリ」という)45は、画像データに関する座標等のデータ、外観検査結果データ、及び、該外観検査結果データを確率統計的に処理した統計データなどを記憶するものである。
CPU及び入出力インターフェース(以下、単に「CPU」という)47は、各種処理プログラムを判定用メモリ44の記憶内容などを使用しつつ実行するとともに、PTP包装機7に制御信号を送出し又はPTP包装機7から動作信号などの各種信号を送受信するためのものである。これによって、例えば、PTP包装機7の不良シート排出機構などを制御することができるようになっている。
また、CPU47は、モニタ25に表示データを送出する機能をも有する。かかる機能により、各種画像データや上記データメモリ45に記憶された外観検査結果などを、モニタ25に表示させることができるようになっている。さらに、CPU47は、キーボード26からのデータ及び入力デバイス27からのデータを入力する機能をも有する。
そして、特に、本実施形態では、CPU47は、カメラ23へ制御信号を送出する機能を有する。具体的には、DMD23Mへの駆動信号が送出可能となっている。これにより、CPU47によって、DMD23Mが駆動制御される。この意味でCPU47は「駆動制御手段」を構成する。また、カメラ23による撮像タイミングを制御可能となっている。より詳細には、PTP包装機7に設けられた図示しないエンコーダからの信号に基づいて、カメラ23から出力される撮像結果としての画像データを画像メモリ41へ記憶するタイミングを制御可能となっている。この意味でCPU47は「撮像制御手段」を構成する。
次に、CPU47にて実行される各種処理について、図4〜図6のフローチャートに基づき説明する。
図4は、錠剤検査処理の全体の流れを示すフローチャートである。最初のステップ(以下、ステップを単に記号Sで示す)10において、第1の検査としての輪郭形状検査を実行する。上述したように輪郭形状検査は、ポケット部2に充填された錠剤5の異常として、錠剤5の割れ等の検出を目的とするものである。
続くS20では、第2の検査としての表面異物検査を実行する。上述したように表面異物検査は、ポケット部2に充填された錠剤5の異常として、錠剤5の表面に付着する毛髪等の異物の検出を目的とするものである。
次のS30では、上記S10およびS20における検査結果に基づいて錠剤の良/不良を判定する。その後、本錠剤検査処理を終了する。
図5は、図4中のS10における輪郭形状検査の詳細を示すフローチャートである。
最初のS101において、撮像が行われる。ここでは、間欠的に搬送される包装用フィルム3の搬送のインターバルにおいて、透過照明装置22Eによる透過光による撮像が行われる。具体的には、カメラ23から出力される撮像結果としての画像データが、画像メモリ41に記憶される。このときは、上記DMD23Mを構成する微小ミラーが全て第1の角度とされており、撮像領域の全体が撮像される。
続くS102では、記憶された画像データを二値化処理し、錠剤領域を特定する。具体的には、画像メモリ41に記憶された画像データに対し、二値化手段43にて二値化処理が行われ、当該二値化処理された画像データに基づいて錠剤領域が特定される。
次のS103では、輪郭形状を検査する。この処理は、判定用メモリ44に記憶された輪郭検査用の判定値を用い、錠剤の輪郭が正常であるか否かを判定するものである。ここでの検査結果は、上記データメモリ45に記憶され、当該検査結果に基づいて後に錠剤5の良/不良が判定される(図4中のS30参照)。
続くS104では、S102にて特定された錠剤領域に基づき、撮像領域の中で、錠剤領域以外の領域をマスク領域として、マスクデータを作成する。マスクデータは、例えば、マスク領域を構成する画素を特定可能なデータとして例示できる。上述したように、DMD23Mの微小ミラーは各画素に対応しているため、このマスクデータに基づいて、マスク領域に対応する微小ミラーを特定することが可能となる。
次のS105ではマスクデータメモリ42にマスクデータを記憶し、その後、本輪郭形状検査を終了する。なお、マスクデータを作成・記憶するCPU47が「マスク領域設定手段」を構成する。また、上記S101で取得される画像データが「設定用画像データ(第1検査用データ)」に相当する。
図6は、図4中のS20における表面異物検査の詳細を示すフローチャートである。
最初のS201において、マスクデータメモリ42に記憶されたマスクデータを読み出す。マスクデータは、上述したように、例えば、マスク領域を構成する画素、すなわちマスク領域に対応する微小ミラーを特定可能なデータとして記憶されている。
次に、S202では、読み出したマスクデータに基づいて、DMD23Mを駆動制御する。これにより、マスク領域からの光を反射する微小ミラーが第2の角度とされて、マスク領域からの光が撮像素子23Sに到達しないようになる。
続いて、S203では、撮像を行う。これは、反射照明装置22Hによる反射光に基づくものである。本実施形態において、ここでの撮像と、輪郭形状検査における撮像(図5中のS101)とは、同一インターバルにて行われる。これによって、カメラ23は同一撮像領域を撮像することになる。ここでも同様に、カメラ23による撮像結果としての画像データが、画像データメモリ41へ記憶される。そして、ここで出力される画像データは、マスク領域がマスクされ、錠剤領域だけが撮像されたものとなる。なお、ここで取得される画像データが「検査用画像データ(第2検査用画像データ)」に相当する。
次のS204では、画像データメモリ41に記憶された画像データに基づいて、異物検査を行う。具体的には、判定値メモリ44に記憶された異物検査用の判定値に基づいて異物の有無を判定する。ここでの検査結果は、上記データメモリ45に記憶され、当該検査結果に基づいて後に錠剤5の良/不良が判定される(図4中のS30参照)。
なお、以上の検査処理を実行するCPU47が「検査処理実行手段」を構成する。
次に、上述した検査処理において、マスク領域に対する理解を容易にするため、撮像画像を例示して説明をする。図7は、撮像画像の一部を模式的に示す説明図である。
本実施形態では、シート単位毎の検査として、輪郭形状検査及び表面異物検査が行われる(図4中のS10,S20)。
最初の輪郭形状検査では、特にマスク領域は設定されず、カメラ23による撮像結果が画像データとして記憶される(図5中のS101)。すなわち、図7(a)に示すように、画像データには、シート画像G3、ポケットエッジ画像G2、および、錠剤画像G5が含まれる。
この検査では、図7(b)に斜線で示すような錠剤領域が特定され(S102)、図7(c)に斜線で示すような錠剤領域以外の領域がマスク領域として設定される。そして、マスクデータが作成されて記憶される(S104,S105)。
続く表面異物検査では、マスクデータが読み出されて(図6中のS201)、DMD23Mが駆動制御されることで(S202)、錠剤領域以外の領域がマスクされた画像が撮像結果として出力されて画像データとして記憶される(S203)。すなわち、図7(c)に示した斜線部分がマスクされた画像データが記憶される。そして、表面異物検査は、この画像データに基づいて行われる(S204)。
以上詳述したように、本実施形態によれば、撮像素子23Sへ至る光路にDMD23Mを介在させたことにより、DMD23Mの駆動制御だけで撮像領域の一部(マスク領域)を比較的簡単にマスクすることができる。そして、検査対象の錠剤領域以外の領域(非検査領域)にマスク領域を設定しているため、例えば非検査領域に生じるハレーションなどの不具合による錠剤領域(検査領域)のスミア現象を確実に抑制することができる。
また、本実施形態によれば、輪郭形状検査において取得された画像データに基づき、マスクデータが作成されて記憶される(図5中のS101,S104,S105)。これにより、種々の要因で変化する照明条件などを含めてマスク領域を設定することができ、撮像領域の一部を、より適切にマスクすることができる。また、検査のために記憶される画像データ(第1検査用画像データ)に基づいてマスク領域が設定されるため、マスク領域設定のために別に画像データ(設定用画像データ)を記憶する構成と比較して、検査に要する時間を短縮することが可能となる。
さらにまた、本実施形態によれば、表面異物検査のための撮像(図6中のS203)に先立って毎回、マスクデータが作成・記憶され(図5中のS104,S105)、このマスクデータが読み出されてDMD23Mが駆動制御される(図6中のS201,S202)。これにより、ポケット部2内において錠剤位置がばらついていても、当該錠剤位置のばらつきに追従したマスクを行うことができる。
以上説明した実施形態において、例えば、次のように構成の一部を適宜変更して実施することも可能である。勿論、以下において例示しない形態での実施も発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて可能である。
(a)上記実施形態では、図4中のS10における輪郭形状検査においてマスク領域を設定(マスクデータの作成・記憶)を行っていた。これに対して、例えば図4中のS20における表面異物検査のみを行う場合、S10の輪郭形状検査に代えて、マスク領域設定処理を実行するようにしてもよい。マスク領域設定処理は、図8に示すように、最初に撮像を行い(S401)、すなわち「設定用画像データ」を記憶し、二値化処理などによって錠剤領域を特定し(S402)、これに基づいてマスクデータを作成し記憶する(S403,S404)ものとして例示できる。このマスク領域設定処理では、反射照明装置22Hによる撮像を行う。したがって、この場合に、透過照明装置22Eは不要となる。
(b)また、このようなマスク領域設定処理はS10の輪郭形状検査に代わる処理として、上記実施形態と同様に、表面異物検査(S20)に先立って毎回実行するようにしてもよい。あるいは、表面異物検査(S20)に先立って一度だけ実行するようにしてもよい。前者の構成によれば、上記実施形態と同様に、ポケット部2内において錠剤位置がばらついていても、当該錠剤位置のばらつきに追従したマスクを行うことができる。一方、後者の構成によれば、マスク領域がその後の表面異物検査における撮像に共通して用いられることになる。すなわち、最初に設定されたマスク領域が流用されるため、検査全体に要する時間の短縮に寄与する。
(c)上記実施形態では、錠剤領域を検査領域として、錠剤領域以外の非検査領域をマスクする構成であった。これに対し、非検査領域の中で輝度が基準値を上回った領域をマスクするようにしてもよい。あるいは、図9(a)に斜線で示すように、輝度が基準値を上回りやすいポケット部2のエッジ部分をマスクするようにしてもよい。このようにしても、非検査領域に生じるハレーション等の不具合により検査領域にスミア現象が発生することを、抑制することができる。
(d)上記実施形態は錠剤5の異常を検査するものであったが、シート部分の異常を検査する構成にも適用できる。この場合、図9(b)に斜線で示すように、錠剤画像G5の領域だけをマスクするようにしてもよいし、また、ポケット部2のエッジ部分で鏡面反射が生じやすいことに鑑み、図9(c)に斜線で示すように、錠剤画像G5およびポケットエッジ画像G2を含む領域をマスクするようにしてもよい。
(e)上記実施形態では、マスクデータを作成するために撮像を行っていたが(図5中のS101,S104)、マスクデータを外部から取得する構成としてもよい。具体的には、図3に示したキーボード26や入力デバイス27等を介してマスクデータを取得するようにしてもよい。
(f)上記実施形態では、輪郭形状検査における撮像(図5中のS101)と、表面異物検査における撮像(図6中のS203)とを、間欠搬送される包装用フィルム3の同一インターバルで行っていた。これに対して、連続搬送される包装用フィルム3について同様の検査は可能である。すなわち、両撮像間で包装用フィルム3が搬送される構成の場合、その分(撮像タイミングの差分)の搬送量を補正して撮像領域のマスク処理等を実施すればよい。
(g)上記実施形態ではDMD23Mを構成する微小ミラーと撮像素子23Sより出力される画像を構成する画素とが1対1で対応する構成であったが、必ずしも1対1で対応させる必要はない。例えば、微小ミラーと画素とが1対4の関係となっていれば、1つの微小ミラーの駆動制御によって4画素分をマスクすることができる。
(h)上記実施形態では、第1の検査として輪郭形状検査を行い、第2の検査として表面異物検査を行う構成であったが、これに限定されるものではない。例えば、第1又は第2検査として、チッピング検査、キャッピング検査(錠剤の厚み方向に割れているか否かについての検査)、シート上の粉噛み検査、シールしわ検査、ノンシール検査、錠剤色識別検査、シート上の異物検査などを行うようにしてもよい。
(a)はPTPシートを示す斜視図であり、(b)はPTPシートを示す部分拡大断面図である。 実施形態におけるPTP包装機等の概略構成を示す模式図である。 外観検査装置の電気的構成を示すブロック図である。 錠剤検査処理を示すフローチャートである。 錠剤検査処理における輪郭形状検査を示すフローチャートである。 錠剤検査処理における表面異物検査を示すフローチャートである。 撮像画像の一部を模式的に示す説明図である。 マスク領域設定処理を示すフローチャートである。 設定されるマスク領域を説明するための説明図である。
符号の説明
1…PTPシート、2…ポケット部、3…包装用フィルム、4…カバーフィルム、5…錠剤、7…PTP包装機、21…外観検査装置、22E…透過照明装置、22H…反射照明装置、23…カメラ、23M…デジタルマイクロミラーデバイス(DMD)、23S…撮像素子、41…画像メモリ、42…マスクデータメモリ、47…CPU及び入出力インターフェース(CPU)、G2…ポケットエッジ画像、G3…シート画像、G5…錠剤画像。

Claims (5)

  1. 錠剤が収容された帯状の包装用フィルムに対して撮像用の光を照射する照射手段と、
    該照射手段にて照射された光により、予め定められる撮像領域を撮像する撮像手段と、
    画像データを記憶するための画像データ記憶手段と、
    前記撮像手段による撮像結果として出力される画像データを、前記画像データ記憶手段に記憶させる撮像制御手段と、
    該撮像制御手段にて前記画像データ記憶手段に記憶された画像データに基づき、検査を実行可能な検査処理実行手段とを備えた外観検査装置において、
    前記撮像手段は、デジタルマイクロミラーデバイス及び撮像素子を有し、前記デジタルマイクロミラーデバイスを介して、前記撮像素子による撮像を行うようになっており、
    前記撮像手段による前記撮像領域にマスク領域を設定するマスク領域設定手段と、
    該マスク領域設定手段にて設定される前記マスク領域からの光が前記撮像素子へ到達しないように、前記デジタルマイクロミラーデバイスを駆動制御可能な駆動制御手段とを備え
    前記撮像制御手段は、前記マスク領域を設定するための設定用画像データを前記画像データ記憶手段に記憶し、
    前記マスク領域設定手段は、前記画像データ記憶手段に記憶される前記設定用画像データに基づいて、前記マスク領域を設定するものであり、
    前記撮像制御手段は、前記検査を実行するための検査用画像データを繰り返し前記画像データ記憶手段に記憶するにあたり、前記検査用画像データの記憶に先立って毎回、前記設定用画像データを前記画像データ記憶手段に記憶することを特徴とする外観検査装置。
  2. 請求項1に記載の外観検査装置において、
    前記マスク領域設定手段は、前記検査の対象とならない非検査領域を、前記マスク領域として設定することを特徴とする外観検査装置。
  3. 請求項1に記載の外観検査装置において、
    前記マスク領域設定手段は、前記検査の対象とならない非検査領域の中で輝度が基準値を上回った領域又は基準値を上回りやすい領域を、前記マスク領域として設定することを特徴とする外観検査装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の外観検査装置において、
    前記設定用画像データは、第1の検査を実行するための第1検査用画像データであり、前記検査用画像データは、第2の検査を実行するための第2検査用画像データであることを特徴とする外観検査装置。
  5. 請求項1乃至のいずれかに記載の外観検査装置を具備してなるPTPシートの製造装置。
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