JP7292131B2 - 閉鎖型キャビネットおよびグローブユニット - Google Patents

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Description

本発明は、閉鎖型キャビネットおよびグローブユニットに関する。
人体に悪影響を及ぼすおそれのある危険物の取り扱い例えば実験若しくは分析、または周囲環境(閉鎖型キャビネットが設置される部屋の雰囲気)から隔離された空間で行うべきバイオ検体の処理等の作業を行うための閉鎖型キャビネットが知られている。閉鎖型キャビネットという名称は一般名称として用いられているわけではない。閉鎖型キャビネットは、アイソレータ、グローブボックス、コンテインメント(封じ込め)装置などとも呼ばれている。
閉鎖型キャビネット(以下、簡潔のため単に「キャビネット」とも呼ぶ)の作業室内で作業を行うため、キャビネットにグローブユニットが取り付けられる。キャビネットのハウジングの壁体には穴が形成されており、この穴にグローブユニットが挿入される。グローブユニットと壁体との間は密封されており、穴とグローブユニットとの間の隙間を介した作業室内への空気の流入および作業質内から空気の流出が防止される。
特許第4761497号公報
本発明は、グローブユニットの取付けが容易で作業性に優れた閉鎖型キャビネットを提供することを目的としている。
本発明の一実施形態に係る閉鎖型キャビネットは、内部に作業室が形成されているハウジングと、前記ハウジングの壁体に設けられ、前記ハウジングの外部の空間と前記作業室とを連通させる横長のグローブポートと、横方向に配列された複数の手腕挿入筒を有する柔軟な袋体から形成されたグローブユニットとを備えている。前記グローブポートは、前記グローブポートが設けられた前記壁体の外面から外側に向けて立ち上がる筒型の立ち上がり部を有し、前記グローブユニットを形成する前記袋体の開放端部分を前記立ち上がり部に被せた状態で前記グローブユニットが前記グローブポートに取り付けられているか取り付け可能である。本発明の他の実施形態によれば、上記の閉鎖型キャビネットでの使用に適した、グローブユニットも提供される。
上記実施形態によれば、グローブユニットの取付けが容易で作業性に優れた閉鎖型キャビネットを得ることができる。
一実施形態に係るキャビネットの斜視図である。 上記キャビネット内の気流を示す透視斜視図である。 上記キャビネット内の気流を示す概略回路図である。 上記キャビネットに設けられた押さえ部材を示す正面図である。 上記押さえ部材を示す斜視図である。 上記押さえ部材の動作を示す作用図である。 窓へのグローブポートの設置、およびグローブポートへのグローブユニットの取り付けについて説明する概略断面図である。 図7の矢印VIIIの方向から見た上記グローブユニットの底面図である。 図7の矢印IXの方向から見た上記グローブユニットの背面図である。 上記グローブユニットに設けられたスライドファスナーを開いた状態を示す概略側面図である。 上記グローブユニットの手腕挿入筒が2つの別々に形成された部材を接合することにより形成した例を示す概略断面図である。
以下に添付図面を参照してキャビネット1(閉鎖型キャビネット)の一実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、図1に方向を示す座標軸を記載した。座標軸において、Fが前(手前)、Bが後(奥)、Lが左、Rが右、Uが上、Dが下である。
キャビネット1は、ハウジング10を有する。なお、ハウジング10は、鉄、アルミニウム、ステンレス等の適当な金属板から形成された箱であるハウジング本体と、ハウジング本体の前面に設けられた開口42(図6を参照)を塞ぐ閉鎖部材、例えばハウジング本体にヒンジ結合された扉40(詳細後述)から構成される。なお、図1では開口42は扉40の背後に隠れて見えないが、開口42は扉40の輪郭よりもやや小さい概ね矩形の輪郭を有している。ハウジング本体と扉40とを区別する必要が無い場合には、これらをまとめてハウジング(10)と呼び、両者の区別する必要があるときはハウジング本体(10M)と呼ぶ。閉鎖部材は、図示例のようにヒンジを介してハウジング本体10Mに取り付けられた扉のようなものに限らず、ハウジング本体10Mから完全に取り外すことができる板状体のようなものであってもよい。
ハウジング10内の空気の流れは図2および図3において、F+数字(例えばF1)の参照符号が付けられた矢印で示されている。
図1~図3に示すように、ハウジング10の天井部には給気口12が設けられている。給気口12には、エアフィルタ14A(例えばHEPAフィルタ)とファン14Bとを有するファンフィルタユニット14が設けられている。ファン14Bを回転させることにより、キャビネット1が設置されている部屋(例えば実験室)の空気(外部空気)が、給気口12からハウジング10内に流入し(矢印F1,F2を参照)、エアフィルタ14Aにより濾過される。
ハウジング10内には作業室16が設けられている。作業室16は、後述する前側の扉40(窓)と、天井壁16Aと、底壁16Bと、側壁16C(図3参照)と、背壁16D(図2参照)とに囲まれている。
作業室16の天井壁16Aには、エアフィルタ(例えばHEPAフィルタ)18Aおよびファン18Bを有するファンフィルタユニット18と、例えばパンチング板やスクリーン板等からなる整流板19と、が設けられている。ファンフィルタユニット18は、ハウジング10内におけるファンフィルタユニット18の上方の空間20から空気を吸引して(矢印F3を参照)、これをエアフィルタ18Aで濾過して下向きに吹き出す。その後、濾過された空気は整流板19によって流れが整流され、作業室16内に向けて下向き(一方向)に吹き出される(矢印F4を参照)。
作業室16の底壁16Bおよび背壁16Dとこれらとそれぞれ対面するハウジング10の壁面との間には隙間が形成されており、これらの隙間が通気ダクト22となっている。なお、図3は、気流を説明するための概略図であり、作業室16の周囲の通気ダクト22の配置は実際のものと異なる。実際には、図3において作業室16の下方に示された気流F6は、作業室16の底壁16Bの下方に設けられた通気ダクト22内を作業室16の前面から背面に向かって流れており、図3において作業室16の右方に示された気流F6は、作業室16の背壁16Dの後方に設けられた通気ダクト22内を下方から上方に向かって流れている。なお、作業室16の下方からファンフィルタユニット18の上方の空間20に向けて空気を流す通気ダクト22は、作業室16の側壁(図示せず)とこれに対面するハウジング10の壁面との間に設けてもよい。
作業室16と通気ダクト22とは、底壁16Bおよび背壁16D自体に形成されたスリット、あるいは隣接する2つの壁(図示例では底壁16Bおよび背壁16D)の間に形成された隙間を介して連通している。ファンフィルタユニット18により作業室16に供給された空気は通気ダクト22に流出し、通気ダクト22を通ってファンフィルタユニット18の上方の空間20に戻る。
ファンフィルタユニット18には排気ダクト23が接続されている。排気ダクト23の上流端は、ファンフィルタユニット18内におけるファン18Bとエアフィルタ18Aとの間の空間に開口している。排気ダクト23の下流端は、ハウジング10の天井部に設けられた排気口24に接続されている。
排気ダクト23には、ダンパ26およびフィルタユニット28が介設されている。フィルタユニット28はエアフィルタ28Aを有する。ダンパ26の開度に応じて、ファンフィルタユニット18に流入した空気の一部がフィルタユニット28を介してハウジング10から排出される。
ハウジング10内には、ファンフィルタユニット18から出発して、作業室16、通気ダクト22、空間20を順次経て、再びファンフィルタユニット18に戻る循環経路内を流れる循環流が形成されている。この循環流を形成する空気に、ファンフィルタユニット14を介して給気口12から取り込まれた外部空気が合流する。その一方で、循環流を形成する空気の一部が排気ダクト23に分流してハウジング10の外部に排出される。このように、キャビネット1の通常運転時には、単位時間当たりに予め定められた量の空気が入れ替わるようになっている。
キャビネット1には、4つの差圧計が設けられている。第1差圧計31は、通気ダクト22内の圧力(これは作業室16内の圧力とほぼ同じとみなしてよい)と外部圧力(キャビネット1が設置されている部屋の室内の空気圧力を意味する。以下本明細書において同じ。)との差圧DP1(つまり作業室16内のゲージ圧)を測定する。
第2差圧計32は、フィルタ14Aの下流側の空間の圧力と、外部圧力との差圧DP2を測定する。第3差圧計33は、ファンフィルタユニット18内におけるファン18Bとエアフィルタ18Aとの間の空間の圧力と、作業室16内の圧力との差圧DP3を測定する。第4差圧計34は、フィルタユニット28内におけるエアフィルタ28Aの上流側の圧力と、外部圧力との差圧DP4を測定する。つまり、第2差圧計32、第3差圧計33、第4差圧計34は、エアフィルタ14A,18A,28Aの各々の上流側空間と下流側空間との差圧を測定する。
第2差圧計32、第3差圧計33および第4差圧計34による差圧の測定値DP2,DP3,DP4,は、キャビネット1の前面パネル上部の表示部2に表示される。表示された差圧に基づいて、キャビネット1の使用者は、エアフィルタ14A,18A,28Aの交換の指標となる劣化度合い(目詰まり)を判断することができる。第1差圧計31による差圧の測定値DP1はキャビネット1の前面パネル上部の表示部3に表示される。
ハウジング10は概ね密閉されているため、作業室16内の圧力は、給気口12から取り込まれる空気量と、排気口24から排出される空気量との収支により決定される。つまり、作業室16内の圧力は、第1差圧計31により検出された差圧DP1に基づいて、ファンフィルタユニット14のファン14Bの回転数およびダンパ26の開度の少なくとも一方を調節することにより、調節することができる。
本実施形態では、ダンパ26として手動式のスライドダンパを用い、ダンパ26の開度は、キャビネット1のセットアップ時あるいはメンテナンス時に適当な値に固定して、運転時には変化させないようにしている。そして、キャビネット1の運転時には、検出された差圧DP1に基づいてファン14Bの回転数をフィードバック制御することにより、作業室16内の圧力が所望の範囲内(例えば微陽圧0Pa~+50Pa)に維持されるようにしている。
以下にファンのファン14Bの回転数制御に関連する制御系の構成について説明する。主制御部29(例えばプログラムコントローラPLCからなる)には、第1差圧計31からの差圧DP1に相当する検出信号が入力される。主制御部29は、差圧DP1の設定値(フィードバック制御における設定値SV)に対する第1差圧計31で検出された差圧DP1の測定値(フィードバック制御における測定値PV)の偏差に基づいて、差圧DP1を設定値にするために必要なファン14Bの回転数(フィードバック制御における操作量MV)あるいは当該回転数に対応する適当なパラメータ値(例えばファン14Bへの供給電力)を算出する。主制御部29は、算出されたファン14Bの回転数を指令値としてファンコントロール35に送信し、ファンコントロール35は例えばPWM(パルス幅変調)制御によりファン14Bへの供給電力を制御し、ファン14Bを上記指令値に対応する回転数で回転させる。
図3に示すように、主制御部29は、ファン18Bを制御するためのファンコントロール36を制御することも可能なようになっている。但し、本実施形態では、ファンコントロール36は手動モード(主制御部29により制御されないモード)で動作させている。ファンコントロール36の出力は、キャビネット1のセットアップ時あるいはメンテナンス時に作業者により適当な値に設定される。このため、キャビネット1の通常運転時には、ファン18Bは定速回転する。
主制御部29がファンコントロール36を制御してもよい。例えば、ファン18Bから作業室16に吹き出される空気の風速を監視(検出)するデバイスを設け、検出された風速に基づいて、実際の風速が所望の範囲内に維持されるように、主制御部29がファンコントロール36を介してファン18Bの回転数をフィードバック制御してもよい。
本実施形態のキャビネット1では、ファンフィルタユニット18のファン18Bが、作業室16への給気および排気ダクト23への排気の両方を行うようになっており、排気専用のファンは設けられていない。その分、キャビネット1を低コストで提供することができる。
キャビネット1は、給気専用のファン14Bを有しているが排気専用のファンを有していない。このため、キャビネット1は、作業室16内の圧力を陽圧に維持した状態で使用するのに適している。
しかしながら、図示されたキャビネット1の構成でも、作業室16内を陰圧に維持することは可能である。すなわち、ファンフィルタユニット18から作業室16に至る空気流路の通気抵抗よりも、ファンフィルタユニット18から排気口24に至る空気流路の通気抵抗が小さければ、ファン14Bおよびファン18Bの運転条件次第で、排気口24から排出される空気量を給気口12から取り込まれる空気量よりも大きして、作業室16内を陰圧とすることが可能となる。なお、上記の通気抵抗の関係は、下記に限定されるものではないが例えば、ダンパ26の開度、排気ダクト23の流路断面積、エアフィルタ28Aの仕様などを適宜決定することにより実現することができる。
ハウジング10の前面には、扉40が設けられている。扉40は透明で強靱な樹脂材料、例えばポリカーボネートにより形成することができる。従って、扉40は作業室16の内部を目視することができる窓としての機能も有する。扉40は、ハウジング本体10Mの前面に形成された大きな開口42を開閉することができる。扉40を開くことにより、作業対象物を作業室16に搬入/搬出することができる。
前述したように、扉40および開口42は、概ね長方形である。扉40の一辺(図示例では左辺)は、ハウジング本体10Mに複数(図示例では3つ)のヒンジ45を介して連結されている。
図6に示すように、開口42を画定するハウジング本体10Mの縁43には、縁43の全周に亘って延びるパッキン44が取り付けられている。パッキン44はシール性のある適当な弾性材料、例えばEPDMから形成することができる。
図1に示すように、扉40の他の三辺(図示例では上辺、下辺、右辺)はそれぞれ、複数の押さえ部材46によりパッキン44に押しつけられるようになっている。各押さえ部材46は例えばPOM樹脂により形成することができる。図4に示すように各押さえ部材46は、ハウジング本体10Mの縁43の近傍に取り付けられたブラケット48Aに設けられた回転軸48Bに取り付けられており、回転軸48Bを中心としてロック位置とアンロック位置との間で回転可能である。ロック位置は図4に示す位置であり、アンロック位置は図4に示す位置から反時計方向に約90度回転した位置である。ブラケット48Aおよび回転軸48Bは、例えば鉄鋼等の金属材料から形成することができる。
図4および図5に示すように、各押さえ部材46は概ね半円円板の形状を有している。回転軸48Bは半円の中心から偏心した位置にある。押さえ部材46は、押さえ面46Aと、乗り上げ案内面46Bとを有している。押さえ面46Aは、回転軸48Bに直交する面である。乗り上げ案内面は、回転軸48Bに対して傾斜した面である。
キャビネット1の使用者が手で扉40を軽く押さえつけながら、手でアンロック位置からロック位置に押さえ部材46を回転させる。このとき、図6の(A)~(C)に示すように、乗り上げ案内面46Bは、最初に扉40の縁のコーナー部41に乗り上げ、その後回転が進むに従って徐々にコーナー部41上をスライドし、扉40をパッキン44に向けて徐々に押しつけてゆく。押さえ部材46が最終的にロック位置に到達すると、押さえ面46Aが扉40の外表面と実質的に面接触した状態で扉40の周縁部分をパッキン44に向けて押しつける。
図示された実施形態では、押さえ部材46は、扉40の上辺に対応する位置に3つ、右辺に対応する位置に2つ、下辺に対応する位置に3つ設けられている。ヒンジ45は、扉40の左辺に対応する位置に3つ設けられている。これら複数の押さえ部材46および複数のヒンジ45は、全ての押さえ部材46がロック位置にあるときに、パッキン44が全周にわたって均一に潰れるように、扉40がパッキン44に押しつけられるように配置されている。このため、パッキン44による良好なシールが実現される。ヒンジ45および押さえ部材46の数は、図示された数に限定されるものではない。
扉40を開閉するたびに、作業者が手作業により扉40をハウジング本体10Mにネジ止めする形式を採用した場合には、ネジの締め込み量あるいは締め付けトルクのばらつきなどにより、パッキン44の潰れ量が不均一となりシール性に問題が生じるおそれがある。しかしながら、押さえ部材46の押さえ面46Aの軸方向位置は、扉40を開閉するたびに変化することはなく、一定である。このため、パッキン44による確実なシールを安定的に実現することができる。なお、この機能を確実にするため、回転軸48Bの頭部は、図6に示すように大径の平坦円盤状に形成されていることが好ましい。そうすることにより、押さえ部材46が扉40を介してパッキン44の反発力を受けたときにも、押さえ部材46が所定の軸方向位置を越えて変位することを確実に防止することができる。
パッキン44は、ハウジング本体10Mではなく、扉40の周縁部の内面(作業室側の面)に設けられていてもよい。
図1に示すように、扉40の中央部には、横長のグローブポート50が設けられている。図示された実施形態では、グローブポート50は長円形である。グローブポート50にはグローブユニット60が取り付けられる。
グローブポート50は、扉40に中空の筒状突出部51を設けることにより形成されている。図7に示されたグローブポート50の一構成例においては、扉40に長円形の開口52が形成され、この開口52に、扉40とは別体に形成された筒状体54が嵌め込まれている。筒状体54のうちの扉40の前面(外面)から前方に(外側に向けて)突出する部分が上記の筒状突出部51となる。筒状体54の外周面は、開口52の内周面と概ね同じ輪郭を有している。筒状体54の固定のため長円環状の固定補助プレート56が設けられている。固定補助プレート56の内周面の輪郭は、筒状体54の外周面の輪郭と概ね同じである。扉40の開口52の内周面と筒状体54の外周面との間の隙間、並びに固定補助プレート56の後面とこれに対面する扉40の前面との間の隙間には、コーキング58が充填されている。また、固定補助プレート56の後面とコーキング58との間に、両面テープ59を設けてもよい。
扉40に中空の筒状突出部51を設ける方法は、図7に示したものに限定されるものではない。どのような方法で設けられようが、中空筒状の部材(立ち上がり部)が扉40の前面(外面)から前方に(外側に向けて)立ち上がっていればよい。
グローブユニット60は、本体部62と、折り返し部64とを有する全体として袋状の部材である。グローブユニット60は、例えば高密度ポリエチレンにより形成することができる。ここで「袋(袋状)」という用語は、開放端を一つだけ有し、開放端以外の部分は全て閉じている概ね柔軟な部材を意味する。折り返し部64は、本体部62の末端側部分を折り返すことにより形成されていると見なすことができ、本体部62の内側面と折り返し部64の外側面とは袋状の部材の同じ面である。折り返し部64の末端は開放端66となっている。この開放端66が、全体として袋状の部材の部材であるグローブユニット60の唯一の開放端である。尚、グローブユニット60の折り返し部64は透明な素材で形成されており、こうすることで作業室16内の視認性が高まり、作業を良好に行うことができる
本体部62には、作業者の手および腕を挿入するための3つの手腕挿入筒68が設けられている。各手腕挿入筒68は、長手袋に類似する形態を有している。各手腕挿入筒68の先端部は、複数(例えば5つ)の指挿入筒70に枝分かれしており、各指挿入筒70には作業者の指を挿入することができる。各指挿入筒70の先端は気密に閉塞されている。手腕挿入筒68は、作業者の前腕、あるいは前腕および上腕を挿入することができる程度の長さを有している。手腕挿入筒68の数は、キャビネットサイズ(特に横幅)に適応した最良の効率的な作業処理が行えるような数とすることが好ましい。本実施形態では、手腕挿入筒68の数は3つとしたが、キャビネットサイズに応じた2つ以上の任意の数とすることができる。
グローブユニット60は、一体成形されていてもよい(後述するスライドファスナー80の部分を除く)。これに代えて、図11に示すように、手腕挿入筒68のうちの腕が挿入される部分と、手(掌および指)が挿入される部分とを別々に成形し、その後に両者を気密に接合してもよい。
グローブユニット60の折り返し部64の開放端66の近傍部分(以下、「開放端部分67」と呼ぶ)の内周長は、筒状体54の先端部55の外周長と概ね等しい。図7に示すように、開放端部分67は先端部55に被せられる。開放端部分67の内周面と先端部55の外周面とは、両者の間に介在する両面テープ72により接着される。
筒状体54の先端部55の外周面の全周に切れ目無く両面テープを貼り付けた後、両面テープ72の剥離紙を少し剥がした状態でグローブユニット60の折り返し部64の開放端部分67を筒状体54に被せ、剥離紙を側方に引き出しながら徐々に開放端部分67を両面テープ72の粘着面に圧着してゆくことにより、折り返し部64を筒状体54に容易に固定することができる。
両面テープによる接着が終了したら、折り返し部64の開放端部分67と筒状体54の外周面とを跨ぐように、開放端部分67の全周にわたってシールテープ74(密封性のテープ)例えばビニールテープを巻き付ける。これにより、筒状体54と折り返し部64との間から作業室16内の空気がリークすることを確実に防止することができる。
上述したように、グローブユニット60をグローブポート50に容易に取り付けることができる。
図8および図9に示すように、折り返し部64には、折り返し部64の周方向に延びる開口と、この開口を封鎖する封鎖部材としてスライドファスナー80と、が設けられている。スライドファスナー80の延伸範囲が、図9において矢印81で示されている。スライドファスナー80は、好ましくは折り返し部64の下半分の領域において(より好ましくは折り返し部64の下半分の領域のみにおいて)、折り返し部64の少なくとも全横幅(左右方向幅)に亘って延びている。スライドファスナー80を折り返し部64の下半分の領域に設けることにより、スライドファスナー80により、作業室16内の視界が遮られることもない。但し、スライドファスナー80の延伸範囲は図示されたものに限定されるものではなく、スライドファスナー80の一部が折り返し部64の上半分の領域まで延伸していてもよい。また、スライドファスナー80の延伸範囲は、折り返し部64の少なくとも全横幅よりも多少狭くても構わない。
スライドファスナー80を開くことにより、図10に示すように、折り返し部64のスライドファスナー80よりも前側(手前側)の部分を持ち上げることができる。これにより、スライドファスナー80の開口部を介して作業室16に作業対象物を搬入/搬出することができる。
グローブユニット60の剛性は、厚手のポリ袋程度であるため、グローブユニット60は、実際には、図10に示した状態よりも大きく変形させることが可能である。具体的には例えば、グローブユニット60の本体部62(例えば手腕挿入筒68)は完全に潰すことが可能である。
従って、筒状体54の内部を通過させることができる限りにおいて、任意の形状およびサイズの作業対象物をスライドファスナー80の開口部を介して作業室16に搬入/搬出することができる。つまり、筒状体54の内部を通過させることができるサイズの作業対象物は、扉40を開くことなく作業室16に搬入/搬出することができる。これにより作業性が向上する。
また、グローブユニット60は、上記の通り袋状に形成された低剛性の部材であり、かつ、横長の本体部62に複数(3つ)の手腕挿入筒68が設けられているため、スライドファスナー80が閉じられた状態であっても、手腕挿入筒68の可動範囲を十分に大きくすることができ、特に左右方向の作業稼動域を十分確保することができる。比較例として、1つのグローブユニットが1つの手腕挿入筒のみを有している場合を考える。この場合、1つの手腕挿入筒がアクセスできる範囲は、1つの手腕挿入筒の全長を半径とする半球体よりもやや大きい程度である。これに対して1つのグローブユニットが複数(3つ)の手腕挿入筒68を有している本実施形態においては、1つの手腕挿入筒68がアクセスできる範囲は、当該1つの手腕挿入筒68以外の手腕挿入筒68の変形により、あるいは、隣接する手腕挿入筒68間の領域の変形や折り返し部64の変形により、大きく拡大される。これにより前後左右の作業性を大きく向上させることができる。
また、グローブポート50が長円形であるため、上述したグローブユニット60が有する大きな左右方向の作業稼働域を最大限に活用することができる。つまり、長円形のグローブポート50の両端は半円形の輪郭を有しているため、3つの手腕挿入筒68(グローブ部)のいずれをも作業者の腕を挿入した状態でストレス無くポートの縁ぎりぎりの位置まで動かすことができる。比較例として例えば、グローブポート50が長方形の場合には、グローブポート50の角張った両端に接触する位置まで手腕挿入筒68を移動することが困難となる。
本実施形態によれば、上述したグローブユニット60自体が広い稼働域を有することに加えて、グローブポート50がグローブユニット60の広い稼働域を最大限に活用できるように構成されているため、非常に広い作業稼働域を得ることができる。
スライドファスナー80は気密性を有するものであることが好ましい。作業室16内が陽圧に維持される場合には、スライドファスナー80は気密性を有していなくても構わない。
作業対象物をスライドファスナー80の開口部を介して作業室16に搬入するときに、埃等の汚染物質が作業室16に持ち込まれる可能性がある。作業室16に持ち込まれた汚染物質を作業室16から速やかに排出するため、作業室16の底壁16Bの前端部16Eには、多数のスリット状の排出孔が形成されている。汚染物質は、排出孔を介して通気ダクト22に流入し、作業室16に再び流入する前にファンフィルタユニット18のエアフィルタ18Aにより、あるいはキャビネット1の外部に排出される前にフィルタユニット28内におけるエアフィルタ28Aにより、トラップされる。
上記実施形態では、グローブポート50は長円形であり、こうすることが好ましいが、これには限定されない。グローブポート50は例えば楕円形であってもよい。グローブポート50は、そこに装着されるグローブユニット60が備える複数の手腕挿入筒68を作業室16内に挿入することができるならば、その形状は任意である。
スライドファスナー80に代えて、折り返し部64に設けられる開口を封鎖する封鎖部材として、面ファスナーを設けてもよい。
上記実施形態では、グローブポート50は、透明な窓としての機能を有する扉40に設けられていたが、これには限定されない。グローブポート50は、金属板からなるハウジング本体10Mに形成してもよい。この場合、グローブポート50をプレス打ち抜き加工で形成し、そのときに、中空筒状の立ち上がり部(前述した筒状突出部51に相当)を同時に形成してもよい。また、この場合、ハウジング本体10Mに形成したグローブポート50の上方に、作業室16内を目視するための透明な材料からなる窓を形成してもよい。
上記実施形態に係るキャビネット1は、グローブポート50にグローブユニット60を装着した状態で製造者(または販売者)からユーザーに提供することができる。これに代えて、グローブポート50へのグローブユニット60の装着はユーザーが行ってもよい。
1 閉鎖型キャビネット
16 作業室
10 ハウジング
10M ハウジング本体
40 閉鎖部材、窓、扉
44 パッキン
46 押さえ部材
46A 押さえ面
46B 乗り上げ案内面
48B 回転軸
50 グローブポート
51 筒状突出部(筒型の立ち上がり部)
60 グローブユニット
62 本体部
64 折り返し部
67 開放端部分
68 手腕挿入筒
72 両面テープ
74 シールテープ
80 封鎖部材(スライドファスナー)

Claims (8)

  1. 閉鎖型キャビネットであって、
    内部に作業室が形成されているハウジングと、
    前記ハウジングの壁体に設けられ、前記ハウジングの外部の空間と前記作業室とを連通させる横長のグローブポートと、
    横方向に配列された複数の手腕挿入筒を有する柔軟な袋体から形成されたグローブユニットと、
    を備え、
    前記グローブポートは、前記グローブポートが設けられた前記壁体の外面から外側に向けて立ち上がる筒型の立ち上がり部を有し、
    前記グローブユニットを形成する前記袋体の開放端部分を前記立ち上がり部に被せた状態で前記グローブユニットが前記グローブポートに取り付けられているか取り付け可能であり、
    前記袋体は、前記複数の手腕挿入筒を有する本体部と、前記開放端部分を含む折り返し部と、を有し、前記折り返し部に、開口と、前記開口を封鎖する開閉可能な封鎖部材とが設けられ、前記封鎖部材を操作して前記開口を開放することにより、前記開口を介して、前記作業室に対して作業対象物を搬入および搬出することができる、閉鎖型キャビネット。
  2. 前記封鎖部材は、スライドファスナーである、請求項1に記載の閉鎖型キャビネット。
  3. 閉鎖型キャビネットであって、
    内部に作業室が形成されているハウジングと、
    前記ハウジングの壁体に設けられ、前記ハウジングの外部の空間と前記作業室とを連通させる横長のグローブポートと、
    横方向に配列された複数の手腕挿入筒を有する柔軟な袋体から形成されたグローブユニットと、
    を備え、
    前記グローブポートは、前記グローブポートが設けられた前記壁体の外面から外側に向けて立ち上がる筒型の立ち上がり部を有し、
    前記グローブユニットを形成する前記袋体の開放端部分を前記立ち上がり部に被せた状態で、前記グローブユニットが前記グローブポートに取り付けられているか取り付け可能であり、
    前記ハウジングは、開口を有するハウジング本体と、前記ハウジング本体の前記開口を開閉可能な閉鎖部材とを有し、前記グローブポートが設けられた前記壁体は前記閉鎖部材であり、
    前記閉鎖部材の周縁部と、前記ハウジング本体の前記開口の近傍部分との間にパッキンが設けられ、前記閉鎖部材を前記パッキンに押しつける複数の押さえ部材が、それぞれの回転軸を介して前記ハウジングに取り付けられ、前記各押さえ部材は回転軸に対して傾斜した案内面と、押さえ面とを有し、前記押さえ部材を回転させることにより、前記案内面が前記閉鎖部材に乗り上げ、前記押さえ部材の回転に伴い案内面が前記閉鎖部材を徐々にパッキンに押しつけてゆき、最後に押さえ面が前記閉鎖部材を最終的な押圧力で前記パッキンに押しつけるように構成されている、閉鎖型キャビネット。
  4. 前記閉鎖部材は、前記ハウジング本体にヒンジを介して結合された扉である、請求項3に記載の閉鎖型キャビネット。
  5. 前記閉鎖部材は透明な材料から形成され、前記閉鎖部材は前記作業室の内部を視認可能とする窓としての機能を有する、請求項3または4に記載の閉鎖型キャビネット。
  6. 前記グローブポートは横長の長円形または楕円形である、請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の閉鎖型キャビネット。
  7. 横方向に配列された複数の手腕挿入筒を有する柔軟な袋体から形成されたグローブユニットであって、
    前記袋体は、前記複数の手腕挿入筒を有する本体部と、前記袋体の開放端部分を含む折り返し部と、を有し、前記折り返し部に、開口と、前記開口を封鎖する開閉可能な封鎖部材とが設けられ、前記封鎖部材を操作して前記開口を開放することにより、前記開口を介して、作業室に対して作業対象物を搬入および搬出することができる、グローブユニット。
  8. 前記封鎖部材は、スライドファスナーである、請求項7に記載のグローブユニット。
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