JP2017007049A - 移動式グローブポート及びこれを備えたクリーンチャンバー - Google Patents

移動式グローブポート及びこれを備えたクリーンチャンバー Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造を有して作業領域が広いことから高い作業性を確保することができ、且つ、クリーンチャンバーの支柱を跨いで移動することができるので、いろいろな環境で広く採用が可能な移動式グローブポート及びこれを備えたクリーンチャンバーを提供する。【解決手段】枠体に張着されたシート部材の短辺中央部を長辺方向に分断し、この分断部分を1対のファスナーテープで係合する。この分断部位の係合を部分的に開口するように開口部材が装着されている。この開口部材は、ファスナーテープのファスナーエレメントを噛合・離間させながらファスナーテープの係合状態を維持してクリーンチャンバーの支柱を跨ぐように枠体の長辺方向に移動する。【選択図】図6

Description

本発明は、クリーンチャンバーの内部の衛生的環境で食品などの充填・包装を行う際に、クリーンチャンバーの壁部に作業用グローブを取り付けて作業を行うための移動式グローブポートに関するものであり、更に、この移動式グローブポートを備えたクリーンチャンバーに関するものである。
食品製造、飲料品製造、或いは医療品製造などの工程においては、無菌・無塵のレベルを一定にした衛生的環境で作業が行われる。例えば、缶詰や瓶詰などの食品の充填作業においては、容器の殺菌、食品の充填、容器の密封の各作業が衛生的環境を維持したクリーンチャンバーの内部で行われる。また、容器の殺菌などの工程において、オゾン水なども使用されるため作業環境のオゾンガス濃度を制御・排除するためにも、作業はクリーンチャンバーの内部で行われる。
ここで、作業上で問題が発生した場合や装置のメンテナンス作業を行う場合には、一連の装置を停止して衛生環境を破棄してから作業を行わなければならない。これを避けるためには、クリーンチャンバーの壁部に作業用グローブを装着するためのグローブポートを設け、これに装着した作業用グローブを介してクリーンチャンバーの外部から作業者が作業を行うようにしている。
しかし、容器の殺菌、食品の充填、容器の密封などの各作業は、容器をコンベアーに乗せて連続した流れ作業で行われる場合が多く、一般にその作業範囲が広い。これに対して、一般のグローブボックスなどで使用されるグローブポートの作業範囲は狭く、クリーンチャンバーの内部での作業性が大きく制限される。そこで、クリーンチャンバーの壁部のいろいろな部分に多くのグローブポートを取り付けて多くの作業用グローブを配し、クリーンチャンバーの内部全体の作業性を確保することが考えられる。
しかし、クリーンチャンバーの壁部に多くの作業用グローブを配すると、使用しない作業用グローブがクリーンチャンバーの内部のスペースを占領して装置の操作性を阻害することがある。更に、クリーンチャンバーの壁部に多くのグローブポートを設けると、作業用グローブ自体の穴(ピンホール)や破れ、或いはグローブ装着部分の気密性不良などが生じる機会が増え、クリーンチャンバーの内部の衛生的環境が阻害されやすくなる。
このような場合に対応できる可能性を有するものとして、下記特許文献1において、作業室の壁部に水平方向又は垂直方向のいずれか一方に移動する主シートを取り付け、この主シートに作業用グローブを保持して、この主シートを上下又は左右に巻き取ることにより作業用グローブを移動させる主巻取り機構を備えたグローブボックスが提案されている。
特開2008−183697号公報
ところで、上記特許文献1に記載のグローブボックスの機構は、構造が複雑な巻取り機構を採用するものであり、内部の衛生環境の維持を容易に行うことが難しく、これを食品の充填包装作業が行われるクリーンチャンバーに使用した場合、かえって作業性の点で問題となる。
そこで、本発明は、上記の諸問題に対処して、簡単な構造を有して作業領域が広いことから高い作業性を確保することができ、且つ、クリーンチャンバーの支柱を跨いで移動することができるので、いろいろな環境で広く採用が可能な移動式グローブポート及びこれを備えたクリーンチャンバーを提供することを目的とする。
上記課題の解決にあたり、本発明者らは、鋭意研究の結果、クリーンチャンバーの壁部に枠体を固定し、この枠体内にファスナーテープで係合されたシートとファスナー機構を組込んだグローブポートを採用した。このことにより、作業用グローブが装着されたグローブポートが壁部に沿って容易に移動することができるようになり、当該作業用グローブの作業領域を広く確保して、本発明の目的を達成できることを見出した。
すなわち、本発明に係る移動式グローブポートは、請求項1の記載によれば、
作業室(50、150、230)の内部の衛生的環境を維持するための壁部(52〜55)に、当該壁部を支持する鉛直方向に設けられた支柱(52a、52c、53a、53c、53e、53g、53i、54a)を跨ぐように固定された矩形状の枠体(70)と、
当該枠体の枠内に張着され、前記枠体の短辺中央部を長辺方向に分断されたシート部材(72)と、
当該シート部材の分断部位を係合するように装着され、互いに噛合する多数のファスナーエレメント(74)を具備する1対のファスナーテープ(73a、73b)と、
前記シート部材の分断部位の係合を部分的に開口するように装着された開口部材(80)とを有し、
前記開口部材は、作業用グローブを装着すると共に作業者が当該作業用グローブに腕を挿入するための開口部(81)を具備する筒体(82)と、当該筒体の外周縁部の左右に前記1対のファスナーテープがそれぞれ具備する多数のファスナーエレメントを噛合・離間させるように左右対称位置に設けられた1対のスライダー(83a、83b)と、前記筒体の外周縁部に沿って一方のスライダーと他方のスライダーとの間を連通する上下1対のエレメント誘導管(84a、84b)とを具備して、
当該開口部材が前記ファスナーエレメントを噛合・離間させながら前記ファスナーテープの係合状態を維持して前記作業室の内部の衛生的環境を維持したまま、前記支柱を跨ぐように前記枠体の長辺方向に移動することを特徴とする。
また、本発明は、請求項2の記載によれば、請求項1に記載の移動式グローブポートであって、
前記枠体の上部枠材(71a)と下部枠材(71b)とが、共に前記壁部を支持する前記支柱(53a)に固定され、前記開口部材(80)が当該支柱を跨ぐように前記枠体(71)の長辺方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の移動式グローブポート。
また、本発明に係るクリーンチャンバーは、請求項3の記載によれば、
グローブポートを備えたクリーンチャンバーにおいて、
前記グローブポートは、請求項1又は2に記載の移動式グローブポートであって、この移動式グローブポートは、前記作業室の壁部を支持する支柱を跨ぐように固定されていることを特徴とする。
上記構成によれば、本発明に係る移動式グローブポートは、枠体とシート部材とファスナーテープと開口部材とを有している。枠体は、作業室の内部の衛生的環境を維持するための壁部を支持する鉛直方向に設けられた支柱を跨ぐように固定されている。また、シート部材は、枠体の枠内に張着されて枠体の短辺中央部を長辺方向に分断されている。また、1対のファスナーテープは、シート部材の分断部位を係合するように装着されており、互いに噛合する多数のファスナーエレメントを具備している。また、開口部材は、シート部材の分断部位の係合を部分的に開口するように装着されている。
この開口部材は、作業用グローブを装着するための筒体とその左右に1対のスライダーと1対のエレメント誘導管とを具備している。筒体は、作業者が作業用グローブに腕を挿入するための開口部を具備している。また、1対のスライダーは、筒体の外周縁部の左右対称位置に設けられ、1対のファスナーテープがそれぞれ具備する多数のファスナーエレメントを噛合・離間させる。また、1対のエレメント誘導管は、筒体の外周縁部に沿って一方のスライダーと他方のスライダーとの間を連通するように設けられている。
この状態において、開口部材は、ファスナーエレメントを噛合・離間させながらファスナーテープの係合状態を維持したまま移動する。また、開口部材が作業室の支柱を跨ぐように移動しても、作業室の内部の衛生的環境は維持される。
よって、上記構成によれば、簡単な構造を有して作業領域が広いことから高い作業性を確保することができ、且つ、クリーンチャンバーの支柱を跨いで移動することができるので、いろいろな環境で広く採用が可能な移動式グローブポートを提供することができる。
また、上記構成によれば、移動式グローブポートの枠体がクリーンチャンバーの壁部を支持する支柱に固定されている場合に、開口部材が支柱を跨ぐように枠体の長辺方向に移動する。このことにより、大きな面積を占めるクリーンチャンバーにおいても、作業領域が広く高い作業性を確保することができる。
本発明に係る移動式グローブポートを設置した第1実施形態のクリーンチャンバーの概要を示す平面図である。 図1のクリーンチャンバーの壁部に設置された移動式グローブポートを示す正面図である。 図2の移動式グローブポートが具備する開口部材とファスナーテープの関係を示す正面図である。 図3における開口部材の内部の状態を示す断面図である。 図4におけるAの部分の拡大断面図である。 クリーンチャンバーの壁部に支柱を跨ぐように設置された移動式グローブポートを示す正面図である。 図6の移動式グローブポートと支柱との関係を示す側面断面図である。 本発明に係る移動式グローブポートを設置した第2実施形態のクリーンチャンバーの概要を示す平面図である。 本発明に係る移動式グローブポートを設置した第3実施形態のクリーンチャンバーの概要を示す正面図である。 図9のクリーンチャンバーの概要を示す平面図である。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本発明に係る移動式グローブポートは、作業用グローブを装着したグローブポート本体が、作業室の壁部を広範囲に移動できるようにしたものである。また、この移動式グローブポートは、クリーンチャンバーの壁部又は壁部の一部として設置される。本発明において、クリーンチャンバーとは、その内部を無菌状態、無塵状態、或いは衛生的環境に維持した作業室をいうものとする。従って、高度な無菌・無塵状態を維持したアイソレーター装置のチャンバーやRABS(アクセス制限バリアシステム)の作業室、及び、中程度或いは軽度の衛生環境を維持したグローブボックス、クリーンルームなども含むものとする。
以下、本発明に係る移動式グローブポート及び当該移動式グローブポートを備えたクリーンチャンバーを各実施形態により説明する。なお、本発明は、下記の各実施形態にのみ限定されるものではない。
《第1実施形態》
図1は、本発明に係る移動式グローブポートを設置した第1実施形態のクリーンチャンバーの概要を示す平面図である。図1において、液状の食品を無菌状態で容器1に充填し、充填後の容器を密封するための食品充填密封装置10の概要を示している。食品充填密封装置10は、容器の殺菌装置20、食品の充填装置30、及び容器の密封装置40の各装置を有している。また、食品充填密封装置10は、複数の容器1をコンベアー11〜16によって搬送して各装置20、30、40に連続して供給する。
具体的には、食品充填密封装置10の外部から複数の容器1を連続して搬入用コンベアー11に乗載する。このコンベアー11が図示時計回り(以下、単に「時計回り」という)に回転して、容器1をコンベアー12に受渡しする。次に、コンベアー12が図示反時計回り(以下、単に「反時計回り」という)に回転して、容器1を殺菌装置20に受渡しする。この殺菌装置20においては、時計回りに回転するコンベアー21上で容器1を殺菌する。なお、本第1実施形態においては、容器の殺菌方法を特に限定するものではなく、例えば、オゾン水などで殺菌するようにしてもよい。オゾン水で殺菌した場合には、コンベアー21上で容器1を乾燥する。
次に、殺菌装置20のコンベアー21が時計回りに回転して、殺菌された容器1をコンベアー13に受渡しする。次に、コンベアー13が反時計回りに回転して、容器1を充填装置30に受渡しする。この充填装置30においては、時計回りに回転するコンベアー31上で殺菌された容器1に殺菌された食品が充填される。なお、本第1実施形態においては、食品は液状食品である。
次に、充填装置30のコンベアー31が時計回りに回転して、食品が充填された容器1をコンベアー14に受渡しする。次に、コンベアー14が反時計回りに回転して、容器1を密封装置40に受渡しする。この密封装置40においては、時計回りに回転するコンベアー41上で食品が充填された容器1を打栓して密封する。
次に、密封装置40のコンベアー41が時計回りに回転して、密封された容器1をコンベアー15に受渡しする。次に、コンベアー15が反時計回りに回転して、容器1を搬出用コンベアー16に受渡しする。次に、搬出用コンベアー16が時計回りに回転して、食品が充填密封された容器1を食品充填密封装置10の外部に搬出する。このようにして、食品充填密封装置10を使用した食品の充填作業が完了する。
一方、食品充填密封装置10は、その全体を複数の壁部からなるクリーンチャンバー50によって囲われており、その内部は食品充填に適した衛生的環境を維持している。具体的には、搬入用コンベアー11の側面には、クリーンチャンバー50の壁部51がこの壁部51を支持する鉛直方向の支柱51a、51bによって直接支持されている。また、殺菌装置20のコンベアー21の側面には、コンベアー21に並行して円弧状の壁部52がこの壁部52を支持する鉛直方向の支柱51b、52a、52c、52eによって支持されている。このうち、支柱52a、52cの2本は、壁部を直接指示することなく支持具52b、52dによって間接的に支持されている。
また、充填装置30のコンベアー31の側面には、コンベアー31に並行して円弧状の壁部53がこの壁部53を支持する鉛直方向の支柱52e、53a、53c、53e、53g、53i、53kによって支持されている。このうち、支柱53a、53c、53e、53g、53iの5本は、壁部を直接指示することなく支持具53b、53d、53f、53h、53jによって間接的に支持されている。
また、密封装置40のコンベアー41の側面には、コンベアー41に並行して円弧状の壁部54がこの壁部54を支持する鉛直方向の支柱53k、54a、54cによって支持されている。このうち、支柱54aの1本は、壁部を直接指示することなく支持具54bによって間接的に支持されている。また、搬出用コンベアー16の側面には、クリーンチャンバー50の壁部55がこの壁部55を支持する鉛直方向の支柱54c、55aによって直接支持されている。
また、殺菌装置20に対応する壁部52には、その壁面からクリーンチャンバー50の内部に向かって1対の作業用グローブ61が設置されている。本第1実施形態においては、この作業用グローブ61が支柱51bと支柱52eの間の壁部52を自由に移動することができる(詳細は後述する)。また、充填装置30に対応する壁部53には、その壁面からクリーンチャンバー50の内部に向かって1対の作業用グローブ62が設置されている。本第1実施形態においては、この作業用グローブ62が支柱52eと支柱53kの間の壁部53を自由に移動することができる(詳細は後述する)。また、密封装置40に対応する壁部54には、その壁面からクリーンチャンバー50の内部に向かって1対の作業用グローブ63が設置されている。本第1実施形態においては、この作業用グローブ63が支柱53kと支柱54cの間の壁部54を自由に移動することができる(詳細は後述する)。
なお、これらの作業用グローブ61、62、63の設置及び機能については後述する。また、図1においては、これらの作業用グローブ61、62、63を各コンベアーに重なるように水平に記載しているが、作業に使用する時以外は下方に垂れ下がっており、或いはクリーンチャンバー50の外部に引き出されておりコンベアーの回転を妨げることがない。
次に、本第1実施形態において、クリーンチャンバー50の壁部に設置される移動式グローブポートについて説明する。図2は、クリーンチャンバー50の壁部に設置された移動式グローブポートを示す正面図である。図2において、クリーンチャンバー50の壁部(例えば、壁部53)は、天井面から床面までを覆う壁材であって、その上部壁材53xと下部壁材53yとに挟まれた中央部に移動式グローブポート70が設置されている。
移動式グローブポート70は、横長の矩形の枠体71を有している。図2においては、枠体71を構成する上部枠材71aと下部枠材71bのみを記載する。枠体71の枠内には、透明シート72が張着されており、この透明部分から食品充填密封装置10の内部の様子を観察することができる。この透明シート72は、枠体の短辺(図示せず)の中央部を長辺方向(図示横方向)に分断された上下2枚のシートからなる。上部シート72aは、その一方の辺を上部枠材71aに固定されている。また、下部シート72bは、その一方の辺を下部枠材71bに固定されている。なお、この透明シート72は、柔軟性を有するものであることが好ましい。
透明シート72の分断部位には、1対のファスナーテープ73(73a、73b)が接着、融着又は縫着等により接続されている。この1対のファスナーテープ73a、73bは、それぞれ多数のファスナーエレメント74が固定されている。一方のファスナーテープ73aに固定された複数のファスナーエレメント74(74a)は、他方のファスナーテープ73bに固定された複数のファスナーエレメント74(74b)と互いに噛合して(所謂ファスナー効果)、1対のファスナーテープ73a、73bを係合している(図2参照)。このことにより、透明シート72が上下に分断された場合であっても、この分断部位からクリーンチャンバー50の内部に細菌等の汚染物質が侵入することはない。また、クリーンチャンバー50の内部の圧力を外部環境の圧力より高くすることで、更に内部の衛生環境が保護される。
また、移動式グローブポート70は、ファスナーテープ73a、73bの係合を気密的に部分的に開口する開口部材80を有している。図2において、この開口部材80がファスナーテープ73a、73bの係合状態を気密的に維持してクリーンチャンバー50の内部の衛生的環境を維持したまま、図示左右方向に移動する。
図3は、移動式グローブポート70が具備する開口部材80とファスナーテープ73a、73bの関係を示す正面図である。開口部材80は、左右両端部が切除された楕円形の外周と円形の内周とを有する筒体であって、合成樹脂製の作業用グローブ62(図示せず)を気密的に装着するためのグローブポート本体の役割をする。この開口部材80の内周側部は、クリーンチャンバー50の外部に位置する作業者が作業用グローブ62(図示せず)に腕を挿入するための挿入部81を形成する。一方、開口部材80のクリーンチャンバー50の内部側(図示せず)の筒体には、装着する作業用グローブ62(図示せず)の基端部(上腕部)がオーリングで気密的に固定されている。
図3において、開口部材80の左右両端部からは、それぞれ、透明シート72の分断部位に接続された1対のファスナーテープ73a、73bが係合した状態で左右に延出している。ここで、開口部材80とファスナーテープ73a、73bの関係を更に詳細に説明する。図4は、図3における開口部材80の内部の状態を示す断面図である。
図4において、開口部材80は、一体成型されたプラスチック製のケース82の内部にファスナーテープ73a、73bの複数のファスナーエレメント74を噛合・離間させる左右1対のスライダー83(83a、83b)と、これらのスライダー83a、83bの内部を連通する上下1対のエレメント誘導管84(84a、84b)が収納されている。ケース82は、開口部材80の外装を構成する外部ケース82aと内部の筒部82bとが一体的に成形されている。
外部ケース82aは、図示左右2ヶ所に開口部82c、82dを有するとともに、これらの開口部82c、82dを結ぶ上下2本のスリット82e、82fが開口している。開口部82c、82dは、係合したファスナーテープ73a、73bの導入・導出口である。一方、スリット82e、82fには、外部ケース82aの内部を移動するファスナーテープ73a、73bに接続している上下シート72a、72bが負荷なく通過できるスリット幅を有している。筒部82bは、その内周側部に作業者が作業用グローブ62(図示せず)に腕を挿入するための挿入部81を有し、外周側部に作業用グローブ62(図示せず)の基端部(上腕部)が気密的に固定されている(図示せず)。
図4において、スライダー83a、83bは、外部ケース82aの左右の開口部82c、82dにそれぞれ近い位置に左右対称の方向に配置されている。スライダー83aは、開口部82cに導入・導出されるファスナーテープ73a、73bの複数のファスナーエレメント74を噛合・離間させる。一方、スライダー83bは、開口部82dに導入・導出されるファスナーテープ73a、73bの複数のファスナーエレメント74を噛合・離間させる。このスライダーとファスナーテープのファスナーエレメントとの関係は、衣類などに使用される通常のファスナーと同様である。
図4において、エレメント誘導管84a、84bは、筒部82bの外周縁部に沿ってスライダー83aとスライダー83bとの間を結ぶように設置されている。エレメント誘導管84aは、スライダー83aの内部とスライダー83bの内部とを連通して筒部82bの上方の外周縁部に沿って配置され、スライダー83aから83bに至るスリット84cが開口している。スリット84cは、スライダー83a、83b及びエレメント誘導管84aの内部を移動するファスナーテープ73aに固定されたファスナーエレメント74の厚みよりも狭く、且つ、ファスナーテープ73aの基布が負荷なく通過できるスリット幅を有している。
一方、エレメント誘導管84bは、スライダー83aの内部とスライダー83bの内部とを連通して筒部82bの下方の外周縁部に沿って配置され、スライダー83aから83bに至るスリット84dが開口している。スリット84dは、スライダー83a、83b及びエレメント誘導管84bの内部を移動するファスナーテープ73bに固定されたファスナーエレメント74の厚みよりも狭く、且つ、ファスナーテープ73bの基布が負荷なく通過できるスリット幅を有している。
次に、ファスナーテープ73a、73b、スライダー83a、83b、及び、エレメント誘導管84a、84bの関係を詳細に説明する。図5は、図4におけるAの部分の拡大断面図である。図5において、開口部材80(外部ケース82a)の外部から係合したファスナーテープ73a、73bが開口部82cに導入される場合について説明する。この場合、係合したファスナーテープ73a、73bは、図示左側から右側に向かって移動する。実際の移動式グローブポート70においては、係合したファスナーテープ73a、73bは固定され、開口部材80(外部ケース82a)が図示右側から左側に向かって移動する。
図5において、複数のファスナーエレメント74(74a、74b)の噛合により係合されたファスナーテープ73a、73bが開口部82cに導入される。開口部82cの前方には、スライダー83aが設置されている。スライダー83aは、ファスナーテープ73aに固定されたファスナーエレメント74aとファスナーテープ73bに固定されたファスナーエレメント74bとの距離を制御する1対のガイド部材75a、75b及び、ファスナーエレメント74aとファスナーエレメント74bとを開裂させるガイド部材75cを有している。
図5において、開口部82cに導入された係合されたファスナーテープ73a、73bは、スライダー83aの内部に導入される。このとき、スライダー83aの1対のガイド部材75a、75bの先端部は間隔が狭まった状態にあるが、ファスナーエレメント74a、74bが互いに噛合していることから、容易にスライダー83aの内部に導入される。次に、ガイド部材75a、75bの間隔が徐々に開いた状態となる。ここでは、互いに噛合したファスナーエレメント74a、74bは、ガイド部材75a、75b及びガイド部材75cに沿って移動して、互いの噛合状態を離間させる。
このようにして離間したファスナーエレメント74a、74bは、それぞれ、エレメント誘導管84a、84bに沿って、その内部をスライダー83bに向かって移動する。このとき、ファスナーエレメント74a、74bが固定されているファスナーテープ73a、73bは、上述のスリット84c、84dの部分を移動する。同様に、ファスナーテープ73a、73bに接続している上下シート72a、72bは、上述のスリット82e、82fの部分を移動する。
これと同時に、スライダー83bにおいては、エレメント誘導管84a、84bに沿ってスライダー83bに導入された離間したファスナーエレメント74a、74bが、互いに噛合してファスナーテープ73a、73bを互いに係合する。このとき、離間したファスナーエレメント74a、74bがエレメント誘導管84a、84bの内部を移送することにより、開口部材80の内部の気密性が確保されクリーンチャンバー50の内部の衛生的環境を維持したまま、開口部材80が図示左右方向に移動することができる。なお、開口部材80が移動する位置においては、上下シート72a、72bが開口部材80の幅だけ押し寄せられるが、上下シート72a、72bの柔軟性によりこれを吸収することができる。
次に、本第1実施形態に係る移動式グローブポート70において、作業用グローブ62を装着した開口部材80が円弧状の壁部53を間接的に支持する鉛直方向の支柱53a、53c、53e、53g、53iを跨いで移動することについて説明する。図6は、クリーンチャンバーの壁部に支柱を跨ぐように設置された移動式グローブポートを示す正面図である。また、図7は、その側面断面図である。
図6及び図7において、移動式グローブポート70と支柱53aとの関係を例にして説明する。クリーンチャンバー50の壁部53x、53yは、2つの支持具53bによって支柱53aに支持されている。また、移動式グローブポート70の上部枠材71aは、壁部53xに固定されると共に支持具71cによって支柱53aに支持されている。一方、移動式グローブポート70の下部枠材71bは、壁部53yに固定されると共に支持具71dによって支柱53aに支持されている。また、作業用グローブ62は、移動式グローブポート70の開口部材80に装着されて、クリーンチャンバー50の内部に垂れ下がっている。
この状態において、ファスナーテープ73a、73bの係合状態を維持したまま、開口部材80が図示左右方向に移動することができる。なお、上記のように支柱53aに対して壁部53x、53y及び上部枠材71aと下部枠材71bの全てが支持されていることなく、支柱53aに対して壁部53x、53yのみ、或いは、上部枠材71aと下部枠材71bのみが支持された状態であってもよい。
よって、本第1実施形態においては、簡単な構造を有して作業領域が広いことから高い作業性を確保することができ、且つ、クリーンチャンバーの支柱を跨いで移動することができるので、いろいろな環境で広く採用が可能な移動式グローブポート及びこれを備えたクリーンチャンバーを提供することができる。
《第2実施形態》
図8は、本発明に係る移動式グローブポートを設置した第2実施形態のクリーンチャンバーの概要を示す平面図である。本第2実施形態においては、上記第1実施形態と同様の食品充填密封装置10が、殺菌装置20、充填装置30、密封装置40、及び、コンベアー11〜16を有して配置されている。図8において、各装置及び各コンベアーの作動は、上記第1実施形態と同様である。
本第2実施形態においても、上記第1実施形態と同様に、食品充填密封装置10の全体を複数の壁部からなるクリーンチャンバー150によって囲って、その内部を食品充填に適した衛生的環境に維持している。但し、上記第1実施形態のクリーンチャンバー50が円弧状の壁部52、53、54で囲われているのに対し、本第2実施形態においては、クリーンチャンバー150は、多角形の壁部152、153、154で囲われている。
具体的には、搬入用コンベアー11の側面には、クリーンチャンバー50の壁部151がこの壁部151を支持する鉛直方向の支柱151a、151bによって直接支持されている。また、殺菌装置20のコンベアー21の側面には、コンベアー21を囲むように多角形の壁部152がこの壁部152を支持する鉛直方向の支柱151b、152a、152c、152eによって支持されている。このうち、支柱152a、152c、152eの3本は、壁部を直接指示することなく支持具152b、152d、152fによって間接的に支持されている。
また、充填装置30のコンベアー31の側面には、コンベアー31を囲むように多角形の壁部153がこの壁部153を支持する鉛直方向の支柱152e、153a、153c、153e、153g、153i、153kによって支持されている。これらの支柱152e、153a、153c、153e、153g、153i、153kは、全て壁部を直接指示することなく支持具152f、153b、153d、153f、153h、153j、153mによって間接的に支持されている。
また、密封装置40のコンベアー41の側面には、コンベアー41を囲むように多角形の壁部154がこの壁部154を支持する鉛直方向の支柱153k、154a、154cによって支持されている。このうち、支柱153k、154aの2本は、壁部を直接指示することなく支持具153m、154bによって間接的に支持されている。また、搬出用コンベアー16の側面には、クリーンチャンバー150の壁部155がこの壁部155を支持する鉛直方向の支柱154c、155aによって直接支持されている。
また、図8においては、充填装置30に対応する多角形の壁部153に、その壁面からクリーンチャンバー150の内部に向かって1対の作業用グローブ162が設置されている。本第2実施形態においては、この作業用グローブ162が支柱151bと支柱154cの間の壁部152、153、154の全領域を自由に移動することができる。上記第1実施形態においては、殺菌装置20、充填装置30、密封装置40に対して、それぞれ、1対の作業用グローブ61、62、63を設置したことに対して、本第2実施形態においては、壁部152、153、154の全領域に対して1対の作業用グローブ162のみで対応することができる(詳細については後述する)。
なお、図8においては、作業用グローブ162を各コンベアーに重なるように水平に記載しているが、作業に使用する時以外は下方に垂れ下がっており、或いはクリーンチャンバー50の外に引き出されておりコンベアーの回転を妨げることがない。
次に、本第2実施形態において、クリーンチャンバー150の壁部に設置される移動式グローブポートについて説明する。本第2実施形態においは、移動式グローブポートの基本的構造は上記第1実施形態と同様である(図2〜図5参照)。但し、上記第1実施形態に係るグローブポート70は、充填装置30に対応する円弧状の壁部53壁部のみに設置され、壁部53と同様に円弧状をした枠体(上部枠材71aと下部枠材71b)を有している。従って、殺菌装置20及び密封装置40には、別個に円弧状の枠体を有する移動式グローブポートが設置されている。
これに対して、本第2実施形態に係るグローブポートは、殺菌装置20、充填装置30及び密封装置40に対応する多角形の壁部152、153、154の全域に対して一体のものとして設置されている。また、ファスナーテープ73a、73bの係合部分を移動する開口部材は、透明シートの自由度が大きいことから当該透明シートが屈曲していても移動することができる。但し、この屈曲部分は直角又は鈍角であることが好ましい。
この状態において、ファスナーテープ73a、73bの係合状態を維持したまま、開口部材80が左右方向に移動することができる。よって、本第2実施形態においても、簡単な構造を有して作業領域が広いことから高い作業性を確保することができ、且つ、クリーンチャンバーの支柱を跨いで移動することができるので、いろいろな環境で広く採用が可能な移動式グローブポート及びこれを備えたクリーンチャンバーを提供することができる。
《第3実施形態》
図9は、本発明に係る移動式グローブポートを設置した第3実施形態のクリーンチャンバーの概要を示す正面図である。また、図10は、その平面図である。本第3実施形態に係る移動式グローブポートは、アイソレーター装置或いはグローブボックスに対応する比較的小型のクリーンチャンバーに適用するものである。
図9及び図10において、クリーンチャンバー210は、床面上に載置される架台220と、この架台220に設置されるクリーンチャンバー本体230と、このクリーンチャンバー本体230に支持された移動式グローブポート240と、クリーンチャンバー本体330の右側面の壁部に接合されたパスボックス250とにより構成されている。
架台220は、ステンレス製金属柱を骨格とする構造体であって、その骨格にクリーンチャンバー本体230の屋根部231と作業部232とが固定され、この屋根部231と作業部232との間に移動式グローブポート240が支持されている。クリーンチャンバー本体230の屋根部231と作業部232、及び、移動式グローブポート240によって、クリーンチャンバー本体230の内部が気密的に密閉されている。
このクリーンチャンバー本体230の屋根部231の上方には給気口233が設けられその内部にはHEPAフィルター(図示せず)が装着されている。また、クリーンチャンバー本体230の作業部232の下方の架台220には給排気用ブロワー234が設置され、ダクト235でクリーンチャンバー本体230の内部と連通している。この状態において、給排気用ブロワー234の作動により、給気口233から吸引された空気がHEPAフィルターで清浄化されてクリーンチャンバー本体230の内部に供給される。
一方、クリーンチャンバー本体230の内部の空気は、ダクト235及び給排気用ブロワー234を介して外部環境に排気される。このことにより、クリーンチャンバー本体230の内部の無菌・無塵状態或いは衛生環境が維持されている。なお、給排気用ブロワー234を給気口の位置に移動して、クリーンチャンバー本体230の内部の圧力を外部環境の圧力より高くするようにしてもよい。
次に、本第3実施形態において、クリーンチャンバー本体230の屋根部231と作業部232との間に設置される移動式グローブポート240について説明する。本第3実施形態においも、移動式グローブポート240の基本的構造は上記第1実施形態と同様である(図2〜図5参照)。但し、本第3実施形態に係るグローブポート240は、横断面U字形状をした枠体241(上部枠材241aと下部枠材241b)を有している(図10参照)。
この状態において、ファスナーテープ73a、73bの係合状態を維持したまま、開口部材80が横断面U字形状をした枠体241(上部枠材241aと下部枠材241b)に沿って移動することができる。よって、本第3実施形態においても、簡単な構造を有して作業領域が広いことから高い作業性を確保することができ、且つ、クリーンチャンバーの支柱を跨いで移動することができるので、いろいろな環境で広く採用が可能な移動式グローブポート及びこれを備えたクリーンチャンバーを提供することができる。
1…容器、10…食品充填密封装置、11〜16、21、31、41…コンベアー、
20…殺菌装置、30…充填装置、40…密封装置、
50、150、210…クリーンチャンバー、
51〜55、151〜155…壁部、
51a、51b、52a、52c、52e、53a、53c、53e、53g、53i、53k、54a、54c、55a、151a、151b、152a、152c、152e、153a、153c、153e、153g、153i、153k、154a、154c、155a…支柱、
61〜63、162、243…作業用グローブ、70、240…移動式グローブポート、71、241…枠体、71a、241a…上部枠材、71b、241b…下部枠材、
72…透明シート、72a…上部シート、72b…下部シート、
73、73a、73b…ファスナーテープ、
74、74a、74b…ファスナーエレメント、
75a、75b、75c…ガイド部材、
80、242…開口部材(グローブポート本体)、81…挿入部(開口部)、
82…ケース、82a…外部ケース、82b…筒部、82c、82d…開口部、
82e、82f、84c、84d…スリット、83、83a、83b…スライダー、
84、84a、84b…エレメント誘導管、
220…架台(支柱)、230…クリーンチャンバー本体、
231…屋根部、232…作業部、233…給気口、234…給排気用ブロワー、
235…ダクト、250…パスボックス。

Claims (3)

  1. 作業室の内部の衛生的環境を維持するための壁部に、当該壁部を支持する鉛直方向に設けられた支柱を跨ぐように固定された矩形状の枠体と、
    当該枠体の枠内に張着され、前記枠体の短辺中央部を長辺方向に分断されたシート部材と、
    当該シート部材の分断部位を係合するように装着され、互いに噛合する多数のファスナーエレメントを具備する1対のファスナーテープと、
    前記シート部材の分断部位の係合を部分的に開口するように装着された開口部材とを有し、
    前記開口部材は、作業用グローブを装着すると共に作業者が当該作業用グローブに腕を挿入するための開口部を具備する筒体と、当該筒体の外周縁部の左右に前記1対のファスナーテープがそれぞれ具備する多数のファスナーエレメントを噛合・離間させるように左右対称位置に設けられた1対のスライダーと、前記筒体の外周縁部に沿って一方のスライダーと他方のスライダーとの間を連通する上下1対のエレメント誘導管とを具備して、
    当該開口部材が前記ファスナーエレメントを噛合・離間させながら前記ファスナーテープの係合状態を維持して前記作業室の内部の衛生的環境を維持したまま、前記支柱を跨ぐように前記枠体の長辺方向に移動することを特徴とする移動式グローブポート。
  2. 前記枠体の上部枠材と下部枠材とが、共に前記壁部を支持する前記支柱に固定され、前記開口部材が当該支柱を跨ぐように前記枠体の長辺方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の移動式グローブポート。
  3. グローブポートを備えたクリーンチャンバーにおいて、
    前記グローブポートは、請求項1又は2に記載の移動式グローブポートであって、この移動式グローブポートは、前記作業室の壁部を支持する支柱を跨ぐように固定されていることを特徴とするクリーンチャンバー。
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