JP2017008541A - 気密ボックスにおける扉の開閉機構 - Google Patents

気密ボックスにおける扉の開閉機構 Download PDF

Info

Publication number
JP2017008541A
JP2017008541A JP2015123709A JP2015123709A JP2017008541A JP 2017008541 A JP2017008541 A JP 2017008541A JP 2015123709 A JP2015123709 A JP 2015123709A JP 2015123709 A JP2015123709 A JP 2015123709A JP 2017008541 A JP2017008541 A JP 2017008541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
opening
box
packing
work box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015123709A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6483545B2 (ja
Inventor
小林 健一
Kenichi Kobayashi
健一 小林
寛明 塩田
Hiroaki Shioda
寛明 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoei Kogyo KK
Hoei Industries Co Ltd
Original Assignee
Hoei Kogyo KK
Hoei Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoei Kogyo KK, Hoei Industries Co Ltd filed Critical Hoei Kogyo KK
Priority to JP2015123709A priority Critical patent/JP6483545B2/ja
Publication of JP2017008541A publication Critical patent/JP2017008541A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6483545B2 publication Critical patent/JP6483545B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Hinges (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Abstract

【課題】閉扉時における作業室の前面に対する扉の当接面の角度の変動や当接部分の位置ずれを可及的に減少することにより、高価な装置を用いることなく、簡単な構造をもって、十分な気密性能を維持することができ、しかも安価なパッキンを使用することができるようにした、気密ボックスにおける扉の開閉機構を提供する。【解決手段】開口14を有する作業ボックス(気密ボックス)3に、扉15を、2軸ヒンジをもって開閉自在に枢着し、かつ扉15枢着した回動レバー32を解放位置から締め込み位置へ回動させることにより、回動レバー32に設けた係合片32bの傾斜カム面32cの作用により、扉15を、パッキン21を介して、作業ボックス3に、平行状態を保って押圧することができるようにする。【選択図】 図6

Description

本発明は、気密ボックスにおける扉の開閉機構に関する。
アイソレータにおける作業室の前面に設けた開口を開閉する扉は、閉扉時に確実に気密状態を維持する必要があることから、扉の外周に沿って溝を設け、この溝内に設けたチューブ状パッキンに、閉扉後に圧縮空気を供給して、膨張させるようにした、インフレートパッキンを用いたものが多い(例えば特許文献1参照)。
特開2007−105597号公報
特許文献1に記載されているものにおいては、チューブ状パッキンに圧縮空気を供給するための空圧制御装置が必要であり、その装置が高価になるだけでなく、インフレートパッキン自体も高価であり、しかもそれを受けるフレームに高い精度が要求される等の問題がある。
従来の安価なパッキンが使用できなかった原因を究明したところ、従来の扉は、特許文献1に記載されているように、1軸のヒンジを用いており、これによると、扉がヒンジ軸を中心として回動するため、扉の締め込みの程度によって、作業室の前面に対する扉の当接面の角度が変動し、それによって、扉の外周部に設けたパッキンの圧縮代が、部分によって変動したり、パッキンの当接部が位置ずれすることに起因していることが大きいことが判明した。
また、扉の締め込みに、ボルト・ナットを用いているものは、扉の開閉時に、ボルト・ナットを緩めたり、締め付けたりしなければならず、その作業が繁雑であるという問題もある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑みてなされたもので、閉扉時における作業室の前面に対する扉の当接面の角度の変動や当接部分の位置ずれを可及的に減少することにより、高価な装置を用いることなく、簡単な構造をもって、十分な気密性能を維持することができ、しかも安価なパッキンを使用することができるようにした、気密ボックスにおける扉の開閉機構を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 気密ボックスにおける扉の開閉機構において、開口を有する気密性の作業ボックスと、前記作業ボックスの開口を開閉する扉と、前記作業ボックスにおける開口の周縁部と、閉扉時にそれに対向する前記扉の周縁部とのいずれか一方に設けられたパッキンと、前記作業ボックスにおける開口の近傍に固着された固定ヒンジ片に、中間リンクが第1の軸をもって枢着され、前記中間リンクに、前記扉に固着された可動ヒンジ片が第1の軸と平行をなす第2の軸をもって枢着された2軸ヒンジと、前記扉に、締め込み位置と解放位置とに回動可能として枢軸をもって枢着された回動レバーを有し、前記回動レバーにおける枢軸回りに設けた係合片を、前記作業ボックスに設けた被係合部に係合させて、前記回動レバーを解放位置から締め込み位置へ回動させることにより、前記係合片と被係合部との少なくともいずれか一方に設けた傾斜カムの作用によって、前記扉を前記作業ボックスに向かって押圧する締め込み手段とを備えるものとする。
このような構成によると、回動レバーの解放位置から締め込み位置への回動操作に伴う扉の締め込み時に、2軸ヒンジにおける中間リンクが、固定ヒンジ片および可動ヒンジ片に対して回動することにより、扉を、作業ボックスの表面とほぼ平行に維持することができ、作業ボックスの表面に対する扉の当接面の角度の変動や当接部分の位置ずれを可及的に減少することができる。
したがって、高価な装置を用いることなく、またねじ締め作業等の繁雑な作業を行うことなく、簡単な構造をもって、十分な気密性能を維持することができ、しかも安価なパッキンを使用することができる。
(2) 上記(1)項において、扉を方形とし、その各辺に、1または複数の締め込み手段を設ける。
このような構成によると、方形の扉の各辺をバランスよく、均等に締め付けることができ、気密性能の向上に寄与することができる。
(3) 上記(1)または(2)項において、扉を、板状のパネルと、その外周部を覆う縁材とからなるものとするとともに、パッキンを巴形パッキンとし、かつ前記縁材を、内端部を、平板状のパッキンを介して前記パネルの表面に圧接させるようにした表縁材と、内端部を前記巴形パッキンの切込み溝に嵌合して、前記巴形パッキンの平坦部を、前記パネルの裏面に圧接させるようにした裏縁材とを、表裏より重ねて、締着手段をもって互いに締着したものとし、前記縁材に、2軸ヒンジにおける可動ヒンジ片および締め込み手段における枢軸を固着する。
このような構成によると、安価な巴形パッキンを用いることができるとともに、その巴形パッキンを強力に保持することができ、その巴形パッキンの一部である平坦部を、巴形パッキンの保持のためだけでなく、裏縁材と表縁材とによりパネルを挾持する際の緩衝材としても用いることができる。
本発明によると、閉扉時における作業室の前面に対する扉の当接面の角度の変動や当接部分の位置ずれを可及的に減少することにより、高価な装置を用いることなく、簡単な構造をもって、十分な気密性能を維持することができ、しかも安価なパッキンを使用することができるようにした、気密ボックスにおける扉の開閉機構を提供することができる。
本発明の扉の開閉機構の一実施形態を備えるグローブボックスの正面図である。 同じく、側面図である。 作業ボックスグローブボックスのみの正面図である。 図3のIV−IV線における縦断側面図である。 図3のV−V線における拡大縦断側面図である。 図3のVI−VI線における拡大横断平面図である。 図3のVII−VII線における拡大縦断側面図である。 フィルタボックスとそれに隣接する作業ボックスの一部との概略縦断正面図である。 図8のIX−IX線における縦断側面図である。 図8に示す状態からフィルタを取り出す第1段階を示す、図8と同様の部分の概略縦断正面図である。 図8に示す状態からフィルタを取り出す第2段階を示す、図8と同様の部分の概略縦断正面図である。 図8に示す状態からフィルタを取り出す第3段階を示す、図8と同様の部分の概略縦断正面図である。 図7に示すグローブの装着状態から、グローブを交換する際の第1段階を示す、図7と同様の部分の概略縦断側面図である。 同じく、第2段階を示す、図13と同様の部分の概略縦断側面図である。 同じく、第3段階を示す、図13と同様の部分の概略縦断側面図である。 同じく、第4段階を示す、図13と同様の部分の概略縦断側面図である。 同じく、第5段階を示す、図13と同様の部分の概略縦断側面図である。 同じく、第6段階を示す、図13と同様の部分の概略縦断側面図である。 同じく、第7段階を示す、図13と同様の部分の概略縦断側面図である。
以下、本発明の扉の開閉機構の一実施形態を備えるグローブボックスについて、図面を参照して説明する。
図1および図2に示すように、このグローブボックスは、支持台1上に設けられた本体2を備えている。
本体2は、中央に、気密ボックスである作業ボックス3、その右側方に、物品の出し入れを行うパスボックス4、その上方に、第1吸気弁5を有する第1給気フィルタボックス6、作業ボックス3の右上方に、第2吸気弁7を有する第2給気フィルタボックス8、作業ボックス3の左上方に、制御ボックス9、作業ボックス3の左側方に、排気フィルタボックス10、その上方に、送気手段(図示略)と排気弁11とを有する送風ボックス12を備えている。
すべてのボックス3、4、6、8、9、10、12は、ステンレス材料により形成されており、それらの相互間には、エアが次のように流通するように開口(図示略)が形成されている。
第1吸気弁5より第1給気フィルタボックス6内に取り入れられたエアは、パスボックス4を通って、作業ボックス3内に流入し、そこで、第2吸気弁7より第2給気フィルタボックス8内に取り入れられたエアと合流し、そこから、排気フィルタボックス10と送風ボックス12とを通って、排気弁11より、空気浄化装置(図示略)等に送られるようになっており、本体2内は、外部と完全に遮断されている。
図1〜図7に示すように、作業ボックス3における若干後傾する前壁13の中央には、横長の方形の開口14(図5および図6参照)が設けられており、この開口14は、扉15によって開閉しうるようになっている。
扉15の両側部と、前壁13の下部との間には、扉15の開閉時の自重を軽減するためのドアダンパ15aが設けられている。
扉15は、透明なアクリル板等よりなる方形のパネル16と、その外周縁部を覆う縁材17とを備えている。
縁材17は、図5および図6に示すように、前片18aの外側縁部に後方を向く折曲片18bが連設された、断面形状がL字状の表縁材18と、外側の前片19aと内側の後片19bとの間に、それらと互いに直角をなす中間連結片19cが設けられた、断面形状がクランク状の裏縁材19とからなっている。
表縁材18における前片18aの内端部を、平板状のパッキン20を介してパネル16の表面に圧接させ、かつ裏縁材19における後片19bを、巴形パッキン21における切込み溝21aに嵌合して、巴形パッキン21における平坦部21bを、パネル16の裏面に圧接させた状態で、表縁材18における前片18aと裏縁材19における前片19aとを表裏より重ねて、締着手段をなすボルト・ナット22をもって互いに締着することにより、巴形パッキン21は扉15の裏面に強力に保持されている。
巴形パッキン21における平坦部21bは、巴形パッキン21を扉15に取付けるためだけでなく、裏縁材19と表縁材18とによりパネル16を挾持する際の緩衝材としても作用している。
巴形パッキン21は、扉15を閉じたとき、平坦部21bの一方の縁のみに連設された中空半円弧部21cが、作業ボックス3における前壁13に圧接することにより、弾性変形して、開口14の周縁における前壁13と扉15との気密性を保持することができるようになっている。
扉15は、その上部の左右2箇所を、図5に示すような2軸ヒンジ23をもって、作業ボックス3の前壁13における開口14の上縁部に枢着されている。
2軸ヒンジ23は、作業ボックス3の前壁13における開口14の上縁部に固着された固定ヒンジ片24と、この固定ヒンジ片24に、左右方向を向く第1の軸25をもって枢着された中間リンク26と、この中間リンク26に、第1の軸25と平行をなす第2の軸27をもって枢着され、かつ扉15における表縁材18の前片18aに固着された可動ヒンジ片28とからなっている。
この2軸ヒンジ23をもって、扉15を作業ボックス3における前壁13に枢着したことにより、扉15の締め込み時に、2軸ヒンジ23における中間リンク26が、固定ヒンジ片24および可動ヒンジ片28に対して回動することにより、扉15を、作業ボックス3の前面とほぼ平行に維持することができ、作業ボックス3の前面に対する扉15の当接面の角度の変動や当接部分の位置ずれを可及的に減少することができる。
したがって、扉15の締め込み時に、扉15が作業ボックス3の前面に対して非平行となって、巴形パッキン21の圧縮量が部分的に変動し、耐久性が悪化するのを防止することができ、もって、従来のインフレートパッキンのような高価な気密手段を用いることなく、巴形パッキン21のような安価な気密手段を用いても、十分な気密性能を維持することができる。
この巴形パッキン21は、作業ボックス3における開口14の周縁部と、閉扉時にそれに対向する扉15の周縁部との間に閉ループをなして介在するように、扉15側に設けられているが、作業ボックス3側に設けてもよい。
扉15における短辺の左右両側辺の上下方向のほぼ中央部と、長辺である上下両辺の両側部とには、左右対称構造とした締め込み手段29がそれぞれ設けられている。
各締め込み手段29は、被係合部をなす突片30aが、作業ボックス3の前壁13から前方に離間して、作業ボックス3における開口14の中心に向かって片持ち状に突出するようにして、作業ボックス3の前壁13の前面における開口14の周縁部に固着した受座30と、扉15の表縁材18における前片18aの前面に突設した枢軸31をもって扉15に枢着され、かつ把手部32aの枢軸31寄りに、枢軸31を中心とする円弧状をなし、閉扉時に上記受座30の突片30aの後方に潜入しうるようにした係合片32bが設けられ、この係合片32bの前面に傾斜カム面32cが形成された回動レバー32とからなっている。
回動レバー32は、図3に示すように、把手部32aが扉15の各辺とほぼ平行をなす締め込み位置と、それに対して枢軸31を中心として扉15の中心方向に向かって所要角度をなす解放位置との間を回動可能である。
閉扉時に、把手部32aを解放位置としたときは、係合片32bが受座30の突片30aから離脱して、扉15を開くことができるようになり、閉扉時に、把手部32aを解放位置から締め込み位置まで回動させると、係合片32bが受座30の突片30aの後方に潜入し、そのときの突片30aの後面と、係合片32bの傾斜カム面32cとの摺接により、扉15は、作業ボックス3の前壁13の前面に向かって押圧されるようになっている。
そのため、傾斜カム面32cは、係合片32bの先端に向かうにしたがって漸次後方に寄る傾斜面としてある。
なお、傾斜カム面32cに代えて、または傾斜カム面32cとともに、受座30の突片30aの後面に、傾斜カム面32cと同方向に傾斜する傾斜面(図示略)を設けてもよい。
このような構成とした締め込み手段29を、扉15の各辺に設けたことにより、方形の扉15の各辺をバランスよく、均等に締め付けることができ、気密性能の向上に寄与することができる。
また、それと併せて、扉15を、2軸ヒンジ23をもって、作業ボックス3における前壁13に枢着したことにより、上述したように、扉15の締め込み時に、扉15が作業ボックス3の前面に対して非平行となって、巴形パッキン21の圧縮量が部分的に変動し、耐久性が悪化するのを防止することができ、もって、従来のインフレートパッキンのような高価な気密手段を用いることなく、巴形パッキン21のような安価な気密手段を用いても、十分な気密性能を維持することができる。
扉15のパネル16には、長軸を上下方向に向けた楕円形をなす左右1対の作業用の開口33が設けられており、各開口33には、それと同様の楕円形をなすステンレス製のグローブポート34が取付けられている。
各グローブポート34は、長軸を上下方向に向けた楕円形をなし、かつ開口33を通って扉15の前方に突出する筒部34aと、この筒部34aの後端に溶接により固着された外向きフランジ34bとからなっている。
外向きフランジ34bは、筒部34aと一体的に形成することもある。
図7に示すように、外向きフランジ34bの前面には、複数のスタッドボルト35が、周方向に適宜の間隔をもって前向に突設されている。
外向きフランジ34bにおけるスタッドボルト35より外側の部分を、平板状のパッキン36を介して扉15のパネル16の後面に押し当て、外向きフランジ34bとほぼ同一形状とした押え板37を、平板状のパッキン38を介してパネル16の前面に押し当て、パネル16の板厚よりわずかに長くした筒状のスペーサ39を外嵌した各スタッドボルト35の前端部を、押え板37に貫通させて、押え板37の前方より、袋ナット40を各スタッドボルト35の前端部に螺合させて締め付けることにより、グローブポート34は、扉15のパネル16に、気密状態を保って強固に固着されている。
グローブポート34における筒部34aの外周部には、複数(この例では3個)の環状溝41、42、43が、互いに筒部34aの軸線方向に離間するようにして設けられている。
また、筒部34aの先端部には、合成樹脂製の保護材44が、筒部34aの先端とその内外両面とを覆うようにして、全周に亘って設けられている。
グローブポート34における筒部34aの外周部には、伸縮性を有する非通気性のグローブ45の基部45aが、その基端に設けた玉縁45bが最もパネル16寄りの第1の環状溝41に嵌合するようにして外嵌され、グローブ45の他部は、基部45aから内方に折り返され、グローブポート34内を通って、作業ボックス3内に進入している。
グローブポート34における筒部34aの外周部に外嵌されたグローブ45の基部45aの外側には、2個のOリングバンド46、47が、第2および第3の環状溝42、43に外嵌するようにして装着されている。
筒部34aの外周部における第1の環状溝41と第2の環状溝42との間には、グローブ45の基部45aの外側から、平ゴムバンド48が装着され、また、第3の環状溝43に、グローブ45の基部45aの外側から嵌合されたOリングバンド47の外側にも、平ゴムバンド49が装着されている。
さらに、両平ゴムバンド48、49には、公知のホースバンドのように、締付手段50a、51aを有するステンレス製等の金属製の締付バンド50、51が外側から締め付けて装着されている。
このように、グローブポート34をステンレス製としたことにより、有害物質に対するグローブポート34の耐久性を高めることができ、しかも、グローブ45の基部45aを、グローブポート34における筒部34aの外周部に外嵌し、その外側から、複数のOリングバンド46、47、平ゴムバンド48、49、および締付バンド50、51を装着して、グローブ45の基部45aを、グローブポート34における筒部34aの外周部に締着したことにより、従来のようなインナーリングを使用することなく、グローブ45を、気密性を保ったまま、グローブポート34に、簡単かつ確実に、着脱することができる。
平ゴムバンド48、49は省略して実施することもあるが、上記のようにして使用すると、グローブ45の交換時に、グローブ45の基部45aと、グローブポート34における筒部34aの外周部との間を通って、作業ボックス3内の気体が外部に漏出したり、逆に外気が作業ボックス3内に流入したりするのを確実に防止することができる。
グローブ45の交換作業に関しては後述する。
次に、排気フィルタボックス10内におけるフィルタの取付構造、並びにフィルタの取付方法および取外し方法について、図8〜図12を参照して説明する。
図8および図9に示すように、作業ボックス3と排気フィルタボックス10との間の隔壁52には、エア流通のための開口53が設けられており、この開口53には、作業ボックス3内での作業中の液体等が排気フィルタボックス10内に飛散するのを防止するが、エアの流通は許容するようにしたルーバー54aが中央部に設けられた扉54が、作業ボックス3内から開閉しうるように設けられている。
すなわち、扉54は、下端部が、隔壁52における作業ボックス3側の下部に、前後1対のトルクヒンジ55をもって枢着され、図8に示す閉止位置から、図10に示す開放位置まで開閉しうるようになっている。
閉止位置における扉54の上端部中央には、上記締め込み手段29と同様に、隔壁52の上部に固着した受座56に係脱することにより、扉54を閉止位置まで締め込んだり、解放したりする回動レバー57を有する締め込み手段58が設けられている。
排気フィルタボックス10内における左右方向の中間部には、フィルタ支持壁59が設けられている。
フィルタ支持壁59の中央には、方形の開口60が設けられ、この開口60の下方には、右方に向かって水平に延出するフィルタ受台61と、その前後の縁から起立する側片62とからなるガイド手段63が設けられている。
このガイド手段63によって、排気フィルタボックス10内には、第1のフィルタ64が、パッキン65を介して、フィルタ支持壁59に圧接され、かつその右方より、第2のフィルタ66が、パッキン67を介して、第1のフィルタ64の右側面に圧接されるようにしてそれぞれの装着位置に保持されている。
第1のフィルタ64および第2のフィルタ66は、ともに、硬質の枠体64a、66aを備えるHEPAフィルタよりなっている。
排気フィルタボックス10内の上壁10aの下面における第2のフィルタ66の直上には、側面視上向コ字状をなす吊支杆68が設けられている。
この吊支杆68と同様の上向コ字状とした吊支杆69が、作業ボックス3の上壁の下面における後部に、左右方向に向きを変えて、後述する押え枠70の仮置き用として設けられている。なお、この仮置き用の吊支杆69は、排気フィルタボックス10内が広い場合には、排気フィルタボックス10内の上壁10aに設けることもある。
吊支杆68、69には、第1のフィルタ64および第2のフィルタ66を、パッキン65、67を介して左右方向に重ねた状態で、フィルタ支持壁59に向かって押し付ける、方形枠状の押え枠70の上端に設けたフック71を係止可能としてある。
フック71は、押え枠70の上端より左方に向けて直角に折曲した水平片71aと、その先端に設けた垂下片71bとからなり、押え枠70を、装着位置に位置している第2のフィルタ66に近接または当接する位置から、左右方向に若干平行移動しうるように、水平片71の左右方向の長さを、吊支杆68の直径より大としてある。
このフック71と吊支杆68とにより、押え枠70を、装着位置に位置しているフィルタ64、66に近接または当接する位置に吊支可能とした吊支手段が形成されている。
図8および図9に示すように、押え枠70の前後の側部には、締め込み手段29と同様の締め込み手段72が設けられている。
各締め込み手段72は、排気フィルタボックス10における前壁10bおよび後壁10cの内面に固着された受座支持材73の先端部の右側面に設けられ、被係合部をなす突片74aが、受座支持材73の先端より排気フィルタボックス10の内方に向かって突出するようにした受座74と、押え枠70の右側面に、左右方向を向く枢軸75をもって枢着され、かつ把手部76aの枢軸75寄りに、枢軸75を中心とする円弧状をなし、押え枠70が装着位置に位置している第2のフィルタ66に近接または当接しているときに、上記受座30の突片30aの左側面に潜入しうるようにした係合片76bが設けられ、この係合片76bの右側面に傾斜カム面76cが形成された回動レバー76とからなっている。
回動レバー76は、図9に2点鎖線で示すように、把手部76aが上方を向く締め込み位置と、同じく下方を向く解放位置(図示略)との間を回動可能であり、押え枠70のフック71を吊支杆68に掛止し、押え枠70を、装着位置に位置している第2のフィルタ66に当接させた状態で、把手部76aを、図9に実線で示すように、排気フィルタボックス10の内方を向く水平位置を経て、締め込み位置まで回動させる間に、係合片76bの傾斜カム面76cが受座74における突片74aの左側面に摺接し、押え枠70を、第2のフィルタ66に向かって押し付けることができるようになっている。
なお、傾斜カム面76cを、突片74aの左側面に設けることもある。
押え枠70の上端部右側面には、押え枠70の持ち運びを容易にするための、平面視コ字状をなす取手70aが設けられており、また、押え枠70の前後の縁には、第2のフィルタ66を前後から挾む1対の側片70b、70bが設けられている。
排気フィルタボックス10の左側壁10dの中央部には、シャワーノズル77がもうけられており、ここから噴出する洗浄液により、排気フィルタボックス10内を洗浄しうるようになっている。
排気フィルタボックス10の底壁10eは、フィルタ支持壁59を境にして、それぞれの部屋毎にすり鉢状に形成され、それらの最低部には、常時は閉塞されているドレン口78が設けられている。
図8に示すように、排気フィルタボックス10の上壁10aにおけるフィルタ支持壁59より左方の部分には、ルーバー79を備える開口80が設けられ、ここを通して、排気フィルタボックス10内の気体が、送風ボックス12へ送られるようになっている。
本発明とは直接関係しないが、図1に示すように、パスボックス4の前面には、視認用の透明な覗き窓81と、円形としたグローブポート82およびそれに着脱可能としたグローブ83とが設けられている。
また、図2に示すように、パスボックス4の右側面には、物品出し入れ用の扉84が開閉可能として設けられている。
次に、フィルタの交換方法、すなわちフィルタの取外し方法および取付方法について、図8〜図12を参照して説明する。
図8および図9に示すように、第1のフィルタ64および第2のフィルタ66が、正規の装着位置に装着されている状態から、作業ボックス3における左右のグローブ45、45に両手を挿入し、その手で、扉54の上部に設けられた締め込み手段58における回動レバー57を、締め込み位置から解放位置までに回動させて、受座56から解放し、扉54を、図10に示すほぼ水平の位置まで開く。
次いで、扉54を開いた開口53から、グローブ45に入れた手を、排気フィルタボックス10内に挿入し、左右の締め込み手段72における各回動レバー56を、締め込み位置から解放位置まで回動させて、受座74から解放する。
次いで、図10に2点鎖線で示すように、押え枠70のフック71を、吊支杆68から外し、押え枠70を作業ボックス3内に移動させた後、押え枠70のフック71を、仮置き用の吊支杆69に掛止する。
その状態で、第2のフィルタ66とパッキン67とを、装着位置から作業ボックス3内に移動し、そこで、必要に応じて適宜洗浄した後、図12に示すように、ビニール袋85等に入れて、密閉した後、パスボックス4の扉84を開いて、そこからビニール袋85等に密包された第2のフィルタ66を、グローブボックスより外部に取り出す。
第2のフィルタ66等を作業ボックス3内に移動したとき、押え枠70は、作業ボックス3内の後部に設けた仮置き用の吊支杆69に掛止させてあるので、押え枠70が第2のフィルタ66等移動や洗浄の妨げとなることはない。
その後、パスボックス4の扉84を閉じた後、第1のフィルタ64とパッキン65とを、第2のフィルタ66等と同様にして、グローブボックスより外部に取り出す。
なお、第1のフィルタ64とパッキン65とを、第2のフィルタ66等とまとめて装着位置から外し、必要に応じて、作業ボックス3内においてまとめて洗浄し、その後、まとめてビニール袋85等により密包するか、またはここで1個ずつビニール袋85等により密包し、パスボックス4からグローブボックスの外部へ、まとめて、または1個ずつ順次取り出すこともある。
すべてのフィルタをグローブボックスより外部に取り出した後、必要に応じて、シャワーノズル77から洗浄液を噴出させて、排気フィルタボックス10内を洗浄する。
このような方法によると、装着位置に位置している第2のフィルタ66から外した押え枠70を、仮置き用の吊支杆69に掛止しておいた状態で、第2のフィルタ66および第1のフィルタ64等を装着位置から簡単かつ迅速に取外すことができるとともに、新たなフィルタを装着位置に配設した後に、押え枠70を仮置き用の吊支杆69から外して、第2のフィルタ66に迅速に押し付けることができ、作業効率を高めることができる。
排気フィルタボックス10内に新たなフィルタを装着するには、上記の手順と逆に行う。
すなわち、押え枠70を、作業ボックス3内の仮置き用の吊支杆69に掛止させたままの状態で、パスボックス4の扉84を開いて、そこから、新たなパッキン65、第1のフィルタ64、パッキン67および第2のフィルタ66を、順次グローブボックス内に搬入し、次いで、扉84を閉じた後、新たなパッキン65等を、上記の順位で、作業ボックス3内を経て、排気フィルタボックス10内に移動し、そこで、ガイド手段63に沿って、順次装着位置まで押し入れた後、仮置き用の吊支杆69に掛止していた押え枠70を、吊支杆69から外して、排気フィルタボックス10内に移動し、そこで、フック71を、吊支手段である吊支杆68に掛止することにより、押え枠70を、第2のフィルタ66に近接または当接する位置に配設する。
その状態で、押え枠70を第2のフィルタ66に押し付けつつ、左右の締め込み手段72における各回動レバー76を、解放位置から締め込み位置まで回動させて、係合片76bを受座74の突片74aに係合させつつ回動させる。
このときの係合片76bの傾斜カム面76cと受座74における突片74aの左側面との摺接により、押え枠70は、傾斜カムの作用によって、第2のフィルタ66に向かって押し付けられ、パッキン65、第1のフィルタ64、パッキン67および第2のフィルタ66は、その順序でフィルタ支持壁59に向かって押し付けられ、正規の装着位置に保持される。
このとき、押え枠70は、そのフック71が吊支杆68に掛止され、吊支されているので、回動レバー76を操作する際に、作業者が押え枠71を支えておく必要がなく、回動レバー76の回動操作時の作業性が向上する。
また、回動レバー76を回動させるだけで、第1のフィルタ64および第2のフィルタ66を装着位置に保持することができるので、従来のように、フィルタおよび押え枠を、ボルトを締め付けたり、外したりすることなく、狭い排気フィルタボックス10内において、簡単かつ迅速に取付けたり、取外したりすることができる。
次に、作業ボックス3おけるグローブ45の交換方法を、図7および図13〜図19を参照して説明する。
図7に示すように、グローブ45が、グローブポート34に確実に装着されている状態から、2個の締付バンド50、51の締付手段50a、51aを緩めて、2個の締付バンド50、51を、図13に示すように、グローブポート34の筒部34aから完全に取り外す。
締付バンド50、51を取り外した後、グローブポート34の筒部34aの最も基端部寄りに装着した平ゴムバンド48を、図14に示すように、筒部34aの先端部寄りに装着した平ゴムバンド49の外側に、一部が重合するようにして位置をずらし、次いで、グローブポート34の筒部34aの最も基端部寄りのOリングバンド46も、筒部34aの先端部寄りに位置をずらし、その後、筒部34aの最も基端部寄りの環状溝41に嵌合されていた古いグローブ45の玉縁45bを拡開しつつ、古いグローブ45の基部45aを、図15に示すように、位置をずらしたOリングバンド46および平ゴムバンド48、並びに筒部34aの先端部に元から装着されていたOリングバンド47および平ゴムバンド49を外側から覆うようにして折返す。
次に、図16に示すように、古いグローブ45の基部45aを折返すことによって露呈した筒部34aの基端部外周面に、折返された古いグローブ45の基部45a、並びに全Oリングバンド46、47および全平ゴムバンド48、49を覆うように被嵌した新たなグローブ45’の基部45a’を、その玉縁45b’が筒部34aの最も基端部寄りの環状溝41に嵌合するようにして外嵌し、その外側から、新たなOリングバンド46’を、新たなグローブ45’の基部45a’の外側から中央の環状溝42に外嵌するようにして筒部34aに装着する。
その後、図17に示すように、新たなグローブ45’の玉縁45b’が嵌合された筒部34aの最も基端部寄りの環状溝41と、Oリングバンド46’が嵌合された中央の環状溝42との間における筒部34aの外周部に、新たなグローブ45’の基部45a’を締め付けるように新たな平ゴムバンド48’を装着し、さらにその外側から、新たな締付バンド50’または、取り外した1個の締付バンド50をもって、筒部34aの基部の外周面に締付ける。
次に、新たなグローブグローブ45’の外側から、古いグローブ45の基部45a、並びに古い全Oリングバンド46、47および全平ゴムバンド48、49を、筒部34aから外して、それらをグローブポート34内を通って、作業ボックス3内に押し入れ、図18に示すように、筒部34aから古いグローブ45等を完全に除去する。
その後、図19に示すように、新たなOリングバンド47’および平ゴムバンド49’、並びに新たな締付バンド51’または取り外した残りの締付バンド51を、古いOリングバンド47、平ゴムバンド49および締付バンド51が装着されていたのと同様にして装着する。
このようなグローブの交換方法によると、従来のインナーリングを使用することなく、古くなったグローブ45だけでなく、その取付けのための付属部品であるOリングバンド46、47や平ゴムバンド48、49等をも、外気に曝すことなく、グローブポート34の筒部34aから簡単に外して、作業ボックス3内に押し入れることができ、グローブ45の交換時に、外気が作業ボックス3内に進入したり、逆に、作業ボックス3内の気体が外部に漏出したりするのを確実に防止することができる。
平ゴムバンド48、49は、使用しないこともあるが、使用した場合は、グローブ45の基部45aとグローブポート34の筒部34aとの気密性能を高めることができ、古くなった場合は、Oリングバンド46、47等とともに、外気に触れることなく廃棄することができる。
また、ステンレス製の締付バンド50、51等の金属製の部材は、廃棄物の中に混在させることはないので、廃棄物の処理が容易である。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱することなく、変形した態様での実施が可能である。
1 支持台
2 本体
3 作業ボックス(気密ボックス)
4 パスボックス
5 第1吸気弁
6 第1給気フィルタボックス
7 第2吸気弁
8 第2給気フィルタボックス
9 制御ボックス
10 排気フィルタボックス
10a上壁
10b前壁
10c後壁
10d左側壁
10e底壁
11 排気弁
12 送風ボックス
13 前壁
14 開口
15 扉
15aドアダンパ
16 パネル
17 縁材
18 表縁材
18a前片
18b折曲片
19 裏縁材
19a前片
19b後片
19c中間連結片
20 パッキン
21 巴形パッキン
21a切込み溝
21b平坦部
21c中空半円弧部
22 ボルト・ナット(締着手段)
23 2軸ヒンジ
24 固定ヒンジ片
25 第1の軸
26 中間リンク
27 第2の軸
28 可動ヒンジ片
29 締め込み手段
30 受座
30a突片(被係合部)
31 枢軸
32 回動レバー
32a把手部
32b係合片
32c傾斜カム面
33 開口
34 グローブポート
34a筒部
34b外向きフランジ
35 スタッドボルト
36 パッキン
37 押え板
38 パッキン
39 スペーサ
40 袋ナット
41、42、43 環状溝
44 保護材
45 グローブ
45a基部
45b玉縁
46、47 Oリングバンド
48、49 平ゴムバンド
50、51 締付バンド
50a、51a 締付手段
52 隔壁
53 開口
54 扉
54aルーバー
55 トルクヒンジ
56 受座
57 回動レバー
58 締め込み手段
59 フィルタ支持壁
60 開口
61 フィルタ受台
62 側片
63 ガイド手段
64 第1のフィルタ
64a枠体
65 パッキン
66 第2のフィルタ
66a枠体
67 パッキン
68 吊支杆(吊支手段)
69 吊支杆(仮置き用)
70 押え枠
70a取手
70b側片
71 フック
71a水平片
71b垂下片
72 締め込み手段
73 受座支持材
74 受座
74a突片(被係合部)
75 枢軸
76 回動レバー
76a把手部
76b係合片
76c傾斜カム面
77 シャワーノズル
78 ドレン口
79 ルーバー
80 開口
81 覗き窓
82 グローブポート
83 グローブ
84 扉
85 ビニール袋

Claims (3)

  1. 開口を有する気密性の作業ボックスと、
    前記作業ボックスの開口を開閉する扉と、
    前記作業ボックスにおける開口の周縁部と、閉扉時にそれに対向する前記扉の周縁部とのいずれか一方に設けられたパッキンと、
    前記作業ボックスにおける開口の近傍に固着された固定ヒンジ片に、中間リンクが第1の軸をもって枢着され、前記中間リンクに、前記扉に固着された可動ヒンジ片が第1の軸と平行をなす第2の軸をもって枢着された2軸ヒンジと、
    前記扉に、締め込み位置と解放位置とに回動可能として枢軸をもって枢着された回動レバーを有し、前記回動レバーにおける枢軸回りに設けた係合片を、前記作業ボックスに設けた被係合部に係合させて、前記回動レバーを解放位置から締め込み位置へ回動させることにより、前記係合片と被係合部との少なくともいずれか一方に設けた傾斜カムの作用によって、前記扉を前記作業ボックスに向かって押圧する締め込み手段
    とを備えることを特徴とする気密ボックスにおける扉の開閉機構。
  2. 扉を方形とし、その各辺に、1または複数の締め込み手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の気密ボックスにおける扉の開閉機構。
  3. 扉を、板状のパネルと、その外周部を覆う縁材とからなるものとするとともに、パッキンを巴形パッキンとし、かつ前記縁材を、内端部を、平板状のパッキンを介して前記パネルの表面に圧接させるようにした表縁材と、内端部を前記巴形パッキンの切込み溝に嵌合して、前記巴形パッキンの平坦部を、前記パネルの裏面に圧接させるようにした裏縁材とを、表裏より重ねて、締着手段をもって互いに締着したものとし、前記縁材に、2軸ヒンジにおける可動ヒンジ片および締め込み手段における枢軸を固着したことを特徴とする請求項1または2記載の気密ボックスにおける扉の開閉機構。
JP2015123709A 2015-06-19 2015-06-19 気密ボックスにおける扉の開閉機構 Active JP6483545B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015123709A JP6483545B2 (ja) 2015-06-19 2015-06-19 気密ボックスにおける扉の開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015123709A JP6483545B2 (ja) 2015-06-19 2015-06-19 気密ボックスにおける扉の開閉機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017008541A true JP2017008541A (ja) 2017-01-12
JP6483545B2 JP6483545B2 (ja) 2019-03-13

Family

ID=57761025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015123709A Active JP6483545B2 (ja) 2015-06-19 2015-06-19 気密ボックスにおける扉の開閉機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6483545B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021007907A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 株式会社ダルトン 閉鎖型キャビネットおよびグローブユニット

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50145575U (ja) * 1974-05-20 1975-12-02
JPS6016686A (ja) * 1983-07-05 1985-01-28 篠原電機株式会社 ボツクス等ののぞき窓用窓枠
JP2007105597A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Dalton Corp アイソレーター
EP2719851A2 (en) * 2012-10-12 2014-04-16 OTLAV SpA Hinging apparatus for hinging a mobile member with respect to a fixed structure by means of at least one retractable hinge
JP2015025274A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 文化シヤッター株式会社 二軸蝶番の構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50145575U (ja) * 1974-05-20 1975-12-02
JPS6016686A (ja) * 1983-07-05 1985-01-28 篠原電機株式会社 ボツクス等ののぞき窓用窓枠
JP2007105597A (ja) * 2005-10-12 2007-04-26 Dalton Corp アイソレーター
EP2719851A2 (en) * 2012-10-12 2014-04-16 OTLAV SpA Hinging apparatus for hinging a mobile member with respect to a fixed structure by means of at least one retractable hinge
JP2015025274A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 文化シヤッター株式会社 二軸蝶番の構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021007907A (ja) * 2019-06-28 2021-01-28 株式会社ダルトン 閉鎖型キャビネットおよびグローブユニット
JP7292131B2 (ja) 2019-06-28 2023-06-16 株式会社ダルトン 閉鎖型キャビネットおよびグローブユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP6483545B2 (ja) 2019-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017007017A (ja) グローブボックスにおけるグローブ取付構造およびグローブの交換方法
JP2017006842A (ja) フィルタの取付構造、並びにフィルタの取付方法および取外し方法
JP6483545B2 (ja) 気密ボックスにおける扉の開閉機構
US20080315738A1 (en) Foldable Sandblasting Cabinet
JP5009657B2 (ja) 作業用隔絶袋体、及びアイソレーター
US20060150590A1 (en) Collection device with self sealing retention system
US8920224B2 (en) Blower enclosure
CN211643916U (zh) 无尘投料站
WO2008045127A2 (en) Exhaust gas diffuser and filter system for a pneumatic nail gun
US20130295822A1 (en) Removable high velocity blast cabinet vestibule
KR101403561B1 (ko) 맨홀 악취제거용 친환경 흡배기장치
JP5520758B2 (ja) パスボックス及びこのパスボックスを備えたアイソレーター装置
JP6776466B1 (ja) フィルタ装置
KR20150017285A (ko) 차량용 에어클리너
JP6739789B2 (ja) 手袋交換用蓋装置
JP2002273135A (ja) 粉粒体処理装置のバグフィルター
JP4390361B2 (ja) アイソレータ及びそのフィルタ交換方法
CN108190115B (zh) 连续密闭出料套袋系统及其套袋更换方法
JP5690312B2 (ja) 局所精密空調装置
US20020179602A1 (en) Containment assembly
CN217834391U (zh) 带有烟气吸收机构的橡胶硫化机
JP4335614B2 (ja) 集塵機用フイルター取付装置
JP2008264750A (ja) 粉粒体分級機
CN218110119U (zh) 一种运用于清洁拼板切割夹具的风吹定位装置
JP3667619B2 (ja) パルスジェット式集塵機用フイルター装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180918

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6483545

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250