JP2015025274A - 二軸蝶番の構造 - Google Patents

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誠 廣瀬
由利子 松岡
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Abstract

【課題】防犯性、耐火性を向上させることができる二軸蝶番の構造を提供する。
【解決手段】二軸蝶番の構造において、扉11と扉枠15とに横架される連結杆29と、連結杆29を上下に貫通する第1軸31と第2軸33と、第1軸31と第2軸33のそれぞれの上下を、扉枠15と扉11のそれぞれに回転自在に支持するブロック状の二対の軸受体35と、扉11と扉枠15の閉扉時において隣り合う各取付面16,12に軸受体35を螺着する六角穴付ボルト37と、上下一対の軸受体35の正面41に露出する六角穴付ボルト37を覆う上側覆い部55及び下側覆い部57を有するとともに、連結杆29の裏側に位置する接続板59で接続された金属製のカバー43と、閉扉時における扉11側と扉枠15側の各軸受体35の対向面36に対し、扉枠15側と扉11側の各カバー43の閉扉時対向面51から螺合して、カバー43を軸受体35に螺着する取付部材53と、を具備する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、防音扉や止水扉などに用いられる二軸蝶番の構造に関する。
扉を扉枠に対して平行に接近移動させることで、扉を扉枠に密着させ、防音性能や止水性能を高めることのできる二軸蝶番が知られている(特許文献1、2、3、4等参照)。二軸蝶番の構造は、一般的に、扉枠に閉止された状態の扉と、扉枠とに横架される連結杆を有する。扉枠側における連結杆には、上下に貫通する第1軸が設けられる。扉側における連結杆には、上下に貫通する第2軸が設けられる。第1軸の上下、第2軸の上下は、それぞれ一対ずつ、合計二対の軸受体によって扉、扉枠に回転自在に支持される。それぞれの軸受体は、扉面に垂直方向から貫通するボルト等の締結部材によって、扉と扉枠のそれぞれに螺着される。
特開平7−279550号公報 特開2000−192716号公報 実用新案登録第3105058号公報 特開2005−188268号公報
ところで、防音扉や止水扉は、一般的に重量が大きい。これら大重量の扉を扉枠に取り付ける吊元となる蝶番は、扉を閉め扉枠内に納まった状態で扉面の正面からボルト等の締結部材で固定するのが一般的となる。このため、通常の扉の取付構造のように締結部材が吊元側扉木口面と対向扉枠面との間で隠れることがない。
このように、従来の二軸蝶番の構造は、軸受体を、扉や扉枠に螺着する締結部材が、扉面に垂直方向から軸受体を貫通し、ボルト頭部が軸受体の正面に表出したままとなる。このため、交換やメンテナンス等は行い易いものの締結解除が容易となることから防犯性に問題があった。また、締結部材が表出したままでは火災時の火炎に直接曝されることとなり、耐火性を得にくく、防火設備として使用できない問題があった。これに対し、ボルト頭部が表出する軸受体の正面に、金属板を溶接固定すれば、締結部材は覆えるが、交換が容易にできなくなる。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、防犯性、耐火性を向上させることができる二軸蝶番の構造を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の二軸蝶番の構造は、扉11と扉枠15とに横架される連結杆29と、
前記扉枠15側における前記連結杆29を上下に貫通する第1軸31と、
前記扉11側における前記連結杆29を上下に貫通する第2軸33と、
前記第1軸31と前記第2軸33のそれぞれの上下を、前記扉枠15と前記扉11のそれぞれに回転自在に支持するブロック状の二対の軸受体35と、
扉面に垂直方向から前記軸受体35を貫通して前記扉11と前記扉枠15の閉扉時において隣り合う各取付面16,12に前記軸受体35を螺着する締結部材37と、
各軸31,33ごとにおける上下一対の前記軸受体35の正面41に露出する前記締結部材37を覆う上側覆い部55及び下側覆い部57を有するとともに、該上側覆い部55及び下側覆い部57が前記連結杆29の裏側に位置する接続板59で接続された金属製のカバー43と、
閉扉時における前記扉11側の前記軸受体35と前記扉枠15側の前記軸受体35との対向面36に対し、前記扉枠15側の前記カバー43と扉11側の前記カバー43の閉扉時対向面51から螺合して、前記カバー43を前記軸受体35に螺着する取付部材53と、
を具備することを特徴とする。
この二軸蝶番の構造では、軸受体35に被せられた扉枠15側のカバー43と、扉11側のカバー43は、それぞれの閉扉時対向面51から挿通して螺合されるネジなどの取付部材53によって軸受体35に螺着固定される。なお、閉扉時対向面51からの取付部材53の螺合は、開扉状態においてのみ可能となる。取付部材53は、閉扉状態において、平行となって対向する扉枠15側のカバー43における閉扉時対向面51と、扉11側のカバー43における閉扉時対向面51とに表出し、すなわち互いが見えない位置となる。カバー43が取り付けられることで、軸受体35の正面41が覆われ、締結部材37が表出しなくなる。カバー43は、開扉状態において、開いて表出する閉扉時対向面51の取付部材53を螺合解除することで、軸受体35から容易に脱着可能となる。
本発明の請求項2記載の二軸蝶番の構造は、請求項1記載の二軸蝶番の構造であって、
前記上側覆い部55及び前記下側覆い部57が、前記軸受体35の正面41と、前記正面41を挟む両側面61と、前記両側面61に挟まれ前記第1軸31,前記第2軸33の両端側となる上下端面63と、を覆う略箱状に形成されることを特徴とする。
この二軸蝶番の構造では、直方体や立方体等のブロック状からなる軸受体35は、一つの面が、扉11や扉枠15の各取付面12,16に対向し固定される。また、他の一つの面に連結杆29が配置される。残りの面、すなわち、正面41、両側面61、端面63が略箱状に形成される上側覆い部55または下側覆い部57によって覆われ、軸受体35の殆どが表出しなくなる。
本発明の請求項3記載の二軸蝶番の構造は、請求項1または請求項2記載の二軸蝶番の構造であって、
前記軸受体71には、前記対向面93と反対の外側面95に係合凹部97が形成され、
該係合凹部97に係合する爪片99が前記上側覆い部101及び前記下側覆い部103に突設されることを特徴とする。
この二軸蝶番の構造では、上側覆い部101及び下側覆い部103の正面を挟んで閉扉時対向面105と反対側となる爪片形成面107が、爪片99によって係合凹部97に係合する。これにより、カバー109は、開口側両端が取付ネジ53と爪片99とによって軸受体71に固定され、この軸受体71からより外れ難くなる。
本発明に係る請求項1記載の二軸蝶番の構造によれば、扉及び扉枠に固定される軸受体がカバーによって覆われることで、防犯性、耐火性を向上させることができる。このことから、防火設備を構成する扉にこの二軸蝶番を用いることが可能となる。また、カバーを取り付ける取付部材の位置を閉扉時対向面としたことで、閉扉時ではこの取付部材が表出せず、且つ取付部材に対して触れることを困難な状態としたので、悪戯などでカバーを取り外される虞がない。さらに、取付部材によるカバーの脱着を容易なものとしたことから、二軸蝶番の交換やメンテナンスも可能なる効果を得られる。
本発明に係る請求項2記載の二軸蝶番の構造によれば、軸受体の表出面の殆どが覆われるので、防犯性、耐火性をより高めることができる。
本発明に係る請求項3記載の二軸蝶番の構造によれば、係合凹部と爪片とで取付作業時にカバーを仮止めさせることなどでき、施工を容易にできるとともに、上側覆い部及び下側覆い部の外側面を捲れにくくできる。
本発明の第1実施形態に係る二軸蝶番の構造を備えた扉を屋外側から見た正面図である。 図1に示した扉の二軸蝶番部分の平断面図である。 図2に示した二軸蝶番の斜視図である。 図3に示した二軸蝶番の平断面図である。 カバー、取付ネジが外された二軸蝶番の分解斜視図である。 カバー取付時の一部分を切り欠いた斜視図である。 カバー取付時の平断面図である。 軸受体板状固定部を有する二軸蝶番が用いられる第2実施形態に係る二軸蝶番の構造の斜視図である。 図8に示した二軸蝶番の構造の分解斜視図である。 爪片付カバーが用いられる第3実施形態に係る二軸蝶番の平断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係る二軸蝶番の構造を備えた扉を屋外側から見た正面図、図2は図1に示した扉の二軸蝶番部分の平断面図、図3は図2に示した二軸蝶番の斜視図、図4は図3に示した二軸蝶番の平断面図、図5はカバー、取付ネジが外された二軸蝶番の分解斜視図、図6はカバー取付時の一部分を切り欠いた斜視図、図7はカバー取付時の平断面図である。
二軸蝶番の構造は、例えば防音扉や止水扉等の図1に示す扉11に好適に用いられる。このため、扉11は、一般的に重量の大きいものとなり、この扉11を開閉自在に吊元を支持するため、または気密、断熱、水密などの密閉性を高めるために二軸蝶番が用いられる。
建物躯体13の開口部に取り付けられた扉枠15には、扉11が二軸蝶番17を介して開閉自在に取り付けられる。扉11は、通常のレバーハンドル19に加え、例えば複数のグレモンハンドル21によっても扉枠15に締め付けられる。図2に示すように、グレモンハンドル21には押圧杆23が回転半径方向外側に突設される。一方、扉枠15には斜面を有するグレモンハンドル受25が固定される。レバーハンドル19の回転とともに回転する押圧杆23は、グレモンハンドル受25の傾斜面(図示略)を徐々に押圧する。扉11は、グレモンハンドル受25から受ける反力によって閉扉方向に引き寄せられ、パッキン27を圧縮変形させて扉枠15に密着する。なお、図2は引き寄せ前の状態を表す。
扉枠15に閉止された状態の扉11と扉枠15とには、二軸蝶番17の連結杆29が横架される。扉枠15側における連結杆29には、上下に第1軸31が貫通する。扉11側における連結杆29には、上下に第2軸33が貫通する。第1軸31,第2軸33のそれぞれの上下は、例えば六面体からなるブロック状の二対の軸受体35によって、扉枠15,扉11のそれぞれに回転自在に支持される。
軸受体35は、扉面に垂直方向から軸受体35を貫通して、扉11と扉枠15の閉扉時において隣り合う各取付面16,12に螺合する締結部材によって螺着される。締結部材としては、例えば六角穴付ボルト37(図5参照)が好適に用いられる。一つの軸受体35は、本実施形態では上下2本の六角穴付ボルト37によって固定される。六角穴付ボルト37を用いることで、軸受体35の固定穴39(図5参照)の中で締結でき、締結部材である六角穴付ボルト37を軸受体35の正面41から突出しないようにできる。
これら軸受体35は、図3に示す扉枠15側のカバー43と扉11側のカバー43によって覆われる。カバー43は、耐熱温度が高く、強度の大きい金属により形成される。なお、図3中に示す調整ボルト45は、連結杆29を貫通し、連結杆29の表面からの回転量で連結杆29裏面の突出先端の突出量を調整できるもので、扉11に対して複数設けられる二軸蝶番17によって、扉枠15に対する扉11の嵌め合い状態を、その突出量で調整できるものであり、また、連結杆29の裏側に取り付けられる当接ゴム47の、扉面に当接する際の変形率を調整する際に使用される。当接ゴム47は、当接ゴム固定ボルト49により連結杆29の裏側に固定される。当接ゴム47は、当接ゴム固定ボルト49がスパナなどの工具によって螺合解除され、連結杆29から取り外し可能となる。
図4に示すように、扉枠15側のカバー43と扉11側のカバー43は、軸受体35の対向面36にカバー43の閉扉時対向面51から螺合して、カバー43を軸受体35に螺着する取付部材としての取付ネジ53によって固定されている。
図5に示すように、カバー43は、上側覆い部55と、下側覆い部57とを有する。上側覆い部55及び下側覆い部57は、上下一対の軸受体35の正面41に露出する締結部材37を覆う。上側覆い部55及び下側覆い部57は、連結杆29の裏側に位置する接続板59で接続される。本実施形態において、上側覆い部55及び下側覆い部57は、図6に示す軸受体35の正面41と、正面41を挟む両側面61、両側面61に挟まれ第1軸31,第2軸33の両端側となる上下端面63と、を覆う略箱状に形成される。
なお、上側覆い部55及び下側覆い部57は、軸受体35の扉面からの高さによっては、取り付けられない場合がある。この場合には、開口側の裾部65を高い位置(扉面から浮上する位置)とするように形成してもよい。つまり、上側覆い部55及び下側覆い部57は、少なくとも軸受体35の正面側エッジ部67(図6参照)が覆える形状であればよい。さらに、上側覆い部55及び下側覆い部57は、軸受体35の正面41のみを覆う略平板状であってもよい。
次に、上記構成を有する二軸蝶番の構造の作用を説明する。
二軸蝶番の構造では、第1軸31の上下が上下一対の軸受体35によって扉枠15の取付面16に固定される。第2軸33の上下が上下一対の軸受体35によって扉11の取付面12に固定される。これら第1軸31,第2軸33の中央部同士は、連結杆29によって回転自在に連結される。つまり、扉11は、連結杆29を介して第1軸31を中心に扉枠15に対して回転されるとともに、第2軸33を中心に連結杆29に対しても回転される。これにより、扉11は、扉枠15に対して平行に接近移動し、扉枠15に密着可能となる。
第1軸31の上下を支持する上下一対の軸受体35と、第2軸33の上下を支持する上下一対の軸受体35は、それぞれが図6に示すカバー43によって覆われる。カバー43は、上下一対の軸受体35のそれぞれを覆う上側覆い部55と下側覆い部57を有する。これら上側覆い部55と下側覆い部57は、接続板59によって接続される。接続板59は、連結杆29の裏側に位置する部分となる。つまり、カバー43は、連結杆29の裏側を潜る接続板59によって上側覆い部55と下側覆い部57が接続されて一体となる。
カバー43は、取付時、図7に示す開扉状態において、連結杆29の裏側から、上側覆い部55と下側覆い部57とで連結杆29を挟むようにして表側へ移動させる。この際、連結杆29の裏側に固定された当接ゴム47は、外された状態とする。当接ゴム47が外されることで、扉11は、開放角度が大きくなる。これにより、ドライバ69等の工具の使用が容易となる。
カバー43は、表側へ移動させた上側覆い部55と下側覆い部57を軸受体35の正面側から被せる。扉枠15側のカバー43と、扉11側のカバー43とでは、接続板59の位置が左右対称位置となるが、上側覆い部55と下側覆い部57を表側へ移動させた後に軸受体35の正面側から被せる取付手順は同じである。
なお、扉枠15側のカバー43と、扉11側のカバー43とは、同一のものを上下反転して使用できる。
軸受体35に被せられた扉枠15側のカバー43と、扉11側のカバー43は、それぞれの閉扉時対向面51から挿通して螺合される取付ネジ53によって軸受体35に螺着される。なお、閉扉時対向面51からの取付ネジ53の螺合は、開扉状態においてのみ可能となる。取付ネジ53は、図4に示す閉扉状態において、平行となって対向する扉枠15側の閉扉時対向面51と、扉11側の閉扉時対向面51とに挟まれて隠れることとなる。
カバー43が取り付けられることで、軸受体35の正面41が覆われ、締結部材37が表出しなくなる。カバー43は、開扉状態において、開いて表出する閉扉時対向面51の取付ネジ53を螺合解除することで、軸受体35から容易に脱着可能となる。
また、二軸蝶番の構造では、直方体や立方体等のブロック状からなる軸受体35は、一つの面が、扉11や扉枠15に対向し固定される。また、他の一つの面が、連結杆29が位置することで覆われる。残りの面、すなわち、正面41、両側面61、上端面63または下端面63が略箱状に形成される上側覆い部55または下側覆い部57によって覆われ、軸受体35の殆どが表出しなくなる。
その結果、軸受体35の表出面の殆どが覆われるので、防犯性、耐火性をより高めることができる。
次に、本発明に係る二軸蝶番の構造の第2実施形態を説明する。
図8は軸受体板状固定部71を有する二軸蝶番73が用いられる第2実施形態に係る二軸蝶番の構造の斜視図、図9は図8に示した二軸蝶番の構造の分解斜視図である。なお、以下の各実施形態において、図1〜図7に示した部材と同一の部材には同一の符号を付し重複する説明は省略する。
第2実施形態に係る二軸蝶番の構造は、二軸蝶番73の軸受体75が、軸受体板状固定部71と、軸受部77と、を有する。軸受体板状固定部71は、上下に長い矩形状に形成される。軸受体板状固定部71は、上側と下側のそれぞれが4本の締結部材である六角ボルト79によって扉枠15、扉11の各取付面16,12に固定される。軸受部77は、上下に離間して配置され、軸受体板状固定部71に固定される。軸受部77は、軸受体板状固定部71と一体に形成されてもよい。上下に離間した軸受部77は、第1軸31,第2軸33のそれぞれの上下端を回転自在に支持する。第1軸31と第2軸33の中央部同士は、連結杆81によって回転自在に連結される。
このような厚みの薄い軸受体板状固定部71を覆うカバー83は、上側覆い部85及び下側覆い部87が、同様に厚みが薄く形成される。上側覆い部85及び下側覆い部87は、接続板89によって接続される。取付ネジ53は、軸受体板状固定部71の対向面にカバー83の閉扉時対向面51から螺合されることになる。
この第2実施形態に係る二軸蝶番の構造によれば、六角ボルト79の頭部91が突出する場合であっても、頭部91を確実に覆うことができ、防犯性、防火性を得られるとともに、見栄えもよくすることができる。
次に、本発明に係る二軸蝶番の構造の第3実施形態を説明する。
図10は爪片付カバーが用いられる第3実施形態に係る二軸蝶番の平断面図である。
第3実施形態に係る二軸蝶番の構造は、軸受体である軸受体板状固定部71には、取付ネジ53の対向面である螺合面93と反対の位置となる外側面95に溝状の係合凹部97が形成される。そして、カバー109の上側覆い部101及び下側覆い部103に、この係合凹部97に係合する爪片99が突設される。
この第3実施形態に係る二軸蝶番の構造によれば、上側覆い部101及び下側覆い部103の正面を挟んで閉扉時対向面105と反対側となる爪片形成面107が、爪片99によって係合凹部97に係合する。これにより、カバー109は、開口側両端が取付ネジ53と爪片99とによって軸受体である軸受体板状固定部71に固定され、軸受体からより外れ難くなる。その結果、取付施工を容易にできるとともに、上側覆い部101及び下側覆い部103の爪片形成面107を捲れにくくできる。
11…扉
12…取付面
15…扉枠
16…取付面
17,73…二軸蝶番
29,81…連結杆
31…第1軸
33…第2軸
35,75…軸受体
36…対向面
37,79…締結部材(六角穴付ボルト)
41…正面
43,83,109…カバー
51,105…閉扉時対向面
53…取付部材(取付ネジ)
55,101…上側覆い部
57,103…下側覆い部
59…接続板
61…両側面
63…端面
93…対向面(螺合面)
95…外側面
97…係合凹部
99…爪片

Claims (3)

  1. 扉と扉枠とに横架される連結杆と、
    前記扉枠側における前記連結杆を上下に貫通する第1軸と、
    前記扉側における前記連結杆を上下に貫通する第2軸と、
    前記第1軸と前記第2軸のそれぞれの上下を、前記扉枠と前記扉のそれぞれに回転自在に支持するブロック状の二対の軸受体と、
    扉面に垂直方向から前記軸受体を貫通して前記扉と前記扉枠の閉扉時において隣り合う各取付面に前記軸受体を螺着する締結部材と、
    各軸ごとにおける上下一対の前記軸受体の正面に露出する前記締結部材を覆う上側覆い部及び下側覆い部を有するとともに、該上側覆い部及び下側覆い部が前記連結杆の裏側に位置する接続板で接続された金属製のカバーと、
    閉扉時における前記扉側の前記軸受体と前記扉枠側の前記軸受体との対向面に対し、前記扉枠側の前記カバーと扉側の前記カバーの閉扉時対向面から螺合して、前記カバーを前記軸受体に螺着する取付ネジと、
    を具備することを特徴とする二軸蝶番の構造。
  2. 請求項1記載の二軸蝶番の構造であって、
    前記上側覆い部及び前記下側覆い部が、前記軸受体の正面と、前記正面を挟む両側面と、前記両側面に挟まれ前記第1軸,前記第2軸の両端側となる上下端面と、を覆う略箱状に形成されることを特徴とする二軸蝶番の構造。
  3. 請求項1または請求項2記載の二軸蝶番の構造であって、
    前記軸受体には、前記対向面と反対の外側面に係合凹部が形成され、
    該係合凹部に係合する爪片が前記上側覆い部及び前記下側覆い部に突設されることを特徴とする二軸蝶番の構造。
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