JP6595297B2 - 二軸蝶番とその取付方法 - Google Patents

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本発明は防音扉や止水扉、その他の高い密閉性を要求される重い扉に有用な二軸蝶番と、その取付方法に関する。
この種の密閉性が高く重い扉を、扉枠へ取り付ける吊り元となる二軸蝶番では、その扉枠の内部へ納まった閉扉状態において、二軸の軸受け体を扉と扉枠との各取付け面へ、正面(表側)から複数づつの貫通ボルトによって取り付け固定している通例であり、その貫通ボルトの頭部が正面(表側)へ露出したままの裸状態になるため、保守・点検や交換を行いやすい利点がある反面、正面(表側)の化粧効果と防犯性並びに耐火性に劣る問題がある。
このような問題の対策として提案された特許文献1に記載の二軸蝶番では、第1、2軸(31)(33)の軸受け体(35)(35)をその正面(表側)から金属製のカバー(43)(43)によって被覆しており、しかもそのカバー(43)(43)を閉扉時における扉(11)側の軸受け体(35)と扉枠(15)側の軸受け体(35)とが向かい合う片側面から、その軸受け体(35)(35)へ各々ねじ込む取付ネジ(53)(53)により固定している点で、本発明に最も近似する公知発明であると考えられる。
特開2015−25274号公報
ところが、上記公知発明の構成では軸受け体(35)(35)のカバー(43)(43)をその軸受け体(35)(35)の片側面へ、扉(11)や扉枠(15)の取付け面と平行な方向からの取付ネジ(53)(53)によって固定しているため、そのカバー(43)(43)の背面(裏面)を扉(11)や扉枠(15)の各取付け面へ密着させることができず、未だ化粧効果のほか、取付状態の安定性並びに固定強度にも劣る問題がある。
特に、上記公知発明の図8〜10に示された第2、3実施形態の構成では、厚みが薄いカバー(83)だけの上側覆い部(85)と下側覆い部(87)を同じく厚みが薄い軸受け体板状固定部(71)へ、やはり扉(11)や扉枠(15)の取付け面と平行な方向からの取付ネジ(53)(53)によって固定しており、上記軸受け体板状固定部(71)とそのカバー(83)との接触面積は狭小であるため、扉開閉時の振動を繰り返し受けると、取付ネジ(53)(53)が容易に脱落し、上記カバー(83)の落下しないまでもガタツキ事故を招くことは必至である。
本発明はこのような課題の改良を目的としており、その目的を達成するために、請求項1では扉とその扉枠との相互間に横架される連結バーと、
その連結バーを垂直に貫通する第1枢軸並びに第2枢軸と、
閉扉時に隣り合う扉側の取付け面と扉枠側の取付け面へ、各々表側から複数づつの貫通ボルトによって取り付け固定された上下一対づつ合計4個のベースブロックと、
上記連結バーから張り出す第1、2枢軸の上部と下部とを各々回動自在に軸受けするため、各ベースブロックへ表側から抜き差し自在に差し込み套嵌される上下一対づつ合計4個のカバーケースと、
閉扉時に各カバーケース同士の向かい合うこととなる片側面から、上記扉側の取付け面と扉枠側の取付け面に沿って、各ベースブロックへ抜き差し自在に差し込み固定される組み立て兼用の引き寄せ操作ネジとを備え、
上記各ベースブロックを縦長の直方体として、その中間の高さ位置に形成した横向き開口するスライド駒収容室内へ、上記引き寄せ操作ネジと螺合するネジ孔を備えたスライド駒を、その外壁面の傾斜勾配面が上記スライド駒収容室における内壁面の対応的な傾斜勾配面と遊合する関係状態に収容させると共に、
上記扉側の取付け面並びに扉枠側の取付け面と対向する基準面から、上記スライド駒におけるネジ孔の中心線までの距離よりも、同じく基準面から上記引き寄せ操作ネジの軸線までの距離を大きく相違変化させて、
上記各ベースブロックへ差し込み套嵌された各カバーケースを固定するため、その引き寄せ操作ネジを上記スライド駒のネジ孔へ横方向からねじ込み回動操作すれば、これとの相対的に引き寄せ操作ネジの軸線方向へ移動のみ行うスライド駒の傾斜勾配面と、そのスライド駒収容室の傾斜勾配面とが相互に滑動することにより、上記引き寄せ操作ネジと一緒にカバーケースが扉側の取付け面や扉枠側の取付け面へ自づと引き寄せ移動されるように設定したことを特徴とする。
又、請求項2ではスライド駒収容室を横向き開口する断面ほぼコ字形として、そのコ字形の床面となる内壁面に一定角度の傾斜勾配面を形成する一方、
そのスライド駒収容室内に収容されるスライド駒の外壁面に、上記傾斜勾配面と相対的に滑動する傾斜勾配面を対応形成し、
上記スライド駒収容室におけるコ字形の横向き開口する片面へ、引き寄せ操作ネジ逃し入れ孔が開口するスライド駒用抜け止めプレートをかしめ付ける共に、
同じくコ字形の背中面に引き寄せ操作ネジ受け入れ孔とバネ受け段面とを設けて、
そのバネ受け段面に受け止め支持された緩み止めバネにより、上記スライド駒をその傾斜勾配面がスライド駒収容室側の傾斜勾配面に沿って滑降する横方向へ弾圧付勢したことを特徴とする。
請求項3では第1、2枢軸に上下一対づつの凹周溝を切り欠く一方、
閉扉時において各カバーケース同士の向かい合うこととなる片側面に、上記凹周溝を指向するネジ孔を穿設して、
その各カバーケース側のネジ孔からねじ込んだ皿ネジの先端部を上記凹周溝へ係合させることにより、第1、2枢軸と各カバーケースとの相対的な回動作用を阻止することなく、その第1、2枢軸を抜け止め状態に拘束したことを特徴とする。
更に、請求項4では扉側の取付け面へ別個な固定座板を表側から取り付け一体化すると共に、
その固定座板の中途高さ位置から表向き一体的に張り出す出入り調整ボルトへ、クッションゴム筒と連結バーの比較的薄肉な先端部とを各々抜き差し自在に差し込み、且つキャップナットを締結したことを特徴とする。
請求項5では請求項1記載の二軸蝶番を扉側の取付け面並びにその扉枠側の取付け面へ取り付ける方法であって、
予じめ連結バーへ第1、2枢軸を垂直に貫通させて、第1、2カバーケースの合計4個を組み立てると共に、その第1、2枢軸を抜け止め状態に保っておく一方、
スライド駒収容室内へスライド駒が収容された第1ベースブロックの上下一対を扉枠側の取付け面へ、同じくスライド駒収容室内にスライド駒が収容された第2ベースブロックの上下一対を扉側の取付け面へ、各々表側からの貫通ボルトによって取り付け固定しておき、
先ず、上記第2カバーケースの上下一対を第2ベースブロックの対応的な上下一対へ、各々表側から差し込み套嵌させた上、その第2カバーケースから扉側の取付け面に沿って、上記第2ベースブロックのスライド駒収容室内にあるスライド駒のネジ孔へ、引き寄せ操作ネジを水平にねじ込み回動操作することにより、その操作ネジと一緒に上記第2カバーケースを、扉側の取付け面へ密着する状態に引き寄せ移動させ、
次いで、上記第1カバーケースの上下一対を第1ベースブロックの対応的な上下一対へ、各々表側から差し込み套嵌させた上、その第1カバーケースから扉枠側の取付け面に沿って、上記第1ベースブロックのスライド駒収容室内にあるスライド駒のネジ孔へ、やはり引き寄せ操作ネジを水平にねじ込み回動操作することにより、その操作ネジと一緒に上記第1カバーケースを、扉枠側の取付け面へ密着する状態に引き寄せ移動させることを特徴とする。
又、請求項6ではスライド駒収容室内にスライド駒が収容された第2ベースブロックの上下一対を、扉側の取付け面へ取り付け固定する前に、
その扉側の取付け面へ、予じめ出入り調整ボルトが表向き一体的に張り出された固定座板を、複数の貫通ボルトによって取り付け固定しておく一方、
引き寄せ操作ネジと一緒に第1カバーケースの上下一対を、扉枠側の取付け面へ密着する状態に引き寄せ移動させた最後に、
上記扉側の固定座板から張り出している出入り調整ボルトへ、その表側からクッションゴム筒と連結バーの先端部とを各々差し込んだ上、キャップナットを締結することを特徴とする。
請求項1の上記構成によれば、扉側の取付け面並びにその扉枠側の取付け面へ取り付け固定された各ベースブロックに対して、その対応的な各カバーケースを僅か1本の組み立て兼用引き寄せ操作ネジにより、容易に便利良く組み立てることができ、施工性に優れる。
それにも拘らず、引き寄せ操作ネジを螺進回動させれば、スライド駒収容室における内壁面の傾斜勾配面と、スライド駒における外壁面の傾斜勾配面とが互いに滑動することにより、上記カバーケースがその引き寄せ操作ネジと一緒に、扉側の取付け面や扉枠側の取付け面へ自づと引き寄せ移動されて密着することになるため、著しく安定・堅牢な固定状態を得られ、経年的に使用するもガタツキなどを生じるおそれがない。
又、上記カバーケースの固定状態では、先に扉側の取付け面や扉枠側の取付け面へ各ベースブロックを取り付け固定している貫通ボルトの頭部が、その表側(前側)からカバーケースによって被覆されることとなるため、その貫通ボルトの露出による意匠性や防犯性の低下を招くこともない。
しかも、扉枠側の取付け面における上下一対の第1ベースブロックへ差し込み套嵌された対応的な上下一対の第1カバーケースを各々固定する引き寄せ操作ネジの頭部と、扉側の取付け面における上下一対の第2ベースブロックへ差し込み套嵌された対応的な上下一対の第2カバーケースを各々固定する引き寄せ操作ネジの頭部とは、閉扉状態において第1、2カバーケースの向かい合う片側面同士に挟まれて隠れることになるため、表面(前面/正面)の化粧効果を阻害しないことは勿論、その引き寄せ操作ネジが抜き取られる如く回動操作されるおそれもない。
更に、上記カバーケースはベースブロックを被覆化粧するだけにとどまらず、第1、2枢軸の軸受け機能も果しており、連結バーと組み立てられるようになっているため、その意味でも上記カバーケースの安定・堅牢な固定状態を得られ、防音扉や止水扉、その他の大きな重量を有する扉の二軸蝶番として、著しく有益である。
その場合、特に請求項2の構成を採用するならば、上記ベースブロックのスライド駒収容室内へ抜け止め状態に収容されたスライド駒(異形ナット)が、緩み止めバネの弾圧付勢力を受けた状態にあるため、扉開閉時の振動や衝撃などを繰り返し受けても、これを吸収することができ、上記組み立て兼用引き寄せ操作ネジの弛緩を招くおそれはない。上記カバーケースを扉側の取付け面並びに扉枠側の取付け面へ常時押し付ける状態に固定維持することができるのである。
又、請求項3の構成を採用するならば、第1、2カバーケースのネジ孔からねじ込まれた皿ネジの先端部が、第1、2枢軸の凹周溝へ差し込み係合されるようになっているため、その第1、2カバーケースを連結バーへ組み立てる第1、2枢軸が抜け出すおそれはなく、安定な組立状態を確保することができる。
しかも、その第1枢軸の凹周溝へ差し込み係合された皿ネジの頭部と、第2枢軸の凹周溝へ差し込み係合された皿ネジの頭部とは、閉扉状態において第1、2カバーケースの向かい合う片側面同士に挟まれて隠れることになるため、その皿ネジの抜き取られるおそれはなく、表面(前面/正面)の化粧効果が低下するおそれもない。
更に、請求項4の構成を採用するならば、その扉側の固定座板から表(前)向き一体的に張り出す出入り調整ボルト(スタッドボルト)へ、その表側から被覆化粧するキャップナットの締結によって、閉扉状態を上下相互間で同調するように調整することができる。
他方、請求項5の取付方法によれば、その二軸蝶番の製造工場において、扉枠側並びに扉側の第1、2枢軸とその軸受け用の第1、2カバーケースとを、その共通の連結バーへ予じめ組み立てておく一方、施工現場において扉枠側の取付け面と扉側の取付け面へ、予じめ第1、2ベースブロックを取り付け固定しておくことにより、その第1、2ベースブロックに対して上記第1、2カバーケースを差し込み套嵌する作業や、引き続きそのカバーケースを固定すべく、これからベースブロックのスライド駒収容室内にあるスライド駒(異形ナット)へ、組み立て兼用引き寄せ操作ネジをねじ込み回動操作する作業を、施工現場での順序良く能率的に行え、施工性が著しく向上する。
その場合、請求項6の取付方法を採用するならば、別個な固定座板を扉側の取付け面へ先に取り付けておくことにより、その扉側のベースブロックを安定・強固に受け止め支持できるほか、その固定座板から表(前)向き一体的に張り出す出入り調整ボルト(スタッドボルト)へ、最終的に表側からクッションゴム筒と連結バーの先端部を差し込めば良く、やはり能率良く施工し得る効果がある。
本発明に係る二軸蝶番の取付状態を示す全体概略正面図である。 図1の二軸蝶番を抽出して示す部分拡大正面図である。 図2の平面図である。 図2の側面図である。 図2の5−5線拡大断面図である。 図2の6−6線拡大断面図である。 図2の7−7線拡大断面図である。 図2の8−8線拡大断面図である。 図2の連結バーを抽出して示す正面図である。 図9の平面図である。 図9の側面図である。 図2の第1上側カバーケースを抽出して示す正面図である。 図12の平面図である。 図12の側面図である。 図12の15−15線断面図である。 図2の第2上側カバーケースを抽出して示す正面図である。 図16の平面図である。 図16の側面図である。 図2の第1下側カバーケースを抽出して示す正面図である。 図19の平面図である。 図19の側面図である。 図2の第2下側カバーケースを抽出して示す正面図である。 図22の平面図である。 図22の側面図である。 図2のベースブロックを抽出して示す正面図である。 図25の平面図である。 図25の側面図である。 図25の28−28線断面図である。 図25の29−29線断面図である。 図2のスライド駒を抽出して示す正面図である。 図30の平面図である。 図30の側面図である。 図30の33−33線断面図である。 図2の組み立て兼用の引き寄せ操作ネジを抽出して示す正面図である。 図34の側面図である。 図3の固定座板を抽出して示す正面図である。 図36の側面図である。 ベースブロックのスライド駒収容室に収容されたスライド駒と、組み立て兼用引き寄せ操作ネジとの関係を説明するための断面平面図である。 引き寄せ操作ネジの先端部をスライド駒に接触させた当初状態の図38に対応する断面平面図である。 図39の状態から引き寄せ操作ネジの先端部をスライド駒に差し込み始めた状態の断面平面図である。 図40に続く先端部の差し込み終了状態を示す断面平面図である。 図41の状態から引き寄せ操作ネジのネジ軸をスライド駒にねじ込んだ中途過程の断面平面図である。 図42に続くネジ軸のねじ込み終了状態を示す断面平面図である。 連結バーに対する第1、2枢軸と第1、2カバーケースとの全体的な組立状態を示す正面図である。 図44の縮小平面図である。 施工現場における二軸蝶番の取り付け工程順序を示す平面図である。 図46に続く取り付け工程順序を示す平面図である。 図47に続く取り付け工程順序を示す平面図である。 図48に続く取り付け終了状態を示す平面図である。 閉扉状態を示す平面図である。 約90度の開扉状態を示す平面図である。 約180度の開扉状態を示す平面図である。 吊り元を押し付けた閉扉状態の平面図である。
以下、図面に基いて本発明の好適な実施形態を詳述すると、その本発明の二軸蝶番(A)は図1の概略全体から確認できるように、建物躯体の開口部に取り付け固定された扉枠(F)へ、防音扉や止水扉、その他の密閉性が高く重い扉(D)を開閉自在に枢着するために用いられるものであり、所要数のグレモンハンドル(10)を具備している。
図2〜8は上記二軸蝶番(A)の組立状態を示しており、これらから明白なように、閉扉時の扉(D)とその扉枠(縦枠)(F)との隣接する相互間には、二軸蝶番(A)の連結バー(11)が水平状態に横架されている。(12)は閉扉時に圧縮変形されるパッキングである。
上記連結バー(11)における扉枠(縦枠)(F)と対応位置する基端部には第1枢軸(P1)が、同じく扉(D)と対応位置する中間部には第2枢軸(P2)が、各々垂直に貫通された平行な横並び状態にある。図9〜11の符号(13)(13)はその第1、2枢軸(P1)(P2)の軸受け孔、(14)は上記連結バー(11)の比較的薄肉な先端部(横端部)に貫通形成されたボルト逃し入れ孔であり、後述の扉側固定座板から表(前)向き一体的に張り出す出入り調整ボルト(スタッドボルト)を逃し入れる。
そして、図2、4、8から明白なように、上記連結バー(11)から張り出し垂立する第1、2枢軸(P1)(P2)の上部が第1、2上側カバーケース(Cu1)(Cu2)によって、同じく連結バー(11)から張り出し垂下する第1、2枢軸(P1)(P2)の下部が第1、2下側カバーケース(Cd1)(Cd2)によって、何れも回動自在に軸受けされている。
(15)(15)(15)(15)はその第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)と連結バー(11)との相互間(境界部)に介在するスペーサー、(16)は上記第1枢軸(P1)のスラストベアリングであり、第1上側カバーケース(Cu1)の下部に嵌め込まれている。
上記第1、2上側カバーケース(Cu1)(Cu2)と第1、2下側カバーケース(Cd1)(Cd2)とは悉く基本的にほぼ同じ構成であって、図12〜24に抽出して示す如く、一定の幅(w)と奥行(d)がある平・底面視の細長いほぼ半楕円形を呈しており、その奥端側(裏側/後側)には裏(後)向き開口する四角形の差込み凹溝(17)(17)(17)(17)が切り欠かれているほか、先端側(表側/前側)には上記第1、2枢軸(P1)(P2)の軸受け孔(18)(18)(18)(18)が貫通形成されている。
その第1、2上側カバーケース(Cu1)(Cu2)と第1、2下側カバーケース(Cd1)(Cd2)の差込み凹溝(17)(17)(17)(17)は、後述の対応的な第1、2上側ベースブロック(Bu1)(Bu2)と第1、2下側ベースブロック(Bd1)(Bd2)へ各々表側(前側)から差し込み套嵌されて、その第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)を被覆化粧することになる。
更に、一定の深さ(背丈)(h)を有する上記第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)の中途高さ位置には、その軸受け孔(18)(18)(18)(18)を指向するネジ孔(19)(19)(19)(19)が穿設されており、ここから水平にねじ込んだ皿ネジ(20)(20)(20)(20)の先端部を、上記第1、2枢軸(P1)(P2)の上部と下部に対応形成された上側凹周溝(21)(21)と下側凹周溝(21)(21)へ、各々係合させることによって、その第1、2枢軸(P1)(P2)を抜け止め状態に保つことができるようになっている。
その場合、皿ネジ(20)(20)(20)(20)は第1、2枢軸(P1)(P2)を抜け止め状態に拘束するが、その第1、2枢軸(P1)(P2)を中心とする連結バー(11)の回動や扉(D)の回動を阻止するものではない。尚、上記皿ネジ(20)(20)(20)(20)を一旦緩めたり、抜き出したりして、そのネジ孔(19)(19)(19)(19)から第1、2枢軸(P1)(P2)へ潤滑油などを便利良く注入することができる。
上記第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)のほぼ同じ中途高さ位置には、裏(後)向き開口する差込み凹溝(17)(17)(17)(17)を横断する関係状態の水平な引き寄せ操作ネジ受け入れ孔(22)(22)(22)(22)も穿設されており、ここには後述する引き寄せ操作ネジ(六角穴付きの特殊ボルト)の太い円形頭部と細い円形先端部が受け入れられるようになっている。
そのために、その引き寄せ操作ネジ受け入れ孔(22)(22)(22)(22)の口径や開口形状が、引き寄せ操作ネジ(六角穴付きの特殊ボルト)の太い円形頭部並びに細い円形先端部と対応合致して、その高精度な嵌合状態を保てるようになっている。尚、その操作ネジ受け入れ孔(22)(22)(22)(22)における引き寄せ操作ネジの先端部を受け入れる先端側は盲状態にあり、開口していないが、開口していてもさしつかえない。
先に一言した第1、2上側ベースブロック(Bu1)(Bu2)と第1、2下側ベースブロック(Bd1)(Bd2)は悉く同じ構成であって、図25〜29に抽出して示す如く、第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)側の上記差込み凹溝(17)(17)(17)(17)と嵌合し得る上下方向に細長い(縦長の)直方体をなすが、その中間の高さ位置は横向き開口する断面ほぼコ字形のスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)として造形されている。
しかも、そのコ字形の言わば天井面(内壁面)と向かい合う床面(内壁面)には、一定な角度(θ)(好ましくは約20度)の傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)が形成されており、同じくコ字形の背中面(横壁)には上記第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)側にある操作ネジ受け入れ孔(22)(22)(22)(22)と連通する操作ネジ受け入れ連通孔(24)(24)(24)(24)が開口されているほか、後述する緩み止めバネのバネ受け段面(25)(25)(25)(25)も設けられている。
更に、(26)(26)(26)(26)は上記第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)の表裏(前後/正背)方向に沿って貫通形成された上下一対づつのボルト受け入れ孔であり、その表(前)側からボルト受け入れ孔(26)(26)(26)(26)を通じて、扉枠(F)側の取付け面(Fs)並びに扉(D)側の取付け面(Ds)へ各々ねじ込まれる複数(図例では2本)づつの貫通ボルト(六角穴付きボルト)(27)(27)(27)(27)により、その第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)が取り付け固定されるようになっている。
その場合、第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)を扉枠(F)並びに扉(D)へ各々取り付け固定する上下一対づつの貫通ボルト(27)(27)(27)(27)は、その扉枠(F)の内部と扉(D)の内部に各々埋設一体化されている補強裏板(アンカープレート)(28)(29)まで深くねじ込まれることになる。
上記第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)の横向き開口する断面ほぼコ字形スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)内には、図38〜43の拡大図から明白なように、スライド駒(異形ナット)(30)(30)(30)(30)とその抜け止めプレート(31)(31)(31)(31)並びに緩み止めバネ(32)(32)(32)(32)が収容されており、上記第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)側の操作ネジ受け入れ孔(22)(22)(22)(22)から第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)側の操作ネジ受け入れ連通孔(24)(24)(24)(24)を経て、スライド駒(30)(30)(30)(30)へ各々ねじ込まれる引き寄せ操作ネジ(六角穴付きの特殊ボルト)(S)(S)(S)(S)の回動操作により、上記スライド駒(30)(30)(30)(30)をその操作ネジ(S)(S)(S)(S)の軸線(X−X)に沿って横方向へスライドさせると同時に、その螺合締結状態にあるスライド駒(30)(30)(30)(30)と操作ネジ(S)(S)(S)(S)とを、延いては操作ネジ(S)(S)(S)(S)と上記第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)とを一体的に裏(後)方向へ引き寄せ移動させることができるようになっている。
そのために、上記スライド駒(30)(30)(30)(30)は図30〜33に抽出して示す如く、そのスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)と遊合し得る対応的な傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)とネジ孔(34)(34)(34)(34)を備えた異形(角)ナットとして造形されている。上記スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)側の床面(内壁面)にある傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)と相対的に滑動する傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)が、そのスライド駒(30)(30)(30)(30)側の対応的な外壁面に形成されているのである。
又、緩み止めバネ(32)(32)(32)(32)は1巻き分のコイルバネや皿バネなどの圧縮バネから成り、上記スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)のバネ受け段面(25)(25)(25)(25)とスライド駒(30)(30)(30)(30)の狭小な片面(横端面)との相互間に介挿されている。
更に、上記抜け止めプレート(31)(31)(31)(31)はスライド駒(30)(30)(30)(30)の広大な片面(横端面)を受け止める角形として、上記スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)にかしめ付け固定されており、その抜け止めプレート(31)(31)(31)(31)に開口された円形の操作ネジ逃し入れ孔(35)(35)(35)(35)へ、上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)の先端部を受け入れることができるようになっている。
他方、上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)は図34、35に抽出して示す如く、スライド駒(異形ナット)(30)(30)(30)(30)のネジ孔(34)(34)(34)(34)と螺合するネジ軸(36)(36)(36)(36)のみならず、これよりも太い六角穴付きの円形頭部(37)(37)(37)(37)と、同じくネジ軸(36)(36)(36)(36)よりも細い丸軸状(非ネジ)のストレートな先端部(38)(38)(38)(38)とを具備してもいる。
上記スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)内にスライド駒(30)(30)(30)(30)を収容した状態では、図38、39の拡大図から明白なように、スライド駒(30)(30)(30)(30)が常時緩み止めバネ(32)(32)(32)(32)の弾圧付勢力を受けているため、その緩み止めバネ(32)(32)(32)(32)と向かい合う反対側の抜け止めプレート(31)(31)(31)(31)へ押し付けられた始点位置にあり、その始点位置ではスライド駒(30)(30)(30)(30)側の傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)がスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)側の傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)に沿い滑降した状態で密着している。
そして、このような状態にあるスライド駒(30)(30)(30)(30)のネジ孔(34)(34)(34)(34)へ、その引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)が第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)側の操作ネジ受け入れ孔(22)(22)(22)(22)からスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)側の操作ネジ受け入れ連通孔(24)(24)(24)(24)を経てねじ込まれることになるが、その場合上記第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)へ表(前)側から差し込み套嵌された第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)の背面(裏面)を、上記扉枠(F)側の取付け面(Fs)や扉(D)側の取付け面(Ds)と対向する基準面(O−O)であると考えて、図38、39の拡大図に基き更に言及すると、その基準面(O−O)から上記スライド駒(異形ナット)(30)(30)(30)(30)におけるネジ孔(34)(34)(34)(34)の中心線(E−E)までの距離(L1)が、同じく基準面(O−O)から引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)の軸線(X−X)までの距離(L2)よりも、一定寸法(L)(例えば約0.3mm)だけ大きく設定されている。
つまり、上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)のストレート(非ネジ)な先端部(38)(38)(38)(38)を先ず図39〜41のように、スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)内にあるスライド駒(30)(30)(30)(30)のネジ孔(34)(34)(34)(34)へ差し込み操作すれば、そのスライド駒(30)(30)(30)(30)はスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)側の傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)から離れる(浮上する)裏(後)方向へ引き寄せ移動されて、上記ネジ孔(34)(34)(34)(34)の中心線(E−E)とその引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)の軸線(X−X)とが同一線上に合致することとなる。
引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)の細い丸軸状先端部(38)(38)(38)(38)が、スライド駒(30)(30)(30)(30)におけるネジ孔(34)(34)(34)(34)との芯合わせ用パイロットとして働くようになっているのである。
上記スライド駒(30)(30)(30)(30)とその引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)とが一体化した同芯状態にある図40、41から、引き続き図42、43のように引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)を回動操作して、そのネジ軸(36)(36)(36)(36)をスライド駒(30)(30)(30)(30)のネジ孔(34)(34)(34)(34)へ螺進させれば、その回動螺進作用との相対的にスライド駒(30)(30)(30)(30)側の傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)が緩み止めバネ(32)(32)(32)(32)の弾圧付勢力に抗して、そのスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)側の傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)を滑り登り乍ら、緩み止めバネ(32)(32)(32)(32)の存在する横方向へ直線的なスライドのみを行うことになる。
スライド駒(30)(30)(30)(30)側の傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)とそのスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)側の傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)とが互いに滑動する結果、そのスライド駒(30)(30)(30)(30)の終点位置を示す図43と、同じく始点位置を示した図39との対比から明白なように、上記基準面(O−O)からの距離(L1)(L2)に大小差がある一定寸法(L)だけ、第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)に対して第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)が上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)と一緒に裏(後)方向へ自づと引き寄せ移動され、扉枠(F)側の取付け面(Fs)並びに扉(D)側の取付け面(Ds)へ密着する。このような作用・機能を果すことができるように構成されているわけである。
又、(39)は上記扉(D)側の補強裏板(29)までねじ込まれる複数(図例では2本)の比較的短かい中間貫通ボルト(40)(40)により、扉(D)の表面(前面/正面)へ取り付けられた固定座板であって、図36、37に示す如く、その中間の高さ位置からは水平の出入り調整ボルト(スタッドボルト)(41)が表(前)向き一体的に張り出されている。
その場合、第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)が貫通ボルト(27)(27)(27)(27)によって、扉枠(F)側の取付面(Fs)並びに扉(D)側の取付け面(Ds)へ各々取り付け固定される旨は既述のとおりであるが、その第2上側ベースブロック(Bu2)と第2下側ベースブロック(Bd2)を扉(D)側の取付け面(Ds)へ取り付け固定するために、その扉(D)側の補強裏板(29)までねじ込まれる上下一対づつの貫通ボルト(27)(27)は、固定座板(39)の上部と下部を貫通することになる。
上記固定座板(39)の水平な出入り調整ボルト(41)には、その表(前)側から連結バー(11)のボルト逃し入れ孔(14)が抜き差し自在に差し込まれた上、キャップナット(42)が締め付け固定されており、これによって出入り調整ボルト(41)の張り出し先端部を安全に被覆化粧している。(43)はその出入り調整ボルト(41)に通し込まれたクッションゴム筒であり、上記連結バー(11)と固定座板(39)との表裏(前後)相互間に介在している。
尚、図示の実施形態では扉(D)の表面(前面/正面)に固定座板(39)が取り付けられており、その固定座板(39)の表面に上記第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)や第2カバーケース(Cu2)(Cd2)が取り付けられているため、その固定座板(39)の表面が既述した扉(D)側の取付け面(Ds)になっているが、固定座板(39)の設置を省略して、扉(D)の表面(前面/正面)へ第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)や第2カバーケース(Cu2)(Cd2)を直接取り付けることもあり得る。
本発明の二軸蝶番(A)は上記構成を具備しており、その取付方法を説明すると、予じめ製造工場において図44、45に示す如く、扉枠(縦枠)(F)と対応位置する連結バー(11)の基端部へ、第1枢軸(P1)の垂直な貫通によって第1上側カバーケース(Cu1)と第1下側カバーケース(Cd1)とを、又同じく扉(D)と対応位置する連結バー(11)の中間部へ、第2枢軸(P2)の垂直な貫通によって第2上側カバーケース(Cu2)と第2下側カバーケース(Cd2)とを各々組み立てると共に、その第1、2枢軸(P1)(P2)の凹周溝(21)(21)(21)(21)へ皿ネジ(20)(20)(20)(20)を係合させることにより、全体的な抜け止め状態に保っておく。
このような組立状態では第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)が悉く、第1、2枢軸(P1)(P2)を中心として回動自在であるため、その第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)に切り欠かれている差込み凹溝(17)(17)(17)(17)の開口方向性を360度での自由に変えることができる。
他方、施工現場において図46のように、先ず中間高さ位置のスライド駒収容室(R)内にスライド駒(異形ナット)(30)が収容されている第1上側ベースブロック(Bu1)と第1下側ベースブロック(Bd1)とを、扉枠(縦枠)(F)側の取付け面(Fs)へ各々貫通ボルト(27)(27)によって取り付け固定しておく。
又、出入り調整ボルト(スタッドボルト)(41)が表(前)向きに張り出す固定座板(39)を中間貫通ボルト(40)(40)によって、同じく中間高さ位置のスライド駒収容室(R)内にスライド駒(異形ナット)(30)が収容されている第2上側ベースブロック(Bu2)と第2下側ベースブロック(Bd2)とを各々貫通ボルト(27)(27)によって、扉(D)側の取付け面(Ds)へ取り付け固定しておく。
それから施工現場において、図47〜49の工程順序に示す如く、上記扉(D)側の固定座板(39)から張り出す出入り調整ボルト(スタッドボルト)(41)へ、クッションゴム筒(43)と連結バー(11)の先端部とを差し込むと共に、上記第2上側カバーケース(Cu2)と第2下側カバーケース(Cd2)の差込み凹溝(17)(17)を、各々第2上側ベースブロック(Bu2)と第2下側ベースブロック(Bd2)に対応する裏(後)向きとして、その第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)へ差し込み套嵌した後、図39〜43に示す如く、その第2カバーケース(Cu2)(Cd2)側の操作ネジ受け入れ孔(22)(22)から第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)側の操作ネジ受け入れ連通孔(24)(24)を経て、その第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)側のスライド駒収容室(R)(R)内にあるスライド駒(異形ナット)(30)(30)へ、引き寄せ操作ネジ(六角穴付きの特殊ボルト)(S)(S)を扉(D)側の取付け面(Ds)に沿って水平にねじ込み回動操作する。
更に、その後上記第1上側カバーケース(Cu1)と第1下側カバーケース(Cd1)の差込み凹溝(17)(17)を、各々第1上側ベースブロック(Bu1)と第1下側ベースブロック(Bd1)に対応する向き(好ましくは上記第2カバーケース側の差込み凹溝と約85度やその他の交叉角度を保つ方向性)として、その第1ベースブロック(Bu1)(Bd1)へ差し込み套嵌した上、やはり図39〜43のように、その第1カバーケース(Cu1)(Cd1)側の操作ネジ受け入れ孔(22)(22)から第1ベースブロック(Bu1)(Bd1)側の操作ネジ受け入れ連通孔(24)(24)を経て、その第1ベースブロック(Bu1)(Bd1)側のスライド駒収容室(R)(R)内にあるスライド駒(異形ナット)(30)(30)へ、やはり引き寄せ操作ネジ(六角穴付きの特殊ボルト)(S)(S)を扉枠(F)側の取付け面(Fs)に沿って水平にねじ込み回動操作する。
その場合、第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)は第1、2枢軸(P1)(P2)を中心として、360度の回動自在であり、その第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)に対する差込み凹溝(17)(17)(17)(17)の開口方向性を自由に変えられる準備状態にあるため、引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)の回動操作工具(図示省略)を扉(D)自体やその扉枠(F)による制約なく、図47、48の矢印(Y)(Z)で示す自由な方向から水平に回動させることができ、その引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)を締め上げた終点位置では、図43、49に示す如く、上記第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)の背面(裏面)が扉枠(F)側の取付け面(Fs)並びに扉(D)側の取付け面(Ds)へ安定・確固に密着し、扉開閉時の繰り返し振動を受けるも、決してガタツキを生じるおそれはなく、まして第1、2ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)の取付け固定用貫通ボルト(27)(27)(27)(27)の頭部が表面(前面/正面)に露出するおそれは皆無となり、優れた化粧状態を得られるのである。
上記第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)を扉枠(F)側の取付け面(Fs)並びに扉(D)側の取付け面(Ds)へ、取り付け固定できたならば、最後に上記扉(D)側の固定座板(39)から張り出している出入り調整ボルト(スタッドボルト)(41)へ、その表(前)側から図49のようにキャップナット(42)を締結して、上記連結バー(11)を抜け止め状態に保てば良い。
何れにしても、図50の閉扉状態では図2〜8の拡大図から明白であるように、扉枠(F)側の第1カバーケース(Cu1)(Cd1)を引き寄せ操作するネジ(六角穴付きの特殊ボルト)(S)の頭部(37)と、これと隣り合う扉(D)側の第2カバーケース(Cu2)(Cd2)を引き寄せ操作するネジ(六角穴付きの特殊ボルト)(S)の頭部(37)とが、その第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)の向かい合う片側面同士に挟まれて隠れることとなり、その片側面同士の向かい合う狭小間隙へ回動操作工具(図示省略)を挿入して、上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)を緩めたり、抜き出したりすることは不可能である。
併せて、上記第1、2枢軸(P1)(P2)における上下一対づつの凹周溝(21)(21)(21)(21)へ係合された抜け止め用皿ネジ(20)(20)(20)(20)の頭部も、やはり図2〜8の拡大図から明白なように、同じく第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)の向かい合う片側面同士に挟まれて隠れることとなり、やはり回動操作工具を挿入して緩めたり、抜き取ったりすることは不可能である。その結果、優れた化粧効果と防犯効果並びに耐火性を得られることになる。
更に言えば、二軸蝶番(A)を扉(D)側の取付け面(Ds)と扉枠(F)側の取付け面(Fs)へ、上記したように各々取り付け固定した後の使用中においても、その扉(D)を開扉状態にすれば、上記第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)同士の向かい合う片側面が図50のような閉扉時の狭小間隙を保つ状態から、図51、52のような広角度に展開して、上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)に回動操作工具(図示省略)を係止させることができることになるため、その保守・点検や交換などを支障なく行えるのである。
この点、図51は約90度の開扉状態を、図52は約180度の開扉状態を各々示しており、上記二軸蝶番(A)の使用中、扉(D)はその扉枠(縦枠)(F)に対して第1枢軸(P1)を中心に回動すると共に、連結バー(11)との関係でも第2枢軸(P2)を中心として回動するため、扉枠(F)に対して平行に接近移動することも可能となる。又、その扉(D)が止水扉である場合に、水圧が作用すると、二軸蝶番(A)は図53の閉扉状態から明白なように吊り元を押し付けることとなる。
(11)・連結バー
(13)・軸受け孔
(14)・ボルト逃し入れ孔
(17)・差込み凹溝
(18)・軸受け孔
(19)(34)・ネジ孔
(20)・皿ネジ
(21)・凹周溝
(22)・操作ネジ受け入れ孔
(23)(33)・傾斜勾配面
(24)・操作ネジ受け入れ連通孔
(25)・バネ受け段面
(26)・ボルト受け入れ孔
(27)(40)・貫通ボルト
(28)(29)・補強裏板
(30)・スライド駒(異形ナット)
(31)・抜け止めプレート
(32)・緩み止めバネ
(35)・操作ネジ逃し入れ孔
(36)・ネジ軸
(37)・頭部
(38)・先端部
(39)・固定座板
(41)・出入り調整ボルト
(42)・キャップナット
(43)・クッションゴム筒
(A)・二軸蝶番
(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)・第1、2ベースブロック
(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)・第1、2カバーケース
(D)・扉
(Ds)・扉側取付け面
(F)・扉枠
(Fs)・扉枠側取付け面
(P1)(P2)・第1、2枢軸
(R)・スライド駒収容室
(S)・引き寄せ操作ネジ
(E−E)・ネジ孔の中心線
(O−O)・基準面
(X−X)・操作ネジの軸線
(L1)・距離(大)
(L2)・距離(小)
(L)・一定寸法(大小差)
(θ)・傾斜角度

Claims (6)

  1. 扉(D)とその扉枠(F)との相互間に横架される連結バー(11)と、
    その連結バー(11)を垂直に貫通する第1枢軸(P1)並びに第2枢軸(P2)と、
    閉扉時に隣り合う扉(D)側の取付け面(Ds)と扉枠(F)側の取付け面(Fs)へ、各々表側から複数づつの貫通ボルト(27)(27)(27)(27)によって取り付け固定された上下一対づつ合計4個のベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)と、
    上記連結バー(11)から張り出す第1、2枢軸(P1)(P2)の上部と下部とを各々回動自在に軸受けするため、各ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)へ表側から抜き差し自在に差し込み套嵌される上下一対づつ合計4個のカバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)と、
    閉扉時に各カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)同士の向かい合うこととなる片側面から、上記扉(D)側の取付け面(Ds)と扉枠(F)側の取付け面(Fs)に沿って、各ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)へ抜き差し自在に差し込み固定される組み立て兼用の引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)とを備え、
    上記各ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)を縦長の直方体として、その中間の高さ位置に形成した横向き開口するスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)内へ、上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)と螺合するネジ孔(34)(34)(34)(34)を備えたスライド駒(30)(30)(30)(30)を、その外壁面の傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)が上記スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)における内壁面の対応的な傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)と遊合する関係状態に収容させると共に、
    上記扉(D)側の取付け面(Ds)並びに扉枠(F)側の取付け面(Fs)と対向する基準面(O−O)から、上記スライド駒(30)(30)(30)(30)におけるネジ孔(34)(34)(34)(34)の中心線(E−E)までの距離(L2)よりも、同じく基準面(O−O)から上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)の軸線(X−X)までの距離(L1)を大きく相違変化させて、
    上記各ベースブロック(Bu1)(Bu2)(Bd1)(Bd2)へ差し込み套嵌された各カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)を固定するため、その引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)を上記スライド駒(30)(30)(30)(30)のネジ孔(34)(34)(34)(34)へ横方向からねじ込み回動操作すれば、これとの相対的に引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)の軸線方向へ移動のみ行うスライド駒(30)(30)(30)(30)の傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)と、そのスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)の傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)とが相互に滑動することにより、上記引き寄せ操作ネジ(S)(S)(S)(S)と一緒にカバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)が扉(D)側の取付け面(Ds)や扉枠(F)側の取付け面(Fs)へ自づと引き寄せ移動されるように設定したことを特徴とする二軸蝶番。
  2. スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)を横向き開口する断面ほぼコ字形として、そのコ字形の床面となる内壁面に一定角度(θ)の傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)を形成する一方、
    そのスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)内に収容されるスライド駒(30)(30)(30)(30)の外壁面に、上記傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)と相対的に滑動する傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)を対応形成し、
    上記スライド駒収容室(R)(R)(R)(R)におけるコ字形の横向き開口する片面へ、引き寄せ操作ネジ逃し入れ孔(35)(35)(35)(35)が開口するスライド駒用抜け止めプレート(31)(31)(31)(31)をかしめ付ける共に、
    同じくコ字形の背中面に引き寄せ操作ネジ受け入れ孔(24)(24)(24)(24)とバネ受け段面(25)(25)(25)(25)とを設けて、
    そのバネ受け段面(25)(25)(25)(25)に受け止め支持された緩み止めバネ(32)(32)(32)(32)により、上記スライド駒(30)(30)(30)(30)をその傾斜勾配面(33)(33)(33)(33)がスライド駒収容室(R)(R)(R)(R)側の傾斜勾配面(23)(23)(23)(23)に沿って滑降する横方向へ弾圧付勢したことを特徴とする請求項1記載の二軸蝶番。
  3. 第1、2枢軸(P1)(P2)に上下一対づつの凹周溝(21)(21)(21)(21)を切り欠く一方、
    閉扉時において各カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)同士の向かい合うこととなる片側面に、上記凹周溝(21)(21)(21)(21)を指向するネジ孔(19)(19)(19)(19)を穿設して、
    その各カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)側のネジ孔(19)(19)(19)(19)からねじ込んだ皿ネジ(20)(20)(20)(20)の先端部を上記凹周溝(21)(21)(21)(21)へ係合させることにより、第1、2枢軸(P1)(P2)と各カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)との相対的な回動作用を阻止することなく、その第1、2枢軸(P1)(P2)を抜け止め状態に拘束したことを特徴とする請求項1記載の二軸蝶番。
  4. 扉(D)側の取付け面(Ds)へ別個な固定座板(39)を表側から取り付け一体化すると共に、
    その固定座板(39)の中途高さ位置から表向き一体的に張り出す出入り調整ボルト(41)へ、クッションゴム筒(43)と連結バー(11)の比較的薄肉な先端部とを各々抜き差し自在に差し込み、且つキャップナット(42)を締結したことを特徴とする請求項1記載の二軸蝶番。
  5. 請求項1記載の二軸蝶番(A)を扉(D)側の取付け面(Ds)並びにその扉枠(F)側の取付け面(Fs)へ取り付ける方法であって、
    予じめ連結バー(11)へ第1、2枢軸(P1)(P2)を垂直に貫通させて、第1、2カバーケース(Cu1)(Cu2)(Cd1)(Cd2)の合計4個を組み立てると共に、その第1、2枢軸(P1)(P2)を抜け止め状態に保っておく一方、
    スライド駒収容室(R)(R)内へスライド駒(30)(30)が収容された第1ベースブロック(Bu1)(Bd1)の上下一対を扉枠(F)側の取付け面(Fs)へ、同じくスライド駒収容室(R)(R)内にスライド駒(30)(30)が収容された第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)の上下一対を扉(D)側の取付け面(Ds)へ、各々表側からの貫通ボルト(27)(27)(27)(27)によって取り付け固定しておき、
    先ず、上記第2カバーケース(Cu2)(Cd2)の上下一対を第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)の対応的な上下一対へ、各々表側から差し込み套嵌させた上、その第2カバーケース(Cu2)(Cd2)から扉(D)側の取付け面(Ds)に沿って、上記第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)のスライド駒収容室(R)(R)内にあるスライド駒(30)(30)のネジ孔(34)(34)へ、引き寄せ操作ネジ(S)(S)を水平にねじ込み回動操作することにより、その操作ネジ(S)(S)と一緒に上記第2カバーケース(Cu2)(Cd2)を、扉(D)側の取付け面(Ds)へ密着する状態に引き寄せ移動させ、
    次いで、上記第1カバーケース(Cu1)(Cd1)の上下一対を第1ベースブロック(Bu1)(Bd1)の対応的な上下一対へ、各々表側から差し込み套嵌させた上、その第1カバーケース(Cu1)(Cd1)から扉枠(F)側の取付け面(Fs)に沿って、上記第1ベースブロック(Bu1)(Bd1)のスライド駒収容室(R)(R)内にあるスライド駒(30)(30)のネジ孔(34)(34)へ、やはり引き寄せ操作ネジ(S)(S)を水平にねじ込み回動操作することにより、その操作ネジ(S)(S)と一緒に上記第1カバーケース(Cu1)(Cd1)を、扉枠(F)側の取付け面(Fs)へ密着する状態に引き寄せ移動させることを特徴とする二軸蝶番の取付方法。
  6. スライド駒収容室(R)(R)内にスライド駒(30)(30)が収容された第2ベースブロック(Bu2)(Bd2)の上下一対を、扉(D)側の取付け面(Ds)へ取り付け固定する前に、
    その扉(D)側の取付け面(Ds)へ、予じめ出入り調整ボルト(41)が表向き一体的に張り出された固定座板(39)を、複数の貫通ボルト(40)(40)によって取り付け固定しておく一方、
    引き寄せ操作ネジ(S)(S)と一緒に第1カバーケース(Cu1)(Cd1)の上下一対を、扉枠(F)側の取付け面(Fs)へ密着する状態に引き寄せ移動させた最後に、
    上記扉(D)側の固定座板(39)から張り出している出入り調整ボルト(41)へ、その表側からクッションゴム筒(43)と連結バー(11)の先端部とを各々差し込んだ上、キャップナット(42)を締結することを特徴とする請求項5記載の二軸蝶番の取付方法。
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