JP3149626U - 窓固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】窓レールに固定することによって、窓を所定の位置に固定し、必要な隙間を設け、かつ、安全性を基本的な泥棒侵入防止機能を備えた窓固定具を提供する。【解決手段】ロック台1、スライドブロック2、固定部品3、一対の押圧ブロック4及び側面蓋5により構成する。ロック台内にスライドブロックを上下スライド可能に収容し、該スライドブロックの一対の案内傾斜面221間に一対の押圧ブロックを配置し、押圧ブロックの間に窓レールを挟んで配置する。ロック台上方から固定部品をネジにより下降操作可能としてその先端によって上記スライドブロック上端を押圧し、それに連動して押圧ブロックを挟圧し、レールを挟んで固定する。固定位置を窓の開度に合わせて固定することにより、窓に形成する隙間を任意に調整する。【選択図】図1

Description

本考案は、窓固定具に関するもので、窓レールの予定部位に固定し、窓と窓枠の間に必要な隙間を開け、安全性と基本的な泥棒進入防止機能を備える。
申請者は、先に窓用補助錠を考案し、窓を固定して隙間を形成し安全性と基本的な泥棒進入防止機能を備えた(特許文献1参照)窓固定具を提案した。
実用新案登録第3116254号 特開平11−131588号公報
解決しようとする問題点は、上記案の窓用補助錠は窓の横フレームに先ず孔を開けてから設置するもので、このようにすると、窓の外観を損ない、更に必要な部品が多くなり組立及び製造コストが上がってしまう点である。
本考案者は、この問題について継続して研究改良し、新たな窓固定具を考案した。
本考案は、ロック台、スライドブロック、固定部品、一対の押圧ブロック及び側面蓋等を含んで構成され、固定部品を回転させてスライドブロックを押さえ、一対の押圧ブロックを連動させる。一対の押圧ブロックの押圧壁によって押圧され窓レールの予定部位を押さえるもので、操作が簡単で便利である。窓レールに固定すると、窓側面と窓フレームの隙間が固定され、使用者の必要に応じて必要な隙間を調整する。他にその隙間によって室内の空気の通りを保ち、室内の空気が停滞することに依る中毒を防止し、窓が完全に開く事を防いで基本的な泥棒進入防止機能も備える。更に窓が完全に開いて子供が墜落する事故も防止することを最も主要な特徴とする。
本考案の窓固定具は、操作が簡単で窓レールに固定すると、窓側面と窓フレームの隙間が固定され、使用者の必要に応じて必要な隙間を調整するという利点がある。
本考案の実施例の立体分解図である。 本考案の実施例の立体組立図である。 本考案の実施例の別角度から見た立体図である。 本考案の実施例で、窓のレールに設置した立体指示図である。 本考案の実施例で、窓のレールに設置した部分組立断面指示図である。 本考案の実施例で、一対の押圧ブロックの案内突起とロック台の案内槽の組立断面指示図である。 本考案の実施例で、一対の押圧ブロックの案内突起と側面蓋の案内槽の組立断面指示図である。
レール上をスライド移動する窓を固定する窓固定具であって、固定部品を回転させてスライドブロックを押圧して一対の押圧ブロックを連動し、一対の押圧ブロックの押圧壁によって窓レールの所定部位を挟んで押圧して窓を固定するものであって、操作が簡単であることを本考案の主な目的とする。
レール上をスライド移動する窓を固定する窓固定具であって、窓の如何なる部位にも孔を開ける必要がなく、窓の外観を損なうことなく、設置が容易であることを本考案の次の目的とする。
窓と窓フレームの間に隙間を形成して本発明の窓固定具を窓レールに固定すると、窓側面と窓フレームの隙間が固定され、使用者は必要に応じて隙間の幅を調整できることを本考案の別の目的とする。
本発明の窓固定具によれば、窓が固定されて形成された隙間によって、室内の空気が流通し、室内の空気が停滞することによって発生する中毒を有効に防止することを本考案の更に別の目的とする。
本発明の窓固定具により、窓が完全に開くのを防止して、基本的な泥棒進入防止機能を備えることを本考案の別の目的とする。
本発明の窓固定具により、窓が完全に開くのを防止して、子供が窓から墜落事故を有効に防止することを本考案の別の目的とする。
図1から図7に示すとおり、本考案の窓固定具は、ロック台1、スライドブロック2、固定部品3、押圧ブロック4、側面蓋5からなる。
ロック台1は、一側が開放したスライド開口11を備え、スライドブロック2を上下にスライド可能に収容する。該スライド開口11の下方はロック台1の下面壁に形成したスリット12と相互に連通し、また該ロック台1の上面壁13にはスライド開口11の上方と相互に通じる内ネジ孔131を備え(図1、5参照)、さらに該ロック台1の上記スライド開口に対する側面壁14下方には窓レール60の嵌入する切欠き溝142を形成すると共に該側面壁14の内側には一対の案内溝141を設ける。また、該ロック台1の上記開口には数個の固定部151を設けて上記側面蓋5と連結固定する。
スライドブロック2は、その一対の側面壁21をロック台1のスライド開口11に嵌入し、該スライド開口11内で上下移動する。該スライドブロック2の下方は切欠き溝22を備えて一対の案内斜面221を形成し、該一対の案内斜面221は一対の押圧ブロック4を挟んで押圧する。
固定部品3は、上端面に内六角形、十字形、一字形、梅花形等形状の溝31を備え、他端側には外ネジ32を備えてロック台1上面壁13の内ネジ孔131に螺合し、外ネジ32を回転することによってその下端321がスライドブロック2の上面壁23を押圧する。
一対の押圧ブロック4は、それぞれスライドブロック2の切欠き溝22内に配置され、スライドブロック2の案内斜面221に当たる斜面41と、窓レール60の面壁に当たる押圧壁42を備える。更に各押圧壁42にはそれぞれ複数の凸条421が設置されて窓レール60をより安定して押圧する(図4、5参照)。該一対の押圧ブロック4の両側にはそれぞれ案内突起43、44を備え、それらを各々ロック台1の一対の案内溝141(図6参照)及び側面蓋5の一対の案内溝52に嵌入(図7参照)する。
側面蓋5は、複数の固定孔51を備え、そこにロック台1の複数の固定部151を嵌入してリベット止めして連結固定するが、複数個の固定部品(図未提示)で前述の各固定孔51とロック台1側とを連結固定してもよい。他に該側面蓋5の内壁は一対の案内溝52が設けられ、そこに一対の押圧ブロック4の一側の案内突起43、44をそれぞれ嵌入し、該側面蓋5の下方には窓レール60を嵌入する切欠き溝53を備える。
上述の部品の組立により、一対の押圧ブロック4の押圧壁42はその間にロック台1のスリット12を合わせて窓レール60の所定部位を嵌合し、六角スパナ(図未提示)等の工具で固定部品3を回して、その外ネジ32を下降させてその下端321でスライドブロック2の上端面23を押圧する。スライドブロック2を下向きにスライドさせ、同時にスライドブロック2の一対の案内斜面221で一対の押圧ブロック4の斜面41を下向きに押圧し、相対する押圧ブロック4の一対の斜面41が連動してその押圧壁42によって窓レール60を押圧して(図5参照)固定を完了する。更に、ロック台1の側面壁14によって窓6の側面61を止め(図4参照)て、窓がそれ以上開かないように固定することによって子供が窓から墜落するのを防止し、更に基本的な泥棒進入防止機能を備える。更に、本発明の窓固定具によって固定された窓6の反対側の側面と窓フレーム(図未提示)の間に形成した隙間を一定に固定することによって通風効果もあり、空気が停滞することによる中毒など事故の発生を有効に減らす。
更に、前述のロック台1の側面壁14の外側には、更にパッド140を設置(図3参照)して、窓6の側面61に当てる。該パッド140は弾性を備えたゴム、シリコンもしくはプラスチック材がよい。
上述の構成により、本考案は下述の効果がある。
固定部品3を回転してスライドブロック2を押圧し、一対の押圧ブロック4を連動する。一対の押圧ブロック4はその押圧壁42で窓レール60の所定部位を挟んで押圧固定するので操作が簡単である。
窓6の如何なる部位にも孔を開ける必要がなく固定できるため、窓6の外観を損なうことなく設置が容易である。
本発明の窓固定具によれば、以下の効果が達成できる。
窓レール60に固定すると、窓6側面61と窓フレームの隙間が固定され、使用者は必要に応じて隙間の幅を調整できる。
窓6が固定されて形成された隙間によって、室内の空気が流通し、室内の空気が停滞することによって発生する中毒を有効に防止する。
窓6が完全に開くのを防止して、基本的な泥棒進入防止機能を備える。
窓6が完全に開くのを防止して、子供が窓から墜落事故を有効に防止する。
1 ロック台
11 スライド開口
12 スリット
13 上面壁
131 内ネジ孔
14 別一側面壁
140 パッド
141 案内槽
142 切欠き溝
151 固定部
2 スライドブロック
21 側面壁
22 切欠き溝
221 案内傾斜面
23 上面壁
3 固定部品
31 溝
32 外ネジ
321 下端
4 押圧ブロック
41 斜面
42 押圧壁
421 凸条
43 案内突起
44 案内突起
5 側面蓋
51 固定孔
52 案内槽
53 切欠き溝
6 窓
60 窓レール
61 側面

Claims (6)

  1. ロック台、スライドブロック、固定部品、一対の押圧ブロック及び側面蓋により構成し、
    該ロック台は、1側に開放するスライド開口を設け、該スライド開口下面壁はスリットを設け、上面壁はスライド開口の上方と連通した内ネジ孔を設け、さらに該開口に相対する壁には窓レールを相通する切欠き溝を設け、
    該スライドブロックは、上記ロック台に嵌合する両側壁を設けると共に下方に切欠き溝を形成してその両側に一対の案内斜面を形成し、
    該固定部品は、上端に回動操作するための溝を設けると共に他端側側面に外ネジを設け、
    該一対の押圧ブロックは、スライドブロックの案内斜面と相対する斜面及び窓レールを挟圧する押圧壁を設けると共にその両側端にはそれぞれロック台の一対の案内溝及び側面蓋の一対の案内溝に嵌入する案内突起を設け、
    上記ロック台のスライド開口内に上記スライドブロックの両側壁を嵌合して上下スライド可能に収容し、
    該スライドブロックの上記切欠き溝両側の一対の案内傾斜面間に一対の押圧ブロックを配置して、押圧ブロックの間に窓レールを挟んで配置し、上記該側面蓋及びロック台他端壁の案内溝に押圧ブロックの案内突起を嵌入せしめて上記側面蓋を上記開口に固定し、
    上記固定部品をロック台上方から螺合してその回転により内部に収容したスライドブロックを押圧下降せしめることにより、その案内斜面間に配置した一対の押圧ブロックを挟圧して上記窓レールを挟んで固定するようにした、ことを特徴とする窓固定具。
  2. 前記ロック台は、上記開口に相対する側壁の外側に更に弾性を備えたゴム、シリコンもしくはプラスチック材からなるパッドを固定したことを特徴とする請求項1記載の窓固定具。
  3. 前記ロック台は、その開口側に複数の固定部を備え、側面蓋の複数の固定孔に嵌合し、次にリベット止めして連結固定することを特徴とする請求項1記載の窓固定具。
  4. 前記ロック台は、その開口側が複数の固定部品と側面蓋の複数の固定孔によって連結されることを特徴とする請求項1記載の窓固定具。
  5. 前記固定部品は、上記上端面の溝が内六角形、十字形、一字形、もしくは梅花形であることを特徴とする請求項1記載の窓固定具。
  6. 前記一対の押圧ブロックの押圧壁は、更に複数の凸条を形成したことを特徴とする請求項1記載の窓固定具。
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